JP3323272B2 - 延性および靭性に優れた高強度レールの製造法 - Google Patents
延性および靭性に優れた高強度レールの製造法Info
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Description
組織を微細化して延性および靭性の向上を図った高強度
レールの製造法に関するものである。
向され、レールに要求される特性がますます厳しくなっ
ている。高荷重鉄道では急曲線区間の摩耗対策、レール
頭部内部疲労損傷対策が要求され、高速鉄道では主とし
て直線区間の表面損傷が課題として挙げられている。こ
れらに加えて、寒冷地においては、冬季にレール破断が
集中的に発生する傾向が認められており、寒冷地鉄道で
のレール材の靭性改善は、安全な鉄道輸送に欠かせない
特性になっている。
化および貨物の重積載化が進められているが、これに伴
ってレール頭部の摩耗や疲労損傷が急速に増加しつつあ
る。このようなレール材の使用環境の過酷化、特に摩耗
の増加に対処するために、レール鋼の高強度化のための
技術開発が加速され、国内・外を問わず曲線区間のレー
ル材はほとんどすべて高強度レールが支配することとな
った。
上とともに、本来摩耗によって削り取られるべき疲労ダ
メージ層がレール頭表面、特に車輪フランジ付け根部が
押し付けられるゲージ・コーナー(GC)表面に残存
し、表面損傷を生成させる傾向が認められるようになっ
た。さらにレール鋼の耐摩耗性の向上は、車輪荷重のレ
ールGC内部での応力集中を一点に固定させることとな
り、レール頭部内部からの疲労損傷を急増させることと
なった。このようなレール頭表面損傷性の改善および内
部疲労損傷に対する抵抗性を改善するためには、レール
材質として靭性および延性を向上させることが重要であ
る。
としては以下の方法が考えられる。 (1)普通圧延後一旦室温まで冷却したレール頭部を低
温度で再加熱した後加速冷却する方法。 (2)制御圧延によりオーステナイト粒を微細化した後
レール頭部を加速冷却する方法。 (3)制御圧延した後、パーライト変態前で低温度に再
加熱し、その後加速冷却する方法。
は、大幅な靭性・延性改善のためには特開昭55−12
5231号公報に記載されているような通常の加熱温度
よりも低い850℃以下の低温度に再加熱し、オーステ
ナイト粒度を微細にすることによって靭性および延性を
改善しようとするもので、低温度で加熱してかつレール
頭部内部まで加熱を深めようとすると、投入熱量を下げ
て長時間加熱する必要がある。このため熱処理生産性を
著しく阻害し製造コストを高める難点がある。また
(2)の方法は特開昭52−138427号公報および
特開昭52−138428号公報に記載されているよう
に、圧延時のオーステナイト粒の細粒化によって靭性・
延性の向上を図ろうとすると、高温での大圧下が要求さ
れ、レール圧延機の能力あるいはレールの形状制御の観
点からも問題を含んでいる。さらに(3)の方法は、特
公平4−4371号公報に記載されているように、80
0℃以下で5%以上の圧延を実施した後、再度750〜
900℃に加熱することによりオーステナイト粒を微細
にしようとする方法であり、圧延後に低温再加熱のため
の加熱炉を必要とするため作業性、生産性、製造コスト
の観点から問題が多い。
ては、Mn,Siの他にAlを加えた脱酸を行ってきた
が、Alの添加によりアルミナ(Al2 O3 )が初めに
生成してしまい、MnSの生成核として有効なマンガン
シリケート(MnO・SiO2 )の生成が阻害され、M
nSからの十分なパーライト核生成が生じないことによ
りパーライト組織の微細化が達成できない問題点があっ
た。
根本的に異なり、溶鋼にZr,Mn,Siの脱酸元素を
1種または2種以上を添加して溶鋼中の酸素を10ppm
以下にし、Tiを添加して溶製した、重量%でC:0.
55〜0.85%、Si:0.20〜1.20%、M
n:0.50〜1.50%、S:0.002〜0.03
5%、Cr:0.1〜1.0%、Ti:0.001〜
0.050%、N:0.0005〜0.0250%を含
有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる溶鋼を、
造塊・分塊法あるいは連続鋳造法を経て鋼片を製造し、
レールに熱間圧延して0.1〜10μmの大きさのMn
Sの生成個数が1mm2 あたり、30〜10000個存在
せしめることを特徴とする延性および靭性に優れた高強
度レールの製造法である。また、上記鋼片を熱間圧延し
た後、あるいはさらにオーステナイト域に加熱した後7
00〜500℃の間を1〜5℃/secで加速冷却すること
を特徴とする前項記載の延性および靭性に優れた高強度
レールの製造法である。
しか生成しないといわれていたパーライト変態を、オー
ステナイト粒内のMnSにパーライト変態の核となるT
i炭窒化物を配して、オーステナイト粒内からもパーラ
イト変態を生成させることを特徴としており、この際Z
r,Mn,Siの1種または2種以上を添加することに
より、パーライト組織生成核であるMnSをオーステナ
イト粒内に微細に分散させ、粒界から変態するパーライ
トに加えて、オーステナイト粒内のMnSの生成核をよ
り一層促進させることが可能となった。この発明によ
り、粒内から効率良く生成したパーライトによって著し
く組織が微細化し、これに伴って大幅な靭性および延性
の改善を図ることができる。
ず、脱酸の必要性および脱酸元素としてZr,Mn,S
iの1種または2種以上に限定した理由について述べ
る。本発明における脱酸の目的は2つあり、その1つは
MnSの核となる酸化物の制御を目的としたものであ
り、Zrは比重の大きい酸化物を生成し溶鋼から浮上す
る酸化物数の低下を抑制する目的で添加する。また、M
nおよびSiはMnSの生成核として有効なマンガンシ
リケート(MnO−SiO2 )の構成元素としてMnS
の個数と分布を制御する目的で添加する。脱酸のもう1
つの目的は、Zr,Mn,Siの1種または2種以上を
添加することによって溶鋼中の酸素量をできるだけ低減
化するところにあり、炭窒化物生成元素として添加する
Tiが酸化物として析出してしまわないように予め酸素
量を低減化するところにある。すなわち、脱酸元素とし
てZr,Mn,Siの1種または2種以上を添加し、少
なくともTi添加前に溶鋼中の酸素量を10ppm 以下に
し、Tiが酸化物を作ることなしに効率的に炭窒化物を
生成させることを目的としている。
数を1mm2 あたり30〜10000個に限定した理由を
述べる。Zr,Mn,Siの1種または2種以上を添加
することによって溶鋼中の酸素量をできるだけ低減し、
十分な酸素の低減により溶鋼中の酸化物の粗大化を防止
し、微細な酸化物が生成し、この酸化物を核としてMn
Sがオーステナイト中に微細分散し、さらにこのMnS
を核としてTi炭窒化物Ti(CN)が生成する。この
オーステナイト粒内のMnSを核としたTi析出物から
パーライト変態が生成するわけであるが、この際0.1
μm未満の大きさのMnSでは、Ti炭窒化物の核とは
なりがたく、また10μmを超えるMnSを生成させる
と、MnSの絶対数が減少してしまい、結果的にパーラ
イトの核となるMnSの数が減少してしまうため、Mn
Sの個数を0.1〜10μmに限定した。また、MnS
の個数を1mm2 あたり30〜10000個に限定した理
由は、30個以下のMnSでは靭性・延性を改善するた
めの十分な核生成サイトを確保できないからであり、ま
た10000個以上のMnSが生成するとレール鋼自体
が汚染されてかえって靭性・延性が低下することから、
1mm2 あたりのMnS個数を30〜10000個に限定
した。
前記のように限定した理由について述べる。Cは高強度
化およびパーライト組織生成のための必須元素であり、
また耐摩耗性に対しても一義的に効果を示す元素である
が0.55%未満ではオーステナイト粒界に耐摩耗性お
よび耐損傷性に好ましくない初析フェライトが多量に生
成し、また0.85%を超えるとオーステナイト粒界を
脆化させる有害な初析セメンタイトを生成させるばかり
か、レール頭部熱処理層や溶接部の微小偏析部にマルテ
ンサイトが生成し、靭性・延性を著しく損なうため0.
55〜0.85%に限定した。
の固溶体硬化による高強度化に寄与するばかりか、わず
かながらレール鋼の靭性・延性改善にも貢献する。また
SiまMnとともにMnSの核となるマンガンシリケー
ト系酸化物を構成する重要な元素であり、本発明のよう
に適正な脱酸方法を行うことにより有効な微細酸化物を
生成させることができる。Siは、0.2%以下ではそ
の効果が期待できずさらにSiは脱酸元素として0.2
%以上の添加が必要であり、1.2%を超えると脆化を
もたらし溶接接合性も減ずるので、0.20〜1.20
%に限定した。
させ、焼入性を高めることによって高強度化に寄与する
元素であり、さらにSi同様にMnSの核としてのマン
ガンシリケートの構成元素として、および脱酸元素とし
ても欠かせない元素であり、本発明の脱酸方法の採用に
より一層酸化物の微細化が達成されMnSの微細析出の
誘導および引き続くパーライトの核生成に効果を活気す
る。しかし、0.5%未満ではその効果が小さくまた
1.50%を超えると偏析部にマルテンサイト組織を生
成させ易くするため0.50〜1.50%に限定した。
が、本発明においてはオーステナイト粒内のマンガンシ
リケートなどの酸化物を核とするMnSを基地とする析
出物Ti(CN)が生成し、これを変態核とするパーラ
イト組織が生成するため欠かせない元素である。しか
し、0.002%未満ではパーライト変態核としてのM
nS量が減じてしまい、パーライト粒内変態を確保でき
なくする。また0.035%以上ではMnSが多量に生
成し靭性・延性を著しく低下させるため0.002〜
0.035%に限定した。
によって高強度化に寄与すると同時に、パーライト組織
中のセメンタイト相を強化することによっても耐摩耗性
向上に貢献するが、一方ではセメンタイトの衝撃靭性を
低下させる作用も有している。しかし、Crのセメンタ
イト強化作用は無視しがたく、さらに溶接継ぎ手部軟化
防止の観点からも微量のCrの添加も望ましい。そこで
強度確保に一定の寄与が期待されかつ靭性・延性を損な
わない範囲内で0.1〜1.0%に限定した。
冷却中にMnS上に析出させたTi炭窒化物を核とした
パーライト変態の生成を見いだしたことにより、従来オ
ーステナイト粒界に限定されていたパーライト変態核が
オーステナイト粒内からも期待でき、結果として微細な
パーライト粒からなるレール鋼を得ることができるよう
になり大幅な靭性の向上を果たすことができた。しか
し、0.001%未満では、この効果が弱く、また0.
050%以上添加するとTi析出物が粗大化し、レール
頭部内部からの疲労き裂発生起点となることから、Ti
添加量を0.001〜0.050%の範囲に限定した。
S上のTiNの構成元素であり、TiNを有効に析出さ
せるためには0.0005%以上が必要であり、0.0
250%を超えると粗大なTiNが生成し、レール内部
疲労き裂の起点となるためN添加量を0.0005〜
0.0250%に限定した。不可避的不純物元素である
Pは、レール鋼の靭性を向上させるためにはできるだけ
低減させることが望ましい。
鋼は、転炉、電気炉などの通常使用される溶解炉で前述
した脱酸を含む溶製を行い、この溶鋼を造塊・分塊法あ
るいは連続鋳造法、さらに熱間圧延を経て製造する。熱
間圧延を終えたレールは、冷却中においてオーステナイ
ト粒内のMnSに析出したV炭窒化物からもパーライト
変態が生成し、オーステナイト粒界から生成するパーラ
イトとともに微細なパーライト粒を構成する。その結
果、圧延ままで靭性の優れた高強度レールを製造するこ
とができる。
場合には、圧延終了後あるいは、一度室温に冷却され熱
処理する目的で再加熱されたオーステナイト域温度から
700〜500℃間を1〜5℃/secで加速冷却されたレ
ール鋼では、一層の高靭性が得られる。すなわち、パー
ライト組織鋼の特徴として、加速冷却することによって
低温でパーライト変態を生じさせ、このことによりパー
ライト変態核の生成速度が向上し結果的にパーライト粒
を微細にすることができるからである。従ってMnS上
に析出させたTi炭窒化物からのパーライト組織のオー
ステナイト粒内変態と、加速冷却によるオーステナイト
粒界からのパーライト変態が重畳して一層のレール鋼の
靭性向上を達成することができる。この際冷却媒体は、
空気あるいはミストなどの気液混合物を用い、レール頭
部もしくは底部の強度が1100MPa 以上とすることが
望ましい。
GOST規格によって定められた2mmUノッチシャルピ
ー試験における+20℃での衝撃吸収エネルギーがあ
り、同規格によれば高強度熱処理レールの+20℃での
衝撃吸収エネルギーは0.25MJ/m2 以上が必要とされ
ている。上述したオーステナイト粒内のMnSに析出さ
せたTi炭窒化物をパーライト変態核として活用するこ
とによって、本発明のレール鋼ではパーライト粒が微細
化し、0.25MJ/m2 以上の衝撃吸収エネルギーを得る
ことができる。レールの延性はレール頭部の疲労損傷の
生成に影響を与え、中国における高強度レールの延性要
求は、レール頭部GC内部10mm深さ位置から採取した
平行部径6mm、平行部長さ30mmの引張試験において1
2%以上の伸び値が必要であるとしている。このような
材質要求に対して本発明のオーステナイト粒内に生成さ
せたMnSからパーライト変態を生成させることによ
り、微細なパーライト組織を生成せしめ靭性同様にレー
ル鋼の延性も大幅に改善することができた。
強度レールの製造実施例について述べる。表1に供試鋼
の化学成分およびZr,Mn,Siの1種または2種以
上の脱酸を行った場合と前記脱酸制御を行わなかった場
合を示し、さらに脱酸を行ったTi添加、無添加鋼のそ
れぞれ冷却後の組織中に0.1〜10μmのMnS個数
の測定結果を、また冷却後の組織中にMnSを核とする
パーライト粒内変態が含まれているかどうかを観察した
結果を表2に示す。適切な脱酸を行った本発明鋼および
比較鋼では、所定の量の微細なMnSの生成が確認さ
れ、さらにTiを添加した本発明鋼では明らかにオース
テナイト粒内からのMnSを核としたTi炭窒化物を生
成起点としたパーライト組織の生成が確認された。
るために化学成分毎にオーステナイト域温度から700
〜500℃間を冷却速度1〜5℃/secの範囲で変化させ
た加速冷却後のレール鋼の引張試験強度、伸びおよび2
mmUノッチシャルピー試験における+20℃での衝撃吸
収エネルギー測定結果を示す。引張試験はレール頭部G
C内部10mm深さ位置から採取した平行部径6mm、平行
部長さ30mmの試験片で行った。この結果本発明鋼は、
比較鋼に比べて十分にパーライト微細組織の効果として
の延性の改善が認められた。衝撃試験片はレール頭部1
mm下より採取した。この試験条件は熱処理レールにおけ
る靭性を規定したロシアのGOST規格に基づくもの
で、同規格によれば高強度熱処理レールの+20℃での
衝撃吸収エネルギーは0.25MJ/m2 以上が必要とされ
ており、本発明の適正な脱酸を行うことによってオース
テナイト粒内からもパーライト変態を生成させた微細パ
ーライト組織鋼は、いずれもGOST規格に定められた
シャルピー吸収エネルギーを十分に満たしている。
レールはオーステナイト結晶粒内からパーライト核を生
成させて、微細なパーライト組織となり、上記した各国
の規格を満足する優れた延性および靭性を有する高強度
レールを得ることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 溶鋼にZr,Mn,Siの脱酸元素を1
種または2種以上を添加して溶鋼中の酸素を10ppm 以
下にし、Tiを添加して溶製した、重量%で C :0.55〜0.85%、 Si:0.20〜1.20%、 Mn:0.50〜1.50%、 S :0.002〜0.035%、 Cr:0.1〜1.0%、 Ti:0.001〜0.050%、 N :0.0005〜0.0250% を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる溶鋼
を、造塊・分塊法あるいは連続鋳造法を経て鋼片を製造
し、レールに熱間圧延して0.1〜10μmの大きさの
MnSの生成個数が1mm2 あたり、30〜10000個
存在せしめることを特徴とする延性および靭性に優れた
高強度レールの製造法。 - 【請求項2】 前項の鋼片を熱間圧延した後、あるいは
さらにオーステナイト域に加熱した後700〜500℃
の間を1〜5℃/secで加速冷却することを特徴とする請
求項1記載の延性および靭性に優れた高強度レールの製
造法。
Priority Applications (1)
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JP07019793A JP3323272B2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 延性および靭性に優れた高強度レールの製造法 |
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Publications (2)
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JPH06279850A JPH06279850A (ja) | 1994-10-04 |
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Family
ID=13424555
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07019793A Expired - Lifetime JP3323272B2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 延性および靭性に優れた高強度レールの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3323272B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007111285A1 (ja) | 2006-03-16 | 2007-10-04 | Jfe Steel Corporation | 耐遅れ破壊特性に優れた高強度パーライト系レール |
Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
JPH09316598A (ja) * | 1996-03-27 | 1997-12-09 | Nippon Steel Corp | 耐摩耗性および溶接性に優れたパーライト系レールおよびその製造法 |
CN105063267B (zh) * | 2015-08-24 | 2017-11-24 | 武汉钢铁有限公司 | 高强合金R320Cr钢轨的生产方法 |
-
1993
- 1993-03-29 JP JP07019793A patent/JP3323272B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007111285A1 (ja) | 2006-03-16 | 2007-10-04 | Jfe Steel Corporation | 耐遅れ破壊特性に優れた高強度パーライト系レール |
EP3072988A1 (en) | 2006-03-16 | 2016-09-28 | JFE Steel Corporation | High-strength pearlitic steel rail having excellent delayed fracture properties |
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