JP3320172B2 - 加熱装置及び画像形成装置 - Google Patents

加熱装置及び画像形成装置

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JP3320172B2 JP29391693A JP29391693A JP3320172B2 JP 3320172 B2 JP3320172 B2 JP 3320172B2 JP 29391693 A JP29391693 A JP 29391693A JP 29391693 A JP29391693 A JP 29391693A JP 3320172 B2 JP3320172 B2 JP 3320172B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通電により発熱するヒ
ータ(加熱体)に被加熱材をフィルム部材を介して密着
させてフィルム部材と一緒にヒータ位置を搬送させるこ
とでヒータの熱をフィルム部材を介して被加熱材に付与
する、フィルム加熱方式の加熱装置に関する。
【0002】また、該加熱装置を画像加熱定着装置とし
て備える画像形成装置に関する。
【0003】
【従来の技術】上記のようなフィルム加熱方式の加熱装
置は、例えば特開昭63−313182号公報・特開平
2−157878号公報・特開平4−44075〜44
083、204980〜204984号公報等に提案さ
れており、複写機・レーザービームプリンタ・ファクシ
ミリ・マイクロフィルムリーダプリンタ・画像表示(デ
ィスプレイ)装置・記録機等の画像形成装置において、
電子写真・静電記録・磁気記録等の適宜の画像形成プロ
セス手段により加熱溶融性の樹脂等より成るトナーを用
いて画像支持体としての被記録材(エレクトロファック
スシート・静電記録シート・転写材シート・印刷紙な
ど)の面に直接方式もしくは間接(転写)方式で形成し
た目的の画像情報に対応した未定着のトナー画像(被定
着像)を該画像を担持している被記録材面に永久固着画
像として加熱定着処理する画像加熱定置装置として活用
できる。
【0004】また、定着装置に限らず、例えば画像を担
持した被記録材を加熱して表面性を改質する装置、仮定
着する装置等、広く被加熱材を加熱処理する手段・装置
として使用できる。
【0005】フィルム加熱方式の加熱装置は、他に知ら
れている熱ローラ方式・熱板方式・ベルト加熱方式・フ
ラッシュ加熱方式・オープン加熱方式等の加熱装置ない
しは画像加熱定着装置との対比において、.ヒータと
して低熱容量のサーマルヘッド状の加熱体を、フィルム
部材として薄膜の低熱容量のものを用いることができる
ため、省電力化・ウェイトタイム短縮化(クイックスタ
ート性)等が可能になり、また本機内昇温を抑えること
ができ、.画像加熱定着装置にあっては定着点と分離
点が別に設定できるためオフセットを防止できる、その
他、他の方式装置の種々の欠点を解決できるなどの利点
を有し、効果的なものである。
【0006】ヒータとしてはセラミック基板に通電抵抗
発熱体のパターン層を設けたものを基本構成とする全体
に低熱容量のものが用いられ、通電抵抗発熱体に対する
通電により昇温し、該ヒータの温度を検知するサーミス
タ等の検知温度に応じて通電抵抗発熱体に対する電力供
給がヒータ温度を所定の一定値に保持するように制御さ
れる。
【0007】フィルム加熱方式の加熱装置に用いられる
ヒータの熱容量は熱ローラ方式の装置における加熱ロー
ラと比べて格段に小さいため、ヒータへの供給電力(よ
り正確には、通電抵抗発熱体への供給電力、以下同じ)
を、前記の温度検知手段で検知した温度が所定の制御値
以上か以下かによりオフ(OFF)とオン(ON)の2
段階で切り換えた場合はヒータの温度が時間的に大きく
変動し、被加熱材の加熱にムラが生じやすい。
【0008】このような、加熱ムラを防止するためにヒ
ータへの供給電力のオフとオンの間に中間の出力電力レ
ベルを設け、検知したヒータ温度に応じて出力電圧を切
り換える技術が知られている。
【0009】出力電圧を変化させる方法としては、交流
を用い、トライアツク等のスイッチング素子を用いて各
周期毎に所定のデューティーにて出力を休止する、所謂
「位相制御方式」が実用されている。
【0010】また、この種の装置に用いられるヒータ
は、その長手方向の両端の給電端子間の通電抵抗発熱体
の抵抗値(以下、ヒータの抵抗値と記す)をR、給電端
子間の印加電圧をV(ただし、V=VP sinθ)、通
電されるデューティー比をr(ただし、0≦r≦1)と
したとき、
【0011】
【数1】 であらわされる。
【0012】ところで、ヒータの抵抗値Rには、個々の
ヒータ毎の所定の公差が発生する。またヒータへ印加さ
れる電圧の振幅VP にも所定のばらつきが存在する。す
ると、同じデューティー比rで通電しても電力Wにバラ
ツキが生じる。
【0013】これを防止するため、ヒータの抵抗値R、
ヒータへ印加される電圧の振幅VPが異なっても同じ電
力Wを出力するようにデューティー比rを補正する補正
手段を設けることが知られている。
【0014】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では以下のような問題点があった。
【0015】即ち、加熱装置に供給可能な最大電流値に
は、ヒータ及び装置自体の耐久性、及び電源の性能か
ら、所定の上限値Imax が存在する。また、加熱装置に
供給可能な最大電力値にも、同様の理由から所定の上限
値Wmax が存在する。
【0016】このときヒータへ供給される電力は、RI
max 2 と、Va 2 /R(Va ;ヒータ印加電圧実効値)
と、Wmax の3者のうち最小の電力となる。
【0017】すると、ヒータの抵抗値Rが小さい場合、
電力がRImax 2 で規制されるため、少ない電力しか供
給されない。
【0018】これを防ぐため、ヒータの抵抗値Rを大き
くすると、今度は電力がVa 2 /Rで規制され、入力電
圧が小さい場合には少ない電力しか供給されない。
【0019】結局、ヒータ抵抗値R又はヒータ印加電圧
実効値Va が異なると、ヒータへ供給される電力には差
が生じる。
【0020】一方、従来、ヒータへ入力される最大電力
(ここではW′と称する)に対し、図4に示すようにヒ
ータ温度が所定の値To に対して高くなるに従って漸次
W′に比例して減少させる方法が用いられていた。
【0021】このような方式において、W′にばらつき
が生じると、ヒータの温度が高くなったときに与えられ
る比較的少ない電力のレベル(例えば0.2W′)にも
ばらつきが生じる。すると、ヒータの温度の時間的変動
が大きくなり、加熱にムラが生じる。
【0022】そこで本発明はこの種の加熱装置につい
て、ヒータ抵抗値やヒータへの供給電力がばらついた場
合でもヒータ温度の時間的変化を低減させるのに有効な
手段構成を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする加熱装置及び画像形成装置である。
【0024】(1)通電により発熱するヒータに被加熱
材をフィルム部材を介して密着させてフィルム部材と一
緒にヒータ位置を搬送させることでヒータの熱をフィル
ム部材を介して被加熱材に付与する加熱装置において、
ヒータの温度を検知する温度検知手段と、ヒータの抵抗
値Rを記録する抵抗値記録手段と、ヒータへ供給する電
力のレベルLi (ただし、iは0又は自然数)を、出力
オフの状態も含めて少なくとも3段階である、電力の少
ない方から順にL0 ,L1・・・・Ln (ただしnは2以上
の整数)から選択可能な通電制御手段と、該通電制御手
段への入力電圧又は該通電制御手段からの出力電圧Vを
検知する電圧検知手段とを有し、前記通電制御手段が前
記温度検知手段による検知温度と、前記ヒータ抵抗値記
録手段に記録されたヒータ抵抗値Rと、前記電圧検知手
段により検知された電圧Vに応じて、前記ヒータへの給
電電力を制御するように設定されており、少なくとも該
通電制御手段が最大の電力を出力する電力レベルLn
出力電力が前記ヒータの抵抗値R及び前記電圧Vに応じ
て異なるように設定されており、該最大出力電力レベル
n 及び出力オフであるレベルL0 以外の少なくとも1
つの電力レベルL1 〜Ln-1 が、前記ヒータの抵抗値R
及び前記電圧Vにかかわらず略一定となるよう前記通電
制御手段が設定されていることを特徴とする加熱装置。
【0025】(2)前記ヒータの検知温度が増大するに
つれて、前記ヒータへの通電電力を低減させることを特
徴とする(1)に記載の加熱装置。
【0026】(3)前記通電制御手段の出力電力Wi
(ただし、iは0又は自然数)を電力の少ない出力レベ
ルから順に、W0 (=0ワット),W1 ,・・・・Wn (n
は2以上の整数)とし、前記ヒータの抵抗値Rと、前記
電圧Vがそれぞれ所定の値R0,V0 であるときの、前
記通電制御手段の出力電力Wi0(ただしiは0又は自然
数)を、電力の少ない順から順に、W00(=0ワッ
ト),W10,・・・・Wn0とするとき、Wn ≧Wi0が成立す
るiの範囲において、Wi =Wi0とすることを特徴とす
る(1)に記載の加熱装置。
【0027】(4)フィルム部材をヒータに密着させる
加圧部材を有し、フィルム部材を挟んでヒータと加圧部
材とで形成される圧接ニップ部のフィルム部材と加圧部
材との間に被加熱材を導入してフィルム部材と一緒に圧
接ニップ部を挟持搬送させてヒータの熱をフィルム部材
を介して被加熱材に付与することを特徴とする(1)に
記載の加熱装置。
【0028】(5)装置に対する被加熱材の通紙が片側
通紙基準でなされることを特徴とする(1)に記載の加
熱装置。
【0029】(6)フィルム部材が回転搬送されるエン
ドレスフィルムもしくは走行搬送される有端フィルムで
あることを特徴とする(1)に記載の加熱装置。
【0030】(7)加圧部材が回転駆動される回転体で
あり、その回転力によりフィルム部材がヒータに密着摺
動しつつ回転搬送もしくは走行搬送されることを特徴と
する(4)に記載の加熱装置。
【0031】(8)被加熱材が画像定着すべき未定着顕
画剤像を支持した被記録材であり、該被記録材に未定着
顕画剤像を加熱定着させる画像加熱定着装置であること
を特徴とする(1)乃至(7)の何れかに記載の加熱装
置。
【0032】(9)前記(1)乃至(8)の何れかに記
載の加熱装置を、被記録材に未定着顕画剤像を加熱定着
させる画像加熱定着装置として備えることを特徴とする
画像形成装置。
【0033】
【作用】最大電力以外の少なくとも1つの電力レベル
が、ヒータ抵抗値、ヒータへの印加電圧によらず一定と
なるようにすることで、ヒータ温度の時間的変化を減ら
すことができる。
【0034】その結果、被加熱材の加熱ムラが減少す
る。画像加熱定着装置にあっては、画像加熱不良(定着
不良)に伴うフィルム部材や加圧部材のトナー汚れも防
止できる。従って長期にわたって安定した加熱処理をす
ることが可能な装置が構成される。
【0035】
【実施例】
〈実施例1〉(図1〜図3) (1)加熱装置 図1は一実施例の加熱装置(画像加熱定着装置)Aの概
略構成図、図2の(a)はヒータ1の一部切欠き平面
図、(b)はヒータ1の縦断正面図と通電系のブロック
図である。
【0036】図1において、6はエンドレスベルト状の
定着フィルムであり、該定着フィルム6は左側の駆動ロ
ーラ7と、右側の従動ローラ8と、この両ローラ7,8
間の下方に、ヒータ支持体11に支持させて固定配設し
た低熱容量線状ヒータ1との間に懸回張設してある。
ローラ8は定着フィルム6を外側に張る方向にテンシ
ョンを与えるテンションローラを兼ねている。
【0037】定着フィルム6は、表面にシリコーンゴム
等を被覆して摩擦係数を高めた駆動ローラ7の時計方向
の回転駆動に伴い、時計方向aに所定の周速度を持って
しわや蛇行、速度遅れなく回転駆動される。
【0038】9は定着フィルム6を挟ませてヒータ1に
圧接させた加圧部材としての、シリコーンゴム等の離型
性の良いゴム弾性層を有する加圧ローラであり、ヒータ
1の下面に対してバネ等の付勢手段により、例えば総荷
重5〜10kgの当接力をもって対向圧接させてあり、
被加熱材としての被記録材Pの搬送方向に順方向の反時
計方向に回転する。
【0039】回転駆動されるエンドレスベルト状の定着
フィルム6は繰り返してトナー画像の加熱定着に供され
るので、耐熱姓・離型性・耐久性に優れ、一般的には1
00μm以下、好ましくは40μm以下の薄肉のものを
使用する。
【0040】一例としては、厚さ20μmのポリイミ
ド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルサルホン、ポリ
エーテルエーテルケトン等の高耐熱樹脂や、ニッケル、
SUS等の金属の薄肉エンドレスベルト部材の外周面に
PTFE(四フッ化エチレン樹脂)、PFA(四フッ化
エチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合
体樹脂)等の低表面エネルギーの樹脂、又はこれらの樹
脂にカーボンブラック等の導電材を添加した離型コート
層を10μm厚に施した総厚30μmのエンドレスベル
トである。
【0041】低熱容量のヒータ1は、例えば厚さ1.0
mm、幅10mm、長手方向長さ340mmのアルミナ
基板2に、銀パラジウムや酸化ルテニウム等の抵抗材料
を厚さ10μm、幅1.0mmに塗工して通電抵抗発熱
体層3を形成し、さらにその上にフィルム6との摺動を
考慮して、厚さ10μm程度のガラス等の保護層4を形
成したものである。
【0042】ヒータ支持体11は、ヒータ1を装置A及
び画像形成装置に対し断熱支持する、断熱性、高耐熱
性、剛性を有するもので、例えばPPS(ポリフェニレ
ンサルファイド)、PEEK(ポルエーテルエーテルケ
トン)、液晶ポリマ等の高耐熱性樹脂や、これらの樹脂
とセラミックス、金属等との複合材料などで構成され
る。
【0043】ヒータ1の通電抵抗発熱体層3にその長手
方向両端から通電する。通電は交流100Vであり、基
板2の裏面に熱伝導性シリコーンゴム接着剤等で接着又
は圧接又は一体的に形成されたNTCサーミスタ等の温
度検知素子5(A,B)の検知温度に応じMPU18に
より通電制御される。
【0044】ヒータ1の通電抵抗発熱体層3は図2のよ
うに基板2の下面の中央部に基板長手方向に沿って一直
線状に形成してある。3aと3bはこの発熱体層3の左
端部と右端部に設けた銀等の良導電材質の通電用電極
(給電端子、入力端子)である。
【0045】eはこの電極3a,3b間の発熱体層3の
有効全長域であり、本実施例の場合は、装置に供給して
使用できる最大サイズの被記録材をA3版(幅297m
m)とし、その被記録材幅に対応する長さ寸法に設定し
てある。
【0046】また、本実施例の装置は、発熱体層3の左
側の基線イを基準とする、いわゆる片側通紙基準で各種
サイズの被記録材が供給されるものである。A6版(幅
105mm)通紙域cは本実施例の装置で使用可能な最
小サイズの被記録材の通紙域である。dはB4版(幅2
57mm)の被記録材の通紙域である。
【0047】5Aは、最小通紙域c内に設けられた第1
の温度検知素子としてのサーミスタである。定着時(被
加熱材の加熱処理実行時)、MPU18はこの第1のサ
ーミスタ5Aの検知出力が所定の一定値となるようにヒ
ータ駆動回路16を制御し発熱体層3への通電を制御し
ている。
【0048】5Bは最小通紙域c外に設けられた第2の
温度検知素子であるサーミスタで、本実施例では最大通
紙域e内であって、B4版の通紙域d外に配置してあ
る。
【0049】不図示の作像プロセス部から、未定着トナ
ー画像Tを上面に形成担持させた被加熱材としての被記
録材Pが装置Aへ搬送されて、入口ガイド10に案内さ
れて定着フィルム6を挟んで圧接しているヒータ1と加
圧ローラ9の圧接ニップ部N(定着ニップ部)の定着フ
ィルム6と加圧ローラ9との間に、トナー画像面が定着
フィルム6に対面して進入する。
【0050】この被記録材Pの進入時点までには定着フ
ィルム6は所定の速度で回転駆動されており、またヒー
タ1は所定の定着温度(本実施例では200°C)に立
ち上がっている。
【0051】定着ニップ部Nに進入した被記録材Pは面
ズレやシワ寄りを生じることなく回転移動する定着フィ
ルム6と一緒の重なり状態でヒータ1と加圧ローラ9と
の定着ニップ部Nを挟圧力を受けつつ通過し、被記録材
Pのトナー画像担持面は定着フィルム6面に押圧密着状
態で定着ニップ部Nを通過する過程で発熱体層3の熱を
定着フィルム6を介して受け、トナー画像Tが高温熔融
して被記録材P面に軟化接着化した像Taとなる。
【0052】本実施例装置の場合は、被記録材Pと定着
フィルム6との分離は被記録材Pが定着ニップ部Nを通
過して出た時点で行わせている。この分離時点において
熔融トナーTaの温度は未だトナーのガラス転移点より
高温の状態にある。
【0053】この分離点でガラス転移点より高温の状態
にあるトナーTaは、適度なゴム特性を有するので、分
離時のトナー画像面は定着フィルム表面にならうことな
く適度な凹凸表面性を有したものとなり、この表面性が
保たれて冷却固化するに至るので、定着済のトナー画像
面には適度の画像光沢が発生せず高品位な画質となる。
【0054】定着フィルム6と分離された被記録材Pは
排紙ガイド12で案内されて排紙ローラ対15へ至る間
にガラス転移点より高温のトナーTaの温度が自然降温
(自然冷却)してガラス転移点以下の温度になって固化
し固化画像Tbに至る。従って被記録材Pは定着ニップ
Nを抜けた後、画像定着済の被記録材Pとして出力され
る。
【0055】(2)ヒータ1の通電制御 本実施例において、ヒータ1の抵抗値(すなわち電極3
a,3b間の通電抵抗発熱体層3の抵抗値)の設計中心
値は8.0Ωであるが、発熱体層3の厚さや幅等のばら
つきや、抵抗材料自体の体積抵抗率のばらつきにより、
±10%の公差を有する。
【0056】本実施例においては、ヒータ抵抗値の実際
の値をMPU18上に記憶させておき、その値に応じて
ヒータ駆動回路16の駆動条件を変える。
【0057】また、本実施例において、ヒータ駆動回路
16は、トライアック等の不図示のスイッチング素子に
より、入力された商用交流電源Sの交流電流をヒータの
1に供給する。
【0058】ヒータ駆動回路16に供給される電圧は前
述のように100Vが中心であるが、実際には80Vか
ら110Vの間で変動する。ヒータ駆動回路16には不
図示の公知の電圧検知手段が設けられており、ヒータ駆
動回路16に印加される電圧(すなわち、ヒータ1へ印
加される電圧)を検知し、検知した値に応じて前記のス
イッチング素子の動作を変化させる。
【0059】本実施例において、ヒータ1に通電可能な
最大の電流値は10Aであり、通電可能な最大の電力値
は100Wである。これらの条件を満足する、ヒータ
に実際に通電可能な最大電力Wn を、ヒータ印加電圧
実効値Va の関数として示す。パラメータとして、ヒ
ータの抵抗値をとり、抵抗値下限である7.2(Ω)、
中心である8.0(Ω)、上限である8.8(Ω)に関
するグラフを作製し、図3に示す。
【0060】ヒータ印加電圧実効値Vaのばらつきの範
囲は80Vから110Vであるので、この範囲におい
て、Wn の最小値は720W、最大値は880Wであ
る。
【0061】表1は、本実施例における、第1のサーミ
スタ5Aの検知温度に対するヒータへの供給電力を示す
表である。
【0062】
【表1】 ヒータ抵抗値R=8.0Ωのとき、T<200(°C)
のときのヒータへの印加電力、すなわち最大印加電力は
800Wであるが、R≠8.0Ωのときには、図3より
あきらかなように最大印加電力は、入力電圧あるいはヒ
ータの抵抗値により変化する。
【0063】しかしながら、T≧200(°C)では、
入力電圧及びヒータ抵抗値によらず、検知温度Tに応じ
た所定の電力が供給される。
【0064】なお、表1に示された目標電力Wの供給方
法は、
【0065】
【数2】 を満足するデューティー比rを随時計算して求めればよ
い。あるいは各VP 、R、Wに対するrの値をテーブル
にしてMPU18の中に記憶しておき、そのデータを用
いればよい。
【0066】而して、本実施例では、ヒータ抵抗値,ヒ
ータへの印加電圧がかわった場合でも、T<200(°
C)のときの印加電力が変わるだけなので、ヒータの昇
温速度がかわるだけで、一旦T≧200°Cになればヒ
ータ温度の時間変化はなく、安定して均一な加熱が実現
できる。
【0067】(3)比較例 表2は、比較例として、第1のサーミスタ5Aの検知温
度Tに対するヒータへの供給電力を示す。他の装置構成
・制御は、上記実施例1と同じである。
【0068】ヒータ1への供給電力が200≦T<21
5の温度Tの範囲においても、ヒータの抵抗値、入力電
圧により異なる。そのため、ヒータの発熱量が不適切に
なる場合がある。すると、ヒータ温度の時間変化が発生
し、加熱ムラが発生する。
【0069】
【表2】 〈実施例2〉本実施例ではヒータ印加電圧が65Vから
120Vまで変化する。表3は本実施例における第1の
サーミスタ5Aの検知温度に対するヒータへの供給電力
を示す。他の装置構成・制御は実施例1と同じである。
【0070】
【表3】 T≧205のとき、ヒータ抵抗値、ヒータへの印加電圧
によらず、所定の供給電力が得られる。
【0071】また、本実施例では、Wn <700(W)
のときは、Wn の値に応じて、ヒータへの通電が開始し
てから被記録材が定着ニップ部Nまで到達するまでの時
間を調整することにより、Wn が小さい場合の加熱不良
を防止している。
【0072】また本実施例の場合は、広い範囲の入力電
圧に対応できるので、加熱装置(画像加熱定着装置)と
しての使い勝手がよい。
【0073】〈実施例3〉本実施例では使用する被記録
材の厚さに応じ、供給電力を変える。表4は本実施例に
おける第1のサーミスタ5Aの検知温度Tに対するヒー
タへの供給電力を示す。他の装置構成・制御は実施例1
と同じである。
【0074】
【表4】 記録材の厚さは、使用者がMPU18に登録してもよい
し、公知の手段により、搬送中の被記録材の厚さを測定
検知し、測定値をMPU18に取り込んでもよい。
【0075】なお、ヒータの抵抗値、印加電圧によら
ず、各紙厚に対する電力レベルは、T≧200°Cの範
囲では表4に示す所定の値である。
【0076】本実施例の場合は、ヒータ温度の時間変化
がさらに減少し、加熱均一性が向上する。
【0077】〈実施例4〉本実施例では210≦Tで、
ヒータ抵抗値、ヒータへの印加電圧によらず、一定電力
を供給する。他の装置構成・制御は実施例1と同じであ
る。
【0078】
【表5】 本実施例の場合は、実用的にヒータ温度の時間変化は許
容できる程度である一方、T<210のときは、ヒータ
へ所定の電力を印加するためのデューティー比rを求め
る手順が簡略化でき、MPU18のメモリ容量を減らせ
る。
【0079】なお、図2のヒータ1において、第2温度
検知手段5Bはなくてもよい。またこの第2の温度検知
手段5Bの検知信号を用いることで、実施例1乃至同4
における通電条件を変更してもよい。
【0080】〈実施例5〉(図5) 図5の(a)・(b)・(c)はそれぞれフィルム加熱
方式の加熱装置の他の構成形態例を示したものである。
【0081】(a)のものは、ヒータ1と駆動ローラ3
1の2部材間にエンドレスベルト上の耐熱性フィルム6
を懸回張設して駆動ローラ31により回転駆動する構成
のものである。
【0082】(b)のものは、ヒータ1と、該ヒータ1
を保持させたフィルムガイド部材32の外側に円筒状の
耐熱性フィルム6をルーズに外嵌し、ヒータ1に対して
フィルム6を加圧ローラ9で圧接させ、該加圧ローラ9
を回転駆動させることによりフィルム6の内面をヒータ
1面に密着摺動させながら回転駆動する構成(加圧ロー
ラ駆動式)のものである(特開昭2−153602〜1
53610、4−20490〜20498号公報等)。
【0083】(c)のものは、、耐熱性フィルム6とし
て、エンドレスベルト状のものではなく、ロール巻きに
した長尺の有端フィルムを用い、これを繰り出し軸32
側からヒータ1を経由させて巻き取り軸33側へ所定の
速度で走行させるように構成したものである。
【0084】このような構成形態の加熱装置(画像加熱
定着装置)にも実施例1乃至同4のように本発明を適用
して同様の効果が得られる。
【0085】〈実施例6〉(図6) 図6は例えば前述した実施例1に示したような本発明に
従うフィルム加熱方式の加熱装置としての画像加熱定着
装置Aを組み込んだ画像形成装置の一例の概略構成を示
している。本例の画像形成装置は原稿台往復動型・回転
ドラム型・転写式・プロセスカートリッジ着脱方式の電
子写真複写装置である。
【0086】100は装置機筺、101はその装置機筺
の上面板102上に配設したガラス板等の透明板部材よ
りなる往復動型の原稿載置台であり、機筺上面板101
上を図面上右方a、左方a´に夫々所定の速度で往復移
動駆動される。
【0087】Gは原稿であり、複写すべき画像面側を下
向きにして原稿載置台101の上面に所定の載置基準に
従って載置し、その上に原稿圧着板103をかぶせて押
え込むことによりセットされる。
【0088】104は機筺上面板102面に原稿載置台
101の往復移動方向とは直角の方向(紙面に垂直の方
向)を長手として開口された原稿照明部としてのスリッ
ト開口部である。
【0089】原稿載置台101上に載置セットした原稿
Gの下向き画像面は原稿載置台101の右方aへの往動
移動過程で右辺側から左辺側にかけて順次にスリット開
口部104の位置を通過していき、その通過過程でラン
プ105の光Lをスリット開口部104、透明な原稿載
置台101を通して受けて照明走査され、その照明走査
光の原稿面反射光が像素子アレイ106によって感光ド
ラム107面に結像露光される。
【0090】感光ドラム107は例えば酸化亜鉛感光層
・有機半導体感光層等の感光層が被覆処理され、中心支
軸108を中心に所定の周速度で矢示bの時計方向に回
転駆動され、その回転過程で帯電器109により正極性
又は負極性の一様な帯電処理を受け、その一様帯電面に
前記の原稿画像の結像露光(スリット露光)を受けるこ
とにより感光ドラム107面には結像露光した原稿画像
に対応した静電潜像が順次に形成されていく。
【0091】この静電潜像は現像器110により加熱で
軟化溶融する樹脂等より成るトナーにて順次に顕像化さ
れ、該顕像たるトナー画像が転写部としての転写放電器
111の配設部位へ移行していく。
【0092】200は被記録材としての転写材シートP
を積載収納したカセットであり、該カセット内のシート
が給送ローラ112の回転により1枚宛繰出し給送さ
れ、次いでレジストローラ113により、ドラム107
上のトナー画像形成部の先端が転写放電器111の部位
に到達したとき転写材シートPの先端も転写放電器11
1と感光ドラム107との間位置に丁度到達して両者一
致するようにタイミングどりされて同期給送される。
【0093】そしてその給送シートの面に対して転写放
電器111により感光ドラム107側のトナー画像が順
次に転写されていく。
【0094】転写部でトナー画像転写を受けたシートは
不図示の分離手段で感光ドラム107面から順次に分離
されて搬送装置114によって前述の定着装置Aに導か
れて担持している未定着トナー画像の加熱定着を受け、
画像形成物(コピー)として排出ローラ116を通って
機外の排紙トレイ117上に排出される。
【0095】画像転写後の感光ドラム107の面はクリ
ーニング装置118により転写残りトナー等の付着汚染
物の除去を受けて繰り返して画像形成に使用される。
【0096】PCは装置本体100内のカートリッジ着
脱部120に着脱されるプロセスカートリッジであり、
本例の場合は、像担持体としての感光ドラム107、帯
電器109、現像器110、クリーニング装置118の
4つのプロセス機器を包含させて一括して装置本体10
0に対して着脱交換自在としてある。
【0097】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フィルム
加熱方式の加熱装置について、最大電力以外の少なくと
も1つの電力レベルが、ヒータ抵抗値、ヒータへの印加
電圧によらず一定となるようにすることで、ヒータ抵抗
値、ヒータへの供給電力がばらついた場合でもヒータ温
度の時間的変化を低減させることができ、被加熱材の加
熱ムラが減少する。画像加熱定着装置にあっては、画像
加熱不良(定着不良)に伴うフィルム部材や加圧部材の
トナー汚れも防止できる。従って長期にわたって安定し
た加熱処理をすることが可能な装置が構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のフィルム加熱方式の加熱装置(画
像加熱定着装置)の概略構成図
【図2】 (a)はヒータの一部切欠き平面図、(b)
はヒータの縦断正面図と通電系のブロック図
【図3】 ヒータ印加電圧に対する、ヒータに通電可能
な最大電力Wn を示すグラフ
【図4】 従来装置に於けるヒータへの通電条件を示し
た図
【図5】 (a)・(b)・(c)はそれぞれフィルム
加熱方式の加熱装置の他の構成例の略図
【図6】 画像形成装置の一例の概略構成図
【符号の説明】
A フィルム加熱方式の加熱装置(画像加熱定着装
置)の総括符号 1 加熱体(セラミックヒータ) 2 ヒータ基板 3 通電抵抗発熱体層 4 表面保護層 5(A・B) サーミスタ等のヒータ温度検知手段 6 耐熱性フィルム(定着フィルム) 7 フィルム駆動ローラ 8 従動ローラ(テンションローラ) 9 加圧ローラ 16 ヒータ駆動回路 18 MPU S 交流電源 P 被加熱材としての被記録材 T トナー画像 イ 片側通紙基準線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−281864(JP,A) 特開 平3−212673(JP,A) 特開 平5−19649(JP,A) 特開 平5−274047(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/20 G03G 15/20

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電により発熱するヒータに被加熱材を
    フィルム部材を介して密着させてフィルム部材と一緒に
    ヒータ位置を搬送させることでヒータの熱をフィルム部
    材を介して被加熱材に付与する加熱装置において、 ヒータの温度を検知する温度検知手段と、 ヒータの抵抗値Rを記録する抵抗値記録手段と、 ヒータへ供給する電力のレベルLi (ただし、iは0又
    は自然数)を、出力オフの状態も含めて少なくとも3段
    階である、電力の少ない方から順にL0 ,L1・・・・Ln
    (ただしnは2以上の整数)から選択可能な通電制御手
    段と、 該通電制御手段への入力電圧又は該通電制御手段からの
    出力電圧Vを検知する電圧検知手段とを有し、前記通電
    制御手段が前記温度検知手段による検知温度と、前記ヒ
    ータ抵抗値記録手段に記録されたヒータ抵抗値Rと、前
    記電圧検知手段により検知された電圧Vに応じて、前記
    ヒータへの給電電力を制御するように設定されており、
    少なくとも該通電制御手段が最大の電力を出力する電力
    レベルLn の出力電力が前記ヒータの抵抗値R及び前記
    電圧Vに応じて異なるように設定されており、該最大出
    力電力レベルLn 及び出力オフであるレベルL0 以外の
    少なくとも1つの電力レベルL1 〜Ln-1 が、前記ヒー
    タの抵抗値R及び前記電圧Vにかかわらず略一定となる
    よう前記通電制御手段が設定されていることを特徴とす
    る加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記ヒータの検知温度が増大するにつれ
    て、前記ヒータへの通電電力を低減させることを特徴と
    する請求項1に記載の加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記通電制御手段の出力電力Wi (ただ
    し、iは0又は自然数)を電力の少ない出力レベルから
    順に、W0 (=0ワット),W1 ,・・・・Wn(nは2以
    上の整数)とし、前記ヒータの抵抗値Rと、前記電圧V
    がそれぞれ所定の値R0 ,V0 であるときの、前記通電
    制御手段の出力電力Wi0(ただしiは0又は自然数)
    を、電力の少ない順から順に、W00(=0ワット),W
    10,・・・・Wn0とするとき、Wn ≧Wi0が成立するiの範
    囲において、Wi =Wi0とすることを特徴とする請求項
    1に記載の加熱装置。
  4. 【請求項4】 フィルム部材をヒータに密着させる加圧
    部材を有し、フィルム部材を挟んでヒータと加圧部材と
    で形成される圧接ニップ部のフィルム部材と加圧部材と
    の間に被加熱材を導入してフィルム部材と一緒に圧接ニ
    ップ部を挟持搬送させてヒータの熱をフィルム部材を介
    して被加熱材に付与することを特徴とする請求項1に記
    載の加熱装置。
  5. 【請求項5】 装置に対する被加熱材の通紙が片側通紙
    基準でなされることを特徴とする請求項1に記載の加熱
    装置。
  6. 【請求項6】 フィルム部材が回転搬送されるエンドレ
    スフィルムもしくは走行搬送される有端フィルムである
    ことを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
  7. 【請求項7】 加圧部材が回転駆動される回転体であ
    り、その回転力によりフィルム部材がヒータに密着摺動
    しつつ回転搬送もしくは走行搬送されることを特徴とす
    る請求項4に記載の加熱装置。
  8. 【請求項8】 被加熱材が画像定着すべき未定着顕画剤
    像を支持した被記録材であり、該被記録材に未定着顕画
    剤像を加熱定着させる画像加熱定着装置であることを特
    徴とする請求項1乃至同7の何れかに記載の加熱装置。
  9. 【請求項9】 前記請求項1乃至同8の何れかに記載の
    加熱装置を、被記録材に未定着顕画剤像を加熱定着させ
    る画像加熱定着装置として備えることを特徴とする画像
    形成装置。
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