JP3337321B2 - 薄板スラブを連続鋳造するための鋳型 - Google Patents

薄板スラブを連続鋳造するための鋳型

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/04Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds
    • B22D11/0408Moulds for casting thin slabs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B22D11/055Cooling the moulds

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷却される幅広側壁部
とこれらの幅広側壁部の間に調節可能に設けられている
冷却される幅狭側壁部とを備えており、この幅狭側壁部
が上方の型部分と下方の支持部分とを形成している、薄
板スラブを連続鋳造するための鋳型に関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許第41 31 8
29号公報から公知のこのような鋳型にあっては、冷却
される広幅側壁部と幅狭側壁部は上方の型部分と薄板ス
ラブの周囲を鋳型出口に至まで囲繞している支持部分と
を形成している。この支持部分は鋳造開始までダミーバ
ーヘッドにより下方で閉じられている。薄板スラブの所
望の幅は幅狭側壁部の移動により調節可能である。この
公知の鋳型は、特に高い鋳造速度での鋳造の際薄板スラ
ブの縁部に割れを生じる。このことは圧延された仕上が
り品の品質の低下を招く。
【0003】ドイツ連邦共和国特許第19 06 26
1号公報から、冒頭に記載した様式のビレット用鋳型に
あって、鋳型壁内で湯面の下方300〜500mmにお
いて角偶間隙を設け、この角偶間隙を間隔をもって熱緩
衝作用を行う壁板により覆うことが知られている。この
経費を要する鋳型にあっては、ダミーバーヘッドにより
最終封隙を行うことが極めて困難である。サイズ調節は
壁部が剛性に結合されている結果不可能である。角偶に
おける熱緩衝は高い鋳造速度で薄板スラブを鋳造する際
は不利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、形状安定性を損なうことなく簡単な方法で薄板
スラブ内の耳割れの形成が回避されるような、冒頭に記
載して様式の連続鋳造用鋳型を提供することである。そ
の際、幅狭側壁部の移動と下方の鋳型端部における封隙
が可能であるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、幅狭側壁
部が型部分および支持部分内において内方の作業側にお
いて異なった側方条片を備えており、これらの側方条片
が支持部分内において型部分の側方条片に対して外方へ
と位置ずれしていることによって解決される。
【0006】連続鋳造側と幅狭側壁部の側方条片間のこ
のスペースの形成により簡単な方法で鋳造品縁部の両側
での強すぎる冷却とこれに伴う割れの形成を回避するこ
とが可能である。その際鋳型の封隙は鋳型の下端部にお
けるダミーバーヘッドとサイズ調節のための並びに円錐
度の調節のための幅狭側壁部の移動によって可能であ
る。
【0007】本発明による他の特徴により、各々の幅狭
側壁部の作業側が上方の平坦な部分と凹状に形成されて
いる側方条片を備えている下方の部分とから成る。更に
本発明による構成により、各々の幅狭側壁部の作業側が
隆起している側方条片を備えている上方の部分と平坦な
下方部分とから成るのが有利である。
【0008】本発明による構成により、側方条片の幅は
最大15mmである。更に本発明による有利な構成によ
り、外方へと位置ずれされている側方条片の長さが幅狭
側壁部の下方部分において最大400mmである。
【0009】また、突出している側方条片の長さが幅狭
側壁部の上方部分内において最低400mmである。以
下に添付した図面に図示した実施例につき本発明を詳細
に説明する。
【0010】図1および図2に示すように、薄板スラブ
を連続鋳造するための鋳型は、二つの幅広側壁部1,2
とこれらの幅広側壁部1,2間で調節可能に側方に設け
られている二つの幅狭側壁部3,4から成る。幅広側壁
部1,2はこの実施例にあっては上方が湾曲されてお
り、拡大された鋳込み領域5を形成している。幅広側壁
部1,2と幅狭側壁部3,4は冷却水管路6を備えてい
る。
【0011】図1の左側に示した、幅狭側壁部3の作業
側の本発明による形状は、図3,図5および図7に示
し。これらの図が示すように、この幅狭側壁部3は平坦
な作業側3a′と下方の部分3bとを備えた上方の部分
3aから成る。下方の部分3b内において、上方の作業
面3a′を備えた中央の条片3b′が同位置に存在して
いる。側方の二つの条片3b″は上記の中央の条片3
b′に比して凹状に形成されている。この条片3b″の
幅は15mm以下であるのが有利である。
【0012】これにより、冷却される壁部1,2,3
a′の上方部分3a内で直角形の外殻7が凝固し、この
外殻は下方へと運動した際連続的に肉厚となり、下方の
部分3bに達するまで自己支持作用を行う縁部を形成す
る。このような方法により残留する側方条片3b″に沿
って各々一つの間隙8が生成し、この間隙の領域内で冷
却が低減され、鋳造された薄板スラブ内での耳割れが回
避される。
【0013】幅狭側壁部4の作業側の、図1の右側に示
した本発明による選択的な形状は図4、図6および図8
に示した。これらの図面から見られるように、この幅狭
側壁部4は上方の部分4aと下方の部分4bとから成
る。上方の部分4aは中央の条片4a′と突出している
二つの側方条片4a″とを備えている。下方の部分4b
は上方の部分の中央の条片4a′と同位置に、総じて平
坦な作業面4b′を形成している。
【0014】この際、幅狭側壁部4の上方部分4aの作
業面4a′,4a″において、後方に存在している側方
条片9aで図4に示した外殻9が凝固する。この外殻
は、凝固が進捗した際行う自己支持作用により、下方の
部分4bの平坦な作業面4b′で、間隙10を形成し、
この間隙により冷却が低減され、かつ鋳造された薄板ス
ラブの耳割れが阻止される。
【0015】
【発明の効果】上記の本発明による薄板スラブを連続鋳
造するための鋳型により、高い鋳造速度にあっても板割
れを発生することなくスラブ鋳造が可能であり、、また
ダミーヘッドによる最終封隙および、あらゆるサイズの
鋳造製品のための鋳型の調節も容易に可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】薄板スラブを鋳造するための、異なった形状を
備えた幅狭側壁部を備えた鋳型の部分断面図である。
【図2】図1に示した鋳型の部分平面図である。
【図3】図1の切断線III−IIIに沿った拡大断面
図である。
【図4】図1の切断線IV−IVに沿った拡大断面図で
ある。
【図5】図1の切断線V−Vに沿った拡大断面図であ
る。
【図6】図1の切断線VI−VIに沿った拡大断面図で
ある。
【図7】図1の切断線VII−VIIに沿った拡大断面
図である。
【図8】図1の切断線VIII−VIIIに沿った拡大
断面図である。
【符号の説明】
1,2 幅広側壁部 3,4 幅狭側壁部 3a′ 作業面 3b′中央条片 3b″ 側方条片 4a′中央条片 4a″ 作業面 4b′ 平坦な作業面 5 鋳込み領域 6 冷却水管路 7 外殻 8,10 間隙 9 外殻
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−297102(JP,A) 特開 平3−81408(JP,A) 特開 昭61−49751(JP,A) 特開 昭57−41051(JP,A) 特開 昭63−215338(JP,A) 特開 昭53−70038(JP,A) 実開 昭63−163242(JP,U) 実開 昭61−158344(JP,U) 実表 平6−503757(JP,U) 英国特許出願公開1238253(GB,A) 仏国特許出願公開1443574(FR,A 1) 仏国特許出願公開1586213(FR,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 11/04 311

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却される幅広側壁部とこれらの幅広側
    壁部の間に調節可能に設けられている冷却される幅狭側
    壁部とを備えており、この幅狭側壁部が上方の型部分と
    下方の支持部分とを形成している、薄板スラブを連続鋳
    造するための鋳型において、幅狭側壁部(3,4)が型
    部分および支持部分内において、内方の作業側において
    異なった側方条片を備えており、これらの側方条片(3
    b″,4b′)が支持部分(3b,4b)内において型
    部分(3a,4a)の側方条片(3a′,4b″)に対
    して外方へと位置ずれしていることを特徴とする薄板ス
    ラブを連続鋳造するための鋳型。
  2. 【請求項2】 各々の幅狭側壁部(3)の作業側が上方
    の平坦な部分(3a′)と凹状に形成されている側方条
    片(3b″)を備えている下方の部分(3b)とから成
    ることを特徴とする請求項1に記載の鋳型。
  3. 【請求項03】 各々の幅狭側壁部(4)の作業側が隆
    起している側方条片(4a″)を備えている上方の部分
    (4a)と平坦な下方部分(4b′)とから成ることを
    特徴とする請求項1に記載の鋳型。
  4. 【請求項4】 側方条片(3b″,4a″)の幅が最大
    15mmであることを特徴とする請求項1に記載の鋳
    型。
  5. 【請求項5】 外方へと位置ずれされている側方条片
    (3b″)の長さが幅狭側壁部(3)の下方部分(3
    b)内において最大400mmであることを特徴とする
    請求項1或いは2に記載の鋳型。
  6. 【請求項6】 突出している側方条片(4a″)の長さ
    が幅狭側壁部(4)の上方部分(4a)内において最低
    400mmであることを特徴とする請求項1或いは3に
    記載の鋳型。
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EP0633080A2 (de) 1995-01-11
ATE138000T1 (de) 1996-06-15
EP0633080B2 (de) 2002-09-04
KR960013518A (ko) 1996-05-22
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