JP3320921B2 - 坂道発進補助装置 - Google Patents

坂道発進補助装置

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JP3320921B2
JP3320921B2 JP25845294A JP25845294A JP3320921B2 JP 3320921 B2 JP3320921 B2 JP 3320921B2 JP 25845294 A JP25845294 A JP 25845294A JP 25845294 A JP25845294 A JP 25845294A JP 3320921 B2 JP3320921 B2 JP 3320921B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の運転補助装置と
して利用する。本発明は、所定値以上の制動圧力が加え
られて車速が零に達したときに、クラッチが踏まれてい
るとブレーキペダルを解放しても制動圧力を一時的に保
持し、クラッチが抜かれてゆくと設定値でその一時的に
保持した制動圧力を自動的に解放する坂道発進補助装置
に関する。本発明は、クラッチおよび手動シフトの変速
機を備えた自動車に利用するものであって、クラッチペ
ダルのないオートマチック車に適用するものではない。
【0002】
【従来の技術】坂道の途中で停車した自動車を上り坂の
方向に発進させる坂道発進の運転操作は、ブレーキペダ
ルを踏み込んだ状態でクラッチペダルを踏み、変速機を
発進ギヤ(または後退ギヤ)に設定し、クラッチペダル
を緩やかに踏み代の浅い方向に抜きながら、クラッチが
半クラッチ状態になったときに、ブレーキペダルを解放
してアクセルペダルに踏み替えるようにして行われる。
坂道発進補助装置はこれを自動的に実行する運転補助装
置である。すなわち、坂道発進補助装置はブレーキペダ
ルを踏み車両が減速して車速が零(またはほとんど零)
に達すると、このときクラッチペダルが所定値を越えて
踏み込まれているなら、ブレーキペダルを解放しても制
動圧力を自動的に保持するように制御される。さらに、
変速機が設定され踏み込まれていたクラッチペダルが設
定された解除点まで抜かれると、制動圧力の保持状態を
自動的に解除するように制御される。
【0003】この装置は、ブレーキペダルが解放されて
も制御に応じて制動圧力を保持するように接続された電
磁弁と、車速の情報、制動圧力の情報およびクラッチペ
ダルのストロークの情報を取り込みこの電磁弁を電気的
に制御するプログラム制御回路とにより実現される。こ
の装置を装備した自動車では、運転者は坂道でサイドブ
レーキをかけていない状態でブレーキペダルを解放して
も、車両が停止した状態に保持されるから、上記のよう
な坂道発進の運転操作を円滑に行うことができる。さら
に、渋滞状態の道路を運転する場合に、ブレーキペダル
を長時間踏み続けたり、サイドブレーキを繰り返し操作
するなどの必要がなくなることから、運転者の疲労を軽
減することができる。
【0004】このような坂道発進補助装置は、特開昭6
4−60456号公報、その他に開示された。この装置
は、積載重量に応じて運転条件が変わる貨物自動車に広
く実施されるようになった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】坂道発進補助装置で
は、円滑な制御を行うために、クラッチペダルのストロ
ークの情報はきわめて重要な情報である。クラッチペダ
ルが深く踏み込まれた状態からゆるやかに戻されるよう
に操作されたときに、そのストロークの情報にしたがっ
て保持されている制動圧力が自動的に解除される。解除
点が早すぎると車両は逆進することがある。解除点が遅
すぎると機関停止(エンスト)になる。このストローク
の情報は、クラッチペダルの変位軸に取付けられるクラ
ッチストローク・センサにより、機械的なストロークが
電気的な信号に変換されて検出される。
【0006】大量生産される自動車で、坂道発進補助装
置をどの製品でも均一にかつ最良な状態で作動させるた
めには、このクラッチストローク・センサには製造ばら
つきの小さい製品を利用する、クラッチストローク・セ
ンサの取付け位置を正しく調整する、などが必要であ
る。
【0007】一方、このクラッチストローク・センサが
正しくストロークの情報を発生しているか否かは、自動
車に取付けられた後には簡単に試験ができない。すなわ
ち、スイッチセンサが正しく動作しているか否か、その
取付け位置が正しいか否か、などは車両を発進走行させ
て試験をすることになり、かりに、その取付け位置が正
しくないことがわかると、それを調整するにはさらに発
進走行を行う試験が必要であって取付け、調整および試
験の作業工数が大きくなる欠点があった。
【0008】さらに、いったん販売された製品に、何ら
かの原因によりクラッチストローク・センサを取り外す
あるいは交換しなければならないような事情が発生した
場合に、サービス工場では、組立てに際してクラッチス
トローク・センサを正しく取付けることが必要である。
【0009】本発明はこのような背景に行われたもので
あって、クラッチストロークの情報を発生するクラッチ
ストローク・センサの取付けを小さい作業工数で、最適
にかつ量産品についても均一に行うことができる坂道発
進補助装置を提供することを目的とする。本発明は、ク
ラッチストローク・センサに多少の製造ばらつきがあっ
ても、これを取付け作業時の調整により吸収することが
できる坂道発進補助装置を提供することを目的とする。
本発明は、クラッチストローク・センサが交換された場
合にも、その取付け位置を最適に設定することができる
坂道発進補助装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、クラッチペダ
ルの変位を検出するストロークセンサを小さい作業工数
で最適かつ均一に取付けられるようにすることを特徴と
する。
【0011】すなわち、ブレーキペダルが解放されても
制御に応じて制動圧力を保持するように接続された電磁
弁と、車速の情報、制動圧力の情報およびクラッチペダ
ルのストロークの情報を取り込み前記電磁弁を制御する
制御回路とを備え、前記制御回路は、ブレーキペダルが
踏まれ車速が零になりかつクラッチペダルのストローク
が所定値より大きいときに前記電磁弁に制動圧力を保持
させ、クラッチペダルのストロークが設定された解除点
より小さくなったときに前記電磁弁の制動圧力保持状態
を解除する制御手段を備えた坂道発進補助装置におい
て、前記制御回路に、前記クラッチペダルのストローク
の情報を出力するクラッチストロークセンサの取付け位
調整モードを設け、この取付け位置調整モードにおい
て前記ストローク情報により前記クラッチストロークセ
ンサの取付け位置が適正範囲にあるかを識別し表示する
手段を含むことを特徴とする。
【0012】前記適正範囲の値にあるときに音響表示を
発生する手段を備えることが望ましく、前記取付け位置
調整モードへの転換操作は、この坂道発進補助装置の操
作パネルの複数の操作ボタンの同時継続操作によって行
い、前記取付け位置調整モードから通常モードへの復帰
は前記操作パネルの操作ボタンの操作によって行うこと
ができる。
【0013】
【作用】クラッチストローク・センサの取付けに際し
て、作業者はまず坂道発進補助装置の操作パネルを操作
して調整モードを設定する。クラッチストローク・セン
サの検出出力の回路を制御回路に接続してから、そのク
ラッチストローク・センサの取付け位置(または角度)
を坂道発進補助装置が発する表示にしたがって少しづつ
変更する。
【0014】音響表示がある場合には、音響表示が聞こ
えている範囲に調整して締めつければよい。音響表示を
聞きながら行うことにより、作業者はいちいち表示板な
どを見る必要がなくなり、作業工数を小さくすることが
できる。
【0015】調整モードへの設定は、操作パネルの複数
のボタンについて同時かつ継続操作とすることにより、
一般の自動車の利用者が不用意に操作設定することがで
きないようにすることができる。
【0016】調整モードから通常モードへの復帰は、操
作パネルのボタンを1回操作することにより行うことが
便利である。
【0017】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明実施例の要部の構成を示すブロック図
である。
【0018】本発明実施例は、ブレーキペダル11が解
放されても制御に応じて制動圧力を保持するように接続
された電磁弁1と、車速を検出する車速センサ2と、制
動圧力を検出するストップランプスイッチ3と、クラッ
チペダル12のストロークを検出するクラッチストロー
ク・センサ4と、クラッチの油圧回路の油圧値を検出す
る油圧センサ5と、車両の加速度を検出する加速度セン
サ6と、車速レバーの位置がニュートラルにあることを
示すニュートラル・スイッチ7と、車速センサ2、スト
ップランプスイッチ3、クラッチストローク・センサ
4、油圧センサ5、加速度センサ6およびニュートラル
・スイッチ(または変速機が発進ギヤに設定されたこと
を検出するギヤインスイッチ)7からの出力を取り込み
電磁弁1を制御するプログラム制御回路10と、このプ
ログラム制御回路10に操作入力を行う操作パネル21
と、ブレーキ圧力が保持された状態で加速度センサ6の
出力が所定値を越える下り坂にあるとき、および故障が
発生したときに警報を発生する警報装置22とが備えら
れる。警報装置22には音響により警報を発生する警報
ブザー23と、点灯することにより警報を発生する警報
ランプ24とが設けられる。
【0019】さらに、プログラム制御回路10には、ブ
レーキペダルが踏まれ車速が零になりかつクラッチペダ
ル12のストロークが所定値より大きいときに電磁弁1
に制動圧力を保持させ、クラッチペダル12のストロー
クが設定された解除点より小さくなったときに電磁弁1
の制動圧力保持状態を解除する制御手段が備えられ、本
発明の特徴として、操作により設定される調整モードが
設けられ、この調整モードでは前記ストロークの情報が
適正範囲の値にあることを識別する手段と、ストローク
の情報が適正範囲の値にあるときに音響表示を発生する
手段とが含まれる。調整モードへの転換操作は、この坂
道発進補助装置の操作パネル21の複数の操作ボタンの
同時継続操作により行われ、調整モードから通常モード
への復帰は操作パネル21の操作ボタンの操作により行
われる。
【0020】図2は本発明実施例における操作端の構成
を示す正面図である。
【0021】操作端21には、坂道発進補助装置を作動
状態に設定または解除する作動/解除スイッチ21a
と、クラッチペダル12のストロークに解除点を設定す
る初期設定スイッチ21bと、解除点の調整を行う解除
点調整スイッチスイッチ21cと、この解除点調整スイ
ッチ21cの操作により調整されたブレーキ解除のタイ
ミングその他を表示する表示画面21dとが備えられ
る。
【0022】作動/解除スイッチ21aは「作動」側に
操作されたときに坂道発進補助装置が作動できる状態に
設定され、「解除」側に操作されたときに坂道発進補助
装置は動作できない状態に解除される。初期設定スイッ
チ21bはこれが操作されたときに初期設定が行われ
る。すなわち、クラッチペダル12を踏みながらこの初
期設定スイッチ21bを操作すると、そのクラッチペダ
ル12のストロークがブレーキ圧力解除動作を行う設定
値となる。また、解除点調整スイッチ21cは「早」側
に操作されたときに解除点を「+」側(クラッチペダル
12の踏み込み量が深い方向)に移行させ手が離れたと
きに中立位置に自動的に戻される。「遅」側に操作され
たときには解除点を「−」側(クラッチペダル12の踏
み込み量が浅い方向)に移行させ手を離したときに中立
位置に自動的に戻される。
【0023】次に、このように構成された本発明実施例
の動作について説明する。
【0024】まず、通常走行時に行われる坂道発進補助
動作について説明する。図3は本発明実施例におけるブ
レーキ保持動作の流れを示すフローチャート、図4は本
発明実施例におけるブレーキ解除動作の流れを示すフロ
ーチャートである。
【0025】プログラム制御回路10によるブレーキ保
持動作は、図3に示すように、プログラム制御回路10
が、ストップランプスイッチ3からの出力を取り込み、
あらかじめ設定された踏み込み量の値を越えているか否
かを判定する。設定値を越えていなければ制動により停
車した状態ではないので電磁弁1への制御信号の送出を
禁止して坂道発進の補助動作を停止する。設定値を越え
ている場合は車速センサ2からの出力を取り込み車速が
零であるか否かを判定する。車速が零でなければ車両は
走行しているので、電磁弁1への制御信号の送出を禁止
し坂道発進の補助動作を停止する。
【0026】車速が零である場合は加速度センサ6から
の出力を取り込み、現在の加速度センサ6の出力が設定
された所定値Sを越えているか否かを判定する。加速度
センサ6の出力が所定値Sを越えている場合は、車両停
止状態にないものとして、電磁弁1への制御信号の送出
を禁止し補助動作を停止する。所定値Sを越えていなけ
れば車両停止状態にあるものとして、クラッチのストロ
ークが所定値を越えているか否かを判定し、所定値を越
えていれば電磁弁1に制御信号を送出し、電磁弁1を駆
動してブレーキバルブ13を動作させて制動圧力を保持
状態として、坂道発進補助動作を実行する。所定値を越
えていなければ電磁弁1への制御信号送出を禁止し補助
動作の実行を停止する。
【0027】次に、通常走行時に行われるブレーキ解除
動作について図4を参照して説明する。
【0028】車両が坂道でブレーキ保持状態にあるとき
にクラッチストローク・センサ4およびニュートラル・
スイッチ(またはギヤイン・スイッチ)7からの出力を
取り込みクラッチペダル12が踏み込まれてギヤが前進
発進位置(ローまたはセカンド)あるいは後退の位置に
設定されたか否かを判定する。
【0029】クラッチペダル12が踏み込まれギヤが発
進状態に設定された場合には、クラッチストローク・セ
ンサ4の出力からあらかじめ設定された所定ストローク
以下になったか否かを判定する。所定ストローク以下に
なったときには発進が行われるものとして、電磁弁1へ
の制御信号の送出を禁止しブレーキを解除する。ギヤが
発進状態に設定されていなく、もしくはクラッチペダル
12の踏み込み量が所定ストローク以上である場合は、
電磁弁1への制御信号の送出を継続しブレーキ保持状態
を維持する。
【0030】坂道発進補助動作には、前述のようにブレ
ーキを保持するか、解除するかの判定基準の一つとして
クラッチペダル12の踏み込み量がある。この踏み込み
量はクラッチストローク・センサ4により検出され、機
械的ストロークが電気的信号に変換されてプログラム制
御回路10に送出される。このクラッチストローク・セ
ンサ4は、どの自動車でも均一にかつ最良な状態で作動
させるために製造バラツキの小さい製品が用いられる
が、取付位置によっても最終品質に影響が与えられるの
で組立工程において正しい調整を行わなければならな
い。
【0031】本発明は、このクラッチストローク・セン
サ4の取付けを小さい作業工数で、最適に、かつ均一に
行えるようにすることを特徴とするもので、プログラム
制御回路10に設けられた調整モードを操作により設定
し、クラッチストロークの情報が適性範囲にあるか否か
を識別しながらその取付け位置が最適になるように設定
される。
【0032】ここで、その取付け時の調整動作について
詳しく説明する。この調整が行われる調整モードは、故
障表示モードの中のセンサ表示モードに含まれているの
で、その設定は操作端21からの操作入力により、故障
表示モードの設定、センサ状態表示モードの設定、調整
モードの設定の順に行われる。図5は本発明実施例にお
ける故障表示モード設定動作の流れを示すフローチャー
ト、図6は本発明実施例におけるセンサ状態表示モード
設定動作の流れを示すフローチャート、図7は本発明実
施例における調整モードでのクラッチストローク・セン
サ調整動作の流れを示すフローチャートである。
【0033】まず、図5に示すように、図2に示す操作
端21に設けられた作動/解除スイッチ21aおよび初
期設定スイッチ21bがオン状態に操作され、さらに解
除点調整スイッチ21cが「早」側に切替えられ、この
状態で3秒間経過したときにプログラム制御回路10は
故障表示モードを設定する。次いで、この故障表示モー
ドが設定された状態で、図6に示すように解除点調整ス
イッチ21cが2回操作されるとセンサ状態表示モード
を設定する。解除点調整スイッチ21cが2回操作され
ない場合にはそのまま故障表示モードが継続される。
【0034】このようにセンサ状態表示モードの状態で
解除点調整スイッチ21cが何回押されたかによって各
種特性値が表示画面21dに表示される。本実施例の場
合は7回押されたときにセンサ電圧が表示され、この表
示された電圧値が0.2V〜0.44Vの範囲内であれ
ば、クラッチストローク・センサ4が取付けられた位置
が最適状態に近いがまだ最適でないので、警報ブザー2
3を間欠的に吹鳴させ再調整を促す。この再調整により
クラッチストローク・センサ4の取付け位置(または角
度)が少しづつ調整されて、表示画面21d上の表示が
0.45Vになったときに警報ブザー23を連続吹鳴さ
せ、その位置が最も適正であることを作業者に通知す
る。
【0035】取付け位置の変更がこの適正位置を越えて
センサ電圧表示0.46V〜0.6Vの範囲になったと
きには、調整がゆき過ぎているので再調整を促すために
警報ブザー23を間欠的に吹鳴させる。取付け調整終了
後は、初期設定スイッチ21bがオン状態にされること
によって故障表示モードに戻り、さらに、作動/解除ス
イッチ21aがオフにされることによって故障表示モー
ドが解除されて通常の制御モードが設定される。
【0036】このように音響により最適位置が表示され
るので、調整作業はその音を聞きながら行うことがで
き、いちいち表示板を見ることなくその音響表示が聞こ
えている範囲に調整する操作で解除点は最も適切な位置
に設定される。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ク
ラッチストロークの情報を発生するクラッチストローク
・センサの取付けを小さい作業工数で、最適にかつ量産
品についても均一に行うことができ、また、クラッチス
トローク・センサに多少の製造バラツキがあっても取付
け作業時の調整によりそれを吸収することができる。さ
らに、クラッチストローク・センサが交換された場合で
も検出精度を低下させない最適な位置に設定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の要部の構成を示すブロック図。
【図2】本発明実施例における操作パネルの構成を示す
正面図。
【図3】本発明実施例におけるブレーキ保持動作の流れ
を示すフローチャート。
【図4】本発明実施例におけるブレーキ解除動作の流れ
を示すフローチャート。
【図5】本発明実施例における故障表示モード設定動作
の流れを示すフローチャート。
【図6】本発明実施例におけるセンサ状態表示モード設
定動作の流れを示すフローチャート。
【図7】本発明実施例における調整モードでのクラッチ
ストローク・センサ調整動作の流れを示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 電磁弁 2 車速センサ 3 ストップランプスイッチ 4 クラッチストローク・センサ 5 油圧センサ 6 加速度センサ 7 ニュートラル・スイッチ 10 プログラム制御回路 11 ブレーキペダル 12 クラッチペダル 13 ブレーキバルブ 21 操作端 21a 作動/解除スイッチ 21b 初期設定スイッチ 21c 解除点調整スイッチ 21d 表示画面 22 警報装置 23 警報ブザー 24 警報ランプ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキペダルが解放されても制御に応
    じて制動圧力を保持するように接続された電磁弁と、車
    速の情報、制動圧力の情報およびクラッチペダルのスト
    ロークの情報を取り込み前記電磁弁を制御する制御回路
    とを備え、 前記制御回路は、ブレーキペダルが踏まれ車速が零にな
    りかつクラッチペダルのストロークが所定値より大きい
    ときに前記電磁弁に制動圧力を保持させ、クラッチペダ
    ルのストロークが設定された解除点より小さくなったと
    きに前記電磁弁の制動圧力保持状態を解除する制御手段
    を備えた坂道発進補助装置において、 前記制御回路に、前記クラッチペダルのストロークの情
    報を出力するクラッチストロークセンサの取付け位置調
    整モードを設け、この取付け位置調整モードにおいて前記ストローク情報
    により前記クラッチストロークセンサの取付け位置が適
    正範囲にあるかを識別し表示する 手段を含むことを特徴
    とする坂道発進補助装置。
  2. 【請求項2】 前記適正範囲の値にあるときに音響表示
    を発生する手段を備えた請求項1記載の坂道発進補助装
    置。
  3. 【請求項3】 前記取付け位置調整モードへの転換操作
    は、この坂道発進補助装置の操作パネルの複数の操作ボ
    タンの同時継続操作である請求項1記載の坂道発進補助
    装置。
  4. 【請求項4】 前記取付け位置調整モードから通常モー
    ドへの復帰は前記操作パネルの操作ボタンの操作による
    請求項3記載の坂道発進補助装置。
JP25845294A 1994-10-24 1994-10-24 坂道発進補助装置 Expired - Lifetime JP3320921B2 (ja)

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