JP3326864B2 - ドライエッチング方法 - Google Patents

ドライエッチング方法

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JP3326864B2 JP09252793A JP9252793A JP3326864B2 JP 3326864 B2 JP3326864 B2 JP 3326864B2 JP 09252793 A JP09252793 A JP 09252793A JP 9252793 A JP9252793 A JP 9252793A JP 3326864 B2 JP3326864 B2 JP 3326864B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造のための微
細加工技術の1つであるドライエッチング技術に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体デバイスの微細化が進み、
0.3μm〜1μmの微細加工技術が必要となってい
る。特に、0.5ミクロン以下のプロセスにおいては、
ドライエッチング時の下地膜のエッチレートに対する被
エッチング膜のエッチレート比(以下、選択比とい
う。)への要求はますます厳しくなる一方であり、下地
に対してより高選択なドライエッチングが嘱望されてい
る。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
ドライエッチングの一例としてSi系半導体の酸化膜エ
ッチング、特にコンタクトホールエッチングの場合につ
いて説明する。(図7)は従来のドライエッチングの機
構説明図である。(図7)において、101及び102
はそれぞれアノード及びカソードであり、平行平板型の
RIE(Reactive Ion Etching)装置を形成している。
103はエッチング処理される半導体基板である。ここ
で言う半導体基板は、通常Si基板にシリコン酸化膜が
形成され、さらにその上にレジストマスクが形成されて
いる。104は高周波電源であり、カソードに高周波出
力が印加される。図中の(1)から(6)は、ドライエ
ッチングの素過程を示しており、以下に示すとおりであ
る。
【0004】 (1)生成:プラズマ中におけるラジカル及びイオンの
生成 (2)輸送:ラジカル及びイオンの基板表面への輸送 (3)吸着:ラジカルの基板表面への吸着 (4)反応:<1>物理及び化学スパッタエッチング反
応 <2>イオンアシストエッチング反応 <3>ラジカルエッチング反応 <4>デポジション反応 (5)脱離:反応生成物の基板表面からの脱離 (6)排気:脱離反応生成物のエッチングチャンバから
の排気 (注)図においては、エッチングガスとして少なくとも
C、H、F原子を含むガスを使用する場合について記述
されており、このとき生成されるラジカルには、反応性
(エッチング性)ラジカル:図中、F*、CFx*と非反
応性(デポ性):CHmFn*の2種類がある。ここ
で、x、m及びnは1,2,3,4のいずれかの値をと
る。この他に、炭素原子が2個以上の分子のラジカル等
々も生成されるが、説明を簡単にするためにここでは特
に取り扱わない。また、CFx+イオンの場合x=1,
2,3である。以下、単にラジカルという場合、反応性
ラジカルと非反応性ラジカルの両方を指すものとする。
【0005】以上のように構成されたドライエッチング
について、以下その動作について説明する。まず、プラ
ズマ中においてラジカルとイオンが生成され、ラジカル
は拡散により一様に基板表面に輸送され、イオンはイオ
ンシース中で加速され数十から数百eVの運動エネルギ
ーを持ってほぼ垂直に基板表面に入射する。表面反応は
(3)吸着→(4)反応→(5)脱離の順に進む。表面
反応の形態としては、<1>物理及び化学スパッタエッ
チング反応、<2>イオンアシストエッチング反応、<
3>ラジカルエッチング反応、<4>デポジション反応
の4種類が考えられるが、基板表面における主なエッチ
ング反応は<2>イオンアシストエッチング反応であ
る。基板表面より脱離した反応物質はドライエッチング
の排気システムにより速やかに装置外に排気される。
【0006】ここで、前記4種類の各反応についてそれ
ぞれ簡単に説明する。(図8)はドライエッチングにお
ける反応機構説明図である。図において、105は運動
エネルギーをもった非反応性イオンであり、106は運
動エネルギーをもった反応性イオン、いわゆるリアクテ
ィブイオンである。107は半導体基板であり、108
は基板構成原子である。109は反応生成物であり、運
動エネルギーを持った反応性イオン106と基板構成原
子108により構成される。110は反応性ラジカルで
ある。111は反応生成物であり、反応性ラジカル11
0と基板構成原子により構成される。112は非反応性
ラジカルである。
【0007】<1>物理及び化学スパッタエッチング反
応 ・物理スパッタエッチング反応:運動エネルギーを持っ
た非反応性イオン105が半導体基板表面に入射し被エ
ッチング膜表面層に衝突する際、原子間結合を切断する
とともに原子を弾き飛ばすことによりエッチングが進む
反応。
【0008】・化学スパッタエッチング反応:運動エネ
ルギーを持った反応性イオン106が基板表面に入射し
被エッチング膜表面層に衝突する際、原子間結合を切断
するとともに切断された原子と化学結合して脱離するこ
とによりエッチングが進む反応。 <2>イオンアシストエッチング反応 被エッチング膜表面層に反応性性ラジカル110が吸着
している状態のところに運動エネルギーを持ったイオン
(図中には非反応性イオン105が描かれているが、反
応性ラジカル106でもよい)が入射し、その運動エネ
ルギーにより被エッチング膜表面層の原子間結合の切断
され表面に吸着していた反応性ラジカル110と被エッ
チング膜構成原子との化学反応が促進され反応生成物が
脱離することによりエッチングが進む反応。
【0009】<3>ラジカルエッチング反応(熱誘起化
学エッチング反応) 被エッチング膜表面層に反応性ラジカル110が吸着
し、吸着部における熱エネルギーにより反応性ラジカル
110と被エッチング膜構成原子が自発的に化学反応し
反応生成物111が脱離することによりエッチングが進
む反応。
【0010】<4>デポジション反応 被エッチング膜表面層に非反応性ラジカル112が吸着
しデポジション(堆積)が進む反応。 ドライエッチング反応は、従来よりこれら4種類の反応
の起こる割合により説明されてきた。すなわち、ドライ
エッチング反応は反応を起こす反応性ラジカルの被エッ
チング膜表面層への吸着量と、エッチング反応を抑止す
る非反応性ラジカルの被エッチング膜表面層への吸着量
と、イオンアシスト反応やスパッタ反応を誘起するイオ
ンの入射量との3者の競合反応であり、3者の量的バラ
ンスによりそのエッチング特性が決定されるという考え
かたにより説明されてきた。
【0011】以上の考え方をもとに、従来技術の範囲内
においていくつかの問題解決が図られてきた。(図9)
は、従来のドライエッチング方法によるの問題点と解決
方法説明図であり、前記のドライエッチング反応の理解
に基づくものである。(図9)において、(A)は最適
化前の状態、(B)は従来技術による最適化後の状態を
示している。120は下地膜であり、121はその上に
形成された被エッチング膜であり、122はさらにその
上に形成されたエッチングマスクとしてのレジストパタ
ンである。123はイオン、124は反応性ラジカル、
125は非反応性ラジカル、を示している。図は、被エ
ッチング膜のドライエッチング途中の状態を示してい
る。一般に、最適化されていないエッチング条件でドラ
イエッチングを行うと、(A)に示すようにパタン側壁
がエッチングされ垂直形状が得られないという問題が発
生する。また図示外であるが、被エッチング膜121対
下地膜120の選択比が得られない、すなわち下地膜1
20がエッチングされ易いという問題が発生する。そこ
で、従来のドライエッチングの表面反応の考え方によ
り、基板温度の低温化や、非反応性ラジカル125を生
成し易いガスを添加する(デポガス添加)などの方法を
組み合わせて適用することにより前記問題に対処してき
た。低温化は、基板温度を下げることにより、エッチン
グ中パタン側壁及びパタン底部へのラジカルの吸着量を
増加させることを目的としている。一方、非反応性ラジ
カル125を発生し易いガスの添加は、非反応性ラジカ
ル125の生成量をイオン123や反応性ラジカル12
4の生成量に対して相対的に増加させることにより、エ
ッチング中のパタン側壁及び底部への非反応性ラジカル
125の吸着量を相対的に増加させることを目的として
いる。
【0012】このように、従来技術によるドライエッチ
ング方法は前記2つの手法を組み合わせることにより、
(B)に示すようにラジカルエッチング反応による側壁
エッチングを側壁保護膜により抑制して垂直形状確保す
るとともに、被エッチング膜121対下地膜120の選
択比の増大を実現してきた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、エッチレートのマイクロローディング効
果(開口が小さくなりアスペクト比が大きくなるとエッ
チレートが減少する効果)が大きく、かつ、マスク開口
部が大きなパタンにおいて十分に高選択比(被エッチン
グ膜/下地膜)が得られる場合でも、マスク開口部が小
さな高アスペクト比:約1以上のパタンにおいては高選
択比が得られないという問題点を有していた。
【0014】以下、発明が解決しようとする課題の具体
例を示す。(図10)は従来技術によるコンタクトホー
ルエッチング特性を示している。図において、(A)は
エッチレートのアスペクト比依存性を示しており、
(B)は選択比(BPSG/Si)のアスペクト比依存
性を示している。この結果はRIEエッチングによるも
ので、(表1)に示される条件が使用された。
【0015】
【表1】 (注1)アノードとカソード間の距離 (図10)に示されるように、従来技術によるエッチレ
ートと選択比のアスペクト比依存性において、 (1)選択比 アスペクト比0のスクライブラインにおいて、約108
といいう極めて大きな選択比が得られているにもかかわ
らず高アスペクト比パタンにおいては急激に低下し、ア
スペクト比約3から約5(直径0.55μm〜0.35μ
mのコンタクトホールに相当)においては約17の選択
比しか得られない。 (2)エッチレート アスペクト比0〜約5(スクライブライン直径0.35
μmのコンタクトホールに相当)においおけるエッチレ
ートバラツキはレンジで約16%も発生している。 という特性しか得られなかった。
【0016】したがって、 本発明は上記問題点に鑑
み、エッチレートのマイクロローディング効果が小さ
く、かつ、マスク開口部の大きなパタンの場合だけでな
く、マスク開口部の小さな高アスペクト比パタンの場合
にも高選択比が得られるドライエッチング方法を提供す
るものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のドライエッチン
グ方法は、シリコン系酸化膜にアスペクト比が1以上の
コンタクトホールを形成するための、プラズマを用いた
ドライエッチング方法であって、プラズマにより生成さ
れコンタクトホール底部に供給されるラジカルの吸着率
を0.1以下の状態に制御してエッチングを行うことを
特徴とする。この場合、吸着率を制御する方法は、25
0mTorr以下の圧力域でエッチングすることができ
る。吸着率を制御する方法は、エッチング処理中の基板
温度を前記レジストパタンの耐熱温度以下の範囲で上昇
させてエッチングしてもよい。本発明に係るドライエッ
チングは、ソースまたはドレイン接合のコンタクトホー
ルエッチング加工に用いることができる。また、本発明
に係るドライエッチングは、層間絶縁膜差の大きなコン
タクトホールを一度に加工することができる。本発明の
ドライエッチングはコンタクトホールの垂直形状を確保
しつつ行うことが好ましい。また、本発明のドライエッ
チングの対象物であるシリコン系酸化膜は、Si基板ま
たはPoly Si上に形成されていてもよい。この場
合、高選択比が得られるという効果を奏する。 本発明に
係るドライエッチングのためのプラズマは、フルオロカ
ーボン系ガス、またはフルオロハイドロカーボン系ガ
ス、またはフルオロカーボン系ガスとフルオロハイドロ
カーボン系ガスの組合せからなるフロン系混合ガスを含
むエッチングガスによりプラズマを生成させることが好
ましい。なお、前記エッチングガスには、更に希ガスを
含んでいてもよい。また、前記エッチングガスには、更
に還元性ガスを含んでいてもよい。
【0018】
【作用】従来技術のコンタクトホールエッチング方法に
おいては、ラジカルの吸着率が考慮されていなかった
が、本発明ではラジカルの吸着率を制御したことによ
り、マスク開口部大きなアスペクト比コンタクトホ
ールの底部だけでなく、マスク開口部が小さな高アスペ
クト比コンタクトホールの底部に対しても多くのラジカ
ルが供給可能となる。ラジカルはプラズマ中から基板ま
で拡散により供給されるため、コンタクトホール底部に
供給されるラジカルのフラックスは、幾何学的入射制限
効果(入射可能な角度が制限される)によりコンタクト
ホールのアスペクト比に依存して制限される。さらに微
視的にみると、コンタクト底部に供給されるフラックス
は幾何学的効果だけでなくラジカルの吸着率にも極めて
大きく依存する。
【0019】(図11)は、従来技術と本発明のドライ
エッチング方法における凹凸構造を持った半導体基板へ
のラジカルの振舞い説明図である。図において、(A)
は従来技術のばあいであり、(B)は本発明の場合であ
る。126は、凹凸構造を持った半導体基板であり、1
27は反応性ラジカルであり、128は非反応性ラジカ
ルである。従来技術のドライエッチング方法では、ラジ
カルの吸着率が大きく、コンタクトホール内に入ってき
たラジカルは凹凸部の入口付近でその多くが吸着してし
まい、凹凸部底部にまで供給されなかった。これに対
し、本発明のドライエッチング方法では、ラジカルの吸
着率が小さいため凹凸部入口での吸着はきわめて少な
く、ラジカルは凹凸部の奥まで十分供給される。
【0020】(図12)は、コンタクトホール底部に供
給されるラジカルフラックス(ラジカル量)及びイオン
フラックス(イオン量)のコンタクトホールアスペクト
比依存性(シミュレーション結果)を示している。もち
ろん、この結果は、幾何学的入射制限効果と吸着率の効
果の両方が考慮されてたものである。(図12)におい
て、ξはラジカルの吸着率を示しており、高アスペクト
比コンタクトホール底部に供給されるラジカルフラック
スは吸着率の低下にともない改善できることが分かる。
なお、イオンフラックスは3%の角度広がりを持ってい
る場合の結果であるが、アスペクト比4程度まででは、
アスペクト比による低下がほとんど見られない。よっ
て、イオンアシスト反応におけるイオンの供給量はアス
ペクト比にほとんど依存せず一定と見ることができる。
従って、この場合、ドライエッチングの表面反応はラジ
カルの供給により律速されている。
【0021】次に、どの様にしてエッチング特性が改善
されるかを(図13)及び(図14)を用いて、コンタ
クトホールエッチングを例にとって説明する。(図1
3)は、従来技術ドライエッチング方法におけるコンタ
クトホールエッチングの機構説明図である。また、(図
14)は本発明のドライエッチング方法におけるコンタ
クトホールエッチングの機構説明図である。(図13)
及び(図14)において、(A)はSi系酸化膜エッチ
ング中の様子を示しており、(B)は下地膜としてのS
i基板またはPoly Siに到達してからのエッチン
グの様子を示している。両図において、130はエッチ
ング下地膜としてのSi基板またはPoly Siであ
る。131は被エッチング膜としてのSi系酸化膜であ
り、132はエッチングマスクとしてのレジストパタン
である。133はイオン、134は反応性ラジカル、1
35は非反応性ラジカルを示している。従来技術ののエ
ッチングにおいては、図13(A)及び(b)に示され
るように、スクライブラインやマスク開口部の大きなコ
ンタクトホール底部にはラジカルが十分に供給される
が、マスク開口部の小さな高アスペクト比コンタクトホ
ール底部にはラジカルが十分供給され難い。
【0022】以下、(A)の場合と、(B)の場合に分
けて説明する。 (A)Si系酸化膜エッチング途中の場合 (図13)の(A)に示すように、ラジカルの吸着率が
大きな従来技術では、コンタクトホール底部におけるラ
ジカル供給量の低下により大開口パタン部のエッチレー
トに比べ小開口パタン部のエッチレートが大きく低下す
る。すなわち、エッチレートのマイクロローディング効
果が大きくなる。これに対し、(図14)の(A)に示
すように、吸着率の小さな本発明のドライエッチング方
法によると高アスペクト比コンタクトホール底部に十分
ラジカルを供給できるため、エッチレートのマイクロロ
ーディング効果を低減できる。
【0023】(B)Si基板またはPoly Siに達
してからの場合 (図13)の(B)に示すように大開口部で高選択比が
得られても小開口部の高アスペクト比コンタクトホール
底部で高選択比が得られない。これもまた、吸着率が大
きいことによる高アスペクト比コンタクトホール底部に
おけるラジカルの減少が原因である。したがって、(図
14)の(B)に示すように、吸着率の小さい本発明の
ドライエッチング方法によると高アスペクト比コンタク
トホール底部に十分な量のラジカルを供給することがで
きるため、高アスペクト比コンタクトホール底部におい
ても高選択比を得ることができる。
【0024】(図13)及び(図14)において、
(A)と(B)で吸着しているラジカル量が異なるの
は、イオンアシスト反応によるドライエッチングが起こ
っている場所の膜質によるものである。(A)のよう
に、被エッチング膜がSi系酸化膜の場合は酸化膜中の
酸素がラジカルの一部を消費するために、被エッチング
膜がSiまたはPoly Siの場合よりラジカルの吸
着量が低下する。したがって、適当なラジカル量をプラ
ズマにより生成供給し、本発明のドライエッチング方法
によりコンタクトホール底部に十分なラジカルを供給可
能とすることにより、(A)の場合のように、被エッチ
ング膜(Si系酸化膜)エッチング時にエッチレートの
マイクロローディング効果を低減できる。また、(B)
の場合のように、下地膜(Si)エッチング時にマスク
開口部が大きなパタンだけでなくマスク口部が小さな高
アスペクト比(約1以上)パタンにおいても高選択比
(Si系酸化膜/SiまたはPoly Si)を実現で
きるようになるただし、スクライブライン(アスペク
ト比0に相当する)の場合と同量のラジカルをコンタク
トホール底部に供給することは不可能であり、コンタク
ト底部に供給できるラジカル量は、最大限で吸着率の効
果の無い幾何学的入射制限効果のみの状態まで向上させ
ることができる。
【0025】図を用いて上記問題点の発生する理由を説
明する。
【0026】
【実施例】以下本発明の一実施例のドライエッチング方
法について、図面を参照しながら説明する。(図1)
は、本発明の第1の実施例におけるドライエッチング方
法において使用する装置の概略説明図であり、標準的な
RIE(Reactive IonEtching)
装置である。(図1)において、1は反応室であり、ド
ライエッチング処理を行うための真空室である。2はア
ノード、3はカソードであり、アノード2とカソード3
が一対になって平行平板電極を構成している。4は絶縁
体であり、アノード2と反応室1は電気的に絶縁可能な
構造になっているが、この場合配線により電気的に接続
されている。5は絶縁体であり、カソード3と反応室1
を電気的に分離するように構成している。6は半導体基
板であり、カソード3上に配置されている。7及び8
は、ガス導入口及びガス排気口であり、反応室1に設け
られている。9は高周波電源であり、10はブロッキン
グコンデンサである。高周波電源9は、ブロッキングコ
ンデンサ10を介して、カソード3に電気的に接続され
ており、かつ、反応室1とは電気的に分離された構造と
なっている。11、12はアースであり、アース11は
アノード2及び反応室1に接続されており、アース12
は高周波電源9に接続されている。13は冷却水導入口
であり、14は冷却水排水口である。冷却水導入口13
及び冷却水排水口14は、反応室1及び絶縁体5を貫通
し絶縁体配管でカソード3に接続されている。16は温
度コントローラーであり、冷却水の温度を変えるための
ものである。温度コントローラー15により基板温度を
制御できるように構成されている。16はプラズマを模
式的に示している。右図の基板表面拡大図中の17は基
板上の凹凸構造を示している。18はラジカルであり、
基板上の凹凸構造17の表面に一様に吸着している状態
を示している。
【0027】上記RIE装置において、本発明のドライ
エッチング方法を実現するための第1の実施例のコンタ
クトホールエッチング条件を(表2)に示す。(表1)
に示される従来技術によるコンタクトホールエッチング
条件と比較して異なる点は、エッチング処理中の基板温
度である。本発明の第1の実施例においては、エッチン
グ処理中の基板温度を上げることにより吸着率を低下さ
せている。
【0028】
【表2】 (注1)アノードとカソード間の距離 以上のように構成されたドライエッチング方法につい
て、以下図面を用いて説明する。
【0029】まず、本発明のドライエッチング方法にお
ける吸着率の評価方法について説明し、従来技術及び本
発明のドライエッチング方法の一実施例における吸着率
の評価結果を示す。(図2)は、ドライエッチング中の
エッチングラジカルの吸着率評価用テスト構造説明図で
ある。 (図2)において、21は、厚さ0.9μmの
ポリシリコン膜であり、22は、厚さ約2μmの Si
系酸化膜であり、23はSi基板である。24はイオン
を示しており、25はラジカルを示している。26はイ
オンの移動方向を示しており、27はラジカルの移動方
向を示している。PolySiのオーバーハングの距離
は2.5ミクロンであるが、このテスト構造の寸法はあ
くまで一例にすぎない。(図2)に示すような空洞をも
った構造の形成された半導体基板をエッチング処理する
と、 ラジカルは等方的に拡散し、イオンは半導体基板
ほぼ垂直に入射するため、ポリシリコン膜21のひさし
の下面(P面)、酸化膜22の側面(Q面)、ポリシリ
コン膜21のひさしの影になっているSi基板表面(R
面)のようなイオン照射の無いところにラジカルが堆積
する。この中で、Q面は最もイオン24や電子(図示
外)の影響を受け易いため、純粋なラジカルの堆積物と
は言えない。逆に、P面の堆積物はイオン24や電子の
影響を受けにくい。そのため、P面に堆積した堆積物の
堆積形状からラジカルの吸着率を推定している。一方、
(図3)の形状に堆積する堆積形状をシミュレーション
により求め、実験結果と比較することにより吸着率を求
めた。ここで使用したシミュレータは、ラジカルの吸着
率を考慮した形状シミュレータであり、1992年のI
EDM(Technical Digest of I
EDM,p.p.169〜172)で報告している。
【0030】次に、(図2)のテスト構造を用いて、従
来技術及び本発明のドライエッチング方法における一実
施例のラジカルの吸着率評価結果について説明する。
(図3)は、従来技術のコンタクトホールエッチングに
おける実験結果とシミュレーション結果を示しており、
(図4)は本発明のドライエッチング方法の第1実施例
のコンタクトホールエッチングにおける実験結果及びシ
ミュレーション結果を示している。
【0031】(図3)に示すように、従来技術における
コンタクトホールエッチング条件の場合の吸着率ξは
0.3であったまた、(図4)に示すように、本発明
の第1の実施例のコンタクトホールエッチングの場合の
吸着率ξは0.03であた。(図3)及び(図4)の結
果から明らかなように、吸着率が大きい従来技術の場合
(ξ=0.3)、P面においてポリシリコン膜のひさし
端(E点)に厚く堆積し、ひさしの奥(F点)は薄く堆
積していることが分かる。これに対して吸着率が小さい
本発明の場合(ξ=0.03)、E点及びF点において
ほぼ同量のラジカル量が堆積している。このことから、
「ラジカルの吸着率がより小さい。」ということと、
「凹凸部に一様にラジカルが吸着する。」ということは
等価あることが分かる。
【0032】なお、シミュレーションの結果、ラジカル
の吸着率ξが約0.1以下において、「凹凸部にほぼ一
様にラジカルが吸着する。」状態になっている。本発明
の第1の実施例においては、凹凸部に一様にラジカルを
吸着させる、すなわち、ラジカルの吸着率を下げるため
に、ドライエッチング中の基板温度を30℃から103
℃まで上昇させている。基板温度を上昇させるのは、ラ
ジカルの吸着率を低下させるための一手段であり、プラ
スマを生成させるガスを変えたり、圧力を変えたり、プ
ラズマ密度を変えたりしても実現可能であり、他の如何
なる手段により変えてもよい。また、温度を上昇させる
場合、レジストパタンの耐熱性の問題から約200℃を
越えることは好ましくない。
【0033】また、本発明の第1の実施例において圧力
は60mTorrを使用したが、本発明の解決しようと
している高アスペクト比パタン底部にラジカルを十分供
給するためには、少なくとも250mTorr以下の圧
力域で使用する必要がある。次に、図を用いて、本発明
の第1の実施例におけるコンタクトホールエッチング
(ξ=0.03)の特性についいて、従来技術によるコ
ンタクトホールエッチング(ξ=0.3)と比較しながら
説明する。
【0034】(図5)は、従来技術(ξ=0.3)及び
本発明の第1の実施例(ξ=0 .03)におけるエッチ
レートのアスペクト比依存性を示している。ここで、エ
ッチレートのアスペクト比依存性は、スクライブライン
においてBPSG1.5μmエッチング相当のエッチン
グ処理した後、断面SEM観察により求められている。
アスペクト比は、(レジストを含む高さ:約2.5μ
m)/(コンタクトホール直径)で定義されている。
(図5)において、エッチレートのマイクロローディン
グ効果を、アスペクト比0(スクライブライン)〜約7
(0.35μmコンタクトホールホール)間のエッチレ
ートばらつきで評価すると、従来技術(ξ=0.3)の
場合約16%のエッチレートばらつきがあるのに対し
て、本発明の第1の実施例(ξ=0.03)の場合、そ
のエッチレートばらつきは7%と極めて良好な結果が得
られている。これは、吸着率を従来よりも小さくしたこ
により、従来技術ではラジカルが供給されなかった高
アスペクト比コンタクトホール底部より多くのラジカ
ルが供給されたためである。
【0035】(図6)は、従来技術(ξ=0.3)及び
本発明の第1の実施例(ξ=0 .03)における選択比
(BPSG/Si)のアスペクト比依存性を示してい
る。ここで、選択比(BPSG/Si)のアスペクト比
依存性は、厚さ0.7μmのBPSGを300%オーバ
ーエッチした後に、断面SEM観察により求められてい
る。このときのアスペクト比は、(レジストを含む高
さ:1.7μm)/(コンタクトホール直径)で定義さ
れている。(図6)において、従来技術(ξ=0.3)
の選択比(BPSG/Si)は、アスペクト比0のスク
ライブラインにおいて100以上得られているにもかか
わらず、コンタクトホール底部の選択比は、全体的に大
きく低下している。これは、既に何度も述べている幾何
学的効果と吸着率による効果によるコンタクトホール底
部へのラジカルの供給律速を示している。この特性は、
(図5)のエッチレートの場合に比べかなり大きなもの
となっている。しかし、従来技術ののドライエッチング
方法による0.35μmホール底部の選択比(BPSG
/Si)が17であるのに対し、本発明のそれは35で
あり、2倍以上向上している。アスペクト比0における
選択比に対するアスペクト比約5における選択比の割合
を選択比の改善率と定義し選択比を評価すると、従来技
術の場合(ξ=0.3)改善率が約16%であったもの
が、本発明の第1の実施例(ξ=0.03)の場合は、
約27%と約2倍向上していることが分かる。この理由
もまた、ラジカルの吸着率の低下により高アスペクト比
コンタクトホール底部に供給されるラジカル量が供給さ
れるようになったことにある。
【0036】以上のように本実施例のよれば、プラズマ
を用いたエッチングにおいて、前記プラズマにより生成
され基板表面に供給されるラジカルの吸着率が、凹凸部
に一様に吸着するような吸着率を実現することにより、
コンタクトホール底部により多くのラジカルを供給する
ことができるため、コンタクトホールにおけるエッチレ
ートのローディング効果を低減することができると共
に、大開口部だけでなく、小開口部の高アスペクト比コ
ンタクトホールの底部においても大きな選択比を得るこ
とができる。
【0037】なお、第1の実施例では、高アスペクト比
コンタクトホール底部において、従来技術では不可能だ
った35というきわめて高い選択比(BPSG/Si)
が得られた。この値は、16MDRAMや64MDRA
M以降のデバイスにおいて実用上十分な値であるが、ス
クライブライン(アスペクト比0)において100以上
の選択比が得られているため、さらに大きな選択比が得
られる条件が存在する。このことは、本発明のドライエ
ッチング方法のポテンシャルが極めて高いこと示してい
るに他ならない。
【0038】また、第1の実施例において、本発明のド
ライエッチング方法はコンタクトホールエッチングを例
に取って説明したが、コンタクトホール以外のSi系酸
化膜エッチング、SiNx、POly Si、アルミ及
びWエッチング等々のあらゆる膜種のエッチングに対し
ても成立する。さらに、第1の実施例において、本発明
のドライエッチング方法はRIE装置を使用し、CHF
3とCOの混合ガスによるプラズマを使用しているが、
プラズマの装置及びガス系において、如何なる組合せで
あってもよい。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明は、プラズマを用い
たエッチングにおいて、前記プラズマにより生成され基
板表面に供給されるラジカルの吸着率が、凹凸部に一様
に吸着するような吸着率となるようになドライエッチン
グ条件を設けることにより、ラジカルの吸着率が小さな
ドライエッチング条件が実現される。ラジカルの吸着率
の低下により、吸着率による高アスペクト比パタン内へ
のラジカルの入射制限を効果を大きく低減することがで
き、最大で幾何学的入射制限限度までラジカルを供給す
ることが可能となる。その結果、スクライブラインのよ
うなマスク開口部の大きなパタン底部だけでなく、マス
ク開口部が小さな高アスペクト比パタンの底部に対して
もドライエッチング表面反応に必要不可欠なラジカル
(反応性ラジカル及び非反応性ラジカル)を十分、か
つ、安定に供給することができる。したがって、高アス
ペクト比パタン底部においても高いエッチング特性が得
られるようなドライエッチング条件設計を行うことが可
能となる。以上の効果は、すべての膜種主のドライエッ
チングに対して適用できるため、本発明のドライエッチ
ング方法は半導体を初めとするプラズマを用いた微細加
工及び表面処理技術にもたらす効果は絶大である。
【0040】特に、コンタクトホールエッチングの場
合、本発明のドライエッチング方法により、ラジカルが
高アスペクト比コンタクトホールの底部まで十分供給で
きるため、被エッチング膜(Si系酸化膜)エッチング
時にエッチレートのマイクロローディング効果が大きく
低減されると共に、下地膜(Si)エッチング時にマス
ク開口部が大きなパタンだけでなくマスク開口部が小さ
な高アスペクト比(約1以上)パタンにおいても高選択
比(Si系酸化膜/SiまたはPoly Si)を実現
できる。その結果、近年浅層化が進むソース&ドレイン
の接合コンタクトホールエッチング加工や16MDRA
M以降のデバイスにおける層間膜厚差の大きなコンタク
トホールを一度に加工することが可能となる。したがっ
て、本発明のドライエッチング方法の有効性は極めて高
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるドライエッチン
グ方法において使用する装置の概略説明図である。
【図2】ドライエッチング中のエッチングラジカルの吸
着率評価用テスト構造説明図である。
【図3】(A)は従来技術のコンタクトホールエッチン
グにおける実験結果を示す結晶構造図、(B)はそのシ
ミュレーション結晶説明図である。
【図4】(A)は本発明のドライエッチング方法の第1
実施例のコンタクトホールエッチングにおける実験結果
を示す結晶構造図、(B)はシミュレーション結晶説明
図である。
【図5】従来技術(ξ=0.3)及び本発明の第1の実
施例(ξ=0.03)におけるエッチレートのアスペク
ト比依存性説明図である。
【図6】従来技術(ξ=0.3)及び本発明の第1の実
施例(ξ=0.03)における選択比(BPSG/S
i)のアクペクト比依存性である。
【図7】従来のドライエッチングの機構説明図である。
【図8】ドライエッチングにおける反応機構説明図であ
る。
【図9】従来のドライエッチング方法による問題点と解
決方法説明図である。
【図10】従来技術によるコンタクトホールエッチング
特性説明図である。
【図11】従来技術と本発明のドライエッチング方法に
おける凹凸構造を持った半導体基板へのラジカルの振舞
い説明図である。
【図12】コンタクトホール底部に供給されるラジカル
フラックス(ラジカル量)及びイオンフラックス(イオ
ン量)のコンタクトホールアスペクト比依存性(シミュ
レーション結果)説明図である。
【図13】従来技術ドライエッチング方法におけるコン
タクトホールエッチングの機構説明図である。
【図14】本発明のドライエッチング方法におけるコン
タクトホールエッチングの機構説明図である。
【符号の説明】
1 反応室 2 アノード 3 カソード 4、5 絶縁体 6 半導体基板 7 ガス導入口 8 ガス排気口 9 高周波電源 10 ブロッキングコンデンサ 11、12 アース 13 冷却水導入口 14 冷却水排水口 15 温度コントローラ 16 プラズマ 17 基板上の凹凸構造 18 ラジカル 21 ポリシリコン膜 22 Si系酸化膜 23 Si基板 24 イオン 25 ラジカル 26 イオンの移動方向 27 ラジカルの移動方向 101 アノード 102 カソード 103 半導体基板 104 高周波電源 105 運動エネルギーを持った非反応性イオン 106 運動エネルギーを持った反応性イオン 107 半導体基板 108 基板構成原子 109 反応生成物 110 反応性ラジカル 111 反応生成物 112 非反応性ラジカル 113 反応性ラジカル 120 下地膜 121 被エッチング膜 122 レジストパタン 123 イオン 124 反応性ラジカル 125 被反応性ラジカル 126 凹凸構造を持った半導体基板 127 反応性ラジカル 128 非反応性ラジカル 130 Si基板 131 Si系酸化膜 132 レジストパタン 133 イオン 134 反応性ラジカル 135 非反応性ラジカル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保田 正文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−36647(JP,A) 特開 平5−247673(JP,A) 特開 平3−211829(JP,A) 特開 平4−152521(JP,A) 松元睦美他,特集 半導体素子シミュ レータ 反応性イオンエッチングにおけ る表面反応モデル,富士総研技報,日 本,1991年12月31日,2/2,71−77 Harold F.Winters, The role of chemis orption in plasma etching,Journal of Applied Physics,米 国,American Institu te of Physics,49/10, 5165−5170 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/3065 C23F 4/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン系酸化膜にアスペクト比が1以
    上のコンタクトホールを形成するための、プラズマを用
    いたドライエッチング方法であって、 前記プラズマにより生成され前記コンタクトホール底部
    に供給されるラジカルの吸着率を0.05以下の状態に
    制御してエッチングを行うことを特徴とするドライエッ
    チング方法。
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Harold F.Winters,The role of chemisorption in plasma etching,Journal of Applied Physics,米国,American Institute of Physics,49/10,5165−5170
松元睦美他,特集 半導体素子シミュレータ 反応性イオンエッチングにおける表面反応モデル,富士総研技報,日本,1991年12月31日,2/2,71−77

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