JP3329501B2 - 浸水検知体の製造方法 - Google Patents

浸水検知体の製造方法

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JP3329501B2
JP3329501B2 JP01462293A JP1462293A JP3329501B2 JP 3329501 B2 JP3329501 B2 JP 3329501B2 JP 01462293 A JP01462293 A JP 01462293A JP 1462293 A JP1462293 A JP 1462293A JP 3329501 B2 JP3329501 B2 JP 3329501B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信ケーブル、各種の
電気機器、建築物等への浸水を検知する浸水検知体の製
造方法およびその製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、通信ケーブルにおいて、その被
覆が破れて内部に水が侵入すると、漏電して通信が不可
能になったり、雑音が混入するなどの不都合を生じる。
また、コンピュータ等の各種の電気機器に対して、建物
の雨漏り等によって床面が濡れると、漏電して極めて危
険であるばかりでなく、電気機器がショートして故障す
るなどの事故が発生する。したがって、このような事故
発生を未然に防止するため、浸水の有無を検知できる手
段が要請される。
【0003】このような浸水の有無を検知するには、た
とえば既存の水分センサ等を利用することが考えられる
が、該水分センサは浸水を検知できる範囲が限定的で狭
いために、長距離あるいは広範囲にわたって浸水の有無
を検知する必要があるような場合には、その広い範囲に
わたって水分センサを現場施工で多数設置しなければな
らないから、その設置工数に手間がかかるばかりでな
く、水分センサの購入とその設置のための施工作業にコ
ストがかかってくるという欠点がある。
【0004】このような欠点を解消するための従来技術
として、図4に示すような浸水検知体aが提供されてい
る。この浸水検知体aは、銅線などでできた導体bの表面
に発泡ポリエチレンなどの被覆層cを形成するととも
に、この被覆層cを所定のピッチp´ごとに切欠いて導体
bを露出した露出部eが設けられて構成されている。
【0005】この浸水検知体aを用いて、浸水の有無を
検知するには、図5に示すように、予め、浸水検知箇所
において一対の浸水検知体a,aを配置し、各浸水検知体
a,aの一方端を検知器s´に接続し、他方端をそれぞれ
開放するとともに、検知器s´から各浸水検知体a,a間
に所定の電圧v´を印加する。この状態で、浸水検知箇
所に水が侵入した場合には、両浸水検知体a,aの露出部
e,e間がその侵入した水を介して導通して電流i´が流
れ、これに伴う電圧v´の低下が検知器s´で検知されて
警報が発せられることにより、浸水が検知されるように
なっている。
【0006】このような浸水検知体a,aでは浸水検知体
a,aの長さを延長するだけで長距離あるいは広範囲に
わたって浸水の有無を検知することができるのでその範
囲に水分センサを現場施工で多数設置する必要がなくな
りそれだけコストダウンを図れるという利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな浸水検知体a,aにおいては、露出部e,eの形成作
業にかなりの手間がかかり、結果的に、浸水検知体の製
造コストが依然として高くなる。
【0008】また、各浸水検知体a,aがバラバラの状態
ではその取り扱いに不便であるから、両浸水検知体a,a
をそのまま単に互いに撚り合わせた状態で使用するとし
ても、このような使用では、両浸水検知体a,aの多数の
露出部e,eの中には相互に接触する露出部e,eが発生
し、この接触によって水が侵入していないのにもかかわ
らず検知器s´が水の浸水があったと誤動作してしまう
ので、その誤動作をなくすうえで両浸水検知体a,aを撚
り合わせて使用する場合には、両浸水検知体a,a間に絶
縁物を介在させるなどの工夫を講じる必要があり、上記
と同様に、その製造コストが高くつくものとし、上述の
利点を生かせなくなくなる等の課題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するためになされたものであって、浸水検知体に上
記の露出部を設ける必要がなく、また、浸水検知体をよ
り合わせて使用する場合でも浸水検知体間に絶縁物を介
在させる必要もなく、長距離あるいは広範囲にわたって
浸水の検知を高感度で良好にでき、かつ、安い製造コス
トで製造できるようにするものである。
【0010】本発明者らは、水溶性セルロースエーテル
などの水溶性有機物は、水が付着すると容易に溶解する
が、水が付着しない状態では、電気絶縁体として作用
し、また、機械的な変形能もあるという事実を見い出し
た。
【0011】本発明は、かかる事実に着目してなされた
もので、水溶性有機物を含む溶液中に浸水検知体用の導
体を浸漬した後、この溶液中の導体の表面に水溶性有機
物を電着させて水溶性有機物からなる水溶性絶縁膜を成
膜することを特徴としている。
【0012】
【作用】上記によれば、水溶性有機物を含む溶液中に浸
水検知体用の導体を浸漬し、その溶液中の浸漬の表面に
水溶性有機物を電着させて水溶性絶縁膜を成膜する。こ
の水溶性絶縁膜は、水が付着すると容易に溶解するもの
の、水が付着しない状態では電気絶縁体として作用する
ため、従来のように、導体を局部的に露出させる必要も
なく、一貫工程によって連続的に製作できるとともに、
互いに撚り合わせることもできるため、極めて容易かつ
低コストで製造することができる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の方法により製造された浸水
検知体の斜視図である。
【0014】図1では、一対の浸水検知体1,1を所定
のピッチ(たとえば50〜70mm)で撚り合わした状態を
示しており、各浸水検知体1,1は、銅線等でできた導
体2,2の表面に水溶性絶縁物3,3が被覆されて構成
されている。
【0015】図2は、上記の浸水検知体1を製造するた
めの装置の構成図である。
【0016】図2において、10はステンレス鋼等でで
きた導電性の浸漬パンで、この浸漬パン10の底部に
は、導体2の挿通孔12が形成されている。そして、こ
の浸漬パン10内には、例えば水とかアルコールなどの
溶媒中に、たとえば水溶性セルロースエーテルや、部分
ケン化ポリビニルアルコールなどの水溶性有機物を溶解
してある溶液14が貯溜されている。
【0017】ここで、水溶性有機物として水溶性セルロ
ースエーテルの粉末を用いる場合には、溶媒としてアル
コールと水との混合液が使用され、また、水溶性有機物
として部分ケン化ポリビニルアルコールを使用する場合
には、溶媒として水が使用される。なお、この溶液14
は、有る程度粘性があるので、導体2が移送されている
際には、挿通孔12から垂れ落ちるおそれはない。
【0018】16は、浸漬パン10から引き上げられて
きた浸水検知体用の導体2の表面にある溶液中から溶媒
を飛散させるための乾燥炉で、その雰囲気温度は、たと
えば300℃前後に設定される。なお、この乾燥炉16
としては内部にヒータなどの熱源があるが、この乾燥炉
16に代え、このような熱源を内部に持たないチャンバ
を設け、このチャンバ内に乾燥した熱風を送風する構成
とすることもできる。
【0019】18は鋼等でできた導電性の送出ボビン
で、この送出ボビン18には裸の導体2が予め巻回され
ている。20は製造された浸水検知体1を巻き取るため
の巻取ボビン、22はガイドローラである。
【0020】24は直流電源であり、その正極が浸漬パ
ン10に、負極が送出ボビン18に巻回された導体2に
それぞれ接続されている。
【0021】次に、この装置を使用して浸水検知体1を
製造する方法について説明する。
【0022】送出ボビン18からは、予め焼鈍された銅
線等からなる導体2が送り出され、ガイドローラ22を
経由して浸漬パン10の挿通孔12を通って浸漬パン1
0内に導かれる。ここで、直流電源24の正極が浸漬パ
ン10に、負極が送出ボビン18に巻回された導体2に
それぞれ接続されているため、浸漬パン10と導体2と
の間に電流が流れる。なお、この直流電源24の正極を
浸漬パン10に接続する代わりに、適宜の他の導体を溶
液内に入れ、当該他の導体に前記正極を接続してもよ
い。
【0023】このような直流電源24の印加に伴い、溶
液14中に含まれる水溶性有機物が帯電して導体2の表
面に電着するとともに、この電着量を、直流電源24の
印加電圧の大きさとか、導体2の移送速度によって制御
する。そして、電着後の導体2には、溶液が付着してお
り、その付着溶液から水溶性有機物を残し溶媒のみを除
去するよう、該導体2を乾燥炉22内に導き、この乾燥
炉22内でその溶媒を飛散させることにより、導体2の
表面に水溶性有機物からなる水溶性絶縁膜3を形成す
る。これによって、所望の浸水検知体1の製造を完了す
るとともに、この浸水検知体1をガイドローラ22を経
由して巻取ボビン20に巻き取る。
【0024】このようにして製造した浸水検知体1につ
いて、その水溶性絶縁膜3の皮膜厚さが13μmのもの
について、電気的特性について調べたところ、耐電圧は
60KV/mm程度、絶縁抵抗は200MΩ−km程度の値
が得られた。絶縁材として使用されるポリエチレンや塩
化ビニールの耐電圧が30KV/mm程度であり、また、
塩化ビニールの絶縁抵抗の仕様が50MΩ−km程度であ
る点を考慮すれば、この水溶性絶縁膜3は、要求される
電気的特性を十分に満たしている。
【0025】なお、このようにして製造された浸水検知
体1は、たとえば、図1に示すように、2本分が撚り合
わされた状態で浸水検知箇所に配備される。そして、浸
水の有無を検知するためには、図3に示すように、各浸
水検知体1の導体2の一方端が互いに抵抗R0を介して
接続され、他方端が検知器sに接続される。
【0026】この状態において、浸水が無い場合には、
浸水検知体1,1の各素線2,2同士は、その両端部分
を除いて水溶性絶縁物3によって互いに絶縁されている
ため、検知器sから、一方の浸水検知体1、抵抗R0、お
よび他方の浸水検知体1を通じて僅かに電流i0が流れ
る。
【0027】これに対して、浸水検知箇所に水が侵入し
て浸水検知体1,1に接触すると、水が接触した箇所の
水溶性絶縁物3,3が局部的に溶解して導体2,2同士
が短絡し、この短絡部分を通じて電流iが流れる。つま
り、抵抗R0をバイパスして電流iが流れるので、その電
流値はしきい値以上となり、これによって、浸水が発生
したことが検知器sで検知されることになる。
【0028】なお、図2に示した実施例では、浸漬パン
10の上下にガイドローラ22を配置して導体2を引き
上げることにより浸漬パン10内を通過させるようにし
ているが、浸漬パン10の左右にガイドローラ22を配
置して、導体2を水平方向から浸漬パン10内を通過さ
せるようにすることも可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、長距離あるいは広範囲
にわたって浸水の有無を感度良く検知することができる
浸水検知体を、従来よりも極めて容易に、かつ低コスト
で製造できるようになる。しかも、電着によって水溶性
絶縁膜を作るので、膜厚の制御も容易であるばかりか、
均一性も保てる等の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づいて得られる浸水検知体を2本撚
り合わた状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の浸水検知体の製造方法を実施するため
の製造装置の構成図である。
【図3】浸水検知体を用いて浸水の有無を検知するたの
システム構成図である。
【図4】従来の浸水検知体の斜視図である。
【図5】従来の浸水検知体を用いて浸水の有無を検知す
るためのシステム構成図である。
【符号の説明】
1…浸水検知体、2…導体、3…水溶性絶縁膜、14…
溶液、24…直流電源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−187840(JP,A) 特開 平6−187841(JP,A) 特開 平6−187842(JP,A) 特開 平6−187843(JP,A) 特開 昭52−124182(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 13/00 H01B 7/32 H01B 13/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水溶性有機物を含む溶液中に浸水検知体
    用の導体を浸漬した後、前記溶液中の該導体の表面に該
    水溶性有機物を電着させて該水溶性有機物からなる水溶
    性絶縁膜を成膜することを特徴とする浸水検知体の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 前記水溶性有機物が、水溶性セルロース
    エーテルあるいは部分ケン化ポリビニルアルコールであ
    る請求項1記載の浸水検知体の製造方法。
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