JP2009274807A - 廃棄物収容容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】環境に配慮した廃棄を可能としつつ、機能性を確保した廃棄物収容容器を提供する。
【解決手段】容器本体14と蓋体15とを板紙材によりそれぞれ形成する。内部に収容した廃棄物とともに廃棄する際に必要以上の温度で焼却処理しなくても環境に好ましくない物質が生成することがなく、環境に配慮した廃棄が可能になる。容器本体14を蓋体15とともに廃棄する際に蓋体15を容器本体14に嵌着することで、側板部46の内方へと折り込んだ係合部67が容器本体14の突出部34に係合して蓋体15を容器本体14に対して抜け止めする。振動や衝撃が加わった場合でも蓋体15が容器本体14に対して容易に外れたりすることがなく、機能性を確保できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば医療廃棄物などを収容しこれら医療廃棄物とともに処理される廃棄物収容容器に関する。
従来、医療施設などから廃棄される、使用済みの注射器、注射針、患者の血液や薬液などが付着したガーゼなどの医療廃棄物は、医療施設内に設置された廃棄物収容容器に収容される。この廃棄物収容容器は、合成樹脂により形成され、医療廃棄物とともに処理場へと運搬された後、処理場において医療廃棄物とともに焼却処理される(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−74568号公報(第3−4頁、図1)
上記合成樹脂製の廃棄物収容容器は、強度や液漏れ防止の面などに優れているものの、焼却処理される際には、環境に好ましくない物質の生成を抑制するために焼却炉の温度を高温としなければならず、焼却炉が傷みやすくなるという問題点を有している。
したがって、環境に配慮した廃棄が可能で、かつ、振動や衝撃が加わった場合でも蓋体が容易に外れたりすることがないなど、廃棄物収容容器としての機能を充分に満たすものが望まれている。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、環境に配慮した廃棄を可能としつつ、機能性を確保した廃棄物収容容器を提供することを目的とする。
請求項1記載の廃棄物収容容器は、板紙材により形成された容器本体と、板紙材により形成された蓋体とを具備し、前記容器本体は、廃棄物を投入する開口と、この開口の外縁側に突出した突出部とを備え、前記蓋体は、この蓋体を前記容器本体に嵌着した状態で前記開口を閉塞可能な蓋体本体と、この蓋体本体から突出し、前記蓋体を前記容器本体に嵌着した状態で前記開口の外側に位置する側板部と、この側板部に形成され、前記容器本体を前記蓋体とともに廃棄する際には前記側板部の内方へと折り込まれて前記蓋体を前記容器本体に嵌着することで前記突出部に係合して前記蓋体を前記容器本体に対して抜け止めする係合部とを備えているものである。
請求項2記載の廃棄物収容容器は、請求項1記載の廃棄物収容容器において、蓋体は、蓋体本体の下面に配置され、この蓋体を容器本体に嵌着した状態でこの容器本体の開口の縁部に圧接されてこの開口と前記蓋体本体との隙間を閉塞する閉塞部材を備えているものである。
請求項3記載の廃棄物収容容器は、請求項1または2記載の廃棄物収容容器において、蓋体は、蓋体本体の上部に容器本体を積み重ねた際にこの容器本体の下端側を位置決め保持する位置決め保持部を備えているものである。
請求項4記載の廃棄物収容容器は、請求項1ないし3いずれか一記載の廃棄物収容容器において、容器本体および蓋体は、それぞれ耐水性板紙材により形成されているものである。
請求項5記載の廃棄物収容容器は、請求項1ないし4いずれか一記載の廃棄物収容容器において、係合部は、側板部の内面側に切り起こし形成されているものである。
請求項6記載の廃棄物収容容器は、請求項1ないし5いずれか一記載の廃棄物収容容器において、突出部は、容器本体の開口の縁部を外側へと折り返して形成されているものである。
請求項1記載の発明によれば、容器本体と蓋体とを板紙材によりそれぞれ形成することで、内部に収容した廃棄物とともに廃棄する際に必要以上の温度で焼却処理しなくても環境に好ましくない物質が生成することがなく、環境に配慮した廃棄が可能になるとともに、容器本体を蓋体とともに廃棄する際に側板部の内方へと折り込まれて蓋体を容器本体に嵌着することで容器本体の開口の外縁側に突出した突出部に係合して蓋体を容器本体に対して抜け止めする係合部を備えることで、振動や衝撃が加わった場合でも蓋体が容器本体に対して容易に外れたりすることがなく、機能性を確保できる。
請求項2記載の発明によれば、蓋体を容器本体に嵌着した状態で容器本体の開口の縁部に圧接されて隙間を閉塞する閉塞部材を蓋体本体の下面に配置することで、開口の密閉性を確保でき、開口からの臭気漏れや、例えば蓋体を嵌着した容器本体の転倒時などの開口からの液漏れなどを確実に防止できる。
請求項3記載の発明によれば、蓋体の上部に容器本体を積み重ねた際にこの容器本体の下端側を位置決め保持部によって位置決め保持することで、蓋体を介して複数の容器本体を安定的に積み重ねることができる。
請求項4記載の発明によれば、容器本体および蓋体を、耐水性板紙材により形成することで、内部に液状の廃棄物を収容した場合でも、この廃棄物によって容器本体や蓋体が傷んだり、廃棄物が漏れ出したりすることを防止できる。
請求項5記載の発明によれば、係合部を、側板部の内面側に切り起こし形成することにより、係合部を容易に形成できる。
請求項6記載の発明によれば、突出部を、容器本体の開口の縁部を外側へと折り返して形成することにより、突出部を容易に形成できる。
以下、本発明の一実施の形態の廃棄物収容容器の構成を図1ないし図7を参照して説明する。
図2において、11は廃棄物収容容器を示し、この廃棄物収容容器11は、例えば医療施設などに設置された保持体であるスタンド12などに取り付けられて医療廃棄物などを廃棄するとともに、これら医療廃棄物とともに回収されて焼却炉にて焼却処理されるものである。さらに、この廃棄物収容容器11は、容器本体14と、この容器本体14に対して着脱可能な蓋体15とを備えている。
容器本体14は、例えば1枚の耐水性板紙材である耐水性ダンボールによって四角形筒状に形成された胴体部18と、例えば1枚の耐水性板紙材である耐水性ダンボールによって形成され胴体部18の底部を閉塞する別体の底板部19とを備えており、例えば20L、あるは50Lなどの所定の容積を有している。なお、容器本体14の胴体部18と底板部19とは、例えば1枚の(耐水性)板紙材により一体に形成してもよい。また、この容器本体14の内部には、補強用の筒状の内装部材であるインナカートンを取り付けてもよい。
胴体部18は、図6に示す展開状態で、4枚の本体側板21を各折り目部22を介して一体に形成して構成されている。各本体側板21の下部には、底板部19を貼着するためのフラップ状の底板貼着部23が下部折り目部24を介して一体に形成されている。また、各本体側板21の上部には、これら本体側板21の外面側へと折り返されるフラップ状の折り返し部25が上部折り目部26を介して一体に形成されている。さらに、図5中の一端すなわち右端に位置する本体側板21の折り目部22と反対側すなわち右側部には、胴体部18を筒状に形成するためのフラップ状の貼着部27が側部折り目部28を介して一体に形成されている。そして、展開状態の胴体部18を、各折り目部22から各本体側板21を折り曲げるとともに、側部折り目部28から貼着部27を折り曲げて他端の本体側板21の折り目部22と反対側の側部に固定することで、胴体部18が角筒状に形成され、蓋体15により開閉される開口としての上部開口31が上端に形成され、底板部19により閉塞される下部開口32が下端に形成される。
ここで、上部開口31は、下部開口32よりも開口面積が広く形成されている。換言すれば、胴体部18(容器本体14)は、上方に向けて拡開するように形成されている。
底板貼着部23は、それぞれ先端側の幅寸法が小さい台形状に形成され、下部折り目部24を介して下部開口32の内方へと折り曲げられることで、底板部19を下方から支持するように構成されている。
折り返し部25は、上部折り目部26から上部開口31の外側へと折り返されて各本体側板21の外面に貼着されることで、上部開口31の縁部を補強するとともに、この上部開口31の外縁部に沿って、各本体側板21の厚み方向に突出した突出部34を形成している。
底板部19は、図7に示すように、四角形板状の底板本体36と、この底板本体36の四辺からそれぞれフラップ状に突出した底板フラップ部37とを備えている。
底板本体36は、下部開口32を閉塞する底板である。
各底板フラップ部37は、折り目部38を介して底板本体36と連続しており、胴体部18(図6)の各底板貼着部23に貼着されることで底板部19を胴体部18に固定する部分である。
一方、蓋体15は、図2、図4および図5に示すように、例えば1枚の耐水性板紙材である耐水性ダンボールによって容器本体14の上部開口31の形状に対応した四角形状に形成されている。そして、この蓋体15は、上部開口31よりも若干大きい四角形状の蓋体本体41と、この蓋体本体41の互いに対向する両側部にそれぞれ側板折り目部42を介して一体に形成された側板43と、蓋体本体41の互いに対向する両端部にそれぞれ端板折り目部44を介して一体に形成された端板45とを備えている。そして、これら側板43および端板45により、蓋体本体41から突出する側板部46が構成されている。
蓋体本体41は、蓋体15の天板となるもので、正方形状に形成され、蓋体15を容器本体14の上部に嵌着した状態で上部開口31を閉塞可能となっている。また、この蓋体本体41の容器本体14(上部開口31)に対向する下面側には、各辺に沿って、閉塞部材であるシール部材48が枠状に貼着されている。このシール部材48は、例えば発泡ウレタンなどの可撓性を有する部材により形成され、図4に示す蓋体15の組み立て状態で、側板部46の内側面に沿って位置しており、蓋体15を容器本体14の上部に嵌着固定した状態で上部開口31の縁部である各本体側板21の上縁の上部折り目部26近傍に圧接されて蓋体本体41との隙間を閉塞するように構成されている。
また、各側板43は、側板折り目部42を介して蓋体本体41と連続する側板内面部51と、図5に示す展開状態でこの側板内面部51の側板折り目部42と反対側の側部に第1側板折り目52を介して一体に形成された側板外面部53と、この側板外面部53の両端部にそれぞれ第2側板折り目54を介して一体に形成された側板端面部55と、側板外面部53の両端部近傍の第1側板折り目52と反対側の側部に第3側板折り目56を介して一体に形成された側板上面下部57と、側板端面部55に第4側板折り目58を介して一体に形成された側板上面上部59とを有している。
各側板内面部51は、図4に示す蓋体15の組み立て状態で側板折り目部42から蓋体本体41に対して略垂直に折り曲げられて蓋体15の側板部46の内面の一部を構成するもので、図5中の上下方向に長手状の四角形状に形成されている。また、各側板内面部51には、第1側板折り目52に連続するループ状の切込部63が形成されている。さらに、各側板内面部51には、切込部63に連続して切欠部64が形成されている。
切込部63は、各側板内面部51の長手方向の一端側近傍から他端側近傍に亘って略コ字状に連続して形成されている。したがって、各側板内面部51には、この切込部63によって、フラップ状の係合部67が曲げ起こされて形成されるとともに、この係合部67を切り起こした切込部63の内方に、係合部67が嵌合可能な凹部68が形成される。
各係合部67は、図2に示すように廃棄物収容容器11を使用する状態では、側板部46の下方へと曲げ起こされ、図1(a)ないし図1(c)に示すように廃棄物収容容器11を廃棄する状態では、側板部46の内方へと折り返されて容器本体14の突出部34の下部に先端側が下方から上方に向けて係合されている。したがって、各係合部67の先端側と蓋体本体41との距離、すなわち側板折り目部42と切込部63との距離は、上部開口31の縁部から突出部34の下部までの距離、すなわち上部折り目部26から折り返し部25までの距離よりも大きく設定されている。また、図1(a)ないし図1(c)に示すように廃棄物収容容器11を廃棄する状態では、各係合部67の先端側が突出部34の下部に係合された状態でシール部材48が蓋体本体41に圧接される。したがって、各係合部67の先端側と蓋体本体41との距離は、シール部材48の下端部から突出部34の下部までの距離よりも小さく設定されている。
各切欠部64は、各側板内面部51から係合部67を曲げ起こす際に使用者が指を掛けるための部分で、側板内面部51の長手方向に沿って略四角形状に形成されている。また、各切欠部64は、図5に示す展開状態で、各側板内面部51の上下方向の中心位置よりも上側寄りに形成されている。
各側板外面部53は、図4に示す蓋体15の組み立て状態で第1側板折り目52から側板内面部51に対して折り返されて側板内面部51に重畳されることで蓋体15の側板部46の外面の一部を構成するもので、図5中の上下方向に長手状の四角形状に形成されている。また、各側板外面部53には、図5に示す蓋体15の組み立て状態で側板内面部51の切欠部64に連通する孔部69が開口形成されている。この孔部69は、スタンド12に蓋体15を保持する際にスタンド12側に係合される部分であり、側板外面部53の長手方向に沿って略四角形状に形成されている。
各側板端面部55は、図4に示す蓋体15の組み立て状態で第2側板折り目54から側板外面部53に対して略直交するように折り曲げられて端板45の外面に重畳されて貼着固定されるもので、略四角形状に形成されている。
各側板上面下部57は、図4に示す蓋体15の組み立て状態で第3側板折り目56から側板外面部53に対して略直交するように折り曲げられて蓋体本体41の外面である上面に重畳されて貼着固定されるもので、角部に下部切欠部71を有する略L字状に形成されている。
各側板上面上部59は、図4に示す蓋体15の組み立て状態で第4側板折り目58から側板端面部55に対して略直交するように折り曲げられて蓋体本体41の外面である上面側の側板上面下部57上に重畳されて貼着固定されるもので、角部に上部切欠部71を有する略L字状に形成されている。このため、蓋体本体41の四隅に位置する各側板上面下部57の下部切欠部71および各側板上面上部59の上部切欠部71が上下に略等しい位置となることで、蓋体本体41の上部に、図3に示すように複数の廃棄物収容容器11を積み重ねた際に上側に位置する容器本体14の下端側の四隅を位置決め保持する位置決め保持部76が形成されている。
端板45は、図4に示す蓋体15の組み立て状態で端板折り目部44から蓋体本体41に対して略垂直に折り曲げられて蓋体15の側板部46の一部を構成するもので、図5中の左右方向に長手状の四角形状に形成されている。また、図5中の上側に位置する一方の端板45には、端板折り目部44と反対側の端部、すなわち図4に示す蓋体15の組み立て状態での下端側に、スタンド12に蓋体15を保持する際にスタンド12の一部が挿入される挿入孔部78が切り欠き形成されている。
一方、スタンド12は、例えば従来の廃棄物収容容器なども用いられている一般的なもので、容器本体14を保持する本体保持部81と、この本体保持部81に一体的に設けられ蓋体15を保持する蓋体保持部82とを備え、本体保持部81の前側下部に、足踏み用の操作部であるペダル83が配置されている。
本体保持部81は、容器本体14の下端側を挿入する略筒状に形成されている。
蓋体保持部82は、本体保持部81の後部側から上方へと延出しており、先端側である上端側に、蓋体15の挿入孔部78に挿入される図示しない挿入部が形成されているとともに、この挿入部から針金状の係合腕部が両側方へと延出している。そして、これら係合腕部は、蓋体15の蓋体本体41の下側で側板部46の内面に沿って屈曲され、その先端側が蓋体15の孔部69に挿入されて係合されている。
ペダル83は、図示しない機構部を介して挿入部と接続されている。この機構部は、ペダル83の上下動作を挿入部の上下方向への回動動作へと変換するものである。したがって、図2の実線および想像線に示すように、ペダル83の足踏み動作により、蓋体保持部82の挿入部および係合腕部に保持された蓋体15が、挿入部側を中心として上下方向に回動するように構成されている。
次に、上記一実施の形態の作用を説明する。
廃棄物収容容器11の組み立ての際には、容器本体14と蓋体15とをそれぞれ別個に組み立てる。
容器本体14は、図6に示す展開状態の胴体部18を、各折り目部22から各本体側板21を折り曲げるとともに、側部折り目部28から貼着部27を折り曲げて他端の本体側板21の折り目部22と反対側の側部に固定して角筒状とし、図7に示す底板貼着部23を下部折り目部24から下部開口32の内方へと折り曲げて、胴体部18内に挿入した底板部19の底板フラップ部37と貼着固定するとともに、折り返し部25を上部折り目部26から上部開口31の外側へと折り返して各本体側板21の外面に貼着する。
また、蓋体15は、図5に示す展開状態から蓋体本体41に対して端板折り目部44から各端板45を下方へと略垂直に折り曲げるとともに、蓋体本体41に対して側板折り目部42から各側板内面部51を下方へと略垂直に折り曲げ、各側板内面部51の下端から第1側板折り目52を介して側板外面部53を上方へと折り返して側板内面部51と側板外面部53とを重畳させて互いに貼着固定し、各側板外面部53に対して第2側板折り目54から側板端面部55を略垂直に折り曲げて各端板45の外面に重畳して貼着固定し、かつ、各側板外面部53に対して第3側板折り目56から側板上面下部57を折り曲げて蓋体本体41の上面に重畳して貼着固定し、さらに、各側板端面部55に対して第4側板折り目58から側板上面上部59を略垂直に折り曲げて側板上面下部57の上面に重畳して貼着固定する。また、各切欠部64から各切込部63に指を掛けて各係合部67を側板内面部51に対して曲げ起こす。
そして、容器本体14をスタンド12の本体保持部81に保持するとともに、蓋体15をスタンド12の蓋体保持部82に保持することで、ペダル83の足踏みによって蓋体15の前側が持ち上げられて容器本体14の上部開口31が露出するように構成され、ペダル83の足踏みを解除することで蓋体15の前側が下方へと回動して上部開口31上に嵌着されてこの上部開口31を閉塞するように構成されている。このように構成することで、使用者は廃棄物収容容器11に直接触れることなく上部開口31から医療用廃棄物などを上部開口31から容器本体14内へと廃棄することが可能となっている。
容器本体14に所定量以上の廃棄物が溜まった時には、容器本体14をスタンド12の本体保持部81から取り外すとともに、蓋体15をスタンド12の蓋体保持部82から取り外した後、図1(a)に示すように、蓋体15の各係合部67を側板部46の内方すなわち各側板内面部51側へと折り返した状態で蓋体15を容器本体14の上部開口31へと上方から下方へと押し込む。
このとき、図1(b)に示すように、各係合部67は、突出部34(折り返し部25)との接触により凹部68側へと退避するものの、蓋体15を構成する板紙材の復元力によって先端側が蓋体15の中心側へと突出するように付勢されているため、図1(c)に示すように、各係合部67が突出部34を乗り越えてこれら突出部34の下端に位置すると、係合部67の先端側が突出部34の下側へと入り込むように弾性的に変形して凹部68側から突出する。このように、各係合部67が突出部34を乗り越えることによってクリック感が発生するとともに、各係合部67が突出部34に対して上方に抜け止めされるように係合される。同時に、蓋体本体41の下面のシール部材48が容器本体14の上部開口31の縁部である各本体側板21の上縁の上部折り目部26近傍に圧接されることによって、上部開口31が隙間なく閉塞される。
そして、この廃棄物収容容器11は、図3に示すように位置決め保持部76内に容器本体14の下端側を保持するように順次積み重ねた状態で内部の廃棄物とともに処理場などに運搬され、これら廃棄物とともに焼却処理される。
上述したように、上記一実施の形態によれば、容器本体14と蓋体15とを板紙材によりそれぞれ形成することで、内部に収容した廃棄物とともに廃棄物収容容器11を廃棄する際に、必要以上の温度で焼却処理しなくても環境に好ましくない物質が生成することがなく、環境に配慮した廃棄が可能になるとともに、容器本体14を蓋体15とともに廃棄する際に側板部46の内方へと折り込まれて蓋体15を容器本体14に嵌着することで突出部34に係合して蓋体15を容器本体14に対して抜け止めする係合部67を備えることで、振動や衝撃が加わった場合でも蓋体15が容器本体14に対して容易に外れたりすることがなく、廃棄物収容容器11としての充分な機能性を確保できる。
また、蓋体15を容器本体14に嵌着した状態で容器本体14の上部開口31の縁部に圧接されて隙間を閉塞するシール部材48を蓋体本体41の下面に配置することで、上部開口31の密閉性を確保でき、上部開口31からの臭気漏れや、例えば蓋体15を嵌着した容器本体14が転倒した際などの上部開口31からの液漏れなどを確実に防止できる。
特に、医療用廃棄物は、血液や薬液などの液体が付着している場合もあるので、このような医療用廃棄物を容器本体14内に廃棄した場合でも、これら液体の漏れを確実に防止でき、衛生性を確保できるため、医療用廃棄物の廃棄用として上記廃棄物収容容器11を好適に用いることができる。
さらに、一の容器本体14の上部に嵌着した蓋体15の上部に他の廃棄物収容容器11の容器本体14を積み重ねた際に、この容器本体14の下端側を位置決め保持部76によって位置決め保持することで、蓋体15を介して複数の容器本体14を安定的に積み重ねることができる。
そして、容器本体14および蓋体15を、耐水性板紙材により形成することで、内部に液状の廃棄物を収容した場合でも、この廃棄物によって容器本体14や蓋体15が傷んだり、廃棄物が漏れ出したりすることを防止できる。
しかも、容器本体14および蓋体15は、組み立て前の状態ではシート状に展開しておくことができるので保管や運搬の際にも嵩張らず、また、使用する際にも、展開状態から各部を折り曲げて組み立てるだけで容易に形成できる。特に、蓋体15は、1枚の板紙材で構成されているので、組み立ておよび保管などが、より容易になる。
また、容器本体14は、上方へと拡開状に形成されているため、この容器本体14を組み立てた状態でも使用前には複数の容器本体14を互いに重ねて保管や運搬ができるので、嵩張らず、保管場所も必要以上に取ることがない。
さらに、係合部67を、側板部46の内面側に切り起こし形成することにより、係合部67を容易に形成できる。
そして、突出部34を、容器本体14の上部開口31の縁部の折り返し部25を外側へと折り返して形成することにより、突出部34を容易に形成できる。
なお、上記一実施の形態において、容器本体14の上部開口31などの形状は、四角形に限定されるものではなく、例えば円形状、あるいは任意の多角形状などとしてもよい。この場合には、蓋体15も上部開口31の形状に対応した形状とし、係合部67を、蓋体15が容器本体14に対して固定可能な位置となるように側板部46に形成することで、上記実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、容器本体14および蓋体15の細部は、上記構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に構成を変えることができる。
本発明の一実施の形態の廃棄物収容容器を示し、(a)は係合部の折り返し状態を下方から示す斜視図、(b)は廃棄する際に蓋体を容器本体の開口に被せた状態を示す説明断面図、(c)は廃棄する際に蓋体を容器本体に対して押し込んで嵌着固定した状態を示す説明断面図である。 同上廃棄物収容容器の使用状態を示す斜視図である。 同上廃棄物収容容器を複数積み重ねた状態を示す斜視図である。 同上蓋体を下方から示す斜視図 同上蓋体を示す展開図である。 同上容器本体の胴体部を示す展開図である。 同上容器本体の底板部を示す展開図である。
符号の説明
11 廃棄物収容容器
14 容器本体
15 蓋体
31 開口としての上部開口
34 突出部
41 蓋体本体
46 側板部
48 閉塞部材であるシール部材
67 係合部
76 位置決め保持部

Claims (6)

  1. 板紙材により形成された容器本体と、
    板紙材により形成された蓋体とを具備し、
    前記容器本体は、
    廃棄物を投入する開口と、
    この開口の外縁側に突出した突出部とを備え、
    前記蓋体は、
    この蓋体を前記容器本体に嵌着した状態で前記開口を閉塞可能な蓋体本体と、
    この蓋体本体から突出し、前記蓋体を前記容器本体に嵌着した状態で前記開口の外側に位置する側板部と、
    この側板部に形成され、前記容器本体を前記蓋体とともに廃棄する際には前記側板部の内方へと折り込まれて前記蓋体を前記容器本体に嵌着することで前記突出部に係合して前記蓋体を前記容器本体に対して抜け止めする係合部とを備えている
    ことを特徴とした廃棄物収容容器。
  2. 蓋体は、蓋体本体の下面に配置され、この蓋体を容器本体に嵌着した状態でこの容器本体の開口の縁部に圧接されてこの開口と前記蓋体本体との隙間を閉塞する閉塞部材を備えている
    ことを特徴とした請求項1記載の廃棄物収容容器。
  3. 蓋体は、蓋体本体の上部に容器本体を積み重ねた際にこの容器本体の下端側を位置決め保持する位置決め保持部を備えている
    ことを特徴とした請求項1または2記載の廃棄物収容容器。
  4. 容器本体および蓋体は、それぞれ耐水性板紙材により形成されている
    ことを特徴とした請求項1ないし3いずれか一記載の廃棄物収容容器。
  5. 係合部は、側板部の内面側に切り起こし形成されている
    ことを特徴とした請求項1ないし4いずれか一記載の廃棄物収容容器。
  6. 突出部は、容器本体の開口の縁部を外側へと折り返して形成されている
    ことを特徴とした請求項1ないし5いずれか一記載の廃棄物収容容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104085635A (zh) * 2014-07-11 2014-10-08 四川大学华西医院 一种多功能医疗废物回收箱
EP3984915A4 (en) * 2019-06-17 2023-07-19 Ocean Kube Environment, S.L. CONTAINER FOR THE RECOVERY OF URBAN WASTE

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