JP3336635B2 - 核磁気共鳴を用いた検査装置 - Google Patents
核磁気共鳴を用いた検査装置Info
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- JP3336635B2 JP3336635B2 JP21007292A JP21007292A JP3336635B2 JP 3336635 B2 JP3336635 B2 JP 3336635B2 JP 21007292 A JP21007292 A JP 21007292A JP 21007292 A JP21007292 A JP 21007292A JP 3336635 B2 JP3336635 B2 JP 3336635B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、核磁気共鳴を用いた検
査方法、及び検査装置に関し、とくに核磁気共鳴を用い
た拡散係数分布の計測時間を削減する計測方法に係る。
査方法、及び検査装置に関し、とくに核磁気共鳴を用い
た拡散係数分布の計測時間を削減する計測方法に係る。
【0002】
【従来の技術】拡散とは分子のブラウン運動であり、拡
散係数Dは分子の動きやすさを表している。例えば40
℃の純水では0.0025平方mm/s程度、生体中の
水では0.002平方mm/s程度である。一方、網目
状の微細構造を持つ毛細血管中の血流等も巨視的には疑
似拡散と考えられ、疑似拡散係数D’は真の拡散係数D
の10倍程度の値を示す。核磁気共鳴を用いた拡散係数
の計測法の中には、これらを区別する手法も提案されて
いるが、両者の影響を含めた疑似的な拡散係数、ADC
(アパラント デフュージョン コエフィシェント App
arent DiffusionCoeficients)も医学的な診断に有効で
ある。さて、核磁気共鳴信号の計測中に、このような拡
散現象によって核の位置が変動すれば、信号強度は減少
し、この減少項はexp(−b・ADC)で表される。
ここで、bは傾斜磁場の印加量を表す傾斜磁場因子で、
イメージングのための傾斜磁場の影響を無視すれば、b
∝γ2G2τ3で与えられる。Gは傾斜磁場強度、τは拡
散の起こりうる時間、γは磁気回転比である。図1に示
すような通常のイメージング方法を用いた場合、傾斜磁
場強度が弱いため、この拡散現象による核磁気共鳴信号
の減少量は非常にわずかであまり問題にならないが、図
2に示すように、リードアウト傾斜磁場方向に強い傾斜
磁場を印加すると、bが増大し信号減少量が増加する。
180°パルスの両側でこのような強い傾斜磁場を印加
すると、静止している部位では第1の傾斜磁場と第2の
傾斜磁場による影響を打消し合うが、動きの大きい部位
では打消し合わず、両方の傾斜磁場の影響を受けて、信
号が大きく減少する。
散係数Dは分子の動きやすさを表している。例えば40
℃の純水では0.0025平方mm/s程度、生体中の
水では0.002平方mm/s程度である。一方、網目
状の微細構造を持つ毛細血管中の血流等も巨視的には疑
似拡散と考えられ、疑似拡散係数D’は真の拡散係数D
の10倍程度の値を示す。核磁気共鳴を用いた拡散係数
の計測法の中には、これらを区別する手法も提案されて
いるが、両者の影響を含めた疑似的な拡散係数、ADC
(アパラント デフュージョン コエフィシェント App
arent DiffusionCoeficients)も医学的な診断に有効で
ある。さて、核磁気共鳴信号の計測中に、このような拡
散現象によって核の位置が変動すれば、信号強度は減少
し、この減少項はexp(−b・ADC)で表される。
ここで、bは傾斜磁場の印加量を表す傾斜磁場因子で、
イメージングのための傾斜磁場の影響を無視すれば、b
∝γ2G2τ3で与えられる。Gは傾斜磁場強度、τは拡
散の起こりうる時間、γは磁気回転比である。図1に示
すような通常のイメージング方法を用いた場合、傾斜磁
場強度が弱いため、この拡散現象による核磁気共鳴信号
の減少量は非常にわずかであまり問題にならないが、図
2に示すように、リードアウト傾斜磁場方向に強い傾斜
磁場を印加すると、bが増大し信号減少量が増加する。
180°パルスの両側でこのような強い傾斜磁場を印加
すると、静止している部位では第1の傾斜磁場と第2の
傾斜磁場による影響を打消し合うが、動きの大きい部位
では打消し合わず、両方の傾斜磁場の影響を受けて、信
号が大きく減少する。
【0003】従来、核磁気共鳴を用いてADC分布、A
DC(x、y、z)を計測する場合には、デー.エル.
ビーハン(D.L.Bihan)等による「イントラボクセル
インコーヒレント モーションン イメイジング ユー
ジング スピン エコーズ(マグネチック レゾナンス
イン メデシン 19巻、221−227頁(199
91))」( "Intravoxel Incoherent Motion Imaging
Using Spin Echos"(Magnetic Resonance in Medicine
19,pp221-227(1991)))で述べられているように、図2
のイメージング方法で、傾斜磁場因子bを変えて複数の
画像S0(x、y、z)、S1(x、y、z)を計測し、
DC(x、y、z)を計測する場合には、デー.エル.
ビーハン(D.L.Bihan)等による「イントラボクセル
インコーヒレント モーションン イメイジング ユー
ジング スピン エコーズ(マグネチック レゾナンス
イン メデシン 19巻、221−227頁(199
91))」( "Intravoxel Incoherent Motion Imaging
Using Spin Echos"(Magnetic Resonance in Medicine
19,pp221-227(1991)))で述べられているように、図2
のイメージング方法で、傾斜磁場因子bを変えて複数の
画像S0(x、y、z)、S1(x、y、z)を計測し、
【0004】
【数1】 ADC(x,y,z)={log(S0(x,y,z)/S1(x,y,z))}/(b1-b0) (数1) より、ADC(x、y、z)を求めていた。ここで、b
1、b0はS0(x、y、z)、S1(x、y、z)におけ
る傾斜磁場因子bである。
1、b0はS0(x、y、z)、S1(x、y、z)におけ
る傾斜磁場因子bである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術でADC
(x、y、z)を求める場合、拡散の起こりうる時間τ
を正確に制御するためには、拡散傾斜磁場以外のイメー
ジング用傾斜磁場による傾斜磁場因子bへの寄与はなる
べく小さい方が望ましい。しかし、拡散傾斜磁場Gdの
強度には上限があるため、Gdによる影響を大きくする
ためには印加時間を長くしなければならず、通常のイメ
ージングに比べて1枚の画像を計測する時間は長くな
る。また、上記従来技術ではbの異なる画像を計測する
必要があるため、さらに計測時間が長くなるという問題
があった。本発明は、上記欠点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、従来の技術における上述
の如き問題を解消し、ADC分布の計測時間を短縮する
ことが可能な核磁気共鳴を用いた検査装置を提供するこ
とにある。
(x、y、z)を求める場合、拡散の起こりうる時間τ
を正確に制御するためには、拡散傾斜磁場以外のイメー
ジング用傾斜磁場による傾斜磁場因子bへの寄与はなる
べく小さい方が望ましい。しかし、拡散傾斜磁場Gdの
強度には上限があるため、Gdによる影響を大きくする
ためには印加時間を長くしなければならず、通常のイメ
ージングに比べて1枚の画像を計測する時間は長くな
る。また、上記従来技術ではbの異なる画像を計測する
必要があるため、さらに計測時間が長くなるという問題
があった。本発明は、上記欠点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、従来の技術における上述
の如き問題を解消し、ADC分布の計測時間を短縮する
ことが可能な核磁気共鳴を用いた検査装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、傾
斜磁場因子bの異なるグラディエントエコーとスピンエ
コー、あるいは2つのグラディエントエコーを1回の計
測において発生させ、上記2つのエコーから得られた画
像を用いてADC分布を求めることにより、達成され
る。すなわち、静磁場と傾斜磁場および高周波磁場の各
発生手段と、前記傾斜磁場および前記高周波磁場の印加
を行なうために前記傾斜磁場および前記高周波磁場の発
生手段を制御するシーケンサと、検査対象からの核磁気
共鳴信号を検出する信号検出手段と、この信号検出手段
の検出信号の処理を行う計算機とを備えた核磁気共鳴を
用いた核磁気共鳴装置において、シーケンサによる制御
は、バイポーラー傾斜磁場パルスの影響が小さいかある
いは零である第1のエコーを計測する第1の制御と、バ
イポーラー傾斜磁場パルスの影響が上記第1のエコーよ
りも大きい第2のエコーを計測する第2の制御とを含む
ことを特徴とする。より具体的には、核磁気共鳴を用い
た検査装置では、シーケンサによる制御は、1回の計測
において、第1及び第2の高周波パルスの印加によりス
ピンエコーを発生させる第1の制御と、第2の高周波パ
ルスの印加によりグラディエントエコーを発生させる第
2の制御とから成り、第1の制御は、第1及び第2の高
周波パルスの間に第1のバイポーラー傾斜磁場パルスを
印加する制御と、第2の高周波パルスとスピンエコーの
計測時の間に第2のバイポーラー傾斜磁場パルスを印加
する制御とを含み、第2の制御は、第2の高周波パルス
とグラディエントエコーの計測時の間に第2のバイポー
ラー傾斜磁場パルスを印加する制御を含み、第2のバイ
ポーラー傾斜磁場パルスは傾斜磁場強度あるいはパルス
幅が零にも成り得ることを特徴とする。
斜磁場因子bの異なるグラディエントエコーとスピンエ
コー、あるいは2つのグラディエントエコーを1回の計
測において発生させ、上記2つのエコーから得られた画
像を用いてADC分布を求めることにより、達成され
る。すなわち、静磁場と傾斜磁場および高周波磁場の各
発生手段と、前記傾斜磁場および前記高周波磁場の印加
を行なうために前記傾斜磁場および前記高周波磁場の発
生手段を制御するシーケンサと、検査対象からの核磁気
共鳴信号を検出する信号検出手段と、この信号検出手段
の検出信号の処理を行う計算機とを備えた核磁気共鳴を
用いた核磁気共鳴装置において、シーケンサによる制御
は、バイポーラー傾斜磁場パルスの影響が小さいかある
いは零である第1のエコーを計測する第1の制御と、バ
イポーラー傾斜磁場パルスの影響が上記第1のエコーよ
りも大きい第2のエコーを計測する第2の制御とを含む
ことを特徴とする。より具体的には、核磁気共鳴を用い
た検査装置では、シーケンサによる制御は、1回の計測
において、第1及び第2の高周波パルスの印加によりス
ピンエコーを発生させる第1の制御と、第2の高周波パ
ルスの印加によりグラディエントエコーを発生させる第
2の制御とから成り、第1の制御は、第1及び第2の高
周波パルスの間に第1のバイポーラー傾斜磁場パルスを
印加する制御と、第2の高周波パルスとスピンエコーの
計測時の間に第2のバイポーラー傾斜磁場パルスを印加
する制御とを含み、第2の制御は、第2の高周波パルス
とグラディエントエコーの計測時の間に第2のバイポー
ラー傾斜磁場パルスを印加する制御を含み、第2のバイ
ポーラー傾斜磁場パルスは傾斜磁場強度あるいはパルス
幅が零にも成り得ることを特徴とする。
【0007】さらに、核磁気共鳴を用いた検査装置で
は、シーケンサによる制御は、1回の計測において、第
1の高周波パルスの印加によりグラディエントエコーを
発生させる第1の制御と、第1及び第2の高周波パルス
の印加によりスピンエコーを発生させる第2の制御とか
ら成り、第1の制御は、第1の高周波パルスとグラディ
エントエコーの計測時の間に第1のバイポーラー傾斜磁
場パルスを印加する制御を含み、第2の制御は、第1及
び第2の高周波パルスの間に第1のバイポーラー傾斜磁
場パルスを印加する制御と、第2の高周波パルスとスピ
ンエコーの計測時の間に第2のバイポーラー傾斜磁場パ
ルスを印加する制御とを含み、第1のバイポーラー傾斜
磁場パルスは傾斜磁場強度あるいはパルス幅が零にも成
り得ることを特徴とする。また、核磁気共鳴を用いた検
査装置では、シーケンサによる制御は、1回の計測にお
いて、第1の高周波パルスの印加により第1のグラディ
エントエコーを発生させる第1の制御と、第2の高周波
パルスの印加により第2のグラディエントエコーを発生
させる第2の制御とから成り、第1の制御は、第1の高
周波パルスと第1のグラディエントエコーの計測時の間
に第1のバイポーラー傾斜磁場パルスを印加する制御を
含み、第2の制御は、第2の高周波パルスと第2のグラ
ディエントエコーの計測時の間に第2のバイポーラー傾
斜磁場パルスを印加する制御を含み、第1のバイポーラ
ー傾斜磁場パルスあるいは第2のバイポーラー傾斜磁場
パルスは、傾斜磁場強度あるいはパルス幅が零にも成り
得ることを特徴とする。さらに、2枚の核磁気共鳴画像
を用いて拡散係数分布計測を行う核磁気共鳴を用いた検
査装置であり、拡散係数分布計測に先立って、2枚の核
磁気共鳴画像を得る核磁気共鳴を用いた検査装置であっ
て、エンコード傾斜磁場および拡散現象を強調する傾斜
磁場パルスを印加せずに得られる2つの信号の強度比を
用いて、2枚の核磁気共鳴画像における拡散現象を強調
する傾斜磁場パルス以外の要因による信号強度の差を補
正し、補正した2枚の核磁気共鳴画像を用いて拡散係数
分布を求めることを特徴とする。
は、シーケンサによる制御は、1回の計測において、第
1の高周波パルスの印加によりグラディエントエコーを
発生させる第1の制御と、第1及び第2の高周波パルス
の印加によりスピンエコーを発生させる第2の制御とか
ら成り、第1の制御は、第1の高周波パルスとグラディ
エントエコーの計測時の間に第1のバイポーラー傾斜磁
場パルスを印加する制御を含み、第2の制御は、第1及
び第2の高周波パルスの間に第1のバイポーラー傾斜磁
場パルスを印加する制御と、第2の高周波パルスとスピ
ンエコーの計測時の間に第2のバイポーラー傾斜磁場パ
ルスを印加する制御とを含み、第1のバイポーラー傾斜
磁場パルスは傾斜磁場強度あるいはパルス幅が零にも成
り得ることを特徴とする。また、核磁気共鳴を用いた検
査装置では、シーケンサによる制御は、1回の計測にお
いて、第1の高周波パルスの印加により第1のグラディ
エントエコーを発生させる第1の制御と、第2の高周波
パルスの印加により第2のグラディエントエコーを発生
させる第2の制御とから成り、第1の制御は、第1の高
周波パルスと第1のグラディエントエコーの計測時の間
に第1のバイポーラー傾斜磁場パルスを印加する制御を
含み、第2の制御は、第2の高周波パルスと第2のグラ
ディエントエコーの計測時の間に第2のバイポーラー傾
斜磁場パルスを印加する制御を含み、第1のバイポーラ
ー傾斜磁場パルスあるいは第2のバイポーラー傾斜磁場
パルスは、傾斜磁場強度あるいはパルス幅が零にも成り
得ることを特徴とする。さらに、2枚の核磁気共鳴画像
を用いて拡散係数分布計測を行う核磁気共鳴を用いた検
査装置であり、拡散係数分布計測に先立って、2枚の核
磁気共鳴画像を得る核磁気共鳴を用いた検査装置であっ
て、エンコード傾斜磁場および拡散現象を強調する傾斜
磁場パルスを印加せずに得られる2つの信号の強度比を
用いて、2枚の核磁気共鳴画像における拡散現象を強調
する傾斜磁場パルス以外の要因による信号強度の差を補
正し、補正した2枚の核磁気共鳴画像を用いて拡散係数
分布を求めることを特徴とする。
【0008】
【作用】以下、本発明に係る核磁気共鳴を用いた検査方
法について、図3に示す計測法でADC分布を求める場
合について説明する。図中のエコーE1、E2はそれぞ
れ、スピンエコー、および高周波パルス2によるグラデ
ィエントエコーである。静磁場の印加方向をZとする
と、検査対象中の核磁化は初めZ方向に向いている。ス
ライス傾斜磁場Gs1と共にX方向に第1の高周波パル
スを印加すると、Z方向に直交する特定のスライス面Z
=Z0近傍における核磁化の一部M1(核磁化−1)が励
起され、Y方向成分が生じる。第1の高周波パルスのフ
リップ角αは90°ではなく、励起後に核磁化の一部が
Z軸上に残っていることが望ましい。上記励起された核
磁化M1はリードアウト傾斜磁場Gr1によって位相が分
散され、その後、傾斜磁場Gd1、Gd2を印加すること
によって拡散現象による信号減衰が生じる。傾斜磁場G
d1、Gd2はパルス幅、強度共に等しく、極性のみ反転
した傾斜磁場パルスで、静止部位ではこれらの影響は相
殺されるが、拡散の生じている部位ではGd1、Gd2の
印加時に強度の異なる磁場を感じるため信号が減衰す
る。次に、スライス傾斜磁場Gs2と共に高周波パルス
2を印加することにより、上記励起された核磁化M1を
X軸の回りにβ回転させる。この結果、Y軸の負の方向
に核磁化M3(核磁化−3)を生じる。この時、Z軸上
に残っていた核磁化の一部M2(核磁化−2)が励起さ
れ、新しいY方向成分が生じる。その後、傾斜磁場Gd
3、Gd4を印加することにより、拡散現象による信号減
衰が生じる。Gd3、Gd4はパルス幅、強度共に等し
く、極性のみ反転した傾斜磁場パルスであるが、上記の
傾斜磁場Gd1、Gd2と等しいものである必要は無い。
核磁化M3は傾斜磁場Gd1、Gd2、Gd3、Gd4すべ
ての影響を受けるが、核磁化M2はGd3、Gd4の影響
のみ受ける。その後、エンコード傾斜磁場Ge1を印加
することにより、核磁化M3、M2の位相を符号化する。
その後、リードアウト傾斜磁場Gr2を印加することに
より、核磁化M3、M2の位相を分散する。傾斜磁場Gr
2は傾斜磁場Gr1とパルス幅、強度共に等しく、極性の
み反転した傾斜磁場パルスである。このパルス幅をt1
とする。次にリードアウト傾斜磁場の極性を反転し、G
r3を印加する。傾斜磁場Gr3は傾斜磁場Gr1、Gr2
と強度が等しく、Gr1と同極性の傾斜磁場パルスであ
る。傾斜磁場Gr3印加開始後、Δtを経過したところ
で、リードアウト傾斜磁場Gr2により分散された核磁
化M2の位相が揃い、グラディエントエコーE2が発生す
る。さらに時間Δtが経過すると、リードアウト傾斜磁
場Gr1、Gr2により分散された核磁化M3の位相が揃
い、スピンエコーE1が発生する。
法について、図3に示す計測法でADC分布を求める場
合について説明する。図中のエコーE1、E2はそれぞ
れ、スピンエコー、および高周波パルス2によるグラデ
ィエントエコーである。静磁場の印加方向をZとする
と、検査対象中の核磁化は初めZ方向に向いている。ス
ライス傾斜磁場Gs1と共にX方向に第1の高周波パル
スを印加すると、Z方向に直交する特定のスライス面Z
=Z0近傍における核磁化の一部M1(核磁化−1)が励
起され、Y方向成分が生じる。第1の高周波パルスのフ
リップ角αは90°ではなく、励起後に核磁化の一部が
Z軸上に残っていることが望ましい。上記励起された核
磁化M1はリードアウト傾斜磁場Gr1によって位相が分
散され、その後、傾斜磁場Gd1、Gd2を印加すること
によって拡散現象による信号減衰が生じる。傾斜磁場G
d1、Gd2はパルス幅、強度共に等しく、極性のみ反転
した傾斜磁場パルスで、静止部位ではこれらの影響は相
殺されるが、拡散の生じている部位ではGd1、Gd2の
印加時に強度の異なる磁場を感じるため信号が減衰す
る。次に、スライス傾斜磁場Gs2と共に高周波パルス
2を印加することにより、上記励起された核磁化M1を
X軸の回りにβ回転させる。この結果、Y軸の負の方向
に核磁化M3(核磁化−3)を生じる。この時、Z軸上
に残っていた核磁化の一部M2(核磁化−2)が励起さ
れ、新しいY方向成分が生じる。その後、傾斜磁場Gd
3、Gd4を印加することにより、拡散現象による信号減
衰が生じる。Gd3、Gd4はパルス幅、強度共に等し
く、極性のみ反転した傾斜磁場パルスであるが、上記の
傾斜磁場Gd1、Gd2と等しいものである必要は無い。
核磁化M3は傾斜磁場Gd1、Gd2、Gd3、Gd4すべ
ての影響を受けるが、核磁化M2はGd3、Gd4の影響
のみ受ける。その後、エンコード傾斜磁場Ge1を印加
することにより、核磁化M3、M2の位相を符号化する。
その後、リードアウト傾斜磁場Gr2を印加することに
より、核磁化M3、M2の位相を分散する。傾斜磁場Gr
2は傾斜磁場Gr1とパルス幅、強度共に等しく、極性の
み反転した傾斜磁場パルスである。このパルス幅をt1
とする。次にリードアウト傾斜磁場の極性を反転し、G
r3を印加する。傾斜磁場Gr3は傾斜磁場Gr1、Gr2
と強度が等しく、Gr1と同極性の傾斜磁場パルスであ
る。傾斜磁場Gr3印加開始後、Δtを経過したところ
で、リードアウト傾斜磁場Gr2により分散された核磁
化M2の位相が揃い、グラディエントエコーE2が発生す
る。さらに時間Δtが経過すると、リードアウト傾斜磁
場Gr1、Gr2により分散された核磁化M3の位相が揃
い、スピンエコーE1が発生する。
【0009】縦緩和時間T1、静磁場不均一、ケミカル
シフト等の影響を無視すると、2つのエコーE1、E2か
ら得られる画像S1、S2は次のように表される。
シフト等の影響を無視すると、2つのエコーE1、E2か
ら得られる画像S1、S2は次のように表される。
【0010】
【数2】 S1=ρ・exp(-b1・ADC(x,y,z)) (数2)
【0011】
【数3】 S2=ρ・exp(-b2・ADC(x,y,z)) (数3) ここで、ρはスピン密度、b1、b2はそれぞれ、傾斜磁
場Gd1、Gd2、Gd3、Gd4による傾斜磁場因子、お
よび傾斜磁場Gd3、Gd4による傾斜磁場因子である。
数2、数3より、見かけの拡散係数分布ADC(x、
y、z)は次式により求められる。
場Gd1、Gd2、Gd3、Gd4による傾斜磁場因子、お
よび傾斜磁場Gd3、Gd4による傾斜磁場因子である。
数2、数3より、見かけの拡散係数分布ADC(x、
y、z)は次式により求められる。
【0012】
【数4】 ADC(x,y,z)={log(S1/S2)}/(b2-b1) (数4) さて、信号強度は緩和時間や静磁場不均一等によっても
減衰する。また、フリップ角の違いも信号強度に影響す
るので、上記のように2枚の画像を用いて拡散係数分布
を求める場合には、これらの影響が等しくなるように計
測条件を設定することが望ましい。しかし、このような
計測条件の設定が不可能であれば、フリップ角や緩和時
間、静磁場不均一等による信号量の差を補正する必要が
ある。そこで、上記計測方法においてエンコード傾斜磁
場およびバイポーラー傾斜磁場を印加せずにグラディエ
ントエコーe1およびスピンエコーe2を計測し、数4の
右辺を{log(S1・e2/S2/e1)}/(b2−
b1)で置き換えることにより、上記フリップ角や緩和
時間、静磁場不均一等による信号減衰量の差を補正する
ことができる。上記に述べたとおり、本発明に依れば1
回の計測で見かけの拡散係数分布を得ることができる。
減衰する。また、フリップ角の違いも信号強度に影響す
るので、上記のように2枚の画像を用いて拡散係数分布
を求める場合には、これらの影響が等しくなるように計
測条件を設定することが望ましい。しかし、このような
計測条件の設定が不可能であれば、フリップ角や緩和時
間、静磁場不均一等による信号量の差を補正する必要が
ある。そこで、上記計測方法においてエンコード傾斜磁
場およびバイポーラー傾斜磁場を印加せずにグラディエ
ントエコーe1およびスピンエコーe2を計測し、数4の
右辺を{log(S1・e2/S2/e1)}/(b2−
b1)で置き換えることにより、上記フリップ角や緩和
時間、静磁場不均一等による信号減衰量の差を補正する
ことができる。上記に述べたとおり、本発明に依れば1
回の計測で見かけの拡散係数分布を得ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図4は核磁気共鳴を用いた検査装置の一例を示す
構成図である。図4において、1は静磁場を発生するコ
イル、2は傾斜磁場を発生するコイル、3は検査対象で
あり、この検査対象はコイル1、2内に配置される。シ
ーケンサ4は傾斜磁場電源5、高周波発振器6に命令を
送り、傾斜磁場および高周波磁場を印加する。高周波磁
場は、高周波変調器7、高周波増幅器8を経て高周波送
信器9により、検査対象3に印加される。検査対象から
発生した信号は受信器10によって受波され、増幅器1
1、位相検波器12、AD変換器13を通ってCPU1
4に送られ、ここで信号処理が行われた後、表示装置1
5に表示される。必要に応じて、記憶媒体16に信号や
測定条件を記憶させることもできる。さて、図3は本発
明の一実施例を示す計測法である。また、図5、図6、
図7は図3の計測法を実行した場合の核磁化の振る舞い
を表している。以下、図3、図5、図6、図7を用いて
時系列的に本発明の実施例を説明する。図3中のエコー
E1、E2はそれぞれ、スピンエコー、および高周波パル
ス2によるグラディエントエコーである。以下の説明で
は、静磁場の印加方向をZ、高周波パルスの印加方向を
Xとする。
する。図4は核磁気共鳴を用いた検査装置の一例を示す
構成図である。図4において、1は静磁場を発生するコ
イル、2は傾斜磁場を発生するコイル、3は検査対象で
あり、この検査対象はコイル1、2内に配置される。シ
ーケンサ4は傾斜磁場電源5、高周波発振器6に命令を
送り、傾斜磁場および高周波磁場を印加する。高周波磁
場は、高周波変調器7、高周波増幅器8を経て高周波送
信器9により、検査対象3に印加される。検査対象から
発生した信号は受信器10によって受波され、増幅器1
1、位相検波器12、AD変換器13を通ってCPU1
4に送られ、ここで信号処理が行われた後、表示装置1
5に表示される。必要に応じて、記憶媒体16に信号や
測定条件を記憶させることもできる。さて、図3は本発
明の一実施例を示す計測法である。また、図5、図6、
図7は図3の計測法を実行した場合の核磁化の振る舞い
を表している。以下、図3、図5、図6、図7を用いて
時系列的に本発明の実施例を説明する。図3中のエコー
E1、E2はそれぞれ、スピンエコー、および高周波パル
ス2によるグラディエントエコーである。以下の説明で
は、静磁場の印加方向をZ、高周波パルスの印加方向を
Xとする。
【0014】(時刻t0)(図5(a)):検査対象中
の核磁化M0は初めZ方向に向いている 。(時刻t1)(図5(b)):スライス傾斜磁場Gs1
と共に高周波パルス1を印加すると、Z方向に直交する
特定のスライス面Z=Z0近傍における核磁化の一部M1
(核磁化−1)が励起され、Y方向成分が生じる。 (時刻t2)(図5(c)):核磁化M1はリードアウト
傾斜磁場Gr1によって位相が分散される。 (時刻t3)(図5(d)):パルス幅と強度の絶対値
の積が等しく、極性反転した2つの傾斜磁場パルスGd
1、Gd2を印加する。静止部位ではGd1、Gd2の影響
は相殺されるが、拡散の生じている部位ではGd1、G
d2の印加時に強度の異なる磁場を感じるため信号が減
衰する。 (時刻t4)(図6(e)):スライス傾斜磁場Gs2と
共に高周波パルス2を印加することにより、上記励起さ
れた核磁化M1をX軸の回りにβ回転させる。この結
果、Y軸上の負の方向に核磁化M3(核磁化−3)を生
じる。この時、Z軸上に残っていた核磁化の一部M
2(核磁化−2)が励起され、新しいY方向成分が生じ
る。 (時刻t5)(図6(f)):パルス幅と強度の絶対値
の積が等しく、極性反転した2つの傾斜磁場パルスGd
3、Gd4を印加する。核磁化M3は傾斜磁場Gd1、Gd
2、Gd3、Gd4すべての影響を受けるが、核磁化M2は
Gd3、Gd4の影響のみ受ける。 (時刻t6)(図6(g)):エンコード傾斜磁場Ge1
を印加することにより、核磁化M3、M2の位相を符号化
する。
の核磁化M0は初めZ方向に向いている 。(時刻t1)(図5(b)):スライス傾斜磁場Gs1
と共に高周波パルス1を印加すると、Z方向に直交する
特定のスライス面Z=Z0近傍における核磁化の一部M1
(核磁化−1)が励起され、Y方向成分が生じる。 (時刻t2)(図5(c)):核磁化M1はリードアウト
傾斜磁場Gr1によって位相が分散される。 (時刻t3)(図5(d)):パルス幅と強度の絶対値
の積が等しく、極性反転した2つの傾斜磁場パルスGd
1、Gd2を印加する。静止部位ではGd1、Gd2の影響
は相殺されるが、拡散の生じている部位ではGd1、G
d2の印加時に強度の異なる磁場を感じるため信号が減
衰する。 (時刻t4)(図6(e)):スライス傾斜磁場Gs2と
共に高周波パルス2を印加することにより、上記励起さ
れた核磁化M1をX軸の回りにβ回転させる。この結
果、Y軸上の負の方向に核磁化M3(核磁化−3)を生
じる。この時、Z軸上に残っていた核磁化の一部M
2(核磁化−2)が励起され、新しいY方向成分が生じ
る。 (時刻t5)(図6(f)):パルス幅と強度の絶対値
の積が等しく、極性反転した2つの傾斜磁場パルスGd
3、Gd4を印加する。核磁化M3は傾斜磁場Gd1、Gd
2、Gd3、Gd4すべての影響を受けるが、核磁化M2は
Gd3、Gd4の影響のみ受ける。 (時刻t6)(図6(g)):エンコード傾斜磁場Ge1
を印加することにより、核磁化M3、M2の位相を符号化
する。
【0015】(時刻t7)(図6(h))リードアウト
傾斜磁場Gr2を印加することにより、核磁化M3、M2
の位相を分散する。傾斜磁場Gr2は傾斜磁場Gr1とパ
ルス幅、強度共に等しく、極性のみ反転した傾斜磁場パ
ルスである。このパルス幅をΔtとする。 (時刻t8)(図7(i)):リードアウト傾斜磁場の
極性を反転し、Gr3を印加する。傾斜磁場Gr3は傾斜
磁場Gr1、Gr2と強度が等しく、Gr1と同極性の傾
斜磁場パルスである。 (時刻t9)(図7(j)):傾斜磁場Gr3印加開始
後、Δtを経過したところで、リードアウト傾斜磁場G
r2により分散された核磁化M2の位相が揃い、グラディ
エントエコーE2が発生する。 (時刻t10)(図7(k)):さらに時間Δtが経過す
ると、リードアウト傾斜磁場Gr1、Gr2により分散さ
れた核磁化M3の位相が揃い、スピンエコーE1が発生す
る。
傾斜磁場Gr2を印加することにより、核磁化M3、M2
の位相を分散する。傾斜磁場Gr2は傾斜磁場Gr1とパ
ルス幅、強度共に等しく、極性のみ反転した傾斜磁場パ
ルスである。このパルス幅をΔtとする。 (時刻t8)(図7(i)):リードアウト傾斜磁場の
極性を反転し、Gr3を印加する。傾斜磁場Gr3は傾斜
磁場Gr1、Gr2と強度が等しく、Gr1と同極性の傾
斜磁場パルスである。 (時刻t9)(図7(j)):傾斜磁場Gr3印加開始
後、Δtを経過したところで、リードアウト傾斜磁場G
r2により分散された核磁化M2の位相が揃い、グラディ
エントエコーE2が発生する。 (時刻t10)(図7(k)):さらに時間Δtが経過す
ると、リードアウト傾斜磁場Gr1、Gr2により分散さ
れた核磁化M3の位相が揃い、スピンエコーE1が発生す
る。
【0016】縦緩和時間T1、静磁場不均一、ケミカル
シフト等の影響を無視すると、2つのエコーE1、E2か
ら得られる画像S1、S2は次のように表される。
シフト等の影響を無視すると、2つのエコーE1、E2か
ら得られる画像S1、S2は次のように表される。
【0017】
【数5】 S1=ρ・exp(-b1・ADC(x,y,z)) (数5)
【0018】
【数6】 S2=ρ・exp(-b2・ADC(x,y,z)) (数6) ここで、ρはスピン密度、b1、b2はそれぞれ、傾斜磁
場Gd1、Gd2、Gd3、Gd4による傾斜磁場因子、お
よび傾斜磁場Gd3、Gd4による傾斜磁場因子である。
数5、数6より、見かけの拡散係数分布ADC(x、
y、z)は次式により求められる。
場Gd1、Gd2、Gd3、Gd4による傾斜磁場因子、お
よび傾斜磁場Gd3、Gd4による傾斜磁場因子である。
数5、数6より、見かけの拡散係数分布ADC(x、
y、z)は次式により求められる。
【0019】
【数7】 ADC(x,y,z)={log(S1/S2)}/(b2-b1) (数7) 傾斜磁場因子は、イメージングに用いる傾斜磁場の影響
が十分小さければ、拡散係数強調用の傾斜磁場の印加時
間の3乗と傾斜磁場強度の2乗に比例する。従って、G
d3、Gd4がGd1、Gd2と等しければ、
が十分小さければ、拡散係数強調用の傾斜磁場の印加時
間の3乗と傾斜磁場強度の2乗に比例する。従って、G
d3、Gd4がGd1、Gd2と等しければ、
【0020】
【数8】 b1=8・b2 (数8) となる。これは、傾斜磁場因子の選び方の一例であっ
て、Gd3、Gd4はGd1、Gd2と必ずしも等しい必要
は無い。ただし、Gd1、Gd2のパルス幅と傾斜磁場強
度の積は0であってはならない。逆にGd3、Gd4のパ
ルス幅と傾斜磁場強度の積は0であっても構わない。す
なわち、b1≠b2であればよい。核磁化M1が0とならな
いためには、高周波パルス1のフリップ角αは0°ある
いは180°の倍数であってはならない。また核磁化M
2が0とならないためには、高周波パルス1の印加後に
核磁化の一部がZ軸上に残っていることが望ましいの
で、高周波パルス1のフリップ角αが90°の倍数でな
いことと、高周波パルス2のフリップ角βが0°あるい
は180°の倍数でないことが必要である。以上述べた
とおり、図3に示す本発明の一実施例によれば、通常の
計測の半分の計測時間で見かけの拡散係数分布の計測が
可能である。さて、図8は本発明の他の一実施例を示す
計測法である。また、図9、図10、図11は図8の計
測法を実行した場合の核磁化の振る舞いを表している。
以下、図6、図9、図10、図11を用いて時系列的に
本発明の実施例を説明する。図8中のエコーE1、E2は
それぞれ、高周波パルス1によるグラディエントエコ
ー、およびスピンエコーである。以下の説明では、静磁
場の印加方向をZ、高周波パルスの印加方向をXとす
る。また、この例では、Z軸に垂直なスライス面の画像
を計測する場合について述べる。
て、Gd3、Gd4はGd1、Gd2と必ずしも等しい必要
は無い。ただし、Gd1、Gd2のパルス幅と傾斜磁場強
度の積は0であってはならない。逆にGd3、Gd4のパ
ルス幅と傾斜磁場強度の積は0であっても構わない。す
なわち、b1≠b2であればよい。核磁化M1が0とならな
いためには、高周波パルス1のフリップ角αは0°ある
いは180°の倍数であってはならない。また核磁化M
2が0とならないためには、高周波パルス1の印加後に
核磁化の一部がZ軸上に残っていることが望ましいの
で、高周波パルス1のフリップ角αが90°の倍数でな
いことと、高周波パルス2のフリップ角βが0°あるい
は180°の倍数でないことが必要である。以上述べた
とおり、図3に示す本発明の一実施例によれば、通常の
計測の半分の計測時間で見かけの拡散係数分布の計測が
可能である。さて、図8は本発明の他の一実施例を示す
計測法である。また、図9、図10、図11は図8の計
測法を実行した場合の核磁化の振る舞いを表している。
以下、図6、図9、図10、図11を用いて時系列的に
本発明の実施例を説明する。図8中のエコーE1、E2は
それぞれ、高周波パルス1によるグラディエントエコ
ー、およびスピンエコーである。以下の説明では、静磁
場の印加方向をZ、高周波パルスの印加方向をXとす
る。また、この例では、Z軸に垂直なスライス面の画像
を計測する場合について述べる。
【0021】(時刻t0)(図9(a)):検査対象中
の核磁化M0は初めZ方向に向いている 。(時刻t1)(図9(b)):スライス傾斜磁場Gs1
と共に高周波パルス1を印加すると、Z方向に直交する
特定のスライス面Z=Z0近傍における核磁化の一部M1
(核磁化−1)が励起され、Y方向成分が生じる。 (時刻t2)(図9(c)):エンコード傾斜磁場Ge1
を印加することにより、核磁化M1の位相を符号化す
る。 (時刻t3)(図9(d)):パルス幅と強度の絶対値
の積が等しく、極性反転した2つの傾斜磁場パルスGd
1、Gd2を印加する。静止部位ではGd1、Gd2の影響
は相殺されるが、拡散の生じている部位ではGd1、G
d2の印加時に強度の異なる磁場を感じるため信号が減
衰する。 (時刻t4)(図10(e)):核磁化M1はリードアウ
ト傾斜磁場Gr1によって位相が分散される。このパル
ス幅をΔtとする。 (時刻t5)(図10(f)):Gr1の極性を反転して
リードアウト傾斜磁場Gr2を印加する。Gr1とGr2
の強度は等しいものとする。 (時刻t6)(図10(g)):Gr2の印加開始後、Δ
tを経過したところで、リードアウト傾斜磁場Gr1に
より分散された核磁化M1の位相が揃い、グラディエン
トエコーE1が発生する。 (時刻t7)(図10(h)):スライス傾斜磁場Gs2
と共に高周波パルス2を印加することにより、核磁化M
1をX軸の回りにβ回転させる。この時、核磁化M1のう
ちXY平面上に倒れた成分を核磁化M4(核磁化−4)
とする。
の核磁化M0は初めZ方向に向いている 。(時刻t1)(図9(b)):スライス傾斜磁場Gs1
と共に高周波パルス1を印加すると、Z方向に直交する
特定のスライス面Z=Z0近傍における核磁化の一部M1
(核磁化−1)が励起され、Y方向成分が生じる。 (時刻t2)(図9(c)):エンコード傾斜磁場Ge1
を印加することにより、核磁化M1の位相を符号化す
る。 (時刻t3)(図9(d)):パルス幅と強度の絶対値
の積が等しく、極性反転した2つの傾斜磁場パルスGd
1、Gd2を印加する。静止部位ではGd1、Gd2の影響
は相殺されるが、拡散の生じている部位ではGd1、G
d2の印加時に強度の異なる磁場を感じるため信号が減
衰する。 (時刻t4)(図10(e)):核磁化M1はリードアウ
ト傾斜磁場Gr1によって位相が分散される。このパル
ス幅をΔtとする。 (時刻t5)(図10(f)):Gr1の極性を反転して
リードアウト傾斜磁場Gr2を印加する。Gr1とGr2
の強度は等しいものとする。 (時刻t6)(図10(g)):Gr2の印加開始後、Δ
tを経過したところで、リードアウト傾斜磁場Gr1に
より分散された核磁化M1の位相が揃い、グラディエン
トエコーE1が発生する。 (時刻t7)(図10(h)):スライス傾斜磁場Gs2
と共に高周波パルス2を印加することにより、核磁化M
1をX軸の回りにβ回転させる。この時、核磁化M1のう
ちXY平面上に倒れた成分を核磁化M4(核磁化−4)
とする。
【0022】(時刻t8)(図11(i)):パルス幅
と強度の絶対値の積が等しく、極性反転した2つの傾斜
磁場パルスGd3、Gd4を印加する。核磁化M4は傾斜
磁場Gd1、Gd2の影響を受けるが、核磁化M1はG
d1、Gd2、Gd3、Gd4すべての影響を受ける。 (時刻t9)(図11(j)):リードアウト傾斜磁場
Gr3を印加する。Gr2とGr3は強度が等しいものと
する。 (時刻t10)(図11(k)):傾斜磁場Gr3印加開
始後、Δtを経過したところで、リードアウト傾斜磁場
Gr2により分散された核磁化M4の位相が揃い、スピン
エコーE2が発生する。 グラディエントエコーE1、及びスピンエコーE2を用い
てADC(x、y、z)を求める方法は、上述の手法と
同様である。ただし、傾斜磁場因子b1、b2の選び方は
多少異なり、Gd1、Gd2のパルス幅と傾斜磁場強度の
積は0であってはならない。Gd3、Gd4のパルス幅と
傾斜磁場強度の積は0であっても構わない。すなわち、
b1≠b2であれば良い。核磁化M1が0とならないために
は、高周波パルス1のフリップ角αは0°あるいは18
0°の倍数であってはならない。高周波パルス1のフリ
ップ角αが90°の奇数倍の時、核磁化M1は最大とな
る。また核磁化M4が0とならないためには、高周波パ
ルス2のフリップ角βは90°の奇数倍であってはなら
ない。高周波パルス1のフリップ角αが90°の奇数倍
で、高周波パルス2のフリップ角αが180°の奇数倍
の時、核磁化M4は最大となる。以上述べたとおり、図
8に示す本発明の他の実施例によれば、通常の計測の半
分の計測時間で見かけの拡散係数分布の計測が可能であ
る。さて、図12は本発明の他の一実施例を示す計測法
である。また、図13、図14、図15、図16は図1
2の計測法を実行した場合の核磁化の振る舞いを表して
いる。以下、図12、図13、図14、図15、図16
を用いて時系列的に本発明の実施例を説明する。
と強度の絶対値の積が等しく、極性反転した2つの傾斜
磁場パルスGd3、Gd4を印加する。核磁化M4は傾斜
磁場Gd1、Gd2の影響を受けるが、核磁化M1はG
d1、Gd2、Gd3、Gd4すべての影響を受ける。 (時刻t9)(図11(j)):リードアウト傾斜磁場
Gr3を印加する。Gr2とGr3は強度が等しいものと
する。 (時刻t10)(図11(k)):傾斜磁場Gr3印加開
始後、Δtを経過したところで、リードアウト傾斜磁場
Gr2により分散された核磁化M4の位相が揃い、スピン
エコーE2が発生する。 グラディエントエコーE1、及びスピンエコーE2を用い
てADC(x、y、z)を求める方法は、上述の手法と
同様である。ただし、傾斜磁場因子b1、b2の選び方は
多少異なり、Gd1、Gd2のパルス幅と傾斜磁場強度の
積は0であってはならない。Gd3、Gd4のパルス幅と
傾斜磁場強度の積は0であっても構わない。すなわち、
b1≠b2であれば良い。核磁化M1が0とならないために
は、高周波パルス1のフリップ角αは0°あるいは18
0°の倍数であってはならない。高周波パルス1のフリ
ップ角αが90°の奇数倍の時、核磁化M1は最大とな
る。また核磁化M4が0とならないためには、高周波パ
ルス2のフリップ角βは90°の奇数倍であってはなら
ない。高周波パルス1のフリップ角αが90°の奇数倍
で、高周波パルス2のフリップ角αが180°の奇数倍
の時、核磁化M4は最大となる。以上述べたとおり、図
8に示す本発明の他の実施例によれば、通常の計測の半
分の計測時間で見かけの拡散係数分布の計測が可能であ
る。さて、図12は本発明の他の一実施例を示す計測法
である。また、図13、図14、図15、図16は図1
2の計測法を実行した場合の核磁化の振る舞いを表して
いる。以下、図12、図13、図14、図15、図16
を用いて時系列的に本発明の実施例を説明する。
【0023】図12中のエコーE1、E2はそれぞれ、高
周波パルス1によるグラディエントエコー、および高周
波パルス2によるグラディエントエコーである。以下の
説明では、静磁場の印加方向をZ、高周波パルスの印加
方向をXとする。また、この例では、Z軸に垂直なスラ
イス面の画像を計測する場合について述べる。 (時刻t0)(図13(a)):検査対象中の核磁化M0
は初めZ方向に向いている。 (時刻t1)(図13(b)):スライス傾斜磁場Gs1
と共に高周波パルス1を印加すると、Z方向に直交する
特定のスライス面Z=Z0近傍における核磁化の一部M1
(核磁化−1)が励起され、Y方向成分が生じる。 (時刻t2)(図13(c)):エンコード傾斜磁場G
e1を印加することにより、核磁化M1の位相を符号化す
る。 (時刻t3)(図13(d)):パルス幅と強度の絶対
値の積が等しく、極性反転した2つの傾斜磁場パルスG
d1、Gd2を印加する。静止部位ではGd1、Gd2の影
響は相殺されるが、拡散の生じている部位ではGd1、
Gd2の印加時に強度の異なる磁場を感じるため信号が
減衰する。 (時刻t4)(図14(e)):核磁化M1はリードアウ
ト傾斜磁場Gr1によって位相が分散される。このパル
ス幅をΔtとする。 (時刻t5)(図14(f)):Gr1の極性を反転して
リードアウト傾斜磁場Gr2を印加する。Gr1とGr2
の強度は等しいものとする。 (時刻t6)(図14(g)):Gr2の印加開始後、Δ
tを経過したところで、リードアウト傾斜磁場Gr1に
より分散された核磁化M1の位相が揃い、グラディエン
トエコーE1が発生する。
周波パルス1によるグラディエントエコー、および高周
波パルス2によるグラディエントエコーである。以下の
説明では、静磁場の印加方向をZ、高周波パルスの印加
方向をXとする。また、この例では、Z軸に垂直なスラ
イス面の画像を計測する場合について述べる。 (時刻t0)(図13(a)):検査対象中の核磁化M0
は初めZ方向に向いている。 (時刻t1)(図13(b)):スライス傾斜磁場Gs1
と共に高周波パルス1を印加すると、Z方向に直交する
特定のスライス面Z=Z0近傍における核磁化の一部M1
(核磁化−1)が励起され、Y方向成分が生じる。 (時刻t2)(図13(c)):エンコード傾斜磁場G
e1を印加することにより、核磁化M1の位相を符号化す
る。 (時刻t3)(図13(d)):パルス幅と強度の絶対
値の積が等しく、極性反転した2つの傾斜磁場パルスG
d1、Gd2を印加する。静止部位ではGd1、Gd2の影
響は相殺されるが、拡散の生じている部位ではGd1、
Gd2の印加時に強度の異なる磁場を感じるため信号が
減衰する。 (時刻t4)(図14(e)):核磁化M1はリードアウ
ト傾斜磁場Gr1によって位相が分散される。このパル
ス幅をΔtとする。 (時刻t5)(図14(f)):Gr1の極性を反転して
リードアウト傾斜磁場Gr2を印加する。Gr1とGr2
の強度は等しいものとする。 (時刻t6)(図14(g)):Gr2の印加開始後、Δ
tを経過したところで、リードアウト傾斜磁場Gr1に
より分散された核磁化M1の位相が揃い、グラディエン
トエコーE1が発生する。
【0024】(時刻t7)(図14(h)):ディフェ
ーズ用の傾斜磁場Ge2、Gr3を印加して、核磁化M1
を飽和する。 (時刻t8)(図15(i)):スライス傾斜磁場Gs2
と共に高周波パルス2を印加することにより、Z軸上に
残っていた核磁化の一部M5(核磁化−5)が励起さ
れ、新しくY方向成分が生じる。 (時刻t9)(図15(j)):エンコード傾斜磁場G
e3を印加することにより、核磁化M5の位相を符号化す
る。 (時刻t10)(図15(k)):パルス幅と強度の絶対
値の積が等しく、極性反転した2つの傾斜磁場パルスG
d3、Gd4を印加する。Gd3、Gd4は上記の傾斜磁場
Gd1、Gd2と等しくてはならない。核磁化M1は傾斜
磁場Gd1、Gd2影響を受けるが、核磁化M5はGd3、
Gd4の影響を受ける。 (時刻t11)(図15(l)):リードアウト傾斜磁場
Gr4を印加することにより、核磁化M5の位相を分散す
る。このパルス幅をΔtとする。 (時刻t12)(図16(m)):リードアウト傾斜磁場
の極性を反転しリードアウト傾斜磁場Gr5を印加す
る。Gr5とGr4は強度が等しいものとする。 (時刻t13)(図16(n)):傾斜磁場Gr5印加開
始後、Δtを経過したところで、リードアウト傾斜磁場
Gr4により分散された核磁化M5の位相が揃い、グラデ
ィエントエコーE2が発生する。 2つのグラディエントエコーE1、E2を用いてADC
(x、y、z)を求める方法は、上述の手法と同様であ
る。ただし、傾斜磁場因子b1、b2の選び方は多少異な
り、Gd3、Gd4はGd1、Gd2と等しくてはならな
い。Gd1、Gd2のパルス幅と傾斜磁場強度の積は0で
あっても構わない。Gd3、Gd4のパルス幅と傾斜磁場
強度の積も0であっても構わないが、Gd1、Gd2、G
d3、Gd4のすべてに対して、パルス幅と傾斜磁場強度
の積が0であってはならない。すなわち、b1≠b2であれ
ばよい。
ーズ用の傾斜磁場Ge2、Gr3を印加して、核磁化M1
を飽和する。 (時刻t8)(図15(i)):スライス傾斜磁場Gs2
と共に高周波パルス2を印加することにより、Z軸上に
残っていた核磁化の一部M5(核磁化−5)が励起さ
れ、新しくY方向成分が生じる。 (時刻t9)(図15(j)):エンコード傾斜磁場G
e3を印加することにより、核磁化M5の位相を符号化す
る。 (時刻t10)(図15(k)):パルス幅と強度の絶対
値の積が等しく、極性反転した2つの傾斜磁場パルスG
d3、Gd4を印加する。Gd3、Gd4は上記の傾斜磁場
Gd1、Gd2と等しくてはならない。核磁化M1は傾斜
磁場Gd1、Gd2影響を受けるが、核磁化M5はGd3、
Gd4の影響を受ける。 (時刻t11)(図15(l)):リードアウト傾斜磁場
Gr4を印加することにより、核磁化M5の位相を分散す
る。このパルス幅をΔtとする。 (時刻t12)(図16(m)):リードアウト傾斜磁場
の極性を反転しリードアウト傾斜磁場Gr5を印加す
る。Gr5とGr4は強度が等しいものとする。 (時刻t13)(図16(n)):傾斜磁場Gr5印加開
始後、Δtを経過したところで、リードアウト傾斜磁場
Gr4により分散された核磁化M5の位相が揃い、グラデ
ィエントエコーE2が発生する。 2つのグラディエントエコーE1、E2を用いてADC
(x、y、z)を求める方法は、上述の手法と同様であ
る。ただし、傾斜磁場因子b1、b2の選び方は多少異な
り、Gd3、Gd4はGd1、Gd2と等しくてはならな
い。Gd1、Gd2のパルス幅と傾斜磁場強度の積は0で
あっても構わない。Gd3、Gd4のパルス幅と傾斜磁場
強度の積も0であっても構わないが、Gd1、Gd2、G
d3、Gd4のすべてに対して、パルス幅と傾斜磁場強度
の積が0であってはならない。すなわち、b1≠b2であれ
ばよい。
【0025】核磁化M1が0とならないためには、高周
波パルス1のフリップ角αは0°あるいは180°の倍
数であってはならない。また核磁化M5が0とならない
ためには、高周波パルス2のフリップ角βが0°あるい
は180°の倍数であってはならない。高周波パルス1
のフリップ角αが90°の奇数倍の時、核磁化M1は最
大となるが、この時Z軸上に核磁化が残らず、核磁化M
2はほぼ0となってしまうので、高周波パルス1のフリ
ップ角αは90°の奇数倍であってはならない。高周波
パルス2のフリップ角βが90°の時、核磁化M2は最
大となる。さて、傾斜磁場因子が大きければグラディエ
ントエコーの強度も小さくなり、S/Nが悪くなる。従
って、グラディエントエコーE1、E2のうちで、傾斜磁
場因子が大きい方のエコー計測時には高周波パルスのフ
リップ角を90°に近い値とする。傾斜磁場因子が小さ
い方のエコー計測時には高周波パルスのフリップ角は小
さくても構わない。上記実施例では、時刻t7でディフ
ェーズ用の傾斜磁場を印加して核磁化M1を飽和させて
いるが、これは核磁化M2の計測時に核磁化M1の影響が
残らないようにするためである。ここで、この目的を達
成する他の方法を述べる。高周波パルスの送信位相およ
び受信の位相を制御しながら収集した信号を積算するこ
とにより、高周波パルスの不完全性等により生じるアー
チファクトを除去する手法が知られている。これに関し
ては、ジー.ボーデンハウゼン(G.Bodenhausen)等に
よるエバリュエイション オブ ニュー ブロードバン
ド デカップリング シーケンス(ジャーナル オブ
マグネチック レゾナンス 53巻、313−340頁
(1977))( "Evaluation of New Broadband Deco
upling Sequence"(Journal of Magnetic Resonance, 5
3, pp313-340(1977)))に述べられている。この手法
は、上記目的の達成にも応用できる。上記実施例におい
て、少なくとも4回の積算を行うものとする。4回以上
積算する場合には、積算回数を4の倍数にすることが望
ましい。ここでは、グラディエントエコーE1計測時の
高周波パルスの送信位相および受信の位相は0°で固定
とし、グラディエントエコーE2の計測時に位相制御を
行う場合について説明する。また、送信位相および受信
位相は同位相とし、これをθとする。この時の位相制御
方法の例を下記に示す。
波パルス1のフリップ角αは0°あるいは180°の倍
数であってはならない。また核磁化M5が0とならない
ためには、高周波パルス2のフリップ角βが0°あるい
は180°の倍数であってはならない。高周波パルス1
のフリップ角αが90°の奇数倍の時、核磁化M1は最
大となるが、この時Z軸上に核磁化が残らず、核磁化M
2はほぼ0となってしまうので、高周波パルス1のフリ
ップ角αは90°の奇数倍であってはならない。高周波
パルス2のフリップ角βが90°の時、核磁化M2は最
大となる。さて、傾斜磁場因子が大きければグラディエ
ントエコーの強度も小さくなり、S/Nが悪くなる。従
って、グラディエントエコーE1、E2のうちで、傾斜磁
場因子が大きい方のエコー計測時には高周波パルスのフ
リップ角を90°に近い値とする。傾斜磁場因子が小さ
い方のエコー計測時には高周波パルスのフリップ角は小
さくても構わない。上記実施例では、時刻t7でディフ
ェーズ用の傾斜磁場を印加して核磁化M1を飽和させて
いるが、これは核磁化M2の計測時に核磁化M1の影響が
残らないようにするためである。ここで、この目的を達
成する他の方法を述べる。高周波パルスの送信位相およ
び受信の位相を制御しながら収集した信号を積算するこ
とにより、高周波パルスの不完全性等により生じるアー
チファクトを除去する手法が知られている。これに関し
ては、ジー.ボーデンハウゼン(G.Bodenhausen)等に
よるエバリュエイション オブ ニュー ブロードバン
ド デカップリング シーケンス(ジャーナル オブ
マグネチック レゾナンス 53巻、313−340頁
(1977))( "Evaluation of New Broadband Deco
upling Sequence"(Journal of Magnetic Resonance, 5
3, pp313-340(1977)))に述べられている。この手法
は、上記目的の達成にも応用できる。上記実施例におい
て、少なくとも4回の積算を行うものとする。4回以上
積算する場合には、積算回数を4の倍数にすることが望
ましい。ここでは、グラディエントエコーE1計測時の
高周波パルスの送信位相および受信の位相は0°で固定
とし、グラディエントエコーE2の計測時に位相制御を
行う場合について説明する。また、送信位相および受信
位相は同位相とし、これをθとする。この時の位相制御
方法の例を下記に示す。
【0026】積算回数が4n+1(n=0、1、2
…)の時、θ=0° 積算回数が4n+2(n=0、1、2…)の時、θ=
90° 積算回数が4n+3(n=0、1、2…)の時、θ=
180° 積算回数が4n+4(n=0、1、2…)の時、θ=
270° 0°をY軸、90°をX軸に対応させると、核磁化M2
の計測信号に混入する核磁化M1の成分は、ではY成
分My、ではX成分Mx、では−My、では−M
xとなり、これらを加算すれば核磁化M5には影響を与
えずに核磁化M1の成分を除去することができる。以上
述べたとおり、図12に示す本発明の他の実施例によれ
ば、通常の計測の半分の計測時間で見かけの拡散係数分
布の計測が可能である。さて、数5および数6では拡散
傾斜磁場の影響による信号減衰のみを考えているが、実
際には緩和時間や静磁場不均一等によっても信号強度は
減衰する。また、フリップ角の違いも信号強度に影響す
るので、2枚の画像を用いて拡散係数分布を求める場合
には、これらの影響が等しくなるように計測条件を設定
することが望ましい。しかし、以上述べてきた3通りの
実施例では、異なるフリップ角の高周波パルスにより生
じる2つのエコーを用いており、また緩和時間、静磁場
不均一等の影響を等しくすることは困難である。従っ
て、拡散計数分布を求める前に、拡散傾斜磁場以外の要
因による信号量の差を補正する必要がある。そこで、上
記実施例の各計測方法において拡散傾斜磁場の強度を0
として信号計測を行う。上記計測で得られる2つの信号
は、拡散傾斜磁場以外の要因による強度比を有するの
で、この強度比を用いれば上記補正が可能である。上記
補正用信号を計測する場合、エンコード傾斜磁場を印加
して画像化する必要は無く、各エコーピークの値がわか
れば良い。数7の2つの画像S1、S2に対応する2つの
エコーピークを上記方法で計測し、それぞれe1および
e2とすると、上記拡散傾斜磁場以外の要因による信号
量の差の補正は、数7の代わりに数9を用いることによ
り達成される。
…)の時、θ=0° 積算回数が4n+2(n=0、1、2…)の時、θ=
90° 積算回数が4n+3(n=0、1、2…)の時、θ=
180° 積算回数が4n+4(n=0、1、2…)の時、θ=
270° 0°をY軸、90°をX軸に対応させると、核磁化M2
の計測信号に混入する核磁化M1の成分は、ではY成
分My、ではX成分Mx、では−My、では−M
xとなり、これらを加算すれば核磁化M5には影響を与
えずに核磁化M1の成分を除去することができる。以上
述べたとおり、図12に示す本発明の他の実施例によれ
ば、通常の計測の半分の計測時間で見かけの拡散係数分
布の計測が可能である。さて、数5および数6では拡散
傾斜磁場の影響による信号減衰のみを考えているが、実
際には緩和時間や静磁場不均一等によっても信号強度は
減衰する。また、フリップ角の違いも信号強度に影響す
るので、2枚の画像を用いて拡散係数分布を求める場合
には、これらの影響が等しくなるように計測条件を設定
することが望ましい。しかし、以上述べてきた3通りの
実施例では、異なるフリップ角の高周波パルスにより生
じる2つのエコーを用いており、また緩和時間、静磁場
不均一等の影響を等しくすることは困難である。従っ
て、拡散計数分布を求める前に、拡散傾斜磁場以外の要
因による信号量の差を補正する必要がある。そこで、上
記実施例の各計測方法において拡散傾斜磁場の強度を0
として信号計測を行う。上記計測で得られる2つの信号
は、拡散傾斜磁場以外の要因による強度比を有するの
で、この強度比を用いれば上記補正が可能である。上記
補正用信号を計測する場合、エンコード傾斜磁場を印加
して画像化する必要は無く、各エコーピークの値がわか
れば良い。数7の2つの画像S1、S2に対応する2つの
エコーピークを上記方法で計測し、それぞれe1および
e2とすると、上記拡散傾斜磁場以外の要因による信号
量の差の補正は、数7の代わりに数9を用いることによ
り達成される。
【0027】
【数9】 ADC(x,y,z)={log(S1・e2/S2/e1)}/(b2-b1) (数9) 上述したように、上記補正用信号は画像化する必要は無
く、画像計測前に行う調整用プリスキャンの中でエコー
ピークを計測すれば良いので、補正に要する時間はほと
んど無視できる。
く、画像計測前に行う調整用プリスキャンの中でエコー
ピークを計測すれば良いので、補正に要する時間はほと
んど無視できる。
【0028】
【発明の効果】以上、詳細に説明したとおり、本発明に
よれば、傾斜磁場因子bの異なるグラディエントエコー
とスピンエコー、あるいは2つのグラディエントエコー
を1回の計測において発生させ、上記2つのエコーから
得られた画像を用いてADC分布を求めるので従来法の
半分の時間で見かけの拡散係数分布を計測することが可
能である。
よれば、傾斜磁場因子bの異なるグラディエントエコー
とスピンエコー、あるいは2つのグラディエントエコー
を1回の計測において発生させ、上記2つのエコーから
得られた画像を用いてADC分布を求めるので従来法の
半分の時間で見かけの拡散係数分布を計測することが可
能である。
【図1】核磁気共鳴を用いたイメージング法の例を示す
図。
図。
【図2】従来法による見かけの拡散係数分布の計測法を
示す図。
示す図。
【図3】本発明の実施例を示す見かけの拡散係数分布の
計測法を示す図。
計測法を示す図。
【図4】本発明の実施例で使用する核磁気共鳴を用いた
検査装置の構成図。
検査装置の構成図。
【図5】本発明の実施例による核磁化の振る舞いを示す
図。
図。
【図6】本発明の実施例による核磁化の振る舞いを示す
図。
図。
【図7】本発明の実施例による核磁化の振る舞いを示す
図。
図。
【図8】本発明の他の実施例を示す見かけの拡散係数分
布の計測法を示す図。
布の計測法を示す図。
【図9】本発明の他の実施例による核磁化の振る舞いを
示す図。
示す図。
【図10】本発明の他の実施例による核磁化の振る舞い
を示す図。
を示す図。
【図11】本発明の他の実施例による核磁化の振る舞い
を示す図。
を示す図。
【図12】本発明の他の実施例を示す見かけの拡散係数
分布の計測法を示す図。
分布の計測法を示す図。
【図13】本発明の他の実施例による核磁化の振る舞い
を示す図。
を示す図。
【図14】本発明の他の実施例による核磁化の振る舞い
を示す図。
を示す図。
【図15】本発明の他の実施例による核磁化の振る舞い
を示す図。
を示す図。
【図16】本発明の他の実施例による核磁化の振る舞い
を示す図。
を示す図。
1…静磁場発生コイル、2…傾斜磁場発生コイル、3…
検査対象、4…シーケンサ、5…傾斜磁場電源、6…高
周波発振器、7…高周波変調器、8…高周波増幅器、9
…高周波送信器、10…受信器、11…増幅器、12…
位相検波器、13…AD変換器、14…CPU、15…
表示装置、16…記憶媒体。
検査対象、4…シーケンサ、5…傾斜磁場電源、6…高
周波発振器、7…高周波変調器、8…高周波増幅器、9
…高周波送信器、10…受信器、11…増幅器、12…
位相検波器、13…AD変換器、14…CPU、15…
表示装置、16…記憶媒体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−135340(JP,A) 特開 平2−149251(JP,A) 特開 平6−169(JP,A) 特開 平6−47014(JP,A) 特開 平4−314426(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/055 JICSTファイル(JOIS)
Claims (4)
- 【請求項1】静磁場と傾斜磁場および高周波磁場の各発
生手段と、前記傾斜磁場および前記高周波磁場の印加を
行なうために前記傾斜磁場および前記高周波磁場の発生
手段を制御するシーケンサと、前記静磁場内に置かれた
検査対象からの核磁気共鳴信号を検出する信号検出手段
と、該信号検出手段による検出信号の処理を行う計算機
とを備えた、核磁気共鳴を用いた核磁気共鳴装置におい
て、前記シーケンサによる制御は、1回の計測におい
て、第1及び第2の高周波パルスの印加によりスピンエ
コーを発生させる第1の制御と、前記第2の高周波パル
スの印加によりグラディエントエコーを発生させる第2
の制御とからなり、前記第1の制御は、前記第1及び第
2の高周波パルスの間に、パルス幅と強度の絶対値の積
が等しく極性が反転する2つの傾斜磁場パルスからなる
第1のバイポーラー傾斜磁場パルスを印加する制御と、
前記第2の高周波パルスと前記スピンエコーの計測時の
間に、パルス幅と強度の絶対値の積が等しく極性が反転
する2つの傾斜磁場パルスからなり、前記強度又は前記
パルス幅が零にもなり得る第2のバイポーラー傾斜磁場
パルスを印加する制御とを含み、前記第2の制御は、前
記第2の高周波パルスと前記グラディエントエコーの計
測時の間に前記第2のバイポーラー傾斜磁場パルスを印
加する制御を含み、前記計算機は、前記スピンエコーか
ら第1の画像を、前記グラディエントエコーから第2の
画像をそれぞれ求め、前記第1および第2の画像から前
記検査対象の見かけの拡散係数分布を求めることを特徴
とする核磁気共鳴を用いた検査装置。 - 【請求項2】静磁場と傾斜磁場および高周波磁場の各発
生手段と、前記傾斜磁場および前記高周波磁場の印加を
行なうために前記傾斜磁場および前記高周波磁場の発生
手段を制御するシーケンサと、前記静磁場内に置かれた
検査対象からの核磁気共鳴信号を検出する信号検出手段
と、該信号検出手段による検出信号の処理を行う計算機
とを備えた、核磁気共鳴を用いた核磁気共鳴装置におい
て、前記シーケンサによる制御は、第1の高周波パルス
の印加によりグラディエントエコーを発生させる第1の
制御と、前記第1の高周波パルスおよび第2の高周波パ
ルスの印加によ りスピンエコーを発生させる第2の制御
とからなり、前記第1の制御は、前記第1の高周波パル
スと前記グラディエントエコーの計測時の間に、パルス
幅と強度の絶対値の積が等しく極性が反転する2つの傾
斜磁場パルスからなり、前記強度又は前記パルス幅が零
にもなり得る第1のバイポーラー傾斜磁場パルスを印加
する制御を含み、前記第2の制御は、前記第1及び第2
の高周波パルスの間に第1のバイポーラー傾斜磁場パル
スを印加する制御と、前記第2の高周波パルスと前記ス
ピンエコーの計測時の間に、パルス幅と強度の絶対値の
積が等しく極性が反転する2つの傾斜磁場パルスからな
る第2のバイポーラー傾斜磁場パルスを印加する制御と
を含み、前記計算機は、前記グラディエントエコーから
第1の画像を、前記スピンエコーから第2の画像をそれ
ぞれ求め、前記第1および第2の画像から前記検査対象
の見かけの拡散係数分布を求めることを特徴とする核磁
気共鳴を用いた検査装置。 - 【請求項3】静磁場と傾斜磁場および高周波磁場の各発
生手段と、前記傾斜磁場および前記高周波磁場の印加を
行なうために前記傾斜磁場および前記高周波磁場の発生
手段を制御するシーケンサと、前記静磁場内に置かれた
検査対象からの核磁気共鳴信号を検出する信号検出手段
と、該信号検出手段による検出信号の処理を行う計算機
とを備えた、核磁気共鳴を用いた核磁気共鳴装置におい
て、前記シーケンサによる制御は、第1の高周波パルス
の印加により第1のグラディエントエコーを発生させる
第1の制御と、第2の高周波パルスの印加により第2の
グラディエントエコーを発生させる第2の制御とからな
り、前記第1の制御は、前記第1の高周波パルスと前記
第1のグラディエントエコーの計測時の間に、パルス幅
と強度の絶対値の積が等しく極性が反転する2つの傾斜
磁場パルスからなる第1のバイポーラー傾斜磁場パルス
を印加する制御を含み、前記第2の制御は、前記第2の
高周波パルスと前記第2のグラディエントエコーの計測
時の間に、パルス幅と強度の絶対値の積が等しく極性が
反転する2つの傾斜磁場パルスからなる第2のバイポー
ラー傾斜磁場パルスを印加する制御を含み、前記計算機
は、前記第1のグラディエントエコーから第1の画像
を、前記第2のグラディエントエコーから第2の画像を
それぞれ求め、前記第1および第2の画像から前記検査
対象の見かけの 拡散係数分布を求め、前記第1のバイポ
ーラー傾斜磁場パルスあるいは前記第2のバイポーラー
傾斜磁場パルスの前記強度又は前記パルス幅が零にもな
り得ることを特徴とする核磁気共鳴を用いた検査装置。 - 【請求項4】静磁場と傾斜磁場および高周波磁場の各発
生手段と、前記傾斜磁場および前記高周波磁場の印加を
行なうために前記傾斜磁場および前記高周波磁場の発生
手段を制御するシーケンサと、前記静磁場内に置かれた
検査対象からの核磁気共鳴信号を検出する信号検出手段
と、該信号検出手段による検出信号の処理を行う計算機
とを備えた、核磁気共鳴を用いた検査装置において、前
記シーケンサによる制御は、前記傾斜磁場の印加量を表
す傾斜磁場因子が異なるグラディエントエコーとスピン
エコーを1回の計測において発生させる制御、あるい
は、前記傾斜磁場因子が異なる第1および第2のグラデ
ィエントエコーを1回の計測において発生させる制御を
含み、前記計算機は、前記グラディエントエコーと前記
スピンエコーから2枚の画像を求め、あるいは、第1お
よび第2のグラディエントエコーから2枚の画像を求
め、前記2枚の画像を用いて、前記検査対象の見かけの
拡散係数分布を求めることを特徴とする核磁気共鳴を用
いた検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21007292A JP3336635B2 (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 核磁気共鳴を用いた検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21007292A JP3336635B2 (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 核磁気共鳴を用いた検査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0654816A JPH0654816A (ja) | 1994-03-01 |
| JP3336635B2 true JP3336635B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=16583360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21007292A Expired - Fee Related JP3336635B2 (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 核磁気共鳴を用いた検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3336635B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE0702063L (sv) | 2007-05-31 | 2009-01-13 | Colloidal Resource Ab | Metod, system, datoravläsbart medium och användning för magnetisk resonanstomografi |
| CN104095635B (zh) * | 2014-07-28 | 2016-07-20 | 上海理工大学 | 一种利用自回归模型计算磁共振图像表观弥散系数的方法 |
| JP6721489B2 (ja) | 2016-11-14 | 2020-07-15 | 株式会社日立製作所 | 磁気共鳴イメージング装置及び計算画像生成方法 |
-
1992
- 1992-08-06 JP JP21007292A patent/JP3336635B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0654816A (ja) | 1994-03-01 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |