JP3326388B2 - 色信号処理回路 - Google Patents

色信号処理回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、色信号処理回路に関
し、特にたとえばYUV端子を備えるテレビジョン受像
機に適用され、色差信号を処理する色信号処理回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4に示す従来のテレビジョン受像機1
では、チューナ2またはビデオ端子3aからコンポジッ
ト映像信号が入力されると、入力されたコンポジット映
像信号はY/C分離回路6でY信号(輝度信号)とC信
号(搬送色信号)に分離される。そして、Y信号は輝度
信号処理回路7で所定の処理を施されてからモニタ9に
出力され、C信号は色復調回路8で色復調を施されてか
らモニタ9に出力される。
【0003】一方、S端子3bからY信号およびC信号
が入力されると、それぞれの信号は輝度信号処理回路7
および色復調回路8に与えられる。つまり、当初からY
信号とC信号とに分離されているため、Y/C分離回路
6を経ることなく上述の輝度信号処理および色復調処理
を施される。そして、モニタ9に出力される。他方、Y
UV端子3cからY信号,U信号(Cr信号)およびV
信号(Cb信号)が入力されると、Y信号は上述の輝度
信号処理を経て、U信号およびV信号はアンプ4aおよ
び4bを経て、モニタ9に与えられる。
【0004】この結果、モニタ9に所望の映像が表示さ
れる。なお、ビデオ端子3aおよびS端子3bにはたと
えばVTR出力が与えられ、YUV端子3cにはたとえ
ばDVDプレーヤ出力が与えられる。また、映像の色あ
いや色の濃さは、CPU5の制御の下で色復調回路8あ
るいはアンプ4aおよび4bで調整される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、C信号に基づ
く映像の色あいや色の濃さは色復調回路8で調整され、
U信号およびV信号に基づく映像の色あいや色の濃さ
は、アンプ4aおよび4bで調整される。つまり、チュ
ーナやVTRの出力の視聴時に調整された色あいおよび
色の濃さのデータは色復調回路8に与えられ、DVDプ
レーヤの出力の視聴時に調整された色あいおよび色の濃
さのデータはアンプ4aおよび4bに与えられる。した
がって、オペレータは、チューナやVTRの出力の視聴
時に色あいや色の濃さを調整したにも拘らず、DVDプ
レーヤの出力の視聴時に改めて同様の調整をしなければ
ならず、操作が煩わしいという問題があった。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、入
力信号の種類に関係なく共通の操作で映像の色あいと色
の濃さを調整することができる、色信号処理回路を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、搬送色信号
を復調して色差信号を生成する色復調手段を備える色信
号処理回路において、第1色差信号を変調して第1搬送
色信号を生成する色変調手段、第1搬送色信号を色復調
手段に入力する入力手段、第1搬送色信号を復調して生
成された第2色差信号を前記第1色差信号と比較する比
較手段、および比較手段の比較結果によって第1色差信
号を補正する補正手段をさらに備えることを特徴とす
る、色信号処理回路である。
【0008】
【作用】S−VHS方式のVTRの再生映像を視聴する
とき、S端子から入力されたC信号(搬送色信号)は色
復調回路で復調され、これによって生成されたCr信号
(U信号)およびCb信号(V信号)がモニタに出力さ
れる。一方、DVDプレーヤの再生映像を視聴すると
き、YUV端子から入力されたU信号およびV信号は、
色変調回路で搬送色信号に変換され、その後色復調回路
でU信号およびV信号に戻される。一方の比較器はこの
ようにして得られた2つのU信号のレベルを比較し、他
方の比較器は2つのV信号のレベルを比較する。そし
て、比較結果によってYUV端子から入力されたU信号
およびV信号のレベルを調整し、調整後のU信号および
V信号をモニタに出力する。つまり、いずれの再生映像
の色あいおよび色の濃さも色復調回路によって制御され
る。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、第1搬送色信号を復
調して生成された第2色差信号を前記第1色差信号と比
較し、その比較結果によって第1色差信号を補正するよ
うにしたため、入力信号の種類に関係なく共通の操作で
映像の色あいおよび色の濃さを調整することができる。
【0010】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【実施例】図1を参照して、この実施例のテレビジョン
受像機10は、チューナ12,ビデオ端子14a,S端
子14b,およびYUV端子14cを含む。チューナ1
2は地上波放送を受信し、ビデオ端子14aはVHS規
格のVTR(図示せず)から出力されたコンポジット映
像信号を受ける。また、S端子14bはS−VHS規格
のVTR(図示せず)から出力されたY信号およびC信
号を受け、YUV端子14cはDVDプレーヤ(図示せ
ず)から出力されたY信号,U信号(Cr信号)および
V信号(Cb信号)を受ける。
【0012】地上波放送を視聴するとき、スイッチSW
1はチューナ12側に接続され、スイッチSW2および
SW4はY/C分離回路16側に接続される。また、ス
イッチSW3およびSW5はスイッチSW2およびSW
4側に接続され、スイッチSW6およびSW7は色復調
回路20側に接続される。Y/C分離回路16は、チュ
ーナ12から出力されたコンポジット映像信号にY/C
分離を施し、Y信号(輝度信号)およびC信号(搬送色
信号)を生成する。このうち、Y信号は輝度信号処理回
路18に与えられ、C信号は色復調回路20に与えられ
る。輝度信号処理回路18は、Y信号に所定の処理を施
し、モニタ28に出力する。一方、色復調回路20は、
C信号を復調してCr信号およびCb信号を生成し、そ
れぞれをスイッチSW6およびSW7を介してモニタ2
8に出力する。この結果、放送映像がモニタ28に表示
される。
【0013】色復調回路20は図3に示すように構成さ
れる。色あいを調整するためにオペレータが所定のキー
操作を行うと、CPU30は制御信号を移相回路20d
ならびにCr信号用増幅器20eおよびCb信号用増幅
器20fに入力する。移相回路20dにはまた、3.5
8MHzの発振周波数信号が発振器20cから入力され
る。移相回路20dは、Cr復調回路20aおよびCb
復調回路20bに与える発振周波数信号の位相を、CP
U30から出力された制御信号に従って調整する。この
結果、モニタ28に表示される映像の色あいが変化す
る。
【0014】色の濃さを調整するためにオペレータが所
定のキー操作を行うと、CPU30は制御信号を増幅器
20eおよび20fに入力する。増幅器20eおよび2
0fは、CPU30から出力された制御信号に従ってそ
の増幅率を調整する。その後オペレータが決定指示をC
PU30に与えると、このときの色あいおよび色の濃さ
のデータがメモリ30aに記憶される。
【0015】VHS規格のVTRで再生した映像を視聴
するとき、スイッチSW1はビデオ端子14a側に接続
される。このため、ビデオ端子14aから入力されたコ
ンポジット映像信号が、Y/C分離回路16に与えられ
る。スイッチSW2〜SW7は、地上波放送視聴時と同
様の接続状態となり、Y/C分離回路16から出力され
たY信号およびC信号は上述と同様に処理される。この
結果、VTRの再生映像がモニタ28に表示される。
【0016】S−VHS規格のVTRで再生した映像を
視聴するとき、スイッチSW2およびSW4はS端子1
4b側に接続される。スイッチSW3およびSW5は、
上述と同様にスイッチSW2およびSW4と接続され、
スイッチSW6およびSW7もまた、上述と同様に色復
調回路20と接続される。S端子14bにはY信号およ
びC信号が与えられ、Y/C分離の必要はない。このた
め、S端子14bから入力されたY信号およびC信号
は、そのまま輝度信号処理回路18および色復調回路2
0に入力される。これ以降は上述と同様の処理が行わ
れ、この結果モニタ28に再生映像が表示される。
【0017】DVDプレーヤで再生した映像を表示する
とき、スイッチSW3はYUV端子14c側に接続さ
れ、スイッチSW5は色変調回路22側に接続される。
また、スイッチSW6およびSW7は、アンプ26aお
よび26bにそれぞれ接続される。このため、YUV端
子14cから入力されたY信号は輝度信号処理回路18
を介してモニタ28に出力される。また、色変調回路2
2が入力されたY信号,U信号(Cr信号)およびV信
号(Cb信号)のすべてを受け、U信号およびV信号に
色変調を施す。
【0018】色変調回路22は、図2に示すように構成
される。Y信号は同期分離回路22aに入力され、Y信
号に多重された垂直同期信号および水平同期信号が分離
される。平衡変調回路22bは、垂直同期信号および水
平同期信号ならびに発振器22cから出力された3.5
8MHzの発振周波数信号を受け、Cr信号およびCb
信号に平衡変調をかける。このようにして搬送色信号が
生成される。
【0019】色変調回路22から出力された搬送色信号
は、スイッチSW5を介して色復調回路20に与えら
れ、上述と同様にしてCr信号およびCb信号に戻され
る。つまり、YUV端子14cから入力されたCr信号
およびCb信号が変調され、その直後に搬送色信号が復
調される。ただし、復調されたCr信号およびCb信号
のレベルはCPU30によって制御され、YUV端子1
4cから入力されたCr信号およびCb信号のレベルと
必ずしも一致しない。なお、これ以降は、説明の便宜
上、YUV端子14cから入力されたCr信号およびC
b信号をそれぞれCr1信号およびCb1信号と定義
し、色復調回路20で復調されたCr信号およびCb信
号をそれぞれCr2信号およびCb2信号と定義する。
【0020】Cr1信号およびCr2信号はコンパレー
タ24aに入力され、Cb1信号およびCb2信号はコ
ンパレータ24bに入力される。コンパレータ24aは
Cr1信号およびCr2信号のレベル差を検出し、レベ
ル差信号をアンプ26aの制御端子に与える。コンパレ
ータ24bはCb1信号およびCb2信号のレベル差を
検出し、レベル差信号をアンプ26bの制御端子に与え
る。アンプ26aおよび26bの増幅率は、このような
レベル差信号によって規定される。アンプ26aおよび
26bの入力端子にはCr1信号およびCb1信号がそ
れぞれ入力され、レベル差信号によって規定された増幅
率で増幅される。つまり、アンプ26aおよび26bで
色あいおよび色の濃さが調整される。増幅されたCr1
信号およびCb1信号は、スイッチSW6および7を介
してモニタ28に出力される。この結果、DVDプレー
ヤからの再生映像がモニタ28に表示される。
【0021】以上の説明から分かるように、地上波放送
映像やVTR再生映像の色あいと色の濃さならびにDV
D再生映像の色あいと色の濃さは互いに異なる回路で調
整されるものの、アンプ26aおよび26bの増幅率に
はCr2信号およびCb2信号のレベルが反映される。
つまり、メモリ30aに記憶された色あいおよび色の濃
さのデータが、アンプ26aおよび26bの増幅率に反
映される。
【0022】このように、メモリ30aに記憶された共
通のデータによってすべての映像の色あいと色の濃さが
調整されるため、入力信号に応じて色あいと色の濃さを
調整し直す手間が省ける。なお、スイッチSW4〜SW
7,色復調回路20,色変調回路22,コンパレータ2
4aおよび24bならびにアンプ26aおよび26bに
よって、色信号処理回路32が構成される。
【0023】この実施例では、地上波放送を受信するチ
ューナを用いて説明したがチューナは衛星放送を受信す
るものであってもよい。また、チューナはアナログ方式
およびディジタル方式のいずれであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例を示すブロック図である。
【図2】色変調回路を示すブロック図である。
【図3】色復調回路を示すブロック図である。
【図4】従来技術を示すブロック図である。
【符号の説明】 10 …テレビジョン受像機 20 …色復調回路 22 …色変調回路 24a,24b …コンパレータ 26a,26b …アンプ 32 …色信号処理回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送色信号を復調して色差信号を生成する
    色復調手段を備える色信号処理回路において、 第1色差信号を変調して第1搬送色信号を生成する色変
    調手段、 前記第1搬送色信号を前記色復調手段に入力する入力手
    段、 前記第1搬送色信号を復調して生成された第2色差信号
    のレベルを前記第1色差信号のレベルと比較する比較手
    段、および前記比較手段の比較結果によって前記第1色
    差信号のレベルを調整する調整手段をさらに備えること
    を特徴とする、色信号処理回路。
  2. 【請求項2】オペレータの指示に応答して前記色復調手
    段の出力レベルを制御する制御手段をさらに備える、請
    求項1記載の色信号処理回路。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の色信号処理回路を
    備える、テレビジョン受像機。
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