JP3331425B2 - 表示器の取付装置 - Google Patents
表示器の取付装置Info
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Description
ビゲ−ションシステムのモニタ−等の表示器を取付ける
取付装置に関し、特に、表示器の取付姿勢を調整するこ
とができる取付装置に関する。
ョンシステムのモニタ等は、ドライバ−や助手席の者が
見易いようにその姿勢を調整できる構造を備えた取付装
置によって取付けられている。
球状端部をお椀状凹部に固定するボルトシャフトタイプ
のものとがあり、前者は表示器の上下方向の角度が調整
できるようになっており、後者は、上下方向の角度と左
右方向の角度とが調整できるようになっている。
置のうち、ねじ締付けタイプのものは、加工コストが安
いことから価格が安価となる利点を有するが、表示器の
姿勢の調整が上下方向に限られてしまうと言う欠点があ
る。また、ボルトシャフトタイプのものは、部品の加工
コストが高いために、装置価格が高いと言う欠点があ
る。
しかも表示器を上下方向と左右方向に調整することので
きるこの種の取付装置を開発することを目的とする。
ため、本発明は、表示器の取付機構を備えると共に、両
側に孔部を有する一対の取付部を備えた取付台と、ベ−
ス部材に直立させたシャフトと、上記一対の取付部間に
配設して、上記シャフトに回動自在に設けた筒状体と、
一端側にねじ孔を有し他端側に上記取付部と係合する拡
径部を備え、一方の取付部の孔部を通して上記筒状体に
回動自在に挿入され、上記シャフトに回動自在に設けら
れた軸状部材と、上記他方の取付部の孔部より挿入して
上記軸状部材のねじ孔に螺合させると共に、上記他方の
取付部を押動するようにして締付ける取付ねじとより構
成し、上記取付ねじを締付けることにより他方の取付部
で筒状体を圧接させ、上記シャフトをその貫通孔内で筒
状体と軸状部材に圧接させて上記取付台をシャフトに固
定することを特徴とする表示器の取付装置を提案する。
取付台が軸状部材を軸に回動自在となっており、また、
軸状部材はシャフトを軸に回動可能であるから、取付台
はシャフトに対して回動可能となっている。したがっ
て、この取付装置に表示器を取付けると、表示器は上下
方向と左右方向において姿勢調整が可能となる。
がこの取付ねじに押動されて取付部間に備えた筒状体と
圧接し、この圧接力で取付台は筒状体に固定される。ま
た、取付部が筒状体と圧接することにより、筒状体と軸
状部材を貫通したシャフトが、この貫通孔内で筒状体と
軸状部材に圧接し、この圧接力で取付台はシャフトに固
定される。この結果、表示器はベ−ス部材に対し所定の
角度で固定される。
図面に沿って説明する。図1は取付装置の分解斜視図、
図2は取付装置の要部を示す断面図、図3は取付装置に
備えた取付機構の要部を示す断面図である。
のベ−ス部材50には支軸部材51を起立させるように
して設けてあり、この支軸部材51は、拡径部51aの
先端に柱状のシャフト51bを備えている。
部の中程に上記シャフト51bを通す一対の円形孔部5
2aを対向するようにして設けてある。
りやや小さい円柱状の軸部53aの一端側に、この軸部
53aの端面を切り込んで形成したねじ孔53bを備
え、また、軸部53aの他端側には軸部53aより拡径
とした拡径部53cが形成してある。
や長めに形成してあり、上記シャフト51bを貫通させ
る貫通孔53dがその中程に設けてある。
部54aに固定した支持部54bと、この支持部54b
の先端に設けた螺子部54cとから形成してある。
の軸受部材56、57を備え、これら軸受部材56、5
7を連結板58で連結し、さらに、連結板58の前方へ
突出するように連結板58の底部に固着した操作部材5
9を備えている。
8の前方に向かって突出した台座部56a、57aと、
連結板58の後方に向かって突出した取付部56b、5
7bからなり、台座部56a、57aは上面が連結板5
8の上面と一面をなし、内側縁の一部を取付台55の内
方に向かって突出させた係合片56c、57cを備えて
いる。
6bには取付ねじ54の螺子部54cを挿通する小径孔
56dと、取付ねじ54の支持部54bを挿入させる大
径孔56eが形成してあり、他方の取付部57bには、
軸状部材53の軸部53aを挿入する貫通孔57dと、
この貫通孔57dに連通し、軸状部材53の拡径部53
cを挿入させる係合孔57eが形成してある。
b、57b間の長さは、筒状体52を筒軸方向に配置で
きるように定めてある。
58aが備えてある。
した基部59aの中央から支持腕59bを延設し、この
支持腕59bを挾むように基部59aの両端近くから支
持腕59bより長い弾性腕59c、59dが延設してあ
る。
59bと適宜な間隔で離間し、このため、弾性腕59
c、59dの先端部分を手動で操作することにより、弾
性腕59c、59dは支持腕59b方向に撓み変形する
ようになっている。
操作し易いように幅広に形成してあり、また、各弾性腕
59c、59dの上面には係止片59e、59fが設け
てある。
付具で、載置板60aの中央にねじ61を挿通する孔部
60bを有し、載置板60aの底部には段形部60cを
形成し、この段形部60cによって肉薄となった底部に
は断面L字形の係合部60d、60eが形成してある。
である。
付具60とで表示器の取付機構が構成してある。
である。
はじめに、取付台55に形成した一対の取付部56b、
57b間に筒状体52を配置する。
53bを有する先端側から他方の取付部57bの貫通孔
57dを通して筒状体52の内孔に挿入する。軸状部材
53の拡径部53cが他方の取付部57bの内壁70と
当接するまで軸部53aを挿入すると、図2に示すよう
に、軸部53aはその先端が筒状体52の一端側52b
から突出しない程度でほぼ一致する。そして、軸部53
aの貫通孔53dが筒状体52の内形孔部52aに合致
するように軸状部材53を回転させて位置合わせする。
た上記取付台55をベ−ス部材50の支軸部材51に取
付ける。筒状体52の円形孔部52aをシャフト51b
の先端に合わせ、一対の円形孔部52aと貫通孔53d
とで形成した軸孔にシャフト51bを挿入する。筒状体
52の外表面が支軸部材51の拡径部51aに当接する
とシャフト51bは上記軸孔の先端部まで挿入される。
材53を支軸として回動自在で、図2上において、軸状
部材53を支軸に上下方向への旋回動が許容され、ま
た、支軸部材51のシャフト51bに対し回動自在で、
シャフト51bを支軸に左右方向への旋回動が許容され
ている。
孔53bに螺合させてこの取付ねじ54を取付台55に
取付ける。取付ねじ54は、取付台55の一方の取付部
56bに形成した大径孔56eより螺子部54cを挿入
させ、この大径孔56eに連通する小径孔56dを通し
て螺子部54cを軸部53aのねじ孔53bにねじ込ん
で取付台55に取付ける。
ると、取付ねじ54の支持部54bが取付部56bの内
壁70に当接すると共に、この内壁70を押圧し、この
押圧力で取付部56bの外壁が筒状体52の一端部52
bと面接触する。(図2上において、V点とW点で圧接
する。) この押圧力で、取付台55が筒状体52に対し非回動と
なり、取付台55は図2上において上下方向の旋回動が
阻止される。
と、軸状部材53が図2上において左方向に移動する。
この押動力でシャフト51bが左方向に撓み、筒状体5
2の円形孔部52aの内周面一部がシャフト51bと当
接する。つまり、図2上においては、X点とY点でシャ
フト51bと筒状体52とが圧接し、Z点でシャフト5
1bと軸状部材53とが圧接する。
bに対し非回動となり、図2上において取付台55の左
右方向の旋回動が阻止される。
60の載置板60aに載置した後、ねじ61を表示器6
2のねじ孔に螺合させて取付具60に固定し、表示器6
2を備えたこの取付具60を取付台55に装着すること
により取付台55に取付ける。
の底部を取付台55の台座部56c、57cに当接させ
るようにして取付台55の前方より後方に向かってこの
取付具60をスライドさせる。
突出片58aに当接するまで取付具60をスライドさせ
ると、図3に示すように、取付具60の係合部60d、
60eが台座部56a、57aの係合片56c、57c
と係合して取付具60は取付台55に装着する。
片59e、59fが取付台60の係合部60d、60e
に形成した係止溝に突入し、取付台60の抜け出しを防
止する。
に、弾性腕59c、59dを支持腕59b方向に操作し
て係止片59e、59fの係止を解除させ、その後、取
付具60を取付台55から抜き取る方向にスライドさせ
て取り外す。
状体52の抜け出しを防止する場合は、シャフト51b
にその軸心に沿った貫通孔を形成し、シャフト51bの
上方からシャフト51bより拡径の頭部を有するボルト
を挿入し、支軸部材51の下側(ベ−ス部材50の下
側)でナット締めして上記したボルトの頭部で筒状体5
2の抜け出しを防止するようにする。
取付方法については、ねじ61を使用した取付け方法に
限らず、例えば、取付具60の表面に係合突起を設け、
表示器62の底面に形成した溝状の係合部を上記した係
合突起に嵌着して表示器62を取付具60に取付けるよ
うにしてもよい。
50に対し垂直に立設させて利用することができるの
で、表示器62側の取付部分が表示器62の背面に設け
られている場合でも、表示器62の取付けが可能とな
る。
示器の場合は、ねじ61でこの表示器を取付具60に固
定し、背面に溝状の係合部が設けられている表示器の場
合は、取付具60の表面に係合突起を設け、この係合突
起に係合部を嵌着して固定するようにする。
付部分が表示器の底面に形成されている場合と、表示器
の背面に形成されている場合のどちらのタイプの表示器
でも利用でき、また、ねじ孔タイプの表示器や溝状タイ
プの表示器であっても利用することができる。
は、取付ねじを弛めれば、表示器の上下方向と左右方向
の姿勢が調整でき、取付ねじを締め付ければ、表示器を
取付装置に固定することができるので、表示器の姿勢の
調整が極めて簡単にできると共に、ねじ締付タイプであ
るから部品コストが安く、生産コストが低減する。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 表示器の取付機構を備えると共に、両側
に孔部を有する一対の取付部を備えた取付台と、ベ−ス
部材に直立させたシャフトと、上記一対の取付部間に配
設して、上記シャフトに回動自在に設けた筒状体と、一
端側にねじ孔を有し他端側に上記取付部と係合する拡径
部を備え、一方の取付部の孔部を通して上記筒状体に回
動自在に挿入され、上記シャフトに回動自在に設けられ
た軸状部材と、上記他方の取付部の孔部より挿入して上
記軸状部材のねじ孔に螺合させると共に、上記他方の取
付部を押動するようにして締付ける取付ねじとより構成
し、上記取付ねじを締付けることにより他方の取付部で
筒状体を圧接させ、上記シャフトをその貫通孔内で筒状
体と軸状部材に圧接させて上記取付台をシャフトに固定
することを特徴とする表示器の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17870496A JP3331425B2 (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 表示器の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17870496A JP3331425B2 (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 表示器の取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH109217A JPH109217A (ja) | 1998-01-13 |
JP3331425B2 true JP3331425B2 (ja) | 2002-10-07 |
Family
ID=16053108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17870496A Expired - Lifetime JP3331425B2 (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 表示器の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3331425B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100302142B1 (ko) * | 1999-08-23 | 2001-11-01 | 김춘우 | 플라즈마 디스플레이(pdp)에서 동영상 의사윤곽 현상의 정량적 평가방법 |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP17870496A patent/JP3331425B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH109217A (ja) | 1998-01-13 |
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