JP3324677B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3324677B2
JP3324677B2 JP12425996A JP12425996A JP3324677B2 JP 3324677 B2 JP3324677 B2 JP 3324677B2 JP 12425996 A JP12425996 A JP 12425996A JP 12425996 A JP12425996 A JP 12425996A JP 3324677 B2 JP3324677 B2 JP 3324677B2
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locking
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信幸 森
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Fujitsu General Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わ
り、より詳細には、複数の左右風向板を連結する連結板
および駆動装置に連係したロッドを、吹出口に突出させ
ることなく容易に組立できるようにし、また、前記駆動
装置および前記ロッドを容易に且つ正確に連係できるよ
うにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は、例えば図8(A)
および図8(B)と、図9とで示すように、本体1内の
吸込口2と吹出口5とを結ぶ空気通路に、熱交換器3と
送風ファン4とを設け、前記吹出口5の上面5aから垂下
した支軸部で、上下および前後に支軸7aおよび8aを離間
した二枚の上下風向板7および8を回動自在に軸支し、
前記上面5aに設けた支軸孔5bでブッシュ9を保持し、同
ブッシュ9により、複数の左右風向板6に設けられスリ
ット6bを有する頭部付の支軸6aで回動自在に軸支し、前
記左右風向板6に設けられた連結ピン6cで連結板10を連
結し、同連結板10により前記複数の左右風向板6を連動
させてなる構成であった。
【0003】前記構成で、前記吸込口2から吸い込んだ
空気を前記熱交換器3で熱交換し、前記左右風向板6で
左右方向の風向を調節し、前記上下風向板7および8で
上下方向の風向を調節し、前記送風ファン4により前記
吹出口5から室内に送出して空気調和を行っていた。
【0004】しかしながら、前記構成においては、前記
連結ピン6cおよび前記連結板10が前記吹出口5に突出し
た構造であることから、同吹出口5において、前記連結
ピン6cおよび前記連結板10による空気抵抗が生じて送風
の効率が低下したり、騒音の原因になったり、または、
露付の原因になってしまうなどの問題を有していた。
【0005】また、前記左右風向板6を駆動装置(図示
せず)を設けて駆動するようにした場合、同駆動装置の
駆動軸を嵌合する駆動孔14c を基端部に備え、先端部に
連係ピン14a を備えた駆動リンク14によって、前記駆動
装置の駆動軸と前記ブッシュ9に連係するために設けら
れ、前記連係ピン14a をスリット13c を有する連係孔13
a を備えたロッド13に連係して前記左右風向板6を駆動
し回動していたが、前記連係ピン14a が前記連係孔13a
のスリット13c から離脱してしまうという問題を有して
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑みなされたもので、複数の左右風向板を
連結する連結板などを、吹出口に突出させないようにし
て容易に組立できるようにし、また、前記左右風向板を
駆動するための駆動装置およびロッドを容易に且つ正確
に連係できるようにした空気調和機を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、熱交換器と送
風ファンとを設け、前記吹出口に、少なくとも一枚の上
下風向板と、連結板により連結された複数の左右風向板
とを回動自在に軸支してなる空気調和機において、前記
吹出口の上面後部に第一係止片を垂下し、上面前部に係
止孔を備えた第二係止片を垂下する一方、これら第一係
止片および第二係止片に夫々対向する係止部と複数の透
孔とを有する支持板を設け、同支持板の透孔で軸孔を備
えた筒状の支軸部が回動自在に軸支され、同支軸部から
水平状に延出したアームの上部に、前記左右風向板を駆
動する駆動装置に連係したロッドの溝部に係合する係合
片を備え、同アームの下部に前記左右風向板の回動角を
規制するストッパを備え、前記連結板を摺動自在に保持
する保持手段を備えたブッシュを設け、同ブッシュの前
記軸孔に前記左右風向板の支軸を嵌合し、基端部に前記
駆動装置の駆動軸に対応する駆動孔を備え、先端部に前
記ロッドの連係孔に連係する連係ピンを備え、同連係ピ
ン側を開口したコ字状の収容部を備えた駆動リンクによ
って前記駆動装置の駆動軸および前記ロッドの連係孔に
連係し、前記収容部に対応して前記ロッドに設けた突片
を同収容部に摺動可能に収容し、前記第一係止片および
前記第二係止片に前記両係止部を係止して、前記ブッシ
ュおよび前記係合片と前記連結板と前記ロッドとを、前
記吹出口の上面と前記支持板との間に収容した構成とし
ている。
【0008】また、前記軸孔および前記支軸に、少なく
とも一つの平坦部を設けて嵌合した構成としている。
【0009】また、前記駆動軸孔および前記駆動軸に、
少なくとも一つの平坦部を設けて嵌合した構成としてい
る。
【0010】また、前記第一係止片に対向する前記係止
部を二股状に形成し、前記第二係止片の係止孔に対向す
る前記係止部を凸状に形成し、前記第一係止片に前記二
股状の係止部を係止し、前記係止孔に前記凸状の係止部
を係止して前記支持板を前記吹出口に固定するようにし
た構成としている。
【0011】また、前記第二係止片に、同第二係止片を
弾性変形させて前記係止孔から前記係止部を離脱する把
手部を一体的に形成した構成としている。
【0012】また、前記ブッシュを、前記係合片を備え
た前記アームを底辺として略矩形状に形成し、同略矩形
状部に前記ロッドを挿通して前記溝部に前記係合片を係
合するようにした構成としている。
【0013】また、略矩形状部に形成した前記ブッシュ
の上辺に、前記ロッドに近接する突部を設けた構成とし
ている。
【0014】また、前記係合片を、半球面状に形成した
構成としている。
【0015】また、前記保持手段が、前記アームの下部
に設けた保持片からなり、同保持片を前記連結板に設け
た連結孔に挿通し、前記アームおよび前記支持板により
前記連結板を挟持して摺動自在に保持するようにした構
成としている。
【0016】また、前記保持手段が、前記保持片および
前記アームの下部に同アームとほぼ平行に設けた薄板部
からなり、同薄板部と前記アームとの間に前記支持板を
収容し、前記保持片を前記連結板に設けた連結孔に挿通
して摺動自在に保持するようにした構成としている。
【0017】また、前記駆動リンクの収容部を、前記連
係ピンと前記駆動孔との間に設け、前記ロッドおよび前
記駆動リンクを長手方向に位置合わせし重合して前記連
係ピンを前記連係孔に挿通し、同連係孔を中心に前記駆
動リンクを回動して前記突片を前記収容部に収容するよ
うにした構成としている。
【0018】また、前記突片を、前記ロッドと一体的に
形成した構成としている。
【0019】また、前記左右風向板の支軸の先端部に、
同支軸に比して大径でなる頭部を設け、同頭部および前
記支軸に、上部を開口したスリットを設けた構成として
いる。
【0020】更に、前記支軸部と前記アームと前記係合
片と前記略矩形状部と前記突部と前記保持片と前記スト
ッパと前記薄板部とを、弾性を有し潤滑剤を含有した合
成樹脂製により前記ブッシュと一体的に形成した構成と
している。
【0021】
【発明の実施の形態】以上のように構成したので、複数
の左右風向板を連結する連結板などを、吹出口に突出さ
せないようにして送風の効率を低下させないよう防止で
きるとともに、前記左右風向板および前記連結板などを
容易に組付でき、また、容易に取り外しできるようにな
り、更に、前記左右風向板を駆動するための駆動装置お
よびロッドを、容易に且つ正確に連係できるようにした
空気調和機となる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1と、図2と、図3と、図4と、図5
と、図6(A)および図6(B)と、図7(A)乃至図
7(C)とにおいて、1は空気調和機本体、2は同本体
1に着脱可能に被せられた前面カバーと同本体1の上面
部とに設けられた吸込口、3は同吸込口2と後述する吹
出口とを結ぶ空気通路に設けられ、同吸込口2から吸い
込まれた空気を熱交換する熱交換器、4は前記空気通路
に設けられ、熱交換された空気を後述する吹出口に送出
する送風ファン、5は前記熱交換器3で熱交換された空
気を室内に向けて吹き出すための吹出口である。
【0023】前記吹出口5の上面5aには、同上面5aの後
部から垂下した第一係止片5bと、前部から垂下した係止
孔5dを有する第二係止片5cおよび把手部5eとが一体的に
形成されている。
【0024】前記第一係止片5bの下端は、後述する支持
板の後部に設けた二股状の係止部を係止するようにした
構成となっており、また、前記第二係止片5cの内側に
は、後述する支持板の前部に形成したフランジを当接
し、同フランジに設けた後述する凸状の係止部を前記係
止孔5dに係止して、後述する支持板を、前記上面5aから
離間した位置に、同上面5aとほぼ平行状態で正確に固定
できるようにした構成となっている。
【0025】また、前記把手部5eは、前記第二係止片5c
と一体的に形成されて寸法形状が精度よく仕上げられる
と共にコスト的に有利な構成となっており、前記係止孔
5dから後述する支持板の係止部を離脱させる際、手指を
掛けて図4で示す矢印aのように移動させることによ
り、前記第二係止片5cを弾性変形させて容易に、且つ正
確に離脱させることができるようにした構成となってい
る。
【0026】6は前記吹出口5の後述する支持板に設け
た透孔により回動自在に軸支された複数の左右風向板
で、この複数の左右風向板6を後述する連結板で連結
し、駆動装置に連係した後述するロッドを介して回動す
ることにより、前記吹出口5における左右方向の風向を
調節できるようにした構成となっている。
【0027】前記左右風向板6の上部には支軸が設けら
れて、同支軸を中心に前記左右風向板6を回動できるよ
うにした構成となっており、また、前記支軸は、その上
端に同支軸に比して大径でなる頭部6aを設けるととも
に、同頭部6aと前記支軸とに、上部を開口したスリット
6bを設けた構成となっており、これによって、前記左右
風向板6の支軸は、後述するブッシュの軸孔に容易に挿
入し保持できて、後述する支持板に設けた透孔で正確に
軸支できるようにした構成となっている。
【0028】7および8は、前記左右風向板6の前方の
前記吹出口5に、第一支軸7aおよび第二支軸8aにより回
動自在に軸支されて、上下方向の風向を調節するように
した上下二枚の上下風向板である。
【0029】9は後述する支持板の透孔により略矩形状
の軸孔9aを備えた筒状の支軸部9bが回動自在に軸支さ
れ、同支軸部9bから水平状に延出したアームの上部に、
前記左右風向板6の駆動装置に連係した後述するロッド
の溝部に係合する係合片9cを備え、同アームの下部に前
記左右風向板6の回動角を規制するストッパ9gを備え、
後述する連結板を摺動自在に保持するための後述する保
持手段を備えた複数のブッシュである。
【0030】前記軸孔9aは、略矩形状に形成したことに
より、同軸孔9aに対応する平坦部を備えた前記左右風向
板6の支軸と正確に嵌合して、前記ブッシュ9が後述す
る連結板により連動し回動した際、前記左右風向板6を
正確に回動させて左右方向の風向を調節できるようにし
た構成となっている。
【0031】また、前記ブッシュ9は、前記係合片9cを
備えた前記アームを底辺として略矩形状に形成し、同略
矩形状部に後述するロッドを挿通して、同ロッドの溝部
に前記係合片9cを係合するようにした構成となってお
り、これによって、後述するロッドの溝部から前記係合
片9cが離脱してしまわないよう正確に係合できるように
した構成となる。
【0032】また、略矩形状に形成した前記ブッシュ9
の上辺9dに、後述するロッドに近接する突部9eを設けた
ことにより、後述するロッドの溝部から前記係合片9cが
離脱してしまわないよう、より正確に係合できるように
した構成となっている。
【0033】また、前記係合片9cを半球面状に形成した
ことにより、同係合片9cが後述するロッドの溝部に円滑
に、且つ正確に係合できるようにした構成となってい
る。
【0034】次に、後述する連結板を摺動自在に保持す
るための保持手段が、前記アームの下部に設けた保持片
9fからなり、同保持片9fを後述する連結板に設けた連結
孔に挿通し、前記アームおよび後述する支持板により後
述する連結板を挟持した状態で、同連結板を摺動自在に
保持するようにした構成となっており、これによって、
後述する連結板が前記ブッシュ9から容易に離脱するこ
となく、前記左右風向板6を正確に回動できるようにし
た構成となっている。
【0035】また、他の実施例として、前記保持手段
が、前記保持片9fおよび前記アームの下部に同アームと
ほぼ平行に設けた薄板部9hからなり、同薄板部9hと前記
アームとの間に後述する連結板を収容し、同連結板に設
けた連結孔に前記保持片9fを挿通して同連結板を摺動自
在に保持するようにしたことにより、同連結板を後述す
る支持板と接触させることなく、より円滑に摺動させる
ようにした状態で保持できるようにした構成となってい
る。
【0036】また、前記支軸部9bと前記アームと前記係
合片9cと前記略矩形状部と前記突部9eと前記保持片9fと
前記ストッパ9gと前記薄板部9hとを、弾性を有し潤滑剤
を含有した、例えばジュラコンにワックス成分を含有さ
せたポリアセタール樹脂などの合成樹脂製により前記ブ
ッシュ9と一体的に形成した構成となっており、これに
よって、前記ブッシュ9は、寸法形状が精度よく仕上げ
られてコスト的に有利となり高耐久性を有した構成とな
る。
【0037】10は前記ストッパ9gに対応して前記左右風
向板6の回動角を規制する規制片10a を備えた連結板、
11は同連結板10および前記ブッシュ9などを前記吹出口
5の上部に収容するための支持板、12は前記左右風向板
6を駆動し回動するためのモータからなる駆動装置、13
は同モータ12に連係し前記ブッシュ9および前記連結板
10を介して前記左右風向板6を駆動し回動するためのロ
ッド、14は同ロッド13に前記モータ12の駆動軸を連係し
てその駆動力を伝達するための駆動リンクである。
【0038】また、前記駆動軸孔14c および前記モータ
12の駆動軸に、少なくとも一つの平坦部を設けて嵌合し
たことにより、前記モータ12の駆動力を正確に伝達して
前記左右風向板6を回動できるようにした構成となって
いる。
【0039】前記支持板11は、前記左右風向板6の支軸
を嵌合した前記ブッシュ9を回動自在に軸支する透孔11
a を有し、前記第一係止片5bに係止する二股状の係止部
11bと、前記第二係止片5cにに設けた係止孔5dに係止す
る凸状の係止部11c とを有してなる構成となっている。
【0040】前記ロッド13は、前記駆動リンク14に対応
して連係孔13a が設けられ、また、突片13b が一体的に
形成されて寸法形状が精度よく仕上げられると共に、コ
スト的に有利な構成となっている。
【0041】前記駆動リンク14は、前記連係孔13a に対
応する連係ピン14a と、前記突片13b を摺動可能に収容
するコ字状の収容部14b と、前記モータ12の駆動軸を嵌
合する駆動孔14c とが設けられ、図6(A)および図6
(B)と、図7(A)乃至図7(C)とで示すように、
前記収容部14b は、前記連係ピン14a と前記駆動孔14c
との間に設けられ、前記ロッド13および前記駆動リンク
14-2を長手方向に位置合わせし重合して前記連係ピン14
a を前記連係孔13a に挿通し、同連係孔13a を中心に前
記駆動リンク14-1を回動して前記突片13b を前記収容部
14b に収容するようにした構成となっており、これによ
って、前記ロッド13を前記駆動リンク14に容易に連係で
きるとともに、同駆動リンク14から前記ロッド13が離脱
しないようにした状態で、前記モータ12の駆動力を正確
に伝達できるようにした構造となる。
【0042】また、前記突片13b を、前記ロッド13と一
体的に形成したことにより、寸法形状が精度よく仕上げ
られると共に、コスト的に有利な構成となっている。
【0043】前記構成で、前記第一係止片5bの先端に前
記二股状の係止部11b を係止し、次に、前記第二係止片
5cに設けた前記係止孔5dに前記凸状の係止部11c を係止
して、前記支持板11を前記吹出口5に固定できるように
した構造となっており、これにより、前記左右風向板6
を軸支した前記支持板11を前記吹出口5の上面5aに容易
に固定できるようになっている。
【0044】以上の構成により、図1と、図2と、図3
と、図4と、図5と、図6(A)および図6(B)と、
図7(A)乃至図7(C)とで示すように、前記透孔11
a に、前記左右風向板6の支軸を挿入した前記ブッシュ
9を挿入して回動自在に軸支し、前記連結板10により前
記ブッシュ9を介して前記左右風向板6を連結し、前記
モータ12に連係した前記ロッド13により前記ブッシュ9
を介して前記左右風向板6を駆動し回動するようにした
構成となり、前記支持板11の前記二股状の係止部11b を
前記第一係止片5bに係止し、次に、前記係止孔5dに前記
凸状の係止部11c を係止して前記支持板11を前記吹出口
5に固定し、前記連結板10および前記ロッド13などを前
記吹出口5に突出させることなく、前記左右風向板6、
前記連結板10、前記ロッド13および前記支持板11などを
容易に組立できるようにした構造を有する空気調和機と
なる。
【0045】また、前記左右風向板6を駆動し回動する
ための前記モータ12および前記ロッド13を、容易に、且
つ、離脱しないよう正確に連係できるようにした空気調
和機となる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によると、複数の左
右風向板を連結する連結板などを、吹出口に突出させな
いようにして送風の効率を低下させないよう防止できる
とともに、前記左右風向板および前記連結板などを容易
に組付でき、また、容易に取り外しできるようになり、
更に、前記左右風向板を駆動するための駆動装置および
ロッドを、容易に且つ正確に連係できるようにした空気
調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の断面図である。
【図2】本発明による空気調和機の要部分解斜視図であ
る。
【図3】本発明による空気調和機の第一の実施例を示す
要部断面図である。
【図4】本発明による空気調和機の第二の実施例を示す
要部断面図である。
【図5】本発明による空気調和機のブッシュを示す斜視
図である。
【図6】本発明による空気調和機の要部説明図で、
(A)はロッドおよび駆動リンクの斜視図であり、
(B)はロッドおよび駆動リンクの組立状態を示す側面
図および平面図である。
【図7】図6によるロッドおよび駆動リンクとモータと
の関係を示した説明図で、(A)は左右風向板が中心位
置にある時の関係を示し、(B)は左右風向板を一方に
回動した時の関係を示し、(C)は左右風向板を他方に
回動した時の関係を示す。
【図8】従来例による空気調和機の説明図で、(A)は
断面図であり、(B)は要部断面図である。
【図9】従来例による空気調和機の要部説明図である。
【符号の説明】
1 空気調和機本体 2 吸込口 3 熱交換器 4 送風ファン 5 吹出口 5a 上面 5b 第一係止片 5c 第二係止片 5d 係止孔 5e 把手部 6 左右風向板 6a 支軸の頭部 6b スリット 7 上部の上下風向板 7a 上部の上下風向板の支軸 8 下部の上下風向板 8a 下部の上下風向板の支軸 9 ブッシュ 9a 軸孔 9b 支軸部 9c 係合片 9d 略矩形状部の上辺 9e 突部 9f 保持片 9g ストッパ 9h 薄板部 10 連結板 10a 規制片 11 支持板 11a 透孔 11b 二股状の係止部 11c 凸状の係止部 12 モータ(駆動装置) 13 ロッド 13a 連係孔 13b 突片 14 駆動リンク 14-1 組立後の向きを示した駆動リンク 14-2 組立時の向きを示した駆動リンク 14a 連係ピン 14b 収容部 14c 駆動孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−260246(JP,A) 特開 平5−33999(JP,A) 特開 平3−204548(JP,A) 特開 平6−221664(JP,A) 特開 平8−61768(JP,A) 特開 平3−186126(JP,A) 特開 平4−93551(JP,A) 特開 平2−138515(JP,A) 特開 平7−331045(JP,A) 実開 昭61−74042(JP,U) 実開 昭60−151041(JP,U) 実開 昭62−17751(JP,U) 実開 昭63−101745(JP,U) 実開 平3−22516(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 401 F24F 13/15

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、熱
    交換器と送風ファンとを設け、前記吹出口に、少なくと
    も一枚の上下風向板と、連結板により連結された複数の
    左右風向板とを回動自在に軸支してなる空気調和機にお
    いて、 前記吹出口の上面後部に第一係止片を垂下し、上面前部
    に係止孔を備えた第二係止片を垂下する一方、これら第
    一係止片および第二係止片に夫々対向する係止部と複数
    の透孔とを有する支持板を設け、同支持板の透孔で軸孔
    を備えた筒状の支軸部が回動自在に軸支され、同支軸部
    から水平状に延出したアームの上部に、前記左右風向板
    を駆動する駆動装置に連係したロッドの溝部に係合する
    係合片を備え、同アームの下部に前記左右風向板の回動
    角を規制するストッパを備え、前記連結板を摺動自在に
    保持する保持手段を備えたブッシュを設け、同ブッシュ
    の前記軸孔に前記左右風向板の支軸を嵌合し、基端部に
    前記駆動装置の駆動軸に対応する駆動孔を備え、先端部
    に前記ロッドの連係孔に連係する連係ピンを備え、同連
    係ピン側を開口したコ字状の収容部を備えた駆動リンク
    によって前記駆動装置の駆動軸および前記ロッドの連係
    孔に連係し、前記収容部に対応して前記ロッドに設けた
    突片を同収容部に摺動可能に収容し、前記第一係止片お
    よび前記第二係止片に前記両係止部を係止して、 前記ブッシュおよび前記係合片と前記連結板と前記ロッ
    ドとを、前記吹出口の上面と前記支持板との間に収容し
    たことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記軸孔および前記支軸に、少なくとも
    一つの平坦部を設けて嵌合したことを特徴とする請求項
    1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記駆動軸孔および前記駆動軸に、少な
    くとも一つの平坦部を設けて嵌合したことを特徴とする
    請求項1記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記第一係止片に対向する前記係止部を
    二股状に形成し、前記第二係止片の係止孔に対向する前
    記係止部を凸状に形成し、前記第一係止片に前記二股状
    の係止部を係止し、前記係止孔に前記凸状の係止部を係
    止して前記支持板を前記吹出口に固定するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記第二係止片に、同第二係止片を弾性
    変形させて前記係止孔から前記係止部を離脱する把手部
    を一体的に形成したことを特徴とする請求項1または請
    求項4記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記ブッシュを、前記係合片を備えた前
    記アームを底辺として略矩形状に形成し、同略矩形状部
    に前記ロッドを挿通して前記溝部に前記係合片を係合す
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の空気調和
    機。
  7. 【請求項7】 略矩形状部に形成した前記ブッシュの上
    辺に、前記ロッドに近接する突部を設けたことを特徴と
    する請求項6記載の空気調和機。
  8. 【請求項8】 前記係合片を、半球面状に形成したこと
    を特徴とする請求項1または請求項6記載の空気調和
    機。
  9. 【請求項9】 前記保持手段が、前記アームの下部に設
    けた保持片からなり、同保持片を前記連結板に設けた連
    結孔に挿通し、前記アームおよび前記支持板により前記
    連結板を挟持して摺動自在に保持するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  10. 【請求項10】 前記保持手段が、前記保持片および前
    記アームの下部に同アームとほぼ平行に設けた薄板部か
    らなり、同薄板部と前記アームとの間に前記支持板を収
    容し、前記保持片を前記連結板に設けた連結孔に挿通し
    て摺動自在に保持するようにしたことを特徴とする請求
    項1または請求項8記載の空気調和機。
  11. 【請求項11】 前記駆動リンクの収容部を、前記連係
    ピンと前記駆動孔との間に設け、前記ロッドおよび前記
    駆動リンクを長手方向に位置合わせし重合して前記連係
    ピンを前記連係孔に挿通し、同連係孔を中心に前記駆動
    リンクを回動して前記突片を前記収容部に収容するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  12. 【請求項12】 前記突片を、前記ロッドと一体的に形
    成したことを特徴とする請求項1または請求項11記載
    の空気調和機。
  13. 【請求項13】 前記左右風向板の支軸の先端部に、同
    支軸に比して大径でなる頭部を設け、同頭部および前記
    支軸に、上部を開口したスリットを設けたことを特徴と
    する請求項1記載の空気調和機。
  14. 【請求項14】 前記支軸部と前記アームと前記係合片
    と前記略矩形状部と前記突部と前記保持片と前記ストッ
    パと前記薄板部とを、弾性を有し潤滑剤を含有した合成
    樹脂製により前記ブッシュと一体的に形成したことを特
    徴とする請求項1、請求項6、請求項7、請求項8、請
    求項9または請求項10記載の空気調和機。
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