JP3325065B2 - 真偽を判別する手段を有する被検出物 - Google Patents
真偽を判別する手段を有する被検出物Info
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Description
金券,カード類,美術品等のように、真正さが要求され
るものに好適な真偽判別手段を有する被検出物に関す
る。
段として、特許出願公表昭63-501250号に見られるよう
に、マイクロ波を用いたチェック手段が公知である。こ
の先行技術は、書類中にランダムに分布された金属ファ
イバ等の粒子にマイクロ波を入射させ、応答マイクロ波
束に応じた固有のディジタルマークを、一定のルールで
書類の適宜箇所に記録している。そして書類の真正さを
判断する際には、書類にマイクロ波を入射させるととも
に、応答マイクロ波束と上記ディジタルマークとを照合
することにより、両者が一致した時に、本物であると判
断するようにしている。
mm〜15mm位の短繊維状の被検出素子を書類(カード)
等に直接ばらまくようにして混入しているが、このよう
な被検出素子を、書類等の所定位置に、真偽を判別する
に適した密度に分散させることは意外に難しく、被検出
素子の分布状態が悪かったり、密度が高すぎると、検出
不可能になる可能性がある。
イクロ波を照射するものでは、応答マイクロ波束を計測
する際に、外部ノイズの影響を受けやすいため、SN比
が悪くなるばかりでなく、マイクロ波を発振するために
ノイズ源になることも考えられる。
置に、被検出素子としての感磁性ファイバを真偽判別に
適した密度に分散させることができ、しかも磁気的に検
出することが可能で、ノイズによる障害が生じにくいよ
うな被検出物を提供することにある。
開発された本発明の被検出物は、被検出素子として、感
磁性ファイバを含む不織布を用いる。すなわち本発明
は、非磁性体からなる基材と、基材の特定の走査領域に
埋設されかつ感磁性ファイバからなり上記走査領域に応
じた大きさに作られている不織布と、上記感磁性ファイ
バの分布状態に応じて磁気的に検出される固有の検出信
号をコード化して基材の一部に記録するコード表示部と
を具備し、上記不織布は、天然繊維または高分子繊維に
感磁性ファイバを混合したものであり、該感磁性ファイ
バは高分子材料に感磁性材料の粉体を混入して繊維状に
加工したものであり、上記不織布が、紙あるいはプラス
チックからなる一対の基材要素の間に挟まれた状態で該
基材要素どうしが互いに接合していることを特徴とする
被検出物である。
は、線径がφ5μm〜φ100μm程度で、不織布にし
たときに、1cm2当り、延べ長さが20mm〜100mm程
度となるような密度でファイバを絡み合わせたものが適
当である。
B系アモルファス合金とか、Fe−Ni系合金などの高
透磁率合金が適している。感磁性ファイバの長さは、例
えば5mm〜30mm位が適当である。
不織布を大きめに作っておき、この不織布を、被検出物
の走査領域に応じた大きさに切断して基材に埋設する。
そして上記走査領域を磁気的に走査することにより、感
磁性ファイバの分布状態に応じて得られる検出信号に基
いて、被検出物の真偽判別を行う。
ダムに含まれている感磁性ファイバの密度や向き等が走
査方向に変化するため、被検出物を一定速度で移動させ
ながら上記走査領域を磁気的に走査することによって、
感磁性ファイバの分布に応じた固有のパターンをもつ検
出信号が得られる。この検出信号は特定のルールで暗号
化されて被検出物のコード表示部に記録される。
する時には、上記走査領域を再び走査することにより検
出信号を得るとともに、被検出物のコード表示部に記録
されている暗号コードを解読して照合用コードを再生
し、この照合用コードと上記検出信号とが対応した時
に、被検出物が真正なものであると判断する。
がばらばらな状態になっている。従って、感磁性ファイ
バを用いて不織布を作製し、被検出物の走査領域に挿入
すると、各々の被検出物に固有のパターンで感磁性ファ
イバが走査領域のみに入っていることになる。このよう
な不織布はシート状になっているので、走査領域に応じ
た大きさに切断して基材の特定位置に挿入することが容
易に行える。従って被検出物を製造する際の作業性が良
く、しかも必要最低限の量の感磁性ファイバを使用すれ
ばよいので、高価な感磁性材料を用いても低コストに実
施できる。
重要書類等の紙葉類を始めとして、IDカード,CDカ
ード,クレジットカード等のプラスチックカード類や、
美術品等の偽造防止あるいは本物かイミテーションかの
判別を行う際に利用することができる。
し図7を参照して説明する。図1に示されるように、被
検出物10は、紙やプラスチックなどの非磁性体からな
る基材11と、この基材11の特定の走査領域13に埋
設された不織布14と、コード表示部15を備えてい
る。図示例の基材11は、厚み方向の2枚の基材要素1
1a,11bを、互いに重ねて接着等によって接合する
ようにしたものである。
00μm程度の高透磁率合金材料からなる感磁性ファイ
バ16を、1cm2 当たりの延べ長さが20mm〜100mm
程度となるように絡み合わせたものである。この不織布
14は、走査領域13の大きさに応じて短冊状に切断さ
れている。従って上記走査領域13においては、感磁性
ファイバ16がランダムな方向を向いて絡み合ってい
る。
判別用の処理装置20によって磁気的に走査される。ま
た、コード表示部15には、後述するように走査領域1
3における感磁性ファイバ16の分布状況に応じた情報
が暗号化されて記録される。すなわち、走査領域13と
コード表示部15は、この被検出物10の真偽を判別す
る手段として使われる。
出物10を一定速度で移動させる搬送機構26を備えて
いる。この搬送機構26は、ベルトやローラ等を用いた
搬送用部材27によって、被検出物10を一定速度で図
中の矢印F方向に移動させるようになっている。
励磁コイル31と第1の検出コイル32とからなる透磁
率検出用コイル対33が設けられている。第1の励磁コ
イル31と第1の検出コイル32は、互いに距離dだけ
離れて対向した状態で配置され、コイル31,32の間
を被検出物10の走査領域13が通過するようになって
いる。上記励磁コイル31は、走査領域13に混入され
ている感磁性ファイバ16に高周波の交番磁界を作用さ
せるものであり、高周波電源回路35に接続されてい
る。
離された位置に、第2の励磁コイル41と第2の検出コ
イル42とからなる比較用コイル対43が設けられてい
る。第2の励磁コイル41と第2の検出コイル42は、
互いに距離dだけ離して対向して配置されている。
41は、互いに電磁気特性(インダクタンス,抵抗,コ
イルの素線径,コイルの巻数等)を同一としてある。第
1の検出コイル32と第2の検出コイル42も互いに同
じ電磁気特性としている。また、第1の励磁コイル31
と第2の励磁コイル41は互いに同相であり、高周波電
源回路35に接続されている。第1の検出コイル32と
第2の検出コイル42は互いに逆相としてある。なお、
検出コイル32,42の代りにホール素子等の磁気検出
素子が使われてもよい。
タ等を用いたコントローラ50と、被検出物10のコー
ド表示部15に下記暗号コードを記録するためのコード
書込み部51と、コード表示部15に記録された暗号コ
ードを読取るためのコード読取り部52などを備えてい
る。コード書込み部51とコード読取り部52は、読取
り・書込み用の回路53に接続されている。コントロー
ラ50は、ディジタル変換器60や比較器61および暗
号コード変換器62などを含んでいる。コントローラ5
0に表示器65が接続されている。
明する。高周波電源回路35によって、第1の励磁コイ
ル31と第2の励磁コイル41に高周波(例えば 500〜
1000Hz)の交番電流を入力すると、同相に接続されて
いる第1の励磁コイル31と第2の励磁コイル41に互
いに等しい交番磁界が発生する。この時、第1の検出コ
イル32と第2の検出コイル42に互いに等しい電磁誘
導電圧が発生する。
出コイル32との間に被検出物10が存在していなけれ
ば、互いに逆相の第1の検出コイル32と第2の検出コ
イル42に発生する電圧は同一であるから、コントロー
ラ50に出力される電圧はゼロである。
速度で矢印F方向に移動させ、第1の励磁コイル31と
第1の検出コイル32との間に走査領域13を通すと、
感磁性ファイバ16の磁気シールド効果によって、第1
の検出コイル32に発生する電圧が小さくなる。これに
対し、第2の励磁コイル41と第2の検出コイル42と
の間には感磁性ファイバ16が存在しないから、第2の
検出コイル42の出力は変化しない。このため、第1の
検出コイル32に発生する電圧と第2の検出コイル42
に発生する電圧の差がディジタル変換器60に出力され
る。
32と第2の検出コイル42との出力差は、第1の励磁
コイル31と第1の検出コイル32との間に存在する感
磁性ファイバ16の密度が高いほど大きくなる。
0を所定速度で矢印F方向に移動させつつ上述の走査を
実施すると、走査領域13の複数の微小部分が第1の励
磁コイル31と第1の検出コイル32との間を順次通過
することにより、感磁性ファイバ16の密度変化が図4
に示されるような出力電圧のパターンとして測定され
る。この出力電圧を微小時間ごとに検出し、各微小時間
ごとの出力電圧を複数段階にランク付けしてディジタル
化することで、この走査領域13に固有のコード化され
た検出信号が得られる。
数枚の不織布14を埋設することによって、複数トラッ
クの走査領域13を設定すれば、前述の出力電圧のパタ
ーン数を更に増加させることができる。更には、不織布
14に用いる感磁性ファイバ16の材質や線径を複数種
類混ぜることにより、更に複雑な出力パターンが得られ
る。
る際に暗号コード変換器62によって特定のルールに従
って暗号コード化するとともに、この暗号コードを磁気
ヘッド等のコード書込み部51によってコード表示部1
5に記録する。この実施例のコード表示部15は磁気帯
であるが、例えば印字ヘッドを用いて上記暗号コードを
コード表示部15にバーコードで記録するようにしても
よい。図6は、以上の一連のステップ(被検出物10の
作成処理)の概略を示している。
照合も、上記処理装置20を使って行われる。すなわち
被検出物10を作成した時と同様に、処理装置20によ
って走査領域13を所定速度で走査することにより、第
1の検出コイル32と第2の検出コイル42の出力差に
応じた検出信号を得る。また、この被検出物10のコー
ド表示部15に記録されている暗号コードをコード読取
り部52によって読取り、暗号コード変換器62によっ
て暗号コードの解読を行うことにより、照合用コードを
再生する。そしてこの照合用コードと上述の検出信号が
比較器61によって比較され、両者が一致した時のみ、
この被検出物10が本物であると判断され、その照合結
果が表示器65に表示される。図7は、以上の一連のス
テップ(照合処理)の概略を示している。
32,42に作用させる磁界が高周波の交番磁界である
から、微弱な磁界でも検出が可能である。従って、暗号
コードやその他の情報がコード表示部15あるいはそれ
以外の箇所に磁気的に記録されていても、これらの磁気
的情報を破壊するようなことがない。そして透磁率検出
用コイル対33と比較用コイル対43の出力差に基いて
被検出物10のコード表示部15への書込みあるいは真
偽判定の際の検出信号を得るため、外部ノイズの影響を
受けにくいものである。
示すような処理装置70が使われてもよい。この処理装
置70は、ハウジング25と、被検出物10を一定速度
で移動させる搬送機構26と、走査領域13に混入され
ている感磁性ファイバ16の磁界を一方向を揃えるため
の初期化用の第1の磁界発生器71と、第1の磁界発生
器71とは極性を逆にして配置された励磁用の第2の磁
界発生器72と、これらの磁界発生器71,72の間に
配置された検出用コイル73と、前記処理装置20に使
われているものと同様のコントローラ50と、コード書
込み部51と、コード読取り部52などを備えている。
検出用コイル73は、磁界発生器71,72による磁界
の強さが(HB )になるA点に配置されている。
の矢印F方向に移動させられる時、走査領域13に作用
する磁界の強さは、磁界発生器71からの距離が大きく
なるほど小さくなり、磁界発生器72に近付くほど、逆
向きの磁界の強さが大きくなる。この逆向きの磁界の強
さが 0.1ないし10エルステッドになるA点を走査領域1
3の各微小部分が通る瞬間に、大バルクハウゼン効果に
よって、感磁性ファイバ16が磁化反転を生じるととも
に、急峻な磁気パルスが次々に発生する。このため、上
記磁気パルスを検出用コイル73によって電磁誘導電圧
の変化としてとらえることにより、検出信号としての固
有の電圧出力パターンが得られる。
置70を使用して走査領域13に応じた情報をコード表
示部15に記録する場合、被検出物10を搬送機構26
によって所定速度で矢印F方向に移動させる。走査領域
13の複数の微小部分が第1の磁界発生器71を順次通
過すると、走査領域13の各微小部分における感磁性フ
ァイバ16の磁界の向きが一方向に揃う。
点を通過する瞬間に、磁化反転を生じて急峻な磁気パル
スが次々に発生するため、感磁性ファイバ16の分布状
態に応じた固有の電磁誘導電圧が発生する。この実施例
では、走査領域13を微小時間ごとに区切ってサンプリ
ングを行い、各微小時間ごとの出力電圧を複数段階にラ
ンク付けしてディジタル値に変換することにより、走査
領域13の微小部分ごとにコード化された固有の検出信
号が得られる。この検出信号を特定のルールに従って暗
号化するとともに、コード書込み部51によって、コー
ド表示部15に記録する。
照合も、上記処理装置70を使って行うことができる。
すなわち被検出物10を作成する時と同様に、処理装置
70を使用して走査領域13を所定速度で走査すること
により、固有の検出信号を得る。また、コード表示部1
5に記録されている暗号コードをコード読取り部52に
よって読取り、所定のルールに基づいて暗号の解読を行
うことにより、照合用コードを再生する。再生された照
合用コードと、上述の検出信号とを比較し、一致した時
のみ、この被検出物10が本物であると判断する。
分かれている磁界発生器71,72を用いる代りに、初
期化用と励磁用を兼ねた交番磁界発生用コイルを用いて
もよい。その場合、走査領域13に交番磁界が作用する
ため、第1の方向の磁界によって感磁性ファイバ16の
磁化方向が一方向に揃い、そののち磁界の向きが第2の
方向に反転した時に、大バルクハウゼン効果による磁気
パルスが発生する。この磁気パルスの大きさに応じた電
磁誘導電圧が、検出用コイル73によって検出される。
る不織布14は、それを構成する繊維の全てが感磁性フ
ァイバ16でもよいが、感磁性ファイバ16の密度が高
すぎることによって検出信号のパターンに差が出にくい
場合には、従来の一般的な不織布に使用されている高分
子繊維や天然繊維等の安価な非磁性の繊維に感磁性ファ
イバ16を混紡してもよい。こうして混紡された不織布
であれば、基材11に対する不織布14の接合性が良好
になる。しかも感磁性ファイバ16と一般繊維を混紡し
たものであれば、不織布14を小さく切断して使用する
場合に、感磁性ファイバ16がばらばらに離れてしまう
ことを防止できる。
た時にファイバ16がばらばらに散らないようにするた
めに、不織布14に液状の接着剤を噴霧あるいは塗布す
ることによって、ファイバ16の交点をバインドしてお
いてもよい。また、接着剤が付いたシートの上に不織布
14を置いて固定したのち、不織布14をこの接着シー
トと共に所望の形状に切断してもよい。
どの高分子材料に、感磁性材料からなる粉体を混入し、
これを繊維状に加工したもので、不織布14を作製して
もよい。この場合、不織布14と基材11との接合性が
非常に良好になり、しかも従来の不織布製造装置をその
まま使用できるといった利点もある。
感磁性ファイバ16からなる不織布14を埋設し、更に
このキャンバス等に設けられたコード表示部に前記実施
例と同様の暗号コードを記録することにより、この絵画
が本物であることの証しとすることもできる。また本発
明は、美術品等の立体物に感磁性ファイバ16からなる
不織布14を埋設すれば、本物とイミテーションの判別
にも役立つ。
な大きさに切った不織布を被検出物の特定の走査領域に
のみ埋設すればよいから、限られた狭い範囲に感磁性フ
ァイバを設けることができるとともに、真偽を判別する
のに適した密度に感磁性ファイバを分布させることが容
易に行える。このため、感磁性ファイバの使用量を必要
最少限にとどめることができ、低コスト化が図れ、しか
も真偽の判別が容易となる。本発明の被検出物は、一般
的な不織布に使用されている高分子繊維や天然繊維等の
非磁性の繊維に感磁性ファイバを混紡してなる不織布を
用いているため、検出信号のパターンに差が出やすいよ
うに感磁性ファイバの密度を調整することが可能であ
る。また、高分子繊維や天然繊維と上記感磁性ファイバ
とを混紡してなる不織布は、紙あるいはプラスチックか
らなる基材要素の間に接着等によって強固に接合するこ
とができる。各感磁性ファイバは、高分子材料に感磁性
材料の粉体を混入して繊維状に加工したものであるか
ら、炭素繊維や金属繊維と比べて基材に良くなじむ。こ
れらの理由から、基材と感磁性ファイバとが一体化で
き、改ざん等を防止する上でさらに有効である。しかも
感磁性ファイバと一般繊維を混紡したものであれば、被
検出物の製造時に不織布を小さく切断しても、感磁性フ
ァイバがばらばらに離れてしまうことを防止できる。
イバの扱いが容易となるから、被検出物の製作する際の
作業性が良い。また、不織布を製造する時に、様々な態
様のファイバを混ぜることで、検出信号のパターンを、
より複雑なものにすることができる。そして本発明の被
検出物は、走査領域を磁気的に検出することができるた
め、マイクロ波を使用するものに比べてSN比が高く、
ノイズによる障害を実質的に生じない。
図。
に用いる処理装置の構成の概略を一部断面で示す側面
図。
査する際に生じる出力電圧パターンの一例を示す図。
フローチャート。
すフローチャート。
置の変形例を一部断面で示す側面図。
不織布、15…コード表示部、16…感磁性ファイバ、
20…処理装置、70…処理装置。
Claims (1)
- 【請求項1】非磁性体からなる基材と、この基材の特定
の走査領域に埋設されかつ感磁性ファイバからなり上記
走査領域に応じた大きさに作られている不織布と、上記
感磁性ファイバの分布状態に応じて磁気的に検出される
固有の検出信号をコード化して上記基材の一部に記録す
るコード表示部とを具備し、 上記不織布は、天然繊維ま
たは高分子繊維に感磁性ファイバを混合したものであ
り、該感磁性ファイバは高分子材料に感磁性材料の粉体
を混入して繊維状に加工したものであり、上記不織布
が 、 紙あるいはプラスチックからなる一対の基材要素の
間に挟まれた状態で該基材要素どうしが互いに接合して
いることを特徴とする真偽を判別する手段を有する被検
出物。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP01878593A JP3325065B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 真偽を判別する手段を有する被検出物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01878593A JP3325065B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 真偽を判別する手段を有する被検出物 |
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JPH06227187A JPH06227187A (ja) | 1994-08-16 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP01878593A Expired - Fee Related JP3325065B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 真偽を判別する手段を有する被検出物 |
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1993
- 1993-02-05 JP JP01878593A patent/JP3325065B2/ja not_active Expired - Fee Related
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