JPS6132507Y2 - - Google Patents

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JPS6132507Y2
JPS6132507Y2 JP1978058445U JP5844578U JPS6132507Y2 JP S6132507 Y2 JPS6132507 Y2 JP S6132507Y2 JP 1978058445 U JP1978058445 U JP 1978058445U JP 5844578 U JP5844578 U JP 5844578U JP S6132507 Y2 JPS6132507 Y2 JP S6132507Y2
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JP
Japan
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locking plate
plate
passageway
locking
support rod
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JP1978058445U
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JPS54161707U (ja
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、支杆頂部の摺動により脚を起倒す
る家具用折りたたみ脚のロツク装置に関するもの
で、脚を引き起こすだけで支杆頂部が自動的にロ
ツクされるのは勿論、特に起立した脚はがたを生
ずることが全くなく、極めて安定性が良く、堅牢
で、また脚のみを押し倒そうとしても微動だにし
ないにもかかわらず、極めて小さな力で容易にロ
ツクを解くことができ、容易に折りたたむことが
できるもので、すなわち細長板8の両端を折り曲
げて前方の受部10、後方の受部11および通過
路9を形成し、通過路9の後端の深さを支杆頂部
2の断面径と略等しく形成し、また薄板製の係止
板3を凸弧状の排除斜縁5およびこれに連なる凸
弧状の係止急斜縁6とを有する〓状に形成し、こ
の係止板3の下方かつ後方へハンドルレバー23
を一体的に形成し、しかもハンドルレバー23の
端部を係止板3と同方向へ膨出し、さらに通過路
9外に取付けた回動軸4へ係止板3の前方を回動
自在に設け、またコイルバネ7により係止板3を
常時は通過路9の上方まで突出させ、しかもコイ
ルバネ7により脚1起立時には係止急斜縁6を介
して支杆頂部2を後方の受部11側へ押付けると
ともにハンドルレバー23の膨出した端部を天板
24側へ押圧し、ハンドルレバー23の引下げ時
には係止板3全体を通過路9内より没し、また支
杆頂部2をコ字状に形成するとともに細長板8の
幅と略等しい幅に形成し、鉄板製の取付部17を
後方の受部11へ設けるとともに係止板3の上方
へ位置させることを特徴とするものである。
従来より、テーブル、机、椅子等の家具にあつ
ては、折りたたみ脚を取付けたものが多種知られ
ている。特に近時は、天板の裏面へ脚を回動自在
に設け、この脚の途中へ支杆先端を回動自在に設
け、支杆の頂部を天板の裏面へ摺動させることに
より脚を起倒可能とし、しかも脚の起立状態を保
持するために支杆頂部をロツクする装置を備えた
ものが開発されている。しかし、この種のものは
いずれもロツク装置の構造が脆弱で、大きな荷重
に対して耐久性がなく、かつ複雑で部品が多く、
高くつき、しかも脚を倒すにあたりロツクを解除
する場合、大きな力を必要とするとともに操作し
ずらく、しかも脚起立時にがたを生じやすく、完
全にロツクすることができないものである。
この考案は、これらの欠点を解消するとともに
からに他の効果を発揮できるもので、次に一実施
例の構造を詳細に説明すれ、鉄板製の細長板8の
両端を上方へ折り曲げて支杆頂部2の通過路9お
よび支杆頂部2の受部10,11を形成し、しか
も通過路9の深さを支杆頂部2の断面径と略等し
くし、前方の受部10をさらに外方へ折り曲げ、
かつ延長して水平状の取付部12を形成し、また
後方の受部11の直前へ細長孔を切欠いて係止板
挿通孔13を形成するとともにこの係止板挿通孔
13の両側へ凹陥部を設けて軸受14,14を形
成し、さらに回動軸4を巻装固着するとともに係
止板挿通溝15を有する鉄板16を受部11へ添
接かつ固着し、この鉄板16をさらに内方へ折り
曲げかつ延長して水平状の取付部17を形成し、
取付部12,17へは木ネジ用孔18,18・・
を穿ち、回動軸4を鉄板16の巻装部16′とと
もに軸受14,14へ固定し、一方薄板状鉄板を
もつて製した係止板3の前方位置に回動軸4への
挿通孔19を穿ち、この係止板3の形状を、図示
のように凸弧状の排除斜縁5およびこれに連なる
凸弧状の係止急斜縁6とを有する〓状に形成し、
この係止板3の角部へバネ端係止部20を刻設
し、しかも後方へ指孔21を穿つとともにゴムカ
バー22を被覆した輪状の膨出端部を有するハン
ドルレバー23を係止板3の下方かつ後方へ一体
的に形成し、前記膨出端部を係止板3と同方向へ
向け、挿通孔19を回動軸4へ回動自在に外挿し
てこの係止板3を受部11の直前に位置する係止
板挿通孔13、係止板挿通溝15より通過路9内
へ挿通し、また回動軸4へコイルバネ7を巻装
し、図示のようにこのコイルバネ7の一端を軸受
14の底面角部14′へ係止し、他端をバネ端係
止部20に係止し、このバネ7の弾力により係止
板3を常時、通過路9上方まで突出させ、係止板
3の頂部3′を天板24の裏面側に取付けられる
取付部17の表面へ近接させるとともにバネ7の
弾力により係止急斜縁6を介して、脚1起立時に
存在する支杆頂部2を受部11側へ押付け、しか
もバネ7の弾力によりハンドルレバー23の膨出
端部を天板24裏面側へ押圧し、さらに受部10
のやや手前に孔25を穿ち、この孔25へ合成樹
脂のような軟質材から成る当たり止め26を嵌合
固定し、その頭部26′を通過路9内へ臨ませる
ものである。一方、天板24裏面の略両端へ1対
のコ字状の脚1,1を受具27,27により回動
自在に取付け、各八字状の支杆2′の先端2″,
2″を脚1の中途へ回動自在に取付け、細長板8
の幅と略等しい幅に形成したコ字状の支杆頂部2
を通過路9を摺動自在に置き、木ネジ用孔18,
18・・・より木ネジ28,28・・・を挿通か
つ天板24裏面へ螺着して本ロツク装置を1対、
脚1,1の内方へ固定するものである。
次にこの考案装置の使用法および作用を説明す
れば、まず第1図右側に示すように折りたたまれ
ている脚1を握持し、矢印方向へ回動すれば、支
杆頂部2は、当たり止め26の頭部26′を押圧
した後、通過路9内を第2図で示す矢印方向へ摺
動する。続いて摺動した支杆頂部2は通過路9内
に突出している係止板3の排除斜縁5を押し倒し
て行き、第3図および第5図鎖線で示すように係
止板3を通過路9内から排除して行く。つまり係
止板3はコイルバネ7の弾性に抗して回動軸4を
中心に第2〜5図における時計方向に回動され、
通過路9より没し、係止板挿通孔13、係止板挿
通溝15より下方へ脱するものである。次に支杆
頂部2が係止板3を通過すると収縮状態のコイル
バネ7が伸長しはじめ、係止板3は回動軸4を中
心に反時計方向へ自動的に回動し、第4図で示す
ように係止板3は再び通過路9内に突出し、ここ
に支杆頂部2は第4,5図で示すようにその後周
面を受部11で係止され、その前周面一部を係止
急斜縁6により係止されるとともにコイルバネ7
により受部11側へ押付けられ、脚1は、第1図
左側に示すように起立するものである。次に脚1
を折りたたむには、まず指孔21へ指を掛け、ハ
ンドルレバー23を第4図、第5図における時計
方向へ回動させる。ここに係止板3は第5図鎖線
で示すようにコイルバネ7の弾性に抗して時計方
向に回動し、通過路9、係止板挿通孔13、係止
板挿通溝15より没する。そこで脚1を前方へ回
動伏倒させれば、支杆頂部2は、通過路9内を摺
動し、当たり止め26の頂部26′を押圧した
後、受部10内へ係止され、脚1は折りたたまれ
るものである。なお、支杆頂部2の通過後にハン
ドルレバー23を離せだば、係止板3はバネ圧に
より第5図鎖線状態から実線状態へ直ちに戻るも
のである。また折りたたまれた状態では、支杆頂
部2はその前方を受部10により、その後方を当
たり止め26により係止され、がたつくことがな
いものである。
このように、この考案装置は、回動軸へ係止板
の前方を回動自在に設け、係止板を排除斜縁およ
びこれに連なる係止急斜縁とを有する〓状に形成
し、しかもコイルバネにより係止板を常時は通過
路内へ突出させて脚起立時の支杆頂部を係止する
から、脚を起立させる際には支杆頂部が排除斜縁
を自動的に押し下げて行くことができるのは勿
論、支杆頂部の通過後は係止板が自動的にしかも
瞬時に突出し、支杆頂部をロツクすることがで
き、またハンドルレバーの引下げにより係止板が
通過路より没するので、極めて簡単な操作で脚を
折りたたむことができ、これまでの従来品よりも
便利であるのは勿論、部品数が極めて少なくてす
むものである。
特にこの考案装置は、後方へハンドルレバーを
一体的に形成した係止板の前方を回動軸へ回動自
在に設けるので、極めて小さい力で、軽くレバー
を引き下げることができ、支杆のロツク解除が容
易であり、しかもハンドルレバーは係止板の後方
へ位置するから、当該装置を家具の天板へ取付け
た時にレバーは天板の外端縁より近くなり、操作
がしやすく、係止板とハンドルレバーは薄板によ
る一体製であるから、安価に大量生産することが
でき、また通過路外へ取付けた回動軸へ係止板の
前方を取付け、ハンドルレバーの引下げ時に係止
板全体を通過路内より完全に没させるので、支杆
頂部は何の支障もなく通過することができ、同時
に通過路の後端の深さを支杆頂部の断面径と略等
しくするので、支杆頂部を通過路内へ嵌挿するこ
とができ、その結果支杆にがたを生ずることがな
く、ひいては脚を安定良く確実に起立させること
ができ、さらにコイルバネにより常時は係止板を
通過路内へ突出させるのみならず、ハンドルレバ
ーの膨出端部を天板裏面へ押し付けるから、何等
かの荷重がかかつても支杆頂部は前方へ移動する
ことができず、支杆は微動だにせず、完全にロツ
クされるものである。
また、係止急斜縁を凸弧状にするので、回動軸
より後部上方という極めて大きい係止力を発揮で
きる位置で支杆頂部と接触することができるとと
もに、排除斜縁も凸弧状にしたことと相俟つて係
止板の出没の際に極めてスムーズに係止板を回動
することができるものである。
また鉄板製の取付部を後方の受部へ設けるとと
もに係止板の上方へ位置させるので、天板に荷重
がかかつたりして鉄製の係止板3の頂部3′と接
触しても、さらに支杆頂部が通過の際接触しても
直接天板裏面に接触するのと比較して傷つくこと
が少なくてすむとともに特に堅牢性を必要とする
後方受部の強度も大となり、さらに支杆頂部2を
コ字状にし、このコ字状部の幅を細長板8の幅と
略等しく形成するので、脚の起立状態時に、支杆
および脚が横揺れすることがなく安定性が良く、
その結果、支杆の長さも短かくてすむのである。
なお、文中、前方とは本考案装置を取付けた状態
における内方であり、後方とは外方である。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案装置の一実施例を示すもので、第
1図はこの考案装置をテーブルの天板裏面へ取付
けた状態の斜視図、第2図、第3図および第4図
はこの考案装置の動作説明図、第5図は天板へ取
付けた断面図である。 1……脚、2……支杆頂部、3……係止板、4
……回動軸、5……排除斜縁、6……係止急斜
縁、7……コイルバネ、8……細長板、9……通
過路、10,11……受部、23……ハンドルレ
バー、24……天板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 細長板8の両端を折り曲げて前方の受部10、
    後方の受部11および通過路9を形成し、通過路
    9の後端の深さを支杆頂部2の断面径と略等しく
    形成し、また薄板製の係止板3を凸弧状の排除斜
    縁5およびこれに連なる凸弧状の係止急斜縁6と
    を有する〓状に形成し、この係止板3の下方かつ
    後方へハンドルレバー23を一体的に形成し、し
    かもハンドルレバー23の端部を係止板3と同方
    向へ膨出し、さらに通過路9外に取付けた回動軸
    4へ係止板3の前方を回動自在に設け、またコイ
    ルバネ7により係止板3を常時は通過路9の上方
    まで突出させ、しかもコイルバネ7により脚1起
    立時には係止急斜縁6を介して支杆頂部2を後方
    の受部11側へ押付けるとともにハンドルレバー
    23の膨出した端部を天板24側へ押圧し、ハン
    ドルレバー23の引下げ時には係止板3全体を通
    過路9内より没し、また支杆頂部2をコ字状に形
    成するとともに細長板8の幅と略等しい幅に形成
    し、鉄板製の取付部17を後方の受部11へ設け
    るとともに係止板3の上方へ位置させることを特
    徴とする家具用折りたたみ脚のロツク装置。
JP1978058445U 1978-04-28 1978-04-28 Expired JPS6132507Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978058445U JPS6132507Y2 (ja) 1978-04-28 1978-04-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978058445U JPS6132507Y2 (ja) 1978-04-28 1978-04-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54161707U JPS54161707U (ja) 1979-11-12
JPS6132507Y2 true JPS6132507Y2 (ja) 1986-09-22

Family

ID=28957271

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JP1978058445U Expired JPS6132507Y2 (ja) 1978-04-28 1978-04-28

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103783817A (zh) * 2012-10-29 2014-05-14 郑雪峰 折叠野餐桌

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4658372B2 (ja) * 2001-05-09 2011-03-23 マスセット株式会社 折畳み式テーブル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4922727U (ja) * 1972-05-17 1974-02-26

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