JP3333706B2 - 下水道汚泥炭化処理方法及び下水道汚泥炭化処理装置 - Google Patents
下水道汚泥炭化処理方法及び下水道汚泥炭化処理装置Info
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- JP3333706B2 JP3333706B2 JP06437197A JP6437197A JP3333706B2 JP 3333706 B2 JP3333706 B2 JP 3333706B2 JP 06437197 A JP06437197 A JP 06437197A JP 6437197 A JP6437197 A JP 6437197A JP 3333706 B2 JP3333706 B2 JP 3333706B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は下水道の終末処理場
から排出される汚泥の炭化処理方法および汚泥の炭化処
理装置に関する。
から排出される汚泥の炭化処理方法および汚泥の炭化処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術および解決しようとする課題】下水道の終
末処理場から排出される汚泥は下水道の普及とともに、
その処理方法が重大な問題になってきた。すなわち、下
水道汚泥は排出量が膨大であること、再利用が困難であ
ることから、ごくわずか肥料に利用される程度でほとん
どは埋め立てによって処分されている。しかしながら、
汚泥の排出量は増大する一方であることから埋め立て地
の確保も容易ではなく、また、埋め立て地が遠方にある
ような場合には汚泥の輸送にコストがかかるといった問
題も生じている。
末処理場から排出される汚泥は下水道の普及とともに、
その処理方法が重大な問題になってきた。すなわち、下
水道汚泥は排出量が膨大であること、再利用が困難であ
ることから、ごくわずか肥料に利用される程度でほとん
どは埋め立てによって処分されている。しかしながら、
汚泥の排出量は増大する一方であることから埋め立て地
の確保も容易ではなく、また、埋め立て地が遠方にある
ような場合には汚泥の輸送にコストがかかるといった問
題も生じている。
【0003】汚泥には工場等から排出される汚泥を含め
ると、きわめて多種のものがあるが、本願発明は下水道
の終末処理場から排出される下水道汚泥を処理対象と
し、膨大に排出される下水道汚泥の効率的な処理を可能
とし、かつ処理物の有効な再利用を可能とする有効な下
水道汚泥の炭化処理方法および下水道汚泥炭化処理装置
を提供することを目的としている。
ると、きわめて多種のものがあるが、本願発明は下水道
の終末処理場から排出される下水道汚泥を処理対象と
し、膨大に排出される下水道汚泥の効率的な処理を可能
とし、かつ処理物の有効な再利用を可能とする有効な下
水道汚泥の炭化処理方法および下水道汚泥炭化処理装置
を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、下水道の終末処
理場から排出された汚泥を再利用可能な固形の炭化製品
として提供する下水道汚泥炭化処理方法において、前記
汚泥から微粒炭を得る工程と前記汚泥から固形の炭化製
品を得る工程を別工程として設け、前記汚泥から微粒炭
を得る工程として、前記汚泥の造粒処理と、造粒された
汚泥を真空乾燥し、該真空乾燥された被処理物を炭化炉
で加熱して微粒炭を分離する真空乾燥微粒炭化処理を行
い、前記汚泥から固形の炭化製品を得る工程として、前
記汚泥の造粒処理と、造粒された汚泥を真空乾燥し、該
真空乾燥された被処理物を密閉された炭化装置を用いて
炭化させる真空乾燥炭化処理を行い、前記真空乾燥微粒
炭化処理によって得られた微粒炭を前記各々の工程での
造粒後の汚泥表面に付着させて処理することを特徴とす
る。また、下水道の処理場から排出された汚泥を再利用
可能な固形の炭化製品として提供する下水道汚泥炭化処
理装置において、前記汚泥から微粒炭を得る手段とし
て、前記汚泥の造粒装置と、該造粒装置によって造粒さ
れた汚泥を乾燥させる真空乾燥装置と、該真空乾燥装置
により乾燥された被処理物を加熱して微粒炭を分離する
微粒炭化装置とを備え、前記汚泥から固形の炭化製品を
得る手段として、前記汚泥の造粒装置と、該造粒装置に
よって造粒された汚泥を乾燥させる真空乾燥装置と、該
真空乾燥装置により乾燥された被処理物を密閉して収容
し、加熱して炭化物とする炭化装置とを備え、前記微粒
炭化装置から得られた微粒炭を前記造粒後の汚泥の表面
に付着させる手段とを設けたことを特徴とする。また、
前記真空乾燥装置、微粒炭化装置、炭化装置を加熱する
熱源として蒸気発生機を備えたことを特徴とする。ま
た、前記真空乾燥装置は、造粒された汚泥を収容するド
ライヤと、汚泥から除去された水分を凝縮するコンデン
サと、ドライヤおよびコンデンサを真空にする真空ポン
プとを備えたことを特徴とする。また、前記ドライヤ
は、造粒された汚泥を攪拌するスクリュと、該スクリュ
を回転駆動する駆動機構を設けたことを特徴とする。ま
た、前記微粒炭化装置は、乾燥された汚泥を収容する炭
化炉と、該炭化炉に熱風を吹き込む熱風発生炉と、炭化
炉から排出された微粒炭を分離するサイクロンとを有す
ることを特徴とする。また、前記微粒炭化装置は、前記
炭化炉内で被処理物を強制的に移動させるリボンスクリ
ュと、該リボンスクリュを正逆回転する駆動機構とを有
することを特徴とする。また、前記炭化装置は、乾燥さ
れた汚泥を密閉して収容する密閉炉と、該密閉炉を加熱
する加熱手段とを有することを特徴とする。また、前記
造粒装置に供給する汚泥に籾殻あるいはおが屑等の添加
物を加える添加物ホッパーを設けたことを特徴とする。
するため次の構成を備える。すなわち、下水道の終末処
理場から排出された汚泥を再利用可能な固形の炭化製品
として提供する下水道汚泥炭化処理方法において、前記
汚泥から微粒炭を得る工程と前記汚泥から固形の炭化製
品を得る工程を別工程として設け、前記汚泥から微粒炭
を得る工程として、前記汚泥の造粒処理と、造粒された
汚泥を真空乾燥し、該真空乾燥された被処理物を炭化炉
で加熱して微粒炭を分離する真空乾燥微粒炭化処理を行
い、前記汚泥から固形の炭化製品を得る工程として、前
記汚泥の造粒処理と、造粒された汚泥を真空乾燥し、該
真空乾燥された被処理物を密閉された炭化装置を用いて
炭化させる真空乾燥炭化処理を行い、前記真空乾燥微粒
炭化処理によって得られた微粒炭を前記各々の工程での
造粒後の汚泥表面に付着させて処理することを特徴とす
る。また、下水道の処理場から排出された汚泥を再利用
可能な固形の炭化製品として提供する下水道汚泥炭化処
理装置において、前記汚泥から微粒炭を得る手段とし
て、前記汚泥の造粒装置と、該造粒装置によって造粒さ
れた汚泥を乾燥させる真空乾燥装置と、該真空乾燥装置
により乾燥された被処理物を加熱して微粒炭を分離する
微粒炭化装置とを備え、前記汚泥から固形の炭化製品を
得る手段として、前記汚泥の造粒装置と、該造粒装置に
よって造粒された汚泥を乾燥させる真空乾燥装置と、該
真空乾燥装置により乾燥された被処理物を密閉して収容
し、加熱して炭化物とする炭化装置とを備え、前記微粒
炭化装置から得られた微粒炭を前記造粒後の汚泥の表面
に付着させる手段とを設けたことを特徴とする。また、
前記真空乾燥装置、微粒炭化装置、炭化装置を加熱する
熱源として蒸気発生機を備えたことを特徴とする。ま
た、前記真空乾燥装置は、造粒された汚泥を収容するド
ライヤと、汚泥から除去された水分を凝縮するコンデン
サと、ドライヤおよびコンデンサを真空にする真空ポン
プとを備えたことを特徴とする。また、前記ドライヤ
は、造粒された汚泥を攪拌するスクリュと、該スクリュ
を回転駆動する駆動機構を設けたことを特徴とする。ま
た、前記微粒炭化装置は、乾燥された汚泥を収容する炭
化炉と、該炭化炉に熱風を吹き込む熱風発生炉と、炭化
炉から排出された微粒炭を分離するサイクロンとを有す
ることを特徴とする。また、前記微粒炭化装置は、前記
炭化炉内で被処理物を強制的に移動させるリボンスクリ
ュと、該リボンスクリュを正逆回転する駆動機構とを有
することを特徴とする。また、前記炭化装置は、乾燥さ
れた汚泥を密閉して収容する密閉炉と、該密閉炉を加熱
する加熱手段とを有することを特徴とする。また、前記
造粒装置に供給する汚泥に籾殻あるいはおが屑等の添加
物を加える添加物ホッパーを設けたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて説明する。図1は本発明に係る下水道汚泥炭化処
理装置の実施形態についてその全体構成を示す説明図で
ある。本実施形態の下水道汚泥炭化処理装置は汚泥を微
粒炭にまで処理する処理系統と、汚泥を炭化製品とする
処理系統の2系統を総合化して構成される。
ついて説明する。図1は本発明に係る下水道汚泥炭化処
理装置の実施形態についてその全体構成を示す説明図で
ある。本実施形態の下水道汚泥炭化処理装置は汚泥を微
粒炭にまで処理する処理系統と、汚泥を炭化製品とする
処理系統の2系統を総合化して構成される。
【0006】図1で10は汚泥を収納する汚泥ホッパ
ー、12は汚泥に加える籾殻を収納する籾殻ホッパー、
14は汚泥に加えるおが屑を収納するおが屑ホッパーで
ある。汚泥ホッパー10は微粒炭化する系統で使用する
汚泥の収納部であり、16は炭化処理用の汚泥を収納す
る汚泥ホッパーである。なお、汚泥ホッパー10、16
を別個に設けずに共通に使用することも可能である。
ー、12は汚泥に加える籾殻を収納する籾殻ホッパー、
14は汚泥に加えるおが屑を収納するおが屑ホッパーで
ある。汚泥ホッパー10は微粒炭化する系統で使用する
汚泥の収納部であり、16は炭化処理用の汚泥を収納す
る汚泥ホッパーである。なお、汚泥ホッパー10、16
を別個に設けずに共通に使用することも可能である。
【0007】18および19は汚泥の造粒装置である。
この造粒装置18、19は汚泥を粒状にすることにより
後工程の真空乾燥装置で水分を除去しやすくするために
設けている。20は真空乾燥微粒炭化装置である。この
真空乾燥微粒炭化装置20では造粒された汚泥を真空乾
燥した後、汚泥を微粒炭にする。
この造粒装置18、19は汚泥を粒状にすることにより
後工程の真空乾燥装置で水分を除去しやすくするために
設けている。20は真空乾燥微粒炭化装置である。この
真空乾燥微粒炭化装置20では造粒された汚泥を真空乾
燥した後、汚泥を微粒炭にする。
【0008】22は真空乾燥炭化装置である。この真空
乾燥炭化装置22では炭化装置を用いて汚泥を固形の炭
化製品にまで処理する。前記真空乾燥微粒炭化装置20
で得られた微粒炭は造粒装置18、19によって造粒さ
れた後の汚泥の造粒物の外面に付着させ、造粒物が互い
に付着しあって固まることを防止し、これによって乾燥
等の処理工程を効率的にする目的で使用する。
乾燥炭化装置22では炭化装置を用いて汚泥を固形の炭
化製品にまで処理する。前記真空乾燥微粒炭化装置20
で得られた微粒炭は造粒装置18、19によって造粒さ
れた後の汚泥の造粒物の外面に付着させ、造粒物が互い
に付着しあって固まることを防止し、これによって乾燥
等の処理工程を効率的にする目的で使用する。
【0009】24は蒸気発生機である。蒸気発生機24
は真空乾燥装置および炭化装置の熱源として使用する。
26は温水タンク、28は冷水タンクである。温水タン
ク26および冷水タンク28は真空乾燥装置、微粒炭化
装置、炭化装置の加温用、冷却用として使用する。炭化
装置等の熱は温水利用の熱源として利用することが可能
である。
は真空乾燥装置および炭化装置の熱源として使用する。
26は温水タンク、28は冷水タンクである。温水タン
ク26および冷水タンク28は真空乾燥装置、微粒炭化
装置、炭化装置の加温用、冷却用として使用する。炭化
装置等の熱は温水利用の熱源として利用することが可能
である。
【0010】本実施形態の下水道汚泥炭化処理装置は、
上記の真空乾燥微粒炭化装置20と真空乾燥炭化装置2
2を協動させて、汚泥の処理を行うものである。以下で
は、真空乾燥微粒炭化装置20と真空乾燥炭化装置22
による2つの処理系統に分けて各々の構成と作用につい
て説明する。
上記の真空乾燥微粒炭化装置20と真空乾燥炭化装置2
2を協動させて、汚泥の処理を行うものである。以下で
は、真空乾燥微粒炭化装置20と真空乾燥炭化装置22
による2つの処理系統に分けて各々の構成と作用につい
て説明する。
【0011】図2は真空乾燥微粒炭化装置20のうち造
粒装置18から送られてくる造粒汚泥を真空乾燥する真
空乾燥装置30の構成を示す。真空乾燥装置30は中空
の密閉体として形成されたドライヤ32と、ドライヤ3
2に連設したコンデンサ34を有する。コンデンサ34
にはドライヤ32およびコンデンサ34の内部を真空に
ひく真空ポンプ36が付設される。ドライヤ32の外壁
面32aは二重構造のジャケット状に形成され、前記蒸
気発生機24から供給される蒸気が外壁面32a部分を
通流するように構成されている。
粒装置18から送られてくる造粒汚泥を真空乾燥する真
空乾燥装置30の構成を示す。真空乾燥装置30は中空
の密閉体として形成されたドライヤ32と、ドライヤ3
2に連設したコンデンサ34を有する。コンデンサ34
にはドライヤ32およびコンデンサ34の内部を真空に
ひく真空ポンプ36が付設される。ドライヤ32の外壁
面32aは二重構造のジャケット状に形成され、前記蒸
気発生機24から供給される蒸気が外壁面32a部分を
通流するように構成されている。
【0012】また、ドライヤ32の中央部分にはドライ
ヤ32を長手方向に貫通して蒸気を通流させるパイプ3
8を設け、パイプ38の外周面上に被処理物を攪拌する
スクリュ38aを設ける。スクリュ38aはモータ駆動
によりパイプ38の外周上で回転駆動され、被処理物を
攪拌する操作をなす。ドライヤ32の外壁面を通流した
蒸気、およびパイプ38を通流した蒸気は温水タンク2
6に排出される。
ヤ32を長手方向に貫通して蒸気を通流させるパイプ3
8を設け、パイプ38の外周面上に被処理物を攪拌する
スクリュ38aを設ける。スクリュ38aはモータ駆動
によりパイプ38の外周上で回転駆動され、被処理物を
攪拌する操作をなす。ドライヤ32の外壁面を通流した
蒸気、およびパイプ38を通流した蒸気は温水タンク2
6に排出される。
【0013】本実施形態の真空乾燥装置30はバッチ処
理によって処理するもので、ドライヤ32に一定量の汚
泥を投入し、真空ポンプ36によってドライヤ32を真
空にひきつつ、蒸気熱により加熱して乾燥する。40は
ドライヤ32の底面に設けた開閉蓋である。開閉蓋40
を閉じ、ドライヤ32に造粒後の汚泥を投入した後、上
蓋を閉じて真空ポンプ36を作動させ、蒸気を通流させ
ドライヤ32全体を加熱して造粒された汚泥を乾燥す
る。
理によって処理するもので、ドライヤ32に一定量の汚
泥を投入し、真空ポンプ36によってドライヤ32を真
空にひきつつ、蒸気熱により加熱して乾燥する。40は
ドライヤ32の底面に設けた開閉蓋である。開閉蓋40
を閉じ、ドライヤ32に造粒後の汚泥を投入した後、上
蓋を閉じて真空ポンプ36を作動させ、蒸気を通流させ
ドライヤ32全体を加熱して造粒された汚泥を乾燥す
る。
【0014】ドライヤ32を真空にすることで水の沸点
が低下するから、ドライヤ32を加熱することによって
含水量の多い処理物であってもきわめて効率的に乾燥さ
せることができる。ドライヤ32の真空度は700mmHg
程度で使用するが、これにより水の沸点は40℃程度に
なるから蒸気の加熱で十分効率的に乾燥させることがで
きる。
が低下するから、ドライヤ32を加熱することによって
含水量の多い処理物であってもきわめて効率的に乾燥さ
せることができる。ドライヤ32の真空度は700mmHg
程度で使用するが、これにより水の沸点は40℃程度に
なるから蒸気の加熱で十分効率的に乾燥させることがで
きる。
【0015】下水道の処理場から排出される汚泥は水分
が100%に近くなっている。本実施形態では、この汚
泥に籾殻とおが屑を加えて水分を85%程度にしたもの
を造粒装置18にかけ、粒径1〜2cm程度に造粒して
真空乾燥装置30に投入した。造粒装置18からの汚泥
投入量5000kg、蒸気温度110℃でおよそ21時
間で乾燥が完了した。なお、汚泥に加える籾殻とおが屑
は汚泥を水分調整する目的と、最終的に得られる炭化製
品の用途を考慮して選択するものである。したがって、
籾殻とおが屑にのみ限定されるものではなくこれ以外の
添加物を使用することもできる。また、含水量が多いた
め汚泥の造粒がしにくい場合には、固化剤を加えて造粒
しやすくしてもよい。
が100%に近くなっている。本実施形態では、この汚
泥に籾殻とおが屑を加えて水分を85%程度にしたもの
を造粒装置18にかけ、粒径1〜2cm程度に造粒して
真空乾燥装置30に投入した。造粒装置18からの汚泥
投入量5000kg、蒸気温度110℃でおよそ21時
間で乾燥が完了した。なお、汚泥に加える籾殻とおが屑
は汚泥を水分調整する目的と、最終的に得られる炭化製
品の用途を考慮して選択するものである。したがって、
籾殻とおが屑にのみ限定されるものではなくこれ以外の
添加物を使用することもできる。また、含水量が多いた
め汚泥の造粒がしにくい場合には、固化剤を加えて造粒
しやすくしてもよい。
【0016】前述したように汚泥を造粒して真空乾燥装
置30に送り込むのは、被処理物の表面積を大きくして
乾燥効率を上げるためである。本実施形態では真空乾燥
微粒炭化装置20で得られた微粒炭(粉体状)を造粒後
の汚泥に加え、造粒物の表面を微粉炭で被覆して、これ
を真空乾燥装置30に送り込むようにした。造粒した汚
泥は含水分が多いため互いに付着しやすいことから微粒
炭で被覆することにより、水分を吸着する作用と互いに
付着しにくくさせる作用がある。
置30に送り込むのは、被処理物の表面積を大きくして
乾燥効率を上げるためである。本実施形態では真空乾燥
微粒炭化装置20で得られた微粒炭(粉体状)を造粒後
の汚泥に加え、造粒物の表面を微粉炭で被覆して、これ
を真空乾燥装置30に送り込むようにした。造粒した汚
泥は含水分が多いため互いに付着しやすいことから微粒
炭で被覆することにより、水分を吸着する作用と互いに
付着しにくくさせる作用がある。
【0017】真空乾燥装置30による汚泥の乾燥が終了
したら、開閉蓋40を開き、乾燥物を次工程に送るため
ホッパ42に排出する。ホッパ42は真空乾燥微粒炭化
装置20のもう一つの主要装置である微粒炭化装置44
に被処理物を一定量ずつ送り込むためのものである。図
3に微粒炭化装置44の構成を示す。微粒炭化装置44
は被処理物を炭化する炭化炉46と、炭化炉46内に熱
風を送入する熱風発生炉48と、微粒炭を分離するサイ
クロン50とを有する。
したら、開閉蓋40を開き、乾燥物を次工程に送るため
ホッパ42に排出する。ホッパ42は真空乾燥微粒炭化
装置20のもう一つの主要装置である微粒炭化装置44
に被処理物を一定量ずつ送り込むためのものである。図
3に微粒炭化装置44の構成を示す。微粒炭化装置44
は被処理物を炭化する炭化炉46と、炭化炉46内に熱
風を送入する熱風発生炉48と、微粒炭を分離するサイ
クロン50とを有する。
【0018】炭化炉46はジャケット状の二重筒構造に
形成され、温水タンク26と冷水タンク28に連絡して
内筒と外筒との間に温水あるいは水が通流するようにな
っている。炭化炉46は高温になるから炭化炉46を温
度調節するためと、炭化炉46の熱を温水として利用で
きるようにするためである。冷水と温水は温度センサに
よってその通流を制御する。
形成され、温水タンク26と冷水タンク28に連絡して
内筒と外筒との間に温水あるいは水が通流するようにな
っている。炭化炉46は高温になるから炭化炉46を温
度調節するためと、炭化炉46の熱を温水として利用で
きるようにするためである。冷水と温水は温度センサに
よってその通流を制御する。
【0019】炭化炉46の内部には被処理物を炉内で移
動させて炭化を促進させるためのリボンスクリュ52を
設ける。炭化炉46の内部には冷水を通流させる通流パ
イプ54を長手方向に貫設し、前記リボンスクリュ52
をこの通流パイプ54の外周面上で回転させる。リボン
スクリュ52は電動モータ等の駆動機構により正逆回転
駆動され、被処理物を炉内で前後に往復移動させて炭化
させる。
動させて炭化を促進させるためのリボンスクリュ52を
設ける。炭化炉46の内部には冷水を通流させる通流パ
イプ54を長手方向に貫設し、前記リボンスクリュ52
をこの通流パイプ54の外周面上で回転させる。リボン
スクリュ52は電動モータ等の駆動機構により正逆回転
駆動され、被処理物を炉内で前後に往復移動させて炭化
させる。
【0020】熱風発生炉48は被処理物を加熱して炭化
するもので、実際には炭化炉46の内部に向けて熱風を
送り込むようにバーナー49を取り付ける。熱風発生炉
48から送り込まれた熱風により炭化炉46内部は80
0〜900℃程度まで加熱され、ホッパ42から炭化炉
46に送り込まれた処理物が加熱される。熱風発生炉4
8はその外面に冷水を通流させ熱風発生炉48が過熱し
ないようにされる。
するもので、実際には炭化炉46の内部に向けて熱風を
送り込むようにバーナー49を取り付ける。熱風発生炉
48から送り込まれた熱風により炭化炉46内部は80
0〜900℃程度まで加熱され、ホッパ42から炭化炉
46に送り込まれた処理物が加熱される。熱風発生炉4
8はその外面に冷水を通流させ熱風発生炉48が過熱し
ないようにされる。
【0021】炭化炉46の排出口46aとサイクロン5
0とはダクト56によって連絡する。微粒炭は熱風とと
もにサイクロン50に向けて排出される。サイクロン5
0では煙突58から排気ガスが上方に排出され、エア流
とともに吹き出された微粒炭がサイクロン50の下方に
落下する。サイクロン50の最下部にはロータリバルブ
60が取り付けられており、微粒炭が所定量溜まる毎に
ロータリバルブ60を回転させ、微粒炭の収納部62に
落下させる。収納部62に溜まった微粒炭は造粒装置1
8、19で造粒された汚泥の外面の被覆用に使用され
る。
0とはダクト56によって連絡する。微粒炭は熱風とと
もにサイクロン50に向けて排出される。サイクロン5
0では煙突58から排気ガスが上方に排出され、エア流
とともに吹き出された微粒炭がサイクロン50の下方に
落下する。サイクロン50の最下部にはロータリバルブ
60が取り付けられており、微粒炭が所定量溜まる毎に
ロータリバルブ60を回転させ、微粒炭の収納部62に
落下させる。収納部62に溜まった微粒炭は造粒装置1
8、19で造粒された汚泥の外面の被覆用に使用され
る。
【0022】64は炭化炉46の排出口46a近傍のダ
クト56に取り付けた匂い消し用のバーナーである。バ
ーナー64はダクト56を通流する排出物を燃焼させる
ことにより匂いを消すことができる。66は炭化炉44
中に溜まる異物の収納部である。炭化処理中に残った異
物はこの異物の収納部66に溜められ、随時排出され
る。
クト56に取り付けた匂い消し用のバーナーである。バ
ーナー64はダクト56を通流する排出物を燃焼させる
ことにより匂いを消すことができる。66は炭化炉44
中に溜まる異物の収納部である。炭化処理中に残った異
物はこの異物の収納部66に溜められ、随時排出され
る。
【0023】次に、もう一方の処理系統である真空乾燥
炭化装置22について説明する。図4に真空乾燥炭化装
置22の構成を示す。真空乾燥炭化装置22は造粒装置
19で造粒された汚泥を真空乾燥する真空乾燥装置70
と、真空乾燥装置70で水分量約30%まで乾燥された
乾燥汚泥を炭化する炭化装置80とから成る。
炭化装置22について説明する。図4に真空乾燥炭化装
置22の構成を示す。真空乾燥炭化装置22は造粒装置
19で造粒された汚泥を真空乾燥する真空乾燥装置70
と、真空乾燥装置70で水分量約30%まで乾燥された
乾燥汚泥を炭化する炭化装置80とから成る。
【0024】真空乾燥装置70は上述した真空乾燥微粒
炭化装置20で使用する真空乾燥装置30と構造は同様
である。72はドライヤ、74はコンデンサ、76は真
空ポンプである。これら各部の作用は上述した真空乾燥
炉30と同様であるので説明は省略する。なお、汚泥を
造粒する際に籾殻あるいはおが屑を加えること、また固
化剤を加えること、微粒炭で造粒物の外面を覆うように
すること等の処理も上記例と同様である。
炭化装置20で使用する真空乾燥装置30と構造は同様
である。72はドライヤ、74はコンデンサ、76は真
空ポンプである。これら各部の作用は上述した真空乾燥
炉30と同様であるので説明は省略する。なお、汚泥を
造粒する際に籾殻あるいはおが屑を加えること、また固
化剤を加えること、微粒炭で造粒物の外面を覆うように
すること等の処理も上記例と同様である。
【0025】炭化装置80の本体は密閉炉81として形
成され、密閉炉81に真空乾燥炉70で乾燥させた造粒
汚泥を収容し、空気を遮断して蒸し焼きすることにより
炭化製品をつくることができる。炭化装置80の外周壁
面にはジャケット82が設けられ、炭化装置80の内部
中央部には流体を通流させるパイプ84が貫設されてい
る。ジャケット82およびパイプ84は蒸気発生機24
と冷水タンク28に連絡し、炭化装置80を加熱する際
にはジャケット82およびパイプ84に蒸気を通流させ
ることによって炭化装置80全体が加熱できるようにな
っている。
成され、密閉炉81に真空乾燥炉70で乾燥させた造粒
汚泥を収容し、空気を遮断して蒸し焼きすることにより
炭化製品をつくることができる。炭化装置80の外周壁
面にはジャケット82が設けられ、炭化装置80の内部
中央部には流体を通流させるパイプ84が貫設されてい
る。ジャケット82およびパイプ84は蒸気発生機24
と冷水タンク28に連絡し、炭化装置80を加熱する際
にはジャケット82およびパイプ84に蒸気を通流させ
ることによって炭化装置80全体が加熱できるようにな
っている。
【0026】乾燥させた造粒汚泥を炭化する場合は、開
閉蓋86を閉じて炭化装置80を密閉し、蒸気により炭
化装置46を200〜300℃程度に加熱することによ
って容易に炭化させることができる。炭化処理が完了し
た状態で炭化装置80は高熱になっているから、蒸気に
かえて冷水タンク28から冷水を送り込み、炭化装置8
0を冷却した後、炭化製品を取り出す。炭化製品は開閉
蓋86を開き、炭化製品を収納するホッパ88に落とし
込む。
閉蓋86を閉じて炭化装置80を密閉し、蒸気により炭
化装置46を200〜300℃程度に加熱することによ
って容易に炭化させることができる。炭化処理が完了し
た状態で炭化装置80は高熱になっているから、蒸気に
かえて冷水タンク28から冷水を送り込み、炭化装置8
0を冷却した後、炭化製品を取り出す。炭化製品は開閉
蓋86を開き、炭化製品を収納するホッパ88に落とし
込む。
【0027】真空乾燥装置70と炭化装置80はバッチ
処理によって汚泥を炭化製品とする。炭化処理に要する
時間は分量にもよるが、汚泥5000kgを対象とした
場合、造粒に約2時間、乾燥に約21時間、炭化装置8
0による炭化処理として蒸し焼きに4時間、冷却2時
間、取り出し1時間であった。
処理によって汚泥を炭化製品とする。炭化処理に要する
時間は分量にもよるが、汚泥5000kgを対象とした
場合、造粒に約2時間、乾燥に約21時間、炭化装置8
0による炭化処理として蒸し焼きに4時間、冷却2時
間、取り出し1時間であった。
【0028】上記処理工程によって得られた炭化製品
は、処理開始時の汚泥の含水分が85%程度ときわめて
水分量が多いものであるが、これを真空乾燥して水分を
取り除き(製品水分としては25〜30%程度)、炭化
することによって、汚泥の重量の1000分の3〜4程
度にまで減量することができ、体積で約5分の1に減ら
すことができる。得られた炭化製品は悪臭の除去、湿気
の吸収等の種々の作用を有する素材として利用すること
ができるものであり、土壌改良材、水質改良材といった
環境保全用として種々の用途に利用することができる。
は、処理開始時の汚泥の含水分が85%程度ときわめて
水分量が多いものであるが、これを真空乾燥して水分を
取り除き(製品水分としては25〜30%程度)、炭化
することによって、汚泥の重量の1000分の3〜4程
度にまで減量することができ、体積で約5分の1に減ら
すことができる。得られた炭化製品は悪臭の除去、湿気
の吸収等の種々の作用を有する素材として利用すること
ができるものであり、土壌改良材、水質改良材といった
環境保全用として種々の用途に利用することができる。
【0029】以上説明したように、本発明に係る下水道
汚泥炭化処理装置によれば、汚泥の処理が効率的になさ
れ、汚泥の重量および体積を顕著に減少させることによ
って、汚泥の廃棄処理を容易にし、下水道汚泥を処理す
る際の問題の解消に大きく資するとともに、処理物を炭
化製品として得ることにより、炭化製品が有する種々の
効用により環境保全に好適に役立てることができるとい
う効果を奏するものである。
汚泥炭化処理装置によれば、汚泥の処理が効率的になさ
れ、汚泥の重量および体積を顕著に減少させることによ
って、汚泥の廃棄処理を容易にし、下水道汚泥を処理す
る際の問題の解消に大きく資するとともに、処理物を炭
化製品として得ることにより、炭化製品が有する種々の
効用により環境保全に好適に役立てることができるとい
う効果を奏するものである。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る下水道汚泥炭化処理方法及
び下水道汚泥炭化処理装置によれば、上述したように、
下水道の終末処理場から排出される汚泥の処理が効率的
になされることから、下水道汚泥の処理に有効に利用で
きること、また、下水道汚泥を処理して炭化製品として
得ることにより、下水道汚泥の処理産物として有効活用
を図ることが可能になる等の著効を奏する。
び下水道汚泥炭化処理装置によれば、上述したように、
下水道の終末処理場から排出される汚泥の処理が効率的
になされることから、下水道汚泥の処理に有効に利用で
きること、また、下水道汚泥を処理して炭化製品として
得ることにより、下水道汚泥の処理産物として有効活用
を図ることが可能になる等の著効を奏する。
【図1】本発明に係る下水道汚泥炭化処理装置の全体構
成を示す説明図である。
成を示す説明図である。
【図2】真空乾燥微粒炭化装置を構成する真空乾燥装置
の構成を示す説明図である。
の構成を示す説明図である。
【図3】真空乾燥微粒炭化装置を構成する微粒炭化装置
の構成を示す説明図である。
の構成を示す説明図である。
【図4】真空乾燥炭化装置の構成を示す説明図である。
10、16 汚泥ホッパー 12 籾殻ホッパー 14 おが屑ホッパー 18、19 造粒装置 20 真空乾燥微粒炭化装置 22 真空乾燥炭化装置 24 蒸気発生機 26 温水タンク 28 冷水タンク 30、70 真空乾燥装置 32、72 ドライヤ 34、74 コンデンサ 36、76 真空ポンプ 38a スクリュ 40 開閉蓋 44 微粒炭化装置 46 炭化炉 48 熱風発生炉 49 バーナー 50 サイクロン 52 リボンスクリュ 60 ロータリバルブ 62 微粒炭の収納部 80 炭化装置 81 密閉炉 82 ジャケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 11/00 ZAB C02F 11/12
Claims (9)
- 【請求項1】 下水道の終末処理場から排出された汚泥
を再利用可能な固形の炭化製品として提供する下水道汚
泥炭化処理方法において、 前記汚泥から微粒炭を得る工程と前記汚泥から固形の炭
化製品を得る工程を別工程として設け、 前記汚泥から微粒炭を得る工程として、前記汚泥の造粒
処理と、造粒された汚泥を真空乾燥し、該真空乾燥され
た被処理物を炭化炉で加熱して微粒炭を分離する真空乾
燥微粒炭化処理を行い、 前記汚泥から固形の炭化製品を得る工程として、前記汚
泥の造粒処理と、造粒された汚泥を真空乾燥し、該真空
乾燥された被処理物を密閉された炭化装置を用いて炭化
させる真空乾燥炭化処理を行い、 前記真空乾燥微粒炭化処理によって得られた微粒炭を前
記各々の工程での造粒後の汚泥表面に付着させて処理す
ることを特徴とする下水道汚泥炭化処理方法。 - 【請求項2】 下水道の処理場から排出された汚泥を再
利用可能な固形の炭化製品として提供する下水道汚泥炭
化処理装置において、 前記汚泥から微粒炭を得る手段として、 前記汚泥の造粒装置と、該造粒装置によって造粒された
汚泥を乾燥させる真空乾燥装置と、該真空乾燥装置によ
り乾燥された被処理物を加熱して微粒炭を分離する微粒
炭化装置とを備え、 前記汚泥から固形の炭化製品を得る手段として、 前記汚泥の造粒装置と、該造粒装置によって造粒された
汚泥を乾燥させる真空乾燥装置と、該真空乾燥装置によ
り乾燥された被処理物を密閉して収容し、加熱して炭化
物とする炭化装置とを備え、 前記微粒炭化装置から得られた微粒炭を前記造粒後の汚
泥の表面に付着させる手段とを設けたことを特徴とする
下水道汚泥炭化処理装置。 - 【請求項3】 前記真空乾燥装置、微粒炭化装置、炭化
装置を加熱する熱源として蒸気発生機を備えたことを特
徴とする請求項2記載の下水道汚泥炭化処理装置。 - 【請求項4】 前記真空乾燥装置は、造粒された汚泥を
収容するドライヤと、汚泥から除去された水分を凝縮す
るコンデンサと、ドライヤおよびコンデンサを真空にす
る真空ポンプとを備えたことを特徴とする請求項2また
は3記載の下水道汚泥炭化処理装置。 - 【請求項5】 前記ドライヤは、造粒された汚泥を攪拌
するスクリュと、該スクリュを回転駆動する駆動機構を
設けたことを特徴とする請求項4記載の下水道汚泥炭化
処理装置。 - 【請求項6】 前記微粒炭化装置は、乾燥された汚泥を
収容する炭化炉と、該炭化炉に熱風を吹き込む熱風発生
炉と、炭化炉から排出された微粒炭を分離するサイクロ
ンとを有することを特徴とする請求項2、3、4または
5記載の下水道汚泥炭化処理装置。 - 【請求項7】 前記微粒炭化装置は、前記炭化炉内で被
処理物を強制的に移動させるリボンスクリュと、該リボ
ンスクリュを正逆回転する駆動機構とを有することを特
徴とする請求項6記載の下水道汚炭化泥処理装置。 - 【請求項8】 前記炭化装置は、乾燥された汚泥を密閉
して収容する密閉炉と、該密閉炉を加熱する加熱手段と
を有することを特徴とする請求項2、3、4、5、6ま
たは7記載の下水道汚泥炭化処理装置。 - 【請求項9】 前記造粒装置に供給する汚泥に籾殻ある
いはおが屑等の添加物を加える添加物ホッパーを設けた
ことを特徴とする請求項2、3、4、5、6、7または
8記載の下水道汚泥炭化処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06437197A JP3333706B2 (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 下水道汚泥炭化処理方法及び下水道汚泥炭化処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06437197A JP3333706B2 (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 下水道汚泥炭化処理方法及び下水道汚泥炭化処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10249396A JPH10249396A (ja) | 1998-09-22 |
JP3333706B2 true JP3333706B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=13256371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06437197A Expired - Fee Related JP3333706B2 (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 下水道汚泥炭化処理方法及び下水道汚泥炭化処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3333706B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4600956B2 (ja) * | 2000-12-28 | 2010-12-22 | 東京瓦斯株式会社 | 汚泥処理方法及び装置 |
JP4772213B2 (ja) * | 2001-06-05 | 2011-09-14 | 株式会社まさなみ鉄工 | 有機質廃棄物の連続炭化処理装置 |
JP2006348302A (ja) * | 2006-07-28 | 2006-12-28 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 汚泥の燃料化方法及び装置 |
JP6023535B2 (ja) * | 2012-10-01 | 2016-11-09 | 有限会社タバタ産業 | 固体燃料の炭化装置 |
-
1997
- 1997-03-18 JP JP06437197A patent/JP3333706B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10249396A (ja) | 1998-09-22 |
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---|---|---|---|
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