JP3329903B2 - 図形処理装置 - Google Patents

図形処理装置

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JP3329903B2
JP3329903B2 JP24522593A JP24522593A JP3329903B2 JP 3329903 B2 JP3329903 B2 JP 3329903B2 JP 24522593 A JP24522593 A JP 24522593A JP 24522593 A JP24522593 A JP 24522593A JP 3329903 B2 JP3329903 B2 JP 3329903B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図12〜図14) 発明が解決しようとする課題(図14) 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例 ・第1実施例の説明(図〜図) ・第2実施例の説明(図〜図) ・第3実施例の説明(図) ・第4実施例の説明(図1) ・第5実施例の説明(図11) 明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、各種多角形、例えば、
四角形以上の多角形や三角形を描画するための図形処理
装置に関する。
【0003】
【従来の技術】図形を扱う処理システム、例えば多角形
の閉領域を所定の描画条件で塗りつぶす面塗り描画を行
なうシステムにおいては、分割手段により多角形を複数
の三角形に分割してから、描画手段により各三角形を所
定の描画条件で描画して、この多角形の面内全体を面塗
り描画することが行なわれている。このように、多角形
を複数の三角形に分割することで、描画手段における描
画処理を高速で行なうことができる。
【0004】分割手段においては、任意個に分割された
三角形の各頂点データとして、各頂点に対応する元の多
角形の頂点データを振り分け、1三角形を1単位として
三角形の3つの頂点データが、分割手段から描画手段へ
転送される。なお、頂点データには、その頂点について
の頂点座標,頂点色等のデータが含まれている。そし
て、描画手段では、転送されてきた三角形の各頂点デー
タに基づいて、その三角形が、多角形の一部(多角形を
分割したもの)であるか、あるいは、単独のものである
かを認識することなく、その頂点データに基づいて三角
形に対する描画処理を行なっている。
【0005】多角形をフラット・シェーディング(単一
色面塗り描画:面内を単一色で塗りつぶす描画条件)で
面塗りする場合、その多角形の第1頂点に指定された色
値(頂点色)を多角形全体の面色(描画色)とし、分割
手段においては、多角形の第1頂点データを基点として
複数の三角形に分割し、多角形の第1頂点を各三角形の
第1頂点として描画手段に転送している。描画手段で
は、与えられた三角形の各頂点データのうち第1頂点デ
ータの色値に基づいて面塗り描画を行なうことにより、
多角形図形が単一色で描画されることになる。
【0006】例えば、図12(a)に示すような多角形
(五角形)では、この多角形を、図12(b)に示すよ
うに、多角形の第1頂点(数字1を付された頂点)を基
点とし、この第1頂点を第1頂点する3つの三角形に分
割することにより、描画手段においては各三角形の第1
頂点の色値を参照するだけで、各三角形を同一色で面塗
り描画でき、つまりは、図12(a)に示すような五角
形全体を単一色で面塗り描画することができるのであ
る。
【0007】しかし、例えば、図13(a)に示すよう
な多角形(凹型六角形)では、この多角形を複数の三角
形に分割する際、2つの基点が必要になり、ここでは多
角形の第1頂点,第6頂点をそれぞれ基点1,基点2と
して、図13(b)に示すように、多角形の第1頂点を
第1頂点とする2つの三角形と、多角形の第6頂点を第
1頂点とする2つの三角形とに分割する。
【0008】このように分割した場合、当然、多角形の
第1頂点を含まない三角形が分割・形成されるため、分
割された4つの三角形をそのまま描画手段へ転送する
と、多角形の第1頂点を第1頂点としてもつ2つの三角
形と、多角形の第6頂点を第1頂点としてもつ2つの三
角形とでは、第1頂点と第6頂点とで色値が異なってい
れば異なる色で描画されることになり、多角形を単一色
で面塗りすることができなくなる。
【0009】そこで、従来、描画条件がフラット・シェ
ーディングである場合には、分割した三角形を転送する
際に、多角形の第1頂点と異なる頂点を第1頂点として
分割・形成された三角形について、その三角形の第1頂
点における色値(頂点色)を多角形の第1頂点の色値
(頂点色)に修正している。例えば、図13(a),
(b)に示した多角形については、図14(a),
(b)に示すように、多角形の第6頂点を第1頂点とし
て分割された2つの三角形について、その第1頂点を、
多角形の第6頂点についての頂点座標等はそのままにし
ながら、多角形の第6頂点についての色値(頂点色)を
多角形の第1頂点のものに置き換え修正する。このよう
な色値の修正を行なうことで、描画手段において各三角
形を描画した際に、多角形全体を単一色で面塗りするこ
とができるのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図14
により上述した従来の多角形の描画方式では、描画条件
がフラット・シェーディングである場合には、分割した
三角形を転送する際に、多角形の第1頂点と異なる頂点
を第1頂点として分割・形成された三角形について、そ
の三角形の第1頂点における頂点色を多角形の第1頂点
の頂点色に修正しなければならず、その頂点データの修
正処理に時間を要し、描画処理の高速化を妨げる要因と
なっている。
【0011】本発明はこのような課題に鑑み創案され
たもので、単一色面塗り描画を行なう場合に、分割三角
形の頂点データ修正処理を削減して、多角形の描画処理
の高速化をはかった図形処理装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は第1の発明の原理
ブロック図で、この図1において、1は多角形を複数の
三角形に分割し分割された各三角形の頂点データを出力
する分割手段、2は分割手段1からの各三角形の頂点デ
ータに基づいて各三角形を描画する描画手段、3は分割
手段1側にそなえられこの分割手段1により分割された
各三角形の頂点データに多角形の描画色情報を有する色
データを付加しうる色データ付加手段である。
【0013】そして、第1の発明では、色データ付加手
段3が、分割手段1にて分割された各三角形の頂点デー
タに、多角形の描画色情報を有する色データを付加し、
色データ付加手段3により色データを付加された各三角
形の頂点データが、描画手段2へ出力され、単一色面塗
り描画を所定の描画条件とする場合、描画手段2が、各
三角形を、各三角形の頂点データに付加された色データ
に基づく描画色で描画する。
【0014】このとき、色データ付加手段3により付加
する色データとしては、多角形の所定頂点(多角形の複
数頂点の中から選択された一頂点)についての頂点座
標,頂点法線,頂点色を有する多角形所定頂点データを
用いてもよく、この場合、描画手段2により各三角形を
描画する際に、各三角形の頂点データに付加された多角
形所定頂点データの頂点座標,頂点法線,頂点色に基づ
き、多角形についての描画色を算出する(請求項)。
【0015】また、色データ付加手段3により付加する
色データとしては、分割手段1により多角形を複数の三
角形に分割する際に、多角形の所定頂点(多角形の複数
頂点の中から選択された一頂点)についての頂点座標,
頂点法線,頂点色に基づいて算出した多角形についての
描画色を用いてもよい(請求項)。さらに、多角形を
クリップ枠でクリッピングすることにより生成された新
たな多角形を面塗り描画するに際し、多角形の所定頂点
(多角形の複数頂点の中から選択された一頂点)がクリ
ップ枠外にある場合には、色データ付加手段3が、分割
手段1により新たな多角形を分割して得られた各三角形
の頂点データに、クリップ枠外の多角形の所定頂点につ
いての前記多角形所定頂点データ、もしくは、クリップ
枠外の多角形の所定頂点について算出された前記描画色
を、色データとして付加する(請求項)。
【0016】図2は第2の発明の原理ブロック図で、こ
の図2において、1〜3はそれぞれ前述と同様の分割手
段,描画手段,色データ付加手段であり、4は分割手段
1側にそなえられ各三角形の頂点データに色データ付加
手段3により色データを付加した場合のみ有意となる色
データフラグを付加する色データフラグ付加手段であ
る。
【0017】第2の発明では、単一色面塗り描画を所定
の描画条件とする場合、色データ付加手段3により、分
割手段1により分割された複数の三角形の頂点データの
うちの少なくとも一組に色データを付加し、色データフ
ラグ付加手段4により、色データを付加した三角形の頂
点データに対してのみ有意の色データフラグを付加する
とともに、他の三角形の頂点データに対しては無意の色
データフラグを付加する。
【0018】そして、色データ,色データフラグを付加
された各三角形の頂点データを分割手段1側から描画手
段2へ出力し、描画手段2により、色データフラグが有
意である三角形については、その頂点データに付加され
た色データに基づく描画色で描画する一方、色データフ
ラグが無意である三角形については、色データフラグが
有意である三角形の頂点データに付加された色データに
基づく描画色で描画する(請求項)。
【0019】このとき、色データ付加手段3により付加
する色データとしては、多角形の所定頂点(多角形の複
数頂点の中から選択された一頂点)についての頂点座
標,頂点法線,頂点色を有する多角形所定頂点データを
用いてもよく、この場合、描画手段2により各三角形を
描画する際に、各三角形の頂点データに付加された多角
形所定頂点データの頂点座標,頂点法線,頂点色に基づ
き、多角形についての描画色を算出する(請求項)。
また、このとき、色データフラグが有意である三角形に
ついて算出された描画色を、描画手段2にて記憶・保持
し、描画手段2により、色データフラグが無意である三
角形を描画する際には、記憶・保持された描画色を読み
出して用いる(請求項)。
【0020】また、色データ付加手段3により付加する
色データとしては、多角形の所定頂点(多角形の複数頂
点の中から選択された一頂点)についての頂点座標,頂
点法線,頂点色に基づいて算出した描画色を用いてもよ
く、この場合、描画手段2により色データフラグが有意
である三角形の頂点データに付加された描画色に基づい
て各三角形を描画する(請求項)。なお、頂点色線形
補間面塗り描画を所定の描画条件とする場合、色データ
付加手段3による各三角形の頂点データへの色データの
付加は行なわず、色データフラグ付加手段4により、各
三角形の頂点データに対し全て無意の色データフラグを
付加し、無意の色データフラグを付加された各三角形の
頂点データを分割手段1側から描画手段2へ出力し、こ
の描画手段2により、各三角形について、各頂点データ
に基づいて各頂点の色を算出し、算出された各頂点の色
を補間することにより、三角形の面内部を頂点色線形補
間面塗り描画してもよい(請求項)。
【0021】
【作用】上述した第1の発明の図形処理装置(請求項1
)では、分割手段1により多角形を分割して得られ
た各三角形の頂点データに基づいて、描画手段2により
複数の三角形を所定の描画条件で描画することにより、
多角形を面塗り描画するが、分割手段1から描画手段2
へ各三角形の頂点データを転送する際に、色データ付加
手段3により、各三角形の頂点データに、多角形の描画
色情報を有する色データが付加され、描画手段2におい
て、各三角形を、各三角形の頂点データに付加された色
データに基づく描画色で描画することで、多角形に対す
る単一色面塗り描画が行なわれる。このように、各三角
形の頂点データに色データを付加することで、単一色面
塗り描画を行なう場合に、分割三角形の頂点データ修正
処理を削減することができる。
【0022】また、色データ付加手段3により付加する
色データとしては、多角形の所定頂点についての多角形
所定頂点データを用いることができ、この場合、描画手
段2により各三角形を描画する際に、各三角形の頂点デ
ータに付加された多角形所定頂点データの頂点座標,頂
点法線,頂点色に基づいて描画色が算出される。このほ
か、色データ付加手段3により付加する色データとして
は、分割手段1により多角形を三角形に分割する際に、
多角形の所定頂点についての頂点座標,頂点法線,頂点
色に基づいて算出した多角形についての描画色を用いる
ことができ、この場合、描画手段2での描画色の算出処
理を省略することができる。
【0023】さらに、多角形をクリップ枠でクリッピン
グすることにより生成された新たな多角形を面塗り描画
するに際し、多角形の所定頂点がクリップ枠外にある場
合であっても、分割手段1により新たな多角形を分割し
て得られた各三角形の頂点データに、クリップ枠外の多
角形の所定頂点についての多角形所定頂点データ、もし
くは、クリップ枠外の多角形の所定頂点について算出さ
れた描画色を、色データとして付加することで、前述と
同様、新たな多角形に対する単一色面塗り描画が行なわ
れ、分割三角形の頂点データ修正処理を削減することが
できる。
【0024】上述した第2の発明の図形処理装置(請求
)では、単一色面塗り描画を行なう場合、分割
手段1から描画手段2へ各三角形の頂点データを転送す
る際に、色データ付加手段3により、分割手段1にて分
割された複数の三角形の頂点データのうちの少なくとも
一組に色データが付加され、色データフラグ付加手段4
により、色データを付加した三角形の頂点データに対し
てのみ有意の色データフラグが付加されるとともに、他
の三角形の頂点データに対しては無意の色データフラグ
が付加される。
【0025】そして、これらの色データ,色データフラ
グを付加された各三角形の頂点データが分割手段1側か
ら描画手段2へ出力され、この描画手段2において、色
データフラグが有意である三角形については、その頂点
データに付加された該色データに基づく描画色で描画が
行なわれる一方、色データフラグが無意である三角形に
ついては、色データフラグが有意である三角形の頂点デ
ータに付加された該色データに基づく描画色で描画が行
なわれる。
【0026】このように、各三角形の頂点データに色デ
ータを付加することで、単一色面塗り描画を行なう場合
に、分割三角形の頂点データ修正処理を削減することが
できるほか、色データフラグを用いることで、色データ
を一々三角形の頂点データに付加しなくても、少なくと
も一組の頂点データに付加しておけば、その頂点データ
に付加された色データを用いて、多角形全体を単一色面
塗り描画することが可能で、分割手段1側から描画手段
2へのデータ転送量を減少させることができる。
【0027】また、色データ付加手段3により付加する
色データとしては、前述と同様に、多角形の所定頂点に
ついての多角形所定頂点データや、多角形の所定頂点に
ついての頂点座標,頂点法線,頂点色に基づいて算出し
た多角形についての描画色を用いることができる。色デ
ータとして多角形所定頂点データを用いる場合には、描
画手段2により各三角形を描画する際に、色データフラ
グが有意である三角形の頂点データに付加された多角形
所定頂点データの頂点座標,頂点法線,頂点色に基づい
て描画色が算出されるが、このとき算出された描画色
を、描画手段2にて記憶・保持し、描画手段2により色
データフラグが無意である三角形を描画する際にその描
画色を読み出して用いることにより、描画色の算出処理
を削減することができる。
【0028】なお、色データとして分割手段1側にて算
出された描画色を用いる場合には、描画手段2での描画
色の算出処理を省略することができる。また、頂点色線
形補間面塗り描画を行なう場合、色データ付加手段3に
よる各三角形の頂点データへの色データの付加は行なわ
ず、色データフラグ付加手段4により、各三角形の頂点
データに対し全て無意の色データフラグを付加して、無
意の色データフラグを付加された各三角形の頂点データ
を分割手段1側から描画手段2へ出力する。そして、描
画手段2により、各三角形について、各頂点データに基
づいて各頂点の色を算出し、算出された各頂点の色を補
間することにより、三角形に対する頂点色線形補間面塗
り描画を行なうことができる。
【0029】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 (a)第1実施例の説明 図は本発明の第1実施例としての図形処理装置を適用
されたシステムの構成例を示すブロック図である。以下
に説明する第1〜第5実施例では、多角形を複数の三角
形に分割し、分割された各三角形の頂点データに基づい
て各三角形を描画することにより、多角形全体を面塗り
描画する装置について説明する。
【0030】図において、31は多角形データ(各頂
点データ)を格納する多角形データ格納域(メモリ)、
32は多角形データ格納域31からの多角形データに基
づいて多角形を複数の三角形に分割し分割された各三角
形の頂点データを出力する多角形分割処理部(分割手
段)である。33は多角形分割処理部31側にそなえら
れる多角形第1頂点データ付加部(色データ付加手段)
で、この多角形第1頂点データ付加部33は、多角形分
割処理部31により分割された各三角形の頂点データ
に、多角形の描画色情報を有する色データとして多角形
第1頂点データを付加するものである。ここで、多角形
第1頂点データは、多角形の第1頂点(所定頂点;多角
形の複数頂点の中から選択された一頂点)についての頂
点座標(X座標,Y座標,Z座標),頂点法線,頂点色
を有するものである。
【0031】34は多角形分割処理部31により分割さ
れ多角形第1頂点データ付加部33により多角形第1頂
点データを付加された各三角形の頂点データを格納する
三角形データ格納域(メモリ)、35は多角形分割処理
部31からの各三角形の頂点データに基づいて描画処理
を行なう図形描画部(描画手段)、36は多角形に対す
る描画条件であるシェーディング方式を格納する属性デ
ータ格納域(メモリ)である。
【0032】この属性データ格納域36に格納されるシ
ェーディング方式としては、例えば、多角形の面内部を
単一色で面塗り描画するフラット・シェーディング方式
(単一色面塗り描画)と、多角形(各分割三角形)の各
頂点の色を算出し各頂点の色を面内部で線形補間して全
ての画素の色を求めることにより滑らかな濃淡を得るグ
ーロー(Gouraud) ・シェーディング方式(頂点色線形補
間面塗り描画)とがある。曲面を多面体近似した場合な
ど、フラット・シェーディング方式で面塗りを行なうと
隣合う面の境界がはっきりと表れてしまい曲面として見
せることが難しいが、グーロー・シェーディング方式を
用いると、隣合う面の境界での色の変化が滑らかにな
り、より曲面らしく表現することができる。
【0033】また、図形描画部35は、データ処理部3
5A,描画条件判定部35B,三角形描画部35Cを有
しており、データ処理部35Aは、各種データ処理を行
なうもので、本実施例では、多角形分割処理部32から
の各三角形の頂点データに付加された多角形第1頂点デ
ータの頂点座標,頂点法線,頂点色に基づいて、多角形
についての描画色を算出する機能を有している。
【0034】描画条件判定部35Bは、属性データ格納
域36を参照することにより、今回の多角形に対する描
画条件がフラット・シェーディング方式であるかグーロ
ー・シェーディング方式であるかを判定するものであ
る。三角形描画部35Cは、データ処理部35Aからの
描画色および描画条件判定部35Bからの描画条件に応
じて、分割された各三角形をその頂点データに基づいて
描画するものである。
【0035】なお、37は図形描画部35によって所定
の描画条件で描画された多角形データをピクセル(RG
Bが載る画素)に展開して格納するフレームメモリであ
る。上述の構成により、第1実施例では、例えば、図
に示すような凹型五角形について単一面塗り描画(フラ
ット・シェーディング方式)を行なう場合には、その凹
型五角形である多角形データ(第1頂点〜第5頂点のデ
ータ)を多角形データ格納域31に読み込んでから、多
角形分割処理部32において、多角形データ格納域31
からの多角形データに基づき、図に示すような凹型五
角形を、図に示すように3つの三角形(第1三角形〜
第3三角形)に分割し、これらの三角形の頂点データ
を、一旦、三角形データ格納域34に格納する。
【0036】このとき、本実施例では、分割された各三
角形の頂点データには、多角形第1頂点データ付加部3
3により、色データとして多角形第1頂点データが付加
され、多角形第1頂点データを付加された第1三角形〜
第3三角形の頂点データは、1三角形を単位に、多角形
分割処理部32から図形描画部35へ転送される。そし
て、図形描画部35では、描画条件判定部35Bによ
り、属性データ格納域36を参照して今回の多角形に対
する描画条件がフラット・シェーディング方式であるか
グーロー・シェーディング方式であるかを判定する。
【0037】その判定結果がフラット・シェーディング
方式である場合には、データ処理部35Aにより、多角
形分割処理部32からの各三角形の頂点データに付加さ
れた多角形第1頂点データの頂点座標,頂点法線,頂点
色に基づいて、多角形についての描画色を算出する。こ
の後、三角形描画部35Cにより、データ処理部35A
からの描画色で各三角形を描画することで、図に示す
ような凹型五角形に対する単一色面塗り描画が行なわれ
る。描画されたデータは、フレームメモリ37において
ピクセルに展開され格納されてから、図示しないモニタ
等の画面上に表示される。
【0038】このように、第1実施例によれば、各三角
形の頂点データに多角形第1頂点データを色データとし
て付加することで、単一色面塗り描画を行なう場合に、
分割三角形の頂点データ修正処理を削減することがで
き、多角形の描画処理を大幅に高速化することができ
る。なお、上述の実施例では、色データとして多角形第
1頂点データを付加する場合について説明したが、この
多角形第1頂点データの代わりに、多角形分割処理部3
2により多角形を複数の三角形に分割する際に、多角形
第1頂点についての頂点座標,頂点法線,頂点色に基づ
いてその多角形の描画色を算出し、算出された描画色を
付加するようにしてもよい。この場合、図形描画部35
のデータ処理部35Aでの描画色の算出処理を省略する
ことができる。
【0039】また、上述の実施例では、描画対象の多角
形が図に示すような凹型五角形である場合について説
明したが、本発明は、これに限定されるものではない。
さらに、色データとしては、多角形第1頂点以外の頂点
データを用いてもよい。 (b)第2実施例の説明 図は本発明の第2実施例としての図形処理装置を適用
されたシステムの構成例を示すブロック図で、図中、既
述の符号と同一の符号は同一部分を示しているので、そ
の説明は省略する。
【0040】この図に示す第2実施例では、三角形デ
ータ格納域34に格納された三角形を、図に示すよう
に、クリップ枠39でクリッピングすることにより生成
された新たな多角形(四角形)を面塗り描画する場合に
ついて説明する。図において、38は三角形データ格
納域34からの三角形の頂点データに基づいて描画処理
を行なう図形描画部で、この図形描画部38は、後述す
るクリップ/分割頂点算出部38Aおよび三角形描画部
38Bを有している。
【0041】ここで、クリップ/分割頂点算出部38A
は、前述のようにクリップ枠39によりクリッピングさ
れた図形(ここでは三角形)について、クリップ枠39
との交点を求め、その交点を頂点データとしてもつ新た
な多角形(ここでは四角形)を複数の三角形に分割する
機能を有するものである。33Aはクリップ/分割頂点
算出部38Aにより新たな多角形を分割して得られた三
角形の頂点データに描画色情報を有する色データとして
元の三角形第1頂点データを付加する第1頂点データ付
加部(色データ付加手段)である。ここで、三角形第1
頂点データは、三角形の第1頂点(所定頂点;多角形の
複数頂点の中から選択された一頂点)についての頂点座
標(X座標,Y座標,Z座標),頂点法線,頂点色を有
するものである。
【0042】34Aはクリップ/分割頂点算出部38A
により分割され三角形第1頂点データ付加部33Aによ
り三角形第1頂点データを付加された各三角形の頂点デ
ータを格納する三角形データ格納域(メモリ)である。
また、図形描画部38における三角形描画部38Bは、
描画条件判定部38Cと描画部38Dとを有しており、
描画条件判定部38Cは、第1実施例に前述した描画条
件判定部35Bと全く同じ機能を果たし、属性データ格
納域36を参照することにより、今回の多角形に対する
描画条件がフラット・シェーディング方式であるかグー
ロー・シェーディング方式であるかを判定するものであ
る。
【0043】描画部38Dは、クリップ/分割頂点算出
部38Aからの分割三角形の頂点データに付加された多
角形第1頂点データの頂点座標,頂点法線,頂点色に基
づいて、多角形についての描画色を算出する機能を有
し、算出された描画色と描画条件判定部38Bからの描
画条件とに応じて、分割された各三角形をその頂点デー
タに基づいて描画するものである。
【0044】上述の構成により、第2実施例では、例え
ば、三角形データ格納域34に格納された三角形を、図
に示すように、クリップ枠39でクリッピングするこ
とにより生成された新たな四角形について単一面塗り描
画(フラット・シェーディング方式)を行なう場合、ま
ず、その三角形データ(第1頂点〜第3頂点のデータ)
を三角形データ格納域34からクリップ/分割頂点算出
部38Aに読み出してから、このクリップ/分割頂点算
出部38Aにおいて、その三角形の各頂点がクリップ枠
39の内側か外側かを判定する。
【0045】このとき、本実施例では、図に示すよう
に、分割の基点となる三角形の第1頂点がクリップ枠3
9の枠外であると判定されたとすると、クリップ/分割
頂点算出部38Aにより、三角形の第1頂点と第2頂点
とを結ぶ辺とクリップ枠39との交点1′を算出すると
ともに、三角形の第1頂点と第3頂点とを結ぶ辺とクリ
ップ枠39との交点1″を算出する。
【0046】そして、算出された第1′頂点,第1″頂
点と、元の三角形の第2頂点,第3頂点とからなる四角
形を、図に示すような2つの三角形〔第1三角形(第
1′頂点,第2頂点,第3頂点),第2三角形(第1′
頂点,第1″頂点,第3頂点)〕に分割し、これらの三
角形の頂点データを、一旦、分割三角形データ格納域3
4Aに格納する。
【0047】このとき、本実施例では、分割された各三
角形の頂点データには、第1頂点データ付加部33によ
り、色データとして元の三角形の第1頂点データが付加
され、三角形第1頂点データを付加された第1三角形,
第2三角形の頂点データは、1三角形を単位に、クリッ
プ/分割頂点算出部38Aから三角形描画部38Bへ転
送される。
【0048】そして、三角形描画部38Bでは、描画条
件判定部38Cにより、属性データ格納域36を参照し
て今回の多角形に対する描画条件がフラット・シェーデ
ィング方式であるかグーロー・シェーディング方式であ
るかを判定する。その判定結果がフラット・シェーディ
ング方式である場合には、描画部38Dにより、クリッ
プ/分割頂点算出部38Aからの各三角形の頂点データ
に付加された三角形第1頂点データの頂点座標,頂点法
線,頂点色に基づいて、多角形についての描画色を算出
する。
【0049】この後、描画部38Dにより、算出された
描画色で各三角形を描画することで、クリッピングによ
り得られた新たな四角形に対する単一色面塗り描画が行
なわれる。描画されたデータは、フレームメモリ37に
おいてピクセルに展開された格納されてから、図示しな
いモニタ等の画面上に表示される。このように、第2実
施例によれば、三角形をクリップ枠39でクリッピング
することにより生成された新たな四角形を面塗り描画す
るに際し、元の三角形の第1頂点がクリップ枠39の外
にある場合であっても、クリップ/分割頂点算出部38
Aにより四角形を分割して得られた各三角形の頂点デー
タに、クリップ枠39外の元の三角形の第1頂点につい
ての頂点データを、色データとして付加することで、第
1実施例と同様、新たな四角形に対する単一色面塗り描
画を行なえ、分割三角形の頂点データ修正処理を削減で
き、多角形の描画処理を大幅に高速化することができ
る。
【0050】なお、上述の実施例では、色データとして
元の三角形の第1頂点データを付加する場合について説
明したが、この第1頂点データの代わりに、クリップ/
分割頂点算出部38Aにより新たな多角形を複数の三角
形に分割する際に、三角形第1頂点についての頂点座
標,頂点法線,頂点色に基づいてその三角形の描画色を
算出し、算出された描画色を付加するようにしてもよ
い。この場合、描画部38Dでの描画色の算出処理を省
略することができる。
【0051】また、上述の実施例では、図に示すよう
に、クリップ枠39によりクリッピングされる多角形が
三角形である場合について説明したが、本発明は、これ
に限定されるものではない。 (c)第3実施例の説明 図は本発明の第3実施例としての図形処理装置を適用
されたシステムの構成例を示すブロック図で、図中、既
述の符号と同一の符号は同一部分を示しているので、そ
の説明は省略する。なお、図中では、第1実施例にお
いて説明したデータ処理部35A,描画条件判定部35
B,三角形描画部35C,属性データ格納域36および
フレームメモリ37の図示は省略されている。また、こ
の第3実施例においては、第1実施例と同様に、多角形
を複数の三角形に分割し、分割して得られた各三角形の
頂点データに基づいて各三角形を描画することにより、
多角形を面塗り描画する場合について説明する。
【0052】この図において、40は多角形分割処理
部32側にそなえられたフラグ付加部(色データフラグ
付加手段)で、このフラグ付加部40は、多角形分割処
理部32により分割された三角形の頂点データに多角形
第1頂点データ付加部33により色データを付加した場
合のみ有意となる多角形第1頂点データフラグ(色デー
タフラグ)を、各三角形の頂点データに付加するもので
ある。
【0053】また、41は図形描画部35における処理
に必要な三角形データおよび色データとしての多角形第
1頂点データをセーブするための三角形データセーブ域
である。上述の構成により、第3実施例でも、第1実施
例と同様に、例えば図に示すような凹型五角形につい
て単一面塗り描画を行なう場合には、その凹型五角形で
ある多角形データを多角形データ格納域31に読み込ん
でから、多角形分割処理部32において、多角形データ
格納域31からの多角形データに基づき、図に示すよ
うな凹型五角形を、図に示すように、第1頂点,第2
頂点,第5頂点からなる第1三角形と、第2頂点,第3
頂点,第5頂点からなる第2三角形と、第3頂点,第4
頂点,第5頂点からなる第3三角形とに分割し、これら
の三角形の頂点データを、一旦、三角形データ格納域3
4に格納する。
【0054】このとき、本実施例では、分割された三角
形のうち第1三角形の頂点データには、多角形第1頂点
データ付加部33により、色データとして多角形第1頂
点データが付加されるとともに、さらに、フラグ付加部
40により、有意の多角形第1頂点データフラグ(=
有)を付加する。一方、第1三角形以外の三角形つまり
第2三角形および第3三角形には、色データとしての多
角形第1頂点データは付加せず、フラグ付加部40によ
り、無意の多角形第1頂点データフラグ(=無)を付加
する。
【0055】多角形第1頂点データ,多角形第1頂点デ
ータフラグを付加された第1三角形〜第3三角形の頂点
データは、1三角形を単位に、多角形分割処理部32か
ら図形描画部35へ転送される。そして、図形描画部3
5では、まず、データ処理部35Aにおいて、各三角形
の頂点データにおける多角形第1頂点データフラグの有
無をチェックし、“多角形第1頂点データフラグ=有”
の場合、その三角形(本実施例では第1三角形)の頂点
データに付加された多角形第1頂点データを、三角形デ
ータセーブ域41に格納する。ここで、三角形データセ
ーブ域41に格納された多角形第1頂点データは、次に
“多角形第1頂点データフラグ=有”のデータが到来し
てデータ更新されるまで保持される。なお、多角形分割
処理部32からの各三角形の頂点データも三角形データ
セーブ域41に格納される。
【0056】ついで、描画条件判定部35Bにより、属
性データ格納域36を参照して今回の多角形に対する描
画条件がフラット・シェーディング方式であるかグーロ
ー・シェーディング方式であるかを判定し、その判定結
果がフラット・シェーディング方式である場合には、
“多角形第1頂点データフラグ=有”の三角形について
も“多角形第1頂点データフラグ=無”の三角形につい
ても、データ処理部35Aにより、三角形データセーブ
域41に格納された多角形第1頂点データの頂点座標,
頂点法線,頂点色を参照し、これらのデータに基づいて
多角形についての描画色を算出する。
【0057】この後、三角形描画部35Cにより、デー
タ処理部35Aからの描画色で各三角形を描画すること
で、図に示すような凹型五角形に対する単一色面塗り
描画が行なわれる。描画されたデータは、フレームメモ
リ37においてピクセルに展開された格納されてから、
図示しないモニタ等の画面上に表示される。このよう
に、第3実施例によれば、各三角形の頂点データに、色
データとしての多角形第1頂点データを付加することに
より、第1実施例と同様に、分割三角形の頂点データ修
正処理を削減でき、多角形の描画処理を大幅に高速化で
きる。
【0058】また、第1実施例では、一つの多角形を描
画するために転送する多角形第1頂点データ数は、分割
される三角形数に等しくなるが、第3実施例では、多角
形第1頂点データを付加した場合のみ有意となる多角形
第1頂点データフラグを付加することにより、少なくと
も一組の頂点データに多角形第1頂点データを付加して
おけば、多角形第1頂点データフラグを参照すること
で、その頂点データに付加された多角形第1頂点データ
を用いて、多角形全体を単一色面塗り描画することがで
きる。従って、三角形データの独立処理と同一多角形第
1頂点データの多重転送の回避とを実現でき、多角形分
割処理部32側から図形描画部35へのデータ転送量を
大幅に減少させることができる。なお、上述の実施例で
は、色データとして多角形第1頂点データを付加する場
合について説明したが、この多角形第1頂点データの代
わりに、多角形分割処理部32により多角形を複数の三
角形に分割する際に、多角形第1頂点についての頂点座
標,頂点法線,頂点色に基づいてその多角形の描画色を
算出し、算出された描画色を付加するようにしてもよ
い。この場合、図形描画部35のデータ処理部35Aで
の描画色の算出処理を省略することができる。
【0059】また、上述の実施例では、描画対象の多角
形が図に示すような凹型五角形である場合について説
明したが、本発明は、これに限定されるものではない。
さらに、色データとしては、多角形第1頂点以外の頂点
データを用いてもよい。 (d)第4実施例の説明 図1は本発明の第4実施例としての図形処理装置を適
用されたシステムの構成例を示すブロック図で、図中、
既述の符号と同一の符号は同一部分を示しているので、
その説明は省略する。なお、図1中でも、第1実施例
において説明したデータ処理部35A,描画条件判定部
35B,三角形描画部35C,属性データ格納域36お
よびフレームメモリ37の図示は省略されている。
【0060】そして、この図1に示すように、第4実
施例のシステムは、第3実施例にて説明したものとほと
んど同様に構成されているが、この第4実施例では、三
角形データセーブ域41に、三角形データが格納される
ほか、“多角形第1頂点データフラグ=有”の頂点デー
タが到来した場合に、多角形第1頂点データフラグとと
もに、その頂点データに付加された多角形第1頂点デー
タが格納され、さらに、データ処理部35Aにより多角
形第1頂点データの頂点座標,頂点法線,頂点色に算出
された描画色が格納されるようになっている。これらの
多角形第1頂点データ,多角形第1頂点データフラグお
よび描画色は、次に“多角形第1頂点データフラグ=
有”のデータが到来してデータ更新されるまで保持され
る。
【0061】上述の構成により、第4実施例でも、第3
実施例と同様に、例えば図に示すような凹型五角形に
ついて単一面塗り描画を行なう場合には、その凹型五角
形である多角形データを多角形データ格納域31に読み
込んでから、多角形分割処理部32において、多角形デ
ータ格納域31からの多角形データに基づき、図に示
すような凹型五角形を、図に示すような第1三角形〜
第3三角形に分割し、これらの三角形の頂点データを、
一旦、三角形データ格納域34に格納する。
【0062】このとき、本実施例でも、第3実施例と同
様に、分割された三角形のうち第1三角形の頂点データ
に、多角形第1頂点データ付加部33により、色データ
として多角形第1頂点データを付加するとともに、フラ
グ付加部40により、有意の多角形第1頂点データフラ
グ(=有)を付加する。一方、第1三角形以外の三角形
つまり第2三角形および第3三角形には、色データとし
ての多角形第1頂点データは付加せず、フラグ付加部4
0により、無意の多角形第1頂点データフラグ(=無)
を付加する。
【0063】多角形第1頂点データ,多角形第1頂点デ
ータフラグを付加された第1三角形〜第3三角形の頂点
データは、1三角形を単位に、多角形分割処理部32か
ら図形描画部35へ転送される。そして、図形描画部3
5では、まず、多角形第1頂点データフラグを三角形デ
ータセーブ域41に格納してから、データ処理部35A
において、各三角形の頂点データにおける多角形第1頂
点データフラグの有無をチェックし、“多角形第1頂点
データフラグ=有”の場合、その三角形(本実施例では
第1三角形)の頂点データに付加された多角形第1頂点
データを、三角形データセーブ域41に格納する。ここ
で、三角形データセーブ域41に格納された多角形第1
頂点データは、次に“多角形第1頂点データフラグ=
有”のデータが到来してデータ更新されるまで保持され
る。なお、多角形分割処理部32からの各三角形の頂点
データも三角形データセーブ域41に格納される。
【0064】ついで、描画条件判定部35Bにより、属
性データ格納域36を参照して今回の多角形に対する描
画条件がフラット・シェーディング方式であるかグーロ
ー・シェーディング方式であるかを判定する。その判定
結果がフラット・シェーディング方式であり、且つ、三
角形データセーブ域41に格納された多角形第1頂点デ
ータフラグが“有”であれば、データ処理部35Aによ
り、三角形データセーブ域41に格納された多角形第1
頂点データの頂点座標,頂点法線,頂点色を参照し、こ
れらのデータに基づいて多角形についての描画色を算出
し、算出された描画色を三角形データセーブ域41に格
納する。
【0065】図形描画部35にて描画処理すべく多角形
分割処理部32から転送されてきた三角形の頂点データ
に付加された多角形第1頂点データフラグが“無”であ
る場合には、上述した描画色算出処理は省略し、三角形
データセーブ域41に格納されている描画色を読み出
す。この後、三角形描画部35Cにより、多角形第1頂
点データフラグが“有”の三角形については、データ処
理部35Aにより算出された描画色で描画する一方、多
角形第1頂点データフラグが“無”の三角形について
は、三角形データセーブ域41から読み出した描画色で
描画することで、図に示すような凹型五角形に対する
単一色面塗り描画が行なわれる。描画されたデータは、
フレームメモリ37においてピクセルに展開され格納さ
れてから、図示しないモニタ等の画面上に表示される。
【0066】このように、第4実施例によれば、第3実
施例と同様の作用効果が得られるほか、図形描画部35
において算出した描画色を、三角形データセーブ域41
に記憶・保持し、多角形第1頂点データフラグが“無”
である三角形を描画する際には、その描画色を読み出し
て用いることにより、描画色の算出処理を削減すること
ができ、多角形の描画処理をさらに高速化することがで
きる。
【0067】なお、上述の実施例では、色データとして
多角形第1頂点データを付加する場合について説明した
が、この多角形第1頂点データの代わりに、多角形分割
処理部32により多角形を複数の三角形に分割する際
に、多角形第1頂点についての頂点座標,頂点法線,頂
点色に基づいてその多角形の描画色を算出し、算出され
た描画色を付加するようにしてもよい。この場合、図形
描画部35のデータ処理部35Aでの描画色の算出処理
を省略することができる。
【0068】また、上述の実施例では、描画対象の多角
形が図に示すような凹型五角形である場合について説
明したが、本発明は、これに限定されるものではない。
さらに、色データとしては、多角形第1頂点以外の頂点
データを用いてもよい。 (e)第5実施例の説明 図1は本発明の第5実施例としての図形処理装置を適
用されたシステムの構成例を示すブロック図で、図中、
既述の符号と同一の符号は同一部分を示しているので、
その説明は省略する。なお、図1中でも、第1実施例
において説明したデータ処理部35A,描画条件判定部
35B,三角形描画部35Cおよびフレームメモリ37
の図示は省略されている。
【0069】そして、この図1に示すように、第5実
施例のシステムは、第3実施例にて説明したものとほぼ
同様に構成されているが、この第5実施例では、頂点色
線形補間面塗り描画を所定の描画条件とする場合、例え
ば、属性データ格納域36に格納された描画条件が前述
したグーロー・シェーディング方式である場合の描画処
理について説明する。
【0070】この第5実施例のシステムでは、図1
示すように、多角形に対する描画条件であるシェーディ
ング方式を格納する属性データ格納域36が、多角形分
割処理部32側に付設されており、この多角形分割処理
部32による分割処理時に、後述するごとく属性データ
格納域36が参照されるようになっている。上述の構成
により、第5実施例では、例えば図に示すような凹型
五角形について面塗り描画を行なう場合、まず、その凹
型五角形である多角形データを多角形データ格納域31
に読み込んでから、多角形分割処理部32において、多
角形データ格納域31からの多角形データに基づき、図
に示すような凹型五角形を、図に示すような第1三
角形〜第3三角形に分割し、これらの三角形の頂点デー
タを、一旦、三角形データ格納域34に格納する。
【0071】このとき、本実施例では、属性データ格納
域36を参照することにより、今回の多角形に対する描
画条件がフラット・シェーディング方式であるかグーロ
ー・シェーディング方式であるかを判定し、その判定結
果がグーロー・シェーディング方式である場合には、多
角形第1頂点データ付加部33による三角形の頂点デー
タへの多角形第1頂点データの付加は行なわず、フラグ
付加部40により、各三角形の頂点データに対し全て
“多角形第1頂点データフラグ=無”を付加し、このフ
ラグを付加した各三角形の頂点データは、1三角形を単
位に、多角形分割処理部32から図形描画部35へ転送
される。
【0073】図形描画部35では、まず、多角形第1頂
点データフラグを三角形データセーブ域41(図1
は図示省略)に格納してから、データ処理部35Aにお
いて、各三角形の頂点データにおける多角形第1頂点デ
ータフラグの有無をチェックし、“多角形第1頂点デー
タフラグ=有”の場合、その三角形の頂点データに付加
された多角形第1頂点データを、三角形データセーブ域
41に格納する。
【0073】そして、描画条件がグーロー・シェーディ
ング方式の場合には、三角形描画部35Cにより、三角
形データセーブ域41に格納された各頂点データに基づ
いて、各頂点毎に描画色を算出し、算出された各頂点の
色を線形補間することにより、三角形の面内部を頂点色
線形補間面塗り描画することで、図に示すような凹型
五角形に対する多色色面塗り描画が行なわれる。描画さ
れたデータは、フレームメモリ37においてピクセルに
展開された格納されてから、図示しないモニタ等の画面
上に表示される。
【0074】このように、第5実施例によれば、多角形
第1頂点データ付加部33による各三角形の頂点データ
への色データの付加は行なわず、フラグ付加部40によ
り、各三角形の頂点データに対し全て無意の色データフ
ラグを付加して、その頂点データを多角形分割処理部3
2から図形描画部35へ出力し、図形描画部35によ
り、各三角形についてグーロー・シェーディング方式を
適用することで、三角形に対する頂点色線形補間面塗り
描画を行なうことができる。
【0075】なお、上述の実施例では、上述の実施例で
は、描画対象の多角形が図に示すような凹型五角形で
ある場合について説明したが、本発明は、これに限定さ
れるものではない。
【0076】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
以下に示すような効果ないし利点がある。 (1)各三角形の頂点データに色データを付加すること
で、単一色面塗り描画を行なう場合に、分割三角形の頂
点データ修正処理を削減することができ、多角形の描画
処理を大幅に高速化できる。
【0077】(2)多角形をクリップ枠でクリッピング
することにより生成された新たな角形を面塗り描画す
るに際し、元の多角形の所定頂点がクリップ枠外にある
場合であっても、新たな多角形を分割して得られた各三
角形の頂点データに、クリップ枠外の元の多角形の所定
頂点についての頂点データを、色データとして付加する
ことで、新たな多角形に対する単一色面塗り描画を行な
え、分割三角形の頂点データ修正処理を削減でき、多角
形の描画処理を大幅に高速化できる。
【0078】(3)色データを付加した場合のみ有意と
なる色データフラグを付加することにより、少なくとも
一組の頂点データに色データを付加しておけば、色デー
タフラグを参照することで、その頂点データに付加され
た色データを用いて、多角形全体を単一色面塗り描画す
ることができる。従って、同一多角形第1頂点データの
多重転送の回避を実現でき、分割手段側から描画手段へ
のデータ転送量を大幅に減少させることができる。
【0079】(4)描画手段において描画色を記憶・保
持し、色データフラグが無意である三角形を描画する際
には、その描画色を読み出して用いることにより、描画
色の算出処理を削減することができ、多角形の描画処理
をさらに高速化することができる。 (5)頂点色線形補間面塗り描画を行なう場合、色デー
タ付加手段による各三角形の頂点データへの色データの
付加を行なわず、色データフラグ付加手段にて各三角形
の頂点データに対し全て無意の色データフラグを付加す
ることにより、描画手段により、各三角形についてグー
ロー・シェーディング方式を適用して、三角形に対する
頂点色線形補間面塗り描画を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の原理ブロック図である。
【図2】第2の発明の原理ブロック図である。
【図3】本発明の第1実施例としての図形処理装置を適
用されたシステムの構成例を示すブロック図である。
【図4】第1実施例における描画対象の多角形を示す図
である。
【図5】第1実施例における描画対象の多角形を複数の
三角形に分割した例を示す図である。
【図6】本発明の第2実施例としての図形処理装置を適
用されたシステムの構成例を示すブロック図である。
【図7】第2実施例においてクリッピングにより得られ
た描画対象の多角形を示す図である。
【図8】第2実施例における描画対象の多角形を複数の
三角形に分割した例を示す図である。
【図9】本発明の第3実施例としての図形処理装置を適
用されたシステムの構成例を示すブロック図である。
【図10】本発明の第4実施例としての図形処理装置
適用されたシステムの構成例を示すブロック図である。
【図11】本発明の第5実施例としての図形処理装置
適用されたシステムの構成例を示すブロック図である。
【図12】(a),(b)は多角形(五角形)の三角形
分割例を示す図である。
【図13】(a),(b)は多角形の三角形分割に際し
て多角形第1頂点を含まない三角形を生じる例を示す図
である。
【図14】(a),(b)は多角形の三角形分割に際し
て多角形第1頂点を含まない三角形を生じた場合の従来
の処理例を示す図である。
【符号の説明】
1 分割手段 2 描画手 3 色データ付加手段 4 色データフラグ付加手 31 多角形データ格納域 32 多角形分割処理部(分割手段) 33 多角形第1頂点データ付加部(色データ付加手
段) 33A 第1頂点データ付加部(色データ付加手段) 34 三角形データ格納域 34A 分割三角形データ格納域 35 図形描画部(描画手段) 35A データ処理部 35B 描画条件判定部 35C 三角形描画部 36 属性データ格納域 37 フレームメモリ 38 図形描画部 38A クリップ/分割頂点算出部(分割手段) 38B 三角形描画部(描画手段) 38C 描画条件判定部 38D 描画部 39 クリップ枠 40 フラグ付加部(色データフラグ付加手段) 41 三角形データセーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今澤 正一 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目4番 19号 株式会社富士通プログラム技研内 審査官 松尾 俊介 (56)参考文献 特開 平5−151363(JP,A) 特開 平3−175587(JP,A) 特開 昭63−163683(JP,A) 特開 昭63−137381(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 15/50 200

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多角形を複数の三角形に分割し分割され
    た各三角形の頂点データを出力する分割手段と、 該分割手段により該多角形を分割して得られた前記の各
    三角形の頂点データに基づいて、該複数の三角形を所定
    の描画条件で描画することにより、該多角形を面塗り描
    画する描画手段と、 該分割手段により分割された前記の各三角形の頂点デー
    タに、該多角形の描画色情報を有する色データを付加し
    うる色データ付加手段とをそなえ、 該色データ付加手段が、該分割手段により分割された各
    三角形の頂点データに、該多角形の複数頂点の中から選
    択された一頂点についての頂点座標,頂点法線,頂点色
    を有する多角形所定頂点データを、色データとして付加
    し、 該色データ付加手段により該色データを付加された各三
    角形の頂点データが、該描画手段へ出力され、 該描画手段が、単一色面塗り描画を前記所定の描画条件
    とする場合、前記の各三角形の頂点データに付加された
    該多角形所定頂点データの頂点座標,頂点法線,頂点色
    に基づき、該多角形についての描画色を算出し、算出さ
    れた描画色で前記の各三角形を描画することを特徴とす
    る、図形処理装置。
  2. 【請求項2】 該多角形をクリップ枠でクリッピングす
    ることにより生成された新たな多角形を面塗り描画する
    に際して、該多角形の一頂点が該クリップ枠外にある場
    合、該色データ付加手段が、該分割手段により該新たな
    多角形を分割して得られた各三角形の頂点データに、該
    クリップ枠外の該多角形の一頂点についての前記多角形
    所定頂点データを、該色データとして付加することを特
    徴とする、請求項記載の図形処理装置。
  3. 【請求項3】 多角形を複数の三角形に分割し分割され
    た各三角形の頂点データを出力する分割手段と、 該分割手段により該多角形を分割して得られた前記の各
    三角形の頂点データに基づいて、該複数の三角形を所定
    の描画条件で描画することにより、該多角形を面塗り描
    画する描画手段と、 該分割手段により分割された前記の各三角形の頂点デー
    タに、該多角形の描画色情報を有する色データを付加し
    うる色データ付加手段とをそなえ、 色データ付加手段が、該分割手段により分割された各
    三角形の頂点データに、該多角形の複数頂点の中から選
    択された一頂点についての頂点座標,頂点法線,頂点色
    に基づいて算出された該多角形についての描画色を、色
    データとして付し、 該色データ付加手段により該色データを付加された各三
    角形の頂点データが、該描画手段へ出力され、 該描画手段が、単一色面塗り描画を前記所定の描画条件
    とする場合、前記の各三角形の頂点データに付加され
    た、該色データとしての描画色で前記の各三角形を描画
    する ことを特徴とする、図形処理装置。
  4. 【請求項4】 該多角形をクリップ枠でクリッピングす
    ることにより生成された新たな多角形を面塗り描画する
    に際して、該多角形の一頂点が該クリップ枠外にある場
    合、該色データ付加手段が、該分割手段により該新たな
    多角形を分割して得られた各三角形の頂点データに、該
    クリップ枠外の該多角形の一頂点について算出された前
    記描画色を、該色データとして付加することを特徴とす
    る、請求項記載の図形処理装置。
  5. 【請求項5】 多角形を複数の三角形に分割し分割され
    た各三角形の頂点データを出力する分割手段と、 該分割手段により該多角形を分割して得られた前記の各
    三角形の頂点データに基づいて、該複数の三角形を所定
    の描画条件で描画することにより、該多角形を面塗り描
    画する描画手段と、 該分割手段により分割された前記の各三角形の頂点デー
    タに、該多角形の描画色情報を有する色データを付加し
    うる色データ付加手段とをそなえるとともに、 前記の各三角形の頂点データに、該色データ付加手段に
    より該色データを付加した場合のみ有意となる色データ
    フラグを付加する色データフラグ付加手段をそなえ、 単一色面塗り描画を前記所定の描画条件とする場合、 該色データ付加手段が、該分割手段により分割された該
    複数の三角形の頂点データのうちの少なくとも一組に、
    該色データを付加し、 該色データフラグ付加手段が、該色データを付加した三
    角形の頂点データに対してのみ有意の色データフラグを
    付加するとともに、他の三角形の頂点データに対しては
    無意の色データフラグを付加し、 該色データ,該色データフラグを付加された前記の各三
    角形の頂点データを該分割手段側から該描画手段へ出力
    し、 該描画手段が、該色データフラグが有意である三角形に
    ついては、その頂点データに付加された該色データに基
    づく描画色で描画する一方、該色データフラグが無意で
    ある三角形については、該色データフラグが有意である
    三角形の頂点データに付加された該色データに基づく描
    画色で描画することを特徴とする、図形処理装置。
  6. 【請求項6】 該色データ付加手段により付加する該色
    データを、該多角形の複数頂点の中から選択された一頂
    点についての頂点座標,頂点法線,頂点色を有する多角
    形所定頂点データとし、 該描画手段が前記の各三角形を描画する際に、該色デー
    タフラグが有意である三角形の頂点データに付加された
    該多角形所定頂点データの頂点座標,頂点法線,頂点色
    に基づいて、該多角形についての描画色を算出すること
    を特徴とする、請求項記載の図形処理装置。
  7. 【請求項7】 該色データフラグが有意である三角形に
    ついて算出された描画色を、該描画手段にて記憶・保持
    し、 該描画手段が、該色データフラグが無意である三角形を
    描画する際には、記憶・保持された該描画色を読み出し
    て用いることを特徴とする、請求項記載の図形処理装
    置。
  8. 【請求項8】 該色データ付加手段により付加する該色
    データを、該多角形の複数頂点の中から選択された一頂
    点についての頂点座標,頂点法線,頂点色に基づいて算
    出した描画色とし、 該描画手段が、該色データフラグが有意である三角形の
    頂点データに付加された該描画色に基づいて前記の各三
    角形を描画することを特徴とする、請求項記載の図形
    処理装置。
  9. 【請求項9】 頂点色線形補間面塗り描画を前記所定の
    描画条件とする場合、 該色データ付加手段は前記の各三角形の頂点データへの
    該色データの付加を行なわず、該色データフラグ付加手
    段により、前記の各三角形の頂点データに対し全て無意
    の色データフラグを付加して、該無意の色データフラグ
    を付加された前記の各三角形の頂点データを該分割手段
    側から該描画手段へ出力し、 該描画手段が、前記の各三角形について、各頂点データ
    に基づいて各頂点の色を算出し、算出された各頂点の色
    を補間することにより、該三角形の面内部を頂点色線形
    補間面塗り描画することを特徴とする、請求項〜請求
    のいずれか1項に記載の図形処理装置。
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