JP3334563B2 - 打込み形ネジ締め機用打込みネジ - Google Patents

打込み形ネジ締め機用打込みネジ

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JP3334563B2
JP3334563B2 JP16254097A JP16254097A JP3334563B2 JP 3334563 B2 JP3334563 B2 JP 3334563B2 JP 16254097 A JP16254097 A JP 16254097A JP 16254097 A JP16254097 A JP 16254097A JP 3334563 B2 JP3334563 B2 JP 3334563B2
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screw
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driving screw
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wood
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吉広 金子
光久 町田
知昭 坂田
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Max Co Ltd
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Max Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、打込みネジに関
するものであり、特に、木材用の打込みネジに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】打込み
形ネジ締め機は、釘打ち機と同様にピストンに連結した
ドライバによってネジを鋼板等に或る程度打込み、ドラ
イバを回転駆動して締結するもので、一行程の時間が短
く作業能率が高いネジ締め機として知られている。しか
し、打込み形ネジ締め機によって木ネジを組織密度の低
い杉材等の木材に打ち込んで回転すると、木材のネジ穴
が破壊されて十分な締結力が得られないことがある。特
に、トランペット形木ネジを使用して木材に石膏ボード
を固定する場合は、木ネジを回転してトランペット頭が
石膏ボードに沈下する際の推進抵抗が大きく、木材のね
じ込み荷重耐力を超えて木材のネジ穴が破壊されること
が多く、石膏ボードと木材のネジ止め作業には打込み形
ネジ締め機を使用することができないという不都合があ
る。
【0003】そこで、打込み形ネジ締め機を用いて木材
と石膏ボード等とをトランペット頭を有する打込みネジ
にて締結するとき、トランペット頭が石膏ボードに容易
に沈下して、打込み形ネジ締め機による木材と石膏ボー
ドとの締結作業を可能にするために解決すべき技術的課
題が生じてくるのであり、本発明は課題を解決するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、木材と石膏ボード
等とを打込み形ネジ締め機を用いて打込みネジにて締着
するための打込み形ネジ締め機用打込みネジであって、
該打込み形ネジ締め機用打込みネジは、トランペット頭
(3)と、該トランペット頭(3)から平行ネジ部
(4)、中間テーパネジ部(5)、並びに小径平行ネジ
部(6)とを経て先端テーパネジ部(7)とから成り、
且つ、前記小径平行ネジ部(6)の山の高さが前記平行
ネジ部(4)の山の高さと同一はそれ以上に形成され
て成る打込み形ネジ締め機用打込みネジを提供するもの
である。
【0005】また、木材と石膏ボード等とを打込み形ネ
ジ締め機を用いて打込みネジにて締着するための打込み
形ネジ締め機用打込みネジであって、該打込み形ネジ締
め機用打込みネジは、トランペット頭(14)と、
ランペット頭(14)から平行ネジ部(15)を経て先
端テーパネジ部(16)とから成り、且つ、前記平行ネ
ジ部(15)の中間部から先端側の谷径が縮小して、前
記先端側谷径縮小部の山の高さが増加した打込み形ネジ
締め機用打込みネジを提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に従って詳述する。図1は請求項1記載の打込み形ネジ
締め機用打込みネジ(以下、打込みネジと称す)を示
し、打込みネジ1は十字穴2を設けたトランペット頭
3の下部に平行ネジ部4を有し、平行ネジ部4から15
度のテーパ角度の中間テーパネジ部5を経由して小径平
行ネジ部6に至り、小径平行ネジ部6の先が先端テーパ
ネジ部7となっている。
【0007】同図に例示した打込みネジ1の寸法は、全
長32mm、トランペット頭3の外径は7.8mm、平
行ネジ部4は外径3.6mm、小径平行ネジ部6は外径
3mmである。二条ネジ山8の平行ネジ部4から小径平
行ネジ部6までの完全ネジ部の高さは0.6mmとなっ
ており、小径平行ネジ部6の山の高さ=a、平行ネジ部
4の山の高さ=bとすれば、a≧bの関係とすることが
要点である。
【0008】打込み形空気駆動ネジ締め機と打込みネジ
1を用いて、木材に石膏ボードをネジ止めする際は、図
2に示すように、打込み形ネジ締め機(図示せず)のド
ライバによって打込みネジ1を打撃して被覆紙付石膏ボ
ード9を貫通させ、小径平行ネジ部6を木材10に打ち
込む。尚、11はボード被覆紙である。
【0009】続いて、ネジ締め機のドライバが回転を開
始してドライバがトランペット頭3の十字穴に嵌合し、
打込みネジ1が回転して木材10にドリリング及びタッ
ピングしつつ貫入する。小径平行ネジ部6の山の高さ
は、石膏ボード9に打込まれている平行ネジ部4の山の
高さと同等、或いはそれ以上であるから、回転時におい
てネジ穴を破壊することがなく、トランペット頭3が石
膏ボード9に埋没する際の推進抵抗を上回る推力が発生
してねじ込まれる。そして、図3に示すように、トラン
ペット頭3の高さが石膏ボード9の表面よりもやや沈下
するまでねじ込まれたときに、打込み形ネジ締め機のト
ルク制限機構によりドライバの回転が停止する。
【0010】図4は請求項2記載の発明の実施形態を示
し、打込み形ネジ締め機用打込みネジ(以下、打込みネ
と称す)12は十字穴13を設けたトランペット頭1
4を有し、外径3.55mmの平行ネジ部15の先端に
テーパネジ部16が形成されている。平行ネジ部15の
谷径は、頭側から中間部までが2.1mmで、中間部か
らテーパ部を経て先端側では1.8mmに縮小してい
る。従って、谷の形状は図1に示した打込みネジ1とほ
ぼ同一の段付形状であるが、平行ネジ部15の外径は一
定であるので、山の高さは頭側よりも先端側が高くなっ
ている。
【0011】先端側の山の高さを増加させたことによ
り、木材に打ち込まれた先端側のネジ山がネジ回転時に
ネジ穴を破壊することなく木材に確実に食い込み、トラ
ンペット頭14が石膏ボードに埋没する際の推進抵抗を
上回る推力が得られ、図1の打込みネジ1と同様に石膏
ボードを木材に確実に固定することができる。
【0012】尚、この発明は上記の実施形態に限定する
ものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の
改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたもの
に及ぶことは当然である。
【0013】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、木材と石膏ボー
ド等とを打込み形ネジ締め機を用いて打込みネジにて締
着するための打込み形ネジ締め機用打込みネジであっ
て、該打込み形ネジ締め機用打込みネジは、トランペッ
ト頭と、該トランペット頭から平行ネジ部、中間テーパ
ネジ部、並びに小径平行ネジ部とを経て先端テーパネジ
部とから成り、且つ、前記小径平行ネジ部の山の高さが
前記平行ネジ部の山の高さと同一又はそれ以上に形成さ
れて成る打込み形ネジ締め機用打込みネジに係るので、
打込み形ネジ締め機を用いて木材と石膏ボードとを打込
み形ネジ締め機用打込みネジにて締結するとき、該打込
み形ネジ締め機のドライバによって打込みネジを打撃し
て被覆紙付石膏ボードを貫通させ、小径平行ネジ部が木
材に達するまで打込まれる。然る後、該打込み形ネジ締
め機のドライバが回転を開始してトランペット頭の十字
穴に嵌合し、前記打込みネジが回転して木材にドリリン
グ及びタッピングしつつ貫入する。このとき、小径平行
ネジ部の高さは、石膏ボードに打込まれている平行ネジ
部の山の高さと同等或いはそれ以上であるから、回転時
においてネジ穴を破壊することがなく、トランペット頭
が石膏ボードに埋設する際の推進抵抗を上回る推力が発
生して、該打込みネジのトランペット頭が石膏ボードの
表面よりもやや沈下するまでねじ込まれる。 更に又、請
求項2記載の発明は、木材と石膏ボード等とを打込み形
ネジ締め機を用いて打込みネジにて締着するための打込
み形ネジ締め機用打込みネジであって、該打込み形ネジ
締め機用打込みネジは、トランペット頭と、該トランペ
ット頭から平行ネジ部を経て先端テーパネジ部とから成
り、且つ、前記平行ネジ部の中間部から先端側の谷径が
縮小して、前記先端側谷径縮小部の山の高さが増加した
打込み形ネジ締め機用打込みネジに係るので、打込み形
ネジ締め機を用いて木材と石膏ボードとを打込み形ネジ
締め機用打込みネジにて締結するとき、請求項1記載の
発明と同様に、木材に打ち込まれた先端側のネジ山がネ
ジ回転時にネジ穴を破壊することなく木材に確実に食い
込み、トランペット頭が石膏ボードに埋設する際の推進
抵抗を上回る推力が得られ、依って、木材と石膏ボード
とを確実且つ容易に固定することができる。以上説明し
たように、本発明の打込み形ネジ締め機用打込みネジ
は、木材に打ち込まれる先端側の山の高さを頭側の山の
高さと同一、またはそれ以上としたので、打込み後の回
転時に大きな推力が得られ、確実に締結することができ
る。よって、打込み形ネジ締め機による木材と石膏ボー
ド等のネジ締め作業が可能になり、作業能率の向上に寄
与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の打込みネジを示し、
(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図2】図1の打込みネジの打込み時の状態を示す断面
図。
【図3】図2の状態から打込みネジを回転させて締結し
た状態を示す断面図。
【図4】請求項2記載の発明の打込みネジを示し、
(a)は平面図、(b)は正面図である。
【符号の説明】
1 打込みネジ 2 十字穴 3 トランペット頭 4 平行ネジ部 5 中間テーパネジ部 6 小径平行ネジ部 7 先端テーパネジ部 8 二条ネジ山 9 石膏ボード 10 木材 11 ボード被覆紙 12 打込みネジ 13 十字穴 14 トランペット頭 15 平行ネジ部 16 先端テーパネジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−261219(JP,A) 実開 平5−19618(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16B 25/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木材と石膏ボード等とを打込み形ネジ締
    め機を用いて打込みネジにて締着するための打込み形ネ
    ジ締め機用打込みネジであって、該打込み形ネジ締め機
    用打込みネジは、トランペット頭(3)と、該トランペ
    ット頭(3)から平行ネジ部(4)、中間テーパネジ部
    (5)、並びに小径平行ネジ部(6)とを経て先端テー
    パネジ部(7)とから成り、且つ、前記小径平行ネジ部
    (6)の山の高さが前記平行ネジ部(4)の山の高さと
    同一はそれ以上に形成されて成る打込み形ネジ締め機
    打込みネジ。
  2. 【請求項2】 木材と石膏ボード等とを打込み形ネジ締
    め機を用いて打込みネジにて締着するための打込み形ネ
    ジ締め機用打込みネジであって、該打込み形ネジ締め機
    用打込みネジは、トランペット頭(14)と、トラン
    ペット頭(14)から平行ネジ部(15)を経て先端テ
    ーパネジ部(16)とから成り、且つ、前記平行ネジ部
    (15)の中間部から先端側の谷径が縮小して、前記先
    端側谷径縮小部の山の高さが増加した打込み形ネジ締め
    機用打込みネジ。
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US7950888B2 (en) 2006-04-13 2011-05-31 Japan Power Fastening Co., Ltd. Self-penetrating screw
JP4684158B2 (ja) * 2006-04-25 2011-05-18 日本パワーファスニング株式会社 石膏ボード締結用のもみ切り式自己穿孔ねじ

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