JP3324436B2 - 電磁ソレノイド - Google Patents

電磁ソレノイド

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JP3324436B2
JP3324436B2 JP07983697A JP7983697A JP3324436B2 JP 3324436 B2 JP3324436 B2 JP 3324436B2 JP 07983697 A JP07983697 A JP 07983697A JP 7983697 A JP7983697 A JP 7983697A JP 3324436 B2 JP3324436 B2 JP 3324436B2
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義雄 光武
義孝 一井
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電動肩たた
き装置等の電動マッサージ装置に用いる動作音を低減し
た電磁ソレノイドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動肩たたき装置等の電動マッサ
ージ装置には、図6に示すような電磁ソレノイドが用い
られる。この電磁ソレノイドは、電磁コイル1への通電
にて可動子4の固定鉄心3への磁気的吸引が制御され、
打点部材8が設けられている可動子4の一端へ加えられ
る外力とは逆方向の打点力を、マッサージ対象である
肩、足等へ加えるものである。
【0003】上記の電磁ソレノイドによる打点力発生の
しくみについて詳しく説明する。
【0004】電磁ソレノイドの可動子4は、図7の
(a)に示すように、固定鉄心3と可動子4との軸方向
の初期位置決めするよう配設されたスプリング5にて、
電磁コイル1への通電の無い状態の位置が設定されてい
る。使用者にて、打点部材8が図示していない人体の被
打点部へ向けてF0 の押圧力で押圧されると、打点部材
8と軸部材42にて一体化された可動子4は、その反力
である外力F0 にて固定鉄心3から離れる方向へ移動す
る。そして可動子4は、図7の(b)に示すように、ス
プリング5が撓むことにて固定鉄心3からの磁気的引力
F2 の方向へばね力F3 にてばね付勢される。この状態
にて、電磁コイル1へ通電することによって可動子4は
固定鉄心3へ磁気的引力F2 にて磁気的吸引され、その
後直ちに電磁コイル1への通電を停止する。すると、図
7の(c)に示すように、可動子4と一体化された打点
部材8は、ばね付勢によるばね力F3にて駆動され、上
記の被打点部を打点する。
【0005】上記の電磁ソレノイドは、静粛性が必用と
される家庭内での使用のために、可動子4が固定鉄心3
へ吸着されるときの衝撃力F4 を緩和する円環状の緩衝
部材Sに当接する鍔部4aを可動子4と一体に設けてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の構成
においては、外力F0 が大きい場合はスプリング5が十
分撓んで、打点部材8を駆動させるために電磁コイル1
に断続する駆動電流を通電した際、鍔部4aが緩衝部材
Sに当接するときに大きな衝撃音は発生しないが、外力
F0 が小さい場合にはスプリング5が撓まず、その結
果、鍔部4aが緩衝部材Sに当接するときに大きな衝撃
音が発生するという問題点があった。
【0007】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、可動子の駆動による衝撃
音を無くした電磁ソレノイドを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の電磁ソレノイドは、貫通中空部を有
する電磁コイルと、前記貫通中空部にその軸方向に移動
自在に配設されて、前記電磁コイルと略同一の長さの略
円柱状をなして軸部材に固着された可動鉄心を有する
ともに、軸部材の一端は電磁コイルより突出していて打
点部材を固着している可動子と、中空円筒部をもった有
底円筒状の磁性金属材料製のハウジングと中空円筒部の
内径と略同一の外径寸法をもった円盤状の磁性金属材料
製の磁極板とにより前記電磁コイルを被包し、いずれの
磁極板も前記可動鉄心の外周面と対向する対向部を有し
可動鉄心とともに磁路を形成する固定鉄心と、ハウジ
ングに固着される鍔部を有して有底円筒状をなし軸部材
が挿通する軸孔を有した軸受け部材と、一端を打点部材
に他端を軸受け部材にそれぞれ固着して軸部材に遊嵌さ
れ、固定鉄心と可動子とを軸方向の初期位置決めし、且
つ固定鉄心に対する可動子の相対的な位置にて圧縮ばね
と引っ張りばねとの両方の機能を発揮するよう配設され
たスプリングと、を備え、前記打点部材を前記スプリン
グのばね力に抗して押圧した状態で電磁コイルに駆動電
流を通電したとき、前記磁路における磁束により前記可
動子がスプリングの圧縮により付勢されたばね力が作用
する方向に磁気的吸引力を受けて移動するよう可動子の
可動鉄心と磁極板の対向部の位置関係が設定され、しか
もこの移動の途中に電磁コイルへの通電を停止し、可動
子が慣性力により固定子に対する初期位置を越えて移動
したとき、可動子がスプリングの引っ張りにより付勢さ
れるばね力により初期位置に復帰するものである構成と
している。これにより、電磁コイルの貫通中空部に配設
された、略円柱状の可動鉄心を有する可動子が、その外
周面と対向する固定鉄心の対向部を介して磁路を形成す
るものとなる。
【0009】また、請求項2記載の電磁ソレノイドは、
貫通中空部を有し、所定間隔をもって軸方向に列設され
た少なくとも2つの電磁コイルと、前記貫通中空部にそ
の軸方向に移動自在に配設されて、前記電磁コイルと略
同一の長さの略円柱状をなし該電磁コイルと略同一間隔
をもって軸部材に固着された可動鉄心を有するととも
に、軸部材の一端は電磁コイルより突出していて打点部
材を固着している可動子と、中空円筒部をもった有底円
筒状の磁性金属材料製のハウジングと中空円筒部の内径
と略同一の外径寸法をもった円盤状の磁性金属材料製の
磁極板とにより前記電磁コイルを被包し、いずれの磁極
板も前記可動鉄心の外周面と対向する対向部を有して
動鉄心とともに磁路を形成する固定鉄心と、ハウジング
に固着される鍔部を有して有底円筒状をなし軸部材が挿
通する軸孔を有した軸受け部材と、一端を打点部材に他
端を軸受け部材にそれぞれ固着して軸部材に遊嵌され、
固定鉄心と可動子とを軸方向の初期位置決めし、且つ固
定鉄心に対する可動子の相対的な位置にて圧縮ばねと引
っ張りばねとの両方の機能を発揮するよう配設されたス
プリングと、を備え、前記打点部材を前記スプリングの
ばね力に抗して押圧した状態で電磁コイルに駆動電流を
通電したとき、前記磁路における磁束により前記可動子
がスプリングの圧縮により付勢されたばね力が作用する
方向に磁気的吸引力を受けて移動するよう可動子の可動
鉄心と磁極板の対向部の位置関係が設定され、しかもこ
の移動の途中に電磁コイルへの通電を停止し、可動子が
慣性力により固定子に対する初期位置を越えて移動した
とき、可動子がスプリングの引っ張りにより付勢される
ばね力により初期位置に復帰するものである構成とし
いる。これにより、複数の電磁コイルの貫通中空部に配
設された、略円柱状の複数の可動鉄心を有する可動子
が、その外周面と対向する固定鉄心の対向部を介してそ
れぞれ磁路を形成するものとなる。
【0010】また、請求項3記載の電磁ソレノイドは、
請求項1又は2記載の可動鉄心は、前記電磁コイルの励
磁にて生成する磁束と同一方向の磁束を生成しうる第2
の電磁コイルを有している。これにより、可動鉄心側の
第2の電磁コイルにて、電磁コイルの励磁にて生成する
磁束と同一方向の磁束が生成されるものとなる。
【0011】また、請求項4記載の電磁ソレノイドは、
請求項1乃至3記載の可動鉄心及び固定鉄心の互いに対
向する各対向部のいずれか一方の面は、線対称斜面をも
って成ることとしている。これにより、対向部に生成す
る磁束が線対称斜面とエッジとの間に生成されるものと
なる。
【0012】また、請求項5記載の電磁ソレノイドは、
請求項4記載の線対称斜面を、可動鉄心の対向部に形成
している。これにより、可動鉄心が線対称斜面をもって
形成されるものとなる。
【0013】また、請求項6記載の電磁ソレノイドは、
請求項1乃至3記載の可動鉄心及び固定鉄心の互いに対
向する各対向部の面は、同軸をもって形成された凹凸面
であることとしている。これにより、対向部に生成する
磁束が可動鉄心と固定鉄心とのそれぞれの凸面間に生成
されるものとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電磁ソレノイドの
第1の実施の形態を図1及び図2に基づいて、第2の実
施の形態を図3及び図4に基づいて、第3の実施の形態
を図5に基づいて、それぞれ説明する。
【0015】[第1の実施の形態]図1は、第1の実施
の形態の電磁ソレノイドの側面断面図である。図2は、
図1に示す電磁ソレノイドの動作説明図で、(a)は外
力作用状態、(b)は駆動電流の通電状態、(c)は駆
動電流終了後のばね力による打点状態を示す。
【0016】この電磁ソレノイドは、例えば電動肩たた
き装置等に用いられるもので、貫通中空部を有するコイ
ルボビン2に巻回された電磁コイル1と、固定鉄心3
と、可動子4と、スプリング5と、軸受け部材6とを主
要部材として構成されている。そして、可動子4の一端
には打点部材8が設けられるとともに、固定鉄心3を構
成するハウジング31が軸受け部材6を介して電動肩た
たき装置本体に取り付けられて使用される。
【0017】電磁コイル1は、所定長さの貫通中空部2
cを有する円筒状の巻胴部2aと巻胴部2aの両端に連
設した円盤状の鍔部2b、2bとを有して合成樹脂材料
にて型造されてなるコイルボビン2の巻胴部2aの外周
に、表面を絶縁層にて被覆された軟銅線を巻回して形成
される。この電磁コイル1は、後述する固定鉄心3を構
成する磁極板32とともにハウジング31に収容され、
貫通中空部2cには後述する可動子4が遊嵌される。
【0018】固定鉄心3は、上記電磁コイル1を被包し
後述する可動鉄心41の外周面と対向する対向部を有し
て磁路を形成するもので、磁性金属材料製の、コイルボ
ビン2の鍔部2bの外径より僅かに大きい内径寸法及び
コイルボビン2の巻胴部2aより長い長さ寸法の中空円
筒部31aをもった有底円筒状のハウジング31と、磁
性金属材料製の、可動鉄心41の外周面と対向する円周
内面である対向部32aをもって、中空円筒部31aの
内径と略同一の外形寸法をもった円盤状の磁極板32と
を有している。この固定鉄心3は、ハウジング31に磁
極板32が電磁コイル1を中間に挟んで円筒の開口側よ
り圧入されるように挿入配設され、その開口縁端部31
cが内方に向けて折曲され形成される。その結果、電磁
コイル1がハウジング31及び磁極板32に被包されて
配設され、電磁コイル1に駆動電流が流れることにより
磁路を形成する。
【0019】可動子4は、貫通中空部2cにその軸方向
に移動自在に配設されるもので、電磁コイル1と略同一
の長さの略円柱状をなした可動鉄心41と、この可動鉄
心41を配設固着するための軸部材42とを有する。可
動鉄心41は、磁性金属材料により、電磁コイル1と略
同一の長さの略円柱状をなすとともに軸部材42が圧入
される貫通孔41aと、固定鉄心3の磁極板32の対向
部32aと対向する線対称斜面41bとをもって切削加
工等により形成される。軸部材42は、非磁性金属材料
にて形成され、この軸部材42に可動鉄心41が圧入等
にて固着されるとともに、一端にねじ等の固着手段が形
成され後述する打点部材8が固着される。
【0020】スプリング5は、固定鉄心3と可動子4と
の軸方向の初期位置決めするよう配設されたもので、ス
テンレス等により形成されたコイルスプリングである。
このスプリング5は、一端は後述する打点部材8、他端
は軸受け部材6にそれぞれ固着されて軸部材42に遊嵌
され、固定鉄心3と可動子4との軸方向の初期位置決め
をおこなうとともに、固定鉄心3に対する可動子4の相
対的な位置にて圧縮ばねと引っ張りばねとの両方の機能
を発揮する。
【0021】軸受け部材6は、可動子4を軸支するもの
で、非磁性金属材料により、前記軸部材42が挿通され
る軸孔6と、ハウジング31の底面31bの外面に固
着される鍔部6とを有して有底円筒状に形成されてい
る。軸受け部材6の円筒状は、可動鉄心41より大きい
内径寸法を有し、従って、この軸受け部材6は可動子4
の可動範囲を構成する。またこの軸受け部材6は、鍔部
に電動肩たたき装置本体に取り付けるための取り付
け手段が形成されている(図示せず)。
【0022】打点部材8は、可動子4にて駆動される駆
動体部分で、合成樹脂材料等の非磁性材料により、前記
軸部材42に固着するねじ等の固着手段を有し、円盤状
に形成される。この打点部材8は、軸部材42が固着さ
れる一面側には前記スプリング5を係止する係止手段が
形成され、他面側には図示していない硬質ウレタン材料
等の可とう性を有する、電動肩たたき装置のたたき部分
が設けられる。
【0023】上記の構成による電磁ソレノイドの組み立
ては、まず、ハウジング31に、磁極板32、電磁コイ
ル1磁極板32の順に挿入する。磁極板32の外形は、
ハウジング31の中空円筒部31aの内径寸法とは略同
一の外形寸法をもって形成されており、従って、磁極板
32は圧入気味に挿入される。次いで、ハウジング31
の開口縁端部31cを、所定の押圧力で端部外方から押
圧するように加圧変形する。その後、貫通中空部2cへ
可動子4を挿通し、軸部材42へスプリング5を遊嵌し
た後、その先端部分に打点部材8をねじ止め等にて固着
する。
【0024】以上説明した電磁ソレノイドは、通電前、
すなわち電磁コイル1への駆動電流が零の場合、可動子
4は、軸部材42に遊嵌されたスプリング5のばね力に
より、図1に示す初期状態を維持する。そして、使用者
にて、打点部材8が図示していない人体の被打点部へ向
けてF0 の押圧力で押圧されると、打点部材8と軸部材
42にて一体化された可動子4は、その反力である外力
F0 にて押圧方向と逆方向へ移動し、図2(a)に示
す、外力作用状態となる。このとき、スプリング5が撓
むことにて可動子4は、ばね力F3 にてばね付勢され
る。この状態にて、電磁コイル1へ通電を開始すると可
動子4は、磁束B1による磁気的引力F2 にて固定鉄心
3の磁極板32に形成された対向部32aに磁気的吸引
され、初期状態の位置に向けて移動し、図2(b)に示
す、駆動電流の通電状態となる。このとき、外力F0
と、ばね力F3 及び磁気的引力F2 の和が均衡するが、
その後直ちに電磁コイル1への通電を停止する。する
と、図2(c)に示す打点状態すなわち、可動子4と一
体化された打点部材8がばね付勢によるばね力F3 と磁
気的引力F2 による慣性力にて駆動され、上記の被打点
部を打点する。その後、可動子4は、打点部材8がスプ
リング5にて初期状態の位置に向けて引っ張られて初期
状態に復帰する。
【0025】以上説明した電磁ソレノイドによると、電
磁コイル1の貫通中空部2cに配設された、略円柱状の
可動鉄心41を有する可動子4が、その外周面と対向す
る固定鉄心3の対向部32aを介して磁路を形成するも
のとなり、且つ可動子4が磁気的引力とスプリング5の
撓み、あるいは引っ張り力とにより駆動されるので、可
動子4の駆動による衝撃音を無くして、磁気的引力にて
吸引することができる。
【0026】[第2の実施の形態]図3は、第2の実施
の形態の電磁ソレノイドの側面断面図である。図4は、
図3に示す電磁ソレノイドの動作説明図で、(a)は外
力作用状態、(b)は駆動電流の通電状態、(c)は駆
動電流終了後のばね力による打点状態を示す。
【0027】この電磁ソレノイドも、例えば電動肩たた
き装置等に用いられるもので、貫通中空部を有するコイ
ルボビン2に巻回され、所定間隔をもって軸方向に列設
された2つの電磁コイル1、1と、固定鉄心3と、可動
子4と、スプリング5と、軸受け部材6とを主要部材と
して構成されている。そして、可動子4の一端には打点
部材8が設けられるとともに、固定鉄心3を構成するハ
ウジング31が軸受け部材6を介して電動肩たたき装置
本体に取り付けられて使用される。
【0028】電磁コイル1、1は、それぞれが所定長さ
の貫通中空部2cを有する円筒状の巻胴部2aと巻胴部
2aの両端に連設した円盤状の鍔部2b、2bとを有し
て合成樹脂材料にて型造されてなるコイルボビン2の巻
胴部2aの外周に、表面を絶縁層にて被覆された軟銅線
を巻回して形成される。この電磁コイル1は、2つのも
のが後述する固定鉄心3を構成する磁極板32とともに
所定間隔をもって軸方向に列設されハウジング31に収
容され、貫通中空部2cにて後述する可動子4が遊嵌さ
れる。
【0029】固定鉄心3は、上記電磁コイル1、1を被
包し後述する可動鉄心41の外周面と対向する対向部を
有して磁路を形成するもので、磁性金属材料製の、コイ
ルボビン2の鍔部2bの外径より僅かに大きい内径寸法
及びコイルボビン2の巻胴部2a長さの2倍より長い長
さ寸法の中空円筒部31aをもった有底円筒状のハウジ
ング31と、磁性金属材料製の、後述する可動鉄心41
の外周面と対向する円周内面である対向部32aをもっ
て、中空円筒部31aの内径と略同一の外形寸法をもっ
た円盤状の磁極板32とを有している。この固定鉄心3
は、ハウジング31に3つの磁極板32が電磁コイル1
と交互に円筒の開口側より圧入されるように挿入配設さ
れ、その開口縁端部31cが内方に向けて折曲され形成
される。その結果、各電磁コイル1、1がハウジング3
1及び磁極板32に被包されて所定間隔に配設され、各
電磁コイル1、1に駆動電流が流れることにより、電磁
コイル1、1ごとに磁路を形成する。
【0030】可動子4は、貫通中空部2cにその軸方向
に移動自在に配設されるもので、電磁コイル1、1と略
同一の長さの略円柱状をなした2つの可動鉄心41と、
この2つの可動鉄心41を電磁コイル1、1と略同一間
隔をもって配設固着するための軸部材42とを有する。
可動鉄心41は、磁性金属材料により、電磁コイル1と
略同一の長さの略円柱状をなすとともに軸部材42が圧
入される貫通孔41aと、固定鉄心3の磁極板32の対
向部32aと対向する線対称斜面41bとをもって切削
加工等により形成される。軸部材42は、非磁性金属材
料にて形成され、この軸部材42に可動鉄心41が、固
定鉄心3に配設された電磁コイル1、1の配設間隔と略
同一の間隔をもって圧入等にて固着されるとともに、一
端にねじ等の固着手段が形成され後述する打点部材8が
固着される。
【0031】スプリング5、軸受け部材6及び打点部材
8は第1の実施の形態のものと同一のものであり、従っ
て詳細な説明は省略する。
【0032】上記の構成による電磁ソレノイドの組み立
ては、まず、ハウジング31に、磁極板32、電磁コイ
ル1、磁極板32、電磁コイル1、磁極板32の順に挿
入する。磁極板32の外形は、ハウジング31の中空円
筒部31aの内径寸法とは略同一の外形寸法をもって形
成されており、従って、磁極板32は圧入気味に挿入さ
れる。次いで、ハウジング31の開口縁端部31cを、
所定の押圧力で端部外方から押圧するように加圧変形す
る。その後、貫通中空部2cへ可動子4を挿通し、軸部
材42へスプリング5を遊嵌した後、その先端部分に打
点部材8をねじ止め等にて固着する。
【0033】以上説明した電磁ソレノイドは、通電前、
すなわち電磁コイル1、1への駆動電流が零の場合、可
動子4は、軸部材42に遊嵌されたスプリング5のばね
力により、図3に示す初期状態を維持する。そして、使
用者にて、打点部材8が図示していない人体の被打点部
へ向けてF0 の押圧力で押圧されると、打点部材8と軸
部材42にて一体化された可動子4は、その反力である
外力F0 にて押圧方向と逆方向へ移動し、図4(a)に
示す、外力作用状態となる。このとき、スプリング5が
撓むことにて可動子4は、ばね力F3 にてばね付勢され
る。この状態にて、電磁コイル1へ通電を開始すると可
動子4は、可動鉄心41、41が磁束B2、B2による
磁気的引力F2 ’(F2’>F2)にて固定鉄心3のそ
れぞれの磁極板32、32に形成された対向部32a、
32aに磁気的吸引され、図4(b)に示す、駆動電流
の通電状態となる。このとき、外力F0 と、ばね力F3
及び磁気的引力F2 ’の和が均衡するが、その後直ちに
電磁コイル1への通電を停止する。すると、図4(c)
に示す打点状態すなわち、可動子4と一体化された打点
部材8がばね付勢によるばね力F3 と磁気的引力F2’
による慣性力にて駆動され、上記の被打点部を打点す
る。その後、可動子4は、打点部材8がスプリング5に
て初期状態の位置に向けて引っ張られて初期状態に復帰
する。
【0034】また、この電磁ソレノイドは、図4の
(a)及び(b)に示す、駆動電流の通電状態におい
て、可動鉄心41の線対称斜面41bからの磁束が固定
鉄心3の磁極板32の対向部32aのエッジ部分に集中
して形成される。その結果、可動鉄心41において線対
称斜面41bの無い場合と比較して軸方向の磁気的引力
がより大きいものとなる。
【0035】以上説明した電磁ソレノイドによると、電
磁コイル1、1のそれぞれの貫通中空部2cに配設され
た、略円柱状の可動鉄心41、41を有する可動子4
が、その外周面と対向する固定鉄心3のそれぞれの対向
部32aを介して磁路を形成するものとなり、且つ可動
子4が磁気的引力とスプリング5の撓み、あるいは引っ
張り力とにより駆動されるので、可動子4の駆動による
衝撃音を無くして、強い磁気的引力にて吸引することが
できる。また、対向部32aに生成する磁束が線対称斜
面とエッジとの間に生成されるものとなるので、磁気的
引力をより大きくできる。また、可動鉄心41が線対称
斜面をもって形成されるものとなるので、可動鉄心41
が軽量化でき、以て、さらに磁気的引力を大きくでき
る。
【0036】なお、上記の実施の形態の説明にて、線対
称斜面を、可動鉄心の対向部に形成したものを例示して
説明したが、本発明はそのもののみに限定するものでな
く、例えば、線対称斜面を磁極板の対向面に形成したも
の、あるいは線対称斜面の無いものであっても良い。
【0037】[第3の実施の形態]図5は、第3の実施
の形態の電磁ソレノイドの側面断面図である。
【0038】この電磁ソレノイドは、固定鉄心の磁極板
の形状及び可動鉄心の形状と構成のみが第2の実施の形
態と異なるもので、他の構成部材は第2の実施の形態の
ものと同一である。
【0039】このものの固定鉄心3は、第2の実施の形
態と同一のハウジング31と、後述する可動鉄心41の
凹凸対向面41dと対向する円周内面である凹凸対向面
32dをもった磁性金属材料製の円盤状の磁極板32と
を有している。
【0040】また、このものの可動鉄心41は、電磁コ
イル1、1の励磁にて生成する磁束と同一方向の磁束を
生成しうる第2の電磁コイル43を有し、固定鉄心3と
対向する各対向部の面は、同軸をもって形成された凹凸
面をもって形成されている。詳しくは、可動鉄心41
は、磁性金属材料により、電磁コイル1と略同一の長さ
の略円柱状をなすとともに軸部材42が圧入される貫通
孔41aと、略円柱状の中間部分に所定の段差をもって
形成されたコイル固着部41cと、上記固定鉄心3の磁
極板32の対向部である凹凸対向面32dと対向する、
略円柱状と同軸をもって形成された凹凸対向面41d
と、をもって切削加工等により形成される。第2の電磁
コイル43は、縦方向に2分割されてコイル固着部41
cの段差部分に係合し一体化される第2のコイルボビン
43aの巻胴部に表面を絶縁層にて被覆された軟銅線を
巻回して形成される。そして、端末部分が電磁コイル1
と直列又は並列接続される。
【0041】以上説明した電磁ソレノイドは、打点部材
8が押圧され外力作用状態となった後、電磁コイル1及
び第2の電磁コイル43へ通電を開始すると、可動子4
は磁気的引力F2 にて固定鉄心3に磁気的吸引され初期
状態の位置に向けて移動し、図5に示す状態となって外
力F0 と、ばね力F3 及び磁気的引力F2 の和が均衡す
るが、可動鉄心41の凹凸対向面41dの凸部から固定
鉄心3の磁極板32の凹凸対向面32dの凸部に磁束が
集中して形成される。その結果、磁極板32及び可動鉄
心41において凹凸面の無い場合と比較して軸方向の磁
気的引力がより大きいものとなる。また、第2の電磁コ
イル43側の可動鉄心41側にも、電磁コイル1、1の
励磁にて生成する磁束と同一方向の磁束が生成される。
従って、電磁コイル1、1を大きくすることなく磁気的
引力を高められ、小型形状にて軸方向の磁気的引力がよ
り大きいものとなる。
【0042】以上説明した電磁ソレノイドによると、可
動鉄心41側の第2の電磁コイル43にて、電磁コイル
1、1の励磁にて生成する磁束と同一方向の磁束を生成
されるものとなるので、電磁コイル1、1を大きくする
ことなく磁気的引力を高められ、小型形状にて軸方向の
磁気的引力がより大きいものとなる。また、対向部であ
る可動鉄心41の凹凸対向面41dと固定鉄心3の磁極
板32の凹凸対向面32dに生成する磁束が、可動鉄心
41と固定鉄心3の磁極板32とのそれぞれの凸面間に
生成されるものとなるので、より磁気的引力を大きくで
きる。
【0043】なお、上記の実施の形態の説明にて、可動
鉄心及び固定鉄心の互いに対向する各対向部の面は、同
軸をもって形成された凹凸面を有したものを例示して説
明したが、本発明はそのもののみに限定するものでな
く、互いに対向する各対向部の面の凹凸の無いもの、あ
るいは互いに対向する各対向部のいずれかの面を線対称
斜面もって形成したものであっても良い。また、第2の
実施の形態及び第3の実施の形態として、少なくとも2
つの電磁コイルと可動子の可動鉄心との数を、それぞれ
2つ有するものを例示して説明したが、本発明はそのも
ののみに限定するものでなく、例えばそれぞれを3つず
つ有するものあるいはそれ以上有するものであってもよ
い。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の電磁ソレノイドは、電磁
コイルの貫通中空部に配設された、略円柱状の可動鉄心
を有する可動子が、その外周面と対向する固定鉄心の対
向部を介して磁路を形成するものとなり、且つ可動子が
磁気的引力とスプリングの撓み、あるいは引っ張り力と
により駆動されるので、可動子の駆動による衝撃音を無
くして、磁気的引力にて吸引することができる。
【0045】また、請求項2記載の電磁ソレノイドは、
複数の電磁コイルのそれぞれの貫通中空部に配設され
た、略円柱状の複数の可動鉄心を有する可動子が、その
外周面と対向する固定鉄心の対向部を介してそれぞれ磁
路を形成するものとなり、且つ可動子が磁気的引力とス
プリングの撓み、あるいは引っ張り力とにより駆動され
ので、可動子の駆動による衝撃音を無くして、強い磁
気的引力にて吸引することができる。
【0046】また、請求項3記載の電磁ソレノイドは、
請求項1又は2記載のものの効果に加え、可動鉄心側の
第2の電磁コイルにて、電磁コイルの励磁にて生成する
磁束と同一方向の磁束を生成されるものとなるので、小
型形状にて軸方向の磁気的引力がより大きいものとな
る。
【0047】また、請求項4記載の電磁ソレノイドは、
請求項1乃至3記載のものの効果に加え、対向部に生成
する磁束が線対称斜面とエッジとの間に生成されるもの
となるので、磁気的引力をより大きくできる。
【0048】また、請求項5記載の電磁ソレノイドは、
請求項4記載のものの効果に加え、可動鉄心が線対称斜
面をもって形成されるものとなるので、可動鉄心が軽量
化でき、以て、さらに磁気的引力を大きくできる。
【0049】また、請求項6記載の電磁ソレノイドは、
請求項1乃至3記載のものの効果に加え、対向部に生成
する磁束が可動鉄心と固定鉄心とのそれぞれの凸面間に
生成されるものとなるので、より磁気的引力を大きくで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電磁ソレノイドの
側面断面図である。
【図2】図1に示す電磁ソレノイドの動作説明図で、
(a)は外力作用状態、(b)は駆動電流の通電状態、
(c)は駆動電流終了後のばね力による打点状態を示
す。
【図3】第2の実施の形態の電磁ソレノイドの側面断面
図である。
【図4】図3に示す電磁ソレノイドの動作説明図で、
(a)は外力作用状態、(b)は駆動電流の通電状態、
(c)は駆動電流終了後のばね力による打点状態を示
す。
【図5】第3の実施の形態の電磁ソレノイドの側面断面
図である。
【図6】従来例の電動肩たたき装置等に用いた断面図で
ある。
【図7】従来例の側面断面図による動作説明図で、
(a)は初期状態、(b)は外力による押圧時、(c)
は吸着による保持解除状態を示す。
【符号の説明】
1 電磁コイル 2 コイルボビン 2c 貫通中空部 3 固定鉄心 32 磁極板 32a 対向部 32d 凹凸対向面(対向部) 4 可動子 41 可動鉄心 41b 線対称斜面(対向部) 42 軸部材 5 スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−122604(JP,A) 特開 平8−223896(JP,A) 特開 平8−223894(JP,A) 特開 平9−65635(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 33/02 H01F 7/16

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通中空部を有する電磁コイルと、前
    記貫通中空部にその軸方向に移動自在に配設されて、前
    記電磁コイルと略同一の長さの略円柱状をなして軸部材
    に固着された可動鉄心を有するとともに、軸部材の一端
    は電磁コイルより突出していて打点部材を固着している
    可動子と、中空円筒部をもった有底円筒状の磁性金属材
    料製のハウジングと中空円筒部の内径と略同一の外径寸
    法をもった円盤状の磁性金属材料製の磁極板とにより
    記電磁コイルを被包し、いずれの磁極板も前記可動鉄心
    の外周面と対向する対向部を有して可動鉄心とともに
    路を形成する固定鉄心と、ハウジングに固着される鍔部
    を有して有底円筒状をなし軸部材が挿通する軸孔を有し
    た軸受け部材と、一端を打点部材に他端を軸受け部材に
    それぞれ固着して軸部材に遊嵌され、固定鉄心と可動子
    とを軸方向の初期位置決めし、且つ固定鉄心に対する可
    動子の相対的な位置にて圧縮ばねと引っ張りばねとの両
    方の機能を発揮するよう配設されたスプリングと、を備
    、前記打点部材を前記スプリングのばね力に抗して押
    圧した状態で電磁コイルに駆動電流を通電したとき、前
    記磁路における磁束により前記可動子がスプリングの圧
    縮により付勢されたばね力が作用する方向に磁気的吸引
    力を受けて移動するよう可動子の可動鉄心と磁極板の対
    向部の位置関係が設定され、しかもこの移動の途中に電
    磁コイルへの通電を停止し、可動子が慣性力により固定
    子に対する初期位置を越えて移動したとき、可動子がス
    プリングの引っ張りにより付勢されるばね力により初期
    位置に復帰するものであることを特徴とする電磁ソレノ
    イド。
  2. 【請求項2】 貫通中空部を有し、所定間隔をもって
    軸方向に列設された少なくとも2つの電磁コイルと、前
    記貫通中空部にその軸方向に移動自在に配設されて、前
    記電磁コイルと略同一の長さの略円柱状をなし該電磁コ
    イルと略同一間隔をもって軸部材に固着された可動鉄心
    を有するとともに、軸部材の一端は電磁コイルより突出
    していて打点部材を固着している可動子と、中空円筒部
    をもった有底円筒状の磁性金属材料製のハウジングと中
    空円筒部の内径と略同一の外径寸法をもった円盤状の磁
    性金属材料製の磁極板とにより前記電磁コイルを被包
    、いずれの磁極板も前記可動鉄心の外周面と対向する
    対向部を有して可動鉄心とともに磁路を形成する固定鉄
    心と、ハウジングに固着される鍔部を有して有底円 筒状
    をなし軸部材が挿通する軸孔を有した軸受け部材と、一
    端を打点部材に他端を軸受け部材にそれぞれ固着して軸
    部材に遊嵌され、固定鉄心と可動子とを軸方向の初期位
    置決めし、且つ固定鉄心に対する可動子の相対的な位置
    にて圧縮ばねと引っ張りばねとの両方の機能を発揮する
    よう配設されたスプリングと、を備え、前記打点部材を
    前記スプリングのばね力に抗して押圧した状態で電磁コ
    イルに駆動電流を通電したとき、前記磁路における磁束
    により前記可動子がスプリングの圧縮により付勢された
    ばね力が作用する方向に磁気的吸引力を受けて移動する
    よう可動子の可動鉄心と磁極板の対向部の位置関係が設
    定され、しかもこの移動の途中に電磁コイルへの通電を
    停止し、可動子が慣性力により固定子に対する初期位置
    を越えて移動したとき、可動子がスプリングの引っ張り
    により付勢されるばね力により初期位置に復帰するもの
    であることを特徴とする電磁ソレノイド。
  3. 【請求項3】 前記可動鉄心は、前記電磁コイルの励
    磁にて生成する磁束と同一方向の磁束を生成しうる第2
    の電磁コイルを有することを特徴とする請求項1又は2
    記載の電磁ソレノイド。
  4. 【請求項4】 前記可動鉄心及び固定鉄心の互いに対
    向する各対向部のいずれか一方の面は、線対称斜面をも
    って成ることを特徴とする請求項1乃至3記載の電磁ソ
    レノイド。
  5. 【請求項5】 前記線対称斜面を、可動鉄心の対向部
    に形成したことを特徴とする請求項4記載の電磁ソレノ
    イド。
  6. 【請求項6】 前記可動鉄心及び固定鉄心の互いに対
    向する各対向部の面は、同軸をもって形成された凹凸面
    であることを特徴とする請求項1乃至3記載の電磁ソレ
    ノイド。
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