JP3325547B2 - ロータリジョイント - Google Patents

ロータリジョイント

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JP3325547B2
JP3325547B2 JP32603699A JP32603699A JP3325547B2 JP 3325547 B2 JP3325547 B2 JP 3325547B2 JP 32603699 A JP32603699 A JP 32603699A JP 32603699 A JP32603699 A JP 32603699A JP 3325547 B2 JP3325547 B2 JP 3325547B2
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sealing
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博之 坂倉
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/08Adjustable joints, Joints allowing movement allowing adjustment or movement only about the axis of one pipe
    • F16L27/0804Adjustable joints, Joints allowing movement allowing adjustment or movement only about the axis of one pipe the fluid passing axially from one joint element to another
    • F16L27/0808Adjustable joints, Joints allowing movement allowing adjustment or movement only about the axis of one pipe the fluid passing axially from one joint element to another the joint elements extending coaxially for some distance from their point of separation
    • F16L27/0824Adjustable joints, Joints allowing movement allowing adjustment or movement only about the axis of one pipe the fluid passing axially from one joint element to another the joint elements extending coaxially for some distance from their point of separation with ball or roller bearings
    • F16L27/0828Adjustable joints, Joints allowing movement allowing adjustment or movement only about the axis of one pipe the fluid passing axially from one joint element to another the joint elements extending coaxially for some distance from their point of separation with ball or roller bearings having radial bearings

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジョイント構成部
材を損傷(腐食等)させる虞れのある腐食性流体等やジ
ョイント構成部材からの汚染(金属汚染等)を嫌う半導
体ウエハの処理液等の各種流体を良好に流動させ得るロ
ータリジョイントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、CMP(Chemical M
echanical Polishing)法による半
導体ウエハの表面研摩処理は、ターンテーブルとトップ
リングとを、その間に半導体ウエハを挟圧させた状態
で、別個独立して回転させることにより行われるが、か
かる場合に、ターンテーブル又はトップリングから半導
体ウエハや常盤の真空吸着のための真空と、ウエハ加圧
のための圧縮空気、洗浄のための純水、エアーブロー用
圧縮空気を供給する。このため、CMP法による表面研
摩装置(以下「CMP装置」という)にあっては、CM
P装置本体とこれに回転自在に支持されたターンテーブ
ル又はトップリングとの間に、処理液をその漏れが生じ
ることなく流動させるロータリジョイントを設けておく
必要がある。
【0003】而して、CMP装置本体のような固定側部
材に形成した固定側流路とターンテーブル又はトップリ
ングのような回転側部材に形成した回転側流路とを連結
するロータリジョイントとして、固定側部材に取付けら
れるジョイント本体と回転側部材に取付けられる回転体
とを相対回転自在に連結し、回転体に回転側流路に連結
される第1通路を形成し、ジョイント本体に固定側流路
に連結される第2通路を形成し、回転体の第1通路開口
部に設けた第1密封環とジョイント本体の第2通路開口
部に設けた第2密封環とを、回転側部材による回転体の
回転に伴って、相対回転摺接するようになして、第1通
路と第2通路とが両密封環によりシール状態で相対回転
自在に接続されるように構成されたものが提案されてい
る。すなわち、かかるロータリジョイントでは、第1及
び第2通路と両密封環の中心孔とで、回転側流路と固定
側流路とを接続する一連の流体通路が構成されているの
である。
【0004】ところで、半導体製造分野においては、半
導体ウエハが金属成分との接触により品質低下するもの
であることから、半導体デバイスが高集積化される傾向
にあることとも相俟って、表面研磨等に使用される処理
液を金属汚染させることなく流動,供給させることが必
要である。したがって、このような処理液を流動させる
ロータリジョイントにあっては、流体通路の少なくとも
接液面(通路内壁面)を処理液との接触により金属成分
を溶出しないセラミックやプラスチックで構成しておく
ことが必要とされる。
【0005】このため、密封環については炭化珪素等の
セラミックで構成し、ジョイント本体及び回転体につい
ては、その全体をプラスチックで構成しておくこと、又
は金属材で構成して第1及び第2通路の内壁面にプラス
チックをコーティングしておくことが提案されている。
【0006】しかし、ジョイント本体及び回転体の全体
をプラスチックで構成した場合、その構成プラスチック
として機械的強度に優れたエンジニアリングプラスチッ
クを選択したとしても、固定側部材に取付けられるジョ
イント本体についてはともかく、回転側部材により強制
回転される回転体については、第1通路が軸線方向に貫
通していることとも相俟って、如何なるプラスチックで
構成しても機械的強度が不足することになり、ロータリ
ジョイントの耐久性ないし寿命が低下するといった問題
がある。
【0007】一方、通路内壁面にプラスチックコーティ
ングを施しておく場合には、このような機械的強度不足
による問題は生じないが、処理液の金属汚染を確実に防
止できない。すなわち、プラスチックコーティング層は
薄い(通常、数μm〜数十μm)ものであるから、とか
くピンホールが生じ易く、またピンホールが生じていな
い場合にも、処理液との接触等により局部的に損傷,剥
離する虞れがあり、このようなピンホールや損傷,剥離
部分において処理液が金属部分と接触して金属汚染され
る虞れがある。
【0008】このように、流体通路が形成されるジョイ
ント構成部材のうち、密封環やジョイント本体について
は、全体をセラミックや機械的強度に優れたプラスチッ
クで構成しておくことにより金属汚染を確実に回避する
ことができるが、強度面からプラスチックで構成し難い
回転体については、処理液の金属汚染を確実に防止する
術がない。勿論、第1通路の内壁面に形成するプラスチ
ックコーティング層を必要以上に厚いものとしておくこ
とも考えられるが、製作経済上、コーティング層の厚み
には限度があり、長期に亘って金属汚染を確実に回避す
ることは困難である。また、コーティング層を如何に厚
いものとしたとしても、コーティング層と第1密封環と
の接着部分が、両密封環の相対回転摺接に伴う振動や回
転側部材から伝達される振動等によって分離する虞れが
あり、この分離部分から処理液が滲出して金属汚染され
る虞れがある。
【0009】このような問題は、強度的な要請等から回
転体を金属材で構成しておく必要のあるロータリジョイ
ントにおいて、金属との接触による汚染を回避する必要
のある流体の他、金属腐食,損傷を生じさせる腐食性流
体等を扱う場合において、共通するものであり、従来か
らも、その解決が強く要請されているのが実情である。
【0010】本発明は、このような金属製の回転体を使
用することによる問題を解決して、金属との接触を回避
すべき各種流体を良好に流動させることができ、広範な
用途に供しうる実用的なロータリジョイントを提供する
ことを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成すべく、ジョイント本体に金属製の回転体を回転自
在に連結し、回転体の一端部に、その軸線と同心をなす
セラミック製の第1密封環を相対回転不能に嵌合保持
し、ジョイント本体に、第1密封環と同心をなして直対
向するセラミック製の第2密封環を軸線方向移動可能に
且つ相対回転不能に保持すると共に第2密封環を第1密
封環へと押圧附勢するスプリング部材を設け、回転体に
第1密封環の中心孔に連通する第1通路を設けると共
に、ジョイント本体に第2密封環の中心孔に連通する第
2通路を設けて、両通路と両密封環の中心孔とで一連の
流体通路を構成してあるロータリジョイントを提案す
る。而して、かかるロータリジョイントにあって、第1
通路は、回転体を軸線方向に貫通する貫通孔に、当該流
体通路を流動する流体に対して不活性なプラスチックか
らなる通路形成パイプを嵌合固着することによって構成
されており、通路形成パイプの先端部は、回転体におけ
る貫通孔の開口端面から僅かに突出して、第1密封環に
おける中心孔の開口端面に当該中心孔を囲繞する状態で
全面的に圧接されたものであって、第1密封環から受け
る押圧力によって圧潰されず且つ第1密封環が軸線方向
に変位,振動した場合にもこれに追従して充分な圧接状
態(シール状態)を確保できるように弾性変形(軸線方
向の弾性変形)できるものに構成されている。また、ジ
ョイント本体にあっては、少なくとも第2密封環を保持
させる部分及び第2通路を形成する部分を、前記流体に
対して不活性なプラスチックで構成し、その他の部分、
特に、回転体をベアリング等により回転自在に支持する
部分等の機械的強度を必要とする部分については、ステ
ンレス鋼等の金属材で構成しておくことが好ましい。
【0012】ここに、流体通路を流動する流体に対して
不活性なプラスチックとは、当該流体の性状や使用条件
(金属汚染の回避等)との関係において決定されるもの
であり、例えば、当該流体が上記した処理液のように金
属汚染を回避すべきものである場合には、流体との接触
により金属成分を溶出したり金属粉を発生したりするこ
とがないプラスチック(通常のプラスチックはすべて該
当する)であり、砥粒等の固形分を含有するスラリ流体
である場合には固形分との接触により発塵しないプラス
チックであり、高温流体である場合には耐熱性を有する
プラスチックであり、腐食性流体である場合には、耐食
性ないし耐薬品性を有するプラスチックをいう。具体的
には、砥粒等の固形分との接触によりパーティクルを発
生させることがなく且つ加工による寸法安定性,耐熱性
等に優れたPEEK,PES,PC等のエンジニアリン
グプラスチックや耐食性,耐薬品性等に優れたPTF
E,PFA,FEP,PVDF等の弗素系プラスチック
が使用される。なお、各密封環の構成材たるセラミック
としては、炭化珪素や酸化アルミニウム等が使用される
が、一般には、炭化珪素を使用しておくことが好まし
い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図3に基づいて具体的に説明する。
【0014】この実施の形態における本発明に係る流体
用ロータリジョイント1は、図1に示す如く、固定側部
材(例えば、CMP装置本体)に取付けられるジョイン
ト本体1と、回転側部材(例えば、CMP装置のトップ
リング又はターンテーブル)に取付けられる回転体2
と、両体1,2間に介装されたメカニカルシール3と、
両体1,2にメカニカルシール3を介して形成された一
連の流体通路4とを具備する。なお、以下の説明におい
て、上下とは図1における上下を意味するものとする。
【0015】ジョイント本体1は、図1に示す如く、上
端部を閉塞した筒形状をなすもので、円形の内周部を有
する筒状の側部壁6と、その上端部にこれを閉塞すべく
取着された端部壁7とからなる。端部壁7の下端部は側
部壁6の上端部に嵌合されており、この嵌合部分はOリ
ング8によりシールされている。側部壁6は、後述する
如く、ベアリング9による回転体2の支持部や固定側部
材への取付部等として機能するものであり、一定以上の
機械的強度が要求されるものであることから、ステンレ
ス鋼等の金属材で構成されている。一方、端部壁7は、
後述する如く、第2通路41等の流体接触部が形成され
るものであり、第2密封環12やスプリング部材4の保
持等を行いうる程度の機械的強度を有すればよいもので
あることから、流体44に対して不活性であり且つ加工
性,機械的強度に優れたプラスチック(PEEK等)で
構成されている。
【0016】回転体2は、図1に示す如く、下端部を除
いてジョイント本体1の側部壁6内に同心状に配置され
た円柱形状をなすもので、側部壁6の下端部に上下一対
のベアリング9,9を介して回転自在に連結されてい
る。ジョイント本体1から突出する回転体2の下端部に
は、回転側部材に連結するためのねじ部10が形成され
ている。回転体2は、回転側部材により強制回転される
ものであり、ベアリング9,9により支持されるもので
あり、高度の機械的強度が要求されるものであるから、
ステンレス鋼等の金属材で構成されている。
【0017】メカニカルシール3は、図1及び図2に示
す如く、回転体2の上端部に設けられた第1密封環11
と、ジョイント本体1の下端部に設けられた第2密封環
12と、第2密封環12とジョイント本体1との間に介
装された回転阻止機構13及びスプリング部材14とを
具備するものである。
【0018】第1密封環11は、図1及び図2に示す如
く、円環状の本体部15とその下端部に一体形成された
円筒状の嵌合部16とからなるものであり、嵌合部16
を回転体2の上端部である被嵌合部17に嵌合させるこ
とにより、本体部15の下端面18と被嵌合部17の上
端面19との間に微小なクリアランス20を有した状態
で、回転体2にその回転軸線と同心状に嵌合保持固定さ
れている。本体部15の上面は、軸線に直交する平滑な
環状平面である密封端面21とされている。嵌合部16
と被嵌合部17との間には、Oリング22及びドライブ
ピン23が設けられている。Oリング22は、被嵌合部
17の上端部に形成されたOリング溝24に係合保持さ
れていて、両部16,17の軸線方向(上下方向)にお
ける相対変位を摩擦係合力により阻止すると共に両部1
6,17間をシールする。ドライブピン23は、被嵌合
部17の下端部に植設されていて、嵌合部16の下端内
周部に形成した凹部25に係合されている。このドライ
ブピン23の凹部25への係合作用により、両部16,
17の相対回転を阻止する。
【0019】第2密封環12は、図2に示す如く、円環
状の本体部26とその上端部に一体形成された円筒状の
保持部27とからなるものであり、保持部27を端部壁
7に設けた保持孔(後述する第2通路41の開口部を構
成する)28に嵌合させることにより、第1密封環11
と同心対向状をなしてジョイント本体1に軸線方向移動
可能に保持されている。保持部27と保持孔28との嵌
合部分は、保持孔28の内周部に保持させたOリング2
9により二次シールされている。Oリング29として
は、一般的なゴム製のものの他、流体44が腐食性流体
である等の場合には弗素系樹脂又は弗素ゴム(例えば、
デュポン社製の「バイトン」又は「カルレッツ」)で構
成されたものが使用される。本体部26の外周部は、保
持部27の外周部から径方向に突出している。第2密封
環12の下端部は、図3に示す如く、その外周面を下窄
まりのテーパ面に形成すると共にその内周面を下拡がり
のテーパ面に形成することによって尖端形状に形成され
ていて、その先端面(下端面)を微小幅Wの円環状面を
なす密封端面30に構成してある。すなわち、第2密封
環12の密封端面30は、第1密封環11の密封端面2
1に同心状をなして線接触しうる尖端形状に構成されて
いる。両密封環11,12は、使用する流体44に対し
て不活性なセラミックで構成されており、一般に、炭化
珪素で構成される。
【0020】回転阻止機構13は、図2に示す如く、ジ
ョイント本体1の端部壁7の下端部に、保持孔28の外
周領域に配して、一又は複数の係止ピン31を下方に向
けて突設すると共に、第2密封環12の本体部26の外
周部に一又は複数の係合凹部32を形成して、係止ピン
31を係合凹部32に係合させることにより、第2密封
環12をジョイント本体1に対して軸線方向移動を許容
しつつ相対回転不能に係止保持するものである。
【0021】スプリング部材14は、図1及び図2に示
す如く、第2密封環12の本体部26の外周部とこれに
対向するジョイント本体1の端部壁7の下端部との間に
介装された複数のコイルスプリングで構成されており、
第2密封環12を、両密封端面21,30が相互に押圧
接触せしめられるべく、第1密封環11へと押圧附勢す
るものである。
【0022】このように構成されたメカニカルシール3
は、回転体2の回転に伴う密封端面21,30の相対回
転摺接作用により、その相対回転摺接部分の内周側領域
(密封環11,12の中心孔33,34内)と外周側領
域とをシールするものであり、周知の端面接触形メカニ
カルシールと同様のシール機能を発揮するものである。
【0023】両密封環11,12の外周側領域は、側部
壁6と端部壁7と両体11,12間に配設した環状シー
ル部材(オイルシール等)33とで密閉された冷却室3
4とされている。そして、冷却室34には、ジョイント
本体1の側部壁6に設けた給水口35から冷却水(通
常、常温清水が使用される)36が供給されるようにな
っており、この冷却水36により密封環11,12を冷
却するように工夫されている。すなわち、流体44が気
体である場合や流体44を吸引排出させる等の負圧モー
ドへの切り換える場合等において、流体通路4内がドラ
イモードとなったときにも、密封端面21,30の接触
熱による焼き付きや密封環11,12の熱歪等を冷却水
36による冷却効果により効果的に防止することができ
る。なお、側部壁6には、冷却水室34に開口する排水
口37が設けられていて、給排口35,37に接続され
た冷却水循環機構により、冷却水36が冷却室34に循
環供給されるようになっている。
【0024】流体通路4は、図1及び図2に示す如く、
第1密封環11の中心孔(本体部15の中心部に形成さ
れる貫通孔)38と、これに連通して回転体2に設けら
れた第1通路39と、第2密封環12の中心孔(本体部
26及び保持部27の中心部に形成される貫通孔)40
と、これに連通してジョイント本体1に設けられた第2
通路41とで構成される一連のものである。
【0025】第1通路39は、図1及び図2に示す如
く、回転体2の中心部を軸線方向に貫通する貫通孔42
に通路形成パイプ43を嵌合固着することによって構成
されている。通路形成パイプ43は、前述した如く、流
体通路4を流動する流体44に対して不活性なプラスチ
ック(PTFE,PFA,PEEK,PVDF等)で構
成されている。而して、軸線方向に対向する第1密封環
11における中心孔38の開口端面(本体部15の下端
面であり、以下「中心孔開口端面」という)18と回転体
2における貫通孔42の開口端面(回転体2の上端面で
あり、以下「貫通孔開口端面」という)19との間には上
記した如く微小なクリアランス20が形成されている
が、通路形成パイプ43の先端部(上端部)45は、貫
通孔開口端面19からクリアランス20に突出して、中
心孔開口端面18に当該中心孔38を囲繞する状態で全
面的に圧接されている。すなわち、通路形成パイプ43
の先端部43は、それ自身の有する軸線方向の弾性力と
スプリング部材14による押圧力(及び第2密封環12
に作用する背圧(第2密封環12の保持部27の上端面
に作用する流体44による圧力)Pによる押圧力)によ
って、中心孔開口端面18に圧接されている。
【0026】通路形成パイプ43の厚みは、冒頭で述べ
たコーティング層に比して厚いものであることは当然で
あるが、耐久性を考慮して、一般に、0.5mm以上と
しておくことが好ましい。通路形成パイプ43の先端部
45の肉厚は、これ以外のパイプ部分と同一としても薄
くしても何れでもよいが、流体44の性状,使用目的か
ら選定されるパイプ構成材の性質(特に、弾性変形能)
を勘案して、第1密封環11から受ける押圧力によっ
て圧潰されないこと、及び第1密封環11が流体44
の圧力変動等により軸線方向に変位,振動した場合に
も、これに追従して充分な圧接状態(シール状態)を確
保できる程度に弾性変形(軸線方向の弾性変形)できる
ことを条件として適宜に設定される。この例では、先端
部43とこれ以外のパイプ部分とを同一肉厚としてい
る。しかし、このような同一肉厚としておくことによっ
ての条件を満足できないときは、の条件が満足され
る範囲において、先端部45をこれ以外のパイプ部分よ
り薄肉のものとしておく。
【0027】また、先端部45の軸線方向長さ、つまり
中心孔開口端面18からの突出量も、の条件を満足
する範囲で適宜に設定されるが、一般的には、0.2〜
0.3mmとしておくことが好ましい。クリアランス2
0の軸線方向寸法は、この先端部45の突出量によって
必然的に決定される。
【0028】通路形成パイプ43の基端部(下端部)に
は、図1及び図2に示す如く、回転体2のねじ部10の
端面に接着する環状鍔部46が一体形成されている。こ
の環状鍔部46は、ねじ部10に回転側部材を連結した
場合に、これとの間に挟圧されて、回転側流路5aと第
1通路39との接続部をシールする。なお、環状鍔部4
6は、かかるシール機能を発揮する他、回転側部材との
間に挟圧されることにより、通路形成パイプ43と貫通
孔42との軸線方向における相対変位を阻止する機能も
発揮しうる。
【0029】通路形成パイプ43の貫通孔への嵌合固着
は、一般に、貫通孔を形成した回転体を成形型又はその
一部として使用するブロー成形法(例えば、PETボト
ルの成形に使用される射出延伸ブロー成形法)により行
われる。勿論、これ以外のライニング法等により行うこ
とができる。例えば、当該パイプ43を独立部材として
成形した上、これを適宜の圧入工具により、貫通孔42
に圧入させるようにすることも可能である。
【0030】以上のように構成されたロータリジョイン
トにあっては、流体通路4は複数の部分38,39,4
0,41を一連に連結してなるが、これらが全て流体4
4に対して不活性なセラミック又はプラスチックで構成
されていることから、流体44を金属汚染や腐食等の問
題を生じることなく良好に両体1,2間で流動させるこ
とができる。
【0031】すなわち、第1通路39を構成する通路形
成パイプ43及び第2通路41を形成したジョイント本
体1の端部壁7は、使用される流体44の性状,使用目
的に応じたプラスチックつまり当該流体44に対して不
活性なプラスチックで構成されることから、第1及び第
2通路39,41を流動する間において流体44が汚染
(例えば、金属との接触による金属汚染,流体44に含
有される固形分と通路内壁面との接触による摩耗粉の発
生,流体44との接触による通路構成材料の腐食,溶
出)される虞れはない。また、両通路39,41の連結
部分は、あらゆる性状の流体44に対して不活性なセラ
ミック(炭化珪素等)からなる密封環11,12の中心
孔38,40で構成されているから、この連結部分にお
いても流体44が汚染されるようなことはない。なお、
第2通路41の開口部28とこれに保持された第2密封
環12との間をシールするOリング29についても、流
体44に不活性な材料で構成しておくことにより、例え
ば、流体44が腐食性流体である場合においてはフッ素
ゴム等の耐食性材製のOリング29を使用しておくこと
により、流体44とOリング29との接触による問題は
生じない。
【0032】また、流体通路4を構成する部分38,3
9,40,41相互の連結部分が確実にシールされるこ
とから、流体44がこれらの連結箇所から流体通路4外
に漏れることがなく、漏洩流体が流体通路4外の金属部
分に接触して金属汚染や腐食を生じる等の問題を生じる
こともない。
【0033】すなわち、第1通路39を構成する通路形
成パイプ43と第1密封環11の中心孔38との間は、
通路形成パイプ43の先端部45を、その全周に亘っ
て、第1密封環11の中心孔開口端面18に中心孔38
を囲繞する状態で圧接させておくことにより、確実にシ
ールされる。このパイプ先端部44の中心孔開口端部1
8への圧接力(シール力)は、パイプ先端部44自身の
有する軸線方向の弾性力とスプリング部材14による押
圧力(及び第2密封環12に作用する背圧Pによる押圧
力)とによって与えられることから、振動や圧力変動等
により密封環11の位置が変動した場合にも充分に確保
される。したがって、流体44が両者18,44の接触
部分から第1通路39外のクリアランス20に漏洩する
虞れはない。なお、Oリング22は、回転体2と第1密
封環11との嵌合力(摩擦係合力)を得ること及び冷却
水36のクリアランス20への侵入を阻止することを目
的として設けられたものであり、第1通路39と第1密
封環11の中心孔38との間をシールすることを目的と
して設けられたものでない。第1通路39と第1密封環
11の中心孔38との間をシールは、あくまでも、上記
した如く、パイプ先端部44の中心孔開口端面18への
圧接作用により行われる。
【0034】また、流体通路4の相対回転部分38,4
0は、メカニカルシール3の両密封端面21,30の相
対回転摺接作用によりシールされ、当該相対回転部分3
8,40からその外部領域たる冷却室34へと流体44
が漏れることはない。なお、回転阻止機構13やスプリ
ング部材14は、密封端面21,30を適正な接触圧で
相対回転させて良好なシール機能を発揮させるために必
要不可欠なものであるが、その構成材である係止ピン3
1,スプリング部材14は金属製のものであることか
ら、これらが流体通路4内に存在するときには、流体4
4との接触により金属イオンの溶出等を生じて、それが
流体44に混入する虞れがある。しかし、両機構13,
33は密封環12の外周側に配置されていて、流体通路
4を流動する流体44とは接触しないことから、流体4
4との接触による汚染や腐食等の問題は生じない。
【0035】ところで、メカニカルシール3によるシー
ル機能が良好に発揮されるためには、両密封端面21,
30が適正な接触状態に保持されることが必要である
が、かかる適正な接触状態に確実に保持するために、流
体44の性状や流動条件(圧力条件)に応じて、次のよ
うな工夫を施しておくことができる。なお、両密封端面
21,30を適正な接触状態に保持しておくことによ
り、上記したパイプ先端部45と中心孔開口端面18と
の間の適正なシール力も確保されることになる。
【0036】第1に、CMP装置にあっては研磨液等の
流体44を流体通路4から吸引排出させることがあり、
流体通路4内が負圧モードに切り換えられることがあ
る。また、正圧モードにおいても、流動させる流体44
を変更する等により圧力変動が生じる場合がある。この
ように、流体通路4内が大きく圧力変動する場合にも、
メカニカルシール3のバランス比κを適当に設定してお
くことにより、密封端面21,30の接触圧を適正に維
持することができ、更にはパイプ先端部45の中心孔開
口端面18への圧接力を適正に維持することができる。
【0037】ところで、メカニカルシール3のバランス
比κは、図3に示す如く、第2密封端面30の内外径d
1 ,d2 と第2密封環12の保持部12の外径d0 とで
特定され、設計上、κ=((d0 2 −(d1 2 )/
((d2 2 −(d1 2 )とすることができる。すな
わち、両密封環11,12の相対回転摺接部分に作用す
る見掛け上の面圧(推力)Pa は、軸線方向に移動可能
な第2密封環12にこれを第1密封環11へと押圧すべ
く作用する流体44による圧力(背圧)Pとスプリング
部材14による圧力(スプリング圧)Fとによって得ら
れ、Pa =(π/4)((d0 2 −(d1 2 )P/
(π/4)((d2 2 −(d1 2 )+(π/4)
((d2 2 −(d1 2 )F/(π/4)((d2
2 −(d12 )=(((d0 2 −(d1 2 )/
((d2 2 −(d1 2 ))P+Fで与えられること
になり、この式における背圧Pの係数((d0 2
(d1 2 )/((d2 2 −(d1 2 )がバランス
比Κである。
【0038】而して、d0 ,d1 ,d2 を0≦κ≦0.
6となるように設計しておくことにより、流体通路4内
が圧力変動する場合にも、両密封環11,12の相対回
転摺接部分における推力Pa が大きく変動せず、両密封
端面21,30の接触圧を適正に保持しておくことがで
きる。κ<0であると、スプリング圧力Fを必要以上に
高くしておく等の問題があり、κ>0.6であると、負
圧状態において逆圧により両密封端面21,30の接触
圧が不足する虞れがあるが、0≦κ≦0.6としておく
と、逆圧が作用する負圧状態も含めた流体通路4内の圧
力変動に拘わらず、両密封端面21,30の接触圧を適
正に保持することができる。図3に示す例では、密封端
面30の内径d1 と背圧Pが作用する保持部端面の外
径d0 とを同一として、κ=0に設定してある。第2
に、流体44が固形成分や凝固成分を含有するスラリ流
体である場合、両密封端面21,30間にスラリ流体が
侵入して、これに含まれている固形成分や凝固成分が付
着,堆積し、密封端面21,30の適正な接触状態が損
なわれる虞れがあるが、上述した如く、一方の密封端面
30の径方向幅Wを微小としておくことによって、固形
成分等の付着,堆積を効果的に防止することができる。
すなわち、密封端面21,30間に侵入,付着した固形
成分等をナイフエッジ状の密封端面30によって削り取
る如くして排除する(この機能を、以下「付着物排除機
能」という)のである。また、密封端面30の径方向幅
Wを小さくして、密封端面21,30の接触面積を小さ
くしておくことにより、密封端面21,30の接触によ
る摩耗を効果的に抑制する(この機能を、以下「摩耗抑
制機能」という)こともできる。したがって、流体44
が固形成分や凝固成分を含有するスラリ流体である場合
にも、密封端面21,30間における固形成分等の付
着,堆積や摩耗粉の発生を効果的に防止しつつ、良好な
シール機能を発揮することができる。このような付着物
排除機能及び摩耗抑制機能を効果的に発揮させるために
は、密封端面30の径方向幅Wを0.1〜4.0mmに
設定しておくことが好ましい。W>4.0mmである
と、密封端面30による固形分排除機能が充分に発揮さ
れないし、密封端面21,30の接触による摩耗を効果
的に防止できない。また、W<0.1mmであると、密
封端面30の強度上の問題の他、密封端面30による削
り取り力が過大となって、密封端面21,30間に形成
される潤滑膜までも破壊され、密封端面21,30が焼
き付く虞れがあると共に、密封端面21,30の接触圧
が必要以上に高くなるため密封端面21,30の接触に
よる摩耗が効果的に抑制されず、摩耗粉の発生が多くな
る。このような密封端面幅Wの上下限値は、シール条件
(密封すべきスラリ流体の性状,圧力等)によって多少
異なるが、かかるシール条件に拘わらず、潤滑膜の破壊
を確実に防止しつつ付着物排除機能及び摩耗防止効果を
充分に発揮させるためには、0.4mm≦W≦2.0m
mとしておくことがより好ましい。
【0039】なお、本発明は上記した実施の形態に限定
されず、本発明の基本原理を逸脱しない範囲において適
宜に改良,変更することができる。特に、第1密封環1
1と回転体2との嵌合形態は任意であり、例えば、密封
環11を嵌合部16を有しない円筒状のものとして、回
転体12の端部に形成した凹部に嵌合させるようにして
もよい。この場合、上記にいう中心孔開口端面18は密
封環11の端面(密封端面21と反対側の端面)とな
り、貫通孔開口端面19は上記凹部の底面となる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明によれば、回転体が強度的な要請等から金属材で構成
しておかざるを得ない場合にも、金属との接触を回避す
べき各種流体(例えば、金属との接触による金属汚染を
回避する必要のある半導体ウエハ処理用流体や金属腐
食,損傷を生じさせる虞れのある腐食性流体等)を良好
に流動させることができ、広範な用途に供しうる実用的
なロータリジョイントを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロータリジョイントの一例を示す
縦断側面図である。
【図2】図1の要部を拡大して示す縦断側面図である。
【図3】図1の他の要部を拡大して示す縦断側面図であ
る。
【符号の説明】
1…ジョイント本体、2…回転体、3…メカニカルシー
ル、4…流体通路、5a…回転側流路、5b…固定側流
路、6…側部壁、7…端部壁、11…第1密封環、12
…第2密封環、13…回転阻止機構、14…スプリング
部材、15…本体部、16…嵌合部、17…被嵌合部、
18…中心孔開口端(第1密封環における中心孔の開
口端面)、19…貫通孔開口端面(回転体における貫通
孔の開口端面)、20…クリアランス、38…第1密封
環の中心孔、39…第1通路、40…第2密封環の中心
孔、41…第2通路、42…貫通孔、43…通路形成パ
イプ、44…流体、45…通路形成パイプの先端部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 27/093 F16L 9/14 H01L 21/304 622

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジョイント本体に金属製の回転体を回転
    自在に連結し、 回転体の一端部に、その軸線と同心をなすセラミック製
    の第1密封環を相対回転不能に嵌合保持し、 ジョイント本体に、第1密封環と同心をなして直対向す
    るセラミック製の第2密封環を軸線方向移動可能に且つ
    相対回転不能に保持すると共に第2密封環を第1密封環
    へと押圧附勢するスプリング部材を設け、 回転体に第1密封環の中心孔に連通する第1通路を設け
    ると共に、ジョイント本体に第2密封環の中心孔に連通
    する第2通路を設けて、両通路と両密封環の中心孔とで
    一連の流体通路を構成してあり、 第1通路は、回転体を軸線方向に貫通する貫通孔に、当
    該流体通路を流動する流体に対して不活性なプラスチッ
    クからなる通路形成パイプを嵌合固着することによって
    構成されており、 通路形成パイプの先端部は、回転体における貫通孔の開
    口端面から僅かに突出して、第1密封環における中心孔
    の開口端面に当該中心孔を囲繞する状態で全面的に圧接
    されたものであって、第1密封環から受ける押圧力によ
    って圧潰されず且つ第1密封環が軸線方向に変位,振動
    した場合にもこれに追従して充分な圧接状態を確保でき
    るように弾性変形できるものに構成されていることを特
    徴とするロータリジョイント。
  2. 【請求項2】 ジョイント本体における少なくとも第2
    密封環を保持させる部分及び第2通路を形成する部分
    を、前記流体に対して不活性なプラスチックで構成して
    あることを特徴とする、請求項1に記載するロータリジ
    ョイント。
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