JP3334797B2 - リモートコントロールシステムおよび記録再生機器 - Google Patents
リモートコントロールシステムおよび記録再生機器Info
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- JP3334797B2 JP3334797B2 JP12759499A JP12759499A JP3334797B2 JP 3334797 B2 JP3334797 B2 JP 3334797B2 JP 12759499 A JP12759499 A JP 12759499A JP 12759499 A JP12759499 A JP 12759499A JP 3334797 B2 JP3334797 B2 JP 3334797B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔地に存在する
オーディオ機器やビデオ機器等の記録再生機器を、通信
回線を介して制御するリモートコントロールシステムお
よびそのようなリモートコントロールシステムにおける
記録再生機器に関する。
オーディオ機器やビデオ機器等の記録再生機器を、通信
回線を介して制御するリモートコントロールシステムお
よびそのようなリモートコントロールシステムにおける
記録再生機器に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオ機器やビデオ機器を操作する
場合に、一般に赤外線リモートコントロールユニットが
用いられる。ユーザは、赤外線リモートコントロールユ
ニットを操作することによって、オーディオ機器やビデ
オ機器に対して、録音/録画の開始および停止、再生の
開始および停止、録音/録画の予約等の指令を与えるこ
とができる。
場合に、一般に赤外線リモートコントロールユニットが
用いられる。ユーザは、赤外線リモートコントロールユ
ニットを操作することによって、オーディオ機器やビデ
オ機器に対して、録音/録画の開始および停止、再生の
開始および停止、録音/録画の予約等の指令を与えるこ
とができる。
【0003】しかし、オーディオ機器やビデオ機器の機
能が豊富になっているので、それに伴ってリモートコン
トロールユニットの操作が複雑化していることが問題に
なっている。特に、製造メーカの異なる複数の機器が存
在する場合には、それぞれに対応するリモートコントロ
ールユニットが存在し、かつ、それぞれのリモートコン
トロールユニットに対する操作方法が異なっている。ま
た、同一メーカの機器であっても、細かな機能について
は操作方法が大幅に異なっていることが多い。
能が豊富になっているので、それに伴ってリモートコン
トロールユニットの操作が複雑化していることが問題に
なっている。特に、製造メーカの異なる複数の機器が存
在する場合には、それぞれに対応するリモートコントロ
ールユニットが存在し、かつ、それぞれのリモートコン
トロールユニットに対する操作方法が異なっている。ま
た、同一メーカの機器であっても、細かな機能について
は操作方法が大幅に異なっていることが多い。
【0004】また、近年、仕事先や旅行先などの遠隔地
から自宅やオフィス内の機器を遠隔操作する要求が高ま
っている。そのような要求を実現しようとすると、例え
ば、特開平10−232845号公報に記載されている
ように、オーディオ機器やビデオ機器に通信機能を備え
る必要がある。しかし、通信機能を有する各機器が設置
されていたとしても、遠隔地からそれらの機器を制御す
る際に、例えば予約のような同一操作であっても、機器
に応じて操作方法を変える必要がある。リモートコント
ロールユニットによる操作の場合と同様、各機器毎に操
作方法が異なっているのが普通だからである。
から自宅やオフィス内の機器を遠隔操作する要求が高ま
っている。そのような要求を実現しようとすると、例え
ば、特開平10−232845号公報に記載されている
ように、オーディオ機器やビデオ機器に通信機能を備え
る必要がある。しかし、通信機能を有する各機器が設置
されていたとしても、遠隔地からそれらの機器を制御す
る際に、例えば予約のような同一操作であっても、機器
に応じて操作方法を変える必要がある。リモートコント
ロールユニットによる操作の場合と同様、各機器毎に操
作方法が異なっているのが普通だからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、オーデ
ィオ機器やビデオ機器を操作する際に、各機器に対する
操作方法を統一化したいということが課題となってい
る。さらに、各機器を、できるだけ統一した操作環境下
で遠隔操作したいということが課題になっている。
ィオ機器やビデオ機器を操作する際に、各機器に対する
操作方法を統一化したいということが課題となってい
る。さらに、各機器を、できるだけ統一した操作環境下
で遠隔操作したいということが課題になっている。
【0006】そこで、本発明は、特に、各種の記録再生
機器を統一された操作環境下で遠隔制御できるリモート
コントロールシステムを提供することを目的とする。
機器を統一された操作環境下で遠隔制御できるリモート
コントロールシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるリモートコ
ントロールシステムは、記録再生機器から離れて存在し
記録再生機器に対する要求を入力するための端末と、記
録再生機器に接続された応答用端末とを備え、記録再生
機器は、遠隔地の端末に搭載されたオペレーティングシ
ステムにおける標準化されたインタフェース規約にもと
づいて作成されている機器制御プログラムを含むことを
特徴とする。
ントロールシステムは、記録再生機器から離れて存在し
記録再生機器に対する要求を入力するための端末と、記
録再生機器に接続された応答用端末とを備え、記録再生
機器は、遠隔地の端末に搭載されたオペレーティングシ
ステムにおける標準化されたインタフェース規約にもと
づいて作成されている機器制御プログラムを含むことを
特徴とする。
【0008】記録再生機器は、遠隔地の端末からの要求
に対応した標準化されたインタフェース規約にもとづい
て作成されている機器制御プログラムをサーチし、要求
に対応した機器制御プログラムがあればそのプログラム
に処理を依頼するとともに処理結果を得て応答用端末に
返送する標準コントロールフィルタインタフェースを含
み、応答用端末は、処理結果を遠隔地の端末に返送する
返送手段を有するように構成される。そのような構成に
よれば、ユーザは、遠隔地に存在する端末のOSが提供
するGUIを介して記録再生機器を制御できる環境を提
供できる。
に対応した標準化されたインタフェース規約にもとづい
て作成されている機器制御プログラムをサーチし、要求
に対応した機器制御プログラムがあればそのプログラム
に処理を依頼するとともに処理結果を得て応答用端末に
返送する標準コントロールフィルタインタフェースを含
み、応答用端末は、処理結果を遠隔地の端末に返送する
返送手段を有するように構成される。そのような構成に
よれば、ユーザは、遠隔地に存在する端末のOSが提供
するGUIを介して記録再生機器を制御できる環境を提
供できる。
【0009】記録再生機器と応答用端末とはUSBバス
で接続されている構成であってもよい。そのような構成
によれば、遠隔地から、複数の記録再生機器を同一操作
によって制御できる環境を提供できる。
で接続されている構成であってもよい。そのような構成
によれば、遠隔地から、複数の記録再生機器を同一操作
によって制御できる環境を提供できる。
【0010】本発明による記録再生機器は、遠隔地から
制御されうる記録再生機器であって、遠隔地の端末に搭
載されたオペレーティングシステムにおける標準化され
たインタフェース規約にもとづいて作成されている機器
制御プログラムを含むことを特徴とする。
制御されうる記録再生機器であって、遠隔地の端末に搭
載されたオペレーティングシステムにおける標準化され
たインタフェース規約にもとづいて作成されている機器
制御プログラムを含むことを特徴とする。
【0011】記録再生機器は、遠隔地の端末からの要求
に対応した標準化されたインタフェース規約にもとづい
て作成されている機器制御プログラムをサーチし、要求
に対応した機器制御プログラムがあればそのプログラム
に処理を依頼するとともに処理結果を得る標準コントロ
ールフィルタインタフェースを含むように構成される。
に対応した標準化されたインタフェース規約にもとづい
て作成されている機器制御プログラムをサーチし、要求
に対応した機器制御プログラムがあればそのプログラム
に処理を依頼するとともに処理結果を得る標準コントロ
ールフィルタインタフェースを含むように構成される。
【0012】記録再生機器は、外部からの要求を受信し
て標準コントロールフィルタインタフェースに出力する
とともに、標準コントロールフィルタインタフェースか
ら出力される処理結果を外部出力するUSBインタフェ
ースを備えていてもよい。
て標準コントロールフィルタインタフェースに出力する
とともに、標準コントロールフィルタインタフェースか
ら出力される処理結果を外部出力するUSBインタフェ
ースを備えていてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明によるリモートコ
ントロールシステムの一構成例を示すシステム構成図で
ある。図1において、端末10は、端末40とは離れて
存在し、通信網20を介して端末40と通信可能であ
る。なお、端末10,40は、例えばパーソナルコンピ
ュータであり、OSとして、Windows95、Wi
ndows98またはWindowsNT(ともにマイ
クロソフト社の商標)を有している。以下、Windo
ws95、Windows98またはWindowsN
TをWindowsと総称する。また、以下の説明で
は、通信網20をISDN網とする。よって、端末40
側において、ターミナルアダプタ30が設置されてい
る。なお、通信網がアナログ通信網であれば、ターミナ
ルアダプタ30に代えてモデムが設置される。
を参照して説明する。図1は、本発明によるリモートコ
ントロールシステムの一構成例を示すシステム構成図で
ある。図1において、端末10は、端末40とは離れて
存在し、通信網20を介して端末40と通信可能であ
る。なお、端末10,40は、例えばパーソナルコンピ
ュータであり、OSとして、Windows95、Wi
ndows98またはWindowsNT(ともにマイ
クロソフト社の商標)を有している。以下、Windo
ws95、Windows98またはWindowsN
TをWindowsと総称する。また、以下の説明で
は、通信網20をISDN網とする。よって、端末40
側において、ターミナルアダプタ30が設置されてい
る。なお、通信網がアナログ通信網であれば、ターミナ
ルアダプタ30に代えてモデムが設置される。
【0014】オーディオ機器50およびビデオ機器60
は、端末40と、USBバス71,72で接続されてい
る。なお、端末40は、USBインタフェースを内蔵し
ている。
は、端末40と、USBバス71,72で接続されてい
る。なお、端末40は、USBインタフェースを内蔵し
ている。
【0015】図2は、オーディオ機器50の構成を示す
ブロック図である。図2において、USBインタフェー
ス51は、USBコントローラを内蔵し、所定のモード
で端末40との間で情報転送を行う。赤外線インタフェ
ース52は、ユーザが操作したリモートコントロールユ
ニット(図示せず)からの信号を受信して機器制御部5
3に伝達する。機器制御部53は、マイクロプロセッサ
とプログラムで実現され、機器本体54を制御する。機
器本体54とは、CD、MD、カセットテープ等の媒体
から音声を再生したり媒体に音声を録音したり、受信し
た放送波から音声を再生したりする電気回路、媒体を回
転駆動する駆動部およびスピーカ等の情報再生装置を含
む機器特有の部分である。
ブロック図である。図2において、USBインタフェー
ス51は、USBコントローラを内蔵し、所定のモード
で端末40との間で情報転送を行う。赤外線インタフェ
ース52は、ユーザが操作したリモートコントロールユ
ニット(図示せず)からの信号を受信して機器制御部5
3に伝達する。機器制御部53は、マイクロプロセッサ
とプログラムで実現され、機器本体54を制御する。機
器本体54とは、CD、MD、カセットテープ等の媒体
から音声を再生したり媒体に音声を録音したり、受信し
た放送波から音声を再生したりする電気回路、媒体を回
転駆動する駆動部およびスピーカ等の情報再生装置を含
む機器特有の部分である。
【0016】Windows標準コントロールフィルタ
インタフェース52は、機器制御部53を実現する各プ
ログラムのうち、Windows環境で利用することが
できるプログラム部分を利用する機能を有するプログラ
ムである。
インタフェース52は、機器制御部53を実現する各プ
ログラムのうち、Windows環境で利用することが
できるプログラム部分を利用する機能を有するプログラ
ムである。
【0017】なお、図2には、オーディオ機器50の構
成が例示されたが、ビデオ機器60も、機器制御部およ
び機器本体の構成は異なるが、同様のブロック図で表現
できる。
成が例示されたが、ビデオ機器60も、機器制御部およ
び機器本体の構成は異なるが、同様のブロック図で表現
できる。
【0018】次に、動作について説明する。この実施の
形態では、遠隔地に存在する端末10は、Window
s環境下にある。すなわち、端末10を操作するユーザ
は、WindowsのGUIを用いて端末40に対して
PPPダイヤルアップ接続操作を行うことができる。端
末40において、ダイヤルアップ接続操作が行われる
と、端末40は、通信網20およびターミナルアダプタ
30を介して着信する。
形態では、遠隔地に存在する端末10は、Window
s環境下にある。すなわち、端末10を操作するユーザ
は、WindowsのGUIを用いて端末40に対して
PPPダイヤルアップ接続操作を行うことができる。端
末40において、ダイヤルアップ接続操作が行われる
と、端末40は、通信網20およびターミナルアダプタ
30を介して着信する。
【0019】また、端末10は、オーディオ機器50等
に対する要求を扱うソフトウェアを有している。そのソ
フトウェアは、WindowsのGUIを介してユーザ
からの指令を受け取る。よって、呼接続が完了すると、
端末10を操作するユーザは、所定の要求を端末40に
送るための操作を行うことができる。
に対する要求を扱うソフトウェアを有している。そのソ
フトウェアは、WindowsのGUIを介してユーザ
からの指令を受け取る。よって、呼接続が完了すると、
端末10を操作するユーザは、所定の要求を端末40に
送るための操作を行うことができる。
【0020】ここでは、オーディオ機器50の録音予約
を行う場合を例にする。よって、ユーザは、Windo
ws環境下のGUIを介して予約のための要求を入力す
る。その要求は端末40で受信される。なお、予約要求
には、放送受信チャネルを示すパラメータや録音開始時
間を示すパラメータが付随している。
を行う場合を例にする。よって、ユーザは、Windo
ws環境下のGUIを介して予約のための要求を入力す
る。その要求は端末40で受信される。なお、予約要求
には、放送受信チャネルを示すパラメータや録音開始時
間を示すパラメータが付随している。
【0021】端末40は、要求を受信したら、USBイ
ンタフェースを介してUSB機器に要求を送信するソフ
トウェアを備えている。この例では、オーディオ機器5
0に予約要求を送出する。オーディオ機器50におい
て、USBインタフェース51は、予約要求を受信する
と要求をWindows標準コントロールフィルタイン
タフェース55に引き渡す。
ンタフェースを介してUSB機器に要求を送信するソフ
トウェアを備えている。この例では、オーディオ機器5
0に予約要求を送出する。オーディオ機器50におい
て、USBインタフェース51は、予約要求を受信する
と要求をWindows標準コントロールフィルタイン
タフェース55に引き渡す。
【0022】この実施の形態では、機器制御部53にお
いて、主要なプログラムは、例えばWindowsのC
OM(Component Object Mode
l)規約にもとづいて作成されている。すなわち、CO
Mコンポーネントとして機器制御部プログラムの一部を
提供することでWindowsシステムにより機器を制
御できる。また、Windows標準コントロールフィ
ルタインタフェース55は、端末10から要求された情
報の中でCOMコンポーネントとして提供されているも
ののみを受付、そのCOMコンポーネントにより機器制
御プログラム53が有する各プログラムを実行させる機
能を有する。なお、主要なプログラムとは、録音、再
生、番組予約とかの使用頻度が高い機能を実現するため
のプログラムである。
いて、主要なプログラムは、例えばWindowsのC
OM(Component Object Mode
l)規約にもとづいて作成されている。すなわち、CO
Mコンポーネントとして機器制御部プログラムの一部を
提供することでWindowsシステムにより機器を制
御できる。また、Windows標準コントロールフィ
ルタインタフェース55は、端末10から要求された情
報の中でCOMコンポーネントとして提供されているも
ののみを受付、そのCOMコンポーネントにより機器制
御プログラム53が有する各プログラムを実行させる機
能を有する。なお、主要なプログラムとは、録音、再
生、番組予約とかの使用頻度が高い機能を実現するため
のプログラムである。
【0023】さらに、Windows標準コントロール
フィルタインタフェース55は、入力された要求に対応
したCOMコンポーネントをサーチし、該当するCOM
コンポーネントがあれば実行を依頼する。この例では、
Windows標準コントロールフィルタインタフェー
ス55は、予約要求を受信する。そして、機器制御部5
3には、番組予約を行うコンポーネントが存在する。よ
って、Windows標準コントロールフィルタインタ
フェース55は、そのコンポーネントに予約処理を依頼
する。予約結果は、コンポーネントから応答として返送
される。
フィルタインタフェース55は、入力された要求に対応
したCOMコンポーネントをサーチし、該当するCOM
コンポーネントがあれば実行を依頼する。この例では、
Windows標準コントロールフィルタインタフェー
ス55は、予約要求を受信する。そして、機器制御部5
3には、番組予約を行うコンポーネントが存在する。よ
って、Windows標準コントロールフィルタインタ
フェース55は、そのコンポーネントに予約処理を依頼
する。予約結果は、コンポーネントから応答として返送
される。
【0024】Windows標準コントロールフィルタ
インタフェース55は、応答を、USBインタフェース
51を介して端末40に転送する。端末40は、通信網
20を介して端末10に応答を転送する。端末10にお
いて、応答は、GUIを介してユーザに提供される。
インタフェース55は、応答を、USBインタフェース
51を介して端末40に転送する。端末40は、通信網
20を介して端末10に応答を転送する。端末10にお
いて、応答は、GUIを介してユーザに提供される。
【0025】すると、ユーザは、WindowsのGU
Iを介して直接オーディオ機器50を制御したように見
える。このように、オーディオ機器50の機器制御部5
3を構成するプログラムをWindows標準で標準化
したコンポーネントとして用意しておけば、実行結果等
を容易に端末40に取り込み、透過的には端末10に結
果表示することができる。
Iを介して直接オーディオ機器50を制御したように見
える。このように、オーディオ機器50の機器制御部5
3を構成するプログラムをWindows標準で標準化
したコンポーネントとして用意しておけば、実行結果等
を容易に端末40に取り込み、透過的には端末10に結
果表示することができる。
【0026】なお、上記の説明はオーディオ機器50を
対象として行われたが、ビデオ機器60等についても同
様な遠隔制御を行うことができる。
対象として行われたが、ビデオ機器60等についても同
様な遠隔制御を行うことができる。
【0027】遠隔地のユーザは、オーディオ機器50や
ビデオ機器60が再生できる情報を得ることもできる。
例えば、機器制御部53は、再生情報をディジタルデー
タとして外部出力する機能も備えているとする。その場
合、遠隔地のユーザは、オーディオ機器50やビデオ機
器60の近傍にいる人に必要な媒体を機器にローディン
グするように依頼する。そして、上述したように、端末
40をアクセスし、情報取り込みのための要求を送信す
る。
ビデオ機器60が再生できる情報を得ることもできる。
例えば、機器制御部53は、再生情報をディジタルデー
タとして外部出力する機能も備えているとする。その場
合、遠隔地のユーザは、オーディオ機器50やビデオ機
器60の近傍にいる人に必要な媒体を機器にローディン
グするように依頼する。そして、上述したように、端末
40をアクセスし、情報取り込みのための要求を送信す
る。
【0028】端末40は、要求を受信したら、USBイ
ンタフェースを介してオーディオ機器50に情報転送要
求を送出する。オーディオ機器50において、USBイ
ンタフェース51は、情報転送要求を受信すると要求を
Windows標準コントロールフィルタインタフェー
ス55に引き渡す。
ンタフェースを介してオーディオ機器50に情報転送要
求を送出する。オーディオ機器50において、USBイ
ンタフェース51は、情報転送要求を受信すると要求を
Windows標準コントロールフィルタインタフェー
ス55に引き渡す。
【0029】Windows標準コントロールフィルタ
インタフェース55は、情報転送を行うCOMコンポー
ネントをサーチする。そのようなコンポーネントが機器
制御部53にあれば、そのコンポーネントに処理を依頼
する。そのようなコンポーネントは、Windowsシ
ステムとインタフェース可能なコンポーネントであるか
ら、Windows標準コントロールフィルタインタフ
ェース55は、再生データを得ることができる。
インタフェース55は、情報転送を行うCOMコンポー
ネントをサーチする。そのようなコンポーネントが機器
制御部53にあれば、そのコンポーネントに処理を依頼
する。そのようなコンポーネントは、Windowsシ
ステムとインタフェース可能なコンポーネントであるか
ら、Windows標準コントロールフィルタインタフ
ェース55は、再生データを得ることができる。
【0030】そして、Windows標準コントロール
フィルタインタフェース55は、機器制御部53から入
力した再生データをUSBインタフェース51を介して
端末40に転送する。端末40は、再生データを端末1
0に送信する。端末10において、再生データは、ハー
ドディスク等の記憶媒体に記憶される。そして、所定の
再生手段によって音声が再生される。この場合、端末1
0,40が高速であれば、端末10においてリアルタイ
ムに再生を行うことができる。
フィルタインタフェース55は、機器制御部53から入
力した再生データをUSBインタフェース51を介して
端末40に転送する。端末40は、再生データを端末1
0に送信する。端末10において、再生データは、ハー
ドディスク等の記憶媒体に記憶される。そして、所定の
再生手段によって音声が再生される。この場合、端末1
0,40が高速であれば、端末10においてリアルタイ
ムに再生を行うことができる。
【0031】なお、上記の説明はオーディオ機器50を
対象として行われたが、ビデオ機器60等についても同
様な遠隔データ受信処理を行うことができる。
対象として行われたが、ビデオ機器60等についても同
様な遠隔データ受信処理を行うことができる。
【0032】以上のように、この実施の形態では、オー
ディオ機器50やビデオ機器60等の記録再生機器を、
機器制御部53における主要な機能プログラムをWin
dows標準で標準化したコンポーネントとして用意
し、要求に応じてコンポーネントをサーチして該当する
コンポーネントに処理を依頼し処理結果を受け取るWi
ndows標準コントロールフィルタインタフェース5
5を設けた構成としたので、ユーザは、遠隔地の端末1
0からWindowsのGUIを介して記録再生機器を
制御することができる。
ディオ機器50やビデオ機器60等の記録再生機器を、
機器制御部53における主要な機能プログラムをWin
dows標準で標準化したコンポーネントとして用意
し、要求に応じてコンポーネントをサーチして該当する
コンポーネントに処理を依頼し処理結果を受け取るWi
ndows標準コントロールフィルタインタフェース5
5を設けた構成としたので、ユーザは、遠隔地の端末1
0からWindowsのGUIを介して記録再生機器を
制御することができる。
【0033】なお、この実施の形態では、使用頻度の高
い機能プログラムのみをWindows標準で標準化し
たコンポーネントとして作成すればよいことになり、機
器制御部53を作成する際の負荷はそれほど高くはなら
ない。特に、一つの機器メーカで各機器共通に用いられ
る機能プログラム(予約機能を実現するためのプログラ
ム等)をWindows標準で標準化したコンポーネン
トとして作成すれば、機器制御部53を作成する際の負
荷をさらに低減することができる。各機器共通に用いら
れる機能プログラムは使用頻度の高い機能を実現するこ
とが多いので、そのような構成であっても、遠隔操作の
利便性が低下することはない。
い機能プログラムのみをWindows標準で標準化し
たコンポーネントとして作成すればよいことになり、機
器制御部53を作成する際の負荷はそれほど高くはなら
ない。特に、一つの機器メーカで各機器共通に用いられ
る機能プログラム(予約機能を実現するためのプログラ
ム等)をWindows標準で標準化したコンポーネン
トとして作成すれば、機器制御部53を作成する際の負
荷をさらに低減することができる。各機器共通に用いら
れる機能プログラムは使用頻度の高い機能を実現するこ
とが多いので、そのような構成であっても、遠隔操作の
利便性が低下することはない。
【0034】また、上記の実施の形態ではOSとしてW
indowsを用いた場合について説明したが、端末1
0,40に他のOSが搭載されている場合でも、そのO
Sにおけるインタフェース規約で標準化されたコンポー
ネントを用意すれば、そのOSの環境下で容易に遠隔操
作を実現することができる。
indowsを用いた場合について説明したが、端末1
0,40に他のOSが搭載されている場合でも、そのO
Sにおけるインタフェース規約で標準化されたコンポー
ネントを用意すれば、そのOSの環境下で容易に遠隔操
作を実現することができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、リモー
トコントロールシステムおよび記録再生機器を、遠隔地
の端末に搭載されたオペレーティングシステムにおける
標準化されたインタフェース規約にもとづいて作成され
ている機器制御プログラムと、遠隔地の端末からの要求
に対応した標準化されたインタフェース規約にもとづい
て作成されている機器制御プログラムをサーチし、要求
に対応した機器制御プログラムがあればそのプログラム
に処理を依頼するとともに処理結果を得る標準コントロ
ールフィルタインタフェースとを含む構成としたので、
各種の記録再生機器を統一された操作環境下で遠隔制御
でき、また、遠隔地に存在する端末のOSが提供するG
UIを介して記録再生機器を制御できる環境を提供でき
る効果がある。
トコントロールシステムおよび記録再生機器を、遠隔地
の端末に搭載されたオペレーティングシステムにおける
標準化されたインタフェース規約にもとづいて作成され
ている機器制御プログラムと、遠隔地の端末からの要求
に対応した標準化されたインタフェース規約にもとづい
て作成されている機器制御プログラムをサーチし、要求
に対応した機器制御プログラムがあればそのプログラム
に処理を依頼するとともに処理結果を得る標準コントロ
ールフィルタインタフェースとを含む構成としたので、
各種の記録再生機器を統一された操作環境下で遠隔制御
でき、また、遠隔地に存在する端末のOSが提供するG
UIを介して記録再生機器を制御できる環境を提供でき
る効果がある。
【図1】 本発明によるリモートコントロールシステム
の一構成例を示すシステム構成図である。
の一構成例を示すシステム構成図である。
【図2】 記録再生機器の一例であるオーディオ機器の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
10 端末 20 通信網 30 ターミナルアダプタ 40 端末 50 オーディオ機器 60 ビデオ機器 71,72 USBバス 51 USBインタフェース 52 Windows標準コントロールフィルタインタ
フェース 53 機器制御部 52 赤外線インタフェース 54 機器本体
フェース 53 機器制御部 52 赤外線インタフェース 54 機器本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−298775(JP,A) 特開 平6−165255(JP,A) 特開 平10−191463(JP,A) 特開 平10−224875(JP,A) 特開 平10−51674(JP,A) 特開 平10−232845(JP,A) 特開 平5−252229(JP,A) 駆け足で始まった分散オブジェクト時 代,日経バイト,日本,1997年7月号, p.190−193 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16
Claims (4)
- 【請求項1】 遠隔地から記録再生機器を制御するリモ
ートコントロールシステムであって、 記録再生機器に対する要求を入力するための端末と、前
記記録再生機器に接続された応答用端末とを備え、前記 記録再生機器は、遠隔地の端末に搭載されたオペレ
ーティングシステムにおける標準化されたインタフェー
ス規約にもとづいて作成されている機器制御プログラム
と、前記遠隔地の端末からの要求に対応した標準化され
たインタフェース規約にもとづいて作成されている機器
制御プログラムをサーチし、要求に対応した機器制御プ
ログラムがあればそのプログラムに処理を依頼するとと
もに処理結果を得て前記応答用端末に返送する標準コン
トロールフィルタインタフェースとを含み、 前記応答用端末は、処理結果を前記遠隔地の端末に返送
する返送手段を有する ことを特徴とするリモートコント
ロールシステム。 - 【請求項2】 記録再生機器と応答用端末とはUSBバ
スで接続されている請求項1記載のリモートコントロー
ルシステム。 - 【請求項3】 遠隔地から制御されうる記録再生機器で
あって、 遠隔地の端末に搭載されたオペレーティングシステムに
おける標準化されたインタフェース規約にもとづいて作
成されている機器制御プログラムと、前記遠隔地の端末
からの要求に対応した標準化されたインタフェース規約
にもとづいて作成されている機器制御プログラムをサー
チし、要求に対応した機器制御プログラムがあればその
プログラムに処理を依頼するとともに処理結果を得る標
準コントロールフィルタインタフェースとを含むことを
特徴とする記録再生機器。 - 【請求項4】 外部からの要求を受信して標準コントロ
ールフィルタインタフェースに出力するとともに、標準
コントロールフィルタインタフェースから出力される処
理結果を外部出力するUSBインタフェースを備えた請
求項3記載の記録再生機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12759499A JP3334797B2 (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | リモートコントロールシステムおよび記録再生機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12759499A JP3334797B2 (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | リモートコントロールシステムおよび記録再生機器 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000324566A JP2000324566A (ja) | 2000-11-24 |
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Family Applications (1)
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JP12759499A Expired - Fee Related JP3334797B2 (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | リモートコントロールシステムおよび記録再生機器 |
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1999
- 1999-05-07 JP JP12759499A patent/JP3334797B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
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---|
駆け足で始まった分散オブジェクト時代,日経バイト,日本,1997年7月号,p.190−193 |
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