JP3323997B2 - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年のテレビジョン放送では、音声多重
放送が行われており、これに対応してテレビジョン受像
機は、モノラルモードかステレオモードかを判別して各
モードに応じた音声信号の復調処理を行って、テレビジ
ョン受像機のスピーカから各モードに応じた音声を出力
することができるように構成されている。ところで、テ
レビジョン受像機から出力される音声信号の最適な音場
は、放送される音声信号の種類に応じて異なっている。
例えば、ニュース等の番組では、アナウンサの声が主た
る音源であるため、音像は画面中央に定位させるが好ま
しく、ドラマ番組等では、左右に拡がるいわゆるワイド
になるのが好ましい。更に、音楽番組等では、ドラマ番
組におけるよりも更に左右に拡がるいわゆる超ワイドに
なるのが好ましい。そこで、左右のスピーカを鉛直軸線
回りに回転自在とし、放送される音声信号の種類に応じ
て、視聴者が手動操作又はリモートコントロール装置の
操作により、スピーカの角度調整を行い、最適な音場を
提供する構成のものが、既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、スピーカの角度調整は、手動操作又はリモー
トコントロール装置の操作で行われているため、面倒で
あり、使い勝手が悪い。
【0004】本発明の目的は、上記問題点を解決したテ
レビジョン受像機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の特徴とするところは、テレビジョン受像機
本体に、鉛直軸線回りに回転自在に取付けられた左右一
対のスピーカと、左右のスピーカを鉛直軸線回りに回転
駆動する駆動手段と、受信音声信号が、ステレオモード
かモノラルモードかを判別するモード判別手段と、受信
音声信号の周波数成分を判別する周波数成分判別手段
と、モード判別手段による判別結果と、周波数成分判別
手段による判別結果とに基づき、左右のスピーカを予め
定めた回転位置に位置変更させるように前記駆動手段を
制御する制御手段と、を備えた点である。
【0006】
【作用】本発明に従えば、モード判別手段により、受信
音声信号のモードが、ステレオモードかモノラルモード
かが判別される。又、周波数成分判別手段により、受信
音声信号の周波数成分が判別される。そして、上記2つ
の判別手段による判別結果に基づき、制御手段は、左右
のスピーカを予め定めた回転位置に位置変更させるよう
に駆動手段を制御する。これにより、左右一対のスピー
カは、鉛直軸線回りに回転駆動され、予め定めた回転位
置に位置変更される。
【0007】
【実施例】図1は本発明に係るテレビジョン受像機の第
1実施例の内部構造を示す水平断面図である。テレビジ
ョン受像機1の本体2内には、左右一対のスピーカ3
L,3Rが、ブラウン管4の両側で開口5に臨んで配設
されている。スピーカ3L,3Rは、鉛直軸線を有する
回転軸6L,6Rに固定支持されており、この回転軸6
L,6Rは、ステッピングモータ7L,7R(図2参
照)の出力軸に連結されている。従って、ステッピング
モータ7L,7Rの駆動により、スピーカ3L,3R
は、回転軸6L,6Rの回りに回転駆動される。尚、ス
テッピングモータ7L,7Rは、後述するように、受信
音声信号の種類に応じて駆動制御がなされるように構成
されており、これにより、受信音声信号の種類に応じ
て、スピーカ3L,3Rは、予め設定されている回転位
置に達するように自動角度調整がなされる。
【0008】本実施例では、ニュース等のアナウンス、
ドラマ等、及び音楽番組の3種類の音声信号の種類に応
じて、スピーカ3L,3Rの角度調整がなされる。例え
ば、ニュース等のアナウンスの場合は、前方に向いた参
照符号M1で示す第1回転位置、ドラマ等の場合は第1
回転位置から側方に45度回転した参照符号M2で示す
第2回転位置、音楽番組は第1位置から側方に90度回
転した参照符号M3で示す第3回転位置に角度調整され
る。
【0009】図2は本発明に係るテレビジョン受像機の
第1実施例に備えられる音声回路のブロック図である。
尚、図示しないけれども、テレビジョン受像機1の映像
信号処理回路は、公知の構成のものが用いられている。
映像中間周波増幅回路(図示せず)により増幅された中
間周波信号は、音声検波回路10により、映像搬送波
(58.75MHz)と音声搬送波(54.25MH
z)とを検波して、両搬送波の周波数差である4.5M
Hzの音声中間周波信号に周波数変換され、音声中間周
波増幅回路11で増幅され、音声FM検波回路12に与
えられてFM検波される。この検波された信号には、主
音声信号の他に副搬送波を副音声信号で周波数変調した
搬送副音声信号と、副搬送波を制御信号で振幅変調した
搬送多重制御信号が多重されている。
【0010】音声FM検波回路12からの出力は、デエ
ンファシス回路13で高域が低減されて平坦化され、ロ
ーパスフィルタ14で0〜15KHz以上の不要な成分
(多重信号成分)が除去されて、主音声信号が、音声マ
トリックス回路15に与えられる。又、音声FM検波回
路12からの出力は、バンドパスフィルタ16に与えら
れ搬送副音声信号が取り出される。そして、この搬送副
音声信号は、振幅制限回路17を通過して、副搬送波F
M検波回路18でFM検波され、デエンファシス回路1
9、ローパスフィルタ20を順次通過して、0〜15K
Hz以上の不要な成分(多重信号成分)が除去されて、
副音声信号が、音声マトリックス回路15に与えられ
る。
【0011】又、上記バンドパスフィルタ16には、5
5.125KHzの搬送多重制御信号を除去するための
トラップが備えられており、これにより搬送多重制御信
号が取り出される。そして、この搬送多重制御信号は、
多重制御AM検波回路22で検波され、振幅制限回路2
3を通過して、モード判別手段としての多重制御FM検
波回路24でFM検波される。これにより、2音声モー
ド、ステレオモードの各制御信号の周波数(2音声モー
ドの場合は922.5Hz、ステレオモードの場合は9
82.5Hz)、及びモノラルの場合の周波数(中間の
952.5Hzに設定されている)に対応した直流電圧
が取り出される。即ち、検波出力電圧が、例えば、2音
声モード時には1V、モノラルモード時には4V、ステ
レオモード時には8Vとなり、各音声多重モードによっ
て異なる出力電圧が得られる。従って、多重制御FM検
波回路24からの出力により、現在の受信音声信号が、
2音声モード、モノラルモード、及びステレオモードの
いずれのモードであるかを知ることができる。
【0012】多重制御FM検波回路24からの検波出力
は、切換えスイッチ制御回路25及びモータコントロー
ルユニット26にそれぞれ与えられる。切換えスイッチ
制御回路25は、各モードに応じて、音声マトリックス
回路15の後述する各切換えスイッチのスイッチング態
様を切換える。尚、図中、P1は強制モノラルモード用
制御端子であり、P2は2音声の各モード(主音声、副
音声、主音声+副音声)選択用制御端子である。即ち、
2音声モード時に、制御端子P2の電圧値を、例えば0
Vにすると主音声モード、5Vにすると副音声モード、
2.5Vにすると主音声+副音声モードに選択される。
又、ステレオモード時に制御端子P1の電圧値を、例え
ば4.5Vにすると強制的にモノラルモードに設定され
る。
【0013】音声マトリックス回路15は、主音声と副
音声とを切換える主/副切換えスイッチS1,S2と、
ステレオマトリックス回路28と、ステレオマトリック
ス回路28に関連する切換え用の4つのスイッチS3
1,S32,S33,S34とから構成されている。そ
して、切換えスイッチ制御回路25は、各スイッチS
1,S2,S31,S32,S33,S34のスイッチ
ング態様を、表1に示されるように制御する。尚、図中
a,bは、各スイッチS1,S2,S31,S32,S
33,S34の個別接点を示し、スイッチS1,S2の
個別接点aには、主音声信号が、又、スイッチS1,S
2の個別接点bには、副音声信号が与えられている。
【0014】
【表1】 即ち、モノラル放送時には、主音声信号がステレオマト
リックス回路28を通過せずに、左右の音声信号とし
て、低周波増幅回路30L,30Rを介して、左右のス
ピーカ3L,3Rから出力される。又、ステレオ放送時
には、主音声に左右音声和信号(R+L)、副音声に左
右音声差信号(R−L)が送られ、ステレオマトリック
ス回路28を通過して、左音声信号Lが低周波増幅回路
30Lを介して左スピーカ3Lから出力され、右音声信
号Rが低周波増幅回路30Rを介して右スピーカ3Rか
ら出力される。
【0015】又、2音声放送時には、制御端子P2に与
えられる電圧値に応じて、例えば主音声モード選択時に
は、主音声信号が左右のスピーカ3L,3Rから、副音
声モード選択時には、副音声信号が左右のスピーカ3
L,3Rから、主音声+副音声モード選択時には、主音
声が左スピーカ3Lから、副音声が右スピーカ3Rから
出力される。尚、ステレオ放送時において、制御端子P
1に、外部から強制モノラルモード選択用の4.5Vの
電圧が与えられると、モノラル放送時と同様に、主音声
信号が左右のスピーカ3L,3Rから出力される。
【0016】前記音声マトリックス回路15の出力側に
は、主音声信号と副音声信号とを混合するミキシング回
路35が備えられており、ミキシング回路35からの出
力は、音声信号の周波数成分を判別する周波数成分判別
回路36に与えられる。周波数成分判別回路36は、例
えば200Hz以上を遮断するローパスフィルタ37
と、例えば200〜5000Hzの帯域を通過させるバ
ンドパスフィルタ38と、例えば5000Hz以下を遮
断するハイパスフィルタ39とから成り、これらの各フ
ィルタ37〜39には、ミキシング回路35からの混合
音声信号がそれぞれ個別的に与えられる。そして、各フ
ィルタ37〜39の出力は、モータコントロールユニッ
ト26に与えられる。モータコントロールユニット26
は、多重制御FM検波回路24からの出力によるステレ
オ/モノラルモードの判別、及び各フィルタ37〜39
からの出力の有無の組合せに基づき、ステッピングモー
タ7L,7Rに駆動パルスを出力してスピーカ3L,3
Rの角度調整を制御する。
【0017】以下、上記構成のテレビジョン受像機1お
ける、音声信号の種類に応じたスピーカ3L,3Rの自
動角度調整動作について説明する。多重制御FM検波回
路24からの検波出力が切換えスイッチ制御回路25に
与えられると、切換えスイッチ制御回路25は、検波出
力の電圧レベル、従って受信音声信号のモードに応じ
て、各スイッチS1,S2,S31,S32,S33,
S34のスイッチングを上記表1に示すように切り換え
る。これにより、各モードに応じた音声信号が左右のス
ピーカ3L,3Rから出力される。
【0018】これと同時に、ミキシング回路35からの
音声信号がフィルタ37〜39を介して、モータコント
ロールユニット26に与えられると共に、多重制御FM
検波回路24からの検波出力もモータコントロールユニ
ット26に与えられる。これにより、モータコントロー
ルユニット26は、モータコントロールユニット26内
の記憶部に記憶されているスピーカ3L,3Rの現在の
回転位置データと、表2に示すステレオ/モノラルモー
ドの判別及び各フィルタからの出力の有無の組合せデー
タとに基づき、スピーカ3L,3Rの現在の回転位置か
ら設定すべき回転位置までに必要な回転角度に対応する
駆動パルス数及びモータ7L,7Rの回転方向(正転又
は逆転方向)を演算して、ステッピングモータ7L,7
Rに駆動パルス及びモータの回転方向信号を導出する。
この結果、スピーカ3L,3Rが回転して、音声信号の
種類に応じた回転位置に達する。
【0019】
【表2】 上記表2を参照して、更に具体的に説明すると、音声信
号がニュース番組のアナウンスの場合には、多重制御F
M検波回路24からの検波出力によりモノラルモードと
判別され、且つ、ローパスフィルタ37の出力が「0」
で、バンドパスフィルタ38の出力が「1」で、ハイパ
スフィルタ39の出力が「0」であるため、モータコン
トロールユニット26は、ステッピングモータ7L,7
Rを駆動制御して、スピーカ3L,3Rを第1回転位置
M1に達するように角度調整を行う。これにより、音像
定位方向を前方中央にさせることができる。
【0020】音声信号がドラマ等の場合、多重制御FM
検波回路24からの検波出力によりステレオモードと判
別され、且つ、ローパスフィルタ37の出力が「0」
で、バンドパスフィルタ38の出力が「1」で、ハイパ
スフィルタ39の出力が「0」であるため、モータコン
トロールユニット26は、ステッピングモータ7L,7
Rを駆動制御して、スピーカ3L,3Rを第2回転位置
M2に達するように角度調整を行う。これにより、音像
定位方向をワイドにさせることができる。
【0021】音声信号が音楽番組等の場合、多重制御F
M検波回路24からの検波出力によりステレオと判別さ
れ、且つ、ローパスフィルタ37の出力が「1」で、バ
ンドパスフィルタ38の出力が「1」で、ハイパスフィ
ルタ39の出力が「1」であるため、モータコントロー
ルユニット26は、ステッピングモータ7L,7Rを駆
動制御して、スピーカ3L,3Rを第3回転位置M3に
達するように角度調整を行う。これにより、音像定位方
向を超ワイドにさせることができる。尚、2音声モード
時には、モノラルモード時と同様に左右のスピーカ3
L,3Rは第1回転位置M1に位置させる。即ち、2音
声モード時には、多重制御FM検波回路24からの検波
出力が1Vであるため、モータコントロールユニット2
6は、左右のスピーカ3L,3Rを第1回転位置M1に
位置変更すべく、モータ制御を行う。
【0022】このようなモータコントロールユニット2
6のモータ制御は、一定期間毎に行われ、これにより、
チャンネルが切り換えられたり、或いは、次の番組に移
っても、その番組の内容に応じてスピーカ3L,3Rが
自動的に角度調整され、常に視聴者に対して、最適な音
場を提供することができる。前述の実施例では、スピー
カ3L,3Rの回転角度としては、0度、45度、90
度に選ばれたけれども、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、モータコントロールユニット26内の記憶部
に記憶されている回転角度データを書き換えて、スピー
カ3L,3Rの特性、及び周辺環境に応じた回転角度と
するようにしてもよく、又、3段階の角度調整に限ら
ず、その他の複数段階の角度調整をするようにしてもよ
い。又、前述の実施例では、スピーカ3L,3Rはテレ
ビジョン受像機本体2に内蔵されていたけれども、図3
に示すように、スピーカ3L,3Rはテレビジョン受像
機本体2に外装され、回転軸6L,6Rの回りに回転駆
動される形式のものであってもよい。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、受信音
声信号のモード判別手段の判別結果と、受信音声信号の
周波数成分判別手段による判別結果に基づき、左右のス
ピーカを予め定めた回転位置に自動的に回動でき、これ
により、音声信号の種類に応じた最適な音場を自動的に
形成できて、使い勝手がよく、操作性を向上できる。例
えば、本発明では、音声信号の種類に応じて、スピーカ
を3段階で角度調整できて、次のように、3種類の音場
を自動的に形成できる。即ち、ニュース等の番組では、
音像を画面中央に定位でき、又、ドラマ番組等では、音
像が左右に拡がるいわゆるワイドにでき、更に、音楽番
組等では、ドラマ番組の場合よりも音像が更に左右に拡
がるいわゆる超ワイドにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテレビジョン受像機の第1実施例
の内部構造を示す水平断面図である。
【図2】本発明に係るテレビジョン受像機の第1実施例
に備えられる音声回路のブロック図である。
【図3】本発明に係るテレビジョン受像機の第2実施例
の内部構造を簡略化して示す水平断面図である。
【符号】1…テレビジョン受像機、2…テレビジョン受
像機本体、3R,3L…スピーカ、6L,6R…回転
軸、7L,7R…ステッピングモータ、15…音声マト
リックス回路、24…多重制御FM検波回路、25…切
換えスイッチ制御回路、26…モータコントロールユニ
ット、28…ステレオマトリックス回路、35…ミキシ
ング回路、36…周波数成分判別回路、M1…第1回転
位置、M2…第2回転位置、M3…第3回転位置、S
1,S2,S31,S32,S33,34…スイッチ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジョン受像機本体に、鉛直軸線回り
    に回転自在に取付けられた左右一対のスピーカと、 左右のスピーカを鉛直軸線回りに回転駆動する駆動手
    段と、 受信音声信号が、ステレオモードかモノラルモードかを
    判別するモード判別手段と、 受信音声信号の周波数成分を判別する周波数成分判別手
    段と、 モード判別手段による判別結果と、周波数成分判別
    手段による判別結果とに基づき、該左右のスピーカを予
    め定めた回転位置に位置変更させるように駆動手段を
    制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とするテレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】前記周波数成分判別手段が、ローパスフィ
    ルタと、バンドパスフィルタと、ハイパスフィルタとを
    有し、該各フィルタには受信音声信号に対応する信号が
    それぞれ個別的に入力され、 前記制御手段が、ステレオ/モノラルモードの判別と、
    該各フィルタからの出力の有無の組合せとに基づき、前
    記左右のスピーカを予め定めた回転位置に位置変更させ
    るように前記駆動手段を制御する、請求項1に記載のテ
    レビジョン受像機。
  3. 【請求項3】受信音声信号がモノラルモードであり、前
    記各フィルタにおいて前記バンドパスフィルタのみから
    出力がある場合には、前方である第1回転位置に、 受信音声信号がステレオモードであり、該各フィルタに
    おいて該バンドパスフィルタのみから出力がある場合に
    は、該第1回転位置から側方に45度回転した第2回転位置
    に、 受信音声信号がステレオモードであり、該各フィルタに
    おいて全てのフィルタから出力がある場合には、該第1
    回転位置から側方に90度回転した第3回転位置に、前記
    左右のスピーカを位置変更させるように前記駆動手段を
    制御する、請求項 2に記載のテレビジョン受像機。
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