JP3328819B2 - 筒状硬貨の金種判別装置 - Google Patents
筒状硬貨の金種判別装置Info
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Description
用される自動両替機に装備されるような筒状硬貨の金種
判別装置に関し、さらに詳しくは筒状硬貨の金種を正確
に判別することができる筒状硬貨の金種判別装置に関す
る。
別装置は、図7に示すように、ループ状の搬送ライン7
1に装備したV字形ハンガ72が、この搬送途中に金種
別のトレー73a,73b…から所定金種の筒状硬貨
A,B…を取出し、この取出した筒状硬貨A,B…を搬
送途中に対設した外径検知機構74で金種を検知確認し
た後、取出しバケット75側に放出している。これによ
り、金種別のトレー73a,73b…に、係員によって
誤セット操作された異金種の筒状硬貨が混在しても、直
ちにこれを検知して出金エラーを回避している。
合、筒状硬貨の包装状態にバラツキがあるため、外径検
知だけでは金種を正確に判別し難く、特に図8に示すよ
うに、1円硬貨と50円硬貨との外径が近似し、また5
円硬貨と100円硬貨との外径が近似しているため、外
径検知センサの検知設定範囲が狭くなり、機器の構成お
よび調整が困難で筒状硬貨の外径寸法から筒状硬貨の金
種を正確に求め難い問題を有していた。
円硬貨と50円硬貨、5円硬貨と100円硬貨のように
外径が近似する硬貨同志の材質が明瞭に異なることに着
目し、筒状硬貨の外径を計測するだけでなく、材質をグ
ループ分けすることにより、正確に金種を特定すること
ができる筒状硬貨の金種判別装置の提供を目的とする。
枚数重ねて筒状に包んだ筒状の真正貨である真硬貨の金
種を判別する筒状硬貨の金種判別装置であって、取扱う
全金種の筒状真硬貨を、材質が明瞭に判別できる2つの
判別グループに分類設定し、上記分類設定された判別で
きる2つの判別グループを検知する筒状真硬貨の材質グ
ループ検知手段と、上記材質グループ検知手段で分類設
定された2つの判別グループに含まれる筒状真硬貨の外
径差を検知する外径差検知手段と、上記材質グループ検
知手段で分類設定された判別グループの各筒状真硬貨を
上記外径差検知手段の検出結果により真硬貨である筒状
真硬貨の金種を確定する確定手段とを備えたことを特徴
とする。
に、取扱う全金種の筒状真硬貨の材質を明瞭に判別でき
る2つの判別グループ、例えばアルミニウム・銅系グル
ープとニッケル系グループとに2分し、この2分された
判別グループを筒状真硬貨の材質グループ検知手段が分
類して、この分類設定された判別グループの筒状真硬貨
を外径差検知手段が外径検知して、この検知結果によ
り、確定手段が同一判別グループ内での外径差で筒状真
硬貨の金種を確定する。
て、材質による同一の判別グループ内では、硬貨の外径
差が大きく離れることになるので、硬貨の材質を検知す
ることにより、真硬貨の外径判別が容易となり、特定の
金種を正確に判別することができる。したがって、筒状
真硬貨の包装状態にバラツキがあっても、正確に金種判
別することができ、例えば、外径が近似した1円硬貨と
50円硬貨、5円硬貨と100円硬貨であっても、材質
判別してアルミニウム・銅系グループかニッケル系グル
ープかを判別することにより、同一材質グループ内での
大きな外径差で判別することによって金種判定が明確に
なり、信頼性の高い判別装置として利用できる。
述する。図面は筒状硬貨の金種判別装置を示し、図1に
おいて、この筒状硬貨の金種判別装置11は、筒状硬貨
12を載せて搬送するハンガ13と、外径検知機構14
と、材質検知センサ15と、両検知結果に基づいて金種
判定するCPUとから構成される。
0円・100円・500円の6金種の流通硬貨を、各金
種毎に50個単位で包装して1本ずつ取扱うものであっ
て、縦長ループ状の搬送ライン16に一定間隔毎に装着
されたV字形のハンガ13…で、筒状硬貨12を略水平
状態に載置搬送し、このハンガ13で載置搬送しながら
搬送ライン16の頂部反転位置に対設した外径検知機構
14でここに導かれた筒状硬貨12の外径を検知する。
ー17と、バウンド規制レバー18と、第1〜第5検知
センサS1 〜S5 とを装備し、このうち外径検知レバー
17は搬送ライン16の頂部上方に配設され、中間部が
枢支ピン19に軸支されて搬送方向に沿って前後を傾動
許容し、先端側には周面対応ローラ20を装着し、基端
側には検知対応片21を備え、通常はレバー先端側に接
続した付勢バネ22の付勢作用により該レバー17の先
端側が筒状硬貨12の外周面と接触対応可能な位置まで
下向きに傾動した前傾状態にあり、この前傾待機位置は
レバー基端側の上部に対設した上動ストッパ23により
位置決めされて待機している。
た筒状硬貨12の外周面に、該レバー17の周面対応ロ
ーラ20が接触対応して、この外径検知レバー17が傾
動変位する。この場合、筒状硬貨12の外径に比例して
レバー17の傾動量が異なるが、このときのレバー基端
側の検知対応片21と対応する傾動対応領域に、第1〜
第5検知センサS1 〜S5 を配設して、そのときのレバ
ー17の傾動変位量を検知する。
ドを規制して安定した外径検知ができるようにバウンド
規制レバー18を配設しており、このレバー18は筒状
硬貨12の上面側に対応する位置で、搬送ライン16の
頂部上方の外径検知機構14の位置から後段の材質検知
センサ15の位置にかけて長く配設し、筒状硬貨12の
上下変動を抑制した円滑な搬送を促進して、外径検知動
作および材質検知動作に適した状態で搬送させる。
スイッチ等の材質検知センサ15を配設して外径検知さ
れた筒状硬貨12の材質を検知し、材質検知された筒状
硬貨12はその後段に配設された取出しバケット24へ
と導かれる。
ブロック図を示し、CPU25はROM26に格納され
たプログラムに沿って各回路装置を制御し、その制御デ
ータをRAM27で読出し可能に記憶する。
イン16を駆動して各ハンガ13…を一定速度で搬送駆
動し、この駆動中に筒状硬貨12の外径を検知し、また
材質検知センサ15により材質を検知して、金種判別要
素となる外径判別と材質判別とからCPU25は筒状硬
貨12の金種を判別する。
ム系(1円硬貨)と、銅系(5円硬貨、10円硬貨)
と、ニッケル系(50円硬貨、100円硬貨、500円
硬貨)との3種類であり、また全流通硬貨の外径の差が
明瞭になるようにアルミニウム/銅系と、ニッケル系と
の2つの材質グループに分類した場合、そのグループ内
での各硬貨の外径差が大きく離れて明瞭になり、容易に
金種を判別することができる。
プの場合、図3に示すように、1円硬貨、5円硬貨、1
0円硬貨の3金種の外径差が大きく離れて異なることが
認められる。このため、この外径差間を各検知センサS
1 ,S2 ,S4 で捉えることにより、CPU25は材質
グループと、外径値とから筒状硬貨の金種を正確に特定
することができる。
図4に示すように、50円硬貨、100円硬貨の2金種
の外径差が大きく離れて異なることが認められる。この
ため、この外径差間を第3検知センサS3 で捉えること
により、CPU25は材質グループと、外径値とから筒
状硬貨の金種を正確に特定することができる。
に、他の硬貨と比べて特に外径が大きいため、その次に
大きい外径を有する10円硬貨との外径差間を検知セン
サS5で捉えることにより、500円硬貨を容易に特定
することができる。
示し、アルミニウム/銅系材質グループAl/Cuは、
その材質特有のコンダクタンス値を高い値で検知し、一
方、ニッケル系材質グループNiは、その材質特有のコ
ンダクタンス値を低い値で検知する。したがって、筒状
硬貨のコンダクタンス値の違いを材質検知センサ15で
検知することで、いずれかの材質グループであるかを容
易に分類することができる。
装置11の処理動作を次に説明すると、今、筒状硬貨1
2の取出し過程でハンガ13に載置搬送された筒状硬貨
12が外径検知機構14の位置を通過するとき、この筒
状硬貨12の上面に周面対応ローラ20が接触対応して
筒状硬貨12の外径を検知測定する。
3の反転動作に伴って筒状硬貨12はハンガ13より放
出されて転動しながら材質検知センサ15の位置を通過
する。この通過時に材質検知センサ15がアルミニウム
/銅系材質グループAl/Cuの筒状硬貨か、ニッケル
系材質グループNiの筒状硬貨かを検知判定する。
は筒状硬貨12の金種を特定する。例えば、外径検知機
構14で外径が、図3に示すように、第2検知センサS
2 と第4センサS4 との検知間に位置する外径であるこ
とを検知し、材質検知センサ15で材質グループがアル
ミニウム/銅系材質グループAl/Cuであることを検
知すれば、該当する1円硬貨、5円硬貨、10円硬貨の
材質グループの内、5円硬貨であると明瞭に判別するこ
とができる。また、この場合、各検知センサS1 〜S5
の検知設定域は材質グループ内において個々に明確に離
れて検知する構成のため、判別困難な微妙な検知判別も
なくなる。
て、その主な2つのグループの材質分けと外径測定とか
ら特定の金種を正確に判別することができるため、筒状
硬貨の包装状態にバラツキがあっても、正確に金種判別
することができる。したがって、外径が近似した1円硬
貨と50円硬貨、5円硬貨と100円硬貨であっても、
材質判別してアルミニウム・銅系の材質グループかニッ
ケル系の材質グループかを知ることにより、金種判定が
明確になり、信頼性の高い判別装置として利用できる。
において、この発明の外径差検知手段は、実施例の外径
検知機構14に対応し、以下同様に、材質グループ検知
手段は、材質検知センサ15に対応し、2つの判別グル
ープは、アルミニウム/銅系材質グループAl/Cu
と、ニッケル系材質グループNiとに対応し、確定手段
は、CPU25に対応するも、この発明は、上述の実施
例の構成のみに限定されるものではない。
部側面図。
路ブロック図。
の筒状硬貨の外径分布図。
貨の外径分布図。
面図。
Claims (1)
- 【請求項1】硬貨を一定枚数重ねて筒状に包んだ筒状の
真正貨である真硬貨の金種を判別する筒状硬貨の金種判
別装置であって、 取扱う全金種の筒状真硬貨を、材質が明瞭に判別できる
2つの判別グループに分類設定し、 上記分類設定された判別できる2つの判別グループを検
知する筒状真硬貨の材質グループ検知手段と、 上記材質グループ検知手段で分類設定された2つの判別
グループに含まれる筒状真硬貨の外径差を検知する外径
差検知手段と、 上記材質グループ検知手段で分類設定された判別グルー
プの各筒状真硬貨を上記外径差検知手段の検出結果によ
り真硬貨である筒状真硬貨の金種を確定する確定手段と
を備えた筒状硬貨の金種判別装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP27786393A JP3328819B2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 筒状硬貨の金種判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP27786393A JP3328819B2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 筒状硬貨の金種判別装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07105426A JPH07105426A (ja) | 1995-04-21 |
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Family
ID=17589340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27786393A Expired - Fee Related JP3328819B2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 筒状硬貨の金種判別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3328819B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3255615A4 (en) * | 2015-02-02 | 2018-11-14 | Glory Ltd. | Wrapped coin processing device and wrapped coin processing method |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-10-07 JP JP27786393A patent/JP3328819B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3255615A4 (en) * | 2015-02-02 | 2018-11-14 | Glory Ltd. | Wrapped coin processing device and wrapped coin processing method |
US10937265B2 (en) | 2015-02-02 | 2021-03-02 | Glory Ltd. | Coin-roll handling device and coin-roll handling method |
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---|---|
JPH07105426A (ja) | 1995-04-21 |
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