JP3330096B2 - インフレータ構造体 - Google Patents

インフレータ構造体

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JP3330096B2
JP3330096B2 JP36463298A JP36463298A JP3330096B2 JP 3330096 B2 JP3330096 B2 JP 3330096B2 JP 36463298 A JP36463298 A JP 36463298A JP 36463298 A JP36463298 A JP 36463298A JP 3330096 B2 JP3330096 B2 JP 3330096B2
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    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
    • B60R21/264Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous generation of gas, e.g. pyrotechnic
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  • Fluid Mechanics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、膨張可能な車両乗
員保護デバイス用のインフレータに関する。
【0002】
【従来技術】エアバッグなどの膨張可能な車両乗員保護
デバイス用のインフレータは、膨張流体源を保管する。
インフレータに保管されている膨張流体源は、加圧され
ているか又は加圧されていない状態であろう。例えば、
加圧された膨張流体源は、加圧された流体、又は加圧さ
れた流体と加圧された流体を加熱するための点火可能材
料との組み合わせを備えているであろう。加圧されてい
ない膨張流体源は、固体の点火可能なガス発生材料を備
えているであろう。かようなガス発生材料は、衝突その
他の車両乗員を保護するためにエアバッグの膨張が必要
となる場合に、点火される。ガス発生材料が燃焼する
と、多量の膨張ガスが発生する。多量の膨張ガスは、イ
ンフレータからエアバッグ内に流入して、エアバッグを
膨張させる。
【0003】ガス発生材料は、一般に、細長い円筒状の
インフレータハウジングに保管されている。該ハウジン
グは、管状内壁と管状外壁とを含む。管状フィルター
は、管状内壁と管状外壁との間に、同心的に含まれてい
る。
【0004】管状内壁は、ガス発生材料を含有する円筒
状燃焼チャンバを画定する。複数のガス流出開口は、管
状内壁を貫通して延びる。ガス流出開口は、膨張ガスを
燃焼チャンバから半径方向外方に向けて、フィルターを
貫通して、管状外壁まで流す。フィルターは、膨張ガス
が管状外壁に向かって半径方向外方に流れる際に、膨張
ガスからの粒状物質を除去し、さらに、膨張ガスを冷却
する。管状外壁を貫通して延びる複数のガス出口開口
は、ガスをハウジングからエアバッグまで半径方向外方
に方向付ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ガス
透過性材料を最小限とし、効率的且つ経済的なインフレ
ータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、加圧さ
れていない膨張流体源を保管するハウジングを備えるイ
ンフレータが提供される。膨張流体源は、点火可能な材
料の細長い本体を備える。細長い本体の点火可能な材料
が点火されると、膨張ガス及び粒状物質を含有する燃焼
生成物が発生する。
【0007】ハウジングは、点火可能な材料の細長本体
に沿って且つその周りに完全に延びる内面を有する無孔
管状壁部分を有する。上記内面は、膨張ガスから粒状物
質を除去する手段を備える。上記ハウジングは、さら
に、膨張ガスから追加の粒状物質を除去するためのガス
透過性材料からなる管状フィルター構造体を含む。管状
フィルター構造体は、点火可能な材料の細長い本体より
も実質的に短い。
【0008】本発明は、ガス透過性フィルター材料を最
小量とし、インフレータを効率的に且つ経済的に構築す
ることを可能とする。これは、無孔管状ハウジング壁の
内面が、点火可能なガス発生材料の細長い本体の全長に
沿って且つ全周囲の周りに、粒状物質堆積表面として機
能するからである。上記内面は、膨張ガスが管状フィル
ターに到達する前に、膨張ガスから粒状物質のほとんど
を除去する。よって、管状フィルターを点火可能な材料
の細長い本体よりも小さくすなわち短くすることができ
る。
【0009】
【好ましい実施形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定
されるものではない。
【0010】本発明の好ましい実施形態におけるインフ
レータ10は、図1に示されている。インフレータ10
は、複数の出口開口14を有するハウジング12を含
む。ハウジング12は、エアバッグなどの車両乗員保護
デバイス(図示せず)を膨張させるための膨張流体源を
保管する。本発明の好ましい実施形態において、ハウジ
ング12内に保管されている膨張流体源は、加圧されて
おらず、点火可能なガス発生材料の細長い円筒状本体1
6を含む。インフレータ10が作動すると、点火可能な
ガス発生材料の本体16は、点火されて、熱、粒状物質
及び多量の膨張ガスを含有する燃焼生成物を迅速に発生
する。ハウジング12は、燃焼生成物の化学的堆積に適
し、且つ膨張ガスが出口開口14を通ってハウジング1
2から放出される前に、膨張ガスから粒状物質を除去す
るように、設計されている。
【0011】ハウジング12は、長手方向中心軸19を
有する細長い円筒形状を有する。ハウジング12の円筒
形状は、管状本体壁20及び一対の対向する円形端壁2
2及び24によって画定される。ハウジング12の円形
中間壁26は、第2の端壁24に近接した位置で、本体
壁20内に位置づけられる。壁20〜26、並びに後述
するハウジング12の他の部分は、複数の溶接28など
公知の方法で、相互に連結され且つシールされる。
【0012】ハウジング12の本体壁20は、第1の長
手方向区域30及び第2の長手方向区域32を有する。
本体壁20の第1の長手方向区域30は、無孔であり、
第1の端壁22から中間壁26まで、軸方向に延びる。
よって、第1の長手方向区域30は、これらの壁22及
び26の間に軸方向に配置されている円筒状燃焼チャン
バ34の長さ及び直径を規定する。
【0013】本体壁20の第2の長手方向区域32は、
中間壁26から第2の端壁24まで軸方向に延びる。し
たがって、第2の区域32は、第1の区域30よりも実
質的に短く、燃焼チャンバ34よりも実質的に短い円筒
状フィルターチャンバ36の長さ及び直径を規定する。
出口開口14は、本体壁20の第2の区域32の円周方
向周りに延びる複数の列に配列されている。
【0014】ハウジング12は、さらに、中間壁26に
載置されているノズルカップ50を含む。ノズルカップ
50は、燃焼チャンバ34内に軸方向に突出し、管状側
壁52及び円形端壁54により画定される短い円筒形状
を有する。複数のガス流出開口56は、ノズルカップ5
0の側壁52の円周方向周りに延びる列に配列されてい
る。単一のガス流出開口58は、中間壁26の中心を貫
通して延びる。破裂フォイルのシート59は、開口58
を覆う。破裂フォイル59は、ガス発生材料の本体16
に対する密封シールを与え、さらに後述するように、燃
焼チャンバ34を加圧してガス発生材料の本体16の迅
速な点火を促進する補助となる。
【0015】金網スクリーン60は、燃焼チャンバ34
内に位置づけられている。スクリーン60は、軸19上
に中心決めされた管状形状を有し、燃焼チャンバ34の
全長に沿って、第1の端壁22から中間壁26まで軸方
向に延びる。スクリーン60は、燃焼チャンバ34の円
筒状中心部分62を管状周縁部分64から分離する。燃
焼チャンバ34の周縁部分64は、ガスフロープレナム
称されるガスが流れる空間、即ちガスフロー空間であ
る。ガスフロープレナムは、好ましくは完全に開いてお
り、ガスの流れを妨害しない。本体壁20の円筒状内面
66は、燃焼チャンバ34の全周の周りに且つ全長に沿
って連続的に延びる。よって、本体壁20の内面66
は、プレナム64の閉鎖された外部境界を画定する。
【0016】上述したように、ハウジング12内のガス
発生材料は、細長い円筒状本体16の形状を有する。ガ
ス発生材料の本体16は、グレインとして知られている
複数の分離したより短い円筒状本体70により画定され
る。ガス発生材料は、当該分野で公知の適当ないかなる
組成物であってもよく、グレイン70は当該分野で公知
の適当ないかなる形状を有するものであってもよい。
【0017】本発明に従って用いることができるガス発
生材料の異なるグレインの例として、グレイン70の形
状は図2及び図3に詳細に示されている。グレイン70
は、軸75上に中心決めされた円筒状外面72を有す
る。外面72の直径は、ハウジング12内の管状スクリ
ーン60(図1)の内径にほぼ等しい。グレイン70は
更に、対向する一対の円形側面76及び78を有する。
各側面76及び78は、概して軸75に垂直な平面輪郭
を有する。
【0018】グレイン70は、好ましくは、複数の円筒
状内面80を有する。各円筒状内面80は、グレイン7
0を軸方向に貫通して延びるそれぞれの円筒状通路82
を画定する。円筒状内面80の数及び配置は換えること
ができる。図2及び図3に例示されるように、円筒状内
面80の一つは、軸75上に中心決めされており、他の
円筒状内面80は、第1及び第2の円形列内に配置され
る。円筒状内面80の第1の円形列は、第1の円形ライ
ン84上で、軸75の円周方向周りに延びる。円筒状内
面80の第2の円形列は、第2の円形ライン86上で、
軸75の円周方向周りに延びる。第2の円形ライン86
もまた軸75上に中心決めされ、第1の円形ライン84
から半径方向外方に離隔されている。さらに、第2の円
形列内の各円筒状内面80は、少なくとも部分的に、第
1の円形列内の各円筒状内面80から、円周方向にオフ
セットされている。
【0019】ガス発生材料の各グレイン70は、ガス発
生材料の点火を促進するピロテクニック材料から形成さ
れている任意のコーティング90(図3A)を有する。
当該分野で知られているように、かようなピロテクニッ
ク材料は、エアバッグを膨張させるために十分な量のガ
スを発生させないが、グレイン70を形成するガス発生
材料よりは、迅速に点火可能である。点火を促進するピ
ロテクニック材料は、ガス発生材料の本体16内に又は
隣接して1以上の小さな本体の形態で設けられていても
よい。
【0020】図1に示すように、ガス発生材料のグレイ
ン70は、管状スクリーン60内に同軸的に、燃焼チャ
ンバ34の中心部分62に受け入れられる。管状スクリ
ーン60は、グレイン70を細長い円筒状本体16の形
状に支持する。
【0021】インフレータ10は更に、ガス発生材料の
本体16を点火するイグナイター100を含む。図1に
例示されるように、イグナイター100は、円筒状ケー
シング102と一対の電気導線104からなる公知の部
分である。小装荷量のピロテクニック材料106(概略
的に示されている)は、ケーシング102内に含有され
ている。ピロテクニック材料106は、電気導線104
の間をイグナイター100を貫通して電流が通るとき
に、点火される。ピロテクニック材料が点火されると、
燃焼生成物が発生する。燃焼生成物は、ケーシング10
2を破壊して、ケーシング102から迅速に流出する。
【0022】イグナイター100は、ハウジング12の
第1の端壁22の中心にて、開口110を密接に貫通し
て受け入れられ、軸19に沿ってハウジング12内に短
距離だけ突出する。よって、イグナイター100は、ガ
ス発生材料の本体16の一方の端部に隣接して、燃焼チ
ャンバ34の中心部分62内に短い距離だけ突出する。
好ましくは、ガス発生材料の非定形性の端グレイン11
2は、本体16の非定形性端部に設けられる。端グレイ
ン112は、イグナイター100を本体16内に短い距
離だけ軸方向に突出させ得る拡大された中心通路82を
有する。複数の金網スクリーン116は、端グレイン1
12とハウジング12の第1の端壁22との間にクッシ
ョンを提供する。本体16の対向する端部におけるグレ
イン70は、ノズルカップ50の端壁54に当接する。
【0023】フィルター120は、フィルターチャンバ
36内に収納されている。フィルター120は、軸19
上に中心決めされた管状円筒形状を有する。該管状円筒
形状は、管状本体壁20の第2の長手区域32内に密接
に嵌合する。本発明の好ましい特徴によれば、フィルタ
ー120は、ガス発生材料の細長い本体16よりも実質
的に短い。フィルター120の好ましい材料は、当該分
野で公知のように、金網スクリーン、スチールウール、
及びセラミック/ガラスウールを含む。よって、フィル
ター120は、フィルター120を貫通して出口開口1
4まで迅速に外方に流出する膨張ガスからの粒状物質を
捕捉するためのガス透過性構造体を有する。一対の環状
シール122は、粒状物質がフィルターチャンバ36の
両端にて、フィルター120をバイパスすることを阻止
する。シール122は、弾性材料などの当該分野で公知
の適当な材料から形成することができる。
【0024】好ましくはアルミニウムから形成されてい
る破壊可能圧力制御材料の任意のシール124は、管状
本体壁20の第2の長手方向区域32に接着されてい
る。シート124は、本体壁20と連続的に接触する状
態でフィルターチャンバ36の周りに円周方向に延び、
よって、フィルター120と本体壁20との間で出口開
口14を横切って延びる。フィルターチャンバ36内の
膨張ガスの圧力が所定の上昇レベルに達すると、シート
124は、破裂して、フィルターチャンバ36から膨張
ガスを解放する。さらに、シート124は、フィルター
120を汚染物質から保護する密封シールを提供する。
【0025】インフレータ10が車両に組み込まれる際
には、イグナイター100は、図4に概略的に示すよう
な電気回路130内に含まれる。さらに、電気回路13
0は、好ましくは車両バッテリー及び/又はコンデンサ
ーである電源132と、通常は開であるスイッチ134
とを含む。スイッチ134は、好ましくは、車両の衝突
状態を検知するセンサ136の一部である。衝突を示す
状態は、例えば、衝突により生じる車両の減速を含む。
衝突を示す状態が所定の閾値と合致するか又は閾値を超
える場合には、車両乗員の保護を補助するために、エア
バッグその他の膨張可能なデバイスの膨張が望まれるよ
うな衝突の発生を意味する。センサ136は、かような
衝突を示す状態を検知すると、スイッチ134を閉じ
る。
【0026】電気回路130内のスイッチ134が閉じ
られると、電流が電気導線104の間でイグナイター1
00を貫通して流れる。次いで、ケーシング102内の
ピロテクニック材料106が点火され、上述のように、
燃焼生成物を燃焼チャンバ34内に噴出する。ケーシン
グ102から放出する燃焼生成物は、燃焼チャンバ34
内のガス発生材料の端グレイン112及び第1の隣接す
るグレイン70に対して移動し、これらを点火する。
【0027】ガス発生材料の第1の2つのグレイン11
2及び70は、燃焼生成物として迅速に膨張ガスを発生
する。これらグレインは、熱及び粒状物質を含有する追
加の燃焼生成物を生成して放出する。これらの燃焼生成
物のいくらかは、細長い本体16内のガス発生材料の次
に隣接するグレイン70に接触するように移動する。結
果として、ガス発生材料の隣接するグレイン70は、点
火され、次いで、追加の燃焼生成物を放出する。この工
程は、すべてのグレイン70が連続的に点火される間、
ガス発生材料の細長い本体16の長さに沿って連続す
る。円筒状内面80によって与えられる点火可能な表面
積及び通路82によって与えられる流体連通は、この態
様にて、グレイン70の迅速な点火を促進する。
【0028】ガス発生材料のグレイン70の燃焼によっ
て生じた膨張ガスは、管状スクリーン60を貫通して、
燃焼チャンバ34の中心部分62からプレナム64ま
で、半径方向外方に流れる。次いで、膨張ガスは、管状
本体壁20の周囲内面66の全長及び全周にわたり、内
面66に衝突する。こうして、膨張ガスが本体壁20に
吸熱されて冷却される際に、膨張ガスによって搬送され
る粒状燃焼生成物を内面66に接着させる。内面66
は、この態様において、燃焼チャンバ34の全長及び全
周にわたり、粒状物質堆積表面として機能する。
【0029】重要なことは、燃焼チャンバ34の中心部
分62が、ハウジング12の第1の端壁22によって、
一方の端部にて閉鎖され、ノズルカップ50の端壁54
によって反対側の端部にて閉鎖されることである。プレ
ナム64は、第1の端壁22及び中間壁26によって、
両端部にて閉鎖される。この構成において、ハウジング
12は、ノズルカップ50と中間壁26とによって画定
されたノズル構造体を通してのみ、膨張ガスを燃焼チャ
ンバ34からフィルタチャンバ36に向けて流す。特
に、膨張ガスは、燃焼チャンバ34の中心部分62から
プレナム64まで流れ、開口56を貫通してノズルカッ
プ50内に流入する。流体圧力が十分に増加すると、膨
張ガスは破裂フォイル59を破壊して、開口58を貫通
してフィルターチャンバ36内に流入し始める。よっ
て、燃焼チャンバ34からフィルターチャンバ36まで
流れるすべての膨張ガスは、必然的にプレナム64を
して流され得るように構築される。よって、膨張ガスの
最大量が粒状物質堆積表面66に衝突可能である。
【0030】膨張ガスがフィルター120のガス透過構
造体を貫通して半径方向外方に流れる際に、追加的な粒
状燃焼生成物は、フィルター120内に保持される。フ
ィルター120の長さは、ガス発生材料の細長い本体1
6の長さよりも実質的に短いけれども、フィルター12
0は、出口開口14から放出する膨張ガスが超過の粒状
物質を確実に含有しないようにする。これは、プレナム
64内の粒状物質堆積表面66が、ガス発生材料の細長
い本体16の全長に沿って、且つ本体16の全周にわた
って、膨張ガスから粒状物質を完全に除去するからであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好ましい実施形態におけるイ
ンフレータの断面図である。
【図2】図2は、図1のインフレータの拡大図である。
【図3】図3は、図2の線3−3に沿って切り取った断
面図である。図3Aは、図3に示す部分の拡大図であ
る。
【図4】図4は、図1に示す部分を含む電気回路の斜視
図である。
【符号の説明】
10:インフレータ 12:ハウジング 14:出口開口 16:点火可能な材料の本体 20:無孔管状壁部分 34:燃焼チャンバ 60:管状スクリーン 64:プレナム 66:内面 70:グレイン 120:管状フィルター構造体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 川本 真裕 (56)参考文献 特公 昭53−13411(JP,B1) 米国特許5716072(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/16 - 21/32

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点火されると膨張ガス及び粒状物質を含
    有する燃焼生成物を発生する点火可能な材料の細長い本
    体を収容する円筒形のハウジングであって、燃焼チャン
    バと、フィルターチャンバと、これら両チャンバを分離
    する中間壁とを備えるハウジングと; 前記中間壁よりその中央部から軸線方向に前記燃焼チャ
    ンバ内へかつ前記フィルターチャンバから離れるように
    延びるノズルカップと;を有し前記フィルターチャンバ
    に流入する膨張ガスの全ては前記ノズルカップを通り流
    れるようになっており、該ノズルカップは前記中間壁に
    形成された開口を介して前記フィルターチャンバに連通
    しており、 前記燃焼チャンバは、無孔管状ハウジング壁によって境
    界づけられている周方向に延びるガスフロー空間を有
    し、該無孔管状ハウジング壁は前記細長い本体から完全
    に離隔しており且つ該細長い本体に連続的に沿って且つ
    その周りに完全に延びる内面を有し、該内面は前記膨張
    ガスから前記粒状物質を除去する手段となっており、 前記ハウジングは、膨張可能デバイスを膨張させるため
    前記フィルターチャンバから前記膨張ガスを方向付ける
    複数の出口開口を含み、該開口は前記フィルターチャン
    バの周方向の壁に設けられており、 前記ハウジングはさらに前記周方向の壁に沿って配置さ
    れた管状のフィルター構造体を有し、該フィルター構造
    体は 前記膨張ガスから追加の粒状物質を除去するように
    構成されたことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の装置であって、前記ハウジン
    グはさらに、前記燃焼チャンバとフィルターチャンバと
    を分離する破裂フォイルを有することを特徴とする装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2の装置であって、前記破裂フォ
    イルは前記中間壁の開口を閉じることを特徴とする装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1の装置であって、前記管状フィ
    ルター構造体は前記点火可能な細長い本体よりも実質的
    に短いことを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項1の装置であって、前記ハウジン
    グは、前記点火可能な 材料の細長い本体を前記燃焼チャ
    ンバ内に収容する管状スクリーンを含み、前記ガスフロ
    ー空間は前記管状スクリーンを取り巻くことを特徴とす
    る装置。
  6. 【請求項6】 請求項5の装置であって、前記ガスフロ
    ー空間は、前記管状スクリーンと前記無孔管状ハウジン
    グ壁との間で、完全に開いており且つガスの流れを妨害
    しないことを特徴とする装置。
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