JP3332659B2 - 話速変換装置 - Google Patents

話速変換装置

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JP3332659B2
JP3332659B2 JP12649095A JP12649095A JP3332659B2 JP 3332659 B2 JP3332659 B2 JP 3332659B2 JP 12649095 A JP12649095 A JP 12649095A JP 12649095 A JP12649095 A JP 12649095A JP 3332659 B2 JP3332659 B2 JP 3332659B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は話速変換装置に関し、
特にたとえばテレビジョン受像機やVTRに適用され、
音声信号の無音部を検出し音声速度を遅くする、話速変
換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の話速変換装置として、音声信号の
無音声部を利用して音声信号をできるだけ引き延ばし、
音声信号に含まれる会話の速度を聞き取り易い速度まで
落とすものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般的なテレ
ビ放送やラジオ放送においては、会話だけが放送される
ことは少なく、通常は会話(ボイス成分)に効果音や音
楽などのバック音声成分がミックスされている。このよ
うなバック音声成分を含む音声信号に対しては、従来の
話速変換回路は無音声部を検出することができず、話速
変換をすることができなかった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、バ
ック音声成分が含まれる音声信号についてもボイス成分
の話速を変換することができる、話速変換装置を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、音声信号に
含まれるバック音声成分およびボイス成分を分離する分
離手段、ボイス成分の話速を変換する話速変換手段、お
よびバック音声成分と話速が変換されたボイス成分とを
加算する加算手段を備える、話速変換装置である。
【0006】
【作用】たとえばステレオ音声信号が分離手段に与えら
れ、これによってステレオ音声信号に含まれるバック音
声成分とボイス成分とが分離される。このうちボイス成
分が話速変換手段で話速変換され、その後、話速変換さ
れたボイス成分とバック音声成分とがたとえば加算器で
加算される。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、分離手段によってバ
ック音声成分とボイス成分とが分離され、ボイス成分の
み話速変換手段に与えられるため、バック音声成分が含
まれる音声信号についてもボイス成分の話速を変換する
ことができる。この発明の上述の目的,その他の目的,
特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の
詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
【実施例】図1を参照して、この実施例のハイファイV
TR10はチューナ12を含む。チューナ12はアンテ
ナ14から図2に示すような周波数スペクトルを有する
複合音声信号を受信する。この複合音声信号がステレオ
音声信号であるときは、チューナ12は主チャネル信号
(L+R)および副チャネル信号(L−R)を処理して
得られたLチャネル信号およびRチャネル信号を端子C
1およびC2に与える。一方、この複合音声信号が二か
国語音声信号であるときは、主チャネル信号および副チ
ャネル信号を端子C1およびC2に与える。チャネル1
2はまた、AM復調回路12aによって制御チャネル信
号を復調するとともに復調信号の周波数を判別する。す
なわち、復調信号の周波数が982.5Hzのときは、
その複合音声信号がステレオ音声信号であるとしてハイ
レベル信号を出力し、復調信号の周波数が922.5H
zのときは、その複合音声信号が二か国語音声信号であ
るとしてローレベル信号を出力し、これらの信号を端子
C5に与える。
【0009】ハイファイVTR10はまた、Lチャネル
の映像トラックの再生ヘッド16a,Rチャネルの映像
トラックの再生ヘッド16bおよびオーディオトラック
の再生ヘッド16cを含む。再生ヘッド16aおよび1
6bによってビデオテープ(図示せず)の深層から再生
された音声信号は、端子C3およびC4に与えられると
ともに、加算器18で加算される。そして、加算された
音声信号と再生ヘッド16cによって再生された音声信
号とがコンパレータ20に与えられる。コンパレータ2
0は、入力された音声信号のレベルがほぼ等しければ、
この音声信号がステレオ音声信号であるとしてハイレベ
ル信号を出力し、入力された音声信号が等しくなけれ
ば、この音声信号が二か国語音声信号であるとしてロー
レベル信号を出力する。
【0010】スイッチSW1〜SW3はモード設定信号
によって制御される。すなわち、モード設定信号がチュ
ーナモードを設定するものであれば、スイッチSW1お
よびSW2はそれぞれ端子C1およびC2と接続され、
スイッチSW3は端子C5と接続される。一方、モード
設定信号がビデオモードを設定するものであれば、スイ
ッチSW1およびSW2はそれぞれ端子C3およびC4
と接続され、スイッチSW3は端子C6と接続される。
スイッチSW4およびSW5は、スイッチSW3からの
出力信号によって制御される。すなわち、スイッチSW
3からの出力信号がハイレベルであるときは、スイッチ
SW4およびSW5は端子C7およびC9と接続され、
スイッチSW3の出力信号がローレベルであるときは、
スイッチSW4およびSW5は端子C8およびC10と
接続される。
【0011】これによって、チューナモードにおいてチ
ューナ12からステレオ音声信号が出力されたときは、
Lチャネル信号およびRチャネル信号がボイスチェンジ
ャ回路22および加算器24に与えられ、チューナ12
から二か国語音声信号が出力されたときは、主チャネル
信号および副チャネル信号が加算器26に与えられる。
一方、ビデオモードにおいて、ステレオ音声信号が記録
されたビデオテープが再生されたときは、再生ヘッド1
6aおよび16bによって再生されたLチャネル信号お
よびRチャネル信号がボイスチェンジャ回路22および
加算器24に与えられ、二か国語音声信号が記録された
ビデオテープが再生されたときは、再生ヘッド16aお
よび16bによって再生された主チャネル信号および副
チャネル信号が加算器26に与えられる。
【0012】スイッチSW4およびSW5が端子C7お
よびC8と接続されたとき、ボイスチェンジャ回路22
はRチャネル信号−Lチャネル信号の処理をし、これに
よって入力信号からバック音声成分を抽出する。すなわ
ち、Lチャネル信号およびRチャネル信号のそれぞれに
は同じボイス成分が含まれるため、両信号を減算するこ
とによって効果音や音楽などのバック音声成分を抽出す
ることができる。このようにして抽出されたバック音声
成分は減算器28および加算器30に与えられる。一
方、加算器24で加算された音声信号は、バック音声成
分とレベルを合わせるために減衰器32で1/2のレベ
ルに減衰され、減算器28に与えられる。減算器28は
減衰器32出力からバック音声成分を減算し、これによ
って得られたボイス成分を話速変換回路34に与えられ
る。したがって、話速変換回路34はボイス成分に対し
てのみ話速変換処理をかけ、話速変換したボイス成分を
加算器30に与える。加算器30は与えられたボイス成
分およびバック音声成分を加算し出力する。一方、スイ
ッチSW4およびSW5が端子C8およびC10に接続
されたとき、加算器26で加算された主チャネル信号お
よび副チャネル信号の加算信号は、そのまま話速変換回
路34に与えられ、話速変換処理される。そして、話速
変換された音声信号は加算器30を介して出力される。
なお、話速変換回路34としては、三洋電機株式会社製
のLSI“LC85400B”を用いることができる。
【0013】このようにハイファイVTR10が構成さ
れることによって、チューナ12または再生ヘッド16
aおよび16bからLチャネルおよびRチャネルのステ
レオ音声信号が出力されたときは、ボイス成分のみが話
速変換処理され、その後処理を経たボイス成分にバック
音声信号が加算されて出力される。一方、チューナ12
または再生ヘッド16aおよび16bから二か国語音声
信号が出力されたときは、その主チャネル信号および副
チャネル信号が加算されて話速変換処理される。そし
て、処理された二か国語音声信号が出力される。
【0014】この実施例によれば、ステレオ音声信号に
含まれるボイス成分のみが話速変換回路に与えられるた
め、バック音声成分が含まれるステレオ音声信号につい
てボイス成分の話速を変換することができる。なお、チ
ューナ12または再生ヘッド16aおよび16bからモ
ノラル音声信号のみが出力されたときは、AM復調回路
12aまたはコンパレータ20からは何も出力されず、
そのモノラル音声信号は加算回路26を経て話速変換回
路34に与えられ、話速変換処理されたモノラル音声信
号が出力される。
【0015】なお、この実施例ではハイファイVTRを
用いて説明したが、この発明はステレオ音声信号を出力
できるテレビジョン受像機,ディジタルVTRおよびデ
ィジタルビデオディスクプレーヤなどにも適用できるこ
とはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】複合音声信号のスペクトルを示す図解図であ
る。
【符号の説明】
10 …ハイファイVTR 12 …チューナ 16a〜16c …再生ヘッド 18,24,26,30 …加算器 20 …コンパレータ 22 …ボイスチェンジャ回路 28 …減算器 34 …話速変換回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声信号に含まれるバック音声成分および
    ボイス成分を分離する分離手段、 ボイス成分の話速を変換する話速変換手段、およびバッ
    ク音声成分と話速が変換されたボイス成分とを加算する
    加算手段を備える、話速変換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005208173A (ja) * 2004-01-20 2005-08-04 Victor Co Of Japan Ltd 話速変換装置及び音声信号伝送システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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