JP3337101B2 - 耐久性に優れた排気ガス浄化触媒用メタル担体 - Google Patents
耐久性に優れた排気ガス浄化触媒用メタル担体Info
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Description
から排出される排気ガスを浄化するために、その排ガス
系に設置する耐久性に優れた排気ガス浄化触媒用メタル
担体に関するものである。
スを浄化するために設置する触媒担体は、近時、メタル
製担体が用いられるようになってきている。メタル担体
は耐熱性金属よりなる平箔と、これを波状に加工した波
箔とを重ね合わせ、渦巻状に巻回積層してなるハニカム
体を、耐熱性金属よりなる外筒に挿入して構成され、そ
して、平箔と波箔、およびハニカム体と外筒とは主とし
てロウ材で接合されている。かかるハニカム体にはPt
等の触媒金属が担持され、これが排気ガスと接触しガス
成分を浄化する。
れたメタル担体は、運転中の振動に耐えるために、ハニ
カム体を構成する平箔と波箔、及びハニカム体と外筒を
適宜接合しなければならない。また、ハニカム体は高温
の排気ガスに直接接触し、さらに触媒反応による発熱の
ために高温になるが、外筒は外気に露されて放熱される
ため、外筒および外筒近傍のハニカム体が冷却する。す
なわち、メタル担体の中央部は温度が高く、従って半径
方向の内−外部に温度差に基づく熱応力が発生し、外筒
とハニカム体とが一体に接合されている場合には、強度
的に弱い外筒近傍のハニカム体が熱歪みにより損傷を起
こすことがある。
合には、平箔と波箔を接合するのにロウ材を用いるため
に、ロウ材で箔材が脆化したり、また、平箔と波箔の接
触部全体をロウ接合するとハニカム体の剛性が高くなる
ため、例えば前述したような熱応力に対してこれを緩和
する構造をとる必要がある。
の一例を示す断面模式図であり、平箔と波箔とで構成さ
れるハニカム体1は斜線で示される上端部2と下端部3
をロウで接合し、このハニカム体1はロウ接合されてい
ない中間部分の外周と外筒4の内周でロウ接合5してい
る。すなわち、ハニカム体1は剛接合されている上下端
部2,3を外し、柔構造の中間部分で外筒4と接合した
応力緩和構造としている。
の例を示す断面模式図であり、ハニカム体1は斜線で示
す外周部における平箔−波箔数巻き部分6と上端部2と
をロウ接合し、このハニカム体1と外筒4とを下方部で
ロウ接合7した構造としている。
を造り込むことは可なりの手数が掛かる。すなわち接合
部分を特定するために、平箔と波箔の接着部分にロウ材
を付着するための複雑な設備が必要であり、そのために
製造コストが上昇する。
の問題を解消しようとするものであって、ハニカム体の
平箔−波箔の接触点を低面積接触点とし、接触部全体を
接合しても低剛性の接合構造としたハニカム体を構成
し、かつハニカム体と金属製外筒間の接合構造を特定す
ることにより、耐久性に優れた排気ガス浄化触媒用メタ
ル担体を提供することを目的とする。
に、本発明の要旨は以下の構成からなる。すなわち、金
属製平箔とほぼ正弦波の金属製波箔とを交互に巻回積層
して形成されるハニカム体を、金属製の外筒に挿入し、
接合されて構成されるメタル担体において、ハニカム体
を構成する前記平箔と波箔との全接合点を拡散接合し、
接合幅が100μm以下で、半径方向の弾性率が200
kg/mm2 以下で、かつハニカム体と金属製の外筒が、メ
タル担体のガス流れ方向の中央付近または出側付近で接
合されていることを特徴とする耐久性に優れた排気ガス
浄化触媒用メタル担体である。
成する波箔は平箔を一定のピッチを有する波(正弦波)
に加工したものであり、この波板と平板を重ね合わせて
巻回しハニカム体に形成する。この際、波板の山部(谷
部)の頂部は平板の面に接触する。この接触部はメタル
担体を排気ガス系に配置し使用する時に、ハニカム体が
テレスコープ状に飛び出さないように接合しなければな
らない。
る平箔8と波箔9の接合部10には、波箔9の波頂部と
平箔8で形成される楔状の間隙Aにロウ材11が侵入付
着し、これが融着して広い幅部分wに強固な接合部10
を形成する。実際に、箔厚50μm、波高さ1.25m
m、波ピッチ2.5mmの波形状とした波箔を用い、全接
触部をロウ接合して形成した直径100mmのハニカム体
の剛性はかなり高く、該ハニカム体の弾性率(Er)を
測定したところ400kg/mm2 であった。
は、実用上耐久性が小さく好ましく無いため、本発明者
らは平箔と波箔との接合が柔構造となるように、全接合
点を接合しても、半径方向の弾性率が200kg/mm2 以
下になるようにすること、また、このような低弾性率と
するために、接合幅wが100μm以下と狭くなるよう
に接触部の接点でのみ接合するようにすることがよく、
これによりメタル担体の耐久性を従来の応力緩和ロウ接
合構造と同様、或いはそれ以上に向上することを見出し
た。そしてこのような接合法には拡散接合が好ましいこ
とが分かった。図3は本発明の拡散接合により接合した
ハニカム体を構成する平箔8と波箔9の接合状況を示し
ている。すなわち接合部の幅wは狭く、両箔の接点で接
合していて、図1に示すように前記と同様の寸法からな
るハニカム体における接触部全体接合(斜線部分)をし
ても、その弾性率は(Er)は200kg/mm2 以下であ
って、従来のロウ付けの場合に比較して格段に低剛性と
なっている。しかも、全体接合することは、従来の接合
する部分と接合しない部分とを区画する部分接合におけ
るような複雑な作業を必要とすることがなく、簡易にハ
ニカム体を製造できる。
弾性率が約1/2以下になるために発生する熱応力も約
1/2以下と極めて小さくなり、図1、図2のように全
体接合のハニカム体を外筒に接合して半径方向に拘束し
ても、外筒との接合近傍からの破壊は起こりにくい構造
となる。なお、拡散接合における接合幅はハニカム体製
造時に置ける平箔と波箔の面圧を変化させる事により調
整できる。外筒とハニカム体間の接合部12は、ロウ接
合を用いても、拡散接合を用いてもよい。
2.5mm、波山の半径が0.8mmと0.3mmの2種類の
ほぼ正弦波の金属波箔と、金属平箔を重ねて巻回して直
径100.3mmのハニカム体を制作した。このハニカム
体を板厚1.5mm、内径100mmの金属製外筒に圧入
し、直径100.3mm、長さ103mmのメタル担体とし
た。
両側にロウ材を付着させ接合幅が200μmとなるよう
にした構成、ロウ材を用いず、拡散接合で接合幅が1
00μmとなるようにした構成、ロウ材を用いず、拡
散接合で接合幅が50μmとなるように構成した。
した。この弾性率はハニカム体より外周から半径方向で
1/2の部分で、半径方向に10mm, 幅方向に10mm,
長さ方向に10mmのブロックを切り出し、見掛けの弾性
率測定用サンプルとした。また、耐久性の評価として2
000ccのエンジンを用い、試験メタル担体入り口ガス
温度850℃で10分間加熱し、その後常温間で冷却す
るサイクルを1000サイクル実施した。結果を表1に
示す。各構造について夫々10個について実施し、その
平均値で示した。
を共に小さくすることにより、ハニカム体に過大な力が
作用しなくなり、亀裂の発生を防止し、メタル担体の耐
久性を向上できる。
応力緩和接合構造をとる必要無く、拡散接合等の低い弾
性率を有するハニカム体を採用することにより、耐久性
の高いメタル担体を簡単に、かつ低コストで提供でき
る。
ある。
例である。
る。
る。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 金属製平箔とほぼ正弦波の金属製波箔と
を交互に巻回積層して形成されるハニカム体を、金属製
の外筒に挿入し、接合されて構成されるメタル担体にお
いて、ハニカム体を構成する前記平箔と波箔との全接合
点を拡散接合し、接合幅が100μm以下で、半径方向
の弾性率が200kg/mm2 以下で、かつハニカム体と金
属製の外筒が、メタル担体のガス流れ方向の中央付近ま
たは出側付近で接合されていることを特徴とする耐久性
に優れた排気ガス浄化触媒用メタル担体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31535194A JP3337101B2 (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 耐久性に優れた排気ガス浄化触媒用メタル担体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31535194A JP3337101B2 (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 耐久性に優れた排気ガス浄化触媒用メタル担体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08168679A JPH08168679A (ja) | 1996-07-02 |
| JP3337101B2 true JP3337101B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=18064374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31535194A Expired - Lifetime JP3337101B2 (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 耐久性に優れた排気ガス浄化触媒用メタル担体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3337101B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1580288B1 (en) | 2002-11-20 | 2014-11-12 | Nippon Steel & Sumikin Materials Co., Ltd. | High al stainless steel sheet, honeycomb bodies employing the steel sheet and use of the steel sheet for a honeycomb body |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1994017911A1 (fr) | 1993-02-12 | 1994-08-18 | Nippon Steel Corporation | Piece metallique en nid d'abeilles utilisable comme catalyseur et son procede de fabrication |
-
1994
- 1994-12-19 JP JP31535194A patent/JP3337101B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1994017911A1 (fr) | 1993-02-12 | 1994-08-18 | Nippon Steel Corporation | Piece metallique en nid d'abeilles utilisable comme catalyseur et son procede de fabrication |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08168679A (ja) | 1996-07-02 |
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