JPH0242887A

JPH0242887A - 変調信号調整回路

Info

Publication number: JPH0242887A
Application number: JP19244988A
Authority: JP
Inventors: Kazutaka Bandou; 板東　主貴
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1988-08-01
Filing date: 1988-08-01
Publication date: 1990-02-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、テレビジョン受信機や、ビデオテープレコー
ダ（以下、ＶＴＲと略す）などに使用される変調信号調
整回路に関するものである。

従来の技術従来の技術では、テレビジョン受信機の画面中に、縮小
された子画面を映し出すピクチャーインピクチャー（Ｐ
ｉｎＰと略す）システムが知られている（たとえば、日
経エレクトロニクス、１９７７年、１２月２６日号、第
１２７〜１３４頁）。また、ＶＴＲに関しても、特殊再
生の画質改善・付加機能を有したＶＴＲが発表され（た
とえば、日経エレクト０二りス、　１９８６年、１０月
２０日号、第１７５〜１８４頁）、付加機能として、Ｐ
ｉｎＰシステムを取り入れたＶＴＲも発表されている（
たとえば、日経エレクトロニクス、１９８６年、６月３
０日号、第９６〜９８頁）９以下、第２図のブロック図
に基づいて従来のＰｉｎＰシステムについて説明する。

ＶＴＲ本体１より出力される映像信号、すなわちＡＧＣ
回路２を介して出力されるテレビチューナ出力信号ａお
よびＶＴＲ再生出力信号すは、スイッチ回路３で、親画
面信号Ｃと、子画面信号ｄとに、振り分けられる。振り
分けられた子画面信号ｄは、ロー・パス・フィルタ（以
下、ＬＰＦと略す）４に加えられ、ここで輝度信号ｅが
分離され、同様にバンド・バス・フィルタ（以下、ＢＰ
Ｆと略す）５に加えられ、ここで色信号ｆが分離される
。この色信号ｆは、子画面用復調器６によりＲ−Ｙ色差
信号ｇとＢ−Ｙ色差信号りに復調され、スイッチ回路９
により時分割多重されてＡ／Ｄ変換器１０に入力される
。Ａ／Ｄ変換された画素のデータは、メモリ１８．１９
に取り込まれ、システムコントローラ１７により、子画
面表示の大きさに間びかれて読み出される。このように
して読み出されたデジタル・データは、Ｒ−Ｙ色差信号
、Ｂ−Ｙ色差信号および輝度信号用の各Ｄ／Ａ変換器２
１，２２．２３により輝度信号ｉとＲ−Ｙ色差信号ｊと
Ｂ−Ｙ色差信号ｋに変換される。Ｄ／Ａ変換された各信
号１＋　Ｊ＋　ｋはＲ−Ｙ色差信号用ＬＰＦ２４、Ｂ−
Ｙ色差信号用ＬＰＦ２５、輝度信号用ＬＰＦ２６を通り
波形整形された後、子画面の複合映像信号を形成する変
調器２７に入力される。また、スイッチ回路３で振り分
けられた親画面信号Ｃは、親画面用ＬＰＦＩＩと親画面
用ＢＰＦ１２により輝度信号ｑと色信号ｒに分離され、
親画面用復調器１３に入力される。親画面用復調器１３
は色信号ｒ中のバースト信号に同期した９０度サブキャ
リア信号Ｓと１８０度サブキャリア信号ｔとを発生し、
変調器２７に出力する。変調器２７では、デジタル処理
され入力した子画面のＲ−Ｙ色差信号見とＢ−Ｙ色差信
号ｍを、親画面のバースト信号に同期した９０度、１８
０度のサブキャリア信号ｓ、ｔにより、色信号に変調し
、この子画面の色信号とデジタル処理され入力した子画
面の輝度信号ｎとを混合して子画面複合映像信号ｐを形
成し、スイッチ回路２８に出力する。このスイッチ回路
２８には、スイッチ回路３からの親画面信号Ｃと、変調
器２７からの子画面複合映像信号ｐが入力され、ｐＡ画
面信号Ｃに、子画面複合映像信号ｐを挿入し、ＰｉｎＰ
が行われる。

なお、７と１４は同期分離回路であり、複合同期信号ｕ
、ｖと、水平同期信号ｗ、ｘを出力している。８と１５
はＡＦＣ回路、１６は７００回路である。

発明が解決しようとする課題しかし、従来の構成では、親画面（複合映像）信号Ｃを
輝度信号ｑと色信号ｒに分離する際に、トラップなどに
より遅延時間差を生じ、キャリアバランスが変化し、ま
た、Ｄ／Ａ変換後のＲ−Ｙ色差信号立とＢ−Ｙ色差信号
ｍを色信号に変調する際に、キャリアの位相変化や振幅
利得の変化などにより、色再生での色相ずれが生じると
いう問題があった。

本発明は上記問題を解決するものであり、子画面を鮮明
に色再生可能な変調信号調整回路を提供することを目的
とするものである。

課題を解決するための手段上記問題を解決するため本発明は、映像信号を、親画面
信号と子画面信号とに振り分けるスイッチ回路と、前記
子画面信号から輝度信号と色信号を分離する第１の信号
分離手段と、前記第１の信号分離手段で分離された色信
号を色差信号に復調する第１の復調器と、前記輝度信号
および前記第１の復調器で復調された色差信号をデジタ
ルデータに変換するアナログ・デジタル変換手段と、前
記アナログ・デジタル変換手段で変換され子画面用に間
びかれたデジタルデータを輝度信号と色差信号に変換す
るデジタル・アナログ変換手段と、前記親画面信号を輝
度信号と色信号とに分離する第２の信号分離手段と、前
記第２の信号分離手段で分離された信号を復調し、サブ
キャリア信号を形成する第２の復調器と、前記デジタル
・アナログ変換手段により変換して得た色差信号と前記
サブキャリア信号により色信号を形成する変調器を備え
、前記第２の信号分離手段中の色信号分離器と前記第２
の復調器との間をバースト信号位相調整用の位相器を介
して結合し、さらに、前記変調器の子画面用色差信号入
力端子にキャリアバランス調整用の可変抵抗を付設した
ものである。

作用上記構成により、親画面信号から第２の信号分離器にお
いて分離された色信号に含まれるバースト信号は位相器
によって位相調整されて第２の復調器に入力され、この
位相調整されたバースト信号と親画面信号から第２の信
号分離器において分離された輝度信号により第２の復調
器において親画面信号のバースト信号と同期したサブキ
ャリア信号が形成される。デジタル処理された子画面用
の色差信号を、このサブキャリア信号により変調器にお
いて色信号に変調することによって、また変調器の子画
面用色差信号入力端子に接続された可変抵抗を調整する
ことによって、前記色差信号のキャリアバランスを調整
し、これにより親画面信号の位相に一致した子画面の色
再生が行われる。

実施例以下５本発明の一実施例の変調信号調整回路を第１図の
ブロック図に基づいて説明する。

第１図は、従来のＰｉｎＰシステムを示す第２図中のＡ
ブロックを示している。なお、従来例の第２図と同一の
構成には同一の符号を付して説明を省略する。

親画面複合映像信号Ｃは親画面用ＢＰＦ１２により、色
信号ｒが分離され１位相器３３を通り、親画面用復調器
１３に入力される。この位相器３３では、色信号ｒに含
まれるバースト信号の位相が調整される。復調器１３は
、入力される親画面輝度信号ｑと上記位相調整されたバ
ース１−信号により親画面信号Ｃのバースト信号に同期
した９０度サブキャリア信号Ｓと１８０度サブキャリア
信号りが形成され、それぞれ平衡変調器３８　、３９に
出力される。サブキャリア信号ｓ、ｔの位相は、バース
ト信号の位相と同期しているので、位相器３３によりバ
ースト信号の位相を調整すると、サブキャリア信％ｓ、
ｔの位相も同時に調整され、キャリアバランスを調整で
きる９、一方、デジタル処理された尺−Ｙ色差信号ｊとＢ−Ｙ色
差信号には、Ｒ−Ｙ色差信号用ＬＰＦ２４、Ｂ−Ｙ色差
信号用ＬＰＦ２５を通り、波形整形された後、出力イン
ピーダンスが低く、利得可変可能な増幅器３４．３５に
入力され、振幅利得が調整される。増幅器３４　、３５
により振幅制御されたＲ−Ｙ色差信号ｙとＢ−Ｙ色差信
号Ｚは、クランプ回路３６゜３７に低インピーダンスで
供給され、基１！！電圧にクランプされる。また、９０
度、１８０度サブキャリア信号ｓｏｔも、基ＰＵｆｆｉ
圧にクランプされている。

クランプ回路３６によりクランプされたＲ−Ｙ色差信号
は９０度サブキャリア信号Ｓとともに平衡変調回路３８
へ入力され、またクランプ回路３７によりクランプされ
たＢ−Ｙ色差信号は１８０度サブキャリアしとともに平
衡変調回路３９へ入力され、それぞれ平衡変調された後
、加算器４０により加算され、色信号αとして出力され
る。ところで、この変調器２７の出力端子４５にはキャ
リアリークがあるため、変調器２７の色差信号用の入力
端子４６．４７に付設した可変抵抗Ｒ２，Ｒ４によりキ
ャリアバランスを調整してキャリアリークを零にする。

また、この出力された色信号αには、高調波成分が含ま
れているのでＢＰＦ４９で取り除き、その後、加算器４
８に入力し、輝度信号用ＬＰＦ２６により波形整形され
た輝度信号ｎと加算して、親画面のバースト４３号と位
相が同期した子画面複合映像信号Ｐとして出力する。し
たがって、振幅が調整され、色位相のとれた子画面を再
生することができ、鮮明な子画面を構成することができ
る。

発明の効果以上のように本発明によれば、子画面用の色差信号を、
位相器および可変抵抗によりキャリアバランスを調整し
た色信号に復調することができ、ｇＩＡ画面信号の位相
に一致した子画面の色再生を行うことができる。したが
って、鮮明な子画面を得ることができ、実用的な価値は
大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す変調信号調整回路のブ
ロック図、第２図は従来のＰｉｎＰシステムのブロック
図である。Ｘ３・・スイッチ回路、４・・・子画面用ＬＰＦ、５・
・・子画面用ＢＰＦ、６・・・子画面用復調器、９・・
・スイッチ回路、１０・・・Ａ／Ｄ変換器、１１・・・
親画面用ＬＰＦ−１２・・・親画面用ＢＰＦ、１３・・
・親画面用復調器、２１・・Ｒ−Ｙ色差信号用Ｄ／Ａ変
換器、２２・・Ｂ−Ｙ色差信号用Ｄ／Ａ変換器、２３・
・・輝度信号用Ｄ／Ａ変換器、２４・・・Ｒ−Ｙ色差信
号用ＬＰＦ、２５・・・Ｂ−Ｙ色差信号用ＬＰＦ、２６
・・・輝度信号用ＬＰＦ、２７変調器、２８・・・スイ
ッチ回路、３３・・・位相器、３４・・・（Ｒ−Ｙ色差
信号用）増幅器、３５・・・（Ｂ−Ｙ色差信号用）増幅
器、３６・・クランプ回路、３７・・・クランプ回路、
３８・・・平衡変調回路、３９・・・平衡変調回路、４
０・・・加算器、４８・加算器、　Ｒ１，Ｒ２・・抵抗
、Ｒ２゜Ｒ４・・・可変抵抗、ａ・・・テレビチューナ
出力信号（映像信号）、ｂ・・・ＶＴＲ再生出力信号（
映像信号）、ｃ・・・親画面信号、ｄ・・・子画面信号
、ｅ・・・輝度信号、ｆ・・・色信号、ｇ・・Ｒ−Ｙ色
差信号、ｈ・・・Ｂ−Ｙ色差信号、見・・　（デジタル
処理後）　Ｒ−Ｙ色差信号１ｍ・・（デジタル処理後）
Ｂ−Ｙ色差信号、ｎ・・・（デジタル処理後）ｆＲ度信
号、ｐ・・・子画面複合映像信号、ｑ・・・親画面輝度
信号、ｒ−親画面色信号、Ｓ・・・９０度サブキャリア
信号、ｔ・・・１８０度サブキャリア信号、α・・・（
変調後）色信号。代理人　　　森　　本　　義　　弘

Claims

【特許請求の範囲】

１、映像信号を、親画面信号と子画面信号とに振り分け
るスイッチ回路と、前記子画面信号から輝度信号と色信
号を分離する第１の信号分離手段と、前記第１の信号分
離手段で分離された色信号を色差信号に復調する第１の
復調器と、前記輝度信号および前記第１の復調器で復調
された色差信号をデジタルデータに変換するアナログ・
デジタル変換手段と、前記アナログ・デジタル変換手段
で変換され子画面用に間びかれたデジタルデータを輝度
信号と色差信号に変換するデジタル・アナログ変換手段
と、前記親画面信号を輝度信号と色信号とに分離する第
２の信号分離手段と、前記第２の信号分離手段で分離さ
れた信号を復調し、サブキャリア信号を形成する第２の
復調器と、前記デジタル・アナログ変換手段により変換
して得た色差信号と前記サブキャリア信号により色信号
を形成する変調器を備え、前記第２の信号分離手段中の
色信号分離器と前記第２の復調器との間をバースト信号
位相調整用の位相器を介して結合し、さらに、前記変調
器の子画面用色差信号入力端子にキャリアバランス調整
用の可変抵抗を付設した変調信号調整回路。