JP3318413B2 - 加工機の弾球遊技機遊技盤自動搬出入機 - Google Patents
加工機の弾球遊技機遊技盤自動搬出入機Info
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Description
技盤自動搬出入機に関する。更に詳しくは、パチンコ等
の弾球遊技機の木合板で作られた遊技盤を加工するため
の加工機の弾球遊技機遊技盤自動搬出入機に関する。
工機は、主に木材に溝、穴、平面加工等をルータ(エン
ドミル)により行うものである。弾球遊技機の遊技盤は
多数の釘を打つこともあり、木材の化粧合板で作られて
いる。遊技盤には、表示器、ランプ、装飾品等を設ける
ために孔、溝等を切削により加工する必要がある。
を台車等でNCルータまで搬送し、作業者がこの遊技盤
をNCルータのテーブル上の固定治具に手動により着脱
している。NCルータによる加工が終了すると再度、台
車等で次の工程に搬送している。このため、弾球遊技機
遊技盤の着脱に人手が必要である、遊技盤は多数の機種
があり、機種ごとに加工が異なる。このため機種を取り
違えて他の機種を治具に装着し、加工ミスすることもあ
った。
高速で回転されているので、騒音レベルが高く、作業環
境が悪い。
うな技術背景で発明されたものであり、次の目的を達成
する。
加工機への供給及び排除を自動的、かつ効率的に行うた
めの加工機の弾球遊技機遊技盤自動搬出入機を提供する
ことにある。
弾球遊技機の遊技盤への加工の種類を間違うことなく確
実に行うための加工機の弾球遊技機遊技盤自動搬出入機
を提供することにある。
成するために、次のような手段を採る。
遊技盤自動搬出入機は、前記加工機に弾球遊技機遊技盤
を移送するための上段加工ラインと下段加工ラインとか
らなる2段の加工ラインと、前記加工ラインから前記加
工機へ未加工の前記弾球遊技機遊技盤を搬入し、かつ加
工済の前記弾球遊技機遊技盤を搬出するための加工前ユ
ニットとからなり、前記加工ライン上には未加工の前記
弾球遊技機遊技盤を停止させるための第1ストッパが配
置されており、前記加工前ユニットは、前記加工ライン
から前記弾球遊技機遊技盤の移送方向を方向転換するた
めの横送りリフターと、前記上段加工ライン及び下段加
工ラインと前記加工機のテーブルへ前記弾球遊技機遊技
盤を搭載するときに高さを一致させ、かつ前記弾球遊技
機遊技盤を移送及び上下動させるためのワーク乗換部と
からなり、前記横送りリフターは、前記上段加工ライン
及び前記下段加工ラインに対応して、それぞれに上段横
送りリフター及び下段横送りリフターとが上下に配置さ
れ、前記ワーク乗換部は、前記上段横送りリフター及び
下段横送りリフターにそれぞれ対応して上下に配置され
たコンベヤと、該コンベヤにより移送される未加工の前
記弾球遊技機遊技盤を停止させるための第2ストッパと
が配置されていることを特徴とする。
技盤のバーコードを読み取るためのバーコード読取手段
(111)が配置されていると良い。
めのものである。上段加工ライン及び下段加工ラインの
2段からなる加工ラインの一方で未加工の弾球遊技機遊
技盤を移送する。この加工ライン上の未加工の弾球遊技
機遊技盤を横送りリフターで移送方向を転換させる。こ
の未加工の弾球遊技機遊技盤をワーク乗換部が受け取
る。
さに未加工の弾球遊技機遊技盤を昇降させて高さ位置を
一致させて、未加工の弾球遊技機遊技盤をテーブルに移
送する。加工終了した弾球遊技機遊技盤は、前記した動
作と逆の移送で加工ラインの上段加工ライン又は下段加
工ラインの他方で次工程に移送する。
球遊技機の遊技盤の加工を例にして以下に説明する。図
1(a),(b)は2段の移送ラインから成るルータ移
送ライン1のレイアウト図であり、図1(a)はルータ
移送ライン1の上段の平面図であり、図1(b)はルー
タ移送ライン1の下段の平面図である。第1メインライ
ン2は2段の移送ラインから成るものであり、加工ライ
ン4に接続されている。第1メインライン2の上段メイ
ンライン3の端部と、加工ライン4の上段加工ライン5
の一端とは接続されている。上段メインライン3と上段
加工ライン5は、NCルータ8による加工済の遊技盤A
を搬送するための移送コンベヤである(図1(a))。
ライン6と、加工ライン4の下段加工ライン7の一端と
は接続されており、これらの移送ラインは未加工の遊技
盤Aを移送するための移送ラインである(図1(b)参
照)。加工ライン4に沿ってNCルータ8が配置されて
いる。NCルータ8は、ベニア合板で出来た遊技盤Aに
ルータにより切抜き加工、溝加工、穴あけ加工等をNC
プログラムにより行うためのものである。本実施例のN
Cルータ8は回転する2つの工具主軸を有し、X,Y,
Zの3軸で制御されるものであり、この軸の中で選択的
に同時に2軸を制御できるタイプの数値制御装置で制御
される。
はルータ加工前ユニット9が配置されている。ルータ加
工前ユニット9は、後述するように加工ライン4とNC
ルータ8との間で遊技盤Aを移送、交換するためのもの
である。上段メインライン3の一端に横送りリフター1
0が配置されている。横送りリフター10は、上段加工
ライン5から上段メインライン3に遊技盤Aを移送する
ときに移送方向を回転させることなく横方向に転換する
ためのものである。この構造は公知であり、ここでは詳
記しない。
ター11が配置されている。この横送りリフター11は
更に隣の第2メインライン13に配置された横送りリフ
ター12に接続されている。両横送りリフター11,1
2で加工済の遊技盤Aは第2メインライン13に移送さ
れる。第2メインライン13は単層の移送ラインであ
る。第2メインライン13には加工完了した遊技盤Aの
表裏を反転するためのワーク反転ユニット14が配置さ
れている。
ニット15に積層されている。この積層は、次工程のた
めの一種のバッファである。下段メインライン6の一端
には90度ターントラバーサ16が接続されている。一
方、ルータ加工前ユニット9には2台の上段横送りリフ
ター18a及び2台の下段横送りリフター18bが遊技
盤Aの移送方向直列に配置されている。
90度ターントラバーサ16に移送されると(矢印イ方
向から)、90度ターントラバーサ16は遊技盤Aを垂
直軸を中心に90度回転させ、遊技盤Aの方向を変え下
段メインライン6上に移送する。下段メインライン6で
移送された遊技盤Aは横送りリフター17で下段加工ラ
イン7に転送される。
前ユニット9内の2台の下段横送りリフター18b,1
8b及び2台の第1ワーク乗換部19a及び第2ワーク
乗換部19bからなるワーク乗換部19によりNCルー
タ8に移送される。NCルータ8は遊技盤Aを取り込ん
で必要な加工を行う。この加工が終了すると、ルータ加
工前ユニット9の上段加工ライン5に移送させる。更
に、遊技盤Aは横送りリフター10により上段メインラ
イン3上で移送され、次に横送りリフター11,12に
移送され第2メインライン13に転送される。遊技盤A
は、第2メインライン13のワーク反転ユニット14で
反転され、更にワーク段積ユニット15で積層されて貯
蔵される。
2はルータ加工前ユニット9の平面図であり、図3は図
2の正面図であり、図4は図2の右側面図であり、図5
は図2の背面図である。ルータ加工前ユニット9は、N
Cルータ8の前面に配置されており、これを接続して加
工ライン4を構成する。ルータ加工前ユニット9は、加
工ライン4からNCルータ8に遊技盤Aを移送するため
のワーク乗換部19と一体に構成されている。加工ライ
ン4の上段加工ライン5に沿って2台の上段横送りリフ
ター18aが直列に配置されている。同様に、下段加工
ライン7に沿って2台の下段横送りリフター18bが直
列に配置されている。以下、上段横送りリフター18a
及び下段横送りリフター18bについて説明する。
リフター18b 上段横送りリフター18a又は下段横送りリフター18
bは、上段加工ライン5又は下段加工ライン7からルー
タ加工前ユニット9へ横移送するための手段である。図
6,7,8は上段横送りリフター18aを示し、図6は
上段横送りリフター18aの平面図であり、図7は図6
の正面図であり、図8は図6の右側面図である。図6の
矢印ハの方向から矢印ニの方向に向けて遊技盤Aは移送
されている。加工ラインフレーム20の両側には2本の
ローラチェーン21a,21bが配置されている。
ケットを介して回転駆動されているので、転動面22
a,22b上を常時移動している。ローラチェーン21
a,21bには複数の転動輪23a,23bが回転自在
に設けてあり、この転動輪23a,23bの上には遊技
盤Aが搭載されて移送される。遊技盤Aを強制的に止め
ると、遊技盤Aは止められるがローラチェーン21a,
21bは移動する、いわゆるフリーフロー型である。
リンダ24が固定されている。シリンダ24のピストン
ロッド25は上下板26の下面に固定されている。上下
板26には2本の案内ロッド27,27の上端がボルト
により連結されている。案内ロッド27,27は、加工
ラインフレーム20に固定された軸受28,28により
上下摺動自在に支持されている。結局、上下板26はシ
リンダ24を駆動することにより上下動される。
9の上端がねじ込まれ固定されている。ストッパボルト
29にはストッパナット30が上下調節自在にねじ込ん
で固定されている。ストッパナット30の位置により、
上下板26の上下できるストローク量が規制される。上
下板26上には、4本のローラ31の軸33が回転自在
に支持されている。ローラ31の両端外周にはゴムライ
ニング材のカバー32でコーチィングされている。カバ
ー32は、遊技盤Aの下面に接触して移送するためのも
のである。
34に連結され回転駆動される。遊技盤Aの下段加工ラ
イン7での移動を止めるためにストッパ35が配置され
ている。ストッパ35は、遊技盤Aの移動を止めて上段
横送りリフター18aにより後記する第1ワーク乗換部
19a又は第2ワーク乗換部19bに送る。加工ライン
フレーム20にシリンダ36が固定されている。シリン
ダ36のピストン37にはローラ保持部材38がピン3
9を中心に揺動自在に、かつバネ(図示せず。)で前方
に付勢して設けられている。
40aが回転自在に設けられている。ストッパローラ4
0aは、移動中の遊技盤Aを衝突させるためのものであ
る。転動輪23a,23b上を移動中の遊技盤Aはスト
ッパローラ40aに衝突すると、ローラ保持部材38は
点線位置から起こされて直立する。次にシリンダ24を
駆動しローラ31を上昇させる。シリンダ24の駆動と
同時にシリンダ36を駆動させてストッパローラ40a
も同時に上昇させる。更に、電動モータ34を駆動して
ローラ31を回転させて遊技盤Aを横送りする。
18bも同様の構造であり、説明は省略する。
送りリフター18a及び下段横送りリフター18bに対
応して、上段ベルトコンベヤ55a及び下段ベルトコン
ベヤ55bが設けられている。図9,10は第1ワーク
乗換部19aを示し、図9は第1ワーク乗換部19aは
正面図であり、図10は図9の右側面図である。第1ワ
ーク乗換部19aの上部フレーム40は概略箱状の板金
材で作られたものである。上部フレーム40の最下面に
は昇降シリンダ41のピストンロッド42が連結固定さ
れている。昇降シリンダ41は下部フレーム43に固定
されている。
ロッド44の上端が固定されている。案内ロッド44
は、下部フレーム43に設けたリニア軸受45に摺動自
在に設けられている。案内ロッド44の最下端は連結部
材46により相互に連結されている(図5参照)。下部
フレーム43にはショックアブソーバ47が配置されて
いる(図4参照)。昇降シリンダ41の上下駆動によ
り、ショックアブソーバ47の衝突部材48に上部フレ
ーム40に固定したストッパ49が衝突して衝撃を防
ぐ。
ッグ50が配置されている(図4参照)。移動ドッグ5
0は、長さを調節できるものである。移動ドッグ50が
移動する上端の下部フレーム43にはストッパ51がね
じで固定されている。このストッパ51に移動ドッグ5
0が衝突して上昇位置を規定する。
ベルトコンベヤ55aを示し、図11は上段ベルトコン
ベヤ55aの平面図であり、図12は図11の正面図で
ある。ベルト56はローラ57,58間に掛け渡されて
いる。ローラ57は上部フレーム40に固定されている
駆動軸59に球により回転自在に支持されている。ロー
ラ58は駆動軸59にキーにより連結されている。
40に回転自在に支持されている。ベルト56は、ロー
ラ57、ローラ57及び3個のアイドラー61が回転自
在に掛け渡されている。アイドラー61の内の1個は調
節ボルト62により、アイドラー61の軸の上下位置を
調節でき、この上下位置の調節によりベルト56の張力
を調節できる。駆動軸59の一端にはスプロケット63
が固定されている。スプロケット63にはチェーン64
を介してスプロケット65に連動している。スプロケッ
ト65は、サーボモータ67の出力軸66に固定されて
いる。結局、駆動軸59を介して2個のベルト56を同
時に駆動することになる。
には遊技盤Aを止めるためのストッパ68配置されてい
る。ストッパ68はシリンダ69のピストンロッド70
の先端に連結されている。未加工の遊技盤AをNCルー
タ8に移送するときはストッパ68は下降している。第
2ワーク乗換部19bは第1ワーク乗換部19aと実質
的に同一であり、説明を省略する。
タ8正面図であり、図14は図13の側面図である。N
Cルータ8のベッド75上のコラム76が一体に設けて
ある。コラム76の前面には2本のX軸案内面77,7
7が形成されている。X軸案内面77,77には送り台
78が移動自在にサーボモータ及び送りねじ(図示せ
ず)によりX軸線方向に駆動され制御される。
成されていて、このZ軸案内面79上を送り台80がZ
軸方向にZサーボモータ81及び送りねじ(図示せず)
により移動自在に設けられている。送り台80の上には
更にダブテイルにより主軸台保持台82が固定されてい
る。この主軸台保持台82の前面には、Z軸方向に案内
面83が形成されている。案内面83には主軸頭84が
設けられている。主軸頭84には2本の工具主軸85が
垂直方向に平行に配置されている。早送りシリンダ99
は、主軸頭84を案内面83上で急速に上下駆動するた
めのものである。工具主軸85の下端にはルータTが工
具チャックを介して取付けられている。
6によりそれぞれ駆動される。工具主軸85,85の外
周はブラシ87でカバーされている。ブラシ87は、遊
技盤AをルータTで加工中に出る切粉の飛散を防止する
ためのものである。結局、工具主軸85,85は、Z,
X軸方向に移動でき、かつ制御される。
案内面90が形成されている。Y軸案内面90上には、
テーブル91が移動自在に設けられY軸サーボモータ及
び送りねじ(図示せず)により移動制御される。テーブ
ル91の上には2台の治具92が搭載されている。治具
92は遊技盤Aを加工中に固定するためのものである。
また、治具92は遊技盤Aを手動で着脱するときに着脱
を容易にするために傾斜させることができる。
自在に設けられている。遊技盤保持板93には、真空力
により遊技盤Aを固定するための公知である真空チャッ
クを内蔵している。遊技盤保持板93の他端の下面に
は、シリンダ95のピストンロッド固定されている。シ
リンダ95はテーブル91に軸96を中心に揺動自在に
支持されている。遊技盤保持板93上には、ベルト移送
装置97が搭載されている。
に移送されてきた遊技盤Aを遊技盤保持板93内で移送
するためのものである。更に、遊技盤保持板93には、
加工中の遊技盤Aの両側を遊技盤保持板93に上部から
押圧してクランプするためのクランプ手段98が設けら
れている。前記真空チャックとクランプ手段98とは併
用して使用される。
機能ブロック図である。CAD/CAMシステム101
は、遊技盤Aを設計及び製造するためのソフト及びハー
ドからなるシステムである。これらのソフト及びデータ
は、予めメモリ102に記憶されている。CAD/CA
Mシステム101からのCAMデータは中央制御装置1
03に光ケーブルにより送信される。
御するNC装置109を統括するサーバマシンである。
NCデータファイル104は、各NC装置109で使用
する加工プログラムであるNC情報を記憶保持するため
のものである。NC情報は通信回線105、電気・光変
換器106、光モデム107、光ケーブル108を介し
てNC装置109に送信される。NC装置109は、送
信されNC情報により遊技盤Aに必要な切削加工を行
う。
110は、NC装置109の指令により各NCルータ8
のサーボ駆動機構を制御するためのシーケンサである。
各シーケンサ110には、バーコードリーダ(BCR)
111が接続されている。BCRは、第1ワーク乗換部
19aに配置されている(図10参照)。BCR111
は遊技盤Aに印刷されたバーコードを読むためのもので
あり、PC110はこのバーコードデータにより遊技盤
Aの機種を判別する。
に対応したNCデータを光ファイバ112、光・電気変
換器114、通信回線115を介して中央制御装置10
3にNCデータを要求する。中央制御装置103は、遊
技盤Aの機種に対応したNC情報をNCデータファイル
104から読みだして、NC装置109に送る。
で作られている。日付1(6桁)、日付2(6桁)、数
量(4桁)、機種(5桁)、製造番号(5桁)及びタイ
プ(2桁)のコードが印刷されている。日付1は製造開
始日の年月日であり、日付2は製造に必要な期間、数量
は生産数量、機種は遊技盤の種類、客先、製造番号は、
製造順を示す番号、タイプは製造のために遊技盤Aを識
別するための符号である。
搬出入機の作動の概要を遊技盤の移動に従って説明す
る。
90度ターントラバーサ16に移送されると(矢印イ方
向から)、90度ターントラバーサ16は遊技盤Aを垂
直軸を中心に90度回転させ、遊技盤Aの方向を変え下
段メインライン6上に移送する。下段メインライン6を
移送された未加工の遊技盤Aは横送りリフター17で下
段加工ライン7に転送される。
ーン21a,21bにより移送され(図7参照)、ルー
タ加工前ユニット9内に入ると、この内部に設けた下段
横送りリフター18b(上段横送りリフター18aと同
一であり、図示していないので以下この符号で説明す
る。)のストッパ35により停止される(図8参照)。
次にシリンダ24が作動し、ローラ31を上昇させる。
Aは電動モータ34により回転駆動されるローラ31に
より90度方向を変えて第1及び第2ワーク乗換部19
a,19bの下段ベルトコンベヤ55bに移送される
(図9参照)。このとき、第1又は第2ワーク乗換部1
9a,19bの昇降シリンダ41は上部フレーム40を
上昇位置に位置させている(図4の鎖線状態)。この下
段ベルトコンベヤ55bは、サーボモータ67により駆
動されているので未加工の遊技盤Aは移動し、ストッパ
68により停止される。この間NCR111により遊技
盤Aのバーコードを読み取り、そのデータにより機種を
特定し、NCデータファイル104からNC情報をNC
装置109に取り込む。
具92は、並列して配置された第1ワーク乗換部19a
及び第2ワーク乗換部19bの近くに移動されている。
ストッパ68のシリンダ69を作動させて、ストッパ6
8を下降させ未加工の遊技盤Aを下段ベルトコンベヤ5
5bにより、NCルータ8の遊技盤保持板93上のベル
ト移送装置97に移送する。この移動は、第1ワーク乗
換部19a及び第2ワーク乗換部19bに対して未加工
の遊技盤Aを同時又は時間差を持ってそれぞれ搬入す
る。NCルータ8の加工中、昇降シリンダ41を駆動し
て、第1ワーク乗換部19a及び第2ワーク乗換部19
bをそれぞれ下降させる(図4の状態)。この第1ワー
ク乗換部19a及び第2ワーク乗換部19bの状態で、
NCルータ8で加工が完了した遊技盤Aの搬出は、遊技
盤保持板93上のベルト移送装置97により上段ベルト
コンベヤ55aに移送され、上段加工ライン5に送り出
す。
り上段メインライン3に移送され、横送りリフター1
1,12に移送され第2メインライン13に転送され
る。遊技盤は、第2メインライン13のワーク反転ユニ
ット14で反転され、更にワーク段積ユニット15で積
層されて貯蔵される。
技機遊技盤の移送、上段加工ライン5を加工完了した弾
球遊技機遊技盤の移送に使用している。しかしながら、
この逆で上段加工ライン5で未加工弾球遊技機遊技盤の
移送、下段加工ライン7を加工完了した弾球遊技機遊技
盤の移送に使用しても良い。前記実施例では2主軸を有
するNCルータを用いたが、1主軸のものでも適用でき
る。
盤自動搬出入機は、弾球遊技機遊技盤の搬出入を分離し
たので円滑に弾球遊技機遊技盤を移送できる。また、上
下2段の加工ラインとしたのでスペース効率が良い。
インのレイアウト図であり、図1(a)は上段メインラ
イ及び上段加工ラインの平面図であり、図1(b)は下
段メインライ及び下段加工ラインの平面図である。
の平面図である。
を示す機能ブロック図である。
Claims (2)
- 【請求項1】加工機の弾球遊技機遊技盤自動搬出入機に
おいて、 前記加工機に弾球遊技機遊技盤を移送するための上段加
工ラインと下段加工ラインとからなる2段の加工ライン
と、 前記加工ラインから前記加工機へ未加工の前記弾球遊技
機遊技盤を搬入し、かつ加工済の前記弾球遊技機遊技盤
を搬出するための加工前ユニットとからなり、 前記加工ライン上には未加工の前記弾球遊技機遊技盤を
停止させるための第1ストッパが配置されており、 前記加工前ユニットは、 前記加工ラインから前記弾球遊技機遊技盤の移送方向を
方向転換するための横送りリフターと、 前記上段加工ライン及び下段加工ラインと前記加工機の
テーブルへ前記弾球遊技機遊技盤を搭載するときに高さ
を一致させ、かつ前記弾球遊技機遊技盤を移送及び上下
動させるためのワーク乗換部とからなり、 前記横送りリフターは、前記上段加工ライン及び前記下
段加工ラインに対応して、それぞれに上段横送りリフタ
ー及び下段横送りリフターとが上下に配置され、 前記ワーク乗換部は、前記上段横送りリフター及び下段
横送りリフターにそれぞれ対応して上下に配置されたコ
ンベヤと、該コンベヤにより移送される未加工の前記弾
球遊技機遊技盤を停止させるための第2ストッパとが配
置されている、 ことを特徴とする加工機の弾球遊技機遊技盤自動搬出入
機。 - 【請求項2】請求項1に記載の加工機の弾球遊技機遊技
盤自動搬出入機において、 前記ワーク乗換部には、前記弾球遊技機遊技盤のバーコ
ードを読み取るためのバーコード読取手段が配置されて
いる ことを特徴とする加工機の弾球遊技機遊技盤自動搬出入
機。
Priority Applications (1)
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