JP3326447B2 - 懸吊車走行路を備えた配線・配管材用の管及びこれに使用される懸吊車、並びに配線・配管装置 - Google Patents
懸吊車走行路を備えた配線・配管材用の管及びこれに使用される懸吊車、並びに配線・配管装置Info
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- JP3326447B2 JP3326447B2 JP26639393A JP26639393A JP3326447B2 JP 3326447 B2 JP3326447 B2 JP 3326447B2 JP 26639393 A JP26639393 A JP 26639393A JP 26639393 A JP26639393 A JP 26639393A JP 3326447 B2 JP3326447 B2 JP 3326447B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/46—Processes or apparatus adapted for installing or repairing optical fibres or optical cables
- G02B6/50—Underground or underwater installation; Installation through tubing, conduits or ducts
- G02B6/501—Underground or underwater installation; Installation through tubing, conduits or ducts underground installation of connection boxes
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Electric Cable Installation (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線、信号線、または
給排水湯管、ガス管、電線管、各種保護管等の配線・配
管材を、これらを内部に収納する管内に複数本同時に引
き込む場合、あるいは重量のある配線・配管材を引き込
む場合、又、引き込みが長距離に及ぶ場合に適した、懸
吊車走行路を備えた配線・配管材用の管及びこれに使用
される懸吊車、並びに配線・配管装置に関する。
給排水湯管、ガス管、電線管、各種保護管等の配線・配
管材を、これらを内部に収納する管内に複数本同時に引
き込む場合、あるいは重量のある配線・配管材を引き込
む場合、又、引き込みが長距離に及ぶ場合に適した、懸
吊車走行路を備えた配線・配管材用の管及びこれに使用
される懸吊車、並びに配線・配管装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、工場や駅構内等の屋内、
屋外に設置されたダクト等の管内に配線・配管材を挿通
させるには、まず、管の一端から他端まで呼び線を通
し、次に呼び線の先端に配線・配管材を接続し、管の一
端側より呼び線を引き戻すことにより配線・配管材を引
き込む方法を採っていた。
屋外に設置されたダクト等の管内に配線・配管材を挿通
させるには、まず、管の一端から他端まで呼び線を通
し、次に呼び線の先端に配線・配管材を接続し、管の一
端側より呼び線を引き戻すことにより配線・配管材を引
き込む方法を採っていた。
【0003】しかしながら、このような従来の方法は、
複数本の配線・配管材を同時に引き込む場合や重量のあ
る配線・配管材を引き込む場合に大きな引張力を要し、
作業が大変であると同時に配線・配管材を引き込む途中
で断線等を発生させるおそれがあるという問題があっ
た。又、引き込みが長距離に及ぶ場合にも配線・配管材
と管内面との接触抵抗が大きくなり、同様の問題があっ
た。
複数本の配線・配管材を同時に引き込む場合や重量のあ
る配線・配管材を引き込む場合に大きな引張力を要し、
作業が大変であると同時に配線・配管材を引き込む途中
で断線等を発生させるおそれがあるという問題があっ
た。又、引き込みが長距離に及ぶ場合にも配線・配管材
と管内面との接触抵抗が大きくなり、同様の問題があっ
た。
【0004】又、既に配線・配管材が布設されている管
内に新たに配線・配管材を追加する場合においては、既
設の配線・配管材が邪魔となって、追加する配線・配管
材の引き込みが困難であるという問題があった。
内に新たに配線・配管材を追加する場合においては、既
設の配線・配管材が邪魔となって、追加する配線・配管
材の引き込みが困難であるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情に鑑みなされたものであり、複数本の配線・配管材を
同時に引き込む場合や重量のある配線・配管材を引き込
む場合、又、引き込みが長距離に及ぶ場合の配線・配管
材の布設作業を容易かつ確実に行え、又、既設の配線・
配管材にも邪魔されることなく、新たな配線・配管材の
引き込みを可能とし、その布設作業を容易に行うことが
できる配線・配管用の管及びこれに使用される懸吊車、
並びに配線・配管装置を提供しようとするものである。
情に鑑みなされたものであり、複数本の配線・配管材を
同時に引き込む場合や重量のある配線・配管材を引き込
む場合、又、引き込みが長距離に及ぶ場合の配線・配管
材の布設作業を容易かつ確実に行え、又、既設の配線・
配管材にも邪魔されることなく、新たな配線・配管材の
引き込みを可能とし、その布設作業を容易に行うことが
できる配線・配管用の管及びこれに使用される懸吊車、
並びに配線・配管装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にの手段として、請求項1に記載の発明は、「管内部に
配線・配管材を懸吊状態にして引き込む懸吊車を走行さ
せるための走行路を備えた配線・配管材用の管であっ
て、当該管内部に配線・配管材の収納空間を確保し、前
記懸吊車を両支えにして走行させるため、前記管の両側
壁をそれぞれ外方に突出させて凹所を形成することによ
り、該管の両側部に走行路を配置したことを特徴とする
懸吊車走行路を備えた配線・配管材用の管」を、その内
容としている。
にの手段として、請求項1に記載の発明は、「管内部に
配線・配管材を懸吊状態にして引き込む懸吊車を走行さ
せるための走行路を備えた配線・配管材用の管であっ
て、当該管内部に配線・配管材の収納空間を確保し、前
記懸吊車を両支えにして走行させるため、前記管の両側
壁をそれぞれ外方に突出させて凹所を形成することによ
り、該管の両側部に走行路を配置したことを特徴とする
懸吊車走行路を備えた配線・配管材用の管」を、その内
容としている。
【0007】次に、請求項2に記載の発明は、「管内部
に配線・配管材を懸吊状態にして引き込む懸吊車を走行
させる走行路を備えた配線・配管材用の管であって、当
該管内部に配線・配管材の収納空間を確保し、前記懸吊
車を両支えにして管の底壁を走行させるため、底壁両側
部に前記収納空間と区画されて形成された走行路を備え
たことを特徴とする懸吊車走行路を備えた配線・配管材
用の管」を、その内容としている。
に配線・配管材を懸吊状態にして引き込む懸吊車を走行
させる走行路を備えた配線・配管材用の管であって、当
該管内部に配線・配管材の収納空間を確保し、前記懸吊
車を両支えにして管の底壁を走行させるため、底壁両側
部に前記収納空間と区画されて形成された走行路を備え
たことを特徴とする懸吊車走行路を備えた配線・配管材
用の管」を、その内容としている。
【0008】また、請求項3に記載の発明は、「請求項
1又は2に記載の配線・配管材用の管において、 当該管
の内壁に、呼び線を挿通させるための通路を設けたこと
を特徴とする懸 吊車走行路を備えた配線・配管材用の
管」を、その内容としている。一方、請求項4に記載の
発明は、「配線・配管材用の管の両側部に配置された走
行路に沿って移動させるための懸吊車であって、 配線・
配管材を懸吊する懸吊手段と、配線・配管材の懸吊を解
除する解除手段と、解除手段を作用させる作動部と、管
の両側部に配置された両走行路に支持させるための支持
手段とを有しており、 前記作動部は、他の懸吊車にて押
圧されることによって前記解除手段を作動させ、前記懸
吊手段による配線・配管材の懸吊を解除することを特徴
とする懸吊車」を、その内容としている。 そして、請求
項5に記載の発明は、「内部に配線・配管材の収納空間
を確保し、懸吊車を両支えにして走行させるため、管の
両側部に配置した走行路を備えた配線・配管材用の管
と、 配線・配管材を懸吊する懸吊手段と、配線・配管材
の懸吊を解除する解除手段と、解除手段を作用させる作
動部と、管の両側部に配置された両走行路に支持させる
ための支持手段とを備えた懸吊車とからなり、 前記懸吊
車は、その作動部を他の懸吊車にて押圧されることによ
って前記解除手段を作動させ、前記懸吊手段による配線
・配管材の懸吊を解除して、前記管における収納空間へ
配線・配管材を布設することを特徴とする配線・配管装
置」を、その内容としている。
1又は2に記載の配線・配管材用の管において、 当該管
の内壁に、呼び線を挿通させるための通路を設けたこと
を特徴とする懸 吊車走行路を備えた配線・配管材用の
管」を、その内容としている。一方、請求項4に記載の
発明は、「配線・配管材用の管の両側部に配置された走
行路に沿って移動させるための懸吊車であって、 配線・
配管材を懸吊する懸吊手段と、配線・配管材の懸吊を解
除する解除手段と、解除手段を作用させる作動部と、管
の両側部に配置された両走行路に支持させるための支持
手段とを有しており、 前記作動部は、他の懸吊車にて押
圧されることによって前記解除手段を作動させ、前記懸
吊手段による配線・配管材の懸吊を解除することを特徴
とする懸吊車」を、その内容としている。 そして、請求
項5に記載の発明は、「内部に配線・配管材の収納空間
を確保し、懸吊車を両支えにして走行させるため、管の
両側部に配置した走行路を備えた配線・配管材用の管
と、 配線・配管材を懸吊する懸吊手段と、配線・配管材
の懸吊を解除する解除手段と、解除手段を作用させる作
動部と、管の両側部に配置された両走行路に支持させる
ための支持手段とを備えた懸吊車とからなり、 前記懸吊
車は、その作動部を他の懸吊車にて押圧されることによ
って前記解除手段を作動させ、前記懸吊手段による配線
・配管材の懸吊を解除して、前記管における収納空間へ
配線・配管材を布設することを特徴とする配線・配管装
置」を、その内容としている。
【0009】
【作用】上記構成により、請求項1記載の発明に係る配
線・配管材用の管にあっては、その管の両側部に設けら
れた走行路に、配線・配管材を懸吊状態にして引き込む
懸吊車を走行させることができ、この場合、懸吊車は配
線・配管材の収納空間の障害とならない場所を通り、
又、管の両側部に設けられた走行路に懸吊車を両支えに
して走行させることができるため、配線・配管材を中央
に懸吊し安定させた状態で配線・配管材を引き込むこと
ができるようになっている。ここで、上記管の両側部に
設けた走行路というのは、当該管の両側壁をそれぞれ外
方に突出させて凹所を形成させ、該管自体と一体のもの
となっている。その ため、当該走行路を備えた管の製造
が容易となり、尚且つ、該走行路の強度を向上させるこ
とも可能となる。 走行路の強度を向上させることによっ
て、当該走行路上に配線・配管材を懸吊した懸吊車を載
置して確実に移動させることが可能となるのである。次
に、請求項2記載の発明に係る配線・配管材用の管にあ
っては、その管の底壁に設けられた走行路に、配線・配
管材を懸吊状態にして引き込む懸吊車を走行させること
ができ、この場合、懸吊車は配線・配管材の収納空間の
障害とならない場所を通り、又、管の底壁両側部に収納
空間と区画されて形成された走行路に懸吊車を両支えに
して走行させることができるため、配線・配管材を中央
に懸吊し安定させた状態で配線・配管材を引き込むこと
ができるようになっている。 また、請求項3記載の発明
に係る配線・配管材用の管にあっては、当該管の内壁に
呼び線を挿通させるための通路を設けたことにより、当
該呼び線を挿通させる際に、該呼び線が布設路や既設の
配線・配管材に接触することを防止できるので、懸吊車
にて懸吊された配線・配管材を管内へ容易に引き込むこ
とができるようになっている。
線・配管材用の管にあっては、その管の両側部に設けら
れた走行路に、配線・配管材を懸吊状態にして引き込む
懸吊車を走行させることができ、この場合、懸吊車は配
線・配管材の収納空間の障害とならない場所を通り、
又、管の両側部に設けられた走行路に懸吊車を両支えに
して走行させることができるため、配線・配管材を中央
に懸吊し安定させた状態で配線・配管材を引き込むこと
ができるようになっている。ここで、上記管の両側部に
設けた走行路というのは、当該管の両側壁をそれぞれ外
方に突出させて凹所を形成させ、該管自体と一体のもの
となっている。その ため、当該走行路を備えた管の製造
が容易となり、尚且つ、該走行路の強度を向上させるこ
とも可能となる。 走行路の強度を向上させることによっ
て、当該走行路上に配線・配管材を懸吊した懸吊車を載
置して確実に移動させることが可能となるのである。次
に、請求項2記載の発明に係る配線・配管材用の管にあ
っては、その管の底壁に設けられた走行路に、配線・配
管材を懸吊状態にして引き込む懸吊車を走行させること
ができ、この場合、懸吊車は配線・配管材の収納空間の
障害とならない場所を通り、又、管の底壁両側部に収納
空間と区画されて形成された走行路に懸吊車を両支えに
して走行させることができるため、配線・配管材を中央
に懸吊し安定させた状態で配線・配管材を引き込むこと
ができるようになっている。 また、請求項3記載の発明
に係る配線・配管材用の管にあっては、当該管の内壁に
呼び線を挿通させるための通路を設けたことにより、当
該呼び線を挿通させる際に、該呼び線が布設路や既設の
配線・配管材に接触することを防止できるので、懸吊車
にて懸吊された配線・配管材を管内へ容易に引き込むこ
とができるようになっている。
【0010】又、請求項4記載の発明に係る懸吊車にあ
っては、上記配線・配管材用の管内に走行可能であっ
て、その支持手段によって管の両側部に配置された両走
行路に支持され、複数本の配線・配管材も重量のある配
線・配管材も中央に安定させた状態で懸吊することがで
きるようになっている。そして、その懸吊手段により配
線・配管材を懸吊した状態で管内部の配線・配管材収納
空間内に引き込み、作動部の作動により解除手段を作用
させて、懸吊状態にある配線・配管材の懸吊を解除し、
配線・配管材を落下させて、管内に配線・配管材を布設
することができるようになっている。ここで、本請求項
に係る懸吊車は、使用に際しては「複数」で使用される
ものであり、配線・配管材用の管における走行路上へ一
定間隔をおいて配置されて、配線・配管材を収納路上に
おいて懸吊するのである。当該配線・配管材を懸吊する
ことにより、走行路上を移動する際にも前記配線・配管
材が既設の配線・配管材に接触してしまうことを防止で
きるのである。
っては、上記配線・配管材用の管内に走行可能であっ
て、その支持手段によって管の両側部に配置された両走
行路に支持され、複数本の配線・配管材も重量のある配
線・配管材も中央に安定させた状態で懸吊することがで
きるようになっている。そして、その懸吊手段により配
線・配管材を懸吊した状態で管内部の配線・配管材収納
空間内に引き込み、作動部の作動により解除手段を作用
させて、懸吊状態にある配線・配管材の懸吊を解除し、
配線・配管材を落下させて、管内に配線・配管材を布設
することができるようになっている。ここで、本請求項
に係る懸吊車は、使用に際しては「複数」で使用される
ものであり、配線・配管材用の管における走行路上へ一
定間隔をおいて配置されて、配線・配管材を収納路上に
おいて懸吊するのである。当該配線・配管材を懸吊する
ことにより、走行路上を移動する際にも前記配線・配管
材が既設の配線・配管材に接触してしまうことを防止で
きるのである。
【0011】上述のような配線・配管材用の管と懸吊車
とからなる請求項5記載の発明に係る配線・配管装置に
あっては、複数本の配線・配管材を同時に引き込む場合
や重量のある配線・配管材を引き込む場合、あるいは、
工場や駅構内、建物の通路等の地上の配線・配管、ある
いは地中埋設による配線・配管等、比較的長距離に及ぶ
場合について、その配線・配管材の布設作業を容易かつ
確実に行え、又、既設の配線・配管材にも邪魔されるこ
となく、新たな配線・配管材の引き込みを可能とし、そ
の布設作業を容易に行うことができるようになってい
る。
とからなる請求項5記載の発明に係る配線・配管装置に
あっては、複数本の配線・配管材を同時に引き込む場合
や重量のある配線・配管材を引き込む場合、あるいは、
工場や駅構内、建物の通路等の地上の配線・配管、ある
いは地中埋設による配線・配管等、比較的長距離に及ぶ
場合について、その配線・配管材の布設作業を容易かつ
確実に行え、又、既設の配線・配管材にも邪魔されるこ
となく、新たな配線・配管材の引き込みを可能とし、そ
の布設作業を容易に行うことができるようになってい
る。
【0012】
【実施例】次に、各請求項に係る発明について、図面に
示した実施例に従って詳細に説明する。
示した実施例に従って詳細に説明する。
【0013】図1は本発明に係る配線・配管装置の一実
施例を示す斜視図である。この図に示す配線・配管装置
は、配線・配管材の収納される管1と、この管1内を走
行する懸吊車2とにより構成されている。
施例を示す斜視図である。この図に示す配線・配管装置
は、配線・配管材の収納される管1と、この管1内を走
行する懸吊車2とにより構成されている。
【0014】図1に示すように、配線・配管材用の管1
は、上下に平面を有する箱筒状に形成され、内部に配線
・配管材の収納空間11を有している。走行路12は管
1の両側部に配置されており、懸吊車2の両側に設けら
れたローラ201が転がるように、管側壁1aを外方に
突出させて形成された凹所により形成されている。この
ような配線・配管材用の管1は、アルミ等の金属あるい
は合成樹脂、又はこれらの複合材料等により直状又は湾
曲した形態に作製され、天井から垂設された吊ボルトや
支持部材に取り付けられたり、天井や壁に直付けされた
り、あるいは地中に埋設されたりするようになってい
る。図1に示す配線・配管材の管1の場合には、図2に
示すように、走行路12を形成するために外方に突出し
た管側壁1aが、天井から垂設された支持部材Sに保持
させるための被保持部として使用することができる。
は、上下に平面を有する箱筒状に形成され、内部に配線
・配管材の収納空間11を有している。走行路12は管
1の両側部に配置されており、懸吊車2の両側に設けら
れたローラ201が転がるように、管側壁1aを外方に
突出させて形成された凹所により形成されている。この
ような配線・配管材用の管1は、アルミ等の金属あるい
は合成樹脂、又はこれらの複合材料等により直状又は湾
曲した形態に作製され、天井から垂設された吊ボルトや
支持部材に取り付けられたり、天井や壁に直付けされた
り、あるいは地中に埋設されたりするようになってい
る。図1に示す配線・配管材の管1の場合には、図2に
示すように、走行路12を形成するために外方に突出し
た管側壁1aが、天井から垂設された支持部材Sに保持
させるための被保持部として使用することができる。
【0015】図3及び図4に示すように、懸吊車2は、
配線・配管材用の管1の両側部に設けられた走行路12
に両支えにした状態で走行させるため、その支持手段と
して、走行路12間に架設されるのに十分な長さを有す
る左右一対で構成された支持板202を備えており、支
持板202の端部には走行路12内を転がるローラ20
1が回転自在に取り付けられている。又、支持板202
どうしの組み付け部には、配線・配管材Xを懸吊するた
めの懸吊手段となる回転体203と、この回転体203
が回転しないように係止したり、その係止を解除したり
する解除手段としての係合部材204とが取り付けられ
ている。回転体203は、軸205を中心に回動し、配
線・配管材Xの吊材Yが掛装される腕部206と、この
腕部206を回動操作するための操作片207とにより
構成されている。又、係合部材204は軸208を中心
に回動し、下部に回転体203の腕部206の先端に係
合する係合部209が形成されている。又、係合部材2
04の上部一端210は作動部として形成されており、
横方向からの押圧によって係合部材204を軸208を
中心に回動させるようになっている。
配線・配管材用の管1の両側部に設けられた走行路12
に両支えにした状態で走行させるため、その支持手段と
して、走行路12間に架設されるのに十分な長さを有す
る左右一対で構成された支持板202を備えており、支
持板202の端部には走行路12内を転がるローラ20
1が回転自在に取り付けられている。又、支持板202
どうしの組み付け部には、配線・配管材Xを懸吊するた
めの懸吊手段となる回転体203と、この回転体203
が回転しないように係止したり、その係止を解除したり
する解除手段としての係合部材204とが取り付けられ
ている。回転体203は、軸205を中心に回動し、配
線・配管材Xの吊材Yが掛装される腕部206と、この
腕部206を回動操作するための操作片207とにより
構成されている。又、係合部材204は軸208を中心
に回動し、下部に回転体203の腕部206の先端に係
合する係合部209が形成されている。又、係合部材2
04の上部一端210は作動部として形成されており、
横方向からの押圧によって係合部材204を軸208を
中心に回動させるようになっている。
【0016】従って、かかる懸吊車2にあっては、図5
に示すように、腕部206を開放させた状態で、配線・
配管材Xを吊り下げた吊材Yを持ち上げると、操作片2
07が吊材Yによって押圧され、この押圧にともなって
腕部206が回動し、図6に示すように、吊材Yに腕部
206が通り、腕部206の先端は係合部材204の係
合部209に係合して、配線・配管材Xが懸吊されるよ
うになっている。なお、係合部209は軸208の下方
に位置しており、係合部209に腕部206の先端が一
旦係合すれば係合が解除されることはなく、配線・配管
材Xが懸吊された状態で維持されるようになっている。
又、作動部として形成された係合部材204の一端21
0が押圧されると、図7に示すように、係合部材204
は軸208を中心に回動し、係合部209が後退して腕
部206の先端との係合が解除され、配線・配管材Xの
懸吊も解除されるようになっている。このような懸吊車
2は、配線・配管材Xに対して適宜間隔をおいて配置さ
れ、走行路12に沿って管1内を走行するようになって
いる。
に示すように、腕部206を開放させた状態で、配線・
配管材Xを吊り下げた吊材Yを持ち上げると、操作片2
07が吊材Yによって押圧され、この押圧にともなって
腕部206が回動し、図6に示すように、吊材Yに腕部
206が通り、腕部206の先端は係合部材204の係
合部209に係合して、配線・配管材Xが懸吊されるよ
うになっている。なお、係合部209は軸208の下方
に位置しており、係合部209に腕部206の先端が一
旦係合すれば係合が解除されることはなく、配線・配管
材Xが懸吊された状態で維持されるようになっている。
又、作動部として形成された係合部材204の一端21
0が押圧されると、図7に示すように、係合部材204
は軸208を中心に回動し、係合部209が後退して腕
部206の先端との係合が解除され、配線・配管材Xの
懸吊も解除されるようになっている。このような懸吊車
2は、配線・配管材Xに対して適宜間隔をおいて配置さ
れ、走行路12に沿って管1内を走行するようになって
いる。
【0017】本発明の配線・配管材用の管1及び懸吊車
2は上記実施例の他に次のように具体化しても良い。配
線・配管材用の管1については、例えば、図8に示すよ
うに管側壁1aの中間に走行路12を形成しても良く、
又、図9に示すように下方に走行路12を形成しても良
く、さらには、図10に示すように、複数段の走行路1
2を形成したものであっても良い。又、走行路12は管
側壁1aを外方に突出させて形成されるものに限らず、
走行路12はローラの転がる路面を有するものでなくと
もよい。例えば、図11に示すように、棒状のレール1
21によって形成される走行路12であってもよい。こ
の場合の懸吊車2は、例えば、レール121の保持溝を
有し、垂直軸にて回転するローラ201を有した構造に
より走行路12に沿って走行させることができる。
2は上記実施例の他に次のように具体化しても良い。配
線・配管材用の管1については、例えば、図8に示すよ
うに管側壁1aの中間に走行路12を形成しても良く、
又、図9に示すように下方に走行路12を形成しても良
く、さらには、図10に示すように、複数段の走行路1
2を形成したものであっても良い。又、走行路12は管
側壁1aを外方に突出させて形成されるものに限らず、
走行路12はローラの転がる路面を有するものでなくと
もよい。例えば、図11に示すように、棒状のレール1
21によって形成される走行路12であってもよい。こ
の場合の懸吊車2は、例えば、レール121の保持溝を
有し、垂直軸にて回転するローラ201を有した構造に
より走行路12に沿って走行させることができる。
【0018】又、懸吊車2については、例えば、図12
に示すように、支持板202の組み付け部が下向きに曲
げ形成され、これに回転体203と係合部材204とが
取り付けられた構成であっても良い。又、図13に示す
ように、懸吊手段として支持板202の端部を切り欠い
て引掛部211を形成し、解除手段として先端に刃部2
12を備え、引掛部211に対して進退自在な摺動板2
13によって構成されるものであっても良い。摺動板2
13の一端214は作動部として形成されており、横方
向からの押圧によって摺動板213を摺動させるように
なっている。
に示すように、支持板202の組み付け部が下向きに曲
げ形成され、これに回転体203と係合部材204とが
取り付けられた構成であっても良い。又、図13に示す
ように、懸吊手段として支持板202の端部を切り欠い
て引掛部211を形成し、解除手段として先端に刃部2
12を備え、引掛部211に対して進退自在な摺動板2
13によって構成されるものであっても良い。摺動板2
13の一端214は作動部として形成されており、横方
向からの押圧によって摺動板213を摺動させるように
なっている。
【0019】なお、本発明の配線・配管材用の管1は、
電線、信号線、または給排水湯管、ガス管、電線管、各
種保護管等の配線・配管材を内部に収納したり、保護す
る管であって、露出管、埋設管を問わず、管状に一体成
形された物に限られず、ダクトのように配線・配管材を
収納する本体と蓋とが組み合わされて管状に形成される
ものを含んでいる。
電線、信号線、または給排水湯管、ガス管、電線管、各
種保護管等の配線・配管材を内部に収納したり、保護す
る管であって、露出管、埋設管を問わず、管状に一体成
形された物に限られず、ダクトのように配線・配管材を
収納する本体と蓋とが組み合わされて管状に形成される
ものを含んでいる。
【0020】次に、上記配線・配管材用の管1及び懸吊
車2を用いて配線・配管材を布設する方法について、そ
の一例を説明する。
車2を用いて配線・配管材を布設する方法について、そ
の一例を説明する。
【0021】まず、図14に示すように、剛性のある呼
び線Pを管1の一端から挿入し、他端において懸吊車2
に懸吊された配線・配管材Xと呼び線Pとを連結する。
なお、懸吊車2と呼び線Pとを連結するようにしても良
い。次に、呼び線Pを引き戻し、懸吊車2を管1内の走
行路12に走行させながら、管1の一端まで配線・配管
材Xを懸吊状態にして引き込む。このとき、懸吊車2に
備わった配線・配管材Xの懸吊を解除する解除手段を作
用させるための作動部(図3に示す係合部材204の一
端205)は呼び線P側に位置するようにして懸吊車2
を送り込む。又、先頭の懸吊車2には、柔軟な引っ張り
ロープP1を取り付けておく。この引っ張りロープP1
は、その操作により先頭の懸吊車2を引き込むことがで
きて、かつ先頭の懸吊車2の作動部を作動させることが
できるように連結されている。なお、引っ張りロープP
1は他の懸吊車2に設けられた孔内に挿通させることに
よって上方に保持されるようにしてもよい。
び線Pを管1の一端から挿入し、他端において懸吊車2
に懸吊された配線・配管材Xと呼び線Pとを連結する。
なお、懸吊車2と呼び線Pとを連結するようにしても良
い。次に、呼び線Pを引き戻し、懸吊車2を管1内の走
行路12に走行させながら、管1の一端まで配線・配管
材Xを懸吊状態にして引き込む。このとき、懸吊車2に
備わった配線・配管材Xの懸吊を解除する解除手段を作
用させるための作動部(図3に示す係合部材204の一
端205)は呼び線P側に位置するようにして懸吊車2
を送り込む。又、先頭の懸吊車2には、柔軟な引っ張り
ロープP1を取り付けておく。この引っ張りロープP1
は、その操作により先頭の懸吊車2を引き込むことがで
きて、かつ先頭の懸吊車2の作動部を作動させることが
できるように連結されている。なお、引っ張りロープP
1は他の懸吊車2に設けられた孔内に挿通させることに
よって上方に保持されるようにしてもよい。
【0022】次に、図16に示すように、管1の他端側
より引っ張りロープP1を引っ張って、先頭の懸吊車2
の作動部を作動させ、解除手段を作用させて、配線・配
管材Xの懸吊を解除し、配線・配管材Xを管1内の引込
位置に落下させる。同時に懸吊車2はフリーな状態とな
って管1の他端側に向かって移動し、隣接する懸吊車2
に当り、その懸吊車2の作動部を押圧して作動部を作動
させる。これにより、隣接する懸吊車2の配線・配管材
Xの懸吊を解除し、懸吊車2と配線・配管材Xとを分離
する。同様の操作を繰り返しながら、順次懸吊車2と配
線・配管材Xとを分離することにより、図17に示すよ
うに、懸吊車2を管1の他端にて回収し、配線・配管材
Xを管1内に布設することができる。
より引っ張りロープP1を引っ張って、先頭の懸吊車2
の作動部を作動させ、解除手段を作用させて、配線・配
管材Xの懸吊を解除し、配線・配管材Xを管1内の引込
位置に落下させる。同時に懸吊車2はフリーな状態とな
って管1の他端側に向かって移動し、隣接する懸吊車2
に当り、その懸吊車2の作動部を押圧して作動部を作動
させる。これにより、隣接する懸吊車2の配線・配管材
Xの懸吊を解除し、懸吊車2と配線・配管材Xとを分離
する。同様の操作を繰り返しながら、順次懸吊車2と配
線・配管材Xとを分離することにより、図17に示すよ
うに、懸吊車2を管1の他端にて回収し、配線・配管材
Xを管1内に布設することができる。
【0023】なお、上記方法においては、先頭の懸吊車
2に引っ張りロープP1を連結する方法を採っている
が、最後尾の懸吊車2に引っ張りロープP1を連結し、
管1の一端側より引っ張るようにすることもできる。こ
の場合、呼び線Pの引き戻し時に引っ張りロープP1の
一端を引き込むようにすれば良い。
2に引っ張りロープP1を連結する方法を採っている
が、最後尾の懸吊車2に引っ張りロープP1を連結し、
管1の一端側より引っ張るようにすることもできる。こ
の場合、呼び線Pの引き戻し時に引っ張りロープP1の
一端を引き込むようにすれば良い。
【0024】又、先頭の懸吊車2について駆動モータを
備えた自走可能な構成を採れば、呼び線P無しに配線・
配管材Xを引き込むことができ、又、逆走により懸吊を
解除させるようにもすることができる。又、別の布設方
法として、自走可能な懸吊車2に柔軟な牽引ロープを連
結して、管1の一端から他端まで最初に引き込んでお
き、この牽引ロープの一端に懸吊車2に懸吊された配線
・配管材Xを連結し、牽引ロープの他端を牽引機によっ
て牽引することにより、配線・配管材Xを懸吊状態にし
て引き込み、その後、自走可能な懸吊車2を管1内に走
行させることにより、配線・配管材Xの懸吊を解除し
て、配線・配管材Xを布設する方法を採ることもでき
る。この方法は、自走可能な懸吊車2に大きなトルクを
必要とせず、小型の懸吊車2で間に合うという利点があ
る。
備えた自走可能な構成を採れば、呼び線P無しに配線・
配管材Xを引き込むことができ、又、逆走により懸吊を
解除させるようにもすることができる。又、別の布設方
法として、自走可能な懸吊車2に柔軟な牽引ロープを連
結して、管1の一端から他端まで最初に引き込んでお
き、この牽引ロープの一端に懸吊車2に懸吊された配線
・配管材Xを連結し、牽引ロープの他端を牽引機によっ
て牽引することにより、配線・配管材Xを懸吊状態にし
て引き込み、その後、自走可能な懸吊車2を管1内に走
行させることにより、配線・配管材Xの懸吊を解除し
て、配線・配管材Xを布設する方法を採ることもでき
る。この方法は、自走可能な懸吊車2に大きなトルクを
必要とせず、小型の懸吊車2で間に合うという利点があ
る。
【0025】さらに、上記布設方法について、剛性のあ
る呼び線P(図14参照)の管1への挿入を容易にする
ため、図18に示すように、呼び線P専用の通路13を
管1に設けてもよい。これにより、呼び線Pと管1内に
既設の配線・配管材とが交錯することがない。
る呼び線P(図14参照)の管1への挿入を容易にする
ため、図18に示すように、呼び線P専用の通路13を
管1に設けてもよい。これにより、呼び線Pと管1内に
既設の配線・配管材とが交錯することがない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上記構成により、複数本の配線・配管材を同時に引き込
む場合や重量のある配線・配管材を引き込む場合、又、
引き込みが長距離に及ぶ場合の配線・配管材の布設作業
を容易かつ確実に行え、又、既設の配線・配管材にも邪
魔されることなく、新たな配線・配管材の引き込みを可
能とし、その布設作業を容易に行うことができる。
上記構成により、複数本の配線・配管材を同時に引き込
む場合や重量のある配線・配管材を引き込む場合、又、
引き込みが長距離に及ぶ場合の配線・配管材の布設作業
を容易かつ確実に行え、又、既設の配線・配管材にも邪
魔されることなく、新たな配線・配管材の引き込みを可
能とし、その布設作業を容易に行うことができる。
【図1】 本発明に係る配線・配管装置の一実施例を示
しその使用状態における部分切欠斜視図である。
しその使用状態における部分切欠斜視図である。
【図2】 図1に示す実施例の配線・配管材用の管の取
付状態の一例を示す斜視図である。
付状態の一例を示す斜視図である。
【図3】 図1に示す実施例の懸吊車を示す分解斜視図
である。
である。
【図4】 図3に示す懸吊車の使用状態を示す正面図で
ある。
ある。
【図5】 図3に示す懸吊車の作用を説明するための要
部側面図である。
部側面図である。
【図6】 図3に示す懸吊車の作用を説明するための要
部側面図である。
部側面図である。
【図7】 図3に示す懸吊車の作用を説明するための要
部側面図である。
部側面図である。
【図8】 本発明に係る配線・配管材用の管の別の実施
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図9】 本発明に係る配線・配管材用の管の別の実施
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図10】 本発明に係る配線・配管材用の管の別の実
施例を示す断面図である。
施例を示す断面図である。
【図11】 本発明に係る配線・配管材用の管の別の実
施例及びこれに使用される懸吊車の一例を示す断面図で
ある。
施例及びこれに使用される懸吊車の一例を示す断面図で
ある。
【図12】 懸吊車の別の実施例を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図13】 懸吊車のさらに別の実施例を示す要部分解
斜視図である。
斜視図である。
【図14】 図1に示す実施例を用いた配線・配管材の
布設方法の一例の一工程を示す概略側面図である。
布設方法の一例の一工程を示す概略側面図である。
【図15】 図1に示す実施例を用いた配線・配管材の
布設方法の一例の一工程を示す概略側面図である。
布設方法の一例の一工程を示す概略側面図である。
【図16】 図1に示す実施例を用いた配線・配管材の
布設方法の一例の一工程を示す概略側面図である。
布設方法の一例の一工程を示す概略側面図である。
【図17】 図1に示す実施例を用いた配線・配管材の
布設方法の一例の一工程を示す概略側面図である。
布設方法の一例の一工程を示す概略側面図である。
【図18】 本発明に係る配線・配管材用の管の別の実
施例を示す部分切欠斜視図である。
施例を示す部分切欠斜視図である。
1 管 11 収納空間 12 走行路 P 呼び線 P1 引っ張りロープ X 配線・配管材
Claims (5)
- 【請求項1】 管内部に配線・配管材を懸吊状態にして
引き込む懸吊車を走行させるための走行路を備えた配線
・配管材用の管であって、当該管内部に配線・配管材の
収納空間を確保し、前記懸吊車を両支えにして走行させ
るため、前記管の両側壁をそれぞれ外方に突出させて凹
所を形成することにより、該管の両側部に走行路を配置
したことを特徴とする懸吊車走行路を備えた配線・配管
材用の管。 - 【請求項2】 管内部に配線・配管材を懸吊状態にして
引き込む懸吊車を走行させる走行路を備えた配線・配管
材用の管であって、 当該管内部に配線・配管材の収納空間を確保し、前記懸
吊車を両支えにして管の底壁を走行させるため、底壁両
側部に前記収納空間と区画されて形成された走行路を備
えたことを特徴とする懸吊車走行路を備えた配線・配管
材用の管。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の配線・配管材用
の管において、 当該管の内壁に、呼び線を挿通させるための通路を設け
たことを特徴とする懸吊車走行路を備えた配線・配管材
用の管。 - 【請求項4】 配線・配管材用の管の両側部に配置され
た走行路に沿って移動させるための懸吊車であって、 配線・配管材を懸吊する懸吊手段と、配線・配管材の懸
吊を解除する解除手段と、解除手段を作用させる作動部
と、管の両側部に配置された両走行路に支持させるため
の支持手段とを有しており、 前記作動部は、他の懸吊車にて押圧されることによって
前記解除手段を作動させ、前記懸吊手段による配線・配
管材の懸吊を解除することを特徴とする 懸吊車。 - 【請求項5】 内部に配線・配管材の収納空間を確保
し、懸吊車を両支えにして走行させるため、管の両側部
に配置した走行路を備えた配線・配管材用の管と、 配線・配管材を懸吊する懸吊手段と、配線・配管材の懸
吊を解除する解除手段と、解除手段を作用させる作動部
と、管の両側部に配置された両走行路に支持させるため
の支持手段とを備えた懸吊車とからなり、 前記懸吊車は、その作動部を他の懸吊車にて押圧される
ことによって前記解除手段を作動させ、前記懸吊手段に
よる配線・配管材の懸吊を解除して、前記管における収
納空間へ配線・配管材を布設する ことを特徴とする配線
・配管装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26639393A JP3326447B2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 懸吊車走行路を備えた配線・配管材用の管及びこれに使用される懸吊車、並びに配線・配管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26639393A JP3326447B2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 懸吊車走行路を備えた配線・配管材用の管及びこれに使用される懸吊車、並びに配線・配管装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07123558A JPH07123558A (ja) | 1995-05-12 |
JP3326447B2 true JP3326447B2 (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=17430314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26639393A Expired - Lifetime JP3326447B2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 懸吊車走行路を備えた配線・配管材用の管及びこれに使用される懸吊車、並びに配線・配管装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3326447B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100340170B1 (ko) * | 2000-06-16 | 2002-06-12 | 김정수 | 케이블 배선장치 |
CN101749488A (zh) * | 2008-11-29 | 2010-06-23 | 李红宾 | 一种电缆桥架 |
KR100973735B1 (ko) * | 2010-03-24 | 2010-08-04 | (주)케이아이씨 | 공동주택 전기 배선 구조 |
KR100968091B1 (ko) * | 2010-03-31 | 2010-07-14 | (주)케이아이씨 | 건축물 바닥 전기 케이블 보호관 구조 |
KR101444318B1 (ko) * | 2013-09-06 | 2014-09-26 | 삼성중공업 주식회사 | 케이블 정리 장치 |
-
1993
- 1993-10-25 JP JP26639393A patent/JP3326447B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07123558A (ja) | 1995-05-12 |
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Date | Code | Title | Description |
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