JP7313781B2 - 車両用電源ソケット取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用電源ソケットの取付構造に関する。
従来、車両に設けられて、シガーライタや電子機器に電力を供給する車両用電源ソケットが知られている。
車両用電源ソケットは、有底円筒状のソケット本体を備えている。ソケット本体の一端部には、その周縁に張り出す鍔状の係止部が形成されている。車内に設けられている内装部材には、取付孔が形成されており、車両用電源ソケットは、ソケット本体の他端部(係止部が形成されている一端部と反対側の端部)側から取付孔に差し込まれて、ソケット本体の係止部が内装部材における取付孔の周縁部分に係止した状態に取り付けられる。ソケット本体の他端部には、正負一対の端子が設けられており、これらの端子には、ハーネスに取り付けられたコネクタが接続される。
特開2002-107835号公報
ソケット本体には、過電流保護のためのヒューズが設けられている。ヒューズは、端子の近傍に配置されて、端子と電気的に接続される。そのため、ソケット本体が内装部材を上下に貫通するように取り付けられていると、コネクタから延びるハーネスがヒューズの下方を引き回される。この構造では、ヒューズに過電流が流れて、ヒューズが溶断すると、液状に溶融した材料が滴下してハーネスに降りかかるおそれがある。
本発明の目的は、ヒューズが溶断した場合に、溶融したヒューズの材料がハーネスに降りかかることを防止できる、車両用電源ソケット取付構造を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る車両用電源ソケット取付構造は、車両用電源ソケットを車両の内装部材に取り付ける構造であって、車両用電源ソケットは、一端が開放される筒状のソケット本体と、ソケット本体の他端に配置され、ハーネスが接続される端子と、端子と電気的に接続されるヒューズとを含み、内装部材は、第1内装部と、ソケット本体が挿通されるソケット挿通孔が形成され、ソケット挿通孔よりも下方の位置で第1内装部の外面に重なるように配置される被覆部分を有する第2内装部とを含み、第1内装部には、第2内装部の被覆部分と重なる部分に、開口部が形成されており、第2内装部には、第1内装部の開口部に挿通される挿通部が形成されており、挿通部は、開口部に挿通された状態で、ヒューズの下方にハーネスが配されることを阻止するように配置される。
この構成によれば、ヒューズの下方にハーネスが配されないので、ヒューズが溶断した場合に、溶融したヒューズの材料がハーネスに降りかかることを防止できる。
しかも、挿通部がヒューズの下方を延びることにより、ヒューズが溶断した場合に、溶融したヒューズを挿通部で受けることができる。さらに、ソケット挿通孔の周囲から水分が浸入しても、その水分を挿通部で受けることができるので、被水を避けたい部品を挿通部の下方に配置して、その部品を被水から保護することができる。
第2内装部の挿通部は、先端にハーネスを支持する支持部を有していてもよい。
この構成では、ハーネスクランプなどの別部品を用いずにハーネスの位置を規制することができる。また、車両振動などによってハーネスが他の部材と当たることによる異音の発生を防止できる。
第1内装部の開口部は、第2内装部が第1内装部に対して組み付けられる際に、ハーネスの通過を許容する貫通溝を有していてもよい。
ソケット本外が第2内装部のソケット挿通孔に挿通されて、ソケット本体の端子にハーネスが接続された状態で、ハーネスを開口部の貫通溝を通過させて、第2内装部を第1内装部に対して組み付けることができる。よって、その組み付けの作業性が向上する。
本発明によれば、ヒューズが溶断した場合に、溶融したヒューズの材料がハーネスに降りかかることを防止できる。
本発明の一実施形態に係る車両用電源ソケットの構成を示す側面図である。 車両用電源ソケットが車両の内装部材に取り付けられた状態を示す断面図である。 挿通部の先端部分の構成を示す平面図である。 第1内装部の開口部の近傍を示す側面図である。 車両用電源ソケットが取り付けられた第2内装部を第1内装部に組み付ける途中の状態を示す断面図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<車両用電源ソケット>
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用電源ソケット1の構成を示す側面図である。
車両用電源ソケット1は、一端が開放される略有底円筒状のソケット本体11を備えている。ソケット本体11は、その内側に、電子機器の電源供給用のプラグやシガーライタのヒータプラグを挿入可能である。ソケット本体11の一端部には、その周囲に張り出す鍔状の係止部12が形成されている。ソケット本体11の他端部には、正負一対の端子13が設けられている。また、ソケット本体11の他端部には、過電流保護のためのヒューズ14が設けられている。ヒューズ14は、端子13と電気的に接続されている。
<車両用電源ソケット取付構造>
図2は、車両用電源ソケット1が車両の内装部材3に取り付けられた状態を示す断面図である。
車両の車室内には、たとえば、上下方向に延びるボデーパネル2の内側(車室内側)に、内装部材3が設けられている。内装部材3には、第1内装部31と、第2内装部32とが含まれる。
第1内装部31は、板状をなし、ボデーパネル2と間隔を空けて配置され、上下方向に延びている。
第2内装部32は、第1内装部31に上方から被さるように設けられる。第2内装部32は、上部分33、下部分34および連結部分35を一体に有し、断面クランク状に屈曲した板状をなしている。
上部分33は、ボデーパネル2に対して第1内装部31よりも近接して配置され、ボデーパネル2と略平行をなして上下に延びている。
下部分34は、第1内装部31に対してボデーパネル2側と反対側、つまり車室内側に配置され、上下方向に延び、その下端部が被覆部分36として第1内装部31の外面に重なるように対向している。
連結部分35は、上部分33と下部分34との間でボデーパネル2と交差する方向(略直交する方向)に延びて、上部分33と下部分34とを連結している。連結部分35には、車両用電源ソケット1のソケット本体11を挿通させる略円形のソケット挿通孔37が貫通して形成されている。
また、下部分34の被覆部分36には、その内面からボデーパネル2側に延びる板状の挿通部41が形成されている。挿通部41は、連結部分35のソケット挿通孔37に下方から離間して対向する位置に設けられて、ボデーパネル2に近づくほど上方に位置するように傾斜している。挿通部41の先端部には、図3に示されるように、ハーネス支持部42が略U字状に切り欠かれた切欠として形成されている。
挿通部41に対応して、第1内装部31には、図4に示されるように、被覆部分36と対向する位置に、開口部43が設けられている。開口部43は、挿通部41を挿通させる挿通溝44と、挿通溝44に対して交差して上下方向に延びる貫通溝45とを有する略十字状に形成されている。貫通溝45の上端は、第1内装部31の上端で開放されている。
図5は、車両用電源ソケット1が取り付けられた第2内装部32を第1内装部に組み付ける途中の状態を示す断面図である。
車両用電源ソケット1は、第2内装部32に取り付けられる。具体的には、車両用電源ソケット1のソケット本体11は、端子13が設けられた他端部を下側に向けて、第1内装部31のソケット挿通孔37にその上方から挿入される。ソケット挿通孔37の径は、ソケット本体11の外径よりも大きく、係止部12の外径よりも小さい寸法を有している。そのため、ソケット本体11がソケット挿通孔37に挿入されていくと、係止部12がソケット挿通孔37の周縁部に当接し、それ以上の挿入が規制される。
ソケット本体11の端子13には、ハーネス4に取り付けられたコネクタ5が接続される。端子13にコネクタ5が接続されると、そのコネクタ5からハーネス4が垂れ下がった状態となる。ソケット挿通孔37に対して下方から対向する位置に挿通部41が設けられているので、コネクタ5から垂れ下がるハーネス4は、挿通部41を迂回した状態となる。
このとき、挿通部41の先端部に形成されているハーネス支持部42にハーネス4を嵌めることにより、ハーネス4が挿通部41を迂回した状態に保持される。これにより、ハーネス4は、コネクタ5(端子13)の下方からボデーパネル2側に追いやられた状態となり、ヒューズ14の下方には配されない。
そして、第2内装部32が第1内装部31に対して組み付けられる。このとき、ハーネス4を第1内装部31の開口部43の貫通溝45に通すことができ、これにより、ハーネス4を第1内装部31に対してボデーパネル2側に引き回すことができる。その後、第2内装部32の挿通部41が第1内装部31の開口部43の挿通溝44に挿通される。挿通部41がその根元付近まで挿通溝44に挿通されると、図2に示されるように、挿通部41の下面に形成された楔状の係止爪46が第1内装部31の内面に対向した状態となり、第1内装部31に対する第2内装部32の組付けが完了となる。
<作用効果>
以上のように、ヒューズ14の下方にハーネス4が配されないので、ヒューズ14が溶断した場合に、溶融したヒューズ14の材料がハーネス4に降りかかることを防止できる。
しかも、挿通部41がヒューズ14の下方を延びることにより、ヒューズ14が溶断した場合に、溶融したヒューズ14を挿通部41で受けることができる。さらに、ソケット挿通孔37の周囲から水分が浸入しても、その水分を挿通部41で受けることができるので、被水を避けたい部品を挿通部41の下方に配置して、その部品を被水から保護することができる。
第2内装部の挿通部41は、先端にハーネス4を支持するハーネス支持部42を有している。ハーネス4をハーネス支持部42に支持させることにより、ハーネスクランプなどの別部品を用いずにハーネス4の位置を規制することができる。また、車両振動などによってハーネス4が他の部材と当たることによる異音の発生を防止できる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、挿通部41は、ボデーパネル2に近づくほど上方に位置するように傾斜しているとしたが、必ずしも傾斜していなくてもよく、たとえば、上方に向けて開いた円弧状に湾曲していてもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:車両用電源ソケット
3:内装部材
4:ハーネス
11:ソケット本体
13:端子
14:ヒューズ
31:第1内装部
32:第2内装部
36:被覆部分
37:ソケット挿通孔
41:挿通部
42:ハーネス支持部(支持部)
43:開口部
45:貫通溝

Claims (3)

  1. 車両用電源ソケットを車両の内装部材に取り付ける構造であって、
    前記車両用電源ソケットは、
    一端が開放される筒状のソケット本体と、
    前記ソケット本体の他端に配置され、ハーネスが接続される端子と、
    前記端子と電気的に接続されるヒューズと、を含み、
    前記内装部材は、
    第1内装部と、
    前記ソケット本体が挿通されるソケット挿通孔が形成され、前記ソケット挿通孔よりも下方の位置で前記第1内装部の外面に重なるように配置される被覆部分を有する第2内装部と、を含み、
    前記第1内装部には、前記第2内装部の前記被覆部分と重なる部分に、開口部が形成されており、
    前記第2内装部には、前記第1内装部の前記開口部に挿通される挿通部が形成されており、
    前記挿通部は、前記開口部に挿通された状態で、前記ヒューズの下方に前記ハーネスが配されることを阻止するように配置される、車両用電源ソケット取付構造。
  2. 前記第2内装部の前記挿通部は、先端に前記ハーネスを支持する支持部を有している、請求項1に記載の車両用電源ソケット取付構造。
  3. 前記第1内装部の前記開口部は、前記第2内装部が前記第1内装部に対して組み付けられる際に、前記ハーネスの通過を許容する貫通溝を有している、請求項1または2に記載の車両用電源ソケット取付構造。
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