JP3331841B2 - 演奏操作用操作子装置 - Google Patents
演奏操作用操作子装置Info
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Description
子弦楽器、電子擦弦楽器等の電子楽器の指盤操作子装置
に関するものである。
には、超音波を利用して弦相当部材が押圧された位置を
検出するものや、特公平7ー72830に見られるよう
に、抵抗線と導電線との接触位置で音高を決めるもの、
あるいは特公昭59ー13749に見られるようにネッ
クにフレットスイッチを埋め込んだものがある。
利用技術は高価になるとともに検出に問題があり、抵抗
線技術は接触時のノイズ対策が不可欠であり接触初期の
安定性も悪く、本発明に最も関係するスイッチタイプの
従来技術についても操作性、組立容易性、コスト要因等
いずれも問題点があった。
るため、操作性がよく、なおかつ組立が容易な演奏操作
用操作子装置を提供することを目的とするものである。
に、本発明の演奏操作用操作子装置は、ネックN上を操
作することにより、演奏操作される演奏操作用操作子装
置であって、該ネックNは、長尺の内フレーム4と、該
内フレーム4の外側に長尺方向に沿って載置された長尺
の感圧センサシート5と、該内フレーム4の外側に長尺
方向に沿って該センサシート5と重ねられて載置された
複数のスイッチ部61〜6nを構成するスイッチシート
6と、該両シート5、6の操作部6sに対応して開口さ
れた操作用窓部1wを有し該両シート5、6の外側でか
つ内フレーム4の外側を包む外フレーム3とを備え、前
記窓部1wから露出した操作部6sを指等で直接接触し
て操作することにより、スイッチング操作あるいは感圧
操作またはその両方の演奏操作をし得るようにしてい
る。
ように作用する。外フレーム3に開けられた操作用窓部
1wから指等を押圧するか、押圧しながら長尺(長手)
方向に沿ってスライドすると、押圧されているスイッチ
シート6のスイッチ部で、スイッチングが検出されると
ともに、センサシート5の感圧部で、指からの押圧力を
検出することができる。
に基づいて説明する。図1は、本発明の操作子装置をネ
ックに配設したギターライクな電子楽器の全体平面図、
図2は、図1A方向からの左側面図、 図3は、図1
の矢視B方向から見たネックの断面図である。全体とし
ては、ギターのような外観をしているが、機能的には演
奏補助装置もしくは演奏参加装置とでも言うべきもの
で、自動演奏の一部を受け持つ演奏装置である。
数パートからなる曲データを内蔵したメモリパック10
を楽器本体(外フレーム)3の端子11に差し込み、ス
タートストップスイッチ12を押すと、該曲がスタート
する。スタートする前に、パートスイッチ14にてパー
トを選択しておくと、そのパートがマイナスワンされ、
そのパートを演奏者が受け持つことになるが、あるモー
ドではそのパートが全部マイナスワンされるわけでな
く、例えば伴奏を演奏者が受け持つと、そのコード(c
hord)構成音のみが、スイッチシート6のスイッチ
部61〜6nに割り振られる。そしてこのスイッチを押
す度に、または曲進行は自動にて、演奏が進む。この
時、パッド17により、発音タイミングを決定すること
もできる。スイッチ61〜6nとパッド17での演奏参
加の形態においては、スイッチ61〜6nに割り振られ
た音色は、上記のコード構成音、メロディー音、打楽器
音のいずれかまたはその組み合わせになると言うように
多義にわたる。
奏にしつつも、スイッチ61〜6nとパッド17とにて
新たな楽器音を付加できる。即ち、自動演奏以外の音色
を選んで、スイッチ61〜6nのいずれかまたは複数を
押した(パッド17の付加操作は任意)として、例えそ
れがでたらめ(但し、タイミングはリズムに合わせた方
が望ましい)でも、コード構成音なら、曲進行として違
和感がない。それは、曲進行に対応して、付加コードが
変更される毎に、その都度割り振られるからであり、そ
のため、このようなアドリブ付加された曲は斬新な曲に
編曲されたようになる。
スイッチ61〜6nを備えた上ケース1、下ケース2を
その凹凸端面係合部の嵌合(図3参照)にて抱き合わせ
にした楽器本体の外フレーム3のネックNに設けられ
る。ネックNは、長尺の中空内フレーム4と該内フレー
ム4の外側に長尺方向に沿って載置された長尺の感圧セ
ンサシート5と、該内フレーム4の外側に長尺方向に沿
って該センサシート5と重ねられて載置された複数のス
イッチ部61〜6nを構成するスイッチシート6と、該
両シート5、6の操作部6sに対応して開口された操作
用窓部1wを有し、該両シート5、6の外側でかつ内フ
レーム4の外側を包む外フレーム3とからなり、楽器本
体3の外フレームと樹脂で一体的に構成されている。そ
して、前記窓部1wから露出した操作部6sを操作する
ことにより、スイッチング操作あるいは感圧操作または
その両方の演奏操作をし得るように構成されている。
4のシート配設凹部41に感圧センサシート5を、シー
ト配設凹部42にスイッチシート6をシート5、6の順
に重ね置き、上ケース1で蓋をするように内フレーム4
に押しつけ、下ケース2と端面凹凸部を合わせながら上
下ケース1、2を嵌合させ、図示しないネジ等で上下ケ
ースを固着する。この場合、内側に配設するシートほど
小さくし、外側に行くほど大きくし、なおかつ全シート
の左右縁部を窓部1wの縁部下面で押さえるようにし
た。この構成をとることにより、シート固着に対しては
ネジ等を不要にすることができ、なおかつシートの確実
な固着が可能になっている。シートを外側に行くほど大
きくしなくても全シート縁部を窓部1w縁部下面で押さ
えるだけでもかなり確実な固着ができるが、シートのフ
レームへの組立容易性を図3実線のものよりさらに増す
ために、点線で示したように突起P,Pを内フレーム凹
部41の縁部近傍に設け、この突起P,Pに対応する小
孔を各シートに設け、組立時にそれらを嵌合することに
より仮係止して上ケース1を内フレーム4に嵌合させる
ようにすればよい。この場合の突起P,Pは、上ケース
にもおよぶこととし、かつ上ケースにも対応する小孔を
設けるようにした方が望ましい。なお、凹部41、42
は、各シートを薄く形成すれば不要にすることもでき
る。この場合でも上記突起P,Pと小孔は残しておいた
方がよい。
公平5ー44876、または特開昭64ー40995で
開示された技術を用いて構成することができる。即ち、
カーボンを多く含ませて形成した電極を図3のように折
り曲げ対向させ、鍵毎にスイッチとしてシート状に連設
形成すれば、メンブレンスイッチが構成され、上記カー
ボンの割合を絶縁粉体に対して少なくし、ペースト状に
て塗布すれば折り曲げシート状の感圧センサシートが構
成される。また、スイッチ61〜6nとして説明した長
円部はスイッチシートの表面に印刷したスイッチ表示部
であって、スイッチとして機能するところは、その裏面
に設けた電極である。また、図1において、D1〜Dn
は、フレットポジションを表す表示体、13はアドリブ
スイッチ、15はメロディスイッチ、16は音色フィル
タ操作子、18はミュートスイッチ、20、21はフラ
ット、シャープスイッチ、22は、ボイススイッチ、2
3はバリエーションスイッチである。
に、ネックは先端にいく程その径が小さく構成され、外
フレーム3は上ケース1と下ケース2とで抱き合わせ構
成されているが、ネックの外フレームのみ別体の筒状ネ
ックN1とし、この筒状ネックN1の内芯である内フレ
ーム40をケース1もしくはケース2に一体成形した図
4の構成にしてもよい。この場合内フレーム40の基端
部401は、図4のように十分に外フレーム3と重なら
せて形成する。また内フレーム40を半割構成にしてケ
ース1、2各々に一体形成してもよい。いずれにせよこ
のようにした他実施例では内フレームの径をその断面一
様にすることにより、筒状ネックN1を内フレーム40
に対し、スライド可能にすることもでき、該スライド量
を検出する位置センサを内フレーム40とネックN1と
の間に設けると、スライド操作により楽音パラメータの
1つを制御できるので演奏表現力も向上する。
分けて、その間にスイッチシート、センサシートを狭持
するネック構成にしたので、組立が容易にできるのみな
らず内フレームがネックの補強部材になり、ネックの強
度も向上する。また、外フレームの窓部を操作できるよ
うにしたので、スライド操作が容易にでき、操作性もよ
い。コストも安価に抑えることができる。
易な演奏操作用操作子装置を提供できる。
平面図である。
楽器全体の平面図である。
(楽器本体)、4……内フレーム、5……センサシー
ト、6……スイッチシート、61〜6n……スイッチ
部、6s……シート上の操作部、1w……操作用窓部
Claims (1)
- 【請求項1】 ネック上を操作することにより、演奏操
作される演奏操作用操作子装置において、 該ネックは、 長尺の内フレームと、 この内フレームの外側に長尺方向に沿って載置された長
尺の感圧センサシートと、該内フレームの外側に長尺方
向に沿って該センサシートと重ねられて載置された複数
のスイッチ部を構成するスイッチシートと、該両シート
の操作部に対応して開口された操作用窓部を有し該両シ
ートの外側でかつ内フレームの外側を包む外フレーム
と、を備え、 前記窓部から露出した操作部を指等で直接接触して操作
することにより、スイッチング操作あるいは感圧操作ま
たはその両方の演奏操作をし得るようにしたことを特徴
とする演奏操作用操作子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31713195A JP3331841B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 演奏操作用操作子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31713195A JP3331841B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 演奏操作用操作子装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09138688A JPH09138688A (ja) | 1997-05-27 |
JP3331841B2 true JP3331841B2 (ja) | 2002-10-07 |
Family
ID=18084794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31713195A Expired - Fee Related JP3331841B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 演奏操作用操作子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3331841B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5345809B2 (ja) * | 2008-07-25 | 2013-11-20 | 株式会社タイトー | 楽器型演奏装置及び楽器演奏システム |
-
1995
- 1995-11-10 JP JP31713195A patent/JP3331841B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09138688A (ja) | 1997-05-27 |
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