JP3328151B2 - 自動販売機の商品投入装置 - Google Patents
自動販売機の商品投入装置Info
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- JP3328151B2 JP3328151B2 JP33259396A JP33259396A JP3328151B2 JP 3328151 B2 JP3328151 B2 JP 3328151B2 JP 33259396 A JP33259396 A JP 33259396A JP 33259396 A JP33259396 A JP 33259396A JP 3328151 B2 JP3328151 B2 JP 3328151B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、缶入のジュースや
コーヒーなどの商品を販売する自動販売機の商品投入装
置に関する。
コーヒーなどの商品を販売する自動販売機の商品投入装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の自動販売機は、図1
1、図12に示すように構成されている。
1、図12に示すように構成されている。
【0003】すなわち、自動販売機本体1の内部には搬
送路を兼ねた商品収納棚2が複数列に設けられ、これら
商品収納棚2には、缶体(商品)A,Bの収納高さを小
さくするために商品収納搬送路3が蛇行状に形成されて
いる。各商品収納棚2の下端部には、収納した缶体A,
Bを順次払い出す商品払出装置4が設けられている。そ
して、商品払出装置4に設けられた規制ストッパ(図示
せず)により下から2番目の缶体A,Bの落下を規制し
た状態で、商品払出装置4の下部に設けられた開閉スト
ッパ5を開けることにより、下端の缶体A,Bが下方に
払い出されるようになっている。
送路を兼ねた商品収納棚2が複数列に設けられ、これら
商品収納棚2には、缶体(商品)A,Bの収納高さを小
さくするために商品収納搬送路3が蛇行状に形成されて
いる。各商品収納棚2の下端部には、収納した缶体A,
Bを順次払い出す商品払出装置4が設けられている。そ
して、商品払出装置4に設けられた規制ストッパ(図示
せず)により下から2番目の缶体A,Bの落下を規制し
た状態で、商品払出装置4の下部に設けられた開閉スト
ッパ5を開けることにより、下端の缶体A,Bが下方に
払い出されるようになっている。
【0004】前記自動販売機本体1の下部には商品取出
口6が形成され、そして前記商品払出装置4群の下方に
は、払い出された缶体A,Bをこの商品取出口6に導く
シュート7が設けられている。なお、商品取出口6とシ
ュート7との境界部分には断熱扉8が設けられ、また前
記商品取出口6には取出口扉9が設けられている。
口6が形成され、そして前記商品払出装置4群の下方に
は、払い出された缶体A,Bをこの商品取出口6に導く
シュート7が設けられている。なお、商品取出口6とシ
ュート7との境界部分には断熱扉8が設けられ、また前
記商品取出口6には取出口扉9が設けられている。
【0005】各商品収納棚2の上部にはそれぞれ商品投
入部10が形成され、これら商品投入部10には、缶体
A,Bの投入をガイドする入口ガイド11が設けられて
いる。また各商品収納棚2の下部にはそれぞれ出口部
(払い出し口)12が形成され、これら出口部12に
は、前記商品払出装置4に対向して出口ガイド13が設
けられている。
入部10が形成され、これら商品投入部10には、缶体
A,Bの投入をガイドする入口ガイド11が設けられて
いる。また各商品収納棚2の下部にはそれぞれ出口部
(払い出し口)12が形成され、これら出口部12に
は、前記商品払出装置4に対向して出口ガイド13が設
けられている。
【0006】ところで缶飲料の缶体A,Bには大径缶B
と小径缶Aなどがあり、缶体A,Bの流通を円滑にする
ために、缶径に応じて、各入口ガイド11ならびに出口
ガイド13の位置を調節するようにしている。すなわち
入口ガイド11は、その後端(内端)と商品収納搬送路
3を形成する、すなわち入口部幅を調節するために、円
弧板3aに対して接近または離間位置に調節できるよう
になっている。また、出口ガイド13は、対向した商品
払出装置4との間隔、すなわち出口部幅を調節するため
に、商品払出装置4に対して接近または離間位置に調節
できるようになっている。
と小径缶Aなどがあり、缶体A,Bの流通を円滑にする
ために、缶径に応じて、各入口ガイド11ならびに出口
ガイド13の位置を調節するようにしている。すなわち
入口ガイド11は、その後端(内端)と商品収納搬送路
3を形成する、すなわち入口部幅を調節するために、円
弧板3aに対して接近または離間位置に調節できるよう
になっている。また、出口ガイド13は、対向した商品
払出装置4との間隔、すなわち出口部幅を調節するため
に、商品払出装置4に対して接近または離間位置に調節
できるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来構成
において、缶体A,Bが商品投入部10から入口ガイド
11に沿って横向きに転動されて移動され、商品収納搬
送路3に横倒し状態で収納される場合には問題がない。
しかし、缶体A,Bの投入の際に過って縦向きに投入さ
れて、図1のように商品収納搬送路3の入口に傾斜した
状態で詰まることがあった。このような場合上段の商品
投入部10は地上から1.5m以上あり、手を挿入して
入口ガイド11の奥に詰まった缶体A,Bを取り除くの
は極めて困難であった。
において、缶体A,Bが商品投入部10から入口ガイド
11に沿って横向きに転動されて移動され、商品収納搬
送路3に横倒し状態で収納される場合には問題がない。
しかし、缶体A,Bの投入の際に過って縦向きに投入さ
れて、図1のように商品収納搬送路3の入口に傾斜した
状態で詰まることがあった。このような場合上段の商品
投入部10は地上から1.5m以上あり、手を挿入して
入口ガイド11の奥に詰まった缶体A,Bを取り除くの
は極めて困難であった。
【0008】本発明のうち請求項1記載の発明は、上記
問題点を解決して、入口から入口ガイドに沿って投入さ
れた缶体が商品収容搬送路の入口で詰まった場合でも、
容易に取り除くことができる自動販売機の商品投入装置
を提供することを目的とする。
問題点を解決して、入口から入口ガイドに沿って投入さ
れた缶体が商品収容搬送路の入口で詰まった場合でも、
容易に取り除くことができる自動販売機の商品投入装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1記載の発明は、商品を横置き状態で
上下方向に収納する商品収納搬送路と、この商品収納搬
送路の上端入口と自動販売機本体の前面の商品投入部と
を接続して入口経路を形成する入口ガイドとを設け、商
品の径に応じて、入口ガイドの後端が商品収納搬送路の
上端入口の背面部に対して接近する位置と離間する位置
とになるように入口ガイドの位置を切り換え可能に構成
した自動販売機の商品投入装置であって、入口ガイド
を、商品投入部側の入口側部材と、商品収納搬送路側の
出口側部材とで構成し、出口側部材を、その後端が商品
収納搬送路の上端入口の背面部に対して接近する位置と
離間する位置とにスライド自在に自動販売機本体に装着
し、出口側部材の前端部に、両端が自動販売機本体にス
ライド自在に支持された第1支持シャフト部材と、入口
側部材を前方に抜け止めする係止片とを有する係合部を
形成し、入口側部材の後部に、前記係合部が着脱自在に
嵌合される後端側開放の後部係合受部を形成し、前記後
部係合部に、係止片により前方に抜け止めされる係止突
起を突設し、自動販売機本体の商品投入部に、上下方向
に移動自在に支持された第2支持シャフト部材を配設
し、入口側部材に前記第2支持シャフト部材が着脱自在
に嵌合される後端側開放の前部係合受部を形成し、入口
側部材の前部を下方に傾斜させることにより、前記係止
突起から係止片が外れるように構成したものである。
に本発明の請求項1記載の発明は、商品を横置き状態で
上下方向に収納する商品収納搬送路と、この商品収納搬
送路の上端入口と自動販売機本体の前面の商品投入部と
を接続して入口経路を形成する入口ガイドとを設け、商
品の径に応じて、入口ガイドの後端が商品収納搬送路の
上端入口の背面部に対して接近する位置と離間する位置
とになるように入口ガイドの位置を切り換え可能に構成
した自動販売機の商品投入装置であって、入口ガイド
を、商品投入部側の入口側部材と、商品収納搬送路側の
出口側部材とで構成し、出口側部材を、その後端が商品
収納搬送路の上端入口の背面部に対して接近する位置と
離間する位置とにスライド自在に自動販売機本体に装着
し、出口側部材の前端部に、両端が自動販売機本体にス
ライド自在に支持された第1支持シャフト部材と、入口
側部材を前方に抜け止めする係止片とを有する係合部を
形成し、入口側部材の後部に、前記係合部が着脱自在に
嵌合される後端側開放の後部係合受部を形成し、前記後
部係合部に、係止片により前方に抜け止めされる係止突
起を突設し、自動販売機本体の商品投入部に、上下方向
に移動自在に支持された第2支持シャフト部材を配設
し、入口側部材に前記第2支持シャフト部材が着脱自在
に嵌合される後端側開放の前部係合受部を形成し、入口
側部材の前部を下方に傾斜させることにより、前記係止
突起から係止片が外れるように構成したものである。
【0010】上記構成によれば、缶体が商品収納搬送部
の上端入口に詰まった場合でも、入口ガイドの入口側部
材を取り外すことにより、高さが高く奥まった位置にあ
る缶体を容易に取り外すことができる。
の上端入口に詰まった場合でも、入口ガイドの入口側部
材を取り外すことにより、高さが高く奥まった位置にあ
る缶体を容易に取り外すことができる。
【0011】
【0012】また、入口側部材のみを取り外すように構
成したので、入口側部材の取り外し時に詰まった缶体に
接触するおそれがほとんど無くなり、缶体が縦姿勢のま
ま商品収納搬送部に落下して取り出しが困難になること
もない。
成したので、入口側部材の取り外し時に詰まった缶体に
接触するおそれがほとんど無くなり、缶体が縦姿勢のま
ま商品収納搬送部に落下して取り出しが困難になること
もない。
【0013】
【0014】また、上記構成によれば、入口側部材の前
部を第2支持シャフト部材とともに下方に傾斜させて係
止突起から係止片を外した後、入口側部材を前方に引き
出すことにより、第1支持シャフト部材を含む係合部か
ら後部係合受部を離脱させるとともに、第2支持シャフ
ト部材から前部係合受部を離脱させて、入口側部材を自
動販売機本体および出口側部材から容易に取り外すこと
ができる。
部を第2支持シャフト部材とともに下方に傾斜させて係
止突起から係止片を外した後、入口側部材を前方に引き
出すことにより、第1支持シャフト部材を含む係合部か
ら後部係合受部を離脱させるとともに、第2支持シャフ
ト部材から前部係合受部を離脱させて、入口側部材を自
動販売機本体および出口側部材から容易に取り外すこと
ができる。
【0015】
【0016】
【0017】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係る自動販売機
の商品投入装置の実施の形態を図1〜図10に基づいて
説明する。なお、従来例と同一部材には同一符号を付し
てその説明は省略する。
の商品投入装置の実施の形態を図1〜図10に基づいて
説明する。なお、従来例と同一部材には同一符号を付し
てその説明は省略する。
【0018】図2,図3に示すように、自動販売機本体
1には、垂直方向に沿う2枚の仕切り板(自動販売機本
体)1a,1aが互いに平行に前後方向に並設され、こ
れら仕切り板1a,1aの間に、入口経路20に沿って
入口ガイド21が後部下方に少し傾斜して配設されてい
る。この入口ガイド21は、商品収納搬送路3側に装着
された出口側部材22と、商品投入部10側で出口側部
材22および仕切り板1a,1aに着脱自在に配設され
た入口側部材23とで構成されている。そしてこの入口
ガイド21は、出口側部材22の中間底部に配設された
第3支持シャフト43と、出口側部材22の前端底部の
第1支持シャフト部45(第1シャフト部材)と、入口
側部材23入口端底部の第2支持シャフト(第2シャフ
ト部材)36が、仕切り板1a,1aにそれぞれ形成さ
れた第1〜第3ガイド孔51〜53に嵌合されて位置調
整自在に支持されている。
1には、垂直方向に沿う2枚の仕切り板(自動販売機本
体)1a,1aが互いに平行に前後方向に並設され、こ
れら仕切り板1a,1aの間に、入口経路20に沿って
入口ガイド21が後部下方に少し傾斜して配設されてい
る。この入口ガイド21は、商品収納搬送路3側に装着
された出口側部材22と、商品投入部10側で出口側部
材22および仕切り板1a,1aに着脱自在に配設され
た入口側部材23とで構成されている。そしてこの入口
ガイド21は、出口側部材22の中間底部に配設された
第3支持シャフト43と、出口側部材22の前端底部の
第1支持シャフト部45(第1シャフト部材)と、入口
側部材23入口端底部の第2支持シャフト(第2シャフ
ト部材)36が、仕切り板1a,1aにそれぞれ形成さ
れた第1〜第3ガイド孔51〜53に嵌合されて位置調
整自在に支持されている。
【0019】前記入口側部材23は、図4〜図7に示す
ように、弾性を有するプラスチック材により形成され、
底壁31aと右ガイド壁31bとを有する入口側本体3
1と、部分底壁32aと左ガイド壁32bとを有する可
動ガイド体32とからなる。前記可動ガイド体32は、
部分底壁32aの底面で前後位置に係合突起32c,3
2dが突設され、一方入口側本体31の底壁31aに、
係合突起32c,32dがそれぞれ位置調整自在に嵌合
する幅方向の位置調整孔31c,31dと位置決め孔3
1eがそれぞれ形成され、取り扱う缶体A,Bの高さに
合わせて、右ガイド壁31bと左ガイド32bとの間隔
を調整することができる。
ように、弾性を有するプラスチック材により形成され、
底壁31aと右ガイド壁31bとを有する入口側本体3
1と、部分底壁32aと左ガイド壁32bとを有する可
動ガイド体32とからなる。前記可動ガイド体32は、
部分底壁32aの底面で前後位置に係合突起32c,3
2dが突設され、一方入口側本体31の底壁31aに、
係合突起32c,32dがそれぞれ位置調整自在に嵌合
する幅方向の位置調整孔31c,31dと位置決め孔3
1eがそれぞれ形成され、取り扱う缶体A,Bの高さに
合わせて、右ガイド壁31bと左ガイド32bとの間隔
を調整することができる。
【0020】前記出口側部材22は、所定の強度と弾性
力を有するたとえば金属薄板により形成され、両側部に
高さの低いガイド縁41,41がそれぞれ上方に折り曲
げられて形成されている。また中央部の両側には、図1
0に示すように、下方に切り起こされたシャフト支持片
42,42の穴部に、入口経路20の下部を横断する第
3支持シャフト43が装着されている。なお、この第3
支持シャフト43の両端部は、仕切り板1a,1aに入
口経路20に沿って形成された第3ガイド孔53にスラ
イド自在に嵌合されている。
力を有するたとえば金属薄板により形成され、両側部に
高さの低いガイド縁41,41がそれぞれ上方に折り曲
げられて形成されている。また中央部の両側には、図1
0に示すように、下方に切り起こされたシャフト支持片
42,42の穴部に、入口経路20の下部を横断する第
3支持シャフト43が装着されている。なお、この第3
支持シャフト43の両端部は、仕切り板1a,1aに入
口経路20に沿って形成された第3ガイド孔53にスラ
イド自在に嵌合されている。
【0021】また出口側部材22の前部には、前部下方
に一旦折り曲げた後さらに前部上方に折り曲げた係合部
44が形成され、この係合部44には、前縁に沿って小
円形に折り曲げて形成され両側部にそれぞれ突出される
第1支持シャフト部45と、中央部の所定範囲で前部基
端側から後部上方に傾斜するように傾斜して切り起こさ
れた矩形状の係止片46とが設けられている。そして第
1シャフト部45は、仕切り板1a,1aにそれぞれ入
口経路20に沿って形成された第1ガイド孔51にスラ
イド自在に嵌合されている。
に一旦折り曲げた後さらに前部上方に折り曲げた係合部
44が形成され、この係合部44には、前縁に沿って小
円形に折り曲げて形成され両側部にそれぞれ突出される
第1支持シャフト部45と、中央部の所定範囲で前部基
端側から後部上方に傾斜するように傾斜して切り起こさ
れた矩形状の係止片46とが設けられている。そして第
1シャフト部45は、仕切り板1a,1aにそれぞれ入
口経路20に沿って形成された第1ガイド孔51にスラ
イド自在に嵌合されている。
【0022】また、図9に示すように、入口側本体31
の後部下面に、底壁31aの下部に第1支持シャフト部
45が嵌合可能な所定の空間をあけて後端側開放の後部
係合受部33を形成する左右一対の第1舌片34が突出
され、また底壁31aの中央部に係止片46を係止して
入口側部材23を前方に抜け止めする係止突起(係止
部)35が垂下されている。
の後部下面に、底壁31aの下部に第1支持シャフト部
45が嵌合可能な所定の空間をあけて後端側開放の後部
係合受部33を形成する左右一対の第1舌片34が突出
され、また底壁31aの中央部に係止片46を係止して
入口側部材23を前方に抜け止めする係止突起(係止
部)35が垂下されている。
【0023】一方商品投入部10には、図8に示すよう
に、仕切り板1a,1aに形成された第2ガイド孔52
に両端を支持されて入口経路20の下部を横断する第2
支持シャフト36が配設されている。入口側本体31の
前部下面には、中央部に底壁31aとの間に第2支持シ
ャフト36が嵌合可能な空間をあけて後端側開放の前部
係合受部37を形成する左右一対の第2舌片38が後方
に延設されている。また、前部係合受部37の両側に
は、大径缶Bと小径缶Aの場合で、缶径に応じて、各入
口ガイド21の位置L0の範囲で調整して規制する後部
側の小径缶用凹部37bと前部側の大径缶用凹部37a
がそれぞれ形成されている。
に、仕切り板1a,1aに形成された第2ガイド孔52
に両端を支持されて入口経路20の下部を横断する第2
支持シャフト36が配設されている。入口側本体31の
前部下面には、中央部に底壁31aとの間に第2支持シ
ャフト36が嵌合可能な空間をあけて後端側開放の前部
係合受部37を形成する左右一対の第2舌片38が後方
に延設されている。また、前部係合受部37の両側に
は、大径缶Bと小径缶Aの場合で、缶径に応じて、各入
口ガイド21の位置L0の範囲で調整して規制する後部
側の小径缶用凹部37bと前部側の大径缶用凹部37a
がそれぞれ形成されている。
【0024】したがって、図3に示すように、入口ガイ
ド21を後方に移動させて第2支持シャフト36を小径
缶用凹部37bに係止することにより、入口ガイド21
後端と入口のガイド金具1bとの間隔L1を小さくして
商品収納搬送路3の入口を小径缶Aに対応させることが
できる。また図2に示すように、入口ガイド21を前方
に移動させて第2支持シャフト36を大径缶用凹部37
aに係止することにより、入口ガイド21後端とガイド
金具1bとの間隔L2を大きくして商品収納搬送路3の
入口を大径缶Bに対応させることができる。
ド21を後方に移動させて第2支持シャフト36を小径
缶用凹部37bに係止することにより、入口ガイド21
後端と入口のガイド金具1bとの間隔L1を小さくして
商品収納搬送路3の入口を小径缶Aに対応させることが
できる。また図2に示すように、入口ガイド21を前方
に移動させて第2支持シャフト36を大径缶用凹部37
aに係止することにより、入口ガイド21後端とガイド
金具1bとの間隔L2を大きくして商品収納搬送路3の
入口を大径缶Bに対応させることができる。
【0025】前記第2ガイド孔52は逆U字形に形成さ
れ、この第2ガイド孔52の後部下端が使用係止部52
aに形成されるとともに、前部下端が使用係止位置52
aより下位になる着脱係止部52bに形成されている。
したがって、入口側部材23の前部を一旦上方に持ち上
げた後、前方に引っ張りぎみに下方に降ろすことによ
り、入口側部材23を前部下方に傾斜させて出口側部材
22の係止片46を入口側部材22の係止突起35から
外し、後部係合受部33を係合部44から離脱させるこ
とができる。
れ、この第2ガイド孔52の後部下端が使用係止部52
aに形成されるとともに、前部下端が使用係止位置52
aより下位になる着脱係止部52bに形成されている。
したがって、入口側部材23の前部を一旦上方に持ち上
げた後、前方に引っ張りぎみに下方に降ろすことによ
り、入口側部材23を前部下方に傾斜させて出口側部材
22の係止片46を入口側部材22の係止突起35から
外し、後部係合受部33を係合部44から離脱させるこ
とができる。
【0026】上記構成において、商品収容搬送路3に小
径缶Aを投入するに際しては、図3に示すように、入口
ガイド21が後方に移動されて第2支持シャフト36が
小径用凹部37bに係止され、入口ガイド21後端と入
口のガイド金具1bとの間隔L1が小さくされて小径缶
Aに対応される。また商品収容搬送路3に大径缶Bを投
入するに際しては、図2に示すように、入口ガイド21
が前方に移動されて第2支持シャフト36が大径用凹部
37aに係止され、これにより入口ガイド21後端とガ
イド金具1bとの間隔L2を大きくして大径缶Bに対応
される。
径缶Aを投入するに際しては、図3に示すように、入口
ガイド21が後方に移動されて第2支持シャフト36が
小径用凹部37bに係止され、入口ガイド21後端と入
口のガイド金具1bとの間隔L1が小さくされて小径缶
Aに対応される。また商品収容搬送路3に大径缶Bを投
入するに際しては、図2に示すように、入口ガイド21
が前方に移動されて第2支持シャフト36が大径用凹部
37aに係止され、これにより入口ガイド21後端とガ
イド金具1bとの間隔L2を大きくして大径缶Bに対応
される。
【0027】また、缶体AまたはBの投入の際に過って
縦向きに投入されて図1のように商品収納搬送路3の入
口に傾斜した状態で詰った場合で、かつ上段の商品投入
部10から手を挿入して奥に詰まった缶体A,Bを取り
除くことができない時には、入口側部材23を取り外
す。すなわち、先ず図3に示す状態から、入口側部材2
3の前部を上方に移動させて第2支持シャフト36を使
用係止部52aから移動させ、さらに前方に引っ張りぎ
みに下方に降ろして図1(a)の状態とする。さらに図
1(b)に示すように、入口側部材23の前部を下方に
引き下げることにより、第1舌片34の弾性を利用して
出口側部材22に対して入口側部材23が第1支持シャ
フト部45を中心に下方に折り曲げられる。これにより
出口側部材22の係止片46が入口側部材23の係止突
起35から外れ、さらに図1(c)に示すように、入口
側部材23を前方に引き出すことにより、後部係合受部
33から第1支持シャフト部45を離脱させるととも
に、前部係合受部37が第2支持シャフト36を離脱さ
せ、入口側部材23を自動販売機本体1から取り外すこ
とができる。したがって、商品投入部10から詰まった
缶AまたはBを容易に取り除くことができる。入口側部
材23を装着する場合は、上記と逆の手順で行えばよ
い。
縦向きに投入されて図1のように商品収納搬送路3の入
口に傾斜した状態で詰った場合で、かつ上段の商品投入
部10から手を挿入して奥に詰まった缶体A,Bを取り
除くことができない時には、入口側部材23を取り外
す。すなわち、先ず図3に示す状態から、入口側部材2
3の前部を上方に移動させて第2支持シャフト36を使
用係止部52aから移動させ、さらに前方に引っ張りぎ
みに下方に降ろして図1(a)の状態とする。さらに図
1(b)に示すように、入口側部材23の前部を下方に
引き下げることにより、第1舌片34の弾性を利用して
出口側部材22に対して入口側部材23が第1支持シャ
フト部45を中心に下方に折り曲げられる。これにより
出口側部材22の係止片46が入口側部材23の係止突
起35から外れ、さらに図1(c)に示すように、入口
側部材23を前方に引き出すことにより、後部係合受部
33から第1支持シャフト部45を離脱させるととも
に、前部係合受部37が第2支持シャフト36を離脱さ
せ、入口側部材23を自動販売機本体1から取り外すこ
とができる。したがって、商品投入部10から詰まった
缶AまたはBを容易に取り除くことができる。入口側部
材23を装着する場合は、上記と逆の手順で行えばよ
い。
【0028】上記実施の形態によれば、入口側部材23
の前部は、第2支持シャフト36を逆U字形の第2ガイ
ド孔52に移動自在に支持させ、上下に昇降できるよう
に構成したので、第2支持シャフト36を奥の使用係止
部52aで確実に固定して入口側部材23を保持できる
とともに、一旦引き上げて前方に引っ張りつつ押し下げ
るだけで第2支持シャフト36を使用係止部52aから
着脱係止部52bまで移動させて入口側部材23を下方
に傾斜させることができる。さらに出口部材22の前部
に、第1支持シャフト部45が形成されるとともに、係
止片46が切り起こされた係合部44を設け、入口側部
材23の後部に、第1舌片34により係合部44が嵌合
可能て係止片46を後方に抜け止めする係止突起35を
有する後部係合受部33を設け、これら部材の弾性を利
用して入口側部材23を下方に折り曲げることにより、
係止片46を係止突起35から外れるように構成したの
で、入口側部材23を下方に折り曲げて前方に引き出す
るだけで、係止突起35から後部係止受部33を離脱さ
せるとともに、前部係合受部37から第2支持シャフト
36を離脱させて、入口側部材23を容易に着脱させる
ことができる。
の前部は、第2支持シャフト36を逆U字形の第2ガイ
ド孔52に移動自在に支持させ、上下に昇降できるよう
に構成したので、第2支持シャフト36を奥の使用係止
部52aで確実に固定して入口側部材23を保持できる
とともに、一旦引き上げて前方に引っ張りつつ押し下げ
るだけで第2支持シャフト36を使用係止部52aから
着脱係止部52bまで移動させて入口側部材23を下方
に傾斜させることができる。さらに出口部材22の前部
に、第1支持シャフト部45が形成されるとともに、係
止片46が切り起こされた係合部44を設け、入口側部
材23の後部に、第1舌片34により係合部44が嵌合
可能て係止片46を後方に抜け止めする係止突起35を
有する後部係合受部33を設け、これら部材の弾性を利
用して入口側部材23を下方に折り曲げることにより、
係止片46を係止突起35から外れるように構成したの
で、入口側部材23を下方に折り曲げて前方に引き出す
るだけで、係止突起35から後部係止受部33を離脱さ
せるとともに、前部係合受部37から第2支持シャフト
36を離脱させて、入口側部材23を容易に着脱させる
ことができる。
【0029】
【発明の効果】以上に述べたごとく、請求項1記載の発
明によれば、缶体が商品収納搬送部の上端入口に詰まっ
た場合でも、入口ガイドのの入口側部材を取り外すこと
により、高さが高く奥まった位置にある缶体を容易に取
り外すことができる。
明によれば、缶体が商品収納搬送部の上端入口に詰まっ
た場合でも、入口ガイドのの入口側部材を取り外すこと
により、高さが高く奥まった位置にある缶体を容易に取
り外すことができる。
【0030】また、入口側部材のみを取り外すように構
成したので、入口側部材の取り外し時に詰まった缶体に
接触するおそれが無くなり、缶体が縦姿勢のまま商品収
納搬送部に落下して取り出しが困難になることもない。
成したので、入口側部材の取り外し時に詰まった缶体に
接触するおそれが無くなり、缶体が縦姿勢のまま商品収
納搬送部に落下して取り出しが困難になることもない。
【0031】さらに、入口側部材の前部を第2支持シャ
フト部材とともに下方に傾斜させて係止突起から係止片
を外した後、入口側部材を前方に引き出すことにより、
第1支持シャフト部材を含む係合部を後部係合受部から
離脱させるとともに、第2支持シャフト部材を前部係合
受部から離脱させて、入口側部材を自動販売機本体およ
び出口側部材から容易に取り外すことができる。
フト部材とともに下方に傾斜させて係止突起から係止片
を外した後、入口側部材を前方に引き出すことにより、
第1支持シャフト部材を含む係合部を後部係合受部から
離脱させるとともに、第2支持シャフト部材を前部係合
受部から離脱させて、入口側部材を自動販売機本体およ
び出口側部材から容易に取り外すことができる。
【0032】
【図1】本発明に係る入口ガイドの実施の形態を示し、
(a)〜(c)はそれぞれ入口側部材の離脱手順を示す
説明図である。
(a)〜(c)はそれぞれ入口側部材の離脱手順を示す
説明図である。
【図2】同入口ガイドの大径缶適用時の側面断面図であ
る。
る。
【図3】同入口ガイドの小径缶適用時の側面断面図であ
る。
る。
【図4】同入口ガイドの上方からの組立斜視図である。
【図5】同入口ガイドの下方からの組立斜視図である。
【図6】同入口ガイドの上方からの分解斜視図である。
【図7】同入口ガイドの下方からの分解斜視図である。
【図8】同入口ガイドの前部係合受部を示す側面拡大断
面図である。
面図である。
【図9】同入口ガイドの後部係合受部を示す側面拡大断
面図である。
面図である。
【図10】同入口ガイドの第3支持シャフトを示す拡大
断面図である。
断面図である。
【図11】従来の自動販売機本体を示す全体側面断面図
である。
である。
【図12】従来の自動販売機本体の商品収容搬送路を示
す側面断面図である。
す側面断面図である。
1 自動販売機本体 1a 仕切り板(自動販売機本体) 3 商品収納搬送路 10 商品投入部 20 入口経路 21 入口ガイド 22 出口側部材 23 入口側部材 31 入口側本体 32 可動ガイド体 33 後部係合受部 34 第1舌片 35 係止突起 36 第2支持シャフト(第2支持シャフト部材) 37 前部係合受部 38 第2舌片 43 第3支持シャフト 44 係合部 45 第1支持シャフト部(第1支持シャフト部材) 46 係止片 51 第1ガイド孔 52 第2ガイド孔 52a 使用係止部 52b 着脱係止部 53 第3ガイド孔
Claims (1)
- 【請求項1】商品を横置き状態で上下方向に収納する商
品収納搬送路と、この商品収納搬送路の上端入口と自動
販売機本体の前面の商品投入部とを接続して入口経路を
形成する入口ガイドとを設け、商品の径に応じて、入口
ガイドの後端が商品収納搬送路の上端入口の背面部に対
して接近する位置と離間する位置とになるように入口ガ
イドの位置を切り換え可能に構成した自動販売機の商品
投入装置であって、入口ガイドを、商品投入部側の入口側部材と、商品収納
搬送路側の出口側部材とで構成し、 出口側部材を、その後端が商品収納搬送路の上端入口の
背面部に対して接近する位置と離間する位置とにスライ
ド自在に自動販売機本体に装着し、 出口側部材の前端部に、両端が自動販売機本体にスライ
ド自在に支持された第1支持シャフト部材と、入口側部
材を前方に抜け止めする係止片とを有する係合部を形成
し、 入口側部材の後部に、前記係合部が着脱自在に嵌合され
る後端側開放の後部係合受部を形成し、 前記後部係合部に、係止片により前方に抜け止めされる
係止突起を突設し、 自動販売機本体の商品投入部に、上下方向に移動自在に
支持された第2支持シャフト部材を配設し、 入口側部材に前記第2支持シャフト部材が着脱自在に嵌
合される後端側開放の前部係合受部を形成し、 入口側部材の前部を下方に傾斜させることにより、前記
係止突起から係止片が外れるように構成した ことを特徴
とする自動販売機の商品投入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33259396A JP3328151B2 (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 自動販売機の商品投入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33259396A JP3328151B2 (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 自動販売機の商品投入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10172037A JPH10172037A (ja) | 1998-06-26 |
JP3328151B2 true JP3328151B2 (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=18256683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33259396A Expired - Fee Related JP3328151B2 (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 自動販売機の商品投入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3328151B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5115287B2 (ja) * | 2007-08-07 | 2013-01-09 | パナソニック株式会社 | 自動販売機の商品収納装置 |
-
1996
- 1996-12-13 JP JP33259396A patent/JP3328151B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10172037A (ja) | 1998-06-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |