JP3335721B2 - 高吸水性ポリマー組成物 - Google Patents
高吸水性ポリマー組成物Info
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物に関する。更に詳しくは、本発明は、吸水後のゲルの
強度、ゲルの経時的安定性およびゲル表面の“べとつ
き”が同時に改善された、チタニア粉末および亜硫酸塩
類を含有してなる高吸水性ポリマー組成物に関する。
使い捨て紙おむつ等の衛生用品分野で広範に使用されて
いるのみならず、止水材、結露防止材、鮮度保持材、溶
剤脱水材等の各種産業用品、更には緑化、農園芸分野等
にも実用化されつつあり、今後、その応用範囲がさらに
拡大していくと思われる合成ポリマーである。最近、生
理用品、使い捨て紙おむつや失禁パッド等の衛生用品
は、使用材料の改良、立体裁断、種々のギャザー等によ
り装着感が改善され、その装着時間が長くなりつつあ
る。また、産業用品、農園芸用品についても非常に過酷
な条件下で使用される場合も生じてきている。
し、ゲル状となるが、特に、尿等の体液を吸収させた場
合、ゲルは時間の経過と共に強度を失い、同時に、表面
が“べとつく”ようになる傾向がある。このことは、装
着時間が長くなりつつある衛生用品にとって、特に大き
な問題となってきている。このようなゲルの経時的劣化
は、尿等の体液中に含まれる種々の酸化還元化合物、酵
素活性物質等が高吸水性ポリマーの化学結合を切断する
ために生じるものと考えられている。また、このゲルの
分解は、単一の機構で進行するのではなく、複数の機構
によるものと考えられる。よって、吸液時の状態や体液
の個人差等により、高吸水性ポリマーの分解の程度には
大きなばらつきがあるのが実状である。従って、あらゆ
る尿等の体液に対して優れたゲル強度及びゲル安定性を
有する高吸水性ポリマーが望まれている。
しては、例えば高吸水性ポリマーの架橋密度を高める方
法が考えられるが、この場合、架橋密度が高くなるにつ
れて吸水能が低下するという問題がある。また、含酸素
無機塩、ラジカル捕捉剤、酸化防止剤、酸化剤、硫黄含
有還元剤、金属キレート剤、ラジカル連鎖禁止剤、ホス
フィン酸含有アミン等を高吸水性ポリマーに添加するこ
とによりゲルの安定性を改良することが種々提案されて
いるが、これらの薬剤の使用は、個人差の大きい体液に
対し、必ずしも常に有効であるわけではなく、また、添
加量によっては安全性に問題がある場合もある。
術の状況に鑑み、高吸水性ポリマー本来の吸水性能を損
なうことなく、吸水後(特に、個人差の大きい人尿等の
体液を吸水させた場合)のゲルの強度、長時間にわける
ゲルの安定性、さらにゲル表面の“べとつき”が同時に
改善された高吸水性ポリマー組成物を提供することを目
的とする。
酸塩類および非晶質の、若しくは特定の結晶構造を有
し、且つ特定の大きな比表面積を有する高純度微粒子状
チタニアを一定量配合した高吸水性ポリマー組成物によ
り上記目的が達成されることを見出した。即ち、本発明
による高吸水性ポリマー組成物は、(A)架橋構造を有
し、且つカルボキシル基及び/又はカルボキシレート基
を重合体の構成成分として含有する高吸水性ポリマー1
00重量部、(B)平均粒子径が1μm以下で且つブル
ナウアー・エメット・テーラー法により測定した比表面
積が10m2 /g以上であり、更に結晶構造がルチル型
とアナターゼ型の混合型からなる結晶質の、又は非晶質
の高純度微粒子状チタニア0.05〜10重量部および
(C)亜硫酸塩類0.01〜2重量部からなることを特
徴とするものである。
造を有し、且つカルボキシル基及び/又はカルボキシレ
ート基を重合体の構成成分として含有する合成高分子で
あり、具体的には、ポリアクリル酸塩架橋物、アクリル
酸エステル−酢酸ビニル共重合体架橋物の加水分解物、
アクリル酸塩−アクリルアミド共重合体架橋物、ポリア
クリロニトリル架橋物の加水分解物等を挙げることがで
きる。これらは単独に使用しても、2種以上のものを併
用してもよい。高吸水性ポリマー粉末の平均粒子径は、
10〜2,000μm、特に50〜1,000μm、が
好ましい。これらの高吸水性ポリマーは、公知の方法に
より製造することができ、また市販のものを用いること
もできる。
ーは、表面が架橋されたものであってもよい。表面架橋
に使用する架橋剤としては、カルボキシル基及び/又は
カルボキシレート基と反応しうる2個以上の官能基を有
する架橋剤であれば、いずれも使用することができる。
例えば、ポリジグリシジルエーテル化合物、ハロエポキ
シ化合物、アルデヒド化合物、イソシアネート化合物等
が使用できるが、ポリジグリシジルエーテル化合物が一
般的である。これら架橋剤の使用量は特に限定されない
が、通常、ポリマーに対して0.005〜5.0重量%
の範囲で使用される。
ーは、ポリマー表面が改質されたものであってもよい。
表面改質剤として使用する化合物としては、水酸化アル
ミニウム等の多価金属化合物や下記一般式で表わされる
シラン化合物が挙げられる。 X(R)m Si(Y)3-m (式中、Xは高吸水性ポリマー中のカルボキシル基及び
/又はカルボキシレート基と反応しうる官能基を、Rは
炭化水素基を、Yは加水分解基を表し、mは0、1又は
2である)。上記式で表わされるシラン化合物の具体例
としては、γ‐グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン、γ‐グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラ
ン、β‐(3,4‐エポキシシクロヘキシル)エチルト
リメトキシシラン、γ‐(2‐アミノエチル)アミノプ
ロピルトリメトキシシラン、γ‐(2‐アミノエチル)
アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ‐アミノプ
ロピルトリエトキシシラン、N‐フェニル‐γ‐アミノ
プロピルトリメトキシシラン、γ‐メルカプトプロピル
トリメトキシシラン、γ‐メルカプトプロピルメチルジ
メトキシシラン、γ‐クロロプロピルトリメトキシシラ
ン、γ‐クロロプロピルメチルジメトキシシラン、オク
タデシルジメチル〔3‐(トリメトキシシリル)プロピ
ル〕アンモニウムクロライド等がある。上記表面改質剤
の使用量は特に限定されるものではないが、通常、ポリ
マーに対して0.001〜10.0重量%である。
られる高純度微粒子状チタニアは、特定の大きな比表面
積を有し、且つ非晶質若しくは特定の結晶構造のものに
限定される。具体的には、平均粒子径が1μm以下、好
ましくは0.01〜0.1μmの範囲の微粒子で、且つ
ブルナアウー・エメット・テーラー法により測定された
比表面積が10m2 /g以上、好ましくは30m2 /g
以上であり、更に結晶構造がルチル型とアナターゼ型の
混合型からなる結晶質か又は非晶質のものである。結晶
質のものを使用する場合、ルチル型とアナターゼ型の構
成比は、ルチル型/アナターゼ型(重量比)=90/1
0〜10/90、特に80/20〜20/80であるこ
とが好ましい。本発明において、チタニアについて「高
純度」とは、純チタニア含量が99%以上であることを
いう。高純度微粒子状チタニアの使用量は、高吸水性ポ
リマー100重量部に対して0.05〜10重量部、好
ましくは0.1〜5重量部である。
塩類としては、例えば、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリ
ウム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸亜鉛、亜硫酸アンモニ
ウム等の亜硫酸塩および亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸
水素カリウム、亜硫酸水素カルシウム、亜硫酸水素アン
モニウム等の亜硫酸水素塩が挙げられる。これらの中で
も亜硫酸ナトリウムおよび亜硫酸水素ナトリウムが好ま
しい。亜硫酸塩類の使用量は、高吸水性ポリマー100
重量部に対して0.01〜2重量部、好ましくは0.0
5〜1重量部である。使用量が0.01重量部未満では
効果が少なく、2重量部を越えると吸水能の低下や安全
性の問題が生ずる場合がある。
水性ポリマー組成物は、上記の高吸水性ポリマーに、上
記の高純度微粒子状チタニア及び亜硫酸塩類の所定量を
添加し、均一に混合、分散させることにより得ることが
できる。混合は、従来公知の任意の方法ないし手段によ
り行なうことができ、一般的に粉末混合に用いられる混
合機を用いて容易に行なうことができる。また、場合に
よっては、高吸水性ポリマーの重合、熟成、脱水、表面
改質、造粒等の工程中に添加、分散させてもよい。
更に具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定
されるものではない。尚、実施例で得られた高吸水性ポ
リマー組成物の後述の特性値は、下記の方法により測定
したものである。
メッシュのナイロン袋(10cm×20cmの大きさ)
に入れ、1リットルの人工尿に30分浸漬する。30分
後、ナイロン袋を引き上げ、15分水切り後、重量測定
をし、ブランク補正をして、高吸水性ポリマー1gが吸
収した人工尿の重量を吸水能とした。尚、人工尿の組成
は下記に示す。人工尿組成 尿 素 1.94% 塩化ナトリウム 0.80% 塩化カルシウム 0.06% 硫酸マグネシウム 0.11% 純 水 97.09%
の人尿(成人5名の尿を混合)を25g吸収させ、25
℃で30分間放置後のゲルをレオメーター(不動工業製
NRM−2002J型)にかけ、セルがゲル中に入り込
む時点の力をゲル強度とした。
場合と同様のサンプルを作成し、設定温度40℃にて、
恒温槽中に16時間放置した。放置後のゲル強度を上記
の方法で測定し、吸水後ゲルの安定性を評価した。尚、
この試験は、人尿の個人差等を考慮し、測定日を変えて
5回行った。
安定性を測定した後の膨潤ゲルの“べとつき”を、下記
の評価基準に従い、手触りにて評価した。 ○: 膨潤ゲルはかなり“さくさく”してドライ感があ
る。 △: 一部、膨潤ゲルがべとつく ×: 膨潤ゲルがべとつき、手がぬべぬべする。
較例においては、下記の高吸水性ポリマーを使用した。高吸水性ポリマー(A) 撹拌機、還流冷却器、温度計、窒素ガス導入管を付設し
た容量5,000mlの四つ口丸底フラスコに、シクロ
ヘキサン1210gを入れ、ソルビタンモノステアレー
ト9gを添加して溶解させた後、窒素ガスを吹込んで、
溶存酸素を追い出した。別に、容量2,000mlのビ
ーカー中でアクリル酸350gを外部より氷冷しなが
ら、これに水727.7gに溶解した143.1gの純
度95%水酸化ナトリウムを加えてカルボキシル基の7
0%を中和した。この場合の水溶液中のモノマー濃度
は、中和後のモノマー濃度として35重量%に相当す
る。ついで、これにN,N′‐メチレンビスアクリルア
ミド0.37g、過硫酸カリウム0.94gを加えて溶
解した後、窒素ガスを吹込んで溶残酸素を追い出した。
前記の四つ口丸底フラスコの内容物にこの容量2,00
0mlのビーカーの内容物を添加し、攪拌して分散さ
せ、窒素ガスをバブリングさせながら湯浴によりフラス
コ内温を昇温させたところ、60℃付近に達してから内
温が急激に上昇し、数十分後には75℃に達した。次い
で、その内温を60〜65℃に保持し、且つ、攪拌しな
がら3時間反応させた。尚、攪拌は145rpmで行っ
た。3時間反応させた後、攪拌を停止すると、湿潤ポリ
マー粒子が丸底フラスコの底に沈降したので、デカンテ
ーションでシクロヘキサン相と容易に分離できた。分離
した湿潤ポリマーを減圧乾燥器に移し、90℃に加熱し
て付着したシクロキヘサン及び水を除去したところ、さ
らさらした高吸水性ポリマー400gが得られた。この
ようにして得られた乾燥ポリマー100gを500ml
のナス型フラスコに入れ、次いで、シクロヘキサン12
2.5gを加えてスラリーとした。このスラリーを攪拌
しながら水22.5gにγ‐グリシドキシプロピルトリ
メトキシシラン0.44gを分散させた液を添加し、室
温で30分間攪拌した。次いで、105℃油浴中に30
分間浸漬した後、同油浴温度を保持しながら減圧して蒸
発乾固させ、乾燥ポリマー95gを得た。
リシドキシプロピルトリメトキシシランの代わりに、エ
チレングリコールジグリシジルエーテル0.8gを用い
た他は全く同様に操作して、乾燥ポリマー95gを得
た。
−4、日本触媒製)を使用した。
純度微粒子状チタニア及び亜硫酸塩類を加え、Vブレン
ダーを用いて30分間均一にこれらの粉体を混合し、高
吸水性ポリマー組成物を得た。高吸水性ポリマー、高純
度微粒子状チタニア及び亜硫酸塩類の種類ならびに使用
量は、第1表に示される通りである。得られた高吸水性
ポリマー組成物につき上記の測定を行った。結果を第3
表に示す。
い高吸水性ポリマーにつき、上記の測定を行った。ま
た、高吸水性ポリマーに各種の高純度微粒子状チタニア
及び亜硫酸塩類を単独で、又は併用して加え、Vブレン
ダーを用いて30分間均一に混合して得られた高吸水性
ポリマー組成物につき上記の測定を行った。使用した高
吸水性ポリマー、高純度微粒子状チタニア及び亜硫酸塩
類の種類並びに使用量を第2表に、測定結果を第3表に
示す。
は、高吸水性ポリマー本来の吸水性能を損なうことな
く、吸水後(特に、個人差の大きい人尿等の体液を吸水
させた場合)のゲルの強度、長時間にわたるゲルの安定
性、さらにゲル表面の“べとつき”が、体液の個人差に
拘らず、同時に改善されている。従って、特に紙おむつ
等の衛生用品の分野において有利に使用することができ
る。
Claims (9)
- 【請求項1】 (A)架橋構造を有し、且つカルボキシ
ル基及び/又はカルボキシレート基を重合体の構成成分
として含有する合成高分子である高吸水性ポリマー10
0重量部、(B)平均粒子径が1μm以下で且つブルナ
ウアー・エメット・テーラー法により測定した比表面積
が10m2 /g以上であり、更に結晶構造がルチル型と
アナターゼ型の混合物からなる結晶質の、又は非晶質の
高純度微粒子状チタニア0.05〜10重量部、および
(C)亜硫酸塩類0.01〜2重量部からなることを特
徴とする高吸水性ポリマー組成物。 - 【請求項2】 高吸水性ポリマー(A)が、ポリアクリ
ル酸塩架橋物、アクリル酸エステル−酢酸ビニル共重合
体架橋物の加水分解物、アクリル酸塩−アクリルアミド
共重合体架橋物及びポリアクリロニトリル架橋物の加水
分解物からなる群より選ばれたものであることを特徴と
する請求項1に記載の高吸水性ポリマー組成物。 - 【請求項3】 高吸水性ポリマー(A)が、アクリル酸
とアクリル酸塩との共重合体又はその架橋物であること
を特徴とする請求項1に記載の高吸水性樹脂組成物。 - 【請求項4】 高吸水性ポリマー(A)が、カルボキシ
ル基及び/又はカルボキシレート基と反応しうる2個以
上の官能基を有する架橋剤で表面架橋したものであるこ
とを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の
高吸水性ポリマー組成物。 - 【請求項5】 架橋剤がポリグリシジルエーテル化合物
であることを特徴とする、請求項4に記載の高吸水性樹
脂組成物。 - 【請求項6】 高吸水性ポリマー(A)が、下記一般式
で表されるシラン化合物により表面改質されたものであ
ることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記
載の高吸水性ポリマー組成物。 X(R)m Si(Y)3-m (式中、Xは高吸水性ポリマー中のカルボキシル基及び
/又はカルボキシレート基と反応しうる官能基を、Rは
炭化水素基を、Yは加水分解基を表し、mは0、1又は
2である) - 【請求項7】 シラン化合物が、γ‐グリシドキシプロ
ピルトリメトキシシラン、γ‐グリシドキシプロピルメ
チルジエトキシシラン、β‐(3,4‐エポキシシクロ
ヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ‐(2‐アミ
ノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン、γ‐
(2‐アミノエチル)アミノプロピルメチルジメトキシ
シラン、γ‐アミノプロピルトリエトキシシラン、N‐
フェニル‐γ‐アミノプロピルトリメトキシシラン、γ
‐メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ‐メルカ
プトプロピルメチルジメトキシシラン、γ‐クロロプロ
ピルトリメトキシシラン、γ‐クロロプロピルメチルジ
メトキシシランおよびオクダデシルジメチル〔3‐(ト
リメトキシシリル)プロピル〕アンモニウムクロライド
より選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とす
る、請求項6に記載の高吸水性ポリマー組成物。 - 【請求項8】 亜硫酸塩類(C)が、亜硫酸塩または亜
硫酸水素塩であることを特徴とする請求項1ないし7の
いずれかに記載の高吸水性ポリマー組成物。 - 【請求項9】 高純度微粒子状チタニアの比表面積が3
0m 2 /g以上であり、かつその量が高吸水性ポリマー
100重量部に対して0.1〜5重量部であることを特
徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の高吸水性
ポリマー組成物。
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JP20343293A JP3335721B2 (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 高吸水性ポリマー組成物 |
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Publications (2)
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JPH0753884A JPH0753884A (ja) | 1995-02-28 |
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ID=16473998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20343293A Expired - Lifetime JP3335721B2 (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 高吸水性ポリマー組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1993
- 1993-08-17 JP JP20343293A patent/JP3335721B2/ja not_active Expired - Lifetime
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