JPH11313268A - 多画面テレビ受像機 - Google Patents

多画面テレビ受像機

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JPH11313268A
JPH11313268A JP10117442A JP11744298A JPH11313268A JP H11313268 A JPH11313268 A JP H11313268A JP 10117442 A JP10117442 A JP 10117442A JP 11744298 A JP11744298 A JP 11744298A JP H11313268 A JPH11313268 A JP H11313268A
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JP
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screen
clamp
video signal
sub
circuit
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JP10117442A
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Koichi Yamaguchi
孝一 山口
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多画面テレビ受像機で、主画面の信号状態が
一時的に不安定になっても副画面の直流電位レベルを安
定化することが求められている。 【解決手段】 主画面の映像信号を所定期間取り込むた
めの第1のスイッチ手段と、前記第1のスイッチ手段を
介して取り込んだ前記主画面用の映像信号を平滑し、そ
の平滑電圧を保持する平滑保持手段と、前記平滑保持手
段で保持された平滑電圧で前記副映像信号の直流レベル
をクランプするため、前記第1のスイッチと同期してス
イッチングする第2のスイッチ手段とを有し、前記副映
像信号の直流レベルを前記平滑保持手段で生成した平滑
電圧にクランプし、前記主映像信号と前記副映像信号を
重畳して再生表示する多画面テレビ受像機である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の画面を同時
に再生表示可能な多画面テレビ受像機において、特に副
画面用映像信号のクランプ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビ受像機の画面上に異なるチ
ャンネルの映像を同時に再生表示する多画面テレビ受像
機が実用化されている。
【0003】このような多画面テレビ受像機は、図3に
示すような回路構成を有している。なお、図3に示した
多画面テレビ受像機は、主副2画面を圧縮して同時に再
生表示する例を示している。
【0004】図3において、テレビ信号を受信選局する
第1のチューナ31と第2のチューナ32は、AVスイ
ッチ33に接続されている。このAVスイッチ33には
外部入力端子34が設けられ、この外部入力端子34に
は、例えばビデオカセットレコーダ等からの映像信号が
供給される。前記第1と第2のチューナ31、32で選
局したテレビ信号は、中間周波数に変換増幅し、音声と
映像信号に分離検波され、音声信号は図示されていない
音声回路に供給され、映像信号は前記AVスイッチ33
に供給される。前記AVスイッチ33は、前記第1と第
2のチューナ31、32及び前記外部入力端子34から
供給された映像信号の中から主画面と副画面の映像信号
を選択する。例えば、主画面には前記第1のチューナ3
1が選局したテレビ信号の映像信号を再生表示し、副画
面には前記第2のチューナ32で選局したテレビ信号の
映像信号を再生表示する。前記AVスイッチ33で選択
された映像信号の内、前記主画面の映像信号は、輝度信
号と色信号の分離や色復調等の映像信号処理を行う第1
の信号処理回路35に供給される。前記第1の信号処理
回路35で信号処理された映像信号は、主画面処理回路
36に供給される。この主画面処理回路36は、アナロ
グ・ディジタル変換器(以下、A/D変換器という)3
7、圧縮器38、及びディジタル・アナログ変換器(以
下、D/A変換器という)39から構成されている。前
記第1の信号処理回路35からの映像信号は、前記A/
D変換器37でアナログ映像信号からディジタル映像信
号に変換し、前記圧縮回路38に供給する。前記圧縮回
路38は、図示されていないメモリを有しており、この
メモリに前記ディジタル映像信号を記憶し、後述する制
御回路52からの制御により、記憶されたディジタル映
像信号の読み出し速度をn倍にして読み出すことによ
り、1/nのディジタル映像信号に圧縮する。前記圧縮
器38で圧縮されたディジタル映像信号は、前記D/A
変換器39でアナログ映像信号に変換されて、クランプ
回路45に供給される。
【0005】前記AVスイッチ33で選択された映像信
号の内、前記副画面の映像信号は、前記第1の信号処理
回路35と同様にY/C分離・色復調等の信号処理を行
う第2の信号処理回路40に供給される。前記第2の信
号処理回路40で信号処理された映像信号は、副画面処
理回路41に供給される。この副画面処理回路41は、
前記主画面処理回路36と同様にA/D変換器42、圧
縮器43、及びD/A変換器44を有し、副画面信号は
A/D変換、信号圧縮及びD/A変換されて、前記クラ
ンプ回路45に供給される。
【0006】前記クランプ回路45は、前記主画面処理
回路36からの主画面映像信号をインピーダンス変換す
る主画面バッファ増幅器46と、前記副画面処理回路4
1からの副画面映像信号をインピーダンス変換する副画
面バッファ増幅器47と、前記副画面バッファ増幅器4
7の出力に接続されたクランプ用コンデンサ48と、前
記主画面バッファ増幅器46の出力と前記クランプ用コ
ンデンサ48の出力間に接続されたクランプスイッチ4
9と、このクランプスイッチ49をオン・オフ制御する
クランプパルス信号を供給するクランプパルス入力端子
50から構成されており、前記主画面バッファ増幅器4
6の出力と、前記クランプ用コンデンサ48の出力は、
主副映像信号を重畳する重畳回路51に接続されてい
る。
【0007】前記主画面処理回路36から供給された主
画面映像信号は、主画面バッファ増幅器46でインピー
ダンス変換された後、前記クランプスイッチ49と重畳
回路51の一方の入力端子に供給される。前記副画面処
理回路41から供給された副画面映像信号は、副画面バ
ッファ増幅器47でインピーダンス変換され、前記クラ
ンプ用コンデンサ48を介して、前記クランプスイッチ
49と前記重畳回路51の他方の入力端子に供給され
る。前記クランプパルス入力端子50には、前記主画面
の映像信号のペデスタル期間に同期したクランプパルス
が供給される。このクランプパルス入力端子50からク
ランプパルスが供給されると前記クランプスイッチ49
はオンして、前記クランプ用コンデンサ48の出力は、
前記主画面バッファ増幅器46から出力される主画面映
像信号の直流レベルと同電位に充電される。つまり、前
記クランプ回路45は、副画面の画像信号の直流レベル
電位を主画面映像信号の直流レベル電位と等しく保つよ
うに動作する。
【0008】前記重畳回路51は、前記主画面と副画面
の映像信号を重畳するための回路で、主画面と副画面の
映像信号を切り替えてRGBプロセッサ53へ供給する
切換スイッチで構成されており、この切換スイッチの切
換制御は後述する制御回路52からの切換信号Ysによ
ってなされ、主画面と副画面の表示期間は、各画面の圧
縮率に応じて切り替えられる。前記RGBプロセッサ5
3は、供給された主画面と副画面の映像信号の輝度信号
と色差信号から赤、緑、青の色信号を生成し、ブラウン
管等で構成された表示器54に供給し、前記主副画面を
再生表示する。前記制御回路52は、マイクロコンピュ
ータで構成されており、図示されていない、ユーザ入力
手段に応答して各種の制御信号を生成し、前記AVスイ
ッチ33での主画面と副画面の選択制御や、前記圧縮器
38、43のメモリへの書込や読み出し制御を行った
り、前記重畳回路51の切換制御等を行う。
【0009】ところで、このような構成の多画面テレビ
受像機において、前記クランプ回路45は、副画面映像
信号の直流レベルを主画面映像信号のペデスタルレベル
に一致させる構成となっているため、主画面映像信号が
無信号である場合や、隣接チャンネルからの妨害信号が
混入する場合、又は主画面の映像信号切替時に前記クラ
ンプパルスと主画面映像信号のペデスタルとの同期が外
れた場合には、前記副画面の映像信号のクランプレベル
が大きく乱れてしまうことになり、前記表示器54で
は、直流レベルの乱れた映像を再生表示することにな
る。
【0010】そこで、このような再生表示映像の乱れを
防止する為に、図4に示すクランプ回路が用いられてい
る。図4において、図3と異なる点は、クランプ回路4
5’にある。
【0011】クランプ回路45’について説明すると、
主画面バッファ増幅器46の出力側には、クランプ用コ
ンデンサ61が接続配置され、このクランプ用コンデン
サ61の出力側は、前記重畳回路51と第1のクランプ
スイッチ62に接続されている。また、前記副画面バッ
ファ増幅器47の出力側にはクランプ用コンデンサ48
が接続配置され、このクランプ用コンデンサ48の出力
側は、前記重畳回路51と第2のクランプスイッチ63
に接続されている。さらに、前記第1のクランプスイッ
チ62と前記第2のクランプスイッチ63の一方には定
電圧発生器64がそれぞれ接続され、前記第1と第2の
クランプスイッチ62、63は、クランプパルス入力端
子50から供給されるクランプパルス信号によりオン・
オフ制御されるようになっている。
【0012】つまり、前記第1と第2のクランプスイッ
チ62、63にクランプパルスが供給され、オン状態の
期間、前記定電圧発生器64から供給された定電位に前
記クランプ用コンデンサ61と48は充電される。この
ため、前記重畳回路51に供給される主画面及び副画面
の映像信号の直流レベル電位は、前記定電圧発生回路6
4からの定電位に等しい電位に保たれる。
【0013】この結果、前記主画面映像信号が無信号に
なったり、隣接チャンネルからの妨害があった場合、あ
るいは、主画面切替時にクランプパルスと主画面映像信
号のペデスタルとの同期外れ等が生じても、クランプ用
コンデンサ61、48は、前記定電圧発生器64の定電
位に維持され、前記副画像映像信号のクランプレベルが
変動しないようにしている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の多画面テレビ受
像機においては、主画面映像のペデスタル期間に同期さ
せて、クランプスイッチをオン・オフ制御し、副画面映
像信号の直流電位を主画面映像の直流電位と同電位に維
持するようにしていたために、主画面映像信号が無信号
状態や隣接チャンネルから妨害を受けた際、あるいは、
主画面のチャンネル切替時にペデスタル信号とクランプ
パルスとの同期外れが生じた際に、再生表示画面の映像
に乱れが生じる課題があった。
【0015】又、このような再生表示画面の乱れを防止
するために、主画面と副画面の両映像信号の直流電位を
定電圧発生器からの電位に維持させるようにした場合
は、主映像信号のクランプ用コンデンサや、前記定電圧
発生器を新たに設ける必要が有り、回路構成部品の増大
によるコスト増や消費電力の上昇の要因となり、省資源
化を阻害する課題があった。
【0016】本発明は、省資源化が可能で、副画面の直
流レベルが主画面の信号状態に影響されることなく安定
したレベルに維持可能なクランプ回路を有する多画面テ
レビ受像機を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】複数画面を単一の表示手
段に同時に再生表示可能な多画面テレビ受像機におい
て、前記表示手段に表示する第1の画面の映像信号を生
成する第1の回路と、前記第1の画面の映像信号を所定
期間取り込むために所定期間でスイッチングする第1の
スイッチ手段と、前記第1のスイッチ手段を介して取り
込んだ前記第1の画面の映像信号を平滑し、その平滑電
圧を保持する平滑保持手段と、前記表示手段に表示する
第2の画面の映像信号を生成する第2の回路と、前記第
2の画面の映像信号レベルを前記平滑保持手段で保持さ
れた平滑電圧にクランプするため、前記第1のスイッチ
手段と同期して動作する第2のスイッチ手段を含む直流
レベル設定手段とを具備し、前記第1の画面の映像信号
と、前記平滑電圧でクランプされた第2の画面の映像信
号とを重畳再生表示する多画面テレビ受像機である。
【0018】又、前記第1のスイッチ手段で所定期間、
前記第1の画面の輝度信号を取り込み、この取り込んだ
輝度信号を基に前記平滑保持手段で平滑電圧を生成し、
この平滑保持手段で生成した平滑電圧を用いて前記第2
の画面の輝度信号レベルをクランプする。
【0019】或いは、前記クランプ用スイッチ手段で所
定期間、前記第1の画面の色差信号を取り込み、この取
り込んだ色差信号を基に前記平滑保持手段で平滑電圧を
生成し、この平滑保持手段で生成した平滑電圧を用いて
前記第2の画面の色差信号レベルをクランプする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
多画面テレビ受像機用のクランプ回路の一実施の形態を
示す回路構成図である。なお、図3と同一部分は同一符
号を付して、その詳細説明は省略する。
【0021】本発明のクランプ回路11は、前記主画面
処理回路36から供給された主画面映像信号をインピー
ダンス変換する主画面バッファ増幅器12と、前記副画
面処理回路41から供給された副画面映像信号をインピ
ーダンス変換する副画面バッファ増幅器13と、この副
画面バッファ増幅器13の出力側に接続されたクランプ
用コンデンサ14と、前記主画面バッファ増幅器12の
出力側と接地間に接続された第1のクランプスイッチ1
5と抵抗17及びコンデンサ18の直列回路と、前記抵
抗17とコンデンサ18の接続点と前記クランプ用コン
デンサ14の出力側との間に接続された第2のクランプ
用スイッチ16と、前記第1と第2のクランプスイッチ
15と16にクランプパルスを供給するためのクランプ
パルス入力端子19から構成されている。なお、主画面
バッファ増幅器12の出力及びクランプ用コンデンサ1
4の出力は重畳回路51に供給される。
【0022】次に、前記クランプ回路11の動作につい
て説明する。前記主画面処理回路36からの映像信号
は、前記主画面バッファ増幅器12に供給され、インピ
ーダンス変換されて、前記多重回路51の一方の入力端
子に供給されると共に、前記第1のクランプスイッチ1
5にも供給される。前記クランプパルス入力端子19に
は、前記主画面の映像信号のペデスタル期間に同期した
クランプパルスが供給されており、前記第1のクランプ
スイッチ15は、このクランプパルス期間にオンとな
る。これにより、前記主画面バッファ増幅器12からの
映像信号は、抵抗17とコンデンサ18に供給される。
前記抵抗17とコンデンサ18は積分回路を構成してお
り、クランプパルス期間に抜き出された主画面の映像信
号は前記抵抗17とコンデンサ18で積分平滑され、コ
ンデンサ18は平滑された直流電位を保持する。
【0023】一方、前記副画面処理回路41から供給さ
れた副画面の映像信号は、前記副画面バッファ増幅器1
3でインピーダンス変換されて、前記クランプ用コンデ
ンサ14に供給される。前記クランプ用コンデンサ14
に供給された副画面の映像信号は、前記重畳回路51の
他方の端子に供給すると共に、前記第2のクランプスイ
ッチ16に供給される。前記第2のクランプスイッチ1
6は、前記第1のクランプスイッチ15と同様に、前記
クランプパルス入力端子19から供給されるクランプパ
ルス期間オンされる。これにより、前記第2のクランプ
スイッチ16のオン期間、前記クランプ用コンデンサ1
4の出力側は、前記抵抗17とコンデンサ18で構成さ
れる積分回路で平滑保持された前記主画面の映像信号に
基づく直流電位に充電される。
【0024】つまり、前記副画面バッファ増幅器13か
らの副画面の映像信号の直流電位は、前記主画面の映像
信号の直流電位と等しい値に保持される。
【0025】したがって、前記主画面の映像信号のペデ
スタル期間と、前記クランプパルス入力端子19に供給
されるクランプパルスとの同期に乱れが生じた際でも、
前記抵抗17とコンデンサ18により積分平滑された電
位には乱れを生じないため、前記副画面の映像信号のク
ランプレベルは安定しており、副画面が乱れて再生され
ることを防止することが可能となる。
【0026】なお、図1は映像信号をクランプする回路
として本発明の概念を説明したが、実際には、映像信号
は輝度信号と色差信号を含んでいるから、輝度信号をク
ランプする場合と色差信号をクランプする場合を考慮す
る必要がある。
【0027】すなわち、輝度信号に対してクランプ処理
を施す場合は、図1の回路がそのまま適用でき、主画面
処理回路36及び副画面処理回路41から、輝度信号及
び色差信号が夫々別々に出力されるものとすると、前記
主画面バッファ増幅器12に主画面の輝度信号を供給
し、前記副画面バッファ増幅器13に副画面の輝度信号
を供給すれば良い。これにより、輝度信号に対するクラ
ンプ処理が可能となる。
【0028】一方、本発明の考えは、色差信号のクラン
プ処理にも適用することができ、図2にその回路例を示
している。
【0029】本発明の他の実施形態を図2を用いて説明
する。図2は主副画面の色差信号のクランプ回路を示し
たものである。なお、図1と同一部分は同一符号を付し
ている。
【0030】図2において、前記主画面処理回路36か
らは主画面用の主R−Y信号及び主B−Y信号が出力さ
れ、夫々主バッファ増幅器12、12’に供給される。
又副画面処理回路41からは副画面用の副R−Y信号及
び副B−Y信号が出力され、夫々副バッファ増幅器1
3、13’に供給される。主バッファ増幅器12、1
2’と副バッファ増幅器13、13’は色差クランプ回
路21の一部を構成するもので、この色差クランプ回路
21は、さらに主バッファ増幅器12に接続された第1
のクランプスイッチ15、抵抗17及びコンデンサ18
の直列接続回路を有している。又、前記副バッファ増幅
器13の出力側に接続されたクランプ用コンデンサ14
と、このクランプ用コンデンサ14の出力側に接続され
た第2のクランプスイッチ16を有している。さらに、
前記副バッファ増幅器13’の出力側に接続されたクラ
ンプ用コンデンサ14’と、このクランプ用コンデンサ
14’の出力側に接続された第3のクランプスイッチ1
6’を有している。、前記第2と第3のクランプ用スイ
ッチ16、16’の一方端子は、いずれも前記抵抗17
とコンデンサ18の接続点に接続されており、前記第1
〜第3のクランプ用スイッチ15、16、16’はクラ
ンプパルス入力端子19から入力されるクランプパルス
によってオン・オフ動作を行う。なお、R−Y重畳回路
51は、主R−Y信号と副R−Y信号の切換を行い、B
−Y重畳回路51’は主B−Y信号と副B−Y信号との
切換を行うもので、各重畳回路51、51’の出力はR
GBプロセッサ53に供給されるようになっている。
【0031】このような構成の色差信号クランプ回路2
1において、前記第1のクランプ用スイッチ15がクラ
ンプパルス入力端子19からのクランプパルス入力によ
り、オンしている期間に、前記主バッファ増幅器12か
らの主R−Y信号の一部が抜き出され、前記抵抗17と
コンデンサ18に供給されて積分平滑される。この抵抗
17とコンデンサ18で積分平滑された電位は、前記第
1のクランプ用スイッチ15と同時にオン状態となる第
2と第3のクランプ用スイッチ16、16’を介して、
前記クランプ用コンデンサ14、14’を充電する。こ
れにより、前記副バッファ増幅器13及び副バッファ増
幅器13’からの副R−Y信号と副B−Y信号は、主画
面の主R−Y信号と同電位の直流電位レベルに保持され
る。この結果、前記R−Y重畳回路51とB−Y重畳回
路51’に供給される主副画面のR−YとB−Y信号の
直流電位レベルを同電位で供給でき、映像信号のペデス
タルとクランプパルスとの同期乱れが生じても主画面及
び副画面に影響することなく、安定した主副画面の再生
表示が可能となる。また、回路構成も抵抗とコンデンサ
からなる積分回路の追加という最小限の部品増加で実現
可能である。
【0032】なお、前記本発明の実施形態の説明におい
て、主画面と副画面の2つの画面を再生表示する例を用
いたが、2つ以上の複数画面を同時に再生表示する場合
においても本発明が適用できることは明らかである。例
えば、4つの画面を同時に再生表示する際には、主画面
以外の第2から第3の画面の直流電位レベルを主画面の
直流電位レベルにクランプするようにすれば良い。
【0033】
【発明の効果】本発明は、主画面の映像信号を所定のク
ランプ期間に抜き出して平滑処理し、その平滑処理した
直流レベルで副画面の映像信号の直流レベルをクランプ
することにより、簡単な回路構成で副画面の乱れを防止
できる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多画面テレビ受像機用のクランプ
回路の一実施の形態を示す回路構成図。
【図2】本発明に係る多画面テレビ受像機用のクランプ
回路の他の実施形態を示す回路構成図。
【図3】従来の多画面テレビ受像機の回路構成を示す回
路ブロック図。
【図4】従来の多画面テレビ受像機用のクランプ回路の
他の例を示す回路構成図。
【符号の説明】
11…クランプ回路、12…主画面用バッファ増幅器、
13…副画面用バッファ増幅器、14…クランプ用コン
デンサ、15…第1のクランプスイッチ、16…第2の
クランプスイッチ、17…抵抗、18…コンデンサ、1
9…クランプパルス入力端子、36…主画面処理回路、
41…副画面処理回路、51…重畳回路、53…RGB
プロセッサ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数画面を単一の表示手段に同時に再生
    表示可能な多画面テレビ受像機において、 前記表示手段に表示する第1の画面の映像信号を生成す
    る第1の回路と、 前記第1の画面の映像信号を所定期間取り込むために所
    定期間でスイッチングする第1のスイッチ手段と、 前記第1のスイッチ手段を介して取り込んだ前記第1の
    画面の映像信号を平滑し、その平滑電圧を保持する平滑
    保持手段と、 前記表示手段に表示する第2の画面の映像信号を生成す
    る第2の回路と、 前記第2の画面の映像信号レベルを前記平滑保持手段で
    保持された平滑電圧にクランプするため、前記第1のス
    イッチ手段と同期して動作する第2のスイッチ手段を含
    む直流レベル設定手段と、 を具備し、前記第1の画面の映像信号と、前記平滑電圧
    でクランプされた第2の画面の映像信号とを重畳再生表
    示することを特徴とする多画面テレビ受像機。
  2. 【請求項2】 前記第1のスイッチ手段で所定期間、前
    記第1の画面の輝度信号を取り込み、この取り込んだ輝
    度信号を基に前記平滑保持手段で平滑電圧を生成し、こ
    の平滑保持手段で生成した平滑電圧を用いて前記第2の
    画面の輝度信号レベルをクランプすることを特徴とする
    請求項1記載の多画面テレビ受像機。
  3. 【請求項3】 前記クランプ用スイッチ手段で所定期
    間、前記第1の画面の色差信号を取り込み、この取り込
    んだ色差信号を基に前記平滑保持手段で平滑電圧を生成
    し、この平滑保持手段で生成した平滑電圧を用いて前記
    第2の画面の色差信号レベルをクランプすることを特徴
    とする請求項1記載の多画面テレビ受像機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1274230A3 (en) * 2001-07-02 2005-03-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Pedestal level control circuit and method for controlling pedestal level

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