JP3333665B2 - バルブソケット - Google Patents
バルブソケットInfo
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Description
し、特に、パネルに形成した貫通孔にバルブを保持して
装着されるバルブソケットに関する。
図7に示すものが知られている。図において、本バルブ
ソケット1は、バルブ2の口金2aを収容可能な有底筒
状に形成されて内部に電極を有する筒状口金挿入部3
と、この筒状口金挿入部3の長さ方向の中程から外方に
延設されるフランジ4と、フランジ4の前面から上記筒
状口金挿入部3と二重の壁面を形成するように突出する
とともに外周面にはフランジ4から概ねパネル6とガス
ケット7との厚みだけ隔てた位置で突出する係合爪5a
を有する筒状の外壁5とを備えている。
状の外壁5の係合爪5aがパネル6の貫通孔6aの周縁
に形成されている凹み6a1を通過するように位置合わ
せし、当該筒状の外壁5をパネル6の貫通孔6aに挿入
する。係合爪5aが凹み6a1を通過したら本バルブソ
ケット1を回転させ、同係合爪5aとフランジ4とでパ
ネル6の縁部を挟み込んで保持させる。このように筒状
口金挿入部3と外壁5とが二重の壁面となるのは次のよ
うな理由による。バルブ2においては、口金2aよりも
ガラス部2bの外径の方が大きく、パネル6の貫通孔6
aはこのガラス部2bを通すことができる径としてなけ
ればならない。筒状口金挿入部3が内周面で口金2aを
保持しつつ、外周面で貫通孔6aの内周に当接すること
ができれば壁面は一重となるが、貫通孔6aの内径と口
金2aの外径の差が大きいので、これを一重で製造する
ことはできず、二重になっている。
ソケットにおいては、次のような課題があった。バルブ
ソケットを正面から見た場合、二重の筒があるので、隙
間部分が黒く見える。近年においては、自動車のコンビ
ネーションランプなどでレンズが一重となってきてお
り、係るバルブソケットも外部から視認できる。する
と、この隙間部分が黒く見えてしまい、見栄えが悪くな
る。
で、外部から見たときに見栄えを良くすることが可能な
バルブソケットの提供を目的とする。
め、請求項1に係る発明は、パネルに形成した貫通孔に
バルブを保持して装着されるバルブソケットにおいて、
バルブの口金を挿入して保持する筒状口金挿入部と、こ
の筒状口金挿入部から外方に延設されて上記パネルの裏
面に当接するフランジと、上記パネルの貫通孔に挿入さ
れて内側から同縁部に当接して係合する係合部材と、上
記筒状口金挿入部の前端からフランジ状に外方に延設さ
れた遮蔽板とを具備し、上記遮蔽板は、その外径が上記
貫通孔の内径と概ね一致するとともに、その前面が平坦
面とされている構成としてある。
記載のバルブソケットにおいて、上記筒状口金挿入部の
外周面には上記貫通孔の内周面に当接するリブが複数箇
所に突設されている構成としてある。さらに、請求項3
に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載のバルブソ
ケットにおいて、上記係合部材は、筒状口金挿入部の外
周壁から外方に突出する爪状に形成した構成としてあ
る。
いては、筒状口金挿入部にバルブの口金を挿入して保持
せしめ、パネルに形成した貫通孔に挿入すると、筒状口
金挿入部から外方に延設されたフランジが上記パネルの
裏面に当接するとともに、係合部材は上記パネルの貫通
孔内で内側から縁部に当接して係合する。一方、筒状口
金挿入部の前端からは遮蔽板がフランジ状に外方に延設
されており、筒状口金挿入部からパネルの貫通孔までの
隙間部分を塞いでいる。
る発明においては、筒状口金挿入部の外周面に形成され
たリブが貫通孔の内周面に当接する。さらに、上記のよ
うに構成した請求項3に係る発明においては、係合部材
は筒状口金挿入部の外周壁から外方に突出する爪状に形
成され、パネルの貫通孔内で内側から縁部に当接する。
貫通孔よりも小径の筒状口金挿入部の前端にフランジ状
の遮蔽板を配設することにより、筒状口金挿入部からパ
ネルの貫通孔までの隙間部分を塞いで見栄えを良くする
ことが可能なバルブソケットを提供することができる。
また、請求項3に係る発明によれば、前端の遮蔽板と同
様に筒状口金挿入部の外周壁に外方に突出するようにし
て係止爪を形成するため、金型の移動方向を一致させて
容易に製造することができる。
する。図1は、本発明の一実施例に係るバルブソケット
を斜視図により示しており、図2は断面図により示して
おり、図3は正面図により示している。本実施例のバル
ブソケット10は、全体に筒状に形成された筒状口金挿
入部20と、この筒状口金挿入部20の概ね中程から外
方に延設されたフランジ部30と、フランジ部30より
も前方にて外方に突出して形成された係止爪部40と、
筒状口金挿入部20の前端から外方にフランジ状に延設
された遮蔽板50とから構成されている。
は、後方側よりに隔壁21を備えて前方側の口金挿入室
22と後方側のコネクタ挿入室23とを形成しており、
断面略円形の口金挿入室22内では側面と奥面とに電極
面を対面させた電極24,25が上記隔壁21を貫通
し、コネクタ挿入室23内で相手側コネクタの端子金具
と接続可能に立設されている。フランジ部30は筒状口
金挿入部20における口金挿入室22の長さ方向の中程
ぐらいから外方に延設されており、その外形は円形に形
成されている。フランジ部30はパネル60に形成され
た貫通孔61の外形よりも大きく形成されており、筒状
口金挿入部20を同貫通孔61に挿入したときに裏面か
ら当接する。
0よりも概ねパネル60とガスケット70の厚み分だけ
隔てた前方にて同貫通孔61よりも外方に突き出る爪4
1と、同爪41とフランジ部30との間で貫通孔61の
内径と同等の外径となるように突き出るリブ42とから
構成され、筒状口金挿入部20における外周面上に均等
に隔てて四箇所に形成されている。一方、パネル60に
は、爪41に対応して貫通孔61の外形を部分的に拡径
させる凹み62を形成してある。
てパネル60の貫通孔61部分を挟み込んで挟持するも
のであり、筒状口金挿入部20が大きめに形成されてい
るパネル60の貫通孔61内に保持されるようにする。
このときガスケット70は予めリブ42のフランジ部3
0側に装着されていてパネル60とフランジ部30に押
しつぶされるので、フランジ部30は貫通孔61と凹み
62とを防塵的に覆蓋することになる。なお、パネルを
挟持する構造においては必ずしもこのようなフランジと
爪とによる構造でなくてもよく、アームを使用して係合
するなどパネル60に対して保持されるような構造であ
ればよい。また、本実施例ではガスケットを備えて防塵
タイプにしているが、必ずしも防塵タイプである必要も
ない。勿論、防塵タイプにする場合には、必ずしも本実
施例のようにガスケットをフランジ側に装着する構成を
採らなくてもよく、フランジとパネルの間でシールが出
来さえすればよい。筒状口金挿入部20の外周面にはリ
ブ42と同様に貫通孔61の内周面に向かって突出する
リブ43も形成されており、各リブ42,43が同内周
面に対して当接して筒状口金挿入部20が貫通孔61内
の中央に保持されるようにしている。これらのリブ4
2,43及び爪41を形成するにあたっては、図4〜図
6に示すように、図4における上下方向への金型の型開
きによって製造可能である。
ンジ状の遮蔽板50は、外形が概ねパネル60の貫通孔
61に一致するように形成されている。図4は遮蔽板5
0がない状態を意図的に示す断面図であり、図3の正面
図に示す場合と比べて、この遮蔽板50がパネル60の
貫通孔61との隙間部分を目隠して余分な物が見えなく
した効果が表れている。図示しないバルブの口金部分を
筒状口金挿入部20に挿入して装着し、遮蔽板50の側
からパネル60の貫通孔61に挿入する。遮蔽板50は
同貫通孔61の内径と概ね一致しており、筒状口金挿入
部20から貫通孔61までの隙間を塞いでいる。遮蔽板
50が貫通孔61内に挿入された後、係止爪部40の爪
41が貫通孔61に形成した凹み62に挿入され、次い
でリブ42,43が当該貫通孔61内に挿入される。リ
ブ42,43は貫通孔61内で内周面に内側から当接
し、筒状口金挿入部20を中央に保持する。爪41が凹
み62を通過したらバルブソケット10を回転させる。
すると、爪41とフランジ部30とで貫通孔61の縁部
を挟持して保持される。
見ると遮蔽板50が筒状口金挿入部20と貫通孔61と
の隙間を塞いでおり、余分な物が見えないし、従来のよ
うな二重の隙間が残って黒く見えてしまうこともない。
このように、筒状口金挿入部20をパネル60の貫通孔
61に挿入するにあたって筒状口金挿入部20の前端に
遮蔽板50を形成し、当該筒状口金挿入部20と貫通孔
61との隙間を塞いでいるため、見栄えを良くすること
ができる。
図である。
ある。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 パネルに形成した貫通孔にバルブを保持
して装着されるバルブソケットにおいて、 バルブの口金を挿入して保持する筒状口金挿入部と、 この筒状口金挿入部から外方に延設されて上記パネルの
裏面に当接するフランジと、 上記パネルの貫通孔に挿入されて内側から同縁部に当接
して係合する係合部材と、 上記筒状口金挿入部の前端からフランジ状に外方に延設
された遮蔽板とを具備し、 上記遮蔽板は、その外径が上記貫通孔の内径と概ね一致
するとともに、その前面が平坦面とされている ことを特
徴とするバルブソケット。 - 【請求項2】 上記請求項1に記載のバルブソケットに
おいて、上記筒状口金挿入部の外周面には上記貫通孔の
内周面に当接するリブが複数箇所に突設されていること
を特徴とする。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のバルブソ
ケットにおいて、上記係合部材は、筒状口金挿入部の外
周壁から外方に突出する爪状に形成されていることを特
徴とするバルブソケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16822295A JP3333665B2 (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | バルブソケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16822295A JP3333665B2 (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | バルブソケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08335485A JPH08335485A (ja) | 1996-12-17 |
JP3333665B2 true JP3333665B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=15864054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16822295A Expired - Lifetime JP3333665B2 (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | バルブソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3333665B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4930437B2 (ja) * | 2008-04-03 | 2012-05-16 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
JP6080502B2 (ja) * | 2012-11-05 | 2017-02-15 | 株式会社小糸製作所 | バルブソケット |
-
1995
- 1995-06-08 JP JP16822295A patent/JP3333665B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08335485A (ja) | 1996-12-17 |
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