JP3321081B2 - データ通信方法、およびデータ通信装置 - Google Patents

データ通信方法、およびデータ通信装置

Info

Publication number
JP3321081B2
JP3321081B2 JP08864698A JP8864698A JP3321081B2 JP 3321081 B2 JP3321081 B2 JP 3321081B2 JP 08864698 A JP08864698 A JP 08864698A JP 8864698 A JP8864698 A JP 8864698A JP 3321081 B2 JP3321081 B2 JP 3321081B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
communication
modem
procedure
information signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08864698A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11289444A (ja
Inventor
好博 野口
元三 高木
Original Assignee
松下電送システム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電送システム株式会社 filed Critical 松下電送システム株式会社
Priority to JP08864698A priority Critical patent/JP3321081B2/ja
Priority to US09/262,334 priority patent/US6314170B1/en
Priority to EP99104481A priority patent/EP0954157B1/en
Priority to DE69933501T priority patent/DE69933501T2/de
Priority to CA002266933A priority patent/CA2266933C/en
Publication of JPH11289444A publication Critical patent/JPH11289444A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3321081B2 publication Critical patent/JP3321081B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/06Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆回線や専用回
線等の通信網を介してデータ通信を実現するモデム装置
に関する。また、本発明は、このようなモデム装置を用
いたデータ通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、データ通信の分野では、ITU−
T勧告に従ったV.34モデム(33.6kbps)が
広く用いられている。特に、ファクシミリ装置の分野で
は、V.34モデムを利用したT.30ANEXF(い
わゆるスーパーG3)の通信規格に沿ったデータ通信が
広く行われている。
【0003】ファクシミリ装置でV.34モデムを使用
する場合、送り側及び受け側のファクシミリ装置同士で
回線が接続されてから画像信号が送り出されるまでに既
定の前手順を踏む必要がある。こうした前手順には、例
えば、V.34半二重、V.34全二重及びV.17半
二重等の変調モードの中からデータ通信可能な変調モー
ドを選択する手順、送り側から発信される回線プロービ
ングトーンに基づいてトレーニングパラメータを選択す
る手順、選択されたトレーニングパラメータに基づいて
送り側からトレーニング信号を発信し、受信したトレー
ニング信号に基づき受け側で受信品質を検査する手順、
検査された受信品質に基づいて最適なモデムパラメータ
を選択する手順等のものが含まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、V.34モデ
ムの最大通信速度33.6kbpsで画像データが送信
される場合、1枚のA4原稿画像はたいてい3秒程度で
送信されてしまう。しかしながら、この場合でも、前述
した前手順を踏むために7秒程度の余分な時間が必要と
され、画像送信時間に比べて多くの通信時間が浪費され
ている。
【0005】そこで、本発明者は、前手順に必要とされ
る時間をできる限り短縮化する技術を提案している。こ
の技術によれば、実際の画像送信時に特定の相手方との
通信に最適なモデムパラメータを記憶させ、その相手方
と次回に画像の送受信を行う場合には記憶されたモデム
パラメータを利用することによって前手順の簡略化が図
られている。
【0006】しかしながら、提案した技術では、前手順
を簡略化してモデムパラメータを受け側に送信するにあ
たって、通信エラーが発生することがある。これは、変
調された送信信号は、ノイズ(インパルス性)の影響を
受け易く、受け側で送信信号を検出しにくくなっている
ことが原因と考えられる。
【0007】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、本発明者が提案するように前手順を簡略化する場
合でも、確実に画像の送受信を実現することができるモ
デム装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、規格化された通信手順と異なる通信手順
を開始することを知らせるトーナル信号を送り側が送信
する工程と、トーナル信号を受信すると、知らされた通
信手順の開始を了承することを知らせる第1応答信号を
受け側が継続的に送信する工程と、第1応答信号を受信
すると、受け側の電話番号に対して予め登録されたモデ
ムパラメータを少なくとも含む情報信号を送り側が送信
する工程と、情報信号を受信すると、前記第1応答信号
に代えて、情報信号の受領確認を示す第2応答信号を受
け側が送信する工程とを備え、前記送り側は、前記受け
側から第2応答信号を受け付けるまで、前記情報信号の
送信を繰り返すという構成をとる。この構成により、送
り側から受け側にモデムパラメータが送信されるので、
モデムパラメータの交換等の前手順を簡略化して通信時
間を短縮化することができる。しかも、受け側がモデム
パラメータを受信したことを確認するまで、送り側から
のモデムパラメータの送信が繰り返されるので、通信エ
ラーを回避して確実に短縮化された前手順を実施するこ
とができる。
【発明の実施の形態】第1の態様のモデム装置に関する
発明は、通信相手の電話番号毎に予め登録されたモデム
パラメータを少なくとも含む情報信号をその通信相手が
受信したことを確認するまで、前記情報信号を繰り返し
送信する構成を採る。
【0009】この構成によれば、モデムパラメータが通
信相手に受信されるので、モデムパラメータの交換等の
前手順を簡略化して通信時間を短縮化することができ
る。しかも、通信相手がモデムパラメータを受信したこ
とを確認するまでモデムパラメータの送信が繰り返され
るので、通信エラーを回避して確実に短縮化された前手
順を実施することができる。
【0010】第2の態様のモデム装置に関する発明は、
過去の通信に基づいて登録されたモデムパラメータを少
なくとも含む情報信号を通信相手から受信すると、その
受信確認を示す応答信号を前記通信相手に送信する構成
を採る。
【0011】この構成によれば、モデムパラメータを受
信したことを通信相手に知らせることができるので、モ
デムパラメータを受信した後に通信相手を次の通信手順
に移行させることができる。したがって、モデムパラメ
ータの交換等の前手順を簡略化して通信時間を短縮化さ
せることができる。
【0012】以上のようなモデム装置は、第3の態様の
発明として、例えばファクシミリ装置等のデータ通信装
置に適用されることができる。こうしたモデム装置は、
ITU−T勧告に従ったV.34モデムであることが好
ましい。
【0013】第4の態様のデータ通信方法に関する発明
は、規格化された通信手順と異なる通信手順を開始する
ことを知らせるトーナル信号を送り側が送信する工程
と、トーナル信号を受信すると、知らされた通信手順の
開始を了承することを知らせる第1応答信号を受け側が
継続的に送信する工程と、第1応答信号を受信すると、
受け側の電話番号に対して予め登録されたモデムパラメ
ータを少なくとも含む情報信号を送り側が送信する工程
と、情報信号を受信すると、前記第1応答信号に代え
て、情報信号の受領確認を示す第2応答信号を受け側が
送信する工程とを備え、前記送り側は、前記受け側から
第2応答信号を受け付けるまで、前記情報信号の送信を
繰り返す構成を採る。
【0014】この構成によれば、送り側から受け側にモ
デムパラメータが送信されるので、モデムパラメータの
交換等の前手順を簡略化して通信時間を短縮化すること
ができる。しかも、受け側がモデムパラメータを受信し
たことを確認するまで、送り側からのモデムパラメータ
の送信が繰り返されるので、通信エラーを回避して確実
に短縮化された前手順を実施することができる。
【0015】第5の態様の発明は、第4の態様の発明に
記載のデータ通信方法において、前記情報信号の送信を
規定回数繰り返した後、V.34勧告に従ったモデムト
レーニングの通信手順に前記送り側が移行する過程を備
えてもよい。前記受け側が前記情報信号を受信しない場
合には、V.34勧告に従った手順同期信号PPhを送
信した際に前記第1応答信号を受信する前記送り側は、
再び前記情報信号を送信する過程に戻る構成を採る。
【0016】この構成によれば、受け側がモデムパラメ
ータを受信したことを確認するまで、送り側からのモデ
ムパラメータの送信が繰り返されることとなる。
【0017】第6の態様の発明は、第5の態様の発明に
記載のデータ通信方法において、前記データ通信方法
が、前記情報信号の送信の終了を検知すると、前記受け
側が前記モデムトレーニングの通信手順に移行する工程
を備える構成を採る。
【0018】この構成によれば、前記送り側は、前記第
2応答信号を受信しなくとも、前記情報信号の送信を規
定回数繰り返した後にモデムトレーニングの通信手順に
移行するので、それに対応して受け側でもモデムトレー
ニングの通信手順に移行することができる。その結果、
確実にモデムトレーニングの通信手順が実行されること
となる。
【0019】第7の態様の発明は、第6の態様の発明に
記載のデータ通信方法において、前記第2応答信号を送
信してから所定時間経過後に前記受け側が前記モデムト
レーニングの通信手順に移行する工程を備え、前記受け
側が前記情報信号の送信の終了を検知しない場合には、
前記受け側は、前記モデムトレーニングの通信手順の終
了後に再び前記第1応答信号を送信する構成を採る。
【0020】この構成によれば、手順同期信号PPhを
送信した際に前記第1応答信号を受信する送り側は、再
び前記情報信号を送信する工程に戻る。したがって、受
け側が前記情報信号の送信の終了を検知しない場合で
も、確実にモデムトレーニングの通信手順が実行させる
ことが可能となる。
【0021】第5の態様乃至第7の態様の発明のいずれ
かに記載のデータ通信方法は、第8の態様の発明とし
て、前記モデムトレーニングの通信手順が正常に終了し
ない場合には、前記受け側は、再び前記第1応答信号を
送信するようにしてもよい。これにより、確実にモデム
トレーニングの通信手順が実行させることが可能とな
る。
【0022】以下、本発明の実施の形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係る
モデム装置が適用されたファクシミリ装置の構成を示す
ブロック図である。このファクシミリ装置10は、公衆
回線や専用回線等の通信網11との接続/切断を実施す
る回線制御部12を備える。この回線制御部12は、通
信網11に関連するダイヤリングや呼び出しを制御す
る。
【0023】原稿の送信時には、読取部15で原稿画像
が読み取られる。読取部15は、例えば光学的に原稿画
像を読み取るスキャナ等で構成されればよい。読み取ら
れた原稿画像の画像信号は、制御部16で画像データに
符号化される。得られた画像データは、本発明に係るモ
デム装置17を通じて通信網11に送り出される。
【0024】原稿の受信時には、送られてきた画像デー
タが通信網11からモデム装置17を通じて受信され
る。受信された画像データは制御部16で復号化された
後、記録部18に記録される。記録された画像データ
は、プリンタ等によって複写原稿として出力されること
となる。
【0025】モデム装置17は、ITU−TのT.30
ANEXFに定められるファクシミリ通信手順に従って
変調及び復調を実現する。原稿の送信時には、デジタル
信号処理部(DSP)17aで処理された画像データ
は、アナログフロントエンド部(AFE)17bでアナ
ログ信号化され通信網11に送り出される。原稿の受信
時には、AFE17bでデジタル信号化された画像デー
タは、DSP17aで処理された後、制御部16に取り
込まれる。
【0026】操作部19には、ダイヤルキーやスタート
キー等の入力操作キーと、任意の情報を表示させる液晶
ディスプレイ等の表示器とが設けられている。メモリ2
0には、後述する短縮手順ファクシミリ通信の機能を有
する通信相手に対応して情報が記憶される。この実施形
態では、通信相手毎に、相手の電話番号やモデムパラメ
ータが記憶される。モデムパラメータは、例えば、信号
パワーを示す電力抑制値や、トレーニング時間を示す時
間値、ハイレベル及びローレベルの2種類のうちいずれ
かを選択設定させるキャリア選択、プリエンファシスフ
ィルター選択、アイパターンに送る5段階の速度を選択
設定させるシンボル速度選択、トレーニング星座ポイン
ト選択、データ復調のためのショルダーゲイン等のパラ
メータで構成される。
【0027】図2は、モデム装置17に適用されるDS
P17aの構成を概略的に示すブロック図である。この
DSP17aは、ITU−TのV.21勧告に従った通
信手順で使用されるV.21モデム(300bps、全
二重)21を備える。トーナル送信部22は、通信手順
に応じて様々なトーナル信号を送り出すことができ、ト
ーナル検出部23は、通信の相手先から受け取ったトー
ナル信号を識別することができる。
【0028】その一方で、DSP17aには、V.34
勧告に定められるINFOシーケンスの通信を行うIN
FOモデム(600bps、全二重)25や、V.34
勧告に定められる制御チャンネルモデム(1200bp
s、全二重)26、同じくV.34勧告に定められる主
チャンネルモデム(2400bps〜33.6kbp
s、半二重)27が設けられる。INFOモデム25
は、後述する回線プロービングの通信手順や短縮手順フ
ァクシミリ通信の開始手順で使用される。主チャンネル
モデム26は画像データの通信で使用され、制御チャン
ネルモデム27は、主チャンネルモデム26に対するモ
デムパラメータ選択の通信手順やファクシミリ制御信号
の通信手順で使用される。
【0029】回線プロービング送信部28は、V.34
勧告に定められる回線プロービングトーンを送信する。
この回線プロービングトーンは、150Hz〜3750
Hzまでの21種類のトーナル信号が合成されて形成さ
れる。回線プロービング受信部29は、通信の相手先か
ら送られてくる回線プロービングトーンを受信し、回線
検査を実行する。この回線検査では、受信した回線プロ
ービングトーンに対して、高速フーリエ変換アルゴリズ
ムによるスペクトラム分析が行われ、主チャンネルモデ
ム27に対する最適なシンボルレートやキャリア、その
他のモデムパラメータの選択が行われる。
【0030】トレーニング送信部30は、回線検査の結
果によって選択されたモデムパラメータに基づいてトレ
ーニング信号を送信する。トレーニング受信部31は、
通信の相手先から受信したトレーニング信号に基づい
て、回線特性を補正するための適応等化器のフィルター
係数を学習したり、受信品質を検査したりすることがで
きる。
【0031】DSP17aでのモデム機能は、モデム制
御部32によって制御される。このモデム制御部32
は、モデム装置17と制御部16とのインターフェース
を制御することができる。
【0032】ここで、本発明に係るファクシミリ装置1
0が送り側で使用される場合を考える。ファクシミリ装
置10の原稿台に原稿がセットされ、操作部19から受
け側の電話番号及び送信開始指示が入力されると、回線
制御部12は発呼を行う。発呼にあたっては、制御部1
2は、入力された電話番号に対して短縮手順がメモリ2
0に登録されているか否かを確認する。登録されていな
ければダイヤル発呼が実行される。
【0033】発呼によって回線が接続されると、図3に
示すように、変調モード選択の通信手順40が実行され
る。この変調モード選択の通信手順40では、まず、送
り側は発呼局識別信号CNGを送信し、受け側は被呼端
末識別信号ANSamを送信する。続いて送り側は、送
り側が備える変調モードや通信プロトコル等の機能を示
すCM信号を送信する。CM信号は、1ビットのスター
トビット「0」と、データ8ビットと、ストップビット
「1」から構成されるトーナル信号パターンで形成され
る。
【0034】受け側は、受け取ったCM信号の内容に基
づき、通信可能な共通の機能を示すJM信号を送り側に
向けて送信する。送り側は、JM信号を受信すると、変
調モード選択の通信手順40の終了を示すCJ信号を受
け側に送信する。JM信号に基づき、通信可能な共通の
機能がV.34勧告を支援していないことが確認される
と、V.21モデムによる画像信号の送受信が行われ
る。こうしたV.21モデムによる通信手順は周知であ
るので、ここでは詳細な説明は省略する。なお、CM信
号、JM信号及びCJ信号は、送り側及び受け側が標準
的に備えるV.21モデムを通じてやり取りされる
【0035】その一方で、変調モード選択の通信手順4
0によって、変調モードとしてV.34モデムが選択さ
れ、通信プロトコルとしてファクシミリ通信が選択され
ると、回線プロービングの通信手順41が開始される。
【0036】この回線プロービングの通信手順41で
は、送り側は、予め設定されているV.34モデムの変
調速度やキャリア周波数等の通信能力を示すINFO0
c信号と回線プロービングトーンL1、L2とを送信す
る。受け側は、予め設定されている通信能力を示すIN
FO0a信号を送信し、回線プロービングトーンL1、
L2を受信する。この受信の結果、受け側では、スペク
トラム分析によって最適なシンボルレートやキャリア等
のモデムパラメータが選択される。
【0037】受け側では、こうして選択されたモデムパ
ラメータと、INFO0c信号及びINFO0a信号の
内容とに基づいて通信可能なトレーニングパラメータを
選択する。選択されたトレーニングパラメータは、IN
FOh信号によって送り側に送信される。
【0038】なお、INFO0c信号やINFO0a信
号、INFOh信号は、送り側及び受け側のINFOモ
デム25を通じてやり取りされる。また、この通信手順
41では、同期合わせの応答信号として、送り側からの
ToneB信号やinvB信号(ToneB信号に対し
て180度の位相ずれ信号)、及び受け側からのTon
eA信号やinvA信号(ToneA信号に対して18
0度の位相ずれ信号)がやり取りされる。
【0039】トレーニングパラメータが設定されると、
モデムトレーニングの通信手順42が開始される。送り
側は、INFOh信号で特定されるトレーニングパラメ
ータに従いトレーニング信号S、invS、PP、TR
Nを送信する。こうしたトレーニング信号を受信した受
け側では、適応等化器のフィルター係数が学習され、最
適トレーニング時間やノイズパワー比SN等が算出され
る。
【0040】モデムトレーニングの通信手順42が終了
すると、モデムパラメータ設定の通信手順43が開始さ
れる。このモデムパラメータ設定の通信手順43では、
送り側及び受け側は、手順同期信号PPh、ALTとモ
デムパラメータ信号MPhとを互いに送信し合う。
【0041】送り側から送信されるモデムパラメータ信
号MPhには、予め設定されているモデムパラメータが
設定される。一方、受け側から送信されるモデムパラメ
ータ信号MPhには、前述した回線検査の結果やSN比
に基づいて選択されたモデムパラメータが設定される。
送り側及び受け側は、相手方から送られてきたモデムパ
ラメータ信号MPhを受信すると、受信確認信号Eを返
信する。こうしたモデムパラメータ信号MPhの交換
は、制御チャンネルモデム26を通じてやり取りされ
る。
【0042】互いに受信確認信号Eが確認されると、フ
ァクシミリ制御信号の通信手順44が開始される。この
ファクシミリ制御信号の通信手順44では、受け側か
ら、非標準装置信号NSF、被呼端末識別信号CSI及
びデジタル識別信号DISが送信される。非標準装置信
号NSFには最適トレーニング時間が設定される。送り
側は、これらの信号を受信すると、送信局識別信号TS
I及びデジタル命令信号DSCを送信する。これらの信
号を受信した受け側は、受信準備確認信号CFRを送信
する。こうしたファクシミリ制御信号は、制御チャンネ
ルモデム26を通じてやり取りされる。
【0043】続いて、主チャンネルモデム27を通じて
画像データの通信手順45が開始される。この画像デー
タの通信手順45では、INFOh信号のトレーニング
パラメータ及びモデムパラメータ信号MPhに基づい
て、送り側及び受け側の双方が満足するモデムパラメー
タで通信が実施される。
【0044】送り側は、同期信号S、invS、PP、
Blの送信に続けて画像データPIXを送信する。受け
側では、学習されたフィルター係数が用いられ、最大限
回線歪みが補正された上で画像データが受信されること
となる。こうしてITU−T勧告のT.30ANEXF
に基づく通常ファクシミリ通信が行われる。
【0045】前述した発呼にあたって、入力された電話
番号に対して短縮手順がメモリ20に登録されている場
合を考える。この場合には、回線が接続されて発呼局識
別信号CNG及び被呼端末識別信号ANSamのやり取
りが行なわれた後、送り側は、図4に示すように、クイ
ックトーナル信号QTSDを発信する。このクイックト
ーナル信号QTSDは短縮手順ファクシミリ通信へ移行
するきっかけとなる。
【0046】クイックトーナル信号QTSDは「001
10011…」の繰り返しパターンに構成される。この
ようなトーナル信号パターンに構成すれば、受け側で、
T.30勧告で規定されるフラグシーケンスの信号パタ
ーン「011110」や、前述したCM信号のトーナル
信号パターンから明確に区別されることができる。しか
も、CM信号とクイックトーナル信号QTSDとは、同
一の方式に基づいて変調されていることから、通常ファ
クシミリ通信を採用すべきか短縮手順ファクシミリ通信
を採用すべきかを同一のシーケンスで簡単に識別するこ
とができる。
【0047】クイックトーナル信号QTSDを受け取っ
た受け側は、ToneA信号を送信する。送り側は、T
oneA信号を受信すると、25msのToneB信号
を送信した後、モデムパラメータを少なくとも含むQI
NFO信号を送信する。受け側は、QINFO信号を受
信すると、その受信の確認としてinvA信号を受け側
に返す。このinvA信号を送信するまで、受け側はT
oneA信号を送信し続ける。
【0048】送り側は、受け側からのinvA信号を受
信するまで、任意の回数QINFO信号を繰り返し送信
する。こうして複数回にわたってQINFOを送信する
ことによって、より確実にモデムパラメータ等の情報を
受け側に受け渡すことが可能となる。ここでは、QIN
FO信号は最大20回繰り返して送信される。なお、以
上の通信手順では、INFOモデム25が使用される。
【0049】invA信号を検知した送り側は、70m
sの無音に続いて前述のモデムトレーニングの通信手順
42に移行する。このモデムトレーニングの通信手順4
2では、QINFO信号に含まれるトレーニングパラメ
ータINFOhや最適トレーニング時間に基づいて通信
が行われる。
【0050】その後、モデムパラメータ設定の通信手順
43では、受け側でモデムパラメータ信号MPhを設定
するにあたって、QINFO信号に含まれるフィルター
係数やSN比が参照される。その後、前述した通常ファ
クシミリ通信と同様な通信手順によって最終的に画像デ
ータが受け側に送り込まれることとなる。こうした短縮
手順ファクシミリ通信を用いれば、画像データの送信に
先立つ前手順を短縮化させて、通信総時間の無駄をでき
る限り省いて迅速な画像データ通信を実現することがで
きる。
【0051】以上のような簡略手順ファクシミリ通信を
実施するには、予めメモリ20に相手方の電話番号や最
適なモデムパラメータ等の情報を登録させておく必要が
ある。このような登録は、前述した通常ファクシミリ通
信と同様なファクシミリ通信中に実現される。
【0052】すなわち、ファクシミリ制御信号の通信手
順44を実行するにあたって、受け側から送信される非
標準装置信号NSFに、短縮手順ファクシミリ通信機能
を備えることを示す機能搭載フラグが設定される。この
機能搭載フラグを受信した送り側では、受け側のファク
シミリ装置が短縮手順ファクシミリ通信機能を備えると
判断され、短縮手順登録フラグがセットされる。
【0053】この短縮手順登録フラグがセットされる
と、通信中の受け側に対して固有の相手方電話番号やモ
デムパラメータ等の情報がメモリ20に格納される。相
手方のファクシミリ装置に短縮手順ファクシミリ通信機
能が装備されていれば、1度の画像データ通信によって
モデムパラメータ等の情報が電話番号毎にメモリ20に
記録され、その結果、次回からの画像データ通信には短
縮手順ファクシミリ通信を実施することが可能となるの
である。
【0054】図5に示すように、最大20回にわたって
送り側からQINFO信号が送信されたにも拘わらず受
け側でQINFO信号を受信することができない場合を
想定する。このとき、送り側は、QINFO信号の送信
を終了し、70msの無音の後にモデムトレーニングの
通信手順42に移行する。受け側からはToneA信号
が送信し続けられている。
【0055】モデムトレーニングの通信手順42を一方
的に終えた送り側は、続いて、モデムパラメータ設定の
通信手順43に移行する。ここでは、送り側は、受け側
から送信され続けているToneA信号を受信すること
となる。送り側は、ToneA信号を受信すると、再び
ToneB信号の送信から通信手順Phase2をやり
直す。このやり直しによってinvAを受信することに
なれば、受け側が無事QINFO信号を受信したと判断
し、送り側は、通常ファクシミリ通信と同様な通信手順
を実行していく。こうして受け側がQINFO信号を受
信するまで通信手順を繰り返すことによって、確実に受
け側にQINFO信号を送り届けることが可能となる。
【0056】更に、図6に示すように、QINFO信号
が受け側に到達したにも拘わらずinvA信号が送り側
に受信されない場合を想定する。このとき、受け側で
は、invA信号を送信した後、キャリアオフ信号を検
出する。キャリアオフ信号を検出すると、受け側は、モ
デムトレーニングの通信手順42に移行する。所定時間
(この場合、2000ms)にわたってキャリアオフ信
号を検出することが着ない場合には、所定期間経過後に
モデムトレーニングの通信手順42に移行する。
【0057】その一方で、送り側は、QINFO信号の
送信を終了し、70msの無音の後にモデムトレーニン
グの通信手順42に移行する。したがって、invA信
号を受信していなくてもモデムトレーニングの通信手順
42は良好に行われる。モデムパラメータ設定の通信手
順43に移行しても、送り側はToneA信号を受信す
ることはなく、モデムパラメータ設定の通信手順が43
が無事に行われることとなる。
【0058】更にまた、図7に示すように、受け側がQ
INFO信号のキャリアストップを検知することができ
ない場合を想定する。このとき、QINFO信号の送信
を終了した送り側は、70msの無音に続いてモデムト
レーニングの通信手順42に移行する。その一方で、受
け側は、QINFO信号のキャリアストップを検知して
いないことから、モデムトレーニングの通信手順42に
移行することができない。その結果、モデムトレーニン
グの通信手順42が正常に実施されないことが考えられ
る。
【0059】しかしながら、この場合には、受け側は、
invA信号を送信した後、2000ms経過後にモデ
ムトレーニングの通信手順42に移行する。その後、モ
デムパラメータ設定の通信手順43に移行した段階で、
再びToneA信号を送信する。その結果、パラメータ
設定の通信手順43中にToneA信号を受信した送り
側は、再びToneB信号の送信から通信手順Phas
e2をやり直す。これにより、モデムトレーニングの通
信手順42を正常に実施させることが可能となる。
【0060】更にまた、図8に示すように、受け側がト
レーニング信号S、invS、PP、TRNを正常に受
信することができない場合を想定する。この場合には、
トレーニング信号を正常に受信することができないと判
断された時点で、受け側からToneA信号が送信され
る。したがって、モデムパラメータ設定の通信手順43
に移行した送り側では、ToneA信号が受信され、そ
の結果、再びToneB信号からの通信手順Phase
2がやり直しされることとなる。
【0061】以上の実施形態では、検知されにくいQI
NFO信号やToneA信号、invA信号、トレーニ
ング信号等の変調信号について代表的に説明したが、そ
の他の信号であっても検知されない場合にはToneB
信号の送信から通信手順Phase2をやり直させるよ
うにしてもよい。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明のモデム装置及びデ
ータ通信方法によれば、モデムパラメータの交換といた
前手順を簡略化すると同時に、確実にそうした簡略手順
を実現することができる。したがって、通信時間を短縮
化することができると共に、通信エラーを極力回避する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモデム装置が適用されたファクシ
ミリ装置の構成を示すブロック図。
【図2】モデム装置のデジタル信号処理部の構成を概略
的に示すブロック図。
【図3】V.34勧告に従った通常ファクシミリ通信を
示す通信シーケンス図。
【図4】簡略手順ファクシミリ通信の前手順の一部を示
す通信シーケンス図。
【図5】QINFO信号を受け側が受信することができ
ない場合の簡略手順ファクシミリ通信の前手順を示す通
信シーケンス図。
【図6】invA信号を送り側が受信することができな
い場合の簡略手順ファクシミリ通信の前手順を示す通信
シーケンス図。
【図7】QINFO信号のキャリアストップを受け側が
検知することができない場合の簡略手順ファクシミリ通
信の前手順を示す通信シーケンス図。
【図8】トレーニングシーケンスが正常に受信されない
場合の簡略手順ファクシミリ通信の前手順を示す通信シ
ーケンス図。
【符号の説明】
10 ファクシミリ装置 17 モデム装置 42 モデムトレーニングの通信手順 PPh 手順同期信号 QINFO 情報信号 QTSD トーナル信号 ToneA 第1応答信号 invA 第2応答信号
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−312749(JP,A) 特開 平9−214716(JP,A) 特開 平9−186838(JP,A) 特開 昭62−225068(JP,A) 特開 平3−184450(JP,A) 特開 平10−285375(JP,A) 特開 平11−177799(JP,A) 特開 平11−69120(JP,A) 特開 平9−116718(JP,A) 特開 平9−9027(JP,A) 特開 昭63−294071(JP,A) 特開 昭63−33964(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 規格化された通信手順と異なる通信手順
    を開始することを知らせるトーナル信号を送り側が送信
    する工程と、トーナル信号を受信すると、知らされた通
    信手順の開始を了承することを知らせる第1応答信号を
    受け側が継続的に送信する工程と、第1応答信号を受信
    すると、受け側の電話番号に対して予め登録されたモデ
    ムパラメータを少なくとも含む情報信号を送り側が送信
    する工程と、情報信号を受信すると、前記第1応答信号
    に代えて、情報信号の受領確認を示す第2応答信号を受
    け側が送信する工程とを備え、前記送り側は、前記受け
    側から第2応答信号を受け付けるまで、前記情報信号の
    送信を繰り返すことを特徴とするデータ通信方法。
  2. 【請求項2】 前記情報信号の送信を規定回数繰り返し
    た後、V.34勧告に従ったモデムトレーニングの通信
    手順に前記送り側が移行する工程を備え、前記受け側が
    前記情報信号を受信しない場合には、V.34勧告に従
    った手順同期信号PPhを送信した際に前記第1応答信
    号を受信する前記送り側は、再び前記情報信号を送信す
    る工程に戻ることを特徴とする請求項1に記載のデータ
    通信方法。
  3. 【請求項3】 前記情報信号の送信の終了を検知する
    と、前記受け側が前記モデムトレーニングの通信手順に
    移行する工程を備えることを特徴とする請求項2に記載
    のデータ通信方法。
  4. 【請求項4】 前記第2応答信号を送信してから所定時
    間経過後に前記受け側が前記モデムトレーニングの通信
    手順に移行する工程を備え、前記受け側が前記情報信号
    の送信の終了を検知しない場合には、前記受け側は、前
    記モデムトレーニングの通信手順の終了後に再び前記第
    1応答信号を送信することを特徴とする請求項3に記載
    のデータ通信方法。
  5. 【請求項5】 前記モデムトレーニングの通信手順が正
    常に終了しない場合には、前記受け側は、再び前記第1
    応答信号を送信することを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれかに記載のデータ通信方法。
  6. 【請求項6】 規格化された通信手順と異なる通信手順
    を開始することを知らせるトーナル信号を送信するトー
    ナル信号送信手段と、このトーナル信号に応 答して受信
    側から、知らせた通信手順の開始を了承することを知ら
    せる第1応答信号を受信すると、受け側の電話番号に対
    して予め登録されたモデムパラメータを少なくとも含む
    情報信号を送信する情報信号送信手段と、前記情報信号
    の受領確認を示す第2応答信号を受け側から受け付ける
    まで、前記情報信号の送信を繰り返す制御を行う制御手
    段とを備えるデータ通信装置。
  7. 【請求項7】 前記情報信号の送信を規定回数繰り返し
    た後、V.34勧告に従ったモデムトレーニングの通信
    手順に移行する移行手段を備え、前記モデムトレーニン
    グを完了したとき、受け側が前記情報信号を受信してい
    ないと判断できる場合には、再び前記情報信号を送信す
    ることを特徴とする請求項6記載のデータ通信装置。
  8. 【請求項8】 送り側から送信される、規格化された通
    信手順と異なる通信手順を開始することを知らせるトー
    ナル信号を受信するトーナル信号受信手段と、このトー
    ナル信号を受信すると、知らされた通信手順の開始を了
    承することを知らせる第1応答信号を継続的に送信する
    第1応答信号送信手段と、この第1応答信号に応答して
    送り側から送信されるモデムパラメータを含む情報信号
    を受信すると、前記第1応答信号に代えて、情報信号の
    受領確認を示す第2応答信号を送信する第2応答信号送
    信手段とを備えるデータ通信装置。
  9. 【請求項9】 前記情報信号の送信の終了を検知する
    と、モデムトレーニングの通信手順に移行する移行手段
    を備えることを特徴とする請求項8に記載のデータ通信
    装置。
  10. 【請求項10】 前記第2応答信号を送信してから所定
    時間経過後に前記モデムトレーニングの通信手順に移行
    する移行手段を備え、前記情報信号の送信の終了を検知
    しない場合には、前記モデムトレーニングの通信手順の
    終了後に再び前記第1応答信号を送信することを特徴と
    する請求項9に記載のデータ通信装置。
  11. 【請求項11】 前記モデムトレーニングの通信手順が
    正常に終了しない場合には、再び前記第1応答信号を送
    信することを特徴とする請求項8乃至請求項10のいず
    れかに記載のデータ通信装置。
JP08864698A 1998-04-01 1998-04-01 データ通信方法、およびデータ通信装置 Expired - Fee Related JP3321081B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08864698A JP3321081B2 (ja) 1998-04-01 1998-04-01 データ通信方法、およびデータ通信装置
US09/262,334 US6314170B1 (en) 1998-04-01 1999-03-04 Modem apparatus and data communication method
EP99104481A EP0954157B1 (en) 1998-04-01 1999-03-05 Modem apparatus and data communication method
DE69933501T DE69933501T2 (de) 1998-04-01 1999-03-05 Modemeinrichtung und Datenkommunikationsverfahren
CA002266933A CA2266933C (en) 1998-04-01 1999-03-24 Modem apparatus and data communication method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08864698A JP3321081B2 (ja) 1998-04-01 1998-04-01 データ通信方法、およびデータ通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11289444A JPH11289444A (ja) 1999-10-19
JP3321081B2 true JP3321081B2 (ja) 2002-09-03

Family

ID=13948594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08864698A Expired - Fee Related JP3321081B2 (ja) 1998-04-01 1998-04-01 データ通信方法、およびデータ通信装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6314170B1 (ja)
EP (1) EP0954157B1 (ja)
JP (1) JP3321081B2 (ja)
CA (1) CA2266933C (ja)
DE (1) DE69933501T2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3647188B2 (ja) * 1997-03-03 2005-05-11 キヤノン株式会社 通信装置
JP3426122B2 (ja) 1997-11-05 2003-07-14 パナソニック コミュニケーションズ株式会社 データ通信装置
JP3639705B2 (ja) * 1997-11-18 2005-04-20 キヤノン株式会社 通信装置及び通信方法
US6819749B1 (en) * 1999-04-12 2004-11-16 Mindspeed Technologies, Inc. Method and apparatus for fast V.90 modem startup
US6912276B1 (en) * 1999-04-12 2005-06-28 Silicon Laboratories, Inc. Modem on hold
USRE42661E1 (en) * 1999-04-12 2011-08-30 V-Dot Technologies, Llc Method and apparatus for fast V.90 modem startup
US7233996B2 (en) * 2002-11-12 2007-06-19 Intel Corporation Mechanism to support multiple port configurations
US6985566B2 (en) * 2003-01-28 2006-01-10 Conexant Systems, Inc. Point of sale modem for high-speed communications
US7502338B1 (en) * 2003-12-19 2009-03-10 Apple Inc. De-emphasis training on a point-to-point connection
JP4537910B2 (ja) * 2005-08-09 2010-09-08 株式会社リコー ファクシミリ用モデム装置及びそれを用いたファクシミリ装置
US8483108B2 (en) 2006-07-24 2013-07-09 Apple Inc. Apparatus and methods for de-emphasis training on a point-to-point connection
JP2011101102A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Fuji Xerox Co Ltd 画像通信装置
US9743294B1 (en) * 2017-03-16 2017-08-22 Cognitive Systems Corp. Storing modem parameters for motion detection

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2169174B (en) 1984-11-28 1989-06-01 Canon Kk Data communication apparatus
US5311578A (en) 1992-05-07 1994-05-10 At&T Bell Laboratories Technique for automatic identification of a remote modem
US6122072A (en) * 1993-12-06 2000-09-19 Canon Kabushiki Kaisha Data communication apparatus
JPH0818623A (ja) 1994-04-26 1996-01-19 Murata Mfg Co Ltd モデム装置
US6046825A (en) * 1995-05-12 2000-04-04 Canon Kabushiki Kaisha Facsimile apparatus controlling communication in accordance with registered execution of the error correction mode
US5712977A (en) 1995-09-18 1998-01-27 Tdk Systems, Inc. Method and apparatus for initial country selection in a universal modem with cable
JPH10336419A (ja) * 1997-05-30 1998-12-18 Canon Inc ファクシミリ装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6314170B1 (en) 2001-11-06
EP0954157B1 (en) 2006-10-11
EP0954157A3 (en) 2001-06-13
JPH11289444A (ja) 1999-10-19
DE69933501D1 (de) 2006-11-23
EP0954157A2 (en) 1999-11-03
CA2266933C (en) 2002-07-09
DE69933501T2 (de) 2007-02-01
CA2266933A1 (en) 1999-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6831897B2 (en) Data communication apparatus
JP3321081B2 (ja) データ通信方法、およびデータ通信装置
JP3182123B2 (ja) データ送信装置およびデータ通信方法
JPH09214716A (ja) ファクシミリ装置及びファクシミリ通信方法
JPH1141433A (ja) 通信装置
KR100229519B1 (ko) 팩시밀리장치용 화상전송제어방법
JP3380514B2 (ja) データ通信装置及びファクシミリ装置
JP3806274B2 (ja) データ送信装置及びデータ送信方法
JP3561385B2 (ja) ファクシミリ装置の伝送方法
JP3128462B2 (ja) ファクシミリ通信方法
JP3128464B2 (ja) ファクシミリ通信方法
JP3518245B2 (ja) 通信制御方法及び通信端末装置
JPH09312749A (ja) ファクシミリ装置の伝送制御方式
JP2000261637A (ja) ファクシミリ装置
JPS60120635A (ja) 通信装置
JPH05300353A (ja) ファクシミリ装置
JP2001257855A (ja) ファクシミリ受信装置
JPH08251381A (ja) ファクシミリ通信方法
JPH099027A (ja) ファクシミリ装置
JP2002190930A (ja) ファクシミリ装置
JPH10276238A (ja) 通信装置
JP2002247318A (ja) ファクシミリ装置、及びファクシミリ通信方法
JPH10336417A (ja) 通信装置
JP2003219130A (ja) ファクシミリ通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080621

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090621

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090621

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090621

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100621

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100621

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110621

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120621

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120621

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130621

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees