JP3321618B2 - 輸送対象物の固定構造および固定方法 - Google Patents

輸送対象物の固定構造および固定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、容器内に輸送対
象物を固定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】商品などの輸送は、商品の取り扱い等の
便宜を考慮して段ボール箱などの適宜の容器内に商品を
収容した状態で行われている。この場合、衝撃に弱い商
品などを輸送するには、容器の側壁などから商品に大き
な衝撃が加えられないようにする必要がある。たとえ
ば、容器の側壁に対して一定距離隔てた状態で容器内に
商品を収容し、側壁と商品の間の空間にくしゃくしゃに
した新聞紙や発泡スチロールなどの緩衝材を充填した
り、あるいは容器の側壁に対して一定距離隔てた状態で
容器内に商品を固定する必要がある。もちろん、容器内
に商品を固定するとともに側壁と商品の間の空間内に緩
衝材を充填する場合もある。
【0003】従来より、容器内に商品を固定する方法と
しては、たとえば容器内を間仕切りより区画し、区画さ
れた空間内に商品を固定する方法がある。1つの容器内
に複数の商品を収容するには、間仕切りを用いた方法は
有効である。また、商品の角部や底部に発泡スチロール
製などの保護部材を取り付けて商品の平面視面積を容器
の底部面積と実質的に同一とし、この状態で容器内に商
品をぴったりと収容する方法もある。この方法では、商
品と容器の側壁との間に一定距離が確保され、しかも容
器内における商品の移動が制限される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、容器の
側壁と商品との間の空間を緩衝材によって充填する方法
では、容器内に収容された商品の移動が十分に制限され
ず、商品の保護が十分であるとはいいがたい。このよう
な不具合を回避するためには、容器内に多量の緩衝材を
充填する必要がある。ところが、緩衝材は、充填材とし
ての用途以外には他の用途が考えにくいため、商品を受
け取った側が緩衝材を処分する必要がある。商品の保護
を十分なものとするためには、多量の充填材が必要とな
るのは上記した通りであるが、多数の商品が同時に納品
された場合などには、さらに多量の緩衝材を処分する必
要が生じ、受取人側は緩衝材の処分に煩雑な作業を強い
られる。
【0005】一方、間仕切りや保護部材を使用して商品
を固定する方法においても、間仕切りや保護部材が別途
必要となる。これらの部材は、商品の大きさや形状によ
ってその形状などが決定されるものであるため、受取人
側が間仕切りや保護部材を他の商品や容器に対して再使
用する可能性は低く、結局、間仕切りや保護部材も受取
人が処分する必要が生じる。また、容器内を間仕切った
り、商品に保護部材を取り付けるには、商品の梱包時に
煩雑な作業が必要とされ、作業効率的にも不利である。
【0006】本願発明は、上記した事情のもとで考え出
されたものであって、商品などの輸送対象物を容器から
取り出した後に残される不要物の処理負担を軽減すると
ともに、輸送対象物の梱包時における作業負担を軽減す
ることをその課題としている。
【0007】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。すなわち、本願発明
の第1の側面により提供される輸送対象物の固定構造
は、底壁部および複数の側壁部を含む壁部によって収容
空間が形成された容器内に輸送対象物を固定した構造で
あって、可撓性を有する長尺状とされ、かつ上記壁部に
形成された異なる貫通孔または切れ目の間に跨がる第1
固定用部材および第2固定用部材を用いた輸送対象物の
固定構造において、上記第1固定用部材が上記側壁部の
間を繋ぐことにより上記収容空間内に上記底壁部から離
間した載置部を形成しているとともに、この載置部に上
記輸送対象物が載置された状態で、上記第2固定用部材
により上記底壁部から離間した状態で上記底壁部に向け
て上記輸送対象物を押圧し、固定していることを特徴と
している。
【0008】好ましい実施の形態においては、上記輸送
対象物は、上記複数の側壁部のいずれからも離間した状
態で固定されている。
【0009】好ましい実施の形態においては、上記第1
固定用部材と上記第2固定用部材とは平面視において直
交している。
【0010】好ましい実施の形態においては、上記容器
は、上記底壁部および上記複数の壁部に貫通孔または切
れ目が複数形成されたものであり、かつ、上記載置部
は、上記輸送対象物の形状および大きさに応じて、上記
側壁部に形成された複数の貫通孔または切れ目から選択
された少なくとも2つの貫通孔または切れ目の間を上記
第1固定用部材を跨がらせることにより形成されてお
り、上記輸送対象物は、上記輸送対象物の形状および大
きさに応じて、上記底壁部に形成された複数の貫通孔ま
たは切れ目から選択された少なくとも2つの貫通孔また
は切れ目の間を上記第2固定用部材を跨がらせることに
より固定されている。
【0011】上記構造では、長尺状とされた固定用部材
を用いて輸送対象物が容器内に押圧固定されている。こ
のため、本願発明では、緩衝材や間仕切りあるいは保護
部材などが不要であるが、その代わりに固定用部材が必
要とされる。固定用部材としては、可撓性を有する長尺
状とされていればよく、ひも、糸、金属線材、帯、ある
いはベルトなどのいずれであってもよく、例示した以外
のものであってもよい。このような固定用部材は、他の
用途に再使用でき、また同一の輸送対象物ばかりでな
く、形状や大きさの異なる他の輸送対象物にも再使用で
きる。このため、固定用部材では、緩衝材や間仕切りあ
るいは保護部材などに比べて処分する必要性に乏しい。
【0012】また、輸送対象物が底壁部から離間した状
態で固定されていれば、底壁部から外力が作用したとし
ても、この外力が輸送対象物に直接的に加えられること
がないため、輸送対象物を有効に保護することができ
る。さらに、複数の側壁部から輸送対象物が離間した状
態で固定されていれば、側壁部からの外力からも輸送対
象物を有効に保護できる。
【0013】本願発明の第2の側面によれば、底壁部お
よび複数の側壁部を含む壁部によって収容空間が形成さ
れ、この収容空間内に輸送対象物を固定して輸送するよ
うになされた輸送用容器であって、上記底壁部および複
数の側壁部に複数の貫通孔または切れ目が形成された輸
送用容器を用いた輸送対象物の固定方法において、上記
側壁部の複数の貫通孔または切れ目から、上記輸送対象
物の形状および大きさに応じて適宜の貫通孔または切れ
目を少なくとも2つ選択し、選択された貫通孔または切
れ目の間に、第1固定用部材を跨がせて上記収容空間内
に上記底壁部から離間した載置部を形成した後、この載
置部に上記輸送対象物を載置し、その後に上記底壁部の
複数の貫通孔または切れ目から、上記輸送対象物の形状
および大きさに応じて適宜の貫通孔または切れ目を少な
くとも2つ選択し、選択された貫通孔または切れ目の間
に第2固定用部材を跨がせ、上記底壁部から離間した状
態で上記底壁部に向けて上記輸送対象物を押圧し、固定
することを特徴とする、輸送対象物の固定方法が提供さ
れる。
【0014】好ましい実施の形態においては、上記選択
された貫通孔または切れ目に、上記第2固定用部材の一
端部および他端部をそれぞれ挿通し、上記一端部と他端
部とを接続して上記収容空間内にループを形成しつつこ
のループ内に上記輸送対象物を抱持させて上記輸送対象
物を、上記複数の側壁部のいずれからも離間した状態で
固定する。なお、各端部の接続は、バックルなどの締結
具を用いて行ってもよいし、各端部を結び付けることに
よって行ってもよい。締結具を用いれば、各端部の接続
状態と非接続状態とを容易に選択することができ、輸送
対象物の固定・取り出しが容易となる。しかも、同種の
輸送対象物を再固定することも容易であり、輸送対象物
の固定・取り出しにおいて容器を損傷することもないた
め、容器や固定用部材を何度も再使用することができ
る。
【0015】上記使用方法では、壁部に形成された複数
の貫通孔または切れ目のなかから適宜の貫通孔または切
れ目を選択するようになされているため、大きさや形状
の異なる様々な輸送対象物を容器内に収容固定すること
ができる。
【0016】また、上記使用方法によれば、本願発明の
第1の側面に記載した固定構造が提供されるため、上述
した本願発明の第1の側面に係る発明の効果を享受でき
る。
【0017】なお、本願発明でいう貫通孔または切れ目
の概念には、予め貫通形成されているものの他、多少の
力を作用させることによって固定用部材が貫通可能なよ
うになされるものが含まれる。たとえば、壁部の厚みの
途中にまで切れ目を入れたもの、長穴状に切れ目を入
れ、この切れ目によって囲まれる領域を取り除かずに貫
通孔を閉塞した状態としておいたものなどである。後者
の場合、貫通状とする際に、切れ目によって囲まれる領
域を閉塞していた部分を完全に取り除いてもよいし、く
り抜き部分の一部を容器の壁部に付属させたままであっ
てもよい。例示したいずれのものも、多少の力を作用さ
せることによって所望の部位のみが選択的に貫通状ある
いは貫通孔とされるため、予め複数の貫通孔を形成して
おく場合と比較して、壁部の剛性、すなわち容器全体と
しての剛性が高いといった利点があり、また容器内への
ほこりなどの進入を良好に回避することもできる。
【0018】もちろん、貫通孔(使用時に貫通孔とされ
るものも含む)の形状は、とくに問わないが、その形状
は固定用部材の断面形状によって決定するのが好まし
く、たとえば固定用部材の断面形状が円形状であれば、
貫通孔を円形もしくはこれに近い形状とし、また固定用
部材の断面形状が偏平状であれば、貫通孔を長穴状とす
ればよい。
【0019】また、容器としては、いわゆる段ボール箱
のように組み立てることによって容器状とされるものの
他、上部が開口した容器、この開口を閉塞する蓋を有す
るもの(蓋が容器に一体的に設けられた場合および別体
形成された場合の双方を含む)などが挙げられる。ま
た、容器の素材としては、紙、木、プラスチック、ある
いは金属のいずれであってもよく、その他の素材であっ
てもよい。
【0020】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を図面を参照して具体的に説明する。図1は、輸送
用容器内に輸送対象物が収容された状態を表す全体斜視
図、図2は、図1のV −V線に沿う断面図である。な
お、本願発明では、段ボールによって構成された輸送用
容器について説明する。
【0022】図1および図2に示したように、輸送用容
器1は、4つ側壁部10,…およびこれらの側壁部1
0,…によって形成される下部開口を閉塞する底壁部1
1を有している。各側壁部10および底壁部11は、壁
部を構成するものであり、この壁部によって輸送対象物
2を収容可能な収容空間が形成されている。各側壁部1
0,…の上端縁からは、可動部12がそれぞれ延出して
いる。これらの可動部12,…は、各側壁部10によっ
て形成される上部開口を閉塞するものである。各可動部
12は、隣接する2つの可動部12,12と相互に重な
り合うようにして上部開口を閉塞し、上壁部(蓋)を形
成することができる。
【0023】各側壁部10には、長穴状とされた複数の
貫通孔10a,…が形成されており、これらの貫通孔1
0a,…は、たとえば対向する側壁部10,10どうし
が鏡像関係(対称)となるようにして、あるいは同一と
なるようにして配列形成されている。
【0024】底壁部11は、各側壁部10の下端縁から
延びる4つの可動部11bによって構成されている。こ
の底壁部11にも、長穴状とされた複数の貫通孔11
a,…が形成されており、これらの貫通孔11a,…
は、たとえば線対称となるようにして、あるいは点対称
となるようにして配列形成されている。本実施形態で
は、4つの可動部11bによって底壁部11が構成さ
れ、各可動部11bは隣接する2つの可動部11b,1
1bと相互に重なり合って底壁部11を形成している。
このため、各可動部11b,11bには、貫通孔11
a,…となるべき孔が複数形成され、各可動部11bが
相互に重ねられて底壁部11が形成される状態では、可
動部11bが相互に重なり合う部分に形成された孔どう
しが対応して貫通孔11a,…が形成されるようになさ
れている。
【0025】上記した構成の輸送用容器1では、各側壁
部10および底壁部11に複数の貫通孔10a,…11
a,…が形成されているので、適宜の貫通孔10a,…
11a,…を選択して輸送対象物2を収容空間内に固定
することができる。すなわち、輸送対象物2の大きさや
形状に応じて適宜の貫通孔10a,…11a,…を少な
くとも2つ選択することにより、様々な形状や大きさの
輸送対象物2を輸送用容器1の収容空間内に固定するこ
とができる。
【0026】本実施形態では、たとえば固定用部材とし
ての4本の帯材3,3,30,30とバックル4を用い
て輸送対象物2が底壁部11および各側壁部10から離
間した状態で底壁部11に向けて押圧され、固定され
る。2本の帯材30,30は、互いに対向する2つの側
壁部10,10の間を底壁部11に対して一定距離隔て
て互いに平行に延びるようにして跨がっている。そし
て、輸送対象物2が、これらの帯材30,30の上に載
置された状態で残りの2本の帯材3,3によって固定さ
れている。これらの帯材3,3による固定は、バックル
4を用いて行われる。
【0027】固定用部材としての帯材3を用いた固定方
式では、従来のように緩衝材や間仕切りあるいは保護部
材などを用いる必要はない。その代わりに帯材3が必要
とされるが、この帯材3は緩衝材などに比べて他の用途
に再使用しやすく、また同一の輸送対象物2ばかりでな
く、形状や大きさの異なる他の輸送対象物2にも再使用
できる。このため、帯材3は、緩衝材などに比べて処分
する必要性に乏しい。
【0028】また、本実施形態では、底壁部11に向け
てバックル4を用いて輸送対象物2が押圧され、固定さ
れているため、従来のような緩衝材を用いる場合と比較
すれば、輸送対象物2がより強固に固定されて移動が確
実に制限される。輸送対象物2が強固に固定されれば、
輸送用容器1の側壁部10,…と輸送対象物2との間に
一定の距離を確実に確保することができるため、側壁部
10,…に作用する外力から輸送対象物2を保護するこ
とができる。
【0029】また、底壁部11に対して一定距離隔てた
状態で輸送対象物2が輸送用容器1内に収容固定されて
いるため、輸送用容器1の底壁部11から外力が作用し
たとしても、この外力が輸送対象物2に直接的に加えら
れることはないため、輸送対象物2をより有効に保護す
ることができる。
【0030】なお、本実施形態では、複数の貫通孔10
a,…,11a,…が形成された輸送用容器1について
説明したが、多少の力を作用させることによって帯材3
などの固定用部材が貫通可能なようになされるものであ
ってもよい。たとえば、壁部(側壁部10または底壁部
11)の厚みの途中にまで切れ目を入れたもの、長穴状
に切れ目を入れ、この切れ目によって囲まれる領域を取
り除かずに貫通孔を閉塞した状態としておいたものなど
である。後者の場合、貫通状とする際に切れ目によって
囲まれる領域を閉塞していた部分を完全に取り除いても
よいし、くり抜き部分の一部を輸送用容器1の壁部に付
属させたままであってもよい。例示したいずれのもの
も、多少の力を作用させることによって所望の部位のみ
が選択的に貫通状あるいは貫通孔とされるため、本実施
形態のように予め複数の貫通孔10a,…,11a,…
を形成しておく場合と比較して、壁部の剛性、すなわち
輸送用容器1の剛性が高いといった利点があり、また輸
送用容器1内へのほこりなどの進入を良好に回避するこ
とができる。
【0031】また、上記実施形態では、2本の帯材3,
3によって輸送対象物2が固定されていたが、1本の帯
材3によって、あるいは3本以上の帯材3,…によって
輸送対象物2を固定してもよく、また底壁部11ではな
く側壁部10に固定してもよい。もちろん、複数個の輸
送対象物2,…を輸送用容器1内に収容することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】輸送用容器内に輸送対象物が収容された状態を
表す全体斜視図である。
【図2】図1のV−V線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 輸送用容器 2 輸送対象物 3,30 帯材(固定用部材としての) 10 側壁部(壁部を構成する) 11 底壁部(壁部を構成する) 10a 貫通孔(側壁部の) 11a 貫通孔(底壁部の)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 25/10 B65D 85/30 - 85/48 B65D 5/50

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁部および複数の側壁部を含む壁部に
    よって収容空間が形成された容器内に輸送対象物を固定
    した構造であって、 可撓性を有する長尺状とされ、かつ上記壁部に形成され
    た異なる貫通孔または切れ目の間に跨がる第1固定用部
    材および第2固定用部材を用いた輸送対象物の固定構造
    において上記第1固定用部材が上記側壁部の間を繋ぐことにより
    上記収容空間内に上記底壁部から離間した載置部を形成
    しているとともに、この載置部に上記輸送対象物が載置
    された状態で、上記第2固定用部材により上記底壁部か
    ら離間した状態で上記底壁部に向けて 上記輸送対象物を
    押圧し、固定していることを特徴とする、輸送対象物の
    固定構造。
  2. 【請求項2】 上記輸送対象物は、上記複数の側壁部の
    いずれからも離間した状態で固定されている、請求項1
    に記載の輸送対象物の固定構造。
  3. 【請求項3】 上記第1固定用部材と上記第2固定用部
    材とは平面視において直交している、請求項1または2
    に記載の輸送対象物の固定構造。
  4. 【請求項4】 上記容器は、上記底壁部および上記複数
    の壁部に貫通孔または切れ目が複数形成されたものであ
    り、かつ、 上記載置部は、上記輸送対象物の形状および大きさに応
    じて、上記側壁部に形成された複数の貫通孔または切れ
    目から選択された少なくとも2つの貫通孔または切れ目
    の間を上記第1固定用部材を跨がらせることにより形成
    されており、 上記輸送対象物は、上記輸送対象物の形状および大きさ
    に応じて、上記底壁部に形成された複数の貫通孔または
    切れ目から選択された少なくとも2つの貫通孔または切
    れ目の間を上記第2固定用部材を跨がらせることにより
    固定されている請求項1ないし3のいずれかに記載の
    輸送対象物の固定構造
  5. 【請求項5】 底壁部および複数の側壁部を含む壁部に
    よって収容空間が形成され、この収容空間内に輸送対象
    物を固定して輸送するようになされた輸送用容器であっ
    て、上記底壁部および複数の側壁部に複数の貫通孔また
    は切れ目が形 成された輸送用容器を用いた輸送対象物
    固定方法において、 上記側壁部の複数の貫通孔または切れ目から、上記輸送
    対象物の形状および大きさに応じて適宜の貫通孔または
    切れ目を少なくとも2つ選択し、選択された貫通孔また
    は切れ目の間に、第1固定用部材を跨がせて上記収容空
    間内に上記底壁部から離間した載置部を形成した後、こ
    の載置部に上記輸送対象物を載置し、その後に上記底壁
    部の複数の貫通孔または切れ目から、上記輸送対象物の
    形状および大きさに応じて適宜の貫通孔または切れ目を
    少なくとも2つ選択し、選択された貫通孔または切れ目
    の間に第2固定用部材を跨がせ、上記底壁部から離間し
    た状態で上記底壁部に向けて上記輸送対象物を押圧し、
    固定することを特徴とする、輸送対象物固定方法。
  6. 【請求項6】 上記選択された貫通孔または切れ目に、
    上記第2固定用部材の一端部および他端部をそれぞれ挿
    通し、上記一端部と他端部とを接続して上記収容空間内
    にループを形成しつつこのループ内に上記輸送対象物を
    抱持させて上記輸送対象物を、上記複数の側壁部のいず
    れからも離間した状態で固定する、請求項5に記載の輸
    対象物固定方法。
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