JP3330075B2 - 簡易屋根 - Google Patents

簡易屋根

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JP3330075B2
JP3330075B2 JP09704898A JP9704898A JP3330075B2 JP 3330075 B2 JP3330075 B2 JP 3330075B2 JP 09704898 A JP09704898 A JP 09704898A JP 9704898 A JP9704898 A JP 9704898A JP 3330075 B2 JP3330075 B2 JP 3330075B2
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郁彦 吉田
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株式会社イナックストステム・ホールディングス
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばテラスや風
除室等に適用される簡易屋根に係り、特に施工性の向上
を図った簡易屋根に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の簡易屋根は、例えば特公平7−
91885号公報に記載されているように、屋根パネル
を取付ける複数の垂木と、これら垂木の端部を支持する
ために躯体に設けられる垂木掛けと、上記垂木の軒先側
を枠材を介して所定の高さに支持する支柱とを備えて構
成されている。また、簡易屋根としては、実開平6−8
2226号公報に記載されているように、垂木掛けにそ
の長手方向に沿って長尺の支持部材をヒンジ部を介して
回動可能に設け、この長尺の支持部材に複数の垂木の端
部をそれぞれ連結して、屋根勾配を調整可能としたもの
も提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記簡
易屋根においては、上記支持部材が複数の垂木の共通の
支持部材として長尺に形成されているため、コストの高
騰を余儀なくされている。また、上記ヒンジ部は、支持
部材にその長手方向に沿って形成された軸部と、この軸
部を回動可能に支持すべく垂木掛けにその長手方向に沿
って形成された断面C字状の軸受部とからなっているた
め、軸部を軸受部にその長手方向の一端から挿入して支
持させなければならない。この挿入作業は、躯体に垂木
掛けを取付けた後、高所で行わなければならず、また、
躯体が歪んでいると垂木掛けおよび軸受部も歪んで軸部
の挿入が困難になり、施工性に劣る不具合がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、コストの低減お
よび施工性の向上が図れる簡易屋根を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1の
簡易屋根は、屋根パネルを取付ける複数の垂木と、これ
ら垂木の端部を支持するために躯体に設けられる垂木掛
けと、記垂木の軒先側を枠材を介して所定の高さに支持
する支柱とを備え、少なくとも一つの垂木の端部に、上
記垂木掛けに設けられた係止受部に回動可能に係止され
る係止部を有する、垂木の端部と対応した大きさの支持
部材を設け、上記垂木掛けには係止受部の上側近傍に屋
根パネルの上端部をパッキンを介して差し込んで保持す
るパネル差込溝が形成されていることを特徴とする。
【0006】請求項2の簡易屋根は、屋根パネルを取付
ける複数の垂木と、これら垂木の端部を支持するために
躯体に設けられる垂木掛けと、上記垂木の軒先側を枠材
を介して所定の高さに支持する支柱とを備え、上記垂木
掛けには屋根パネルの上端部をパッキンを介して差し込
んで保持するパネル差込溝が形成され、上記垂木掛けに
垂木の端部を支持部材を介して回動可能に支持する支
受部を設け、この支持受部はパネル差込溝を中心とする
所定の半径の曲面に形成され、この支持受部および上記
支持部材の少なくとも一方に両者を所望の角度で固着す
る固着具の挿入孔を加工するための複数の位置決め溝を
設けたことを特徴とする。
【0007】
【実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添付図面
に基づいて詳述する。図1は本発明の実施の形態である
簡易屋根を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面
図、図2は同簡易屋根の要部拡大断面図、図3は同簡易
屋根の要部を示す斜視図、図4は同簡易屋根の軒先側の
構造を示す断面図、図5は図2のA−A線断面図、図6
は垂木掛けを示す図で、(a)は側面図、(b)は支持
受部の下面図、図7は支持部材の側面図、図8は他の支
持部材の側面図である。
【0008】図1において、1は例えばテラスや風除室
等に適用される簡易屋根で、この簡易屋根1は、建物等
の躯体2に取付けられる。この簡易屋根1は、複数の垂
木3と、これら垂木3に取付けられる屋根パネル4と、
垂木2の端部を支持するために躯体2に設けられる垂木
掛け5と、上記垂木2の軒先側を枠材である前枠6を介
して所定の高さに支持する支柱7とを備えている。上記
簡易屋根1は、屋根勾配(屋根の傾斜角度)が調整可能
になっている。図示例の場合、垂木3が上面側を膨らま
せた弓状ないし円弧状に形成されており、支柱7の高さ
を一定とし、屋根の出幅(張出し寸法)を垂木3の切断
により任意に設定可能としているため、垂木掛け5に対
する垂木3の入射角度ないし傾斜角度の変化に対応し得
るように、垂木掛け5に対して垂木3の端部を回動可能
に支持する支持構造が採用されている。
【0009】上記垂木3のうちの少なくとも一つの垂
木、例えば両端に配置される垂木(端部垂木ともいう)
3aの端部には、図2ないし図3に示すように、上記垂
木掛け5に設けられた係止受部8に回動可能に係止され
る係止部9を有する、垂木3aの端部と対応した大きさ
の支持部材(主支持部材もしくは第1の支持部材ともい
う)10が設けられている。また、この主支持部材10
が取付けられた垂木以外の垂木、例えば中間に配置され
る垂木(中間垂木ともいう)3bの端部には、上記係止
部9を有しない、垂木3bの端部と対応した大きさの他
の支持部材(副支持部材もしくは第2の支持部材ともい
う)11が設けられている。
【0010】上記垂木3は、図5に示すように、例えば
アルミニウム合金の押出形材からなり、断面が略方形の
中空に形成されていることが好ましい。上記垂木掛け
5、前枠6、支柱7、主支持部材10、副支持部材1
1、後述する側部パネル押え12、端部パネル押え1
3、野縁14等も、例えばアルミニウム合金の押出形材
からなっていることが好ましい。屋根パネル4は、合成
樹脂例えばアクリルにより薄板状に形成されている。
【0011】上記垂木掛け5は、図2ないし図6の
(a)に示すように、躯体2の垂直面にネジ止め等によ
り固定されるようになっており、その上側に上記係止受
部8が前方(軒先側)に延出した状態で垂木掛け5の長
手方向に沿って一体に形成されている。この係止受部8
の先端は、係止部9に引っ掛けるために上向きに曲折さ
れている。また、垂木掛け5には、係止受部8の上
傍に屋根パネル4の上端部をパッキン15を介して差し
込んで保持するためのパネル差込溝16が形成されてお
り、このパネル差込溝16の奥部17はパネル差込溝1
6の溝幅よりも大きい中空に形成されている。上記パネ
ル差込溝16の中心部が、屋根勾配の回動中心Oとされ
ており、上記パッキン15は弾性変形により屋根パネル
4を上記回動中心Oを支点として回動可能に支持し得る
ように形成されている。
【0012】また、垂木掛け5には、係止受部8よりも
下方に主支持部材10および副支持部材11の下部(脚
部)を支持するための支持受部18が設けられている。
この支持受部18は、垂木掛け5の下端部より前方に延
出した状態で垂木掛け5の長手方向に沿って一体に形成
されており、先端が上向きに曲折されている。この支持
受部18は、上記回動中心Oを支点とする所定の半径R
で断面円弧状の曲面に形成されており、この曲面に沿っ
て主支持部材10および副支持部材11の脚部が摺動可
能に支持されている。
【0013】上記主支持部材10および副支持部材11
は、垂木3の端部と略同じ大きさであれば、垂木3の端
部よりも若干大きくても良くあるいは小さくても良い。
主支持部材10および副支持部材11は、図7ないし図
8にも示すように、垂木3の端部より中空の内部に挿入
される挿入部19を有し、この挿入部19には、垂木3
内の下面に当接されて位置決めされる位置決め部20お
よび垂木3の端面に位置合わせするための位置合わせ部
21が設けられている。また、上記挿入部19には、垂
木3の側部よりネジ22を捩じ込んで挿入部19を固定
するための孔部例えばタッピングホール23が設けられ
ている。
【0014】主支持部材10の上端部には、垂木3の端
部より延出した状態で上記係止部9が断面逆U字状に形
成されている。主支持部材10および副支持部材11の
下端部には、垂木3の端部より下方に延出した状態で上
記支持受部18の上面に載置される脚部24が形成され
ており、この脚部24は上記支持受部18と対応する曲
面状に形成されている。この脚部24と上記位置決め部
20との間に垂木3の下部を差し込んで挟持するための
溝25が設けられている。
【0015】上記脚部24には、これを上記支持受部1
8の所望位置(所望の角度位置)に固着するための固着
具であるボルト26を捩じ込むための雌ネジ孔27が設
けられている。一方、上記支持受部18の下面(外面)
には、上記固着具であるボルト26を上記雌ネジ孔27
に捩じ込むべく挿入する挿入孔28(図3参照)をドリ
ル等で加工するための複数の位置決め溝29が設けられ
ている。これらの位置決め溝29は、V字溝からなり、
支持受部18の下面に水平方向に連続した状態で、支持
受部18の張出し方向に適宜間隔で複数設けられてい
る。通常、垂木掛け5の支持受部18の両端位置には、
上記ボルト26を位置調整可能に挿入するための長穴
(図示省略)が予め設けられているが、垂木掛け5の端
部を屋根幅に合せて切断した場合、長穴も除去されるの
で、上記支持受部18に挿入孔28を加工する必要があ
り、この孔加工を行う際に上記位置決め溝29が役立つ
ようにしてある。
【0016】そして、隣り合う垂木3の上面部には屋根
パネル4が載置され、各垂木3の上部には屋根パネル4
の両側部を押えるための側部パネル押え12がネジ止め
により取付けられる。前枠6には、図4に示すように、
垂木3の軒先側端部を係止する垂木受部30が形成され
ており、この垂木受部30には各垂木30の軒先側端部
に挿入されるブラケット31がボルト32とナット33
で取付けられ、各ブラケット31に垂木3の軒先側端部
がネジ34で固定される。また、前枠6には、雨樋35
が形成されていると共に、屋根パネル4の下端部を押え
るための端部パネル13押えがネジ等で取付けられる。
なお、図4において、14は隣り合う垂木3間に横架さ
れた野縁である。
【0017】以上の構成からなる簡易屋根を施工する場
合には、先ず、躯体2の所定位置に垂木掛け5を固定す
る。次に、地面等の所定位置に左右一対の支柱7を立設
し、両支柱7の上端部間に前枠6を掛け渡して固定す
る。次に、上記垂木掛け5と前枠6との間に垂木3を掛
け渡すのであるが、これに際して垂木3の切断による寸
法調整、主支持部材10や副支持部材11の取付け等を
予め行っておく。
【0018】垂木3の端部を垂木掛け5に掛ける場合、
端部垂木3aにおいては、その主支持部材10の係止部
9を垂木掛け5の係止受部8に係止すると共に主支持部
材10の脚部24を垂木掛け5の支持受部18に載置す
れば良く、また中間垂木3bにおいては、その副支持部
材11の脚部24を垂木掛け5の支持受部18に載置す
れば良く、垂木3の端部を垂木掛け5に容易に支持させ
ることができる。これらの支持後、主支持部材10およ
び副支持部材11の脚部24を垂木掛け5の支持受部1
8に固着具であるボルト26で固定すれば良いため、こ
れらの作業が高所作業でも手際良く容易に行うことがで
きる。
【0019】特に、少なくとも一つの垂木、好ましくは
端部垂木3aの端部に、垂木掛け5に設けられた係止受
部8に回動可能に係止される係止部9を有する、垂木3
aの端部と対応した大きさの支持部材(主支持部材)1
0を設けているため、従来の長尺の支持部材と異なり、
支持部材10を低コストで形成することができると共
に、支持部材10を垂木掛け5に容易に支持させること
ができ、コストの低減および施工性の向上が図れる。上
記係止部9は垂木3の端部の幅寸法と略同じに単尺に形
成されているため、仮に躯体2が歪んでいて垂木掛け5
およびその係止受部9も歪んでいたとしても、これらの
歪みに拘わらずに係止部9を係止受部8に容易に係止す
ることができ、施工性の向上が図れる。
【0020】また、垂木掛け5に垂木3の端部を支持部
材10を介して回動可能に支持する曲面状の支持受部1
8を設け、この支持受部18の外面に両者10,18を
所望の角度で固着する固着具たるボルト26の挿入孔2
8を加工するための複数の位置決め溝29を設けている
ため、屋根勾配に応じて現場で挿入孔29の加工を行う
場合、孔加工を容易に行うことができ、施工性の向上が
図れる。しかも、上記支持受部18は、垂木掛け5の係
止受部9の上側近傍に形成されたパネル差込溝16を中
心とする半径Rの円弧状の曲面に形成されているため、
主副の支持部材10,11を介して支持された垂木3を
含む屋根の勾配をパネル差込溝16を支点として回動可
能に調節することができると共に、パネル差込溝16が
屋根勾配の回動中心Oであることから、回動側である垂
木3の勾配の変化に拘らず常に屋根パネル4の上端部を
固定側である垂木掛け5のパネル差込溝16に対して確
実且つ容易に挿入することができ、施工性の更なる向上
が図れる。
【0021】そして、上述の如く垂木掛け5と前枠6の
間に垂木3を掛け渡して固定したなら、隣り合う垂木3
間の上面部に屋根パネル4を載置し、これら屋根パネル
4の上端部を垂木掛け5のパネル差込溝16にパッキン
15を介して差し込み、各屋根パネル4の両側部は側部
パネル押え12により、各屋根パネル4の軒先側端部は
端部パネル押え13によりそれぞれ固定すれば良く、こ
のようにして簡易屋根1を容易に施工することができ
る。
【0022】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、上記実施の形態で
は、垂木掛けの支持受部に孔加工用の複数の位置決め溝
を設けた例が示されているが、支持受部の脚部に複数の
位置決め溝を設けても良く、位置決め溝は支持受部およ
び支持部材の少なくとも一方に設けられていれば良い。
また、簡易屋根は、例えば図9に示すように、階段やス
ロープを有する通路(図示省略)に沿って隣接して配設
しても良い。この場合、隣接する一方の簡易屋根1Aと
他方の簡易屋根1Bとは垂木掛け5の取付角度および屋
根勾配が異なるため、従来の長尺の支持部材では隣接す
る支持部材の端部を互に干渉しないように切断処理しな
ければならないが、本発明の支持部材10ではそのよう
な切断処理を要せず、施工が容易である。本発明の簡易
屋根は、アーケードにも容易に適用可能である。
【0023】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な効果を奏することができる。
【0024】(1)請求項1の簡易屋根によれば、少な
くとも一つの垂木の端部に、上記垂木掛けに設けられた
係止受部に回動可能に係止される係止部を有する、垂木
の端部と対応した大きさの支持部材を設け、上記垂木掛
けには係止受部の上側近傍に屋根パネルの上端部をパッ
キンを介して差し込んで保持するパネル差込溝が形成さ
れているため、従来の長尺の支持部材と異なり、支持部
材を低コストで形成することができ、支持部材を垂木掛
けに容易に支持させることができると共に、垂木の勾配
の変化に拘らず屋根パネルの上端部を垂木掛けのパネル
差込溝に対して容易に挿入することができ、コストの低
減および施工性の向上が図れる。
【0025】請求項2の簡易屋根によれば、上記垂木掛
けには屋根パネルの上端部をパッキンを介して差し込ん
で保持するパネル差込溝が形成され、上記垂木掛けに垂
木の端部を支持部材を介して回動可能に支持する支持受
部を設け、この支持受部はパネル差込溝を中心とする所
定の半径の曲面に形成され、この支持受部および上記支
持部材の少なくとも一方に両者を所望の角度で固着する
固着具の挿入孔を加工するための複数の位置決め溝を設
けているため、垂木の勾配の変化に拘らず屋根パネルの
上端部を垂木掛けのパネル差込溝に対して容易に挿入す
ることができると共に、屋根勾配に応じて現場で挿入孔
の加工を容易に行うことができ、施工性の向上が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である簡易屋根を示す図
で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図2】同簡易屋根の要部拡大断面図である。
【図3】同簡易屋根の要部を示す斜視図である。
【図4】同簡易屋根の軒先側の構造を示す断面図であ
る。
【図5】図2のA−A線断面図である。
【図6】垂木掛けを示す図で、(a)は側面図、(b)
は支持受部の下面図である。
【図7】支持部材の側面図である。
【図8】他の支持部材の側面図である。
【図9】簡易屋根の変形例を斜視図である。
【符号の説明】
1 簡易屋根 2 躯体 3 垂木 4 屋根パネル 5 垂木掛け 6 前枠(枠材) 7 支柱 8 係止受部 9 係止部 10 主支持部材(支持部材) 18 支持受部 26 ボルト(固着具) 29 位置決め溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 7/02 501 E04B 1/343

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根パネルを取付ける複数の垂木と、こ
    れら垂木の端部を支持するために躯体に設けられる垂木
    掛けと、記垂木の軒先側を枠材を介して所定の高さに支
    持する支柱とを備え、少なくとも一つの垂木の端部に、
    上記垂木掛けに設けられた係止受部に回動可能に係止さ
    れる係止部を有する、垂木の端部と対応した大きさの支
    持部材を設け、上記垂木掛けには係止受部の上側近傍に
    屋根パネルの上端部をパッキンを介して差し込んで保持
    するパネル差込溝が形成されていることを特徴とする簡
    易屋根。
  2. 【請求項2】 屋根パネルを取付ける複数の垂木と、こ
    れら垂木の端部を支持するために躯体に設けられる垂木
    掛けと、上記垂木の軒先側を枠材を介して所定の高さに
    支持する支柱とを備え、上記垂木掛けには屋根パネルの
    上端部をパッキンを介して差し込んで保持するパネル差
    込溝が形成され、上記垂木掛けに垂木の端部を支持部材
    を介して回動可能に支持する支持受部を設け、この支持
    受部はパネル差込溝を中心とする所定の半径の曲面に形
    成され、この支持受部および上記支持部材の少なくとも
    一方に両者を所望の角度で固着する固着具の挿入孔を加
    工するための複数の位置決め溝を設けたことを特徴とす
    る簡易屋根。
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