JP3317102B2 - 携帯無線電話の料金未払い防止方法 - Google Patents

携帯無線電話の料金未払い防止方法

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JP3317102B2
JP3317102B2 JP25623095A JP25623095A JP3317102B2 JP 3317102 B2 JP3317102 B2 JP 3317102B2 JP 25623095 A JP25623095 A JP 25623095A JP 25623095 A JP25623095 A JP 25623095A JP 3317102 B2 JP3317102 B2 JP 3317102B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯無線電話の料
金未払い防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の携帯無線電話は、利用者が常時
携帯して移動し、移動した移動先からの発信による通
話、或いは移動先へ移動した利用者に対する相手側から
の着信が可能になることから、近年急速に普及されつつ
ある。即ち、利用者がこの携帯無線電話機を携帯して移
動先に移動し、この無線電話機で発信操作を行うと、こ
の相手電話番号を示す発信情報は最寄りの基地局へ無線
信号として送信される。この場合、基地局側では、発信
情報とともに送られてきた電話機のIDコードを確認し
てこの発信情報及びIDコードを接続された交換網へ送
信する。この結果、相手の呼出が行われ、相手の応答に
より発信通話が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような無線電話機
の発着信を可能にするためには、無線電話機のメモリに
予めこの無線電話機固有のIDコードを書き込んでおく
必要がある。このため、無線電話機を販売する販売店で
は、無線電話機の販売時にこのIDコードを無線電話機
内の消去不可能なメモリに書き込んで利用者に販売する
ようにしている。利用者側、即ち所有者側ではこの販売
された無線電話機を用いて直ちに通話を行うことがで
き、使用された通話料金は、例えば月末に送られてきた
請求書の金額に応じて支払うようになっている。
【0004】ところが、無線電話機が販売されてから最
初の通話料金の支払いまでの間に、複数の者がこの無線
電話機を交互に利用して例えば国内から国外へ国際電話
をかけて通話を行い、その通話料金がこの無線電話機の
購入代金より遥かに多い数十万円程度に達した時点でこ
の無線電話機が捨てられてしまうという問題が最近発生
している。このような場合、この無線電話機の所有者の
身元が不明であるときには、その通話料金を回収できな
くなる。従って本発明は、販売されてから通話料金の徴
収時までの間に、多額の料金を要する通話が無線電話機
により行われその通話料金が回収できないという問題を
未然に回避することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、販売時に記憶されたIDコードに基
づき通話が可能になる無線電話機と、無線電話機と無線
接続される基地局と、基地局を収容し無線電話機の交換
接続を行う交換機とからなるシステムにおいて、交換機
に収容されると共に販売された無線電話機のIDコード
を顧客データとして記憶するセンタ装置を設け、センタ
装置は無線電話機の所有者からの通話料金の支払が行わ
れた時点でこの無線電話機の正式な使用を許容すると共
に、無線電話機はセンタ装置からの正式な使用が許容さ
れるまでの間は予め付与された所定の使用度数データに
相当する通話が許容されるようにした方法である。この
結果、販売されてから通話料金の徴収時までの間に、多
額の料金を要する通話が無線電話機により行われその通
話料金が回収できないという問題を未然に回避できる。
また、無線電話機の販売時にこの無線電話機のIDコー
ドとともに所定の使用度数データを記憶し、センタ装置
から正式な使用が許容されない間の無線電話機の通話料
金を使用度数データから減算し、この減算の結果、使用
度数が不足する場合はその無線電話機の通話を停止する
ようにした方法である。この結果、無線電話機の意図的
な不正通話を確実に防止できる。
【0006】また、無線電話機にIDコードとともに使
用度数データが書き込まれたメモリチップを設け、無線
電話機はセンタ装置から正式な使用が許容されない間の
通話料金を自律課金により求め使用度数データから減算
するようにした方法である。この結果、無線電話機の不
正通話をこの無線電話機自身で防止することが可能にな
る。また、センタ装置は、無線電話機の所有者からの通
話料金の支払が行われた時点でメモリチップに対しこの
無線電話機の利用許可コードを記憶するようにした方法
である。また、センタ装置は、無線電話機の所有者から
の通話料金の支払が行われた時点で無線電話機に対し書
き込みデータを送信しメモリチップにこの無線電話機の
利用許可コードを記憶させるようにした方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。図1は本発明を適用した無線電話システム
の構成を示すブロック図である。同図において、1は無
線電話機、2は無線電話機1と無線信号の送受信を行う
基地局、3は基地局2を収容する交換機(ISDN交換
機)、4は交換機3に接続されると共に一般電話機5を
収容する交換機、6は交換機3に収容され無線電話機1
を管理するセンタ装置である。
【0008】ここでセンタ装置6は、制御部61、入出
力データの変換を行う変換部62、キーボード63、顧
客(利用者)に販売された無線電話機1に書き込まれる
IDコードの登録管理を行う顧客マスタ64、65は無
線電話機1のメモリに対しIDコード等を書き込むため
のデータ書込部、66は無線電話機1において行われる
通話料金の管理を行う課金部である。
【0009】次に図2は無線電話機1の構成を示すブロ
ック図である。同図において、11はCPU、12はC
PU1の実行するプログラムを格納するROM、13は
データ等を一時的に記憶するRAM、14はアンテナを
介して基地局2と無線信号を送受する無線送受信部、1
5は通話中の音声信号のデジタル/アナログ変換及びア
ナログ/デジタル変換を行うADPCMコーディック、
16はマイク、17はレシーバである。
【0010】また18はキーボード、19はキーボード
18を制御するキーボードコントローラ、20はLC
D、21はLCD20を制御するLCDコントローラで
ある。また、22はこの無線電話機1のIDコード等を
格納するメモリチップであり、メモリチップ22は電気
的な書込消去が可能なEEPROMやフラッシュ(FL
ASH)メモリ等から構成されていると共に、ソケット
等を介し着脱自在となっている。なお、23は電源部で
あり、電池Eの電圧を入力して無線電話機1の各部へ電
圧Vとして供給するものである。
【0011】さて、このように構成された無線電話機1
は、販売店での販売時にメモリチップ22にこの電話機
固有のIDコードが書き込まれて利用者に販売される。
利用者側では無線電話機1を購入すると、この無線電話
機1を用いて直ちに通話を行うことができる。即ち、図
2に示す無線電話機1のキーボード18において発信操
作が行われると、CPU11はこれを検出して無線送受
信部14を介し発信情報及びこの無線電話機1のIDコ
ードを無線信号として基地局2へ送信する。この発信情
報及びIDコードは基地局2を経由して交換機3に伝達
され、交換機3では送られてきたIDコードを確認のう
え、発信情報の示す発信先が交換機4の配下の電話機5
宛と判断すると、この発信情報を中継して交換機4へ送
信し、この結果、交換機4では電話機5の呼出を開始す
る。
【0012】ここで、この呼出に対し電話機5の応答が
検出されると、交換機5ではこの応答情報を交換機3側
へ送信することにより、電話機5と無線電話機1との間
の通話パス(通話チャネル)が形成され、この結果、無
線電話機1と電話機5との間で通話が開始される。そし
て、この通話による料金は例えばその月の月末等に徴収
される。しかし、無線電話機1が販売されてから最初の
通話料金の支払いまでの間に、この無線電話機1におい
て多くの通話が行われて廃棄され、かつこの電話機1の
所有者が不明である場合は、通話料金の回収ができなく
なるという問題がある。このため、図1に示すセンタ装
置6においては、販売店から販売された無線電話機1の
IDコードを顧客マスタ64に登録して管理し、このI
Dコードに該当する無線電話機1の所有者(顧客)から
通話料金の支払があった時点でこの無線電話機1を正式
に使用させるようにする。
【0013】また、販売店から販売された無線電話機1
のメモリチップ22には、IDコードとともに予め所定
期間通話が許容されるように所定の使用度数を書き込ん
でおく。この場合、販売店では、販売した無線電話機の
代金と共にこの使用度数分もあわせて徴収する。そし
て、無線電話機1で通話が行われると、その通話料金を
この無線電話機1による自律課金またはセンタ装置6の
課金部66による課金制御によってその使用度数から減
算する。ここで、この無線電話機1の所有者から通話料
金が支払われず、従ってセンタ装置6側から正式使用通
知が送信されない間にその使用度数が無くなると、無線
電話機1ではその発信通話を許容しないように制御す
る。
【0014】図3は、このような無線電話機1を管理す
る上述のセンタ装置6の動作を示すフローチャートであ
る。このフローチャートにしたがって本発明の要部動作
を詳細に説明する。ステップS1において、制御部61
は販売される無線電話機のメモリチップ22に書き込ま
れる暫定IDコード、及びこの無線電話機が所定期間通
話を行うことが可能な使用度数データ(即ち、無線電話
機において通常一ヶ月間で使用される程度の通話料金に
相当する度数データ)をキーボード63の入力操作に基
づいて作成する。続いて制御部61は作成されたIDコ
ード及び使用度数データをステップS2でデータ書込部
65を介して該当無線電話機用のメモリチップ22に書
き込む。こうしてIDコード及び使用度数が書き込まれ
たメモリチップ22は販売店に渡される。販売店側では
無線電話機にこのメモリチップ22を付加して販売す
る。
【0015】次に制御部61は、ステップS1で作成し
たIDコード及び使用度数を顧客データとしてステップ
S3で顧客マスタ64に登録する。こうして、顧客マス
タ64に顧客データが登録されると、処理はステップS
4に移行する。一方、顧客マスタ64に登録されたID
コードを有する無線電話機1が販売店から販売される
と、顧客側で通話に使用される。
【0016】その後、顧客マスタ64に登録されたID
コードを有する無線電話機1の所有者(顧客)により通
話料金の支払があり、キーボード63によりその旨の入
力操作が行われてステップS4の判定が「Y」となる
と、制御部61はステップS5で交換機3及び基地局2
を介して無線電話機1へ発信する。そして、この発信に
対して無線電話機1側の応答が確認されステップS6の
判定が「Y」となると、制御部61は無線電話機1側へ
正式IDコードの書込要求をステップS7で送信した
後、ステップS8で正式IDコード用書込データを送信
し、無線電話機1のメモリチップS8に書き込ませる。
【0017】こうして、無線電話機1のメモリチップ2
2に正式IDコードが書き込まれることにより、以降、
この無線電話機1は使用度数に対する課金制御を行わ
ず、通常に使用される。なお、この例では無線電話機1
の所有者から通話料金の支払があった時点で正式IDコ
ードデータを無線信号として無線電話機1に送信し、メ
モリチップ22に書き込ませているが、データ書込部6
5によりメモリチップに書き込み、この正式IDコード
の書き込まれたチップを無線電話機1の所有者に送り届
けて交換させるようにしても良い。
【0018】次に図4は以上のような動作を行うセンタ
装置6に応動する無線電話機1の動作を示すフローチャ
ートである。即ち、無線電話機1が販売店から購入さ
れ、この無線電話機1に付加されているIDコード及び
使用度数データが記憶されたメモリチップ22が購入者
(所有者)によりステップS11で電話機1に取り付け
られると、この無線電話機1は直ちに通話を行うことが
できる。
【0019】ここで、この無線電話機1においてキーボ
ード18が操作され発信通話が行われると、CPU11
は、自律課金処理を行う。即ち、ROM12には予め各
地域の局番及び各局番毎の単位通話料金が格納されてお
り、かつ発信時には発信局番が得られ、また発信時及び
通話中には基地局2からこの基地局2の配設地の局番情
報とが得られることから、CPU11はこれらの各情報
に基づいて単位時間毎にメモリチップ22に記憶されて
いる使用度数を減算する。そして、ステップS12で使
用度数がオーバーしたか否かを判断する。
【0020】ここで、使用度数がオーバーしない場合
は、通話が終了した時点でステップS13へ移行し、セ
ンタ装置6からの着信の有無を判断する。そして、これ
が「N」の場合は、再度発信通話が行われ課金処理が行
われると、ステップS12へ戻って「使用度数オーバ
ー」を判断する。こうして、通話中には自律課金が行わ
れてメモリチップ22に記憶された使用度数から順次通
話度数が減算されるが、この使用度数がオーバーしない
うちに(即ち、記憶された使用度数データが「0」にな
らないうちに)、この無線電話機1の所有者により通話
料金が支払われた結果、センタ装置6がこの無線電話機
1の正式使用を許可するためにセンタ装置6からこの無
線電話機1に対して発信が行われると、CPU11はス
テップS13の「センタ装置から着信」を「Y」と判定
する。
【0021】この場合、CPU11はステップS14で
無線送受信部14を介して応答情報を無線信号として基
地局2へ送り、この応答情報を基地局2から交換機3を
介してセンタ装置6へ送信させる。その後、センタ装置
6から正式IDコードの書き込み要求が送られてくる
と、ステップS15の「センタ装置からの書き込み要
求」を「Y」と判定し、続いてステップS16でセンタ
装置6から書き込みデータを受信するとこのデータを正
式IDコードとしてメモリチップ22に記憶する。この
結果、以降この無線電話機17では通話時には課金処理
が行われず、通常に使用される。
【0022】なお、この正式IDコードと上述した暫定
IDコードとはIDコード自体のデータは同一である
が、上述の課金処理等の処理を行わせるか否をCPU1
1が識別可能なように区分している。即ち、例えば正式
IDコードの場合はIDコードの前部に識別フラグを付
加し、暫定IDコードの場合はIDコードの前部に識別
フラグを付加しないようにする。この場合、メモリチッ
プ22には既に暫定IDコードが書き込まれ記憶されて
いるため、この無線電話機17を通常に使用させる場合
は、識別フラグとIDコードとを利用許可コードとして
送信せずに、識別フラグのみを利用許可コードとして送
信し暫定IDコードの前部に記憶させるようにしても良
い。なお、通常使用が開始された時点で使用度数が残っ
ていれば、この残度数データをセンタ装置6へ送ってそ
の分の払い戻しを受けることもできる。
【0023】次に無線電話機1の所有者により通話料金
の払込が行われないうちに、発信通話が行われるとき、
或いはその通話中に使用度数がオーバーしてステップS
12の判定が「Y」となると、CPU11はステップS
17でこの無線電話機1による通話を停止する。そし
て、この通話停止期間が例えば3ヶ月以上にわたっても
まだこの無線電話機1の所有者から通話料金の払込がな
く、ステップS18の判定が「Y」となる場合は、CP
U11はステップS19でメモリチップ22のIDコー
ドを抹消し、以降この無線電話機1を使用不可にする。
【0024】このように、無線電話機1のメモリチップ
22にIDコードと共に所定期間の通話を許容する使用
度数データを書き込み、この使用度数が無くならないう
ちに通話料金が支払われた場合、或いは使用度数が無く
なっても一定期間の間に通話料金が支払われた場合は、
この無線電話機1の正式な使用を許可するようにしたも
のである。この結果、無線電話機1が販売されてから最
初の通話料金の支払いまでの間に、この無線電話機1に
おいて多額の通話料金を要するような通話を行おうとし
てもこれを阻止することができる。従って、販売されて
から最初の通話料金の支払いまでの間に、多額の料金を
要するような通話が無線電話機により行われこの通話料
金が回収できなくなるといった事態を未然に回避するこ
とができる。
【0025】なお、この例では、センタ装置6から正式
使用が許容されるまでの間、CPU11は自律課金を行
ってメモリチップ22の使用度数を減算しているが、無
線電話機1の発信情報や終話情報等の監視及び管理を行
う交換機3からの情報をセンタ装置6が入力して課金部
66に課金処理させることもできる。この場合はセンタ
装置6では、この課金部66の処理結果により顧客マス
タ64に登録中の該当の使用度数データを減算し、その
値が「0」になった時点で該当の無線電話機の通話を停
止させるようにする。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、販
売された無線電話機のIDコードを顧客データとして記
憶するセンタ装置を設け、センタ装置では無線電話機の
所有者からの通話料金の支払が行われた時点でこの無線
電話機の正式な使用を許容すると共に、無線電話機側で
はセンタ装置からの正式な使用が許容されるまでの間は
予め付与された所定の使用度数データに相当する通話が
許容されるようにしたので、無線電話機が販売されてか
ら通話料金の徴収時までの間に、多額の料金を要するよ
うな通話がこの無線電話機により行われその通話料金が
回収できないという問題を未然に回避することができ
る。また、無線電話機の販売時にこの無線電話機のID
コードとともに所定の使用度数データを記憶し、センタ
装置から正式な使用が許容されない間の無線電話機の通
話料金を使用度数データから減算し、この減算の結果、
使用度数が不足する場合はその無線電話機の通話を停止
するようにしたので、無線電話機の意図的な不正通話を
確実に防止できる。また、無線電話機にIDコードとと
もに使用度数データが書き込まれたメモリチップを設
け、無線電話機はセンタ装置から正式な使用が許容され
ない間の通話料金を自律課金により求め使用度数データ
から減算するようにしたので、無線電話機の意図的な不
正通話をこの無線電話機自身で防止することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した無線電話システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】 上記システムを構成する無線電話機のブロッ
ク図である。
【図3】 上記システムを構成するセンタ装置の要部動
作を示すフローチャートである。
【図4】 上記無線電話機の要部動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1…無線電話機、2…基地局、3,4…交換機、6…セ
ンタ装置、11…CPU,14…無線送受信部、22…
メモリチップ、61…制御部、64…顧客マスタ、65
…データ書込部、66…課金部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04M 15/00 - 17/02 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売時に記憶されたIDコードに基づき
    通話が可能になる無線電話機と、無線電話機と無線接続
    される基地局と、基地局を収容し無線電話機の交換接続
    を行う交換機とからなるシステムにおいて、 前記交換機に収容されると共に販売された前記無線電話
    機のIDコードを顧客データとして記憶するセンタ装置
    を設け、前記センタ装置は前記無線電話機の所有者から
    の通話料金の支払が行われた時点でこの無線電話機の正
    式な使用を許容すると共に、前記無線電話機は前記セン
    タ装置からの正式な使用が許容されるまでの間は予め付
    与された所定の使用度数データに相当する通話が許容さ
    れることを特徴とする携帯無線電話の料金未払い防止方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の携帯無線電話の料金未払
    い防止方法において、 前記無線電話機の販売時にこの無線電話機のIDコード
    とともに前記所定の使用度数データを記憶し、前記セン
    タ装置から正式な使用が許容されない間の前記無線電話
    機の通話料金を前記使用度数データから減算し、この減
    算の結果、使用度数が不足する場合はその無線電話機の
    通話を停止することを特徴とする携帯無線電話の料金未
    払い防止方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の携帯無線電話の料金未払
    い防止方法において、 前記無線電話機に前記IDコードとともに前記使用度数
    データが書き込まれたメモリチップを設け、前記無線電
    話機は、前記センタ装置から正式な使用が許容されない
    間の通話料金を自律課金により求め前記使用度数データ
    から減算することを特徴とする携帯無線電話の料金未払
    い防止方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の携帯無線電話の料金未払
    い防止方法において、 前記センタ装置は、前記無線電話機の所有者からの通話
    料金の支払が行われた時点で前記メモリチップに対しこ
    の無線電話機の利用許可コードを記憶することを特徴と
    する携帯無線電話の料金未払い防止方法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の携帯無線電話の料金未払
    い防止方法において、 前記センタ装置は、前記無線電話機の所有者からの通話
    料金の支払が行われた時点で前記無線電話機に対し書き
    込みデータを送信し前記メモリチップにこの無線電話機
    の利用許可コードを記憶させることを特徴とする携帯無
    線電話の料金未払い防止方法。
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