JP3316908B2 - 電波シール装置付き扉 - Google Patents

電波シール装置付き扉

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JP3316908B2 JP3500893A JP3500893A JP3316908B2 JP 3316908 B2 JP3316908 B2 JP 3316908B2 JP 3500893 A JP3500893 A JP 3500893A JP 3500893 A JP3500893 A JP 3500893A JP 3316908 B2 JP3316908 B2 JP 3316908B2
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door
radio wave
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/76Prevention of microwave leakage, e.g. door sealings
    • H05B6/763Microwave radiation seals for doors

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高周波加熱装置の電波シ
ール装置付き扉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より高周波加熱装置には、加熱中に
高周波が庫外へ漏洩しないように扉の加熱庫に接する側
の外周全周に電波シール装置がほどこされている。
【0003】従来の電波シール装置は図16に示すよう
に箱曲げ部101にスリット4を有するスリットバン1
9を溶接しチョーク溝を形成したものであった。しかし
この構成では溶接するさいにスリットバン19が斜めに
取り付けられたり図17に示す箱曲げ部1とスリットバ
ン19の先端距離であるA寸法の精度が悪くなり電波漏
洩を招く危険性があった。また溶接するための管理、技
術、工数が必要であり経費の上昇を招き価格の上昇につ
ながっていた。
【0004】そのため、図6および図10に示すような
電波シール装置が考えられてきた。以下、図6にしたが
い説明する。扉1はその周縁部が断面コの字状に箱曲げ
された溝からなり、この溝の先端にその外壁2の先端に
断面がコの字になるようにこの溝の内面側に2段にL字
状に折り曲げられて設けられた折り返し部3と内側折り
返し片4とからなるL字状部14が延設される構成とな
っている。スリット5は外壁2とL字状部14にわたっ
て形成され、かつ扉1の周縁長手方向に対して横方向に
多数規則的に形成されている。そして、各折り曲げ部に
は外壁2の長手方向に平行に長孔6aおよび6bが設け
られている。
【0005】そしてこの扉1の製造法はまず図7に示す
ように材料である板材7の周囲に規則的に配設されたス
リット5を介して多数の突出部8を規則的に形成し、こ
の突出部8にはそれぞれ外側と内側に2列の横方向の長
穴6a、6bをあける。次に突出物8内側の鎖線abc
が折り曲げ部となるように板材7をプレス機等により押
圧し、突出部8の内側の周縁部の断面溝状に箱曲げ成型
する。その後図8に示すように板材7の溝9が形成され
てる方の面でかつ鎖線eの真下部に金型10を配設し突
出部8の鎖線eの上方を図中左方から右方に向けて金型
15を介して押圧する。すると突出部8が鎖線eで折り
曲げられる。つぎに金型10を除去し図9に示すように
突出部8の鎖線dの上方を図中左方から右方に向けて金
型11を介して押圧力する。このようにして断面L字状
の折り返し部が外壁2の先端に形成され溶接作業が不要
となり1枚の板材より電波シール装置ができるものであ
る。
【0006】また図10に示す構成も同様にして得られ
る。すなわち、この扉1の製造法はまず図11に示すよ
うに材料である板材7の周囲に規則的に配設されたスリ
ット5を介して多数の突出部8を規則的に形成し、その
突出物8には丸孔12が設けられている。また図12に
示すように突出物8の折り曲げ位置には溝9a、9bが
形成されている。図13に示すように突出部8と金型1
0が同期するよう配設し、13を支点とし、金型10を
回転し、まず第一段を曲げ、図14に示すように、金型
10と金型11を下方のもう一方の曲げ位置に配設し1
3を支点として折り曲げ、図15に示す金型11を右方
へ移動し、板材7を下ろし、板材7を取り出す。このよ
うにして扉1を製造していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
成においては、突出部8を曲げる時、その金型は片方の
み、可動金型で、基本的には曲げる際、溝9及び丸孔1
2を設け、部分的に強度の弱い箇所を設け、曲げ時の応
力集中により曲げるものであり、金形が片面しかなく、
寸法精度が悪い。叉、部分的に弱い箇所を設けているた
め、加工後及び製品完成後外からの力に弱いという課題
があった。
【0008】そこで本発明は、周縁箱曲げ部先端に設け
られた突出部を曲げるため、金型で両面より押圧し金型
通りに曲げると共に、その曲げ部に部分的に弱い箇所を
必要とせず、さらに、一般にスリットはピッチの小さい
方が良いとされており、その小ピッチを有する電波シー
ル装置を提供する事を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の電波シール装置付き扉は下記構成とした。
【0010】すなわち、食品を高周波加熱する加熱室の
開口部に開閉自在に取付けられた扉において、前記扉は
その周縁部が断面コの字状に折り曲げられた溝からな
り、この溝はその外壁の先端に断面形状がコの字状にな
るように前記溝の内面側に2段にL字状に折り曲げられ
て設けられた折り返し部と内側折り返し片とからなるL
字状部とを有すると共に、前記溝の外壁とL字状部とに
扉の周縁長手方向に対して横方向に多数のスリットを有
する電波シール装置を有し、かつ、前記溝の底面に前記
L字状部の折り返し部に対向する位置に金型を挿入する
ための孔を一辺が前記外壁に接して設けた構成とした。
【0011】
【作用】本発明は前記構成によって、外壁の先端部にコ
の字状を形成するにあたって、まず、金型挿入孔より金
型を挿入し、この金型とこの金型と対抗して板材を介し
て設けた金型とで、前記板材を挟み、その先端を折り曲
げL字状を形成し、さらにこのL字状になった板材を前
記金型挿入孔より挿入された金型に沿って折り曲げるこ
とによりコの字状の形状を得ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明における電波シール装置付き扉
について図面とともに説明する。
【0013】なお、従来例と同一機能を有する部品につ
いては従来例と同一符号とした。図1および図2におい
て、扉1はその周縁部が断面コの字状に箱曲げされた溝
からなり、この溝の先端にその外壁2の先端に断面がコ
の字になるようにこの溝の内面側に2段にL字状に折り
曲げられて設けられた折り返し部3と内側折り返し片4
とからなるL字状部14が延設される構成となってい
る。スリット5は外壁2とL字状部14にわたって形成
され、かつ扉1の周縁長手方向に対して横方向に多数規
則的に形成されている。
【0014】前記折り返し部3に対向した前記溝の底面
15に金型孔16が折り返し部3と同個数設ける。この
金型孔16の大きさは前記折り返し部3を構成する
1、l1寸法に対しw2、l2寸法はほぼ同等寸法とし、
1≦l2に構成するのが望ましい。また、前記金型孔1
6の一辺は前記外壁2に接するように設ける。
【0015】図3、図4および図5は本発明における電
波シールの加工順を示したものである。図3は、箱曲げ
を行った後板材7を金型10にセットし、折り返し部3
を曲げる直前を示す。左方より可動金型A17が移動
し、曲げる。図4は、次加工を示す。板材7を金型10
にセットしたまま、次加工内側折り返し片4を可動金型
B18により、折り曲げると同時に、折り返し部3及び
折り返し片4を金型10と可動金型B18により押圧
し、図5に示すように金型通りに形成する事により精密
な加工を行う事ができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明における電波シール
装置付き扉においては、以下の効果が得られる。
【0017】(1)周縁箱曲げ部先端に設けられたコの
字曲げ部の加工時、金型の押圧により寸法精度良く曲げ
加工ができるため、電波シール性能が安定し、より性能
の良い電波シール装置ができる。
【0018】(2)また、コの字型曲げ部に部分的に弱
い箇所を設ける必要がなくなり、電波シール用コの字型
曲げ部の強度が強くなり、加工後及び製品完成後外力に
よる変形が非常に少なくなり、より安全で安定した強固
な電波シール装置を提供する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電波シール装置付き
扉の要部斜視図
【図2】同電波シール装置を他の面より見た要部斜視図
【図3】同電波シール装置の折り曲げ工程を示す断面図
【図4】同電波シール装置の折り曲げ工程を示す断面図
【図5】同電波シール装置の折り曲げ工程を示す断面図
【図6】従来の電波シール装置付き扉の斜視図
【図7】同電波シール装置の折り曲げ前の板材の正面図
【図8】同電波シール装置の一実施例における折り曲げ
工程を示す断面図
【図9】従来の電波シール装置の一実施例における折り
曲げ工程を示す断面図
【図10】従来の他の電波シール装置の斜視図
【図11】同電波シール装置の折り曲げ前の板材の正面
【図12】同電波シール装置の突出物の正面図とその側
面図
【図13】同電波シール装置の実施例における折り曲げ
工程を示す断面図
【図14】同電波シール装置の実施例における折り曲げ
工程を示す断面図
【図15】同電波シール装置の実施例における折り曲げ
工程を示す断面図
【図16】扉に従来の電波シール装置を取り付ける取り
付けかたを示す斜視図
【図17】従来の電波シール装置の要部断面図
【符号の説明】
1 扉 2 外壁 3 折り返し部 4 内側折り返し部 5 スリット 14 L字状部 15 (溝の)底面 16 孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食品を高周波加熱する加熱室の開口部に開
    閉自在に取付けられた扉において、前記扉はその周縁部
    が断面コの字状に折り曲げられた溝からなり、この溝は
    その外壁の先端に断面形状がコの字状になるように前記
    溝の内面側に2段にL字状に折り曲げられて設けられた
    折り返し部と内側折り返し片とからなるL字状部とを有
    すると共に、前記溝の外壁とL字状部とに扉の周縁長手
    方向に対して横方向に多数のスリットを有する電波シー
    ル装置を有し、かつ、前記溝の底面に前記L字状部の折
    り返し部に対向する位置に金型を挿入するための孔を一
    辺が前記外壁に接して設けた構成よりなる電波シール装
    置付き扉。
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