JP3324878B2 - 天井クレーン用吊荷移動装置 - Google Patents

天井クレーン用吊荷移動装置

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JP3324878B2 JP21529594A JP21529594A JP3324878B2 JP 3324878 B2 JP3324878 B2 JP 3324878B2 JP 21529594 A JP21529594 A JP 21529594A JP 21529594 A JP21529594 A JP 21529594A JP 3324878 B2 JP3324878 B2 JP 3324878B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一本の天井クレーンレー
ルに搭載する吊荷移動装置に係り、天井クレーンが損傷
した場合等に、損傷したレールの交換作業及び作業機器
工具を昇降する場合に使用する天井クレーン用吊荷移動
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】天井クレーンは、例えば〔機械工学便
覧、昭和49年8月10日改定第5版5刷、社団法人日
本機械学会発行、第16−4〜16−7頁〕に内容が示
されるもので、高さ数mから数十mの天井クレーン走行
桁上に固定金物によって固定された天井クレーンレール
上を走行し、工場内の荷物の移動や、設備修繕時の機器
の吊り上げ等に使用されるものである。前記天井クレー
ンレールは、その1本当たりの長さが通常10m程度有
り、その重量は種類によって異なるが数百kgから1t
on位ある。天井クレーン走行レールが損傷し、そのレ
ールを新規レールに取り替える場合、損傷レールを地上
に降ろし、新規レールを吊り上げるためには、例えば
〔前記機械工学便覧、第16−12、16−13頁〕に
示されるような、トラックに旋回式起重機を載置したト
ラッククレーン等の起重機を用いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ト
ラッククレーンの作業場所の確保が必要であり、更には
トラッククレーンを損傷レール下に進入させるために、
予め工場内の設備や製品等を移動させなければならず、
天井クレーンレール交換作業を行うに際しては、その前
準備たる移動作業が大変面倒であるという問題があっ
た。また、天井クレーンを備えた工場内では製品製造設
備や操作室等の固定設備があるため、前記トラッククレ
ーンを損傷レール下まで進入させることが出来ない場合
があった。この場合には、トラッククレーンを工場内の
進入可能な位置まで進入した後、交換用レールを天井ク
レーン走行桁上に荷揚げし、クレーン歩廊上を台車と人
力で交換作業位置まで移動させていた。そして、損傷レ
ールについては、軌道から取外した後、クレーン歩廊上
を台車やチェーンブロックを用いて、前記トラッククレ
ーンの待機位置の上方まで移動させてから、その該トラ
ッククレーンにて地上へ吊り降ろしていた。特に、損傷
レールの軌道からの取外し、台車への載荷及び交換用レ
ールの台車からの荷卸・取付け作業は、チェーンブロッ
クを使用した人力作業であった。レールの移動・取外し
・取付け作業を行う作業者の足元は、天井クレーンの車
輪の潤滑剤が走行中にこぼれ落ちて付着しているため、
大変滑りやすい状況になっている。このため、天井クレ
ーンレール交換中の作業者は常時レールの落下・振れに
よる挟まれ、転倒又は墜落して怪我をする危険に曝され
ているという問題があった。天井クレーンレールの交換
作業中、その工場は休止を余儀なくされるが、従来の天
井クレーンレールの交換作業では、前述の如くトラック
クレーンの進入路及び作業場所の確保、チェーンブロッ
クによる吊り上げ・吊り降ろし、天井クレーンレールの
クレーン歩廊上の移動等を人力によって行うため、多く
の日数を要し、経済的損失は膨大なものであった。それ
ゆえ、天井クレーンレールの交換作業においては、トラ
ッククレーンの進入路を確保することなく、短時間にし
かも安全にレールの昇降・移動を可能にする装置の出現
が切望されていた。本発明はかかる事情に鑑みてなされ
たもので、トラッククレーン等の起重機の進入路及び作
業場所の確保やクレーン歩廊上の移動を必要としない天
井クレーン用吊荷移動装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の天井クレーン用吊荷移動装置は、天井クレーンの
レールが損傷した場合に、損傷したレールの交換及び作
業機器工具を昇降するのに使用する天井クレーン用吊荷
移動装置であって、一列の天井クレーン用のレール頭部
上面を転動する2輪以上の走行輪を直列に備えると共
に、該レールのウェブを中央にして開閉可能な一対のガ
イドローラアームを有し、該ガイドローラアームの閉時
には、先部にそれぞれ設けられたガイドローラが該レー
ル頭部下面に転動自在に当接する走行台車と、前記走行
台車に設けられ、前記レールをその頭部下面及びウェブ
の少なくとも一箇所で挟持開放自在に、該レールのウェ
ブを中央にして対向配置された一対の挟持アームと、前
記走行台車に昇降可能に取付けられ、降下時には前記レ
ールが載ったクレーン走行桁の上面に載置する脚部材
と、前記走行台車上に搭載された旋回式起重機とを有し
てなる。また、請求項2記載の天井クレーン用吊荷移動
装置は、請求項1記載の天井クレーン用吊荷移動装置に
おいて、前記旋回式起重機は起重機架台を介して前記走
行台車に昇降可能に搭載され、しかも、前記脚部材は前
記レールの両側に設けられた該起重機架台の脚からな
る。
【0005】
【作用】請求項1、2記載の天井クレーン用吊荷移動装
置においては、走行台車に一列のレール頭部上面を転動
する走行輪を直列に備えると共に、先部にガイドローラ
が設けられた開閉可能なガイドローラアームを設けてい
るので、前記ガイドローラをレール頭部下面に転動自在
に当接させることによって、一列のレール上に該走行台
車が側方に倒れることなく走行させることができる。前
記走行台車には前記レールをその頭部下面及び/又はウ
ェブを開放可能に挟持する挟持アームが設けられている
ので、該走行台車を該レールに移動しないように固定す
ることができる。そして、前記走行台車には、クレーン
走行桁の上面に載置する脚部材が昇降可能に設けられて
いると共に、更に旋回式起重機が設けられているので、
前記旋回式起重機によって、重量物を旋回しながら吊り
上げることができ、この場合は前記挟持アームと前記脚
部材によって旋回式起重機の転倒を防止し、安全に作業
ができる。そして、特に、請求項2記載の天井クレーン
用吊荷移動装置においては、起重機架台の両側に脚が設
けられ、該起重機架台に旋回式起重機が設けられている
ので、該旋回式起重機を使用する場合には、起重機架台
を下げてその脚をクレーン走行桁の上部に載せて使用す
ることによって、安定して起重機操作を行うことができ
る。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係る天井クレー
ン用吊荷移動装置を天井クレーンレールに挟持固定した
状態の部分縦断面図、図2は図1における矢視B−B断
面図、図3は図1における矢視C−C断面図、図4は図
1における矢視A−A断面図、図5は該天井クレーン用
吊荷移動装置が天井クレーンレール上を移動する状態の
説明図、図6は図5における矢視F−F断面図、図7は
図5における矢視E−E断面図、図8は図9における矢
視H−H断面図、図9は該天井クレーン用吊荷移動装置
を用いて損傷レールを吊り降ろしているときの状況を示
す側面図、図10は図1における矢視D−D断面図、図
11は図12における矢視G−G断面図、図12は該天
井クレーン用吊荷移動装置を2台用いて新規レールを吊
るし天井クレーンレール上を移動している状況図であ
る。
【0007】本発明の一実施例に係る天井クレーン用吊
荷移動装置10は、図1に示すように天井クレーンレー
ル11の上面を走行する走行台車12に載置され、かつ
台車フレーム13の中央に形成された凹部14に遊嵌す
る門型状の起重機架台15、及び損傷レールや新規レー
ル等のレールをロープ又はチェーンを介して巻上・巻下
する装置を先端に具備した旋回式起重機16から構成さ
れ、台車フレーム13と起重機架台15とは、油圧シリ
ンダー17で連結され、旋回式起重機16は起重機架台
15上部に回動機構18aを介して連結されている。
【0008】走行台車12は、図1〜図4に示すように
前後一対の走行輪18と天井クレーンレール11のレー
ル頭部19を挟み込んだガイドローラ20、及び前記走
行輪18の片側に連結された油圧モータやバルブ等から
なる走行輪駆動装置(図示せず)で構成されたものであ
る。図3は、図1における断面C−Cを表したもので、
起重機架台15の前後は門型となって両側前後には脚
(脚部材の一例)21が設けられ、両側の脚21の内側
部22は、走行台車12の両内側枠23の外表面に嵌合
して、起重機架台15が油圧シリンダー17によって昇
降可能となって、起重機架台15が下降した場合には、
両側前後の脚21が、天井クレーンレール11の据付面
である走行桁24上面に当接するようになっている。
【0009】そして、起重機架台15の上部両側付近に
は、鉤状の下端を対向した一対の挟持アーム25が軸2
6を介して駆動可能にそれぞれ吊り下がり、その一対の
挟持アーム25は、ピン27、27aを介して油圧シリ
ンダー28によって連結されている。なお、図3は、油
圧シリンダー28を縮めることにより、各々の挟持アー
ム25の先端で天井クレーンレール11のウェブ29を
挟圧して、起重機架台15を天井クレーンレール11に
固定した状態を示す。
【0010】天井クレーンレール11は、強固なもので
あり、また走行桁24に強固にレールクランプ30で固
定されているから、起重機架台15の上部に連結してな
る旋回式起重機16のブーム31の先端に損傷レール又
は新規レールを吊して旋回しても転倒しないようになっ
ている。また、起重機架台15は、その前後端が図1に
示すように、走行台車12の凹部14中に僅かな間隙を
有して嵌まり込んでいるため、旋回式起重機16のブー
ム31先端に損傷レール又は新規レール等を吊し、ブー
ム31を旋回しても位置ずれを生じない構造となってい
る。
【0011】更に、天井クレーン用吊荷移動装置10
は、損傷レール又は新規レールを吊ったとき転倒しよう
とする力が作用するが、その力は図8に示すように、損
傷レール32側に位置する起重機架台15の脚21の下
端33が支点となって、挟持アーム25先端が天井クレ
ーンレール11のウェブ29を挟圧してなる挟持力で支
えられる。従って、天井クレーン用吊荷移動装置10
は、損傷レール32を天井クレーンレール11位置から
吊り降ろしたり、床面から新規レールを吊り上げ、天井
クレーンレール11のわきに置くことができる。
【0012】なお、図9にはこの天井クレーン用吊荷移
動装置10を2台用いて、損傷レール32の降ろし作業
をしている状況の例を示すが、損傷レール32の両端付
近のそれぞれにワイヤロープ34、35を掛け、2台の
天井クレーン用吊荷移動装置10のそれぞれの起重機1
6のフック36に、前記ワイヤロープ34、35を掛け
て、同時に吊り降ろしを行っている図である。なお、3
7はウインチである。
【0013】図4は、図1における断面A−Aを表した
もので、走行台車12の台車フレーム13の前後部の各
々の上部両側に軸受38、39を設け、その各々の軸受
38、39に前記したガイドローラ20を下端にそれぞ
れ具備してなる一対の鉤状のガイドローラアーム40、
41を対向して吊り下げ、その一対のガイドローラアー
ム40、41の各々中間部は、ピン42、42aを介し
て油圧シリンダー43によって連結されている。このよ
うな構造であるから、天井クレーンレール11の頭部1
9の下に位置しているガイドローラアーム40、41
を、油圧シリンダー43を伸縮することによって、ガイ
ドローラ20をレール頭部19の下から出し入れするこ
とができるようになっている。なお、前記油圧シリンダ
ー43が縮んだときにおけるガイドローラアーム40、
41は、天井クレーンレール11のレール頭部19の下
にガイドローラ20が当接して転動するに必要な間隙を
保持してなる位置で以て、ガイドローラアーム40、4
1の先端にそれぞれ組み付けられている。
【0014】従って、該天井クレーン用吊荷移動装置1
0を走行させたいときには、図4に示すように油圧シリ
ンダー43を縮めて、ガイドローラアーム40、41の
下端に取付けられているガイドローラ20をレール頭部
19の下面に当接させた後、図7に示すように油圧シリ
ンダー28を伸ばすことにより、対向する挟持アーム2
5先端の間隙を天井クレーンレール11のレール頭部1
9の巾以上に拡げ、図5に示すように、走行台車12に
具備した油圧シリンダー17を伸ばして、起重機架台1
5をその前後左右の脚21の下端33がレールクランプ
30の頂端高さ以上になるまで持ち上げることによっ
て、天井クレーン用吊荷移動装置10は、天井クレーン
レール11の上をレール頭部19の下面をガイドローラ
20に支えられながら、走行輪18で以て転倒すること
なく走行させることができる。
【0015】そして、該天井クレーン用吊荷移動装置1
0を2台並べて使用することによって、図12に示すよ
うに天井クレーンレール移動装置を構成し、新規レール
44を天井クレーンレール11の直上で、かつ近くに位
置させて吊り下げることによって、新規レール44を吊
り下げたまま、天井クレーンレール11上を走行するこ
とができる。ここに、吊り下げられた新規レール44
は、重心位置が低く、かつ天井クレーンレール11直上
に位置しているため、天井クレーン用吊荷移動装置10
の転倒に及ぼす影響が小さい。従って、該天井クレーン
用吊荷移動装置10は、新規レール44を吊っているに
もかかわらず、レール頭部19の下のガイドローラ20
によって、十分に支えられて走行することができる。
【0016】なお、走行中に、吊っている新規レール4
4が横揺れしないように、図11に示すような逆溝型状
のガイド45を、吊り下げている新規レール44に被
せ、しかも、そのガイド45の両裾が天井クレーンレー
ル11のレール頭部19の側面に掛かるようにしておく
ことにより、さらに安全に走行させることができる。ま
た、この天井クレーン用吊荷移動装置10は、図6及び
図7に示す如く、対となるガイドローラ20間及び挟持
アーム25間を天井クレーンレール11のレール頭部1
9の巾よりも広く拡げた状態で、天井クレーンレール1
1下の任意の場所からトラッククレーン(図示しない)
で吊り上げて撤去することが可能であり、更にはこの状
態で装置全体を降ろして走行輪18を天井クレーンレー
ル11の上に載置し、対となるガイドローラ20を閉じ
ることにより、この天井クレーン用吊荷移動装置10を
天井クレーンレール11に走行可能な状態で組み付ける
ことができる。
【0017】前記天井クレーン用吊荷移動装置10は、
門型支柱を適宜間隔を設けて並べ、その門型支柱上にレ
ールを布設して、そのレール上を移動することができ
る。レール上面の必要な水平度は、レールと門型支柱と
の間に介在物を敷くことによって、簡単に得ることがで
きる。しかも、従来の天井クレーンレールや列車線路の
ように隣合う2列のレール間の上下方向の同レベル化を
必要としないので、本発明の天井クレーン用吊荷移動装
置10用のレール布設作業は簡易である。従って、凹凸
の激しい複雑な地形や山地の中にも、簡単にレールを布
設することができる。このため、この天井クレーン用吊
荷移動装置10は、凹凸の激しい複雑な地形や山地にお
ける資材の吊り上げ、吊り降ろし及び搬送にも簡便に使
用できるという利点がある。
【0018】なお、この実施例においては、脚部材を起
重機架台の両側に形成したが、台車に独立に取付けるこ
とも可能であり、更には、起重機の作業方向を一方方向
に決めれば、脚部材は片側のみに設けることもでき、こ
の場合も本発明は適用される。
【0019】
【発明の効果】請求項1、2記載の天井クレーン用吊荷
移動装置は以上の説明からも明らかなように、一本の天
井クレーンレールを用いて、損傷レールや新規レールの
搬送をすることができることとなったために、天井クレ
ーンレール下のトラッククレーンが近づくことができる
いずれかの場所で、損傷レールの吊り降ろしや新規レー
ルの上架等の作業ができるようになった。従来方式で
は、損傷レール所在位置近くに到るまでのトラッククレ
ーン進入路を確保するために必要であった障害設備の撤
去・復旧作業が不要となり、この作業に要していた時間
を工場稼働に振り向けることによって受ける経済的利益
は、大変大きい。また、従来方式では、天井クレーンレ
ールに沿って損傷レールや新規レールを引きずって移動
する作業が必要であったが、その作業が無くなったので
作業者が墜落、挟まれ等によって怪我する心配が無くな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る天井クレーン用吊荷移
動装置を天井クレーンレールに挟持固定した状態の部分
縦断面図である。
【図2】図1における矢視B−B断面図である。
【図3】図1における矢視C−C断面図である。
【図4】図1における矢視A−A断面図である。
【図5】該天井クレーン用吊荷移動装置が天井クレーン
レール上を移動する状態の説明図である。
【図6】図5における矢視F−F断面図である。
【図7】図5における矢視E−E断面図である。
【図8】図9における矢視H−H断面図である。
【図9】該天井クレーン用吊荷移動装置を用いて損傷レ
ールを吊り降ろしているときの状況を示す側面図であ
る。
【図10】図1における矢視D−D断面図である。
【図11】図12における矢視G−G断面図を示す。
【図12】該天井クレーン用吊荷移動装置を2台用いて
新規レールを吊るし天井クレーンレール上を移動してい
る状況図である。
【符号の説明】
10:天井クレーン用吊荷移動装置、11:天井クレー
ンレール、12:走行台車、13:台車フレーム、1
4:凹部、15:起重機架台、16:起重機、17:油
圧シリンダー、18:走行輪、18a:回動機構、1
9:レール頭部、20:ガイドローラ、21:脚、2
2:内側部、23:内側枠、24:走行桁、25:挟持
アーム、26:軸、27:ピン、27a:ピン、28:
油圧シリンダー、29:ウェブ、30:レールクラン
プ、31:ブーム、32:損傷レール、33:下端、3
4:ワイヤロープ、35:ワイヤロープ、36:フッ
ク、37:ウインチ、38:軸受、39:軸受、40:
ガイドローラアーム、41:ガイドローラアーム、4
2:ピン、42a:ピン、43:油圧シリンダー、4
4:新規レール、45:ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 宣昭 福岡県北九州市八幡東区川淵町9の27 太平工業株式会社 八幡支店内 (72)発明者 影佐 秀則 福岡県北九州市八幡東区川淵町9の27 太平工業株式会社 八幡支店内 (72)発明者 光山 明田 福岡県北九州市八幡東区川淵町9の27 太平工業株式会社 八幡支店内 (72)発明者 佐藤 顕太郎 福岡県北九州市八幡東区川淵町9の27 太平工業株式会社 八幡支店内 (56)参考文献 特開 昭59−172392(JP,A) 実開 平5−22469(JP,U) 実開 平5−12480(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 9/18,11/10,23/50

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井クレーンのレールが損傷した場合
    に、損傷したレールの交換及び作業機器工具を昇降する
    のに使用する天井クレーン用吊荷移動装置であって、 一列の天井クレーン用のレール頭部上面を転動する2輪
    以上の走行輪を直列に備えると共に、該レールのウェブ
    を中央にして開閉可能な一対のガイドローラアームを有
    し、該ガイドローラアームの閉時には、先部にそれぞれ
    設けられたガイドローラが該レール頭部下面に転動自在
    に当接する走行台車と、 前記走行台車に設けられ、前記レールをその頭部下面及
    びウェブの少なくとも一箇所で挟持開放自在に、該レー
    ルのウェブを中央にして対向配置された一対の挟持アー
    ムと、 前記走行台車に昇降可能に取付けられ、降下時には前記
    レールが載ったクレーン走行桁の上面に載置する脚部材
    と、 前記走行台車上に搭載された旋回式起重機とを有してな
    ることを特徴とする天井クレーン用吊荷移動装置。
  2. 【請求項2】 前記旋回式起重機は起重機架台を介して
    前記走行台車に昇降可能に搭載され、しかも、前記脚部
    材は前記レールの両側に設けられた該起重機架台の脚か
    らなる請求項1記載の天井クレーン用吊荷移動装置。
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