JP3322291B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP3322291B2
JP3322291B2 JP21984395A JP21984395A JP3322291B2 JP 3322291 B2 JP3322291 B2 JP 3322291B2 JP 21984395 A JP21984395 A JP 21984395A JP 21984395 A JP21984395 A JP 21984395A JP 3322291 B2 JP3322291 B2 JP 3322291B2
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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
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    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/16535Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
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    • B41J2002/16576Cleaning means pushed or actuated by print head movement

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷データ一致して
ノズル開口からインク滴を吐出してドットパターンによ
り記録を行うインクジェット式記録装置、より詳細には
ノズル開口のメンテナンス機構に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェト記録装置は、圧電振動子
や発熱素子により圧力発生室で加圧されたインクをノズ
ル開口からインク滴として吐出させる関係上、ノズル開
口にホコリや紙粉が付着したり、インクが凝固したり、
また乾燥によりノズル開口が詰まるため、インク滴の吐
出特性が大きく変化して、記録ヘッド記録書込みに支障
を来す。このため、非印字期間中にはノズル開口をキャ
ップ部材で封止し、また印刷期間中は適宜、ノズル開口
面を摺擦してほこりやインクカスを除去する弾性板から
なるクリーニングユニットが設けられている。
【0003】ところで、ブック型コンピュータやモービ
ルコンピュータ等の可搬型コンピュータの急速な普及に
より、コンピュータの周辺機器である記録装置も小型化
が求められている。このような小型のインクジェット式
記録装置にあっては、函体の空間が極めて狭いため、キ
ャップ部材や、クリーニングユニットも小型に構成さ
れ、かつ記録ヘッドへの接離には特別な駆動源を必要と
することがないように、キャリッジの移動に連動するよ
うに構成されている。
【0004】このようなキャップ部材やクリーニングユ
ニットを備えた記録装置は、例えば特開平5-42675号公
報に示されたように、常時バネにより印刷領域側に付勢
されたスライダをキャリッジの移動に追従させ、キャッ
ピング手段とワイピング手段とをスライダの斜面によ
り、キャリッジが非印刷領域に位置したときにはキャッ
ピング部材を記録ヘッドに当接させ、またキャッピング
状態から記録ヘッドが印刷領域に移動したときにワイピ
ング手段を記録ヘッド側に突出させてワイピングを行
い、キャリッジが印刷領域を離脱した際には、ワイピン
グ手段を元の位置に後退させるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このインクジェト記
録装置によれば、特別な駆動手段を必要とすることな
く、キャリッジの移動によりキャピング操作、及びワ
イピング手段の進退を自動的に行わせることができて小
型化を図ることができるものの、キャリッジが非印刷領
域を離れた状態ではワイピング手段を後退させて、キャ
リッジが非印刷領域に移動して来た時に、ワイピング手
段が記録ヘッドに当接するのを確実に避けるためには、
スライダを付勢しているバネを、ワイピング手段を元の
位置に引き戻しておくに足る強力なものにする必要があ
り、小型プリンタのように小さいモータでキャリッジを
駆動する場合には、モータに大きな負荷が掛かり、電池
の消耗を招くという問題がある。
【0006】また、これを避けるためにスライダを付勢
するバネを弱くすると、使用者の誤操作、記録装置の持
ち運び、ワイパーブレードの非ワイング位置への退避
動作中のシステム停止等によるトラブルでワイパー
レードがワイピング位置に突出した状態で放置されてし
まい、非印刷領域に戻って来た記録ヘッドが、既に突出
しているワイパーブレードに接触して余分なワイピング
を受けてノズルプレートの磨耗を招いたり、またブレー
ドが常とは異なる方向に力を受けて変形する等の問題を
生じることになる。
【0007】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、スライダに無用に大
きな付勢力を与えることなく、しかも記録ヘッドが印刷
領域から非印刷領域へ移動してきた際にワイパーブレー
ドが何等かの原因でワイピング位置に突出した状態で放
置されていても、記録ヘッドをワイピングすることな
く、キャリッジの移動で後退させることができるインク
ジェト記録装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェッ
記録装置は、インクジェット式記録ヘッドを搭載し、印
刷領域と非印刷領域の間を走行可能なキャリッジと、前
記非印刷領域に配設されて前記インクジェット式記録ヘ
ッドをワイピングするワイピング手段を有するインクジ
ェット記録装置において、前記ワイピング手段が2安定
バネにより揺動自在に取り付けられていて、ワイピング
可能な位置にセットされた時に前記キャリッジの移動路
側に突出する2つの斜面を有する突片を備え、また前記
キャリッジが前記非印刷領域側に操作レバーを備え、
記キャリッジが非印刷領域から印刷領域方向への移動時
は、前記ワイピング手段が前記インクジェット式記録
ヘッドに当接した後に、前記操作レバーが前記突片に当
接して前記ワイピング手段を走行経路外へ退避させ、ま
た前記印刷領域から非印刷領域方向への移動時には前記
インクジェット式記録ヘッドが前記ワイピング手段に当
接する以前に、前記操作レバーが前記突片に当接して前
記ワイピング手段を走行経路外へ退避させる。 これによ
り、ワイピング手段が2安定バネにより揺動自在に取り
付けられているため、ワイピングが終了した時点では、
ワイピング手段が記録ヘッドの移動経路から退避した状
態に保持されている。 また、ユーザの不注意などでワイ
ピング手段が記録ヘッドの移動経路に進出した異常状態
においては、キャリッジの非印刷領域側に設けられた操
作レバーにより、ワイピング手段が記録ヘッドに接触す
る以前に退避させる。
【0009】
【実施例】そこで以下に、本発明の詳細を図に示した実
施例に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施例を
函体10の外蓋11を開けて、紙ガイドを兼ねる中蓋を
取り外して示すものであって、図中符号1は、キャリッ
ジで、インクジェット式記録ヘッド2と一体に構成され
たインクカートリッジ3を搭載してガイド部材4に案内
されて、図示しない駆動機構により印刷領域、及び非印
刷領域を往復動するように構成されている。キャリッジ
1の移動領域にはガイド部材4と平行に紙送りローラ
5、紙押さえローラ6が設けられ、また非印字領域に
は、クリーニング部材7、及びキャップ部材8を備えた
ヘッド再生ユニット9を設けて構成されている。なお、
図中符号12は、操作パネルを、また13はホストと接
続するコネクタを示す。
【0010】図2は、同上装置のヘッド再生ユニットの
一実施例を示すもので、再生ユニット9は、キャリ
1のー部に当接してその移動方向に追従移動する移動部
材、つまりスライダ20と、このスライダ20の一部に
枢支され、かつ2安定バネ21に付勢されてワイング
位置と退避位置とに回動変位するワイング手段、つま
りワイパーレバー22と、スライダ20のー部に係合し
てキャピング位置と非キャッピング位置とを回動移動
するキャップレバー23とによって構成されている。
【0011】スライダ20は、キャップレバー23を介
して作用するキャップレバーバネ24により印刷領域寄
りの待機位置に常時位置するよう、ユニット本体25に
設けたガイドレール26に案内されてキャリジ1の移
動に追従するように取付けられている。
【0012】スライダ20は、図3に示したように、そ
の上面に設けた走行方向と直交する向きの2本の隆起部
27、27の間に、キャップレバー23の係合部28が
揺動自在に係合されていて、ユニット本体25の軸29
に枢支したこのキャップレバー23をスライダ20の動
きによって揺動させることにより、ここに取付けたキャ
ップ30をキャッピング位置と非キャッピング位置に変
位させるように構成されている。
【0013】一方、ワイパーレバー22は、図3に示し
たように、これに設けたスリット22aに、ゴムやフェ
ルト等の板からなるワイパー31が取付けられている。
ワイパーレバー22は、そのー側下端に非印刷領域側
(図中、左側)が拡開し、かつ水平に延びる2股33
a,33aの枢着部33が突出形成されている。
【0014】そして、ワイパーレバー22は、この枢着
部33をスライダ20に立設されている支持軸34に係
合され、またその後端(図中、上端)を、ユニット本体
25に一端が固定された平面部32a、及び斜面部32
b,32cを備えた板バネ32に弾接することによっ
て、スライダ20に揺動可能に枢支されている。
【0015】ワイパーレバー22は、記録ヘッド2の移
動と関連させてワイパー31を定位置に位置決めし、ま
た非ワイング位置に後退させる機能を有するもので、
支持軸34の対側に設けたスライダ20上のピン35
と、ワイパーレバー22の先端部下端に突設した支点ピ
ン36との間に懸け渡した2安定バネ21に付勢され、
この2安定バネ21が支持軸34を境としていずれかー
方に偏奇すること、つまりバネ21が支持軸34の上方
に位置するか、下方に位置するかにより、ワイパー31
をワイピング位置か、非ワイピング位置かのいずれかー
方に回動させて安定に静止させるように構成されてい
る。
【0016】ワイパーレバー22には、ワイピング位置
に変位した状態でキジ1の先端に設けた操作レバ
ー40の移動経路内に突出する山形の突片41が形成さ
れ、キャリッジ1の移動方向の2面には傾斜側面42、
43が設けられ、操作レバー40がいずれの方向から接
触しても、ワイパー31を回動させて非ワイピング位置
に復帰させるように構成されている。また非印刷領域寄
りの側面44がスライダ20の隆起部27の側面に当接
してワイパー31の過度な回動を抑える。
【0017】この山型の突片40の先端は、記録ヘッド
2のノズル面2aよりー段低い基準面2bに当接する位
置決め面45として形成されていて、図4に示したよう
に、ワイパーレバー22が2安定バネ21に付勢されて
図中時計方向に回動した際、この位置決め面45を基準
面2bに当接させることにより、成形上、組み付け上の
誤差の有無に拘りなくワイパー22の先端と記録ヘッド
2のノズル面2aとの干渉量δを常にー定に保って、最
適なワイピングを行い得るように構成されている。
【0018】なお、図中符号50はユニット本体25に
取付けたチューブポンプを、また51はー端をキャップ
30に、他端を図示しない廃インクタンクに連通させた
チューブをそれぞれ示している。
【0019】このように構成された装置において、記録
ヘッド2が記録書込みを行っている間、スライダ20
は、図2に示したようにキャップレバー23を介してこ
れに作用するキャップレバーバネ24の付勢力により封
止面を印刷領域側(図中、右側)に向けて待機してい
る。
【0020】この待機の状態において、ワイパーレバー
22は、スライダ20上の支持軸34を中心に反時計方
向に回動し、支持軸34の左方へ偏奇した2安定バネ2
1の張力により、山形の突片41を図2の実線位置、つ
まり操作レバー40の移動領域外に退避させて安定的に
静止している。
【0021】この状態のもとで、所要の記録動作を終え
てキジ1が非印刷領域へ戻ってくると、図4に示
したようにキジ1上の記録ヘッド2は、その側面
2cにより突起37を押圧してスライダ20をキャップ
レバーバネ24に抗して非印刷領域寄りの終端、つまり
図の左方端へ移動させる。
【0022】このため、一端をユニット本体25の軸2
9に枢支されたキャップレバー23は、軸29を中心に
して図中時計方向に回動してキャップ30を記録ヘッド
2のノズル面に密着させる。
【0023】また、同時にワイパーレバー22も支持軸
34を介してスライダ20とともに非印刷領域側に移動
され、その上端が板バネ32から離れるため、支点ピン
36がユニット本体25の斜面38により時計方向に回
動する。このため2安定バネ37により図中時計方向に
回動され、山型の突片41の端面44をスライダ20上
の隆起部27の側面に当接させて、ワイパー22をヘッ
ド2に対して垂直よりも若干時計方向に変移した位置に
旋回して所定の位置に静止される(図4)。この状態の
もとで、チューブポンプ50を作動させて記録ヘッド2
に負圧を供給してインクを強制的に排出させて再生処理
が行われる。
【0024】この吸引動作に引続いて記録書込み動作に
移るべく、キジ1が印刷領域へと図中右方に移動
を始めると、図5に示したように、スライダ20は、キ
プレバー23を介して作用するキャップレバーバネ
24の付勢力によりキャップレバー23を伴って図中左
方へ変位する。
【0025】スライダ20の移動によりワイパーレバー
22は、2安定バネ21の弾性力と山形の突片41の側
面44とスライダ20の隆起部27との当接により垂直
よりも若干時計方向に変移した向きに保持されたまま印
刷領域側に移動する。この移動の際、山型の突片41
は、その先端の位置決め面45を記録ヘッド2の基準面
2bに当接させ、ワイパー31と記録ヘッド2のノズル
面2aとの間にー定の干渉量δを保つ。この状態、スラ
イダ20が非印刷領域の右端まで移動すると、ワイパー
レバー22は、その上端を板バネ32の斜面32bを滑
りながら、平面部32aに滑り込みその弾性力により記
録ヘッド2側に弾圧され、ブレード31がキャリッジ1
の移動方向に垂直となる姿勢にセットされる。
【0026】この状態でキャリッジ1が印刷方向に移動
すると、記録ヘッド2は、ノズル面2aに当接したワイ
パー31を弓状に反らせてワイング作用を受け、この
ままの姿勢を保持しながらスライダ20とともに印刷領
域側(図中右方)へさらに移動すると、やがてワイパー
31から離脱する(図5)。
【0027】さらにキャリッジ1が印刷領域に移動する
と、図6に示したように操作レバー40が山型の突片4
1の斜面43に接触し、突片41を反時計方向に回動さ
せる。これによりワイパーレバー22は、板バネ32の
弾性力に抗して図中反時計方向へ回動して、その上端を
板バネ32の斜面部32bにより支持されて元の退避位
置、つまり図2に示したワイパーリセトの位置に保持
される。
【0028】一方、キャリッジ1が印刷領域に移動して
いる状態で、使用者が誤操作によりスライダ20を非印
字領域側に押してしまったような場合には、前述したよ
うにワイパーレバー22の上端が板バネ32から離れ
る。このため支点ピン36がユニット本体25の斜面3
8により時計方向に回動し、2安定バネ21の付勢力に
より時計方向に回動してキャリッジ1の移動方向に対し
て垂直となる。そして、この状態で使用者がスライダ2
0から手を放すと、スライダがバネ24の勢力により
元の位置に戻る過程で、ワイパーレバー22の上端が板
バネ32の平面部32aによ保持され、ワイピング位
置にセットされ
【0029】この状態の下でキャリッジ1が非印刷領域
に移動すると、最初に操作レバー40が山形の突片41
の印刷領域側の斜面部42に接触して、その先端42a
を押し上げて図2の2点鎖線で示したようにワイパーレ
バー22を強制的に図中反時計方向に回動させる。これ
により、ワイパーレバー22は、板バネ32の平面部3
2aによる弾圧を外されて待避位置にリセットされるか
ら、この後に続くキャリッジ1の非印刷領域への移動に
より記録ヘッド2がワイパー31に当接することはな
い。
【0030】そして、さらにキャリッジ1が非印刷領域
側に移動すると、ワイパーレバー22を図2に示したよ
うにキャリッジ1の移動方向に対して垂直な姿勢にさせ
て、キャップ30を記録ヘッド2のノズル面に密着させ
る。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ワイ
ピング手段が2安定バネにより揺動自在に取り付けられ
ているため、ワイピングが終了した時点では、ワイピン
グ手段が記録ヘッドの移動経路から退避した状態に保持
されているので、ワイピング手段を確実に後退位置に引
き戻すに足る強力な付勢力をスライダに付与することな
く、記録ヘッドが印刷領域に存在する状態でワイピング
手段がワイング位置にセットされてしまったような異
常な場合においても、キャリッジの非印刷領域への復帰
の際にワイング手段を自動的に正常な位置に復帰させ
てから、キャッピング位置に記録ヘッドを移動させるこ
とができて、記録ヘッドの無用なワイピングを防止する
ことできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同上装置のヘッド再生ユニットの一実施例をワ
イパーリセト状態で示す側面図である。
【図3】同上装置のヘッド再生ユニットをワイパーセッ
トの状態で拡大して示した図である。
【図4】図(a)(b)は、それぞれ本発明の再生ユニ
ットのー実施例をキャッピング状態で示す側面図と正面
図である。
【図5】図(a)(b)は、それぞれ本発明の再生ユニ
ットのー実施例をワイピング状態で示す側面図と正面図
である。
【図6】図(a)(b)は、それぞれ本発明の再生ユニ
ットのー実施例をワイピング終了直後の状態で示す側面
図と正面図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 2 記録ヘッド 3 インクカートリッジ 7 クリーニング部材 8 キャップ部材 9 ヘッド再生ユニット 20 スライダ 21 2安定バネ 22 ワイパーレバー 23 キャップレバー 24 キャップレバーバネ 30 キャップ 31 ワイパー 34 支持軸 40 操作レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 聖二 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (72)発明者 磯野 正博 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (72)発明者 小林 淳 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−246052(JP,A) 特開 平4−235052(JP,A) 特開 昭59−162056(JP,A) 実開 平3−77639(JP,U) 実開 昭58−180831(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/165

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット式記録ヘッドを搭載し、
    印刷領域と非印刷領域の間を走行可能なキャリッジと、
    前記非印刷領域に配設されて前記インクジェット式記録
    ヘッドをワイピングするワイピング手段を有するインク
    ジェット記録装置において、 前記ワイピング手段が2安定バネにより揺動自在に取り
    付けられていて、ワイピング可能な位置にセットされた
    時に前記キャリッジの移動路側に突出する2つの斜面を
    有する突片を備え、また前記キャリッジが前記非印刷領
    域側に操作レバーを備え、前記キャリッジが非印刷領域
    から印刷領域方向への移動時には、前記ワイピング手段
    が前記インクジェット式記録ヘッドに当接した後に、前
    記操作レバーが前記突片に当接して前記ワイピング手段
    を走行経路外へ退避させ、また前記印刷領域から非印刷
    領域方向への移動時には前記インクジェット式記録ヘッ
    ドが前記ワイピング手段に当接する以前に、前記操作レ
    バーが前記突片に当接して前記ワイピング手段を走行経
    路外へ退避させるインクジェット式記録装置。
  2. 【請求項2】 前記突片が印刷領域方向と非印刷領域方
    向へ傾斜した山型の突片として形成されている請求項1
    記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記突片により前記記録ヘッドのノズル
    面とワイピング手段の干渉量が調整されている請求項1
    記載のインクジェット記録装置。
JP21984395A 1994-08-11 1995-08-04 インクジェット記録装置 Expired - Fee Related JP3322291B2 (ja)

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