JP3329636B2 - 圧縮機のターミナル部構造 - Google Patents

圧縮機のターミナル部構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機のケース表
面に設けられた端子部と、この端子部を覆うターミナル
カバーとを備えた圧縮機のターミナル部構造に係り、と
りわけ、ターミナルカバーを固定するためのスタッドボ
ルトと、端子部に接続されたリード線との直接の接触を
防止するようにした圧縮機のターミナル部構造の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、冷凍サイクル等に用いられる
圧縮機において、図5乃至図7に示すような圧縮機のタ
ーミナル部構造が知られている。図5および図6におい
て、圧縮機のケース2表面には、端子10とオーバーロ
ードリレー11とが設けられるとともに、端子10およ
びオーバーロードリレー11(端子部10,11)を覆
うターミナルカバー30が取付けられている。ケース2
表面の端子10とオーバーロードリレー11との間には
スタッドボルト3が突設されている。また、図5および
図7に示すように、ターミナルカバー30上部の略中央
(上壁部12)には、スタッドボルト3を通すためのボ
ルト穴6が形成され、このボルト穴6を貫通したスタッ
ドボルト3の先端部3aには、ターミナルカバー30固
定用のナット4が螺合している。また、図6に示すよう
に、端子部10,11にはリード線5が接続されている
(便宜上、図5においてはリード線5が省略され、図7
においては端子部10,11が省略されている。)。こ
のリード線5は、図6および図7に示すように、ターミ
ナルカバー30内にそのリード線導入部13から導入さ
れ、スタッドボルト3の一側(リード線導入部13側)
3c近傍を通って端子部10,11に接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の圧縮
機のターミナル部構造においては、リード線5がスタッ
ドボルトの一側3c近傍を通るので、リード線5がスタ
ッドボルト3の一側3cに直接に接触するおそれがあ
る。そして、リード線5がスタッドボルト3に接触した
状態で圧縮機を運転すると、スタッドボルト3に伝わる
圧縮機の熱や振動がリード線5の被覆を損傷させ、ショ
ート(地絡)を起こしてしまう場合がある。
【0004】このため、従来より、図8に示すように、
スタッドボルト3を覆う別体のボルトスリーブ22を設
けて、リード線5とスタッドボルト3との直接の接触を
防止するようにした圧縮機のターミナル部構造も提案さ
れている。しかし、このような圧縮機のターミナル部構
造では、別体のボルトスリーブ22を用意し、スタッド
ボルト3にボルトスリーブ22を被せてからターミナル
カバー30を取付ける必要があるため、コストと作業性
との点で問題がある。
【0005】そこで、従来、図9に示すように、ターミ
ナルカバー40にスタッドボルト3を覆うボルトスリー
ブ27を一体に設けて、リード線5とスタッドボルト3
との直接の接触を防止するようにした圧縮機のターミナ
ル部構造も提案されている。図9において、上記ボルト
スリーブ27は、ターミナルカバー40のボルト穴6の
周縁部から下方へ延び、その下端部27aはスタッドボ
ルト3の円盤状基端部3bの上面まで達している。すな
わち、ボルトスリーブ27は、ターミナルカバー40内
部においてスタッドボルト3の側面全体を覆う円筒形状
をなしている。
【0006】このような圧縮機のターミナル部構造によ
れば、ターミナルカバー40にスタッドボルト3を覆う
ボルトスリーブ27を一体に設けているので、図8に示
す上記従来例のような欠点はない。しかし、図10に示
すように、ターミナルカバー40をケース2表面に取付
ける際、その上方に例えば冷凍サイクル用配管のような
障害物25があると、上記ボルトスリーブ27のために
ターミナルカバー40の取付け作業性が悪くなってしま
う。すなわち、上方の障害物25を避けてターミナルカ
バー40を傾けると、ターミナルカバー40の外壁面1
aと障害物25、スタッドボルトの先端部3aとボルト
スリーブの先端部27a外側がそれぞれ干渉してしま
い、ボルトスリーブの先端部27aにスタッドボルトの
先端部3aを通すことが難しくなる。
【0007】本発明は以上のような点を考慮してなされ
たものであり、ターミナルカバーと一体の部材によって
リード線とスタッドボルトとの直接の接触を防止するこ
とができるとともに、ターミナルカバーを上方の障害物
を避けて傾けながら圧縮機のケース表面に容易に取付け
ることができる圧縮機のターミナル部構造を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の手段は、圧縮機の
ケース表面に設けられた端子部と、前記ケース表面に突
設されたスタッドボルトと、前記端子部を覆って前記ケ
ース表面に取付けられ、その上部に前記スタッドボルト
を通すボルト穴を有するターミナルカバーと、前記スタ
ッドボルトの一側近傍を通って前記端子部に接続される
リード線とを備え、前記ターミナルカバーは、前記ボル
ト穴の周縁部から下方へ延び前記スタッドボルト側面を
覆うボルトスリーブを有し、このボルトスリーブの前記
スタッドボルトの他側に対応する部分に、前記スタッド
ボルトの先端部を側方から挿脱自在とするための切欠部
が形成されていることを特徴とする圧縮機のターミナル
部構造である。
【0009】この第1の手段によれば、ターミナルカバ
ーのボルトスリーブにスタッドボルトの先端部を側方か
ら挿脱自在とするための切欠部が形成されているので、
ターミナルカバーがスタッドボルトに対してその他側方
向に傾いた状態においても、ボルトスリーブの切欠部に
スタッドボルトの先端部を側方から挿脱することによ
り、ボルトスリーブにスタッドボルトを容易に挿脱する
ことができる。また、スタッドボルト側面を覆うボルト
スリーブは、切欠部がボルトスリーブのスタッドボルト
の他側に対応する部分に形成されているので、このボル
トスリーブによってスタッドボルトの一側近傍を通るリ
ード線とスタッドボルトとの直接の接触を防止すること
ができる。
【0010】第2の手段は、圧縮機のケース表面に設け
られた端子部と、前記ケース表面に突設されたスタッド
ボルトと、前記端子部を覆って前記ケース表面に取付け
られ、その上部に前記スタッドボルトを通すボルト穴を
有するターミナルカバーと、前記スタッドボルトの一側
近傍を通って前記端子部に接続されるリード線とを備
え、前記ターミナルカバーは、前記スタッドボルトの一
側にのみ対応して設けられ前記スタッドボルトと前記リ
ード線との間に介在される接触防止板を有することを特
徴とする圧縮機のターミナル部構造である。
【0011】この第2の手段によれば、ターミナルカバ
ーの接触防止板がスタッドボルトの一側にのみ対応して
設けられているので、ターミナルカバーがスタッドボル
トに対してその他側方向に傾いた状態においても、スタ
ッドボルトをボルト穴に挿脱する際、スタッドボルトの
先端部が接触防止板と干渉することなく、容易に挿脱す
ることができる。また、スタッドボルトの一側にのみ対
応して設けられたターミナルカバーの接触防止板が、ス
タッドボルトとリード線との間に介在されるので、この
接触防止板によってスタッドボルトの一側近傍を通るリ
ード線とスタッドボルトとの直接の接触を防止すること
ができる。
【0012】第3の手段は、上記第1の手段において、
前記ケース表面に取付けられたターミナルカバーのボル
トスリーブの下端部は、前記ケース表面側との間に前記
リード線の直径に略対応する寸法を有する隙間が形成さ
れていることを特徴とする。この第3の手段によれば、
上記第1の手段において、ターミナルカバーを取付ける
際、リード線がボルトスリーブの下端部とケース表面側
との間で押し潰されてしまうことを防止できる。
【0013】第4の手段は、上記第2の手段において、
前記ケース表面に取付けられたターミナルカバーの接触
防止板の下端部は、前記ケース表面側との間に、前記リ
ード線の直径に略対応する寸法を有する隙間が形成され
ていることを特徴とする。この第4の手段によれば、上
記第2の手段において、ターミナルカバーを取付ける
際、リード線が接触防止板の下端部とケース表面側との
間で押し潰されてしまうことを防止できる。
【0014】第5の手段は、上記第1乃至第4の手段の
いずれかにおいて、前記ターミナルカバーは、前記ボル
ト穴の周縁部に上方へ突出するナット受部が形成されて
いることを特徴とする。この第5の手段によれば、上記
第1乃至第4の手段のいずれかにおいて、ナット受部に
よって、ボルト穴の周縁部に水が溜まりにくくして、ボ
ルト穴からのターミナルカバー内部への水の侵入を防ぐ
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1乃至図3は本発明の一実
施形態を示す図である。図1乃至図3に示す本実施形態
において、図5乃至図10に示す従来例と同一の構成部
分には同一の符号を付して説明する。なお、便宜上、図
1乃至図3においては、図5および図6に示す端子部1
0,11を省略している。
【0016】図1において、圧縮機のケース2表面(上
面)に、端子部10,11(図5および図6参照)が設
けられるとともに、この端子部10,11覆うターミナ
ルカバー1が取付けられている。また、ケース2表面の
端子10とオーバーロードリレー11との間(図5およ
び図6参照)には、スタッドボルト3が突設されてい
る。また、ターミナルカバー1上部の略中央(上壁部1
2)には、スタッドボルト3を通すためのボルト穴6が
形成され(図2参照)、このボルト穴部6を貫通したス
タッドボルト3の先端部3aには、ターミナルカバー1
固定用のナット4が螺合している。また、ターミナルカ
バー1は、その外壁部1aからケース2の半径外側方向
へ突出するリード線導入部13を有し、このリード線導
入部13の先端部には切欠部13aが形成されている
(図2参照)。そして、リード線導入部13の切欠部1
3aとケース2の角部との間から複数のリード線5が導
入され、これらのリード線5がスタッドボルト3の一側
(リード線導入部13側)3c近傍を通って端子部1
0,11に接続されている(図5および図6参照)。
【0017】また、図1および図2に示すように、ター
ミナルカバー1は、ボルト穴6の周縁部から下方へ延び
スタッドボルト3側面を覆うボルトスリーブ7を有して
いる。このボルトスリーブ7は、そのスタッドボルトの
他側3dに対応する側に、スタッドボルトの先端部3a
を側方から挿脱自在とするための切欠部7aが形成され
ている。この切欠部7aは、ボルトスリーブ7の下端部
8aから長手方向の略中央部までのスタッドボルトの他
側3dに対応する側に(図1(a)参照)、ボルトスリ
ーブ7横断面の略半周に相当する範囲で(図1(b)参
照)形成されている。すなわち、ボルトスリーブ7は、
その下端部8aから長手方向の略中央部までの範囲に形
成された半円周状スリーブ部8と、その長手方向の略中
央部から上の範囲に形成された円周状スリーブ部9とを
有している。
【0018】また、図1(a)に示すように、ケース2
表面に取付けられたターミナルカバーのボルトスリーブ
7(半円周状スリーブ部8)の下端部8aは、スタッド
ボルト3の円盤状基端部3bの上面(ケース2表面側)
との間にリード線5の直径に略対応する寸法gを有する
隙間が形成されている。また、図1(a)および図2に
示すように、ターミナルカバー1は、ボルト穴6の周縁
部に、その上壁部12より上方へ突出しナット4が当接
するナット受部16が形成されている。
【0019】次に、このような構成よりなる本実施形態
の作用について説明する。本実施形態によれば、ターミ
ナルカバー1のボルトスリーブ7にスタッドボルトの先
端部3aを側方から挿脱自在とするための切欠部7aが
形成されているので、図3に示すように、ターミナルカ
バー1が上方の障害物25を避けるためにスタッドボル
ト3に対してその他側3d方向に傾けられた状態におい
ても、ボルトスリーブの切欠部7aにスタッドボルトの
先端部3aを側方から挿脱することにより、ボルトスリ
ーブ7にスタッドボルト3を容易に挿脱することができ
る。また、スタッドボルト3側面を覆うボルトスリーブ
7は、切欠部7aがボルトスリーブ7のスタッドボルト
の他側3dに対応する部分に形成されているので、この
ボルトスリーブ7によってスタッドボルトの一側3c近
傍を通るリード線5とスタッドボルト3との直接の接触
を防止することができる(図1(b)参照)。
【0020】また、ケース2表面に取付けられたターミ
ナルカバー1のボルトスリーブの下端部8aは、スタッ
ドボルトの基端部3b上面(ケース2表面側)との間に
リード線5の直径に略対応する寸法gを有する隙間が形
成されているので、ターミナルカバー1を取付ける際、
リード線5がボルトスリーブの下端部8aとスタッドボ
ルトの基端部3b上面(ケース2表面側)との間で押し
潰されてしまうことを防止できる。また、ターミナルカ
バー1は、ボルト穴6の周縁部に、その上壁部12より
上方へ突出するナット受部16が形成されているので、
このナット受部16によってボルト穴6の周縁部に水が
溜まりにくくして、ボルト穴6からのターミナルカバー
1内部への水の侵入を防ぐことができる。なお、上記切
欠部7aが、ボルトスリーブ7の下端部8aから長手方
向の略中央部までのスタッドボルトの他側3dに対応す
る側に形成されている場合について説明したが、ボルト
スリーブ7に側方からスタッドボルト3を容易に挿脱す
ることができる範囲であれば、図3に示す障害物25の
位置やスタッドボルト3の長さ等に応じて、切欠部7a
のボルトスリーブ7の下端部8aからの長さを変えても
良い。
【0021】次に、図4により、本発明の他の実施形態
について説明する。図4に示す他の実施形態は、そのタ
ーミナルカバー20が、図1乃至図3に示す上記実施形
態のターミナルカバー1のボルトスリーブ7に代えて、
接触防止板15を有する点で上記実施形態と異なり、そ
の他の構成部分は図1乃至図3に示す上記実施形態と同
様である。図4に示すように、上記接触防止板15は、
ターミナルカバー20のリード線導入部13側の外壁面
1aの一部を下方へ延長するようにして、スタッドボル
トの一側3cに対応して設けられ、スタッドボルト3と
リード線5との間に介在されるようになっている。ま
た、ケース2表面に取付けられたターミナルカバー20
の接触防止板の下端部15aは、ケース2表面との間
に、リード線5の直径に略対応する寸法gを有する隙間
が形成されるようになっている。
【0022】次に、このような構成よりなる本実施形態
の作用について説明する。本実施形態によれば、ターミ
ナルカバー20の接触防止板15がスタッドボルトの一
側3cに対応して設けられているので、図3に示す上記
実施形態と同様、上方の障害物25を避けるためにター
ミナルカバー20がスタッドボルト3に対してその他側
3d方向に傾けられた状態においても、スタッドボルト
3をボルト穴6に挿脱する際、スタッドボルトの先端部
3aが接触防止板15と干渉することなく、容易に挿脱
することができる。また、スタッドボルトの一側3cに
対応して設けられたターミナルカバー20の接触防止板
15が、スタッドボルト3とリード線5との間に介在さ
れるので、この接触防止板15によってスタッドボルト
の一側3c近傍を通るリード線5とスタッドボルト3と
の直接の接触を防止することができる(図4(b)参
照)。
【0023】また、ケース2表面に取付けられたターミ
ナルカバー20の接触防止板の下端部15aは、ケース
2表面との間に、リード線5の直径に略対応する寸法g
を有する隙間が形成されているので、ターミナルカバー
20を取付ける際、リード線5が接触防止板の下端部1
5aとケース2表面との間で押し潰されてしまうことを
防止できる。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ターミナ
ルカバーのボルトスリーブにスタッドボルトの先端部を
側方から挿脱自在とするための切欠部が形成されている
ので、ターミナルカバーがスタッドボルトに対してその
他側方向に傾いた状態においても、ボルトスリーブの切
欠部にスタッドボルトの先端部を側方から挿脱すること
により、ボルトスリーブにスタッドボルトを容易に挿脱
することができる。また、スタッドボルト側面を覆うボ
ルトスリーブは、切欠部がボルトスリーブのスタッドボ
ルトの他側に対応する部分に形成されているので、この
ボルトスリーブによってスタッドボルトの一側近傍を通
るリード線とスタッドボルトとの直接の接触を防止する
ことができる。このため、ターミナルカバーと一体のボ
ルトスリーブによってリード線とスタッドボルトとの直
接の接触を防止することができるとともに、ターミナル
カバーをスタッドボルトに対してその他側方向に傾け
て、上方の障害物を避けながら圧縮機のケース表面に容
易に取付けることができる。
【0025】請求項2記載の発明によれば、ターミナル
カバーの接触防止板がスタッドボルトの一側にのみ対応
して設けられているので、ターミナルカバーがスタッド
ボルトに対してその他側方向に傾いた状態においても、
スタッドボルトをボルト穴に挿脱する際、スタッドボル
トの先端部が接触防止板と干渉することなく、容易に挿
脱することができる。また、スタッドボルトの一側にの
み対応して設けられたターミナルカバーの接触防止板
が、スタッドボルトとリード線との間に介在されるの
で、この接触防止板によってスタッドボルトの一側近傍
を通るリード線とスタッドボルトとの直接の接触を防止
することができる。このため、ターミナルカバーと一体
の接触防止板によってリード線とスタッドボルトとの直
接の接触を防止することができるとともに、ターミナル
カバーをスタッドボルトに対してその他側方向に傾け
て、上方の障害物を避けながら圧縮機のケース表面に容
易に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明による圧縮機のターミナル部構
造の一実施形態を示す縦断面図、(b)は(a)のA‐
A線方向断面図。
【図2】(a)は図1に示す圧縮機のターミナル部構造
のターミナルカバーを示す立面図、(b)は(a)のB
‐B線方向断面図。
【図3】図1(a)に示す圧縮機のターミナル部構造の
ターミナルカバー取付け状態を示す図。
【図4】(a)は本発明による圧縮機のターミナル部構
造の他の実施形態を示す縦断面図、(b)は(a)のC
‐C線方向断面図。
【図5】従来の圧縮機のターミナル部構造の第1の例を
示す長手方向縦断面図。
【図6】図5に示す圧縮機のターミナル部構造の平面
図。
【図7】図5に示す圧縮機のターミナル部構造のD‐D
線方向断面図(縦断面図)。
【図8】従来の圧縮機のターミナル部構造の第2の例を
示す縦断面図。
【図9】従来の圧縮機のターミナル部構造の第3の例を
示す縦断面図。
【図10】図9に示す圧縮機のターミナル部構造のター
ミナルカバー取付け状態を示す図。
【符号の説明】
1,20,30,40 ターミナルカバー 2 圧縮機のケース 3 スタッドボルト 3c スタッドボルトの一側 3d スタッドボルトの他側 5 リード線 6 ボルト穴 7 ボルトスリーブ 7a 切欠部 8a ボルトスリーブの下端部 10,11 端子部 15 接触防止板 15a 接触防止板の下端部 16 ナット受部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機のケース表面に設けられた端子部
    と、 前記ケース表面に突設されたスタッドボルトと、 前記端子部を覆って前記ケース表面に取付けられ、その
    上部に前記スタッドボルトを通すボルト穴を有するター
    ミナルカバーと、 前記スタッドボルトの一側近傍を通って前記端子部に接
    続されるリード線と、を備え、 前記ターミナルカバーは、前記ボルト穴の周縁部から下
    方へ延び前記スタッドボルト側面を覆うボルトスリーブ
    を有し、 このボルトスリーブの前記スタッドボルトの他側に対応
    する部分に、前記スタッドボルトの先端部を側方から挿
    脱自在とするための切欠部が形成されていることを特徴
    とする圧縮機のターミナル部構造。
  2. 【請求項2】圧縮機のケース表面に設けられた端子部
    と、 前記ケース表面に突設されたスタッドボルトと、 前記端子部を覆って前記ケース表面に取付けられ、その
    上部に前記スタッドボルトを通すボルト穴を有するター
    ミナルカバーと、 前記スタッドボルトの一側近傍を通って前記端子部に接
    続されるリード線と、を備え、 前記ターミナルカバーは、前記スタッドボルトの一側に
    のみ対応して設けられ前記スタッドボルトと前記リード
    線との間に介在される接触防止板を有することを特徴と
    する圧縮機のターミナル部構造。
  3. 【請求項3】前記ケース表面に取付けられたターミナル
    カバーのボルトスリーブの下端部は、前記ケース表面側
    との間に前記リード線の直径に略対応する寸法を有する
    隙間が形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    圧縮機のターミナル部構造。
  4. 【請求項4】前記ケース表面に取付けられたターミナル
    カバーの接触防止板の下端部は、前記ケース表面側との
    間に、前記リード線の直径に略対応する寸法を有する隙
    間が形成されていることを特徴とする請求項2記載の圧
    縮機のターミナル部構造。
  5. 【請求項5】前記ターミナルカバーは、前記ボルト穴の
    周縁部に上方へ突出するナット受部が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の圧縮
    機のターミナル部構造。
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