JP3321462B2 - アイロン台 - Google Patents
アイロン台Info
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- JP3321462B2 JP3321462B2 JP2000289979A JP2000289979A JP3321462B2 JP 3321462 B2 JP3321462 B2 JP 3321462B2 JP 2000289979 A JP2000289979 A JP 2000289979A JP 2000289979 A JP2000289979 A JP 2000289979A JP 3321462 B2 JP3321462 B2 JP 3321462B2
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- lock
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアイロン台に関し、
更に詳しくは、支持脚をアイロン台本体の裏側へ折り畳
んだ状態から下方へ回動させて立脚状態としたときに、
自動的に支持脚を回動不能にロックするロック装置を備
えた便利なアイロン台に関する。
更に詳しくは、支持脚をアイロン台本体の裏側へ折り畳
んだ状態から下方へ回動させて立脚状態としたときに、
自動的に支持脚を回動不能にロックするロック装置を備
えた便利なアイロン台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から種々の構造のアイロン台が開発
されており、その中には、支持脚をアイロン台本体の裏
側に折り畳めるようにしたアイロン台も含まれている。
斯かるアイロン台は、支持脚を折り畳むと嵩張らないた
め、小さな収納スペースがあれば収納できるという長所
を備えている。
されており、その中には、支持脚をアイロン台本体の裏
側に折り畳めるようにしたアイロン台も含まれている。
斯かるアイロン台は、支持脚を折り畳むと嵩張らないた
め、小さな収納スペースがあれば収納できるという長所
を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
支持脚を折り畳むタイプのアイロン台には、支持脚を下
方へ回動させて立脚状態としたときに支持脚が倒れない
ようロックするロック装置のないものがあり、また、ロ
ック装置があっても、手動で支持脚をロックしなければ
ならないものや、ロックの解除操作が面倒なものや、ロ
ック装置の構造が複雑でコスト高となるものが多いとい
う問題があった。
支持脚を折り畳むタイプのアイロン台には、支持脚を下
方へ回動させて立脚状態としたときに支持脚が倒れない
ようロックするロック装置のないものがあり、また、ロ
ック装置があっても、手動で支持脚をロックしなければ
ならないものや、ロックの解除操作が面倒なものや、ロ
ック装置の構造が複雑でコスト高となるものが多いとい
う問題があった。
【0004】本発明は斯かる問題に対処すべくなされた
もので、その目的とするところは、支持脚を立脚状態に
すると自動的にロックでき、支持脚を折り畳むときには
ロックを簡単に解除できる簡単な構造のロック装置を備
えたアイロン台を提供することにある。
もので、その目的とするところは、支持脚を立脚状態に
すると自動的にロックでき、支持脚を折り畳むときには
ロックを簡単に解除できる簡単な構造のロック装置を備
えたアイロン台を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のアイロン台は、金属パイプを曲げ加工した
支持脚上端の中空横軸部をアイロン台本体の裏側の軸受
に回動可能に装着し、支持脚をアイロン台本体の裏側へ
折り畳んだ状態から下方へ回動させて立脚状態としたと
きに支持脚を回動不能にロックするロック装置を設けた
アイロン台であって、上記のロック装置は、支持脚上端
の中空横軸部に径方向に貫通固定されてピン一端部が中
空横軸部から外側へ突き出すガイドピンと、支持脚上端
の中空横軸部に形成された軸線方向に長い長孔からピン
一端部が突き出すと共にピン他端部が中空横軸部の長孔
との対向位置に形成された取付孔に抜出不能に遊挿され
て長孔の範囲内で揺動できるように取付けられたロック
ピンと、ガイドピンとロックピンとの間に張設されてロ
ックピンをガイドピンの方へ回動させるように付勢する
引張バネと、上記の軸受に周方向に形成されてガイドピ
ンの一端部及びロックピンの一端部をそれぞれ周方向に
案内するガイドピン案内溝及びロックピン案内溝と、ロ
ックピン案内溝の端部からガイドピン案内溝の方に屈曲
して形成されたロック溝とを備えたものであることを特
徴としている。
め、本発明のアイロン台は、金属パイプを曲げ加工した
支持脚上端の中空横軸部をアイロン台本体の裏側の軸受
に回動可能に装着し、支持脚をアイロン台本体の裏側へ
折り畳んだ状態から下方へ回動させて立脚状態としたと
きに支持脚を回動不能にロックするロック装置を設けた
アイロン台であって、上記のロック装置は、支持脚上端
の中空横軸部に径方向に貫通固定されてピン一端部が中
空横軸部から外側へ突き出すガイドピンと、支持脚上端
の中空横軸部に形成された軸線方向に長い長孔からピン
一端部が突き出すと共にピン他端部が中空横軸部の長孔
との対向位置に形成された取付孔に抜出不能に遊挿され
て長孔の範囲内で揺動できるように取付けられたロック
ピンと、ガイドピンとロックピンとの間に張設されてロ
ックピンをガイドピンの方へ回動させるように付勢する
引張バネと、上記の軸受に周方向に形成されてガイドピ
ンの一端部及びロックピンの一端部をそれぞれ周方向に
案内するガイドピン案内溝及びロックピン案内溝と、ロ
ックピン案内溝の端部からガイドピン案内溝の方に屈曲
して形成されたロック溝とを備えたものであることを特
徴としている。
【0006】このようなロック装置を設けたアイロン台
では、支持脚をアイロン台本体の裏側へ折り畳んだ状態
から下方へ回動させて立脚状態にすると、支持脚上端の
中空横軸部の回転に伴って、中空横軸部から突き出した
ガイドピンの一端部及びロックピンの一端部が軸受のガ
イドピン案内溝及びロックピン案内溝の内部をそれぞれ
周方向に移動し、ロックピンの一端部がロックピン案内
溝の端部に到達すると、引張バネの力でロックピンがガ
イドピンの方へ回動するため、ロックピンの一端部がロ
ック溝に嵌まり込んで周方向に移動不能となり、これに
よって支持脚は回動不能に自動的にロックされる。この
とき、ガイドピンの一端部はガイドピン案内溝によって
軸線方向の移動が阻止されるため、支持脚の中空横軸部
が軸受の軸線方向に位置ずれを生じてロックピンの一端
部がロック溝に嵌まり込まなくなったりロック溝から外
れたりすることはない。
では、支持脚をアイロン台本体の裏側へ折り畳んだ状態
から下方へ回動させて立脚状態にすると、支持脚上端の
中空横軸部の回転に伴って、中空横軸部から突き出した
ガイドピンの一端部及びロックピンの一端部が軸受のガ
イドピン案内溝及びロックピン案内溝の内部をそれぞれ
周方向に移動し、ロックピンの一端部がロックピン案内
溝の端部に到達すると、引張バネの力でロックピンがガ
イドピンの方へ回動するため、ロックピンの一端部がロ
ック溝に嵌まり込んで周方向に移動不能となり、これに
よって支持脚は回動不能に自動的にロックされる。この
とき、ガイドピンの一端部はガイドピン案内溝によって
軸線方向の移動が阻止されるため、支持脚の中空横軸部
が軸受の軸線方向に位置ずれを生じてロックピンの一端
部がロック溝に嵌まり込まなくなったりロック溝から外
れたりすることはない。
【0007】一方、ロックを解除して支持脚をアイロン
台本体の裏側へ折り畳むときは、ロックピンの突き出し
た一端部を指先でつまみ、引張バネの力に抗してロック
ピンをガイドピンから離反する方向に回動させることに
よってロックピンの一端部をロック溝から外し、この状
態で支持脚を回動させればよい。
台本体の裏側へ折り畳むときは、ロックピンの突き出し
た一端部を指先でつまみ、引張バネの力に抗してロック
ピンをガイドピンから離反する方向に回動させることに
よってロックピンの一端部をロック溝から外し、この状
態で支持脚を回動させればよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の具
体的な実施形態を詳述する。
体的な実施形態を詳述する。
【0009】図1は本発明の一実施形態に係るアイロン
台の斜視図、図2は同アイロン台を一部切欠して示す平
面図、図3は同アイロン台の正面図、図4は同アイロン
台の底面図、図5は図3のA−A線拡大断面図、図6、
図7は裏返した同アイロン台の部分斜視図であって、図
6は支持脚を折り畳んだ状態を、図7は支持脚を立てた
状態を示すものである。また、図8、図9は同アイロン
台のロック装置の拡大底面図であって、図8は支持脚を
折り畳んだときの状態を、図9は支持脚を立てたときの
状態を示すものであり、図10は図9のB−B線断面図
である。
台の斜視図、図2は同アイロン台を一部切欠して示す平
面図、図3は同アイロン台の正面図、図4は同アイロン
台の底面図、図5は図3のA−A線拡大断面図、図6、
図7は裏返した同アイロン台の部分斜視図であって、図
6は支持脚を折り畳んだ状態を、図7は支持脚を立てた
状態を示すものである。また、図8、図9は同アイロン
台のロック装置の拡大底面図であって、図8は支持脚を
折り畳んだときの状態を、図9は支持脚を立てたときの
状態を示すものであり、図10は図9のB−B線断面図
である。
【0010】このアイロン台は、図1、図3に示すよう
に、アイロン台本体1に左右一対の支持脚2,2が取付
けられたものである。支持脚2は金属パイプを台形に曲
げ加工したもので、図4〜図7に示すように、この支持
脚上端の中空横軸部2aがアイロン台本体1の裏側の軸
受3に軸受けされて回動可能に取付けられている。そし
て、支持脚2,2を図3に示すように下方に回動させて
「ハ」字状の立脚状態としたときに、支持脚2,2を回
動不能にロックするロック装置4,4がアイロン台本体
1の裏側に設けられている。
に、アイロン台本体1に左右一対の支持脚2,2が取付
けられたものである。支持脚2は金属パイプを台形に曲
げ加工したもので、図4〜図7に示すように、この支持
脚上端の中空横軸部2aがアイロン台本体1の裏側の軸
受3に軸受けされて回動可能に取付けられている。そし
て、支持脚2,2を図3に示すように下方に回動させて
「ハ」字状の立脚状態としたときに、支持脚2,2を回
動不能にロックするロック装置4,4がアイロン台本体
1の裏側に設けられている。
【0011】アイロン台本体1は砲弾形の平面形状を有
するもので、図4〜図7に示すように、2本の金属製の
フレーム材1a,1aと砲弾形に曲げ加工された金属製
の枠材1bを溶接すると共に、その上に金属製の網体1
cを溶接することによって、アイロン台本体1の骨格が
形成されている。そして、この骨格の網体1cの上にク
ッション性の良好な柔らかい繊維マット1dが重ねら
れ、その上から耐熱性の良好な布製のカバー1eが取付
けられて、アイロン台本体1が構成されている。このア
イロン台本体1の一端(図1〜図4では右端)には、金
属棒を略コ字形に曲げ加工したアイロン載置棚1fが出
没自在に取付けられている。
するもので、図4〜図7に示すように、2本の金属製の
フレーム材1a,1aと砲弾形に曲げ加工された金属製
の枠材1bを溶接すると共に、その上に金属製の網体1
cを溶接することによって、アイロン台本体1の骨格が
形成されている。そして、この骨格の網体1cの上にク
ッション性の良好な柔らかい繊維マット1dが重ねら
れ、その上から耐熱性の良好な布製のカバー1eが取付
けられて、アイロン台本体1が構成されている。このア
イロン台本体1の一端(図1〜図4では右端)には、金
属棒を略コ字形に曲げ加工したアイロン載置棚1fが出
没自在に取付けられている。
【0012】一方、上記支持脚2の中空横軸部2aに
は、図10に示すように、ガイドピン41が該横軸部2
aの径方向に貫通して固定されており、このガイドピン
41の一端部41a(図10では上端部)は中空横軸部
2aから外側へ突き出している。
は、図10に示すように、ガイドピン41が該横軸部2
aの径方向に貫通して固定されており、このガイドピン
41の一端部41a(図10では上端部)は中空横軸部
2aから外側へ突き出している。
【0013】また、この中空横軸部2aには、ガイドピ
ン41と並んでロックピン42が取付けられている。こ
のロックピン42は、ツマミを有するピン一端部42a
(図10では上端部)が、中空横軸部2aに形成された
軸線方向に長い長孔2bから外側へ突き出すと共に、径
大頭部を有するピン他端部42b(図10では下端部)
が、中空横軸部2aの上記長孔2bと対向する位置に内
側へ入り込んで形成された取付孔2cに抜出不能に遊挿
されて取付けられており、このピン他端部42bを中心
としてロックピン42が長孔2bの範囲内で揺動可能と
なっている。
ン41と並んでロックピン42が取付けられている。こ
のロックピン42は、ツマミを有するピン一端部42a
(図10では上端部)が、中空横軸部2aに形成された
軸線方向に長い長孔2bから外側へ突き出すと共に、径
大頭部を有するピン他端部42b(図10では下端部)
が、中空横軸部2aの上記長孔2bと対向する位置に内
側へ入り込んで形成された取付孔2cに抜出不能に遊挿
されて取付けられており、このピン他端部42bを中心
としてロックピン42が長孔2bの範囲内で揺動可能と
なっている。
【0014】更に、この中空横軸部2aの内部には、引
張バネ43がガイドピン41とロックピン42との間に
張設されており、この引張バネ43によってロックピン
42がガイドピン41の方へ回動するように常時付勢さ
れている。
張バネ43がガイドピン41とロックピン42との間に
張設されており、この引張バネ43によってロックピン
42がガイドピン41の方へ回動するように常時付勢さ
れている。
【0015】一方、この中空横軸部2aを受ける前記の
軸受3は、図6〜図9に示すように両側にフランジ部3
a,3aを有する略半筒状の金属製の軸受であり、アイ
ロン台本体1の2本のフレーム材1a,1a間に溶接さ
れた取付板1gに上記のフランジ部3a,3aを止具等
で固定することによって取付けられている。
軸受3は、図6〜図9に示すように両側にフランジ部3
a,3aを有する略半筒状の金属製の軸受であり、アイ
ロン台本体1の2本のフレーム材1a,1a間に溶接さ
れた取付板1gに上記のフランジ部3a,3aを止具等
で固定することによって取付けられている。
【0016】この軸受3の片側には、ガイドピン案内溝
44とロックピン案内溝45が周方向に形成されてお
り、支持脚上端の中空横軸部2aから突き出したガイド
ピンの一端部41aとロックピン42の一端部42a
が、これらの案内溝44,45の内部を移動して周方向
に案内されるようになっている。そして、ロックピン案
内溝45の突き当たりの端部からロック溝46がガイド
ピン案内溝44の方へ直角に屈曲形成されており、ロッ
クピン案内溝45の端部まで案内されたロックピンの一
端部42aが該ロック溝46に嵌まり込むようになって
いる。
44とロックピン案内溝45が周方向に形成されてお
り、支持脚上端の中空横軸部2aから突き出したガイド
ピンの一端部41aとロックピン42の一端部42a
が、これらの案内溝44,45の内部を移動して周方向
に案内されるようになっている。そして、ロックピン案
内溝45の突き当たりの端部からロック溝46がガイド
ピン案内溝44の方へ直角に屈曲形成されており、ロッ
クピン案内溝45の端部まで案内されたロックピンの一
端部42aが該ロック溝46に嵌まり込むようになって
いる。
【0017】支持脚2のロック装置4は、上述したガイ
ドピン41、ロックピン42、引張バネ43、ガイドピ
ン案内溝44、ロックピン案内溝45、ロック溝46に
よって構成されるものであり、構造が簡単であるため安
価で故障しにくく、以下のように動作して支持脚2を確
実にロックできるものである。
ドピン41、ロックピン42、引張バネ43、ガイドピ
ン案内溝44、ロックピン案内溝45、ロック溝46に
よって構成されるものであり、構造が簡単であるため安
価で故障しにくく、以下のように動作して支持脚2を確
実にロックできるものである。
【0018】即ち、支持脚2をアイロン台本体1の裏側
に折り畳んだ状態では、図6、図8に示すように、ガイ
ドピン41もロックピン42も横向きの姿勢になってお
り、これらのピン41,42の突き出した一端部41
a,42aはいずれも、ガイドピン案内溝44及びロッ
クピン案内溝45の開放側の端部に位置している。
に折り畳んだ状態では、図6、図8に示すように、ガイ
ドピン41もロックピン42も横向きの姿勢になってお
り、これらのピン41,42の突き出した一端部41
a,42aはいずれも、ガイドピン案内溝44及びロッ
クピン案内溝45の開放側の端部に位置している。
【0019】この状態から支持脚2を図3に示すように
下方に回動させて立脚状態にすると、支持脚2上端の中
空横軸部2aが図8の矢印X方向に回転し、この中空横
軸部2aの回転に伴って、中空横軸部2aから突き出し
たガイドピンの一端部41a及びロックピンの一端部4
2aが軸受3のガイドピン案内溝44及びロックピン案
内溝45の内部をそれぞれ周方向に移動して、双方の案
内溝44,45の閉鎖した端部に突き当たる。すると、
図10に示すようにロックピン42が引張バネ43の力
でガイドピン41の方へ回動するため、図7、図9に示
すようにロックピン42の一端部42aがロック溝46
に嵌まり込んで周方向に移動不能となり、これによって
支持脚2は回動不能に自動的にロックされる。このと
き、ガイドピン41の一端部41aはガイドピン案内溝
44の内部を周方向に移動するのみで、軸線方向への移
動が阻止されるため、支持脚2の中空横軸部2aが軸受
3の軸線方向に位置ずれを生じてロックピン42の一端
部42aがロック溝46に嵌まり込まなくなったりロッ
ク溝46から外れたりすることはない。
下方に回動させて立脚状態にすると、支持脚2上端の中
空横軸部2aが図8の矢印X方向に回転し、この中空横
軸部2aの回転に伴って、中空横軸部2aから突き出し
たガイドピンの一端部41a及びロックピンの一端部4
2aが軸受3のガイドピン案内溝44及びロックピン案
内溝45の内部をそれぞれ周方向に移動して、双方の案
内溝44,45の閉鎖した端部に突き当たる。すると、
図10に示すようにロックピン42が引張バネ43の力
でガイドピン41の方へ回動するため、図7、図9に示
すようにロックピン42の一端部42aがロック溝46
に嵌まり込んで周方向に移動不能となり、これによって
支持脚2は回動不能に自動的にロックされる。このと
き、ガイドピン41の一端部41aはガイドピン案内溝
44の内部を周方向に移動するのみで、軸線方向への移
動が阻止されるため、支持脚2の中空横軸部2aが軸受
3の軸線方向に位置ずれを生じてロックピン42の一端
部42aがロック溝46に嵌まり込まなくなったりロッ
ク溝46から外れたりすることはない。
【0020】一方、ロックを解除して支持脚2をアイロ
ン台本体1の裏側へ折り畳む場合は、ロックピン42の
突き出した一端部42aのツマミを指先で摘まみ、引張
バネ43の力に抗してロックピン42をガイドピン41
から離反する方向に回動させることによってロックピン
の一端部42aをロック溝46から外し、その状態で支
持脚2を回動させればよいので、操作が極めて簡単であ
る。
ン台本体1の裏側へ折り畳む場合は、ロックピン42の
突き出した一端部42aのツマミを指先で摘まみ、引張
バネ43の力に抗してロックピン42をガイドピン41
から離反する方向に回動させることによってロックピン
の一端部42aをロック溝46から外し、その状態で支
持脚2を回動させればよいので、操作が極めて簡単であ
る。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のアイロン台は、支持脚を折り畳んだ状態から下方へ回
動させて立脚状態にすると自動的に支持脚を回転不能に
ロックすることができ、しかも、支持脚を折り畳むとき
のロック解除の操作が簡単であり、また、ロック装置の
構造が簡単であるため故障し難くコストの低減を図るこ
ともできる、といった顕著な効果を奏する。
のアイロン台は、支持脚を折り畳んだ状態から下方へ回
動させて立脚状態にすると自動的に支持脚を回転不能に
ロックすることができ、しかも、支持脚を折り畳むとき
のロック解除の操作が簡単であり、また、ロック装置の
構造が簡単であるため故障し難くコストの低減を図るこ
ともできる、といった顕著な効果を奏する。
【図1】本発明の一実施形態に係るアイロン台の斜視図
である。
である。
【図2】同アイロン台を一部切り欠いて示す平面図であ
る。
る。
【図3】同アイロン台の正面図である。
【図4】同アイロン台の底面図である。
【図5】図3のA−A線拡大断面図である。
【図6】裏返した同アイロン台の部分斜視図であって、
支持脚を折り畳んだ状態を示すものである。
支持脚を折り畳んだ状態を示すものである。
【図7】裏返した同アイロン台の部分斜視図であって、
支持脚を立てた状態を示すものである。
支持脚を立てた状態を示すものである。
【図8】同アイロン台のロック装置の拡大底面図であっ
て、支持脚を折り畳んだときの状態を示すものである。
て、支持脚を折り畳んだときの状態を示すものである。
【図9】同アイロン台のロック装置の拡大底面図であっ
て、支持脚を立てたときの状態を示すものである。
て、支持脚を立てたときの状態を示すものである。
【図10】図9のB−B線断面図である。
1 アイロン台本体 2 支持脚 2a 支持脚上端の中空横軸部 2b 長孔 2c 取付孔 3 軸受 4 ロック装置 41 ガイドピン 41a ガイドピンの一端部 42 ロックピン 42a ロックピンの一端部 42b ロックピンの他端部 43 引張バネ 44 ガイドピン案内溝 45 ロックピン案内溝 46 ロック溝
Claims (1)
- 【請求項1】金属パイプを曲げ加工した支持脚上端の中
空横軸部をアイロン台本体の裏側の軸受に回動可能に装
着し、支持脚をアイロン台本体の裏側へ折り畳んだ状態
から下方へ回動させて立脚状態としたときに支持脚を回
動不能にロックするロック装置を設けたアイロン台であ
って、 上記のロック装置は、支持脚上端の中空横軸部に径方向
に貫通固定されてピン一端部が中空横軸部から外側へ突
き出すガイドピンと、支持脚上端の中空横軸部に形成さ
れた軸線方向に長い長孔からピン一端部が突き出すと共
にピン他端部が中空横軸部の長孔との対向位置に形成さ
れた取付孔に抜出不能に遊挿されて長孔の範囲内で揺動
できるように取付けられたロックピンと、ガイドピンと
ロックピンとの間に張設されてロックピンをガイドピン
の方へ回動させるように付勢する引張バネと、上記の軸
受に周方向に形成されてガイドピンの一端部及びロック
ピンの一端部をそれぞれ周方向に案内するガイドピン案
内溝及びロックピン案内溝と、ロックピン案内溝の端部
からガイドピン案内溝の方に屈曲して形成されたロック
溝とを備えたものであることを特徴とするアイロン台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000289979A JP3321462B2 (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | アイロン台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000289979A JP3321462B2 (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | アイロン台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002095898A JP2002095898A (ja) | 2002-04-02 |
JP3321462B2 true JP3321462B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=18773277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000289979A Expired - Fee Related JP3321462B2 (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | アイロン台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3321462B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109137436B (zh) * | 2018-09-29 | 2023-11-28 | 浙江华光电器集团有限公司 | 一种便携翻转的熨烫板组件及挂烫机 |
-
2000
- 2000-09-25 JP JP2000289979A patent/JP3321462B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002095898A (ja) | 2002-04-02 |
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