JP3331627B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP3331627B2 JP18179092A JP18179092A JP3331627B2 JP 3331627 B2 JP3331627 B2 JP 3331627B2 JP 18179092 A JP18179092 A JP 18179092A JP 18179092 A JP18179092 A JP 18179092A JP 3331627 B2 JP3331627 B2 JP 3331627B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
係わり、さらに詳しくは、SOI(Silicon on Insul
ator)構造を用いて、薄膜半導体層下にキャパシタ用蓄
積ノードが埋め込まれた半導体装置の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の集積化を促進する手段とし
て、層上にシリコン単結晶などで構成された半導体層が
積層されたSOI構造が開発されている。また、このS
OI構造を用いて薄膜半導体層下に蓄積ノードを埋め込
むDRAMセル構造が提案されている。
【0003】図12は従来のSOI構造を用いたDRA
Mセルの概略断面図を示す。従来のSOI構造を用いた
DRAMセルでは、図12に示すように、薄膜半導体層
8の下部に絶縁膜層18が積層されている。絶縁膜層1
8には、薄膜半導体層8に臨むコンタクトホール46が
形成してある。絶縁膜層18の下部には、蓄積ノード4
0が形成してある。このキャパシタ用蓄積ノード40
は、コンタクトホール46を通して薄膜半導体層と接続
してある。蓄積ノード40の下部には、キャパシタ用絶
縁薄膜14を介してセルプレート層16が積層してあ
る。キャパシタ用蓄積ノード40、絶縁薄膜層14およ
びセルプレート層16がキャパシタを構成する。なお、
図中、符号4a,4bはワード線、6はビット線であ
る。
【0004】このような構造のDRAMセルでは、蓄積
ノード40の高さ(深さ)を増大することで、側壁の表
面積を稼ぎ、所望の蓄積容量を得ることができる。ま
た、蓄積ノード40の形成パターンが、コンタクトホー
ル46に対する被り余裕が除去されているパターンであ
るため、大幅なセル面積の縮小が見込まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のDRAMセルを製造するには、図13に示すよう
に、図12に示す半導体層8を形成するための半導体基
板48上に、絶縁層18を積層し、コンタクトホール4
6を形成し、蓄積ノード40となるポリシリコン膜12
を積層した後、ポリシリコン膜12をRIE等でエッチ
ングして、ノード形成用ホール10を形成し、蓄積ノー
ド40を成形する。ところが、従来の技術では、蓄積ノ
ード形成用のエッチング時のオーバーエッジにより、コ
ンタクトホール46内のポリシリコンおよび薄膜半導体
基板48の表面までもエッチングし、溝Aを形成してし
まうおそれがあった。
【0006】高集積化のために、蓄積ノード40の形成
パターンを、コンタクトホール46に対する被り余裕を
除去したパターンにすると、蓄積ノード40を形成のた
めのRIEオーバーエッチング時に、コンタクトホール
46内部に埋め込まれたポリシリコン膜12の一部もエ
ッチングにさらされることになる。このため、コンタク
トホール46内部でもポリシリコンのエッチングが進行
する。エッチングがコンタクトホール46の内部で止ま
る様にオーバーエッチング量を制御できれば問題はない
が、基板48の表面まで達し、そこに溝Aを形成する
と、後工程での基板加工の際の形状不良やリーク不良等
を発生させてしまう。特に、キャパシタ容量確保のため
に、蓄積ノード40の高さを高くすればする程、エッチ
ング誤差も大きくなり、オーバーエッチング制御が困難
になり、不良が発生し易い。たとえば最近では、ポリシ
リコン膜12の膜厚として、少なくとも、2μm程度必
要であり、RIE等のエッチング精度が、ポリシリコン
膜12の層厚に対して10%程度とすると、ポリシリコ
ン膜12をエッチングしてノード形成用ホール10を形
成する場合、そのエッチング誤差は、少なくとも±20
0nmである。一方、絶縁膜層18の層厚は、200〜
400nm程度である。このように、エッチング誤差に
対して絶縁膜層18の層厚は、十分に厚くなく、基板4
8の表面に溝Aを形成するおそれがある。
【0007】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、その目的は、半導体装置の
製造過程において、蓄積ノード形成のためのエッチング
時のオーバーエッチによる溝が半導体基板に形成される
ことがなく、セル面積が小さく、蓄積容量の大きいキャ
パシタを有する半導体装置の製造方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の半導体装置は、絶縁層上に形成された所定
のパターンの半導体層の下層側にキャパシタ用絶縁薄膜
層とキャパシタ用蓄積ノードとセルプレート層とが形成
される半導体装置において、上記蓄積ノードの少なくと
も一部がサイドウォールで形成され、このサイドウォー
ルの内部に、蓄積ノードと異なる材質で構成されたダミ
ー層が埋め込まれ、上記サイドウォールの外周にキャパ
シタ用絶縁薄膜層を介してセルプレート層が積層されて
いることを特徴とする。
【0009】また、本発明の別の観点による半導体装置
は、絶縁層上に形成された所定のパターンの半導体層の
下層側にキャパシタ用絶縁薄膜層とキャパシタ用蓄積ノ
ードとセルプレート層とが形成される半導体装置におい
て、上記蓄積ノードの少なくとも一部がサイドウォール
で形成され、このサイドウォールの内外周にキャパシタ
用絶縁薄膜層を介してセルプレート層が積層されている
ことを特徴とする。
【0010】さらに本発明の半導体装置の製造方法は、
キャパシタを有する半導体装置の製法方法において、絶
縁層上に形成されたキャパシタ用蓄積ノードの一部とな
る導電層の表面に、この導電層と異なる材質で構成され
たダミー層を積層し、その後、このダミー層にノード形
成用第1ホールを形成し、その後、この第1ノード形成
用ホールを通して、上記導電層に、上記絶縁層に臨むノ
ード形成用第2ホールを形成し、その後、ノード形成用
第1ホールとノード形成用第2ホールとの内周に、上記
導電層に接続されて蓄積ノードの一部となる導電性のサ
イドウォールを形成することを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の半導体装置およびその製造方法では、
ダミー層の側壁に導電性のサイドウォールを形成し、こ
のサイドウォールを蓄積ノードの一部として用いる。そ
して、蓄積ノード形成用のエッチングに際しては、ま
ず、ダミー層にノード形成用第1ホールを形成し、その
下層の導電層にノード形成用第2ホールを形成する。す
なわち、ノード形成用ホールのエッチングを2段階で行
うことで、導電層の膜厚を薄くでき、導電層のエッチン
グ時の誤差を相対的に小さくすることが可能になる。そ
の結果、半導体基板の表面までオーバーエッチングによ
り溝が形成されることを有効に防止できる。
【0012】また、特に、導電性のサイドウォールの内
部に残存するダミー層を除去し、サイドウォールの内外
周に、キャパシタ用絶縁層およびセルプレート層を形成
した本発明によれば、キャパシタ容量がさらに増大する
ことになる。
【0013】
【実施例】図1に、本発明の第1の実施例に係わるDR
AMの概略断面図を示す。この実施例では、薄膜半導体
層8が所定のパターンで形成してあり、その上に、ゲー
ト絶縁層7を介してワード線4a,4bが積層してあ
る。薄膜半導体層8は、後述するような張り合わせSO
I方式で形成され、単結晶シリコンなどで形成される。
なお、図示では、ワード線4aのチャネル部が形成され
る薄膜半導体層8のみしか図示していないが、実際に
は、メモリセルの数に応じて二次元方向に所定のパター
ンで多数集積して形成される。
【0014】薄膜半導体層8の上に積層して形成される
ゲート絶縁層7は、たとえば、酸化シリコン層などで構
成される。ゲート絶縁層7の上に形成されるワード線4
a,4bは、たとえば、CVD法で成膜されたポリシリ
コン膜で構成される。このワード線4a,4bは、トラ
ンジスタのゲート電極を兼ねていて、両側にソース領域
とドレイン領域が形成される。ワード線4a,4bは、
その下層に位置する薄膜半導体層8に対して略直交する
方向にパターニングされ、薄膜半導体層8を横切る位置
の半導体基板部分に、チャネル部が形成されることにな
る。
【0015】ワード線4a,4bの上には、たとえば、
CVD法で成膜される酸化シリコン層で構成される層間
絶縁層5が積層され、その上に、ビット線6が積層され
る。ビット線6は、層間絶縁層5に形成してあるビット
コンタクトホールを通じて各メモリセルの薄膜半導体層
8と接続してある。
【0016】薄膜半導体層8の下部には絶縁膜層18が
積層され、絶縁膜層18には、薄膜半導体層8に臨むコ
ンタクトホール46が形成してある。層間絶縁層5の層
厚は、特に限定されないが、たとえば300nmであ
る。絶縁膜層18の下部には、蓄積ノード29が所定の
パターンで形成してある。本実施例では、蓄積ノード2
9は、ポリシリコン膜などで構成される導電層12b
と、ダミー層28の側部に形成されるポリシリコン膜な
どで構成されるサイドウォール12aとから成る。ダミ
ー層28は、たとえば酸化シリコン層で構成され、その
層厚は、特に限定されないが、たとえば1.2μm程度
である。蓄積ノード29を構成するサイドウォール12
aの外周には、キャパシタ用絶縁薄膜層14を介してセ
ルプレート層16が積層してある。キャパシタ用絶縁薄
膜層14は、たとえば酸化シリコン薄膜と窒化シリコン
薄膜の積層膜などで構成される。セルプレート層16
は、たとえばポリシリコンで構成され、膜厚は、たとえ
ば50nm程度である。セルプレート層16の下部に
は、平坦化層27および支持基板13が積層してある。
平坦化層27はポリシリコン膜で構成され、支持基板1
3は、たとえば、シリコンウェ−ハ等で構成される。
【0017】この半導体装置では、サイドウォール12
aと導電層12bとで構成すキャパシタ用蓄積ノード
と、絶縁薄膜層14およびセルプレート16がキャパシ
タを構成する。
【0018】本実施例では、ダミー層28の層厚を厚く
することで、サイドウォール12aの高さを大きくする
ことができ、キャパシタ用面積を増大させることができ
る。そのため、キャパシタは、小さなセル面積で大きな
蓄積容量をもつことができる。しかも、後述するような
理由から、蓄積ノード29形成のためのエッチング時
に、半導体層8となる半導体基板がオーバーエッチング
されることもない。
【0019】次に、このような本発明の第1の実施例の
DRAMの製造方法について説明する。図2に示すよう
に、まず、シリコン製の半導体基板48の表面に、素子
分離用段差11を形成し、絶縁膜層18となる酸化シリ
コン膜をCVD等で成膜する。酸化シリコン膜の膜厚
は、特に限定されないが300nm程度である。その
後、絶縁膜層18に、半導体基板8に臨むコンタクトホ
ール46を形成する。
【0020】次に、図3に示すように、たとえばポリシ
リコン膜で構成される導電層12bをCVD法で堆積さ
せる。導電層12bの膜厚は、特に限定されないが、た
とえば400nm程度である。その後、上記導電層12
bと異なる材質で構成されるダミー層28を堆積させ
る。ダミー層28は、たとえば、CVD法で成膜される
SiO2 層等で形成され、その層厚は、特に限定されな
いが、たとえば1.2μmである。
【0021】次に、図4に示すように、たとえばCHF
3 とO2 との混合ガスを用いたRIEで、ダミー層28
をエッチングし、ノード形成用第1ホール42を形成す
る。ダミー層28は、導電層12bと異なる材質で構成
されるため、前述した混合ガスを用いてサイドウォール
形成用層28をエッチングする場合には、ダミー層28
の下部に形成された導電層12bとの間に高いエッチン
グ選択比を確保することが可能となる。そのため、導電
層12bをほとんどエッチングすることなく、ダミー層
27にノード形成用第1ホール42を形成することが可
能となる。
【0022】次に、図5に示すように、塩素系のプラズ
マ等を用いたRIEで、ノード形成用第1ホール42の
下部に存する、導電層12bをエッチングし、ノード形
成用第2ホール44を形成する。この際、導電層12b
の膜厚は、ダミー層28の膜厚に比較して薄いので、ノ
ード形成用第2ホール44を形成するためのオーバーエ
ッチング量は僅かで良いことから、コンタクトホール4
6の内部の導電層12bがすべて削られることはなく、
半導体基板8の表面がエッチングされて溝が形成される
ことはない。
【0023】次に、図6に示すように、ダミー層28の
表面にたとえば膜厚60nmのポリシリコン膜などの導
電層をCVD法等で堆積し、その後エッチバックするこ
とにより、ノード形成用第1、第2ホール42、44の
内周にサイドウォール12aを形成する。サイドウォー
ル12aとポリシリコン膜12bとでキャパシタ用蓄積
ノードを構成する。
【0024】次に、図7に示すように、蓄積ノード29
となるサイドウォール12aの外周にシリコンナイトラ
イド膜約7nmを成膜し、その表面を約2nm程度酸化
して、キャパイタ用絶縁薄膜層14を成膜する。その
後、このキャパシタ用絶縁薄膜層14の表面にセルプレ
ート層16となるポリシリコン膜をCVD法等を用いて
膜厚50nm程度に形成する。さらに、その上に、ポリ
シリコン膜などで構成される平坦化層27を膜厚が約5
μm程度となるように堆積させ、その表面を約3μm程
度ポリシングして平坦化した後、支持基板13を張り合
わせる。支持基板13は、たとえばシリコンウェ−ハ等
で構成される。
【0025】次に、支持基板13が下になるように上下
を逆さにし、半導体基板48を裏面から研削していく。
最後に、絶縁薄膜18を構成する酸化シリコン層をスト
ッパ面として、L位置まで研削し、たとえば100nm
程度の薄い、薄膜半導体層8を得る。その後、薄膜半導
体層8の表面に、図1に示すようにゲート絶縁膜7、ワ
ード線4a,4b、層間絶縁層5およびビット線6を順
次形成すれば、DRAMセルが得られる。
【0026】図8に本発明の第2の実施例に係わるDR
AMの概略断面図を示す。本発明の第2の実施例に係わ
るDRAMでは、上述の第1の実施例と異なり、ダミー
層28は、サイドウォール12aを形成した後に除去さ
れている。そして、サイドウォール12aの外周と内周
とにキャパシタ用絶縁膜層14およびセルプレート層1
6が形成されているため、キャパシタ面積は第1の実施
例の2倍程度になる。
【0027】次にこのような本発明の第2の実施例に係
わるDRAMセルの製造方法について説明する。上述の
第1の実施例に係わる半導体装置の製造方法と同様の工
程を経て図6に示すように、サイドウォール12aを形
成した後、図9に示すように、蓄積ノードの反転データ
を基にパターニングを行い、ノード形成用第1ホール4
2とノード形成用第2ホール44内に、所定の形状レジ
ストマスク30を形成する。
【0028】次に、図10に示すように、フッ酸処理等
により、ダミー層28をエッチングし、除去する。これ
により、ノード形成用第1ホール42の内周にポリシリ
コン膜のサイドウォール12bを残す。レジスト30を
形成する際に、露光誤差により図10に示すように、レ
ジスト30が、サイドウォール形成用層28に被いかぶ
さって形成される場合があるが、フッ酸処理等を用いて
エッチングを行うためダミー層28を全てエッチング
し、除去することができる。
【0029】次に、図10に示すレジスト30をエッチ
ング等により、除去する。その後、図11(図10と上
下逆)に示すように、キャパシタ用絶縁薄膜層14およ
びセルプレート層16となるポリシリコン膜を順次積層
する。さらに、その上に、ポリシリコン膜などで構成さ
れる平坦化膜27を膜厚が約5μm程度となるように堆
積させ、その表面を約3μm程度ポリシングして平坦化
した後、支持基板13を張り合わせる。支持基板13
は、たとえばシリコンウェ−ハ等で構成される。
【0030】次に、半導体基板48の裏面を研削してい
き、前記第1実施例と同様にして薄膜半導体層8を得
る。その後、薄膜半導体層8の表面に、ゲート絶縁膜
7、ワード線4a,4b、層間絶縁層5およびビット線
6を順次形成し、図8に示すDRAMセルを得る。な
お、本発明は上述した実施例に限定されず、種々に改変
することが可能である。
【0031】
【発明の効果】本発明の半導体装置の製造方法によれ
ば、ダミー層の側壁に導電性のサイドウォールを形成
し、このサイドウォールを蓄積ノードの一部として用い
る。そして、蓄積ノード形成用のエッチングに際して
は、まず、ダミー層にノード形成用第1ホールを形成
し、その下層の導電層にノード形成用第2ホールを形成
する。すなわち、ノード形成用ホールのエッチングを2
段階で行うことで、導電層の膜厚を薄くでき、導電層の
エッチング時の誤差を相対的に小さくすることが可能に
なる。その結果、半導体基板の表面までオーバーエッチ
ングにより溝が形成されることを有効に防止できる。ま
た、特に、導電性のサイドウォールの内部に残存するダ
ミー層を除去し、サイドウォールの内外周に、キャパシ
タ用絶縁層およびセルプレート層を形成した本発明によ
れば、キャパシタ容量がさらに増大することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わるDRAMの概略
断面図である。
【図2】同実施例に係わるDRAMの製造過程を示す概
略断面図である。
【図3】同実施例に係わるDRAMの製造過程を示す概
略断面図である。
【図4】同実施例に係わるDRAMの製造過程を示す概
略断面図である。
【図5】同実施例に係わるDRAMの製造過程を示す概
略断面図である。
【図6】同実施例に係わるDRAMの製造過程を示す概
略断面図である。
【図7】同実施例に係わるDRAMの製造過程を示す概
略断面図である。
【図8】本発明の第2の実施例に係わるDRAMの概略
断面図である。
【図9】同実施例に係わるDRAMの製造過程を示す概
略断面図である。
【図10】同実施例に係わるDRAMの製造過程を示す
概略断面図である。
【図11】同実施例に係わるDRAMの製造過程を示す
概略断面図である。
【図12】従来の実施例に係わるDRAMを示す概略断
面図である。
【図13】同実施例に係わるDRAMの製造過程の一過
程を示す概略断面図である。
【符号の説明】
4a、4b ワード線4 6 ビット線6 5 層間絶縁層5 7 ゲート絶縁層7 8 薄膜半導体層 11 素子分離用段差 12a サイドウォール 12b 導電層 13 支持基板 14 キャパシタ用絶縁薄膜 16 セルプレート層 18 絶縁膜層 27 平坦化層 28 ダミー層 29 蓄積ノード 30 レジスト 42 ノード形成用第1ホール 44 ノード形成用第2ホール 46 コンタクトホール 48 半導体基板 A 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/108 H01L 21/8242 H01L 21/822 H01L 27/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁層上に形成された所定のパターンの
    半導体層の下層側にキャパシタ用絶縁薄膜層とキャパシ
    タ用蓄積ノードとセルプレート層とが形成される半導体
    装置において、 上記蓄積ノードの少なくとも一部がサイドウォールで形
    成され、このサイドウォールの内部に、蓄積ノードと異
    なる材質で構成されたダミー層が埋め込まれ、上記サイ
    ドウォールの外周にキャパシタ用絶縁薄膜層を介してセ
    ルプレート層が積層されていることを特徴とする半導体
    装置。
  2. 【請求項2】 キャパシタを有する半導体装置の製法方
    法において、絶縁膜層上に形成されたキャパシタ用蓄積
    ノードの一部となる導電層の表面に、この導電層と異な
    る材質で構成されたダミー層を積層し、その後、このダ
    ミー層にノード形成用第1ホールを形成し、その後、こ
    の第1ノード形成用ホールを通して、上記導電層に、上
    記絶縁膜層に臨むノード形成用第2ホールを形成し、そ
    の後、ノード形成用第1ホールとノード形成用第2ホー
    ルとの内周に、上記導電層に接続されて蓄積ノードの一
    部となる導電性のサイドウォールを形成することを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】前記サイドウォールを形成した後に、前記
    ダミー層を除去し、前記サイドウォールの内外部にキャ
    パシタ絶縁膜を介してセルプレート層を積層することを
    特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】前記ダミー層の除去は、第1のホール内お
    よび第2のホール内にレジストを埋め込む工程と、当該
    レジストをマスクとして用いて前記サイドウォールが残
    るようにエッチングを行い前記ダミー層を除去する工程
    とを有する請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板の表面に素子分離用段差を形
    成し、その後、半導体基板の表面に絶縁膜層を積層する
    工程と、 絶縁層の上に、キャパシタ用蓄積ノードの一部となる導
    電層を積層し、その後、上記導電層と異なる材質のダミ
    ー層を積層する工程と、上記ダミー層に、上記キャパシ
    タ用蓄積ノードとなる導電層の表面が露出するようにノ
    ード形成用第1ホールを形成する工程と、 上記ノード形成用第1ホールを通して、上記導電層に、
    上記絶縁膜層が露出するようにノード形成用第2ホール
    を形成する工程と、 上記ノード形成用第1ホールとノード形成用第2ホール
    との内周に、キャパシタ用蓄積ノードの一部となる導電
    性のサイドウォールを形成する工程と、 上記サイドウォールの表面およびダミー層の表面に、キ
    ャパシタ用絶縁薄層および導電性のセルプレート層を順
    次積層する工程と、 上記セルプレート層に平坦化層および支持基板を積層さ
    せる工程と、 上記半導体基板を、素子分離用段差に当たるまで、裏面
    から研削し、薄膜半導体層を形成する工程と、 この薄膜半導体層の表面にゲート絶縁層を積層し、ゲー
    ト絶縁層の表面に所定の形状のワード線を形成する工程
    とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 半導体基板に素子分離用段差を形成し、
    その後、半導体基板の表面に絶縁膜層を積層する工程
    と、 絶縁層の上に、キャパシタ用蓄積ノードの一部となる導
    電層を積層し、その後、上記導電層と異なる材質のダミ
    ー層を積層する工程と、 上記ダミー層に、上記キャパシタ用蓄積ノードとなる導
    電層の表面が露出するようにノード形成用第1ホールを
    形成する工程と、 上記ノード形成用第1ホールを通して、上記導電層に、
    上記絶縁膜層が露出するようにノード形成用第2ホール
    を形成する工程と、 上記ノード形成用第1ホールとノード形成用第2ホール
    との内周にキャパシタ用蓄積ノードの一部となる導電性
    のサイドウォールを形成する工程と、 上記サイドウォールが形成されたノード形成用第1ホー
    ルおよびノード形成用第2ホール内にレジストを埋め込
    む工程と、 上記レジストをマスクとして用いてサイドウォールが残
    るようにエッチングを行い、ダミー層を除去する工程
    と、 上記レジストを除去し、サイドウォールの内外周に、キ
    ャパシタ用絶縁薄層、導電性のセルプレート層を順次積
    層する工程と、 上記セルプレート層に平坦化層および支持基板を積層さ
    せる工程と、 上記半導体基板を、素子分離用段差に当たるまで、裏面
    から研削し、薄膜半導体層を形成する工程と、 この薄膜半導体層の表面にゲート絶縁層を積層し、ゲー
    ト絶縁層の表面に所定の形状のワード線を形成する工程
    とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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