JP3336144B2 - 写真印画紙用支持体 - Google Patents

写真印画紙用支持体

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JP3336144B2 JP02031795A JP2031795A JP3336144B2 JP 3336144 B2 JP3336144 B2 JP 3336144B2 JP 02031795 A JP02031795 A JP 02031795A JP 2031795 A JP2031795 A JP 2031795A JP 3336144 B2 JP3336144 B2 JP 3336144B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真印画紙用支持体に
関するものであり、更に詳しくは、操業性が良好で、印
画紙の平滑、写像性に優れた写真印画紙用支持体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、写真印画紙用支持体として、
原紙の両面を主として白色顔料とポリオレフィン樹脂か
らなる樹脂組成物で被覆されたものは良く知られてい
る。該支持体は、現像処理液を吸収しにくいために処理
後の水洗及び乾燥が大幅に短縮される他、寸法安定性に
も優れた特徴がある。
【0003】しかし、現像後、鏡面処理出来る従来のバ
ライタ紙に比べて、ポリオレフィン樹脂被覆支持体を使
用した写真印画紙は、ポリオレフィン樹脂被覆支持体の
段階で鏡面を出す必要が有るが、光の遮蔽効果の為に使
用する樹脂中の二酸化チタン等の白色顔料は光沢に対し
て悪影響を及ぼす。
【0004】印画紙には「光沢調」、「絹目調」、「マ
ット調」が有り、ポリオレフィン樹脂被覆支持体を使用
した印画紙の場合、基紙にポリオレフィン樹脂組成物を
溶融押出し被覆した後に接触する冷却ロールの表面の形
状により決定されるが、圧倒的に「光沢調」が多数を占
めており良好な鏡面が要求されている。しかし、冷却ロ
ールからの剥離性は「光沢調」が最も剥離しにくく、光
沢むら等表面の面質に悪影響を及ぼしやすい。
【0005】これまでにポリオレフィン樹脂で被覆され
た表面平滑性の良い写真印画紙用支持体に関する提案が
各種なされている。例えば、3次元表面粗さ計で測定さ
れる中心面平均粗さ(SRa)が特定値以下の基紙を用
いる提案(特開昭63−291054号公報)、光学的
表面粗さが特定値以下の基紙を用いる提案(特開昭64
−80948号公報)が挙げられるが何れも支持体の平
滑性の向上は得られるが、乳剤塗布後の印画紙とした場
合の写像性への効果は小さい。又、密度が0.6〜0.
7g/cm3のパルプを用い、 シートにした場合の弾性
率を特定の範囲とする提案(特開昭64−18145号
公報)があるが、支持体の剛度(腰)と平滑性のバラン
スは良いが平滑性の改良効果は小さく、乳剤塗布後の印
画紙の写像性に関する効果は少ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、操業性が良
好で、印画紙の平滑、写像性に優れた写真印画紙用支持
体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこれらの問
題を解決すべく鋭意検討した結果、本発明の写真印画紙
用支持体を発明するに至った。
【0008】即ち、本発明の写真印画紙用支持体は、天
然パルプを主成分とする紙を基紙として、その少なくと
も片面にポリオレフィン樹脂と二酸化チタンを含有する
ポリオレフィン樹脂組成物を被覆した写真印画紙用支持
体であり、基紙をマシンカレンダー、スーパーカレンダ
ー、又は熱カレンダーの少なくとも一種で処理を行い、
水銀圧入式ポロシメーターによる空孔分布曲線のピーク
半径が1.0μm以下であり、 密度0.945g/cm3
上の高密度ポリエチレン(A)がポリオレフィン樹脂の
40〜100重量%であることを特徴とするものであ
る。
【0009】又、本発明の写真印画紙用支持体は、好ま
しくは、基紙の下記で規定される膜厚むら指数Rpが該
基紙の抄紙方向の少なくとも片面で1.3mV以下であ
り、且つ、触針式3次元平均粗さ計を用いて測定される
波長0.8mm以上カットオフでの抄紙方向の中心面平
均粗さSRaが1.3μm以下であり、ポリオレフィン
樹脂組成物の310℃、剪断速度100(1/sec)
でのキャピラリーレオメーターで測定された剪断粘度が
700から2500ポイズであることを特徴とするもの
である。
【0010】膜厚むら指数Rp:赤色LED光を平面の
上方から照射し、反射光を受光器列で捕らえ平面の位置
を測定する光学式変位センサーを用い、センサーと試料
が約13mmでレベルメーターの針が中央に位置する距離
にあり、ビーム真下の試料下面をボールポイント針で支
え、上下方向のずれを防止した状態に試料をXYステー
ジに固定し、XYステージをX軸(主走査軸)方向に2
mm/secの定速で走査することで試料の抄紙方向の厚み変
動を測定し、得られた測定信号値のFFTアナライザー
による0−5Hzの周波数域での周波数解析をハニングウ
ィンドウで行い、128回の積算の加算平均をすること
でパワースペクトル(単位:mV2 )を求め、0.175
Hz〜2Hzの周波数域のパワースペクトル値を総和して2
/3を掛けた値を1/2乗することにより求められる値
を膜厚むら指数Rp(単位:mVと規定する。
【0011】又、本発明の写真印画紙用支持体は、好ま
しくは広葉樹漂白パルプが、天然パルプの30重量%以
上である。
【0012】又、本発明の写真印画紙用支持体は、水銀
ポロシメーターによる空孔分布曲線のピーク半径が0.
8μm以下であるのが好ましい。
【0013】又、本発明の写真印画紙用支持体は、ポリ
オレフィン樹脂組成物の310℃、剪断速度100(1
/sec)でのキャピラリーレオメーターで測定された
剪断粘度が1200〜2500ポイズであるのが好まし
い。
【0014】以下、本発明の写真印画紙用支持体につい
て、詳細に説明する。
【0015】本明細書で言う触針式3次元表面粗さ計を
用いて測定されるカットオフ値0.8mmでの中心面平均
粗さSRaとは、下記数1で規定されるものである。
【0016】
【数1】 数1において、Wxは試料面域のX軸方向(抄紙方向)
の長さを表わし、Wyは試料面域のY軸方向(抄紙方向
と垂直な方向)の長さを表わし、Saは試料面域の面積
を表わす。
【0017】具体的には、触針式3次元表面粗さ計及び
3次元粗さ解析装置として、小坂研究所(株)製SE−
3AK型機及びSPA−11型機を用い、カットオフ値
0.8mm、Wx=20mm、Wy=8mm、従って、Sa=
160mm2 の条件で求めることが出来る。なお、X軸方
向のデ−タ処理としてはサンプリングを500点行い、
Y軸方向の走査としては、17線以上行う。
【0018】本発明の水銀圧入式ポロシメーターでの空
孔分布曲線でのピーク半径は、カルロ・エルバ社のME
RCURY PRESSURE POROSIMETE
RMDD220で測定したものである。細孔に於ける常
圧では濡れない液体の特性に基づいて、濡れ角90゜以
上の液体は表面張力の為に細孔へ液体を入れる為には外
側より圧力を加える必要が有る。液体として水銀を使用
し、圧力を加えていきながら水銀の侵入容積を測定し、
空隙量分布曲線を求める(H.P.GRACE,J.A
mer.Inst.Chem.Engra.,2,P.
307(1956),小野木他,紙パ技協紙,28,9
9(1974)他に記載)。その空隙分布曲線から空孔
分布曲線を求める事が出来る。
【0019】水銀圧入法による細孔径の測定は断面を円
形と仮定して導かれた下記数2により計算した。
【0020】
【数2】Pr=2αCosθ ここでrは空孔半径、αは水銀の表面張力で482.5
36ダイン/cm、θは接触角で141゜、Pは水銀に
加えられた圧力で1〜2000kg/cm2まで変化さ
せた。試料を約1g前後を精秤し単位試料当たりの累積
空孔容積(ml/g)を測定し、これを空孔半径で微分
して空孔半径に対する頻度として空孔分布曲線を得た。
【0021】基紙の空孔分布曲線のピーク半径は0.5
〜5μm近辺に現れる最も頻度の大きいピークの空孔半
径である。
【0022】水銀圧入式ポロシメーターによる空孔分布
曲線のピーク半径が1.0μm以下であり、好ましくは
少なくとも片面の膜厚むら指数が1.3mV以下であ
り、中心面平均粗さSRaが1.3μm以下である基紙
は、具体的には、以下の方法を用いることにより、好ま
しくは以下の方法を2つ以上、更に好ましくは3つ以上
組み合わせて用いることにより得られる。
【0023】(1)本発明で使用する天然パルプとして
は、特開昭60−67940号公報に記載もしくは例示
の広葉樹漂白サルファイトパルプ(以下、LBSPと略
す)を用いるのが良く、特に30重量%以上が好ましい
が、それ以外に広葉樹漂白クラフトパルプ(以下、LB
KPと略す)、広葉樹溶解パルプ(以下、LDPと略
す)等の一般紙に用いられる各種パルプが用いられる。
【0024】LBSPが30%より少ないと、基紙の膜
圧むら指数Rp、3次元平均粗さSRa、空孔分布曲線
のピーク半径が本発明の範囲内であっても比曲げ剛度が
低く、印画紙の腰が弱くなる傾向である。
【0025】(2)湿紙の乾燥途中に緊度プレスを用い
る。具体的には、例えば、特開平3−29945号公報
に記載もしくは例示のような多段の緊度プレスを湿紙に
行う。
【0026】(3)基紙中或は基紙上に、各種の水溶性
ポリマー、親水性コロイド或はポリマーラテックスを含
有或は塗設せしめる。具体的には、基紙中或は基紙上に
各種の水溶性ポリマーもしくは親水性コロイド或はポリ
マーラテックスをサイズプレスもしくはタブサイズプレ
ス或はブレード塗工、エアーナイフ塗工などの塗工によ
って固形塗布量として2g/m2以上含有或は塗設せし
めるのが好ましい。
【0027】(4)基紙を抄造後マシンカレンダー、ス
ーパーカレンダー、熱カレンダー等を用いて少なくとも
2系列以上のカレンダー処理を基紙に行う。具体的に
は、例えば基紙に第1系列のカレンダー処理としてマシ
ンカレンダー処理或は/及び熱マシンカレンダー処理を
行い、その後第2系列以降のカレンダー処理として必要
に応じて更にマシンカレンダー処理を行った後特開平4
−110939号公報に記載もしくは例示の熱ソフトカ
レンダー処理を行うのが好ましい。
【0028】本発明の基紙は水銀圧入式ポロシメーター
による空孔分布曲線のピーク半径が1.0μm以下のも
のであり、好ましくは天然パルプとしてLBSPを30
重量%以上使用するものである。
【0029】特にLBSPが30重量%以上であれば、
マシンカレンダー、スーパーカレンダー等で弱く処理し
ても本発明の特性を持った基紙が得られ、比曲げ剛度
(腰)が強い印画紙支持体が得られる。
【0030】本発明の写真印画紙用支持体は、特定の基
紙の少なくとも片面に二酸化チタンを含む特定のポリオ
レフィン樹脂で被覆したものであり、ポリオレフィン樹
脂組成物の310℃、剪断速度100(1/sec)で
のキャピラリーレオメーターで測定された剪断粘度が7
00から2500ポイズであり、密度0.945g/cm3
以上の高密度ポリエチレン樹脂(A)がポリオレフィン
樹脂の40〜100重量%であることを特徴とするもの
である。
【0031】ポリオレフィン樹脂の中の密度0.945
g/cm3以上の高密度ポリエチレン(A)が40重量%よ
り少ないと印画紙の平滑性、写像性向上効果が得られ
ず、310℃、剪断速度100(1/sec)でのキャ
ピラリーレオメーターで測定された剪断粘度が700ポ
イズより低いと基紙の毛細管の中に溶融樹脂が過度に侵
入して、二酸化チタンの不透明度等の光学的特性が損な
われやすく、樹脂表面の平滑性に劣る傾向になる。この
点で基紙の細孔が特定の径以下である事が好ましい。高
密度ポリエチレン樹脂(A)が40重量%より多いと印
画紙の平滑性、写像性向上効果が発現される。
【0032】逆に、剪断粘度が2500ポイズより大き
いと原紙表面の粗い凹部にも溶融樹脂が侵入しなくなり
原紙と樹脂層との膜付き性に劣る傾向になり、樹脂被覆
紙表面の平滑性にも影響する。
【0033】ポリオレフィン樹脂層には二酸化チタンが
含有されるが、ルチル型やアナターゼ型が使用され、電
子顕微鏡による定方向測定での平均粒子サイズが0.0
8〜0.5μmであることが好ましい。アルミナやシリ
カによる表面処理、脂肪酸金属塩等の有機物による表面
処理品が好ましく使用出来る。一般的には、ポリオレフ
ィン樹脂層の5〜30重量%が二酸化チタンとして含有
される。好ましくは10〜20重量%である。ここで、
5重量%未満では、印画紙のシャープネスが劣り、又、
30重量%を超えて多いと溶融ポリオレフィン樹脂層の
流動性に劣るようになる。
【0034】本発明におけるポリオレフィン樹脂組成物
に含まれる樹脂としては、特定の密度の高密度ポリエチ
レン(A)、以外に、各種のポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリブチレン、ポリエチレンテレフタレート等及
びそれらの共重合体を本発明の効果を損なわないかぎり
で使用出来る。
【0035】又、ポリオレフィン樹脂組成物中には、各
種の添加剤を含有することができる。例えば、白色顔料
として、ルチル型或はアナターゼ型の二酸化チタン、酸
化亜鉛、タルク等、離型剤として、ステアリン酸アミ
ド、アラキジン酸アミド等の脂肪酸アミド、ステアリン
酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム等の脂肪酸金属塩、
ポリオルガノシロキサン等の有機シリコン化合物等、酸
化防止剤として、ヒンダードフェノール化合物等、着色
顔料として、コバルトブルー、群青等、蛍光増白剤等を
適宜含有することができる。
【0036】本発明におけるポリオレフィン樹脂層は、
ポリオレフィン樹脂組成物をスリットダイからフィルム
状に溶融押出塗工して製造される。その際の溶融押出温
度は、200〜350℃の範囲でポリオレフィン樹脂組
成物により適宜選択される。スリットダイとしては、T
ダイ、Lダイ、フィシュティル型ダイ等が好ましく用い
られる。樹脂組成物を基紙に塗工する前に、基紙にコロ
ナ放電、火炎処理等の活性化処理を施すのが好ましい。
ポリオレフィン樹脂層の厚さは特に制限は無いが、10
〜50μm程度が一般的である。
【0037】本発明では、一般的に、基紙にポリオレフ
ィン樹脂組成物を溶融押出で塗工した直後に、表面が5
〜25℃程度の冷却ロールと加圧ロール間を10〜50
kg/cm程度の加圧で通し、樹脂面を冷却ロール表面
に密着させることにより、樹脂層表面を冷却して樹脂層
表面の平滑性、樹脂層と原紙との密着性を向上させる。
【0038】冷却ロールからのポリオレフィン樹脂被覆
紙の剥離性は樹脂組成物の溶融粘度が大きい方が良化傾
向であるが樹脂層表面の平滑性に劣る。しかし、基紙特
性との組み合わせにより、剥離性と印画紙の写像性が共
に良好になる事が明かとなった。即ち、特定のパルプを
使用した基紙をカレンダー等の処理により、膜厚むら指
数が特定値以下、中心面平均粗さSRaが特定値以下で
水銀圧入式ポロシメーターによる空孔分布曲線のピーク
半径が特定値以下の基紙を使用し、特定の樹脂組成物の
310℃での剪断粘度が特定範囲のものを使用する事に
より剥離性が良好で、印画紙の写像性も良好な印画紙を
得るものである。
【0039】本発明の写真印画紙において、シャープネ
スを向上させる目的でポリオレフィン樹脂被覆層上に、
ゼラチン等の親水性コロイド結合剤やスチレンーブタジ
ェン、メタクリル酸メチルーブタジェン共重合体等のラ
テックス、二酸化チタン等の白色顔料を含有した下塗り
層を塗布してもよい。塗布量は、0.5g/m2以上塗布す
ることが好ましいが、更に好ましくは2g/m2以上であ
る。
【0040】ポリオレフィン樹脂層又は下塗り層とハロ
ゲン化銀乳剤層との間に、イラジエーション防止やカブ
リ防止の目的で中間層を乳剤層と連続的に減圧スライド
ビード方式又はスライドホッパー方式により設けること
ができるが、中間層の塗層の厚みは、4〜5μm以下が
好ましく、4〜5μmを超えて中間層の塗層の厚みが厚
いとシャープネスに劣るようになる。
【0041】ハロゲン化銀乳剤の塗布には、スライドビ
ード方式、減圧スライドビード方式が用いられる。
【0042】スライドビード方式は、スライドホッパー
方式、Eバ−方式ともいわれ、傾斜するスライド面の上
縁に塗布液の吐出スリットを有し、スライド面で一旦被
覆層を形成しながらスライド面を斜降して、下層となる
被覆層に次々に重なり、所定の積層体となり一括して小
さなビードを形成しながら支持体面に塗設されるもので
ある。その方式は、特開昭52−115214号公報、
特開昭54−1350号公報等で記載されている塗布方
式であり、特開平3−269528号公報等にも良好な
写真層の形成について各種の技術開示がなされている。
【0043】減圧スライドビード方式は、スライドビー
ド方式でビードを支持体面に塗設する直前に減圧室を設
け、減圧にして塗布性を向上する方式であり、米国特許
明細書2,681,294号、同2,761,419
号、同2,761,791号等に記載されている塗布方
式であり、塗布時の均一安定化の方法は、米国特許明細
書3,220,877号、特開昭62−121451号
公報、特開平1−258772号公報等に開示されてい
る。
【0044】本発明に用いられる原紙としては、本発明
のLBSP等を用いた紙の他に、天然パルプと合成繊維
を用いた混抄紙等が用いられる。
【0045】原紙中には、通常の抄紙で用いられるサイ
ズ剤、湿潤紙力増強剤、填料、pH調節剤、着色剤、着
色染料、蛍光剤等や、表面サイズとして澱粉系、ポリビ
ニルアルコール系、ゼラチン系等の水溶性ポリマー、塩
化ナトリウム、塩化カリウム、ポリスチレンスルホン酸
ソーダ等の無機或は有機の帯電防止剤、カオリン、クレ
ー、炭酸カルシウム等の顔料、着色顔料、染料、蛍光剤
等を適宜含有することができる。
【0046】本発明における写真印画紙の支持体には、
帯電防止、カール防止等のために、各種バックコート層
を設けることができる。バックコート層の素材として
は、コロイド状シリカ、コロイド状合成ヘクトライト、
塩化ナトリウム、ポリスチレンスルホン酸塩、親水性バ
インダー、ラテックス重合体、顔料、界面活性剤等を使
用することができる。
【0047】本発明の写真印画紙では、各種の写真構成
層を塗設してカラー写真印画紙用、白黒写真印画紙用、
写植印画紙用、複写印画紙用等の各種用途に用いること
ができる。例えば、塩化銀、臭化銀、塩臭化銀、ヨウ臭
化銀等の乳剤層を設けることができる。ハロゲン化銀乳
剤層にカラーカプラーを含有して、多層ハロゲン化銀カ
ラー写真構成層を設けることもできる。結合剤として
は、通常のゼラチンの他、ポリビニルピロリドン、ポリ
ビニルアルコール等を用いることができる。写真構成層
には、増感色素、化学増感剤、カブリ防止剤、硬膜剤、
蛍光増白剤、帯電防止剤、pH調節剤等を含有すること
ができる。
【0048】本発明の写真印画紙は、「写真感光材料と
取扱法」(共立出版、宮本五郎著)に記載されているよ
うな露光、現像、停止、定着、漂白、安定等の各種処理
が施され、写真画像を形成させるものである。
【0049】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお、実施例中の部及び%は、それぞれ重量部及び重量
%を示すものである。
【0050】実施例1 広葉樹漂白サルファイトパルプ80%、広葉樹漂白クラ
フトパルプ20%から成る混合パルプをJIS P81
21によるカナダ式ろ水度を300mlになるように叩
解後、パルプ100部に対して、カチオン澱粉を3部、
アニオン化ポリアクリルアミドを0.2部、アルキルケ
テンダイマー乳化物を樹脂分として0.4部、ポリアミ
ドエピクロルヒドリン樹脂を0.4部、及び適当量の蛍
光増白剤、青色染料、赤色染料を添加した紙料スラリー
を調整した。それを用いて200m/分で走行している
長網抄紙機で適当なタービュレンスを与えながら紙匹を
形成し、ウエットパートで15〜100kg/cmの範
囲で3段のウエットプレスを行った後、スムージングロ
ールで処理し、乾燥パートで、30〜70kg/cmの
線圧で2段の緊度プレスを行った後乾燥した。その後、
乾燥の途中でカルボキシ変性ポリビニルアルコール4
部、蛍光増白剤0.05部、青色染料0.002部、塩
化ナトリウム4部及び水92部より成るサイズプレス液
を25g/mサイズプレスして最終的に得られる基紙
水分が絶乾水分で8%になるように乾燥した。その後マ
シンカレンダー処理した後、温度150℃での熱カレン
ダー処理により、水銀圧入式ポロシメーターによる空孔
分布曲線のピーク半径が0.72μm、坪量180g/
、密度1.07g/cm3、表面のSRaが1.0
0μm、膜圧むら指数Rpが1.02mVの基紙を得
た。
【0051】次に、基紙の裏面にコロナ処理後、高密度
ポリエチレン(密度:0.962g/cm3) と低密度ポ
リエチレン(密度:0.926)の比が50:50の混
合物を30μmの厚さに速度200m/分で溶融押出コ
ーティングした後、基紙の表面にコロナ処理後、ポリオ
レフィン樹脂組成物として高密度ポリエチレン(密度:
0.962g/cm3)と低密度ポリエチレン(密度:0.
926)の比が80:20の混合物に、アルミ処理アナ
ターゼ二酸化チタンを組成物の15重量%になるように
混合したポリオレフィン樹脂組成物を速度200m/分
で30μmの厚さに、基紙との接触時の樹脂組成物溶融
温度が310℃で溶融押出コーティング、加圧ロールと
の線圧30kg/cmで冷却水温度が15℃の冷却ロ−
ル処理をして、基紙の表面にポリオレフィン樹脂被覆層
を設け、本発明の写真印画紙用支持体を得た。なお、表
面のポリオレフィン樹脂組成物の310℃、剪断速度1
00(1/sec)でのキャピラリーレオメーターでの
剪断粘度は2100ポイズであった。
【0052】基紙の表面のポリオレフィン樹脂被覆層上
に、減圧スライドビード方式で乳剤層及び保護層を同時
に設けて、白黒写真用印画紙とした。
【0053】乳剤層は 、ヘキサクロロイリジウム(II
I)酸カリウム1.2×10-5gの存在下に硝酸銀とし
て19.2gのハロゲン化銀粒子を生成、分散して製造
したArBr/AgCl/AgI=95/4.5/0.
5(モル%)なるハロゲン化銀写真乳剤組成物をゼラチ
ン14.4g中に有し、平均粒子径0.6μmの最適感
度に硫黄増感と金増感により併用増感したもので、実質
的に〔0、0、1〕面からなる中性法ハロゲン化銀写真
乳剤を含み、更に、成膜に必要なゼラチンの他、適量の
安定剤、増感色素、塗布助剤、硬膜剤、蛍光増白剤、増
粘剤、フィルター染料等を含み、硝酸銀で2.2g/m2
ゼラチンで4.4g/m2に相当する塗布量を、 保護層と
共に減圧スライドビード塗布装置で減圧室の減圧度を−
60mmH2O、塗布速度100m/分で重層塗布、乾
燥した。なお、保護層は、2g/m2に相当するゼラチンの
他に塗布助剤、硬膜剤を含む。
【0054】実施例2 実施例1の基紙を製造する時に用いるパルプの配合率を
広葉樹漂白サルファイトパルプ20%、広葉樹漂白フト
パルプ80%からなる混合パルプに変えた以外は同様に
してカレンダー処理後の基紙の水銀圧入式ポロシメータ
ーによる空孔分布曲線のピーク半径が0.86μm、坪
量180g/m2、 密度が1.05g/cm3、SRa
が1.15μm、 膜圧むら指数Rpが1.20mVの
基紙を得、実施例1と同様にして本発明の写真印画紙用
支持体を得、実施例1と同様にして白黒写真用印画紙を
得た。
【0055】実施例3 実施例1で表面のポリオレフィン樹脂として用いた高密
度ポリエチレンと低密度ポリエチレンの他に密度が0.
900のポリプロピレンを用い、それらの比が40:4
5:15に代えた以外は同様にして本発明の写真印画紙
用支持体を得、実施例1と同様にして白黒写真用印画紙
を得た。なお、ポリオレフィン樹脂層の310℃、剪断
速度100(1/sec)での剪断粘度は、1600ポ
イズであった。
【0056】実施例4 実施例2でカレンダー処理条件以外は同様にしてカレン
ダー処理後の基紙の坪量180g/m2、密度が1.0
3g/cm3、表面のSRaが1.26μm、膜圧むら
指数が1.28mV、水銀圧入式ポロシメーターでの空
孔分布曲線のピーク半径が0.98μmの基紙を得た。
その他は実施例1と同様にして白黒写真用印画紙を得
た。
【0057】実施例5 実施例1の基紙の表面のポリオレフィン樹脂層の組成と
して、実施例1で用いた高密度ポリエチレンと低密度ポ
リエチレンの比を40:60に代えた以外は同様にして
本発明の写真印画紙用支持体を得、実施例1と同様にし
て白黒写真用印画紙を得た。なお、ポリオレフィン樹脂
層の310℃、剪断速度100(1/sec)での剪断
粘度は1500ポイズであった。
【0058】実施例6 実施例1の基紙を製造する時に用いるパルプを広葉樹漂
白サルファイトパルプ100%(密度0.76g/cm
3) に変えた以外は同様にしてカレンダー処理後の基紙
の坪量180g/m2、密度が1.06g/cm3、SR
aが0.92μm、膜圧むら指数Rpが1.00mV、
水銀圧入式ポロシメーターによる空孔分布曲線のピーク
半径が0.62μmの基紙を得、実施例1と同様にして
本発明の写真印画紙用支持体を得、実施例1と同様にし
て白黒写真用印画紙を得た。
【0059】実施例7 実施例1の基紙を製造する時に用いるパルプを広葉樹漂
白クラフトパルプ100%(密度0.76g/cm3
に変えた以外は同様にしてカレンダー処理後の基紙の坪
量180g/m2、密度が1.09g/cm3、SRaが
1.22μm、膜圧むら指数Rpが1.30mV、水銀
圧入式ポロシメーターによる空孔分布曲線のピーク半径
が0.95μmの基紙を得、実施例1と同様にして本発
明の写真印画紙用支持体を得、実施例1と同様にして白
黒写真用印画紙を得た。
【0060】実施例8 実施例1の基紙を製造する時に用いるパルプの配合率を
広葉樹漂白サルファイトパルプ40%、広葉樹漂白クラ
フトパルプ60%からなる混合パルプに変えた以外は同
様にしてカレンダー処理後の基紙の水銀圧入式ポロシメ
ーターによる空孔分布曲線のピーク半径が0.80μ
m、坪量180g/m2、 密度が1.05g/cm3
SRaが1.10μm、 膜圧むら指数Rpが1.12
mVの基紙を得、実施例1と同様にして本発明の写真印
画紙用支持体を得、実施例1と同様にして白黒写真用印
画紙を得た。
【0061】実施例9 実施例1で基紙の表面のポリオレフィン樹脂として密度
が0.970g/cm3の高密度ポリエチレン樹脂を100
%使用した以外は実施例1と同様にして白黒写真用印画
紙を得た。なお、ポリオレフィン樹脂層の310℃、剪
断速度100(1/sec)での剪断粘度は2560ポ
イズであった。
【0062】実施例10 実施例1で基紙に使用するパルプとして広葉樹漂白クラ
フトパルプのみを用いた以外は同様にしてカレンダー処
理後の基紙の坪量180g/m2、 密度1.06g/c
3、SRaが1.29μm、膜厚むら指数Rpが1.
38mV、 水銀圧入式ポロシメーターによる空孔分布
曲線のピーク半径が1.00μmの基紙を得、実施例1
と同様にして白黒写真印画紙を得た。
【0063】比較例1 実施例1で基紙のカレンダー処理としてマシンカレンダ
ーだけを行い、処理後の基紙の坪量180g/m2、密
度1.02g/cm3、SRaが1.30μm、膜圧む
ら指数Rpが1.25mV、水銀圧入式ポロシメーター
での空孔分布曲線のピーク半径が1.15μmの基紙を
得、同様にして白黒写真印画紙を得た。
【0064】比較例2 実施例1で基紙の表面のポリオレフィン樹脂として用い
た低密度ポリエチレンを100%用いた以外は実施例1
と同様にして白黒写真用印画紙を得た。なお、ポリオレ
フィン樹脂層の310℃、剪断速度100(1/se
c)での剪断粘度は550ポイズであった。
【0065】比較例3 実施例2で基紙のカレンダー処理としてマシンカレンダ
ーだけを行い、処理後の基紙の坪量180g/m2、密
度が1.03g/cm3、SRaが1.35μm、膜圧
むら指数Rpが1.45mV、水銀圧入式ポロシメータ
ーによる空孔分布曲線のピーク半径が1.31μmの基
紙を得、実施例1と同様にして本発明の写真印画紙用支
持体を得、実施例1と同様にして白黒写真用印画紙を得
た。
【0066】以上、実施例1〜10、比較例1〜3で得
られた白黒写真用印画紙を以下の方法で評価した。表1
にはパルプ配合率、基紙特性の結果を、表2には冷却ロ
ール剥離性、印画紙写像性の各評価結果について示し
た。
【0067】[冷却ロール剥離性]実施例及び比較例で
使用する基紙にポリオレフィン樹脂組成物を被覆する場
合の冷却ロールからの剥離性を評価。◎:剥離がなめら
かで剥離音も殆ど無い。○:剥離がなめらかで剥離音が
やや有る。△:剥離時のくっつきがやや有り、剥離音が
有り、実用下限。×:剥離時にくっつきが有り、剥離音
が大きく、見た目の面質で横段状のむらが有る。
【0068】[写像性]測定方法はJIS H8686
で規定され、光学くしを通して得られた光量の波形から
写像性を像鮮明度として求める。スリット幅が2mmの
測定値。
【0069】[平滑性]三次元触針粗さ計によりSRa
(μm、0.8mm以上カットオフ)を求める。数字の
大きい程粗いことを示す。
【0070】
【表1】
【0071】
【表2】
【0072】表2より明らかなように、本発明の実施例
1〜10の写真印画紙用支持体は、各種特性が優れてい
た。一方、比較例1〜3の写真印画紙用支持体は、冷却
ロール剥離性、印画紙写像性に劣った。特に、比較例3
の写真用印画紙は、冷却ロール剥離性と写像性が悪かっ
た。
【0073】
【発明の効果】本発明の写真印画紙用支持体を用いた写
真用印画紙は、支持体製造時の操業性、写真用印画紙の
写像性に優れている。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03C 1/775 G03C 1/79

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然パルプを主成分とする紙を基紙とし
    て、その少なくとも片面にポリオレフィン樹脂と二酸化
    チタンを含有するポリオレフィン樹脂組成物を被覆した
    写真印画紙用支持体において、基紙をマシンカレンダ
    ー、スーパーカレンダー、又は熱カレンダーの少なくと
    も一種で処理を行い、水銀圧入式ポロシメーターによる
    空孔分布曲線のピーク半径が1.0μm以下であり、密
    度0.945g/cm3 以上の高密度ポリエチレン(A)が
    ポリオレフィン樹脂の40〜100重量%であることを
    特徴とする写真印画紙用支持体。
  2. 【請求項2】 基紙は、下記で規定される膜厚むら指数
    Rpが該基紙の抄紙方向の少なくとも片面で1.3mV
    以下であり、且つ、触針式3次元平均粗さ計を用いて測
    定される波長0.8mm以上カットオフでの抄紙方向の
    中心面平均粗さSRaが1.3μm以下であり、ポリオ
    レフィン樹脂組成物の310℃、剪断速度100(1/
    sec)でのキャピラリーレオメーターで測定された剪
    断粘度が700から2500ポイズであることを特徴と
    する請求項1記載の写真印画紙用支持体。 膜厚むら指数Rp:赤色LED光を平面の上方から照射
    し、反射光を受光器列で捕らえ平面の位置を測定する光
    学式変位センサーを用い、センサーと試料が約13mmで
    レベルメーターの針が中央に位置する距離にあり、ビー
    ム真下の試料下面をボールポイント針で支え、上下方向
    のずれを防止した状態に試料をXYステージに固定し、
    XYステージをX軸(主走査軸)方向に2mm/secの定速
    で走査することで試料の抄紙方向の厚み変動を測定し、
    得られた測定信号値のFFTアナライザーによる0〜5
    Hzの周波数域での周波数解析をハニングウィンドウで行
    い、128回の積算の加算平均をすることでパワースペ
    クトル(単位:mV2 )を求め、0.175Hz〜2Hzの周
    波数域のパワースペクトル値を総和して2/3を掛けた
    値を1/2乗することにより求められる値を膜厚むら指
    数Rp(単位:mV)と規定する。
  3. 【請求項3】 広葉樹漂白パルプが、天然パルプの30
    重量%以上であることを特徴とする請求項1又は2記載
    の写真印画紙用支持体。
  4. 【請求項4】 基紙は、水銀ポロシメーターによる空孔
    分布曲線のピーク半径が0.8μm以下であることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の写真印画紙
    用支持体。
  5. 【請求項5】 ポリオレフィン樹脂組成物の310℃、
    剪断速度100(1/sec)でのキャピラリーレオメ
    ーターでの剪断粘度が1200〜2500ポイズである
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の写
    真印画紙用支持体。
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