JP3321253B2 - 構造部材用連結機構 - Google Patents

構造部材用連結機構

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JP3321253B2 JP16823593A JP16823593A JP3321253B2 JP 3321253 B2 JP3321253 B2 JP 3321253B2 JP 16823593 A JP16823593 A JP 16823593A JP 16823593 A JP16823593 A JP 16823593A JP 3321253 B2 JP3321253 B2 JP 3321253B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、略同一構成からなる構
造部材を組み立てて構造体を構築する際、前記構造部材
同士を簡便に連結することが可能な構造部材用連結機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、略長尺状の柱状体からなる
構造部材の凹部内にモータ等の駆動手段、並びに前記駆
動手段の作用下に変位する移動部材が収納されたアクチ
ュエータおよびその構造体を提案している(特願平3−
229185号、特願平3−360632号、特願平3
−360633号、並びに特願平3−360634
号)。なお、前記提案では、アクチュエータの外枠を構
成するものと、単に柱状の長尺な部材との両者を含む概
念として「構造部材」を使用しており、以下においても
同様な概念で使用するものとする。
【0003】前記提案では、略同一形状に形成された複
数の構造部材を連結機構を介して組み立てることによ
り、所望の機能を有する構造体を構成することができ
る。
【0004】この場合、前記連結機構の一例として、図
26に示すようなボルト部材2を用いて連結する技術的
思想を開示している。すなわち、前記ボルト部材2の一
端側を構造部材4の長手方向に画成された孔部6に挿入
し、前記ボルト部材2の他端側に設けられた頭部8を他
の構造部材4aの溝部10に遊嵌する。このような状態
において、プレート12を介してねじ部材14の先端部
16がボルト部材2の略中央部の切欠部の傾斜面18に
当接するように該ねじ部材14をねじ込む。前記先端部
16はテーパ状に形成され、ねじ部材14がねじ込まれ
ることにより傾斜面18を押圧してボルト部材2を矢印
A方向に変位させる。従って、前記ボルト部材2が矢印
A方向に変位することにより、該ボルト部材2の頭部8
が他方の構造部材4aの内壁面を矢印A方向に引張する
力が作用し、この結果、構造部材4、4a同士を略直角
方向に連結固定することができる(図27参照)。な
お、参照符号19は、ばね部材を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記提案に
関連してなされたものであって、構造部材の長手方向に
画成された溝部を介して構造部材同士を略直線状、ある
いは略直角状に連結固定することにより、簡便に構造体
を構築することが可能な構造部材用連結機構を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、略同一に形成された長尺状の構造部材
の少なくとも一側面にその長手方向に沿って溝部が画成
され、前記溝部を介して構造部材を互いに連結する構造
部材用連結機構であって、前記連結機構は、一方の構造
部材の溝部に連通した装着用凹部内に回動自在に挿入さ
れ、前記凹部の内壁面と係合する一対の爪片と略円形状
の偏心する孔部とを有する第1の係合部材と、他方の構
造部材の溝部に連通した装着用凹部内に頭部が装着さ
れ、前記頭部と反対側の他端部に前記偏心する孔部と係
合する膨出部が形成された第2の係合部材と、を備える
ことを特徴とする。
【0007】また、本発明は、構造部材間に介装部材が
連結され、前記介装部材は、構造部材に画成された通路
に連通する連通路を有するとともに、前記連通路に連通
し、且つ構造部材の軸心と略直交する方向に画成された
通路を有することを特徴とする。
【0008】さらに、本発明は、略同一に形成された長
尺状の構造部材の少なくとも一側面にその長手方向に沿
って溝部が画成され、前記溝部を介して構造部材を互い
に連結する構造部材用連結機構であって、前記連結機構
は、一方の構造部材の溝部に連通した装着用凹部内に回
動自在に挿入され、前記凹部の内壁面と係合する一対の
爪片と略円形状の偏心する孔部とを有する第1の係合部
材と、他方の構造部材の溝部に装着される頭部を有し、
前記頭部と反対側の他端部に前記偏心する孔部と係合す
る膨出部が形成された第2の係合部材と、を備えること
を特徴とする。
【0009】さらにまた、本発明は、略同一に形成され
た長尺状の構造部材の少なくとも一側面にその長手方向
に沿って溝部が画成され、前記溝部を介して構造部材を
互いに連結する構造部材用連結機構であって、前記連結
機構は、一方の構造部材の溝部に連通した装着用凹部内
に回動自在に挿入され、前記凹部の内壁面と係合する一
対の爪片と略中心部に画成された孔部とを有する第1の
係合部材と、前記第1係合部材の孔部に螺入され、先端
に縮径するテーパ面が形成されたねじ部材と、他方の構
造部材の溝部に装着される頭部を有し、前記頭部と反対
側の他端部に前記ねじ部材のテーパ面が当接するテーパ
状の凹部が画成された第2の係合部材と、を備えること
を特徴とする。
【0010】さらにまた、本発明は、略同一に形成され
た長尺状の構造部材の少なくとも一側面にその長手方向
に沿って溝部が画成され、前記溝部を介して構造部材を
互いに連結する構造部材用連結機構であって、前記連結
機構は、一方の構造部材の溝部に装着される頭部と前記
頭部と反対側の他端部にテーパ部とが一体的に形成さ
れ、前記テーパ部は貫通する孔部を有するとともに、対
向する前記溝部に連通した夫々の装着用凹部内に装着さ
れる一対の係合部材と、前記一対の係合部材のテーパ部
の間に介装され、前記テーパ部に係合するテーパ面が両
端部に形成され、貫通する孔部が画成されたスリーブ部
材と、前記一対の係合部材のテーパ部並びにスリーブ部
材を貫通するボルト部材と、を備えることを特徴とす
る。
【0011】
【作用】上記の本発明に係る構造部材用連結機構では、
一方の構造部材の溝部に連通した装着用凹部内に第1係
合部材を回動自在に挿入する。この結果、第1係合部材
は、前記装着用凹部内に保持される。続いて、第1係合
部材の略円形状の孔部の内壁面と、第2係合部材の膨出
部とを係合させながら、他方の構造部材の溝部に連通し
た装着用凹部内に第2係合部材の頭部を装着する。次
に、第1係合部材を所定の方向に回動させることによ
り、一対の爪片が前記凹部内に当接して保持固定され
る。その際、偏心した孔部の内壁面が膨出部を押圧し、
第2係合部材が第1係合部材側に引張されて保持され
る。このようにして、構造部材同士を略直線状に連結固
定することができる。
【0012】また、前記直線状に連結された構造部材間
に介装部材を介装することにより、前記介装部材に画成
された通路を介して構造部材間を連通する連通路が分岐
される。
【0013】さらに、本発明に係る他の構造部材用連結
機構では、一方の構造部材の溝部に頭部を挿入し、該溝
部内に第2係合手段を保持させる。続いて、第1係合部
材の略円形状の孔部の内壁面と、第2係合部材の膨出部
とを係合させながら、他方の構造部材の溝部に連通した
装着用凹部内に第1係合部材を回動自在に挿入する。こ
の場合、前記第1係合部材は、前記装着用凹部内に保持
される。次に、第1係合部材を所定の方向に回動させる
ことにより、一対の爪片が前記凹部内に当接して保持固
定される。その際、偏心した孔部の内壁面が膨出部を押
圧し、第2係合部材が第1係合部材側に引張されて保持
される。このようにして、構造部材同士を略直交する方
向で連結固定することができる。
【0014】さらにまた、本発明に係る他の構造部材用
連結機構では、一方の構造部材の溝部に頭部を挿入し、
該溝部内に第2係合手段を保持させる。続いて、前記第
2係合部材のテーパ状の凹部が画成された部位を他方の
構造部材の溝部に挿入するとともに、他方の構造部材の
溝部に連通した装着用凹部内に第1係合部材を回動自在
に挿入する。この場合、前記第1係合部材は、前記装着
用凹部内に保持される。次に、第1係合部材の略中心部
に画成された孔部にねじ部材を螺入する。前記ねじ部材
のねじ込み量が増加することにより、該ねじ部材先端の
テーパ面が第2係合部材のテーパ状の凹部の傾斜面を押
圧する。この結果、第2係合部材は、第1係合部材側に
引張されて保持される。このようにして、構造部材同士
を略直交する方向で連結固定することができる。
【0015】さらにまた、本発明に係る他の構造部材用
連結機構では、一方の構造部材の溝部に頭部を挿入し、
該溝部内に所定距離離間して一対の係合手段を保持させ
る。続いて、他方の構造部材内に嵌入されたスリーブ部
材の両端部を係合部材の夫々のテーパ部間に介装し、前
記一対のテーパ部並びにスリーブ部材を貫通するボルト
部材を挿入してねじ込む。この結果、前記スリーブ部材
の両端部に形成されたテーパ面に沿って、夫々の係合部
材のテーパ部が引き込まれ、一方の構造部材が他方の構
造部材側に引張されて保持される。このようにして、構
造部材同士を略直交する方向で連結固定することができ
る。
【0016】
【実施例】次に、本発明に係る構造部材用連結機構につ
いて好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の第1実施例に係る構造部
材用連結機構を適用して構造部材同士を連結した状態を
示す斜視図、図2は、図1に示した構造部材用連結機構
の分解斜視図、図3は、図1の平面図、図4は、図3の
IV−IV線に沿った縦断面図である。
【0018】図1に示すように、構造部材20、20a
(以下、とくに両者の構造部材を区別する必要がないた
め、一方の構造部材20に基づいてその構成を説明す
る)は夫々略同一且つ長尺な柱状体に形成され、前記構
造部材20の夫々の外側面には略同一且つ断面略T字状
の溝部22が長手方向に沿って画成されている。
【0019】前記溝部22の入口部位には該溝部22に
沿ってv字溝24が画成され、前記v字溝24と断面略
コの字状のカバー部材26の側面部に形成された突起部
28とが係合することにより該カバー部材26が溝部2
2に装着される(図21参照)。前記溝部22の内壁面
は、入口部位から軸心と直交する方向に拡開する拡幅部
27が形成され、前記拡幅部27から内側に縮閉して平
坦な底面部29が形成されている。なお、前記構造部材
20、20aの端部に近接する部位には、図2に示すよ
うな第1係合部材30または第2係合部材32を装着す
るための略円形状の凹部34、34a(装着用凹部)が
画成されている。
【0020】さらに、前記構造部材20には、軸心に沿
って貫通する大径の第1通路36と、四隅角部に近接し
長手方向に向かって貫通する小径の第2通路38a〜3
8dと、前記大径の第1通路36と小径の第2通路38
a〜38dとの間に位置し長手方向に向かって貫通する
第3通路40a〜40dとが画成されている。なお、以
下に示す実施例において、構造部材20、20aは略同
一に構成されるため、同一の参照符号を付しその詳細な
説明を省略する。
【0021】次に、構造部材20、20aの連結機構
は、図2に示すように、断面略円形状の円板部42の外
周に略三角形状の一対の爪片44が180°離間して一
体的に形成された第1係合部材30と、円板状に形成さ
れた頭部46に角柱状の棒部48が一体的に形成された
第2係合部材32とから構成される。
【0022】前記第1係合部材30の略中心部には正六
角形状の孔部50が画成され、その裏面には前記孔部5
0の中心から偏心する略円形状の孔部52が画成されて
いる。従って、前記孔部52の内壁面と外壁面との厚さ
は、該孔部52が偏心していることから肉薄の部位から
徐々に肉厚の部位に変化して形成されている。第2係合
部材32の頭部46に対向する端部には、膨出して前記
孔部52の湾曲する内壁面に当接する曲面部が形成され
た膨出部54が設けられている。なお、前記構造部材2
0、20aおよび第1、第2係合部材30、32は、好
適には金属製の材料で形成される。
【0023】第1実施例に係る構造部材用連結機構は、
基本的には以上のように構成されるものであり、次にそ
の作用効果について説明する。
【0024】先ず、一方の構造部材20aの溝部22に
画成された略円形状の凹部34a並びに溝部22に沿っ
て第2係合部材32を挿入する。前記略円形状の凹部3
4aに第2係合部材32の頭部46が面一に装着される
ことにより、前記第2係合部材32は構造部材20aの
溝部22内に保持される。この場合、溝部22の底面部
29に第2係合部材32の底面部を当接させることによ
り、前記第2係合部材32の上面部は構造部材20aの
上面部と面一の状態となる。従って、第2係合部材32
は、構造部材20aから突出することなく溝部22内に
装着されることから、構造部材を組み立てた際に障害と
なるものがなくスペースの有効利用を図ることができ
る。
【0025】続いて、前記構造部材20aと略直線状の
位置に配置された他の構造部材20の端部を近接させ、
前記第2係合部材32の膨出部54と略円形状の孔部5
2の内壁面とを係合させながら、他の構造部材20の溝
部22に連通した略円形状の凹部34に沿って第1係合
部材30を挿入する。前記第1係合部材30は、略円形
状の凹部34内に面一に保持される。この場合、前記第
2係合部材32の端部に設けられた膨出部54の曲面部
に対し、第1係合部材30の裏面の内壁面を係合させる
とともに、該第1係合部材30の外周面に設けられた一
対の爪片44が溝部22の長手方向に沿うように挿入す
る。
【0026】このようにして第1係合部材30を凹部3
4内に挿入した後、例えば、六角レンチ等の工具の先端
部を前記第1係合部材30の孔部50内に嵌入して矢印
方向に所定角度回動させる。そして、凹部34内の拡幅
部27に爪片44が当接するに至るまで第1係合部材3
0を回動させることにより、膨出部54の曲面部と係合
する外周面の厚さが肉薄から肉厚の状態へと変化する。
このため、第2係合部材32を矢印X方向に引張する力
が作用して該第2係合部材32が矢印X方向に変位す
る。この場合、第1係合部材30の円板部42が構造部
材20の略円形状の凹部34内に保持されているため、
爪片44を簡便に回動させることができる。
【0027】このようにして、第1係合部材30の一対
の爪片44が溝部22の拡幅部27に当接することによ
り、前記第1係合部材30を構造部材20の溝部22内
に保持固定することが可能となる。
【0028】この結果、第1係合部材30と第2係合部
材32とが係合して構造部材20、20a同士を強固に
連結することができる。なお、連結機構は、図4に示す
ように、構造部材20、20aの対向する2側面に装着
してもよいし、あるいは、3側面、4側面に設けること
により、より一層強固に構造部材20、20aを連結し
て剛性を増すことができる。加えて、この連結機構は4
箇所の側面部に画成された溝部22を利用して構造部材
20、20aを連結することから、4側面の内の所望の
側面を選択して第1、第2係合部材30、32を装着す
ることができる。従って、構造部材20が設置された環
境により、連結機構を装着する側面が制限される場合で
あっても、制限されていない他の側面に連結機構を装着
することにより、簡便に構造部材20、20aを連結す
ることが可能となる。
【0029】図5は、前記連結機構を介して構造部材2
0、20a同士を連結固定した後、第1通路36並びに
第2通路38a〜38dに連通する種々の管継手56、
58、60、62、64を接続した状態を示す斜視図で
ある。この場合、L字型管継手60および管継手62を
接続するためには、前記管継手60、62の口径に対応
する直径の孔部(図示せず)を溝部22の底面部29の
所定の位置に穿設する。また、同様に管継手64を接続
する場合には、構造部材20aの側面部に孔部を穿設す
ればよい。
【0030】次に、図6は、図5に示す構造部材の連結
部位間に介装部材66を介装した状態を示す斜視図であ
る。図7に示すように、この介装部材66は略H字状の
ブロック体68からなり、略中心部には前記第1通路3
6に連通する第1貫通孔70が画成され、四隅角部に近
接する部位には前記第2通路38a〜38dに連通する
管体72a〜72dが側面部から突出して設けられる。
前記管体72a〜72dの管路はブロック体68の一方
の側面から他方の側面側に貫通して形成され、前記管体
72a〜72dは他方側の側面部から突出して設けられ
ている。また、側面部には前記第2係合部材32の棒部
48が装着される略矩形状の凹部74が画成されてい
る。
【0031】さらに、前記第1貫通孔70の軸心方向に
直交し且つ連通する第2貫通孔76が側面部に画成され
ている。前記第2貫通孔76は前記第1貫通孔70に連
通する部位から縮径する貫通孔76aを含む。前記第2
貫通孔76の入口にはねじ部が刻設され、例えば、管継
手を螺入することにより簡便に接続することができる。
なお、前記第1貫通孔70並びに管体72a〜72dに
は、構造部材20と気密に連結するために、環状溝に装
着されるシール部材78、79が設けられている。
【0032】前記介装部材66を構造部材20、20a
間に連結する場合、第1および第2係合部材30、32
を装着する前に、予め構造部材20、20aの端部間に
介装部材66を配置して、夫々の構造部材20、20a
の第2通路38a〜38dに両方の構造部材20、20
aの端部側に突出して形成された管体72a〜72dを
嵌入させて連結する。この結果、夫々の構造部材20、
20aの第1通路36は第1貫通孔70を介して連通さ
れるとともに、前記構造部材20、20aの軸心に沿っ
て画成される連通路は第1貫通孔70に直交する第2貫
通孔76、76aに連通する。なお、第1係合部材30
および第2係合部材32の装着の仕方については前述し
た通りであるのでその詳細な説明を省略する。
【0033】次に、第2の実施例に係る構造部材用連結
機構を図10〜図14に示す。なお、以下に示す実施例
において、前記第1実施例と同一の構成要素については
同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0034】この連結機構が前記第1実施例に係る連結
機構と異なる点は、第2係合部材80に略T字状に形成
された頭部82が設けられている点であり(図10参
照)、構造部材20、20a同士を略直交して連結する
場合に用いられる(図11参照)。なお、第1係合部材
30は、第1実施例と略同一に構成されている。
【0035】構造部材20、20a同士を連結するに際
しては、一方の構造部材20aの端部側から溝部22に
沿って第2係合部材80の頭部82を挿入する。あるい
は、前記溝部22の長手方向に沿って前記頭部82を挿
入した後、頭部82を約90°回転させて溝部22に装
着してもよい。そして、前記第2係合部材80の端部に
形成された膨出部54の曲面部に、第1係合部材30の
略円形状の孔部52の内壁面が係合するように、第1係
合部材30を溝部22に挿入する。この場合、溝部22
に設けられた略円形状の凹部34内に第1係合部材30
が保持される。また、前記第1係合部材30の一対の爪
片44が溝部22の方向と一致するように挿入する(図
11の実線参照)。前記第1係合部材30の内壁面と外
壁面との間の厚さは、前記孔部52が偏心しているた
め、肉薄から肉厚の部位へと変化するように形成されて
いる。続いて、前記第1係合部材30を矢印方向に回動
させることにより、第1係合部材30の爪片44が所定
角度変位する(図11の破線参照)。この結果、図13
に示すように、第2係合部材80の膨出部54の曲面部
に第1係合部材30の外周の肉厚部位が当接し、第2係
合部材80を矢印X方向に引張するように作用する。従
って、一方の構造部材20aは矢印X方向に引張されて
他方の構造部材20と直交して連結固定される。なお、
図14に示すように、本実施例に係る連結機構を構造部
材20の上面部並びに下面部に適用することにより、剛
性を増して強固に連結することが可能である。
【0036】次に、第3の実施例に係る構造部材用連結
機構を図15〜図18に示す。この実施例は、第2実施
例と同様に、構造部材20、20a同士を略直交する方
向に連結する場合に用いられる。
【0037】この連結機構は、図15に示すように、第
1および第2係合部材84、86と、先端部が徐々に縮
径するテーパ部87が形成されたねじ部材88とから構
成される。第1係合部材84は、円柱部90の外周に1
80°離間して一対の爪片92が設けられ、その中心部
にねじ部94が刻設された貫通孔が画成されている。一
方、第2係合部材86には略T字状の頭部96が設けら
れ、前記頭部96に連結された平板部98に近接してテ
ーパ状の凹部100が画成されている。
【0038】構造部材20、20a同士を連結するに際
しては、一方の構造部材20aの端部側から溝部22に
沿って第2係合部材86の頭部96を挿入する。あるい
は、前述したように、頭部96の長手方向を溝部22に
沿って挿入した後、頭部96を約90°回転させてねじ
込んで装着してもよい。続いて、他方の構造部材20を
前記構造部材20aに対して略直交する方向に配置し、
前記構造部材20aから突出する第2係合部材86の平
板部98を他方の構造部材20の溝部22に挿入する。
【0039】このような状態において、他方の構造部材
20の溝部22に画成された略円形状の凹部34に沿っ
て第1係合部材84を挿入する。前記略円形状の凹部3
4は円柱部90の直径と略同一に形成されていることか
ら、前記凹部34によって第1係合部材84が保持され
る。この場合、前記第1係合部材84の一対の爪片92
が溝部22の方向と一致するように挿入する。
【0040】次に、前記第1係合部材84の略中心部に
画成された貫通孔にねじ部材88を螺入する。前記ねじ
部材88のねじ込み量が増加するに伴って、第1係合部
材84が矢印方向に回動し、一対の爪片92が溝部22
の拡幅部27に当接して第1係合部材84が溝部22内
に保持される(図16の破線参照)。さらに、ねじ部材
88のねじ込み量を増加させることにより、該ねじ部材
88の先端のテーパ部87が平板部98のテーパ状の凹
部100に当接し(図17参照)、前記テーパ部87が
凹部100の傾斜面を押圧する。この結果、前記押圧作
用により第2係合部材86が矢印X方向に変位する。従
って、一方の構造部材20aは矢印X方向に引張されて
他方の構造部材20と直交して連結固定される。なお、
図18に示すように、本実施例に係る連結機構を構造部
材20の上面部並びに下面部に適用することにより、剛
性を増して強固に連結することが可能である。
【0041】次に、第4の実施例に係る構造部材用連結
機構を図19〜図22に示す。この実施例も第2、第3
実施例と同様に、構造部材20、20a同士を略直交す
る方向に連結する場合に用いられる。
【0042】この連結機構は、略T字状の頭部102
と、貫通孔104にねじ部が刻設され徐々に縮径するテ
ーパ面105が画成されたテーパ部106とが一体的に
連結された一対の係合部材108a、108bを有す
る。前記一対の係合部材108a、108b間には略円
柱状のスリーブ部材110が介装される。このスリーブ
部材110は、前記テーパ面105より若干緩やかな一
対のテーパ面112が対向して形成され、前記テーパ面
112の間を貫通する孔部114が画成されている。前
記一対の係合部材108a、108bの貫通孔104並
びにスリーブ部材110の孔部114を貫通するボルト
部材116が設けられている。なお、前記スリーブ部材
110の孔部114の直径は、ボルト部材116の直径
よりも大きく形成されている。
【0043】構造部材20、20a同士を連結するに際
しては、一方の構造部材20aの端部側から溝部22に
沿って一対の係合部材108a、108bの頭部102
を夫々挿入する。続いて、他方の構造部材20を前記構
造部材20aに対して略直交する方向に配置して、上面
並びに下面の溝部22に設けられた略円形状の凹部34
に夫々係合部材108a、108bのテーパ部106を
取着する。この場合、他方の構造部材20の溝部22間
にはスリーブ部材110の直径に対応する貫通孔を穿設
し、該貫通孔内にスリーブ部材110を嵌入しておく。
【0044】次に、一対の係合部材108a、108b
のテーパ部106およびスリーブ部材110を貫通する
ボルト部材116を挿入する(図21参照)。このよう
な状態において、ボルト部材116がねじ込まれること
により、一対の係合部材108a、108bのテーパ面
105がスリーブ部材110のテーパ面112に沿って
引き込まれる。この結果、一対の係合部材108a、1
08bの頭部102を介して一方の構造部材20aを矢
印X方向に引張する力が作用して他方の構造部材20と
連結固定することができる(図22参照)。
【0045】次に、構造部材20の溝部22に断面略コ
の字状のカバー部材26を装着し、前記溝部22をリー
ド線118の配線通路として用いた状態を図23に示
す。
【0046】構造部材20の溝部22には、リード線1
18を係止する一対の係止片120a、120bが装着
され、前記リード線118の端部には複数の端子が設け
られたコネクタ122が接続されている。
【0047】次に、略直交して連結された構造部材の連
結を補強する補強部材を図24A〜図24Cに示す。な
お、図中では、従来例に係る構造部材4、4aを使用し
て説明する。この補強部材124は、線対称に形成され
た一対のブロック体126a、126bから形成され、
構造部材4、4aの連結部位を一対のブロック体126
a、126bで囲繞し、ねじ部材128を介してねじ止
めすることにより連結部位を固定して補強することがで
きる。
【0048】次に、前記第1〜第4実施例に係る構造部
材用連結機構を適用して構造部材の組立例を構築した状
態を図25に示す。
【0049】この組立例200は、基本的には、骨組を
形成する複数の構造部材202と、複数のアクチュエー
タ204、206、208、210、212、214、
216、218、220と、前記アクチュエータ20
6、212、216に並設されたバランサ222、22
4、226と、第1、第2作業テーブル228、230
と、ワーク232と、ワーク収納プレート234と、移
動体236、238、240、242、244、24
6、248と、ワーク把持手段として機能する吸着用パ
ッド250並びにメカニカルハンド252と、シリンダ
ロッド254が突出した状態のシリンダ256とから構
成される。さらに、構造部材202の上面部には、アク
チュエータ用コントローラとして機能するプログラミン
グボード付シーケンサ258、260が着脱自在に取り
付けられている。なお、略矩形状に組み立てられた構造
部材202の対角線状に配設された構造部材202の両
端部には、各連結部位を補強するために連結部材26
2、264が適用されている。さらに、構造部材202
同士を直線状に連結する構造部材用連結機構265、並
びに構造部材202同士を略直交する状態に連結する構
造部材用連結機構267が設けられている。
【0050】以下、第1作業テーブル228を中心にし
て詳細に説明する。
【0051】略水平方向に配設されたアクチュエータ2
04に対して略直交する方向にアクチュエータ206が
立設した状態で連結されている。前記アクチュエータ2
06にはバランサ222が並設されている。前記アクチ
ュエータ206は、その移動体238に固定されたアク
チュエータ208を略鉛直上下方向に移動するためのも
のであり、前記アクチュエータ206に直交して接続さ
れるアクチュエータ208の移動体240には、吸着用
パッド250が連結されたシリンダ266が連設されて
いる。また、アクチュエータ210の移動体242には
シリンダ256が連設され、シリンダロッド254によ
ってワーク232の位置決めが行われる。なお、夫々の
アクチュエータ204、206、208、210、21
2、214、216、218、220には、モータボッ
クス268が上面部から突出することなく面一の状態で
配設されている。
【0052】動作については、先ず、アクチュエータ2
08に連結されたシリンダ266に構造部材202内の
流体通路(第1〜第3通路36、38a〜38d、40
a〜40d)を介して圧縮空気を供給する。前記圧縮空
気の供給により、シリンダ266のシリンダロッドが下
方に変位してワーク収納プレート234に配置されたワ
ーク232が吸着用パッド250により吸着される。再
び、圧縮空気を供給することによりシリンダロッドを上
方に変位させ、アクチュエータ204の移動体236を
移動させる。前記アクチュエータ204は、吸着用パッ
ド250に吸着されたワーク232が所望の位置の上方
に近接した時に移動を停止し、アクチュエータ206の
移動体238を略鉛直下方向に移動させてワーク232
をワーク収納プレート234の所望の穴部に挿入する。
この時、確実にワーク232が前記穴部に挿入されるよ
うに、アクチュエータ210のシリンダロッド254を
変位させて位置決めすることができる。
【0053】なお、前述したように、本実施例に係る構
造部材用連結機構は、前記組立例200に対する適用に
限定されるものではなく、種々の構造部材の組立例に適
用することができることは勿論である。
【0054】
【発明の効果】本発明に係る構造部材用連結機構によれ
ば、以下の効果が得られる。
【0055】すなわち、簡単な構造からなる第1係合部
材および第2係合部材等を使用することにより、容易に
構造部材同士を連結することが可能となる。この場合、
直線状、あるいは直交する方向のいずれにも連結可能で
ある。また、簡単な構造で形成されていることから廉価
に大量生産することができる。さらに、構造部材を連結
する作業労力を省力化するとともにその作業時間を短縮
して生産効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る構造部材用連結機構
を適用して構造部材同士を連結した状態を示す斜視図で
ある。
【図2】図2Aは、図1に示した構造部材用連結機構の
分解斜視図であり、図2Bは、図2Aに示す構造部材用
連結機構を背面側からみた分解斜視図である。
【図3】図1の部分平面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿った縦断面図である。
【図5】図1に示す構造部材同士を連結した状態に種々
の管継手を接続した状態を示す斜視図である。
【図6】図5の構造部材間に介装部材を連結した状態を
示す斜視図である。
【図7】図6に示す介装部材の斜視図である。
【図8】図7の部分平面図である。
【図9】図8のIX−IX線に沿った縦断面図である。
【図10】図10Aは、本発明の第2実施例に係る構造
部材用連結機構を示す分解斜視図であり、図10Bは、
図10Aを背面側からみた分解斜視図である。
【図11】本発明の第2実施例に係る構造部材用連結機
構を適用して構造部材同士を連結した状態を示す側面図
である。
【図12】図11のXII−XII線に沿った縦断面図
である。
【図13】本発明の第2実施例に係る構造部材用連結機
構の動作を示す説明図である。
【図14】本発明の第2実施例に係る構造部材用連結機
構を構造部材の上面部並びに下面部に適用して連結した
状態を示す縦断面図である。
【図15】本発明の第3実施例に係る構造部材用連結機
構を示す分解斜視図である。
【図16】本発明の第3実施例に係る構造部材用連結機
構を適用して構造部材同士を連結した状態を示す側面図
である。
【図17】図16のXVII−XVII線に沿った縦断
面図である。
【図18】本発明の第3実施例に係る構造部材用連結機
構を構造部材の上面部並びに下面部に適用して連結した
状態を示す縦断面図である。
【図19】本発明の第4実施例に係る構造部材用連結機
構を示す分解斜視図である。
【図20】図19に示す連結機構を適用して構造部材同
士を連結した状態を示す側面図である。
【図21】図20のXXI−XXI線に沿った縦断面図
である。
【図22】本発明の第4実施例に係る構造部材用連結機
構の動作を示す説明図である。
【図23】構造部材の溝部をリード線の配線通路に用い
た状態を示す斜視図である。
【図24】図24A〜図24Cは、略直交する状態で連
結された構造部材を補強する補強部材を示す斜視図であ
る。
【図25】本発明の第1〜第4実施例を適用して複数の
構造部材を連結した組立例を示す斜視図である。
【図26】従来例に係る構造部材用連結機構を示す分解
斜視図である。
【図27】図27Aは、図26に示す構造部材用連結機
構を適用して構造部材同士を固定した状態を示す側面
図、図27Bは、図27Aの一部断面図である。
【符号の説明】
4、4a、20、20a、202…構造部材 22…溝部 27…拡幅部 30、84…第1係合部材 32、80、86
…第2係合部材 34、34a…凹部 36…第1通路 38a〜38d…第2通路 44、92…爪片 46、82、102…頭部 50、52…孔部 54…膨出部 66…介装部材 108a、108b…係合部材 110…スリーブ
部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩見 裕幸 茨城県筑波郡谷和原村絹の台4−2−2 エスエムシー株式会社 筑波技術セン ター内 (72)発明者 永井 武志 東京都中野区本町6−20−9 平和生命 新中野ビル2階 株式会社プラナ内 (56)参考文献 特開 平5−69352(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16B 7/00 - 7/22 E04B 1/38 - 1/60

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略同一に形成された長尺状の構造部材の少
    なくとも一側面にその長手方向に沿って溝部が画成さ
    れ、前記溝部を介して構造部材を互いに連結する構造部
    材用連結機構であって、 前記連結機構は、一方の構造部材の溝部に連通した装着
    用凹部内に回動自在に挿入され、前記凹部の内壁面と係
    合する一対の爪片と略円形状の偏心する孔部とを有する
    第1の係合部材と、 他方の構造部材の溝部に連通した装着用凹部内に頭部が
    装着され、前記頭部と反対側の他端部に前記偏心する孔
    部と係合する膨出部が形成された第2の係合部材と、 を備えることを特徴とする構造部材用連結機構。
  2. 【請求項2】請求項1記載の連結機構において、構造部
    材間に介装部材が連結され、前記介装部材は、構造部材
    に画成された通路に連通する連通路を有するとともに、
    前記連通路に連通し、且つ構造部材の軸心と略直交する
    方向に画成された通路を有することを特徴とする構造部
    材用連結機構。
  3. 【請求項3】略同一に形成された長尺状の構造部材の少
    なくとも一側面にその長手方向に沿って溝部が画成さ
    れ、前記溝部を介して構造部材を互いに連結する構造部
    材用連結機構であって、 前記連結機構は、一方の構造部材の溝部に連通した装着
    用凹部内に回動自在に挿入され、前記凹部の内壁面と係
    合する一対の爪片と略円形状の偏心する孔部とを有する
    第1の係合部材と、 他方の構造部材の溝部に装着される頭部を有し、前記頭
    部と反対側の他端部に前記偏心する孔部と係合する膨出
    部が形成された第2の係合部材と、 を備えることを特徴とする構造部材用連結機構。
  4. 【請求項4】略同一に形成された長尺状の構造部材の少
    なくとも一側面にその長手方向に沿って溝部が画成さ
    れ、前記溝部を介して構造部材を互いに連結する構造部
    材用連結機構であって、 前記連結機構は、一方の構造部材の溝部に連通した装着
    用凹部内に回動自在に挿入され、前記凹部の内壁面と係
    合する一対の爪片と略中心部に画成された孔部とを有す
    る第1の係合部材と、 前記第1係合部材の孔部に螺入され、先端に縮径するテ
    ーパ面が形成されたねじ部材と、 他方の構造部材の溝部に装着される頭部を有し、前記頭
    部と反対側の他端部に前記ねじ部材のテーパ面が当接す
    るテーパ状の凹部が画成された第2の係合部材と、 を備えることを特徴とする構造部材用連結機構。
  5. 【請求項5】略同一に形成された長尺状の構造部材の少
    なくとも一側面にその長手方向に沿って溝部が画成さ
    れ、前記溝部を介して構造部材を互いに連結する構造部
    材用連結機構であって、 前記連結機構は、一方の構造部材の溝部に装着される頭
    部と前記頭部と反対側の他端部にテーパ部とが一体的に
    形成され、前記テーパ部は貫通する孔部を有するととも
    に、対向する前記溝部に連通した夫々の装着用凹部内に
    装着される一対の係合部材と、 前記一対の係合部材のテーパ部の間に介装され、前記テ
    ーパ部に係合するテーパ面が両端部に形成され、貫通す
    る孔部が画成されたスリーブ部材と、 前記一対の係合部材のテーパ部並びにスリーブ部材を貫
    通するボルト部材と、 を備えることを特徴とする構造部材用連結機構。
  6. 【請求項6】請求項3乃至5のいずれかに記載の連結機
    構において、前記頭部は略T字状に形成されることを特
    徴とする構造部材用連結機構。
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