JPH06105320A - 映像表示装置の同期信号処理回路 - Google Patents

映像表示装置の同期信号処理回路

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JPH06105320A
JPH06105320A JP25508092A JP25508092A JPH06105320A JP H06105320 A JPH06105320 A JP H06105320A JP 25508092 A JP25508092 A JP 25508092A JP 25508092 A JP25508092 A JP 25508092A JP H06105320 A JPH06105320 A JP H06105320A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動用映像表示装置の同期信号を安定に生成
する回路に関し、移動中の映像表示装置の再生映像の安
定化を目的とする。 【構成】 合成映像信号を用いシステムクロック信号お
よび同期信号を生成する自己同期映像表示装置におい
て、前記合成映像信号Iの入力変動値と内部設定値を比
較演算する映像信号減少検出手段1と、前記合成映像信
号Iを用い色副搬送波を検出するカラーバースト検出手
段2と、該カラーバースト検出手段2の検出信号を入力
とするシステムクロック発生手段3と、該システムクロ
ック発生手段3の発生信号を入力とする複合同期信号発
生手段4と、前記合成映像信号Iおよび前記映像信号減
少検出手段1の検出信号を用い、前記カラーバースト検
出手段2の検出信号の有効/無効を制御すると共に、前
記複合同期信号発生手段4を制御する同期信号有効/無
効手段5と、を備えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NTSC方式に基づい
て空中に輻射される映像電波を、移動しながら受信表示
する、移動用映像表示装置の同期信号を安定に生成する
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に映像受信装置は、図6の構成で
示すように、アンテナ61でキャッチする映像電波を入
力信号とし、高周波増幅部62によって希望する放送局
のチャンネルを選択して高周波成分を増幅し、周波数変
換部63によってどの放送局のチャンネルを受信しても
同一の映像中間周波数になるように周波数変換する。
【0003】この高周波から中間周波数に変換された出
力信号は、映像中間周波数増幅部64によって高利得で
増幅され、次段の映像検波部65によって映像信号搬送
波/音声信号搬送波/色信号副搬送波(以下「色副搬送
波」と略記する)に復調され、第1映像増幅部66で合
成映像信号Iが増幅される。
【0004】このようにして復調増幅された合成映像信
号Iは、同期信号分離部67によって同期信号に分離さ
れ、さらに同期信号は水平同期信号Hと垂直同期信号V
に分離される。
【0005】この分離された水平同期信号Hは、水平同
期発振部68によってカラーブラウン管80(以下「C
RT80〕と略記する)の走査線が左右移動するのに必
要な、水平同期信号Hに同期する方形波Fhを発振す
る。
【0006】この水平同期発振する方形波Fhは、水平
偏向出力部69によって電力増幅され、水平偏向コイル
79に供給される。さらに、水平偏向出力部69の出力
信号の一部を用い、高電圧発生回路70によって数千〜
数万Vの高電圧を効率良く発生させ、CRT80の陽極
に供給する。
【0007】また同時に、同期信号分離部67で分離さ
れた垂直同期信号Vは、垂直同期発振部71によってC
RT80の走査線が上下移動するのに必要な、垂直同期
信号Vに同期する方形波Fvを発振する。この垂直同期
発振する方形波Fvは、垂直偏向出力部72によって電
力増幅され、垂直偏向コイル79に供給される。
【0008】一方、第1映像増幅部66で増幅された合
成映像信号Iは、カラー映像を再生表示する三原色信号
(R:赤,G:緑,B:青、以下「R・G・B」と略記
する)を正確に復調するために、輝度信号と二つの色差
信号を復調しなければならない。
【0009】一般に輝度信号Yは、第2映像増幅部73
で検出増幅され、二つの色差信号に位相を合わせるため
の遅延補正を行いながら、色出力部78へ送出される。
同時に合成映像信号Iは、色信号分離部74によってカ
ラーバースト信号Fsと二つの色差信号Zに分離され
る。分離されたカラーバースト信号Fsは、カラーバー
スト増幅部75で増幅され、副搬送波発振部76によっ
て、送信側で用いた同一周波数の色副搬送波Fscを発振
させ、色差復調回路部77へ送出する。
【0010】色差復調回路77では、色信号分離部74
で分離された二つの色差信号Zと、副搬送波発信部76
で発振する色副搬送波Fscを用いて、三原色信号R・G
・Bを正確に復調する。
【0011】このようにして正確に復調された三原色信
号は、色出力部78によって、送信されてきた三原色に
対応する輝度信号Yが加えられて増幅され、CRT80
の三原色入力端子R・G・Bに供給される。
【0012】また音声信号は、音声分離部81で音声中
間周波数となり、音声中間周波数増幅部82で増幅され
たのち、音声検波部83によってFM変調されている音
声信号を復調し、音声増幅部84で増幅されてスピーカ
ー85に供給される。
【0013】このようにして映像表示を見ることが出来
るが、ここでNTSC方式について簡略に説明する。N
TSC(National Television System Committee:米国
テレビジョンシステム委員会))によって、米国のカラ
ーTV放送の統一方式(白黒映像可能)として認定さ
れ、我が国のカラーTV放送も、このNTSC方式を採
用している。
【0014】このNTSC方式では、R・G・Bの三原
色信号を、輝度信号Yと二つの色差信号Zと同期信号H
/Vとを混合する信号の多重化によって合成映像信号I
を構成させ、この合成映像信号を映像信号搬送波/音声
信号搬送波/色副搬送波を用いて残留側波帯方式の振幅
変調で送信している。
【0015】また、NTSC方式は、合成映像信号を構
成する色副搬送波周波数Fscと水平同期周波数Fh およ
び垂直同期周波数Fv の間には、下記に示すような関係
が厳密に規定されている。 Fsc=455/2×Fh =455/2×525/2×Fv 通常、カラー映像表示装置内のディジタル回路系の各種
信号処理回路を制御するシステムクロックの周波数(以
下「システムクロック」と略記する)は、色副搬送波F
scの4倍の周波数を用いる事が多い。依って、システム
クロック4Fsc=910×Fh の関係を基に、同期信号
を生成する自己同期方式が一般的な映像表示装置となっ
ている。
【0016】この自己同期方式の映像表示装置が、固定
した一定方向の送信所から、固定したアンテナでTV電
波をキャッチする場合、ある一定の電界強度で安定に受
信できるため、常に良好な映像が再生ができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし移動する乗物、
例えば自動車や電車等の車載用映像表示装置の場合は、
その移動中の環境や地形などの変化を受けることによっ
て、電界強度の急激な変動が発生し、常に良好な映像が
再生できなくなる。
【0018】これは、移動中の電界強度の減衰に起因す
るもので、図6の第1映像増幅部66においても十分な
増幅利得が得られず、合成映像信号Iが減少する。この
合成映像信号Iの減少によって、その後の同期信号分離
部67で検出する同期信号H/Vや、色信号分離部74
で検出する色副搬送波Fsと二つの色差信号Zなどが正
確に検出できなくなるからである。
【0019】そのため、副搬送波発振部76の発振周波
数Fscが不安定となり、NTSC方式の規定である色副
搬送波Fsc=455/2×Fh が成立しなくなる。した
がって、副搬送波発振部76の出力Fscから生成するシ
ステムクロック発振部90の4Fsc=910×Fhの関
係が不正確となり、映像表示装置が良好な映像を再生で
きなくなる不都合を生じていた。
【0020】本発明は、このような実情に鑑みて成され
たものであり、移動中の映像表示装置の再生映像の安定
化を目的とするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】図1の(a)は、本発明
の上記目的を達成する基本原理を説明する構成図であ
る。請求項1は図示のように、合成映像信号Iの入力変
動値と内部設定値Svを比較演算する映像信号減少検出
手段1と、前記合成映像信号Iを用い色副搬送波を検出
するカラーバースト検出手段2と、このカラーバースト
検出手段2の検出信号Fscを入力とするシステムクロッ
ク発生手段3と、このシステムクロック発生手段3の発
生信号4Fscを入力とする複合同期信号発生手段4と、
前記合成映像信号Iおよび映像信号減少検出手段1の検
出信号を用い、カラーバースト検出手段2の検出信号F
scの有効/無効を制御すると共に、複合同期信号発生手
段4を制御する同期信号有効/無効手段5と、を備えて
構成する。
【0022】請求項2は図2に例示のように、合成映像
信号Iを用いる映像IF−AGC手段6の弱入力信号を
補償する電圧値Avと内部設定値Svと比較演算手段7
と、を含んで構成する。
【0023】請求項3は図3に例示のように、合成映像
信号Iの輝度信号Yまたは三原色信号R・G・Bを用い
アナログ信号からディジタル信号に変換するA/D変換
手段8と、このA/D変換手段8の出力を隣接する画素
単位で保持する画素メモリ手段9と、この画素メモリ手
段9の出力とA/D変換手段8の出力を演算する画素演
算手段10と、この画素演算手段10の出力値Gvと内
部設定値Svを比較演算する手段11と、この比較演算
手段11の出力Izを用いる画素制御手段12と、を含
んで構成する。
【0024】請求項4は図4に例示のように、合成映像
信号Iの輝度信号Yまたは三原色信号R・G・Bを用い
アナログ信号からディジタル信号に変換するA/D変換
手段13と、このA/D変換手段13の出力をライン単
位で保持するラインメモリ手段14と、合成映像信号I
より同期信号を分離しラインメモリ手段14を制御する
アドレス制御手段15と、ラインメモリ手段14の出力
とA/D変換手段13の出力を演算するライン演算手段
16と、このライン演算手段16の出力値Lvと内部設
定値Svを比較演算する手段17と、この比較演算手段
17の出力Izを用いるライン制御手段18と、を含ん
で構成する。
【0025】請求項5は図4に例示のように、合成映像
信号Iの輝度信号Yまたは三原色信号R・G・Bを用い
アナログ信号からディジタル信号に変換するA/D変換
手段19と、このA/D変換手段19の出力をフレーム
単位で保持するフレームメモリ手段20と、合成映像信
号Iより同期信号を分離しフレームメモリ手段20を制
御するフレームメモリ制御手段21と、フレームメモリ
手段20の出力とA/D変換手段19の出力を演算する
フレーム演算手段22と、このフレーム演算手段22の
出力値Fvと内部設定値Svを比較演算する手段23
と、この比較演算手段23の出力Izを用いるフレーム
制御手段24と、を含んで構成する。
【0026】
【作用】請求項1の場合、図1の合成映像信号Iが減少
すると、映像信号減少検出手段1より減少信号Izが検
出され、同期信号有効/無効手段5によって、カラーバ
ースト検出手段2の出力信号Fscを無効にし、複合同期
信号発生手段4を制御するリセット信号Rsも無効にす
る。従って、システムクロック発生手段3は、合成映像
信号Iの減少直前の色副搬送波Fscの位相差を基に、シ
ステムクロック4Fsc=910×Fhを連続して発振す
ることができ、映像表示が安定する。
【0027】請求項2〜5は、合成映像信号Iの減少検
出手段であり、請求項2は内蔵する映像IF−AGC手
段6の弱入力信号を補償する電圧Av、請求項3は隣接
する画素単位の変化量Gv、請求項4は上下のライン単
位で各画素の変化量Lv、請求項5は映像信号Iが静止
画のとき、フレーム単位で各画素の変化量Fvを各々検
出できる。従って、請求項2〜5で検出された変化量A
v,Gv,Lv,Fvと内部設定する電圧値Svを、次
段の比較演算手段で和/差のいずれかに演算され、合成
映像信号Iの減少信号Izとして確実に検出することが
でき、その結果この減少信号Izが、請求項1の図1に
例示する、同期信号有効/無効手段5の入力になり、映
像表示が安定する。
【0028】
【実施例】次に、本発明による映像表示装置の信号処理
回路の具体的な実施例を図1に基づいて説明する。同図
(a)は基本構成図で、同図(b)は合成映像信号Iを
示しており、水平同期信号Fh、カラーバースト信号F
sc、カラー映像信号(1ライン)、図示せぬ垂直同期信
号(V)の多重化信号の概略波形図である。また、同図
(c)は、同期信号有効/無効手段5で生成するカラー
バースト有効信号Cgである。
【0029】今、移動中の電界強度が大きく、合成映像
信号Iの入力が十分にある通常の場合、映像信号減少検
出手段1は減少信号Izを検出しない。そのため、同期
信号有効/無効手段5は、カラーバースト有効信号Cg
を送出する。
【0030】従って、カラーバースト検出手段2は、合
成映像信号Iに含まれる色副搬送波Fscを検出し、シス
テムクロック発生手段3として位相同期ループ回路(P
LL:Phase-Locked Loop :以下「PLL回路」と略記
する)を用いることによって、極めて安定発振するシス
テムクロック4Fsc=910×Fhを生成して出力す
る。
【0031】また、同期信号有効/無効手段5は、複合
同期信号発生手段4がカウントするシステムクロック4
Fscに対するリセット信号Rsを出力する。これによっ
て、複合同期信号発生手段4は、水平同期信号/帰線信
号/垂直同期信号H/Vなどの複合同期信号を生成して
出力する。通常、このような作動信号で安定な映像表示
が行われている。
【0032】今、移動中の電界強度が弱く、合成映像信
号Iが減少した場合、映像信号減少検出手段1は、その
減少直後に減少信号Izを送出するようになる。その結
果、同期信号有効/無効手段5は、カラーバースト有効
信号Cgを無効にするため、その有効信号Cgの送出を
停止する。また、複合同期信号発生手段4がカウントす
る4Fscに対するリセット信号Rsの送出も停止する。
【0033】従って、システムクロック発生手段3のP
LL回路は、減少直前の色副搬送波Fscに対応する位相
差のシステムクロック4Fscを連続して生成し、出力す
ることができるようになる。
【0034】この連続生成するシステムクロック4Fsc
をカウントする複合同期信号発生手段4は、リセット信
号を自己生成し、水平同期信号/帰線信号/垂直同期信
号H/Vなどの複合同期信号を連続して生成し、出力で
きるようになる。従って、これらの生成信号を用いるこ
とが可能になり、移動中の映像表示装置においても、そ
の環境や地形による電界強度の影響を受けることなく、
良好な映像を表示することができる。
【0035】図2は合成映像信号の減少を検出する第1
実施例を示すもので、内蔵する映像IF−AGCのIC
(LA7530N) の内部回路6と、内部設定電圧Svと、比較
演算手段7と、交流バイパス用のコンデンサCにより構
成する。
【0036】今、移動中の電界強度が小さく合成映像信
号Iが減少すると、IC内部回路6の作動増幅回路の出
力端子ピンには、弱入力信号を補償するための、映像
中間周波増幅の利得を向上させるための補償用電圧Av
が取り出せる。
【0037】このピンの補償用電圧Avと内部設定電
圧Svが比較演算手段7によって比較演算され、補償用
電圧Avが内部設定値Sv以上になると、合成映像信号
Iが減少したことを示す減少信号Iz が検出できる。
【0038】図3は合成映像信号の減少を検出する第2
実施例を示すもので、A/D変換手段8と、画素メモリ
手段9と、画素演算手段10と、比較演算手段11と、
画素制御手段12により構成する。
【0039】今、移動中の電界強度が小さく合成映像信
号Iが減少すると、輝度信号Yまたは三原色信号R・G
・Bも減少し、A/D変換後の出力も減少する。この時
の減少状態を画素演算手段10によって、その減少値と
減少直前の画素メモリ手段9の出力値を加算し、許容範
囲以上になると、その画素変化量Gvを出力してくる。
【0040】この画素変化量Gvと内部設定値Svが比
較演算手段11によって比較演算され、画素変化量Gv
が内部設定値Sv以上になると、合成映像信号Iが減少
したことを示す減少信号Iz が検出できる。同時に、画
素制御手段12は、その減少信号Izが検出されたタイ
ミングでシステムクロック4Fscを無効にし、画素メモ
リ手段9が、次の画素を保持しないようにする。
【0041】図4は合成映像信号の減少を検出する第3
実施例を示すもので、上記の第2実施例と異なる点は、
ライン単位で保持するラインメモリ手段14と、これを
制御する同期分離アドレス制御手段15を有する点であ
る。この同期分離アドレス制御手段15は、ラインメモ
リ手段14のアドレスを指定する信号adと、読出信号
Rと、書込信号Wを用い、ラインメモリ手段14を制御
する。
【0042】今、移動中の電界強度が弱く合成映像信号
Iが減少すると、ライン演算手段16は、その減少値と
減少直前のラインメモリ手段14の出力値を加算し、許
容範囲外であると、そのライン単位の画素変化量Lvを
出力する。
【0043】このライン単位の画素変化量Lvと内部設
定値Svが比較演算手段17によって比較演算され、そ
の変化量Lvが内部設定値Sv以上になると、合成映像
信号Iが減少したことを示す減少信号Iz が検出でき
る。同時に、ライン制御手段18は、その減少信号Iz
が検出されたタイミングで書込信号Wを無効にし、ライ
ンメモリ手段14が、次のライン単位の画素を保持しな
いようにする。
【0044】図5は合成映像信号の減少を検出する第4
実施例を示すもので、前述の各実施例と異なる点は、合
成映像信号Iが静止画のときに限り、フレーム単位で保
持するフレームメモリ手段20と、これを制御する同期
分離フレームメモリ制御手段21を有する点である。こ
の同期分離フレームメモリ制御手段21は、フレームメ
モリ手段20のアドレスを指定する信号adと、読出信
号Rと、書込信号Wを用い、フレームメモリ手段20を
制御する。
【0045】今、移動中の電界強度が弱く合成映像信号
Iが減少すると、フレーム演算手段22は、その減少値
と減少直前のフレームメモリ手段20の出力値を加算
し、許容範囲外であると、そのフレーム単位の画素変化
量Fvを出力する。
【0046】このフレーム単位の画素変化量Fvと内部
設定値Svが比較演算手段23によって比較演算され、
その変化量Fvが内部設定値Sv以上になると、合成映
像信号Iが減少したことを示す減少信号Iz が検出でき
る。同時に、フレーム制御手段24は、その減少信号I
zが検出されたタイミングで書込信号Wを無効にし、フ
レームメモリ手段20が、次のフレーム単位の画素を保
持しないようにする。
【0047】尚、本実施例の図4、図5のライン制御手
段18およびフーレム制御手段24は、それぞれのメモ
リ手段の書込信号Wを無効にしているが、アドレス指定
信号adまたは読出信号Rを無効にしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によれ
ば、合成映像信号の減少を検出することによって、減少
直前のカラーバーストに対応する位相差のシステムクロ
ックおよび同期信号を生成可能にし、移動中の電界強度
の影響を受けること無く、常に安定した映像表示を見る
ことが出来るという大きな利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本原理を示す信号処理回路の基本構
成図である。
【図2】本発明の合成映像信号減少検出手段の第一実施
例を示す構成図である。
【図3】本発明の合成映像信号減少検出手段の第二実施
例を示す構成図である。
【図4】本発明の合成映像信号減少検出手段の第三実施
例を示す構成図である。
【図5】本発明の合成映像信号減少検出手段の第四実施
例を示す構成図である。
【図6】従来の映像表示装置の全容を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 映像信号減少検出手段 2 カラーバースト検出手段 3 システムクロック発生手段 4 複合同期信号発生手段 5 同期信号有効/無効手段 6 IF−AGC回路 7.11.17.23 比較演算手段 8.13.19 A/D変換手段 9.14.20 メモリ手段 10.16.22 演算手段 12.18.24 メモリ制御手段 15 アドレス制御手段 21 フレームメモリ制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成映像信号を用いシステムクロック信
    号および同期信号を生成する自己同期映像表示装置にお
    いて、 前記合成映像信号(I)の入力変動値と内部設定値を比
    較演算する映像信号減少検出手段(1)と、 前記合成映像信号(I)を用い色副搬送波を検出するカ
    ラーバースト検出手段(2)と、 該カラーバースト検出手段(2)の検出信号を入力とす
    るシステムクロック発生手段(3)と、 該システムクロック発生手段(3)の発生信号を入力と
    する複合同期信号発生手段(4)と、 前記合成映像信号(I)および前記映像信号減少検出手
    段(1)の検出信号を用い、前記カラーバースト検出手
    段(2)の検出信号の有効/無効を制御すると共に、前
    記複合同期信号発生手段(4)を制御する同期信号有効
    /無効手段(5)と、 を備えたことを特徴とする映像表示装置の同期信号処理
    回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の映像信号減少検出手段
    (1)は、 合成映像信号(I)を用いる映像IF−AGC手段
    (6)の弱入力信号を補償する電圧値(Av)と内部設
    定値を比較演算する手段(7)を含む事を特徴とする映
    像表示装置の同期信号処理回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の映像信号減少検出手段
    (1)は、 合成映像信号(I)の輝度信号または三原色信号を用い
    アナログ信号からディジタル信号に変換するA/D変換
    手段(8)と、 該A/D変換手段(8)の出力を隣接する画素単位で保
    持する画素メモリ手段(9)と、 該画素メモリ手段(9)の出力と前記A/D変換手段
    (8)の出力を演算する画素演算手段(10)と、 該画素演算手段(10)の出力値と内部設定値を比較演
    算する手段(11)と、 該比較演算手段(11)の出力を用い前記画素メモリ手
    段(9)を制御する画素制御手段(12)と、 を含む事を特徴とする映像表示装置の同期信号処理回
    路。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の映像信号減少検出手段
    (1)は、 合成映像信号(I)の輝度信号または三原色信号を用い
    アナログ信号からディジタル信号に変換するA/D変換
    手段(13)と、 該A/D変換手段(13)の出力をライン単位で保持す
    るラインメモリ手段(14)と、 前記合成映像信号(I)より同期信号を分離し前記ライ
    ンメモリ手段(14)を制御するアドレス制御手段(1
    5)と、 前記ラインメモリ手段(14)の出力と前記A/D変換
    手段(13)の出力を演算するライン演算手段(16)
    と、 該ライン演算手段(16)の出力値と内部設定値を比較
    演算する手段(17)と、 該比較演算手段(17)の出力を用い前記ラインメモリ
    手段(14)を制御するライン制御手段(18)と、 を含む事を特徴とする映像表示装置の同期信号処理回
    路。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の映像信号減少検出手段
    (1)は、 合成映像信号(I)の輝度信号または三原色信号を用い
    アナログ信号からディジタル信号に変換するA/D変換
    手段(19)と、 該A/D変換手段(19)の出力をフレーム単位で保持
    するフレームメモリ手段(20)と、 前記合成映像信号(I)より同期信号を分離し前記フレ
    ームメモリ手段(20)を制御するフレームメモリ制御
    手段(21)と、 前記フレームメモリ手段(20)の出力と前記A/D変
    換手段(19)の出力を演算するフレーム演算手段(2
    2)と、 該フレーム演算手段(22)の出力値と内部設定値を比
    較演算する手段(23)と、 該比較演算手段(23)の出力を用い前記フレームメモ
    リ手段(20)を制御するフレーム制御手段(24)
    と、 を含む事を特徴とする映像表示装置の同期信号処理回
    路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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