JP3316781B2 - 車両用負荷制御装置 - Google Patents
車両用負荷制御装置Info
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- JP3316781B2 JP3316781B2 JP20408095A JP20408095A JP3316781B2 JP 3316781 B2 JP3316781 B2 JP 3316781B2 JP 20408095 A JP20408095 A JP 20408095A JP 20408095 A JP20408095 A JP 20408095A JP 3316781 B2 JP3316781 B2 JP 3316781B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T90/00—Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02T90/10—Technologies relating to charging of electric vehicles
- Y02T90/16—Information or communication technologies improving the operation of electric vehicles
Landscapes
- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載されて
いるランプ、モータなどの電装品負荷への電力供給を制
御するために好ましく適用することのできる車両用負荷
制御装置に関するものである。
いるランプ、モータなどの電装品負荷への電力供給を制
御するために好ましく適用することのできる車両用負荷
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両には、各種のランプ、モー
タなどの負荷が車体の各部に分散して配置されると共
に、これらの負荷を操作するための操作スイッチが運転
席の周辺に配設され、そして互いに対応する操作スイッ
チと負荷とが信号線によって相互接続されている。ま
た、最近の車両では負荷の数が多いため、信号線の数が
増えて信号線や電力線を束ねたワイヤハーネス(WH)
の径や重量が大きくなり、これを車体内に配索するため
の作業が極めて面倒になる他、車体の重量が大きくな
る。
タなどの負荷が車体の各部に分散して配置されると共
に、これらの負荷を操作するための操作スイッチが運転
席の周辺に配設され、そして互いに対応する操作スイッ
チと負荷とが信号線によって相互接続されている。ま
た、最近の車両では負荷の数が多いため、信号線の数が
増えて信号線や電力線を束ねたワイヤハーネス(WH)
の径や重量が大きくなり、これを車体内に配索するため
の作業が極めて面倒になる他、車体の重量が大きくな
る。
【0003】そこで、従来、図37に示すように、運転
席の周辺に配設された操作スイッチを運転席の近傍に配
設した1つのユニットAに集約して接続し、また車体の
各部に分散して配置された負荷を車体に配置された例え
ば1つのユニットBに集約して接続し、これらのユニッ
トA−B間を多重伝送ラインLにて相互接続した多重通
信システムを採用することが提案されている。
席の周辺に配設された操作スイッチを運転席の近傍に配
設した1つのユニットAに集約して接続し、また車体の
各部に分散して配置された負荷を車体に配置された例え
ば1つのユニットBに集約して接続し、これらのユニッ
トA−B間を多重伝送ラインLにて相互接続した多重通
信システムを採用することが提案されている。
【0004】この提案の多重通信システムにおいては、
同図に示すように、スイッチやボリュームなどの操作ス
イッチSW1 〜SWn を操作信号多重処理部として働く
ユニットAに接続すると共に、操作スイッチSW1 〜S
Wn の任意のもので操作される負荷LR1 〜LRn を負
荷制御部として働くユニットBに接続した上でユニット
AとユニットBを多重伝送ラインLにより相互接続し、
操作スイッチSW1 〜SWn の操作によって発生される
操作信号をユニットAにて時分割多重し、多重伝送ライ
ンLを介してユニットBに伝送し、ユニットBにて多重
化した信号を分離してそれぞれ対応する負荷LR1 〜L
Rn への電力供給を制御するようになっているので、ユ
ニットA及びB間を接続する手段が多重伝送ラインLに
より標準化されて、操作スイッチSW1 〜SWn や負荷
LR1 〜LRn が変わっても変更することが必要なくな
るとともに、操作スイッチと負荷を接続するために配索
しなければならないワイヤハーネスの線数が大幅に削減
される。
同図に示すように、スイッチやボリュームなどの操作ス
イッチSW1 〜SWn を操作信号多重処理部として働く
ユニットAに接続すると共に、操作スイッチSW1 〜S
Wn の任意のもので操作される負荷LR1 〜LRn を負
荷制御部として働くユニットBに接続した上でユニット
AとユニットBを多重伝送ラインLにより相互接続し、
操作スイッチSW1 〜SWn の操作によって発生される
操作信号をユニットAにて時分割多重し、多重伝送ライ
ンLを介してユニットBに伝送し、ユニットBにて多重
化した信号を分離してそれぞれ対応する負荷LR1 〜L
Rn への電力供給を制御するようになっているので、ユ
ニットA及びB間を接続する手段が多重伝送ラインLに
より標準化されて、操作スイッチSW1 〜SWn や負荷
LR1 〜LRn が変わっても変更することが必要なくな
るとともに、操作スイッチと負荷を接続するために配索
しなければならないワイヤハーネスの線数が大幅に削減
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の車載
システムの増加及び高機能化に伴い、車載システムに関
連した操作スイッチの数と種類が増加するようになって
いる。また、車両仕様の増加に伴い、数や種類の多い操
作スイッチの配置位置も変化するようになっている。こ
のような状況下でも、多重伝送ラインの使用により、各
種車両仕様に対してユニット間のワイヤハーネスの標準
化はできる。
システムの増加及び高機能化に伴い、車載システムに関
連した操作スイッチの数と種類が増加するようになって
いる。また、車両仕様の増加に伴い、数や種類の多い操
作スイッチの配置位置も変化するようになっている。こ
のような状況下でも、多重伝送ラインの使用により、各
種車両仕様に対してユニット間のワイヤハーネスの標準
化はできる。
【0006】しかし、負荷は、操作スイッチSW1 〜S
Wn の操作によって単純にオン・オフ制御されるものだ
けではない。例えば灯器によっては、操作スイッチのオ
ン操作に応じて定常点灯すべきもの、点滅点灯すべきも
の、或いはオン操作によって直ちに点灯せず例えばバス
において扉の開閉に応じて定常或いは点滅点灯すべきも
のなどがある。そのため、車両仕様によってこれらの変
更が生じた場合、変更毎に操作信号多重処理部として働
くユニットA及び負荷制御部として働くユニットBを変
更しなければならず、部品バリエーションの増大によ
り、面倒な部品管理やコストアップを招くという問題が
あった。
Wn の操作によって単純にオン・オフ制御されるものだ
けではない。例えば灯器によっては、操作スイッチのオ
ン操作に応じて定常点灯すべきもの、点滅点灯すべきも
の、或いはオン操作によって直ちに点灯せず例えばバス
において扉の開閉に応じて定常或いは点滅点灯すべきも
のなどがある。そのため、車両仕様によってこれらの変
更が生じた場合、変更毎に操作信号多重処理部として働
くユニットA及び負荷制御部として働くユニットBを変
更しなければならず、部品バリエーションの増大によ
り、面倒な部品管理やコストアップを招くという問題が
あった。
【0007】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、操作スイッチの操作による負荷制御の形態に変更
があっても容易に対処することができるように改良した
車両用負荷制御装置を提供することを目的としている。
鑑み、操作スイッチの操作による負荷制御の形態に変更
があっても容易に対処することができるように改良した
車両用負荷制御装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明により成された車両用負荷制御装置は、図1の基
本構成図に示すように、複数の操作スイッチ111 〜1
1nを有し各操作スイッチの操作状態に応じた操作信号
を発生する操作部11と、該操作部からの操作信号を各
操作スイッチに対応して予め定めたビットを操作状態に
応じた状態にして多重化し多重伝送ライン40を介して
送出する多重処理部10と、前記多重伝送ラインを介し
て送られてくる前記多重化された操作信号を受信し該受
信した操作信号に基づいて対応する負荷211 〜21
n,311 〜31nへの電力供給を制御する負荷制御部
20,30とを備えた車両用負荷制御装置において、前
記負荷制御部が、該負荷制御部に接続されている各負荷
に対応して当該負荷への電力供給を制御するための操作
信号を発生する操作スイッチを規定するデータと、前記
操作スイッチの操作状態に応じて制御される対応する負
荷への出力制御形態を指定するデータと、前記負荷のう
ちの特定の負荷との連動の有無を規定するデータとを有
する出力制御データを格納した記憶手段25a,30g
と、前記特定の負荷の動作状態を示す動作信号を入力す
る信号入力手段20f,30fと、前記受信した多重化
された操作信号に基づいて前記記憶手段に記憶されてい
る出力制御データを参照し、前記連動の有無を規定する
データが「無」となっているとき、前記受信した多重化
された操作信号に基づいて当該操作信号を発生している
操作スイッチに対応する負荷への電力供給を制御し、前
記連動の有無を規定するデータが「有」となっていると
き、前記受信した多重化された操作信号と前記信号入力
手段で入力した前記特定の負荷の動作信号とに基づいて
当該操作信号を発生している操作スイッチに対応する負
荷への電力供給を制御する制御手段20b,30bとを
有することを特徴としている。
本発明により成された車両用負荷制御装置は、図1の基
本構成図に示すように、複数の操作スイッチ111 〜1
1nを有し各操作スイッチの操作状態に応じた操作信号
を発生する操作部11と、該操作部からの操作信号を各
操作スイッチに対応して予め定めたビットを操作状態に
応じた状態にして多重化し多重伝送ライン40を介して
送出する多重処理部10と、前記多重伝送ラインを介し
て送られてくる前記多重化された操作信号を受信し該受
信した操作信号に基づいて対応する負荷211 〜21
n,311 〜31nへの電力供給を制御する負荷制御部
20,30とを備えた車両用負荷制御装置において、前
記負荷制御部が、該負荷制御部に接続されている各負荷
に対応して当該負荷への電力供給を制御するための操作
信号を発生する操作スイッチを規定するデータと、前記
操作スイッチの操作状態に応じて制御される対応する負
荷への出力制御形態を指定するデータと、前記負荷のう
ちの特定の負荷との連動の有無を規定するデータとを有
する出力制御データを格納した記憶手段25a,30g
と、前記特定の負荷の動作状態を示す動作信号を入力す
る信号入力手段20f,30fと、前記受信した多重化
された操作信号に基づいて前記記憶手段に記憶されてい
る出力制御データを参照し、前記連動の有無を規定する
データが「無」となっているとき、前記受信した多重化
された操作信号に基づいて当該操作信号を発生している
操作スイッチに対応する負荷への電力供給を制御し、前
記連動の有無を規定するデータが「有」となっていると
き、前記受信した多重化された操作信号と前記信号入力
手段で入力した前記特定の負荷の動作信号とに基づいて
当該操作信号を発生している操作スイッチに対応する負
荷への電力供給を制御する制御手段20b,30bとを
有することを特徴としている。
【0009】上記構成において、複数の操作スイッチ1
11 〜11nを有し各操作スイッチの操作状態に応じた
操作信号を発生する操作部11からの操作信号を各操作
スイッチに対応して予め定めたビットを操作状態に応じ
た状態にして多重処理部10が多重化し多重伝送ライン
40を介して送出する。多重伝送ラインを介して送られ
てくる多重化された操作信号を負荷制御部20,30が
受信しこの受信した操作信号に基づいて対応する負荷2
11 〜21n,311 〜31nへの電力供給を制御す
る。そして、負荷制御部の記憶手段25a,30gが、
負荷制御部に接続されている各負荷に対応して当該負荷
への電力供給を制御するための操作信号を発生する操作
スイッチを規定するデータと、前記操作スイッチの操作
状態に応じて制御される対応する負荷への出力制御形態
を指定するデータと、前記負荷のうちの特定の負荷との
連動の有無を規定するデータとを有する出力制御データ
を格納し、負荷制御部の信号入力手段20f,30fが
特定の負荷の動作状態を示す動作信号を入力している。
また、負荷制御部の制御手段20b,30bが、受信し
た多重化された操作信号に基づいて記憶手段に記憶され
ている出力制御データを参照し、連動の有無を規定する
データが「無」となっているとき、受信した多重化され
た操作信号に基づいて当該操作信号を発生している操作
スイッチに対応する負荷への電力供給を制御し、連動の
有無を規定するデータが「有」となっているとき、受信
した多重化された操作信号と信号入力手段で入力した特
定の負荷の動作信号とに基づいて当該操作信号を発生し
ている操作スイッチに対応する負荷への電力供給を制御
する。
11 〜11nを有し各操作スイッチの操作状態に応じた
操作信号を発生する操作部11からの操作信号を各操作
スイッチに対応して予め定めたビットを操作状態に応じ
た状態にして多重処理部10が多重化し多重伝送ライン
40を介して送出する。多重伝送ラインを介して送られ
てくる多重化された操作信号を負荷制御部20,30が
受信しこの受信した操作信号に基づいて対応する負荷2
11 〜21n,311 〜31nへの電力供給を制御す
る。そして、負荷制御部の記憶手段25a,30gが、
負荷制御部に接続されている各負荷に対応して当該負荷
への電力供給を制御するための操作信号を発生する操作
スイッチを規定するデータと、前記操作スイッチの操作
状態に応じて制御される対応する負荷への出力制御形態
を指定するデータと、前記負荷のうちの特定の負荷との
連動の有無を規定するデータとを有する出力制御データ
を格納し、負荷制御部の信号入力手段20f,30fが
特定の負荷の動作状態を示す動作信号を入力している。
また、負荷制御部の制御手段20b,30bが、受信し
た多重化された操作信号に基づいて記憶手段に記憶され
ている出力制御データを参照し、連動の有無を規定する
データが「無」となっているとき、受信した多重化され
た操作信号に基づいて当該操作信号を発生している操作
スイッチに対応する負荷への電力供給を制御し、連動の
有無を規定するデータが「有」となっているとき、受信
した多重化された操作信号と信号入力手段で入力した特
定の負荷の動作信号とに基づいて当該操作信号を発生し
ている操作スイッチに対応する負荷への電力供給を制御
する。
【0010】従って、負荷制御部に接続されている各負
荷に対応して当該負荷への電力供給を制御するための操
作信号を発生する操作スイッチを規定するデータを変更
することによって、負荷を操作する操作スイッチを変更
できる。また、操作スイッチの操作状態に応じて制御さ
れる対応する負荷への出力制御形態を指定するデータを
変更することによって、操作スイッチを出力制御形態の
異なる負荷を操作するように変更できる。さらに、負荷
のうちの特定の負荷との連動の有無を規定するデータを
変更することによって、受信した多重化された操作信号
のみに基づいて負荷への電力供給を制御していたもの
を、受信した多重化された操作信号だけでなく信号入力
手段で入力した特定の負荷の動作信号にも基づいて負荷
への電力供給を制御するように変更することができる。
よって、車両仕様による操作スイッチと負荷の対応関
係、負荷の出力制御形態、負荷相互の連動関係の変更に
も対応することができる。
荷に対応して当該負荷への電力供給を制御するための操
作信号を発生する操作スイッチを規定するデータを変更
することによって、負荷を操作する操作スイッチを変更
できる。また、操作スイッチの操作状態に応じて制御さ
れる対応する負荷への出力制御形態を指定するデータを
変更することによって、操作スイッチを出力制御形態の
異なる負荷を操作するように変更できる。さらに、負荷
のうちの特定の負荷との連動の有無を規定するデータを
変更することによって、受信した多重化された操作信号
のみに基づいて負荷への電力供給を制御していたもの
を、受信した多重化された操作信号だけでなく信号入力
手段で入力した特定の負荷の動作信号にも基づいて負荷
への電力供給を制御するように変更することができる。
よって、車両仕様による操作スイッチと負荷の対応関
係、負荷の出力制御形態、負荷相互の連動関係の変更に
も対応することができる。
【0011】前記出力制御データを格納した前記記憶手
段が、前記負荷制御部に対して着脱自在に設けられた記
憶媒体25に内蔵された不揮発性メモリからなることを
特徴としている。よって、車両仕様によって操作スイッ
チと負荷の対応関係、負荷の出力制御形態、負荷相互の
連動関係が決定した時点で、不揮発性メモリに出力制御
データを書き込んで記憶媒体を負荷制御部に装着して接
続することで対応することができる。
段が、前記負荷制御部に対して着脱自在に設けられた記
憶媒体25に内蔵された不揮発性メモリからなることを
特徴としている。よって、車両仕様によって操作スイッ
チと負荷の対応関係、負荷の出力制御形態、負荷相互の
連動関係が決定した時点で、不揮発性メモリに出力制御
データを書き込んで記憶媒体を負荷制御部に装着して接
続することで対応することができる。
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図2は本発明によるバス車両用多
重通信システムに適用した車両用負荷制御装置の一実施
の形態を示す回路構成図である。同図において、バス車
両用多重通信システムは多重処理部としてのスイッチ
(SW)ユニット10、負荷制御部としての負荷駆動ユ
ニットA20及び負荷駆動ユニットB30の3つのユニ
ットと、これらユニットを相互接続し、ユニット相互間
の通信を行うための多重伝送ライン40と、各ユニット
10、20及び30に電力を供給するためのバッテリ5
0と、バッテリ50及び負荷駆動ユニットA20間、負
荷駆動ユニットA20及びSWユニット10間、負荷駆
動ユニットA20及び負荷駆動ユニットB30間に配索
された電力線60a〜60cとからなる。電力線60a
のバッテリ50側から順にバッテリリレースイッチ70
によってオン・オフされるバッテリリレー80とフュー
ジブルリンク(FL)90が挿入されている。
に基づいて説明する。図2は本発明によるバス車両用多
重通信システムに適用した車両用負荷制御装置の一実施
の形態を示す回路構成図である。同図において、バス車
両用多重通信システムは多重処理部としてのスイッチ
(SW)ユニット10、負荷制御部としての負荷駆動ユ
ニットA20及び負荷駆動ユニットB30の3つのユニ
ットと、これらユニットを相互接続し、ユニット相互間
の通信を行うための多重伝送ライン40と、各ユニット
10、20及び30に電力を供給するためのバッテリ5
0と、バッテリ50及び負荷駆動ユニットA20間、負
荷駆動ユニットA20及びSWユニット10間、負荷駆
動ユニットA20及び負荷駆動ユニットB30間に配索
された電力線60a〜60cとからなる。電力線60a
のバッテリ50側から順にバッテリリレースイッチ70
によってオン・オフされるバッテリリレー80とフュー
ジブルリンク(FL)90が挿入されている。
【0014】SWユニット10には、図示しない操作パ
ネルに配列された複数の操作スイッチ111 〜11n
と、各操作スイッチに内蔵されその操作面を照明するた
めの照明用と操作状態を指示するためのインジケータ用
の光源12とを有し各操作スイッチの操作に応じて操作
信号を発生する操作部11が接続されている。SWユニ
ット10は、これに接続された各種操作スイッチ111
〜11nなどからなる操作部11からの操作信号を入力
インタフェース(I/F)10aを介して入力する制御
部10bと、この制御部10bに接続された詳細には後
述する各種のデータを格納したE2 PROMからなる不
揮発性メモリ10gとを有する。
ネルに配列された複数の操作スイッチ111 〜11n
と、各操作スイッチに内蔵されその操作面を照明するた
めの照明用と操作状態を指示するためのインジケータ用
の光源12とを有し各操作スイッチの操作に応じて操作
信号を発生する操作部11が接続されている。SWユニ
ット10は、これに接続された各種操作スイッチ111
〜11nなどからなる操作部11からの操作信号を入力
インタフェース(I/F)10aを介して入力する制御
部10bと、この制御部10bに接続された詳細には後
述する各種のデータを格納したE2 PROMからなる不
揮発性メモリ10gとを有する。
【0015】制御部10bは入力した操作信号を操作デ
ータに変換し、この変換した操作データを複数集めて送
信フレームを生成した後、これを通信インタフェース
(I/F)10c及び多重伝送ライン40を介して負荷
駆動ユニットA20及び負荷駆動ユニットB30に対し
て送信すると共に、出力インタフェース(I/F)10
dを介して出力した駆動信号により図示しないスイッチ
ング手段からなる駆動部10eを作動させ、電力線60
bを介してバッテリ電源が供給されている電源部10f
からの電源を選択的に供給して各操作スイッチ内の光源
12を点灯制御する。電源部10fは、入力I/F10
a、制御部10b及び出力I/F10dの動作電源も供
給している。
ータに変換し、この変換した操作データを複数集めて送
信フレームを生成した後、これを通信インタフェース
(I/F)10c及び多重伝送ライン40を介して負荷
駆動ユニットA20及び負荷駆動ユニットB30に対し
て送信すると共に、出力インタフェース(I/F)10
dを介して出力した駆動信号により図示しないスイッチ
ング手段からなる駆動部10eを作動させ、電力線60
bを介してバッテリ電源が供給されている電源部10f
からの電源を選択的に供給して各操作スイッチ内の光源
12を点灯制御する。電源部10fは、入力I/F10
a、制御部10b及び出力I/F10dの動作電源も供
給している。
【0016】負荷駆動ユニットA20にはバス車体に装
着されている第1のグループの電装品である負荷211
〜21nがそれぞれ接続されている。負荷駆動ユニット
A20は、多重伝送ライン40を介して接続されたSW
ユニット10からの操作データを通信インタフェース
(I/F)20aを介して受信する制御部20bを有す
る。制御部20bは、受信した操作データに基づく駆動
信号を出力インタフェース(I/F)20cを介して図
示しないスイッチング手段からなる駆動部20dに対し
て出力する。駆動部20dは駆動信号により作動され、
電力線60aを介してバッテリ電源が供給されている電
源部20eからの電源を選択的に供給して関連する負荷
を駆動する。負荷駆動ユニットA20はその内に引き込
まれた電力線60aを分岐して電力線60b及び60c
に接続するためのヒューズF及びヒュージブルリンクF
Lを有する。
着されている第1のグループの電装品である負荷211
〜21nがそれぞれ接続されている。負荷駆動ユニット
A20は、多重伝送ライン40を介して接続されたSW
ユニット10からの操作データを通信インタフェース
(I/F)20aを介して受信する制御部20bを有す
る。制御部20bは、受信した操作データに基づく駆動
信号を出力インタフェース(I/F)20cを介して図
示しないスイッチング手段からなる駆動部20dに対し
て出力する。駆動部20dは駆動信号により作動され、
電力線60aを介してバッテリ電源が供給されている電
源部20eからの電源を選択的に供給して関連する負荷
を駆動する。負荷駆動ユニットA20はその内に引き込
まれた電力線60aを分岐して電力線60b及び60c
に接続するためのヒューズF及びヒュージブルリンクF
Lを有する。
【0017】負荷駆動ユニットA20にはまた、バス車
体に装着されている第1のグループの検出スイッチ22
1 〜22nやセンサ231 〜23nがそれぞれ接続さ
れ、これらからの入力信号が入力インタフェース(I/
F)20fを介して制御部20bに入力される。検出ス
イッチ221 〜22nとしては、バッテリリレー、ライ
ティングスイッチ、ワイパ作動、マイクロ反転、扉開な
どの検出スイッチが挙げられる。制御部20bは、上記
負荷211 〜21nの制御に当たって上記入力信号を使
用したり、或いは、上記入力信号をデータ化して通信I
/F20a及び多重伝送ライン40を介して他のユニッ
ト、すなわち、SWユニット10及び負荷駆動ユニット
B30に対して送出する。
体に装着されている第1のグループの検出スイッチ22
1 〜22nやセンサ231 〜23nがそれぞれ接続さ
れ、これらからの入力信号が入力インタフェース(I/
F)20fを介して制御部20bに入力される。検出ス
イッチ221 〜22nとしては、バッテリリレー、ライ
ティングスイッチ、ワイパ作動、マイクロ反転、扉開な
どの検出スイッチが挙げられる。制御部20bは、上記
負荷211 〜21nの制御に当たって上記入力信号を使
用したり、或いは、上記入力信号をデータ化して通信I
/F20a及び多重伝送ライン40を介して他のユニッ
ト、すなわち、SWユニット10及び負荷駆動ユニット
B30に対して送出する。
【0018】負荷駆動ユニットA20にはまた、詳細に
は後述する各種のデータを格納したE2 PROMからな
る不揮発性メモリ25aを内蔵する記憶媒体25が着脱
自在に装着されている。不揮発性メモリ25aに格納さ
れている各種のデータは、制御部20bによってインタ
フェース(I/F)20iを介して読み取られ、制御部
20bによる負荷211 〜21nの制御に当たって使用
される。また、上記記憶媒体25の不揮発性メモリ25
a内には、制御部20bが自身で収集したり他のユニッ
トから受信した各種のデータが書き込まれる。そして、
制御部20bは、上記記憶媒体25の不揮発性メモリ2
5aに書き込まれたデータの少なくとも一部分を読み出
して表示部20jに表示させる。
は後述する各種のデータを格納したE2 PROMからな
る不揮発性メモリ25aを内蔵する記憶媒体25が着脱
自在に装着されている。不揮発性メモリ25aに格納さ
れている各種のデータは、制御部20bによってインタ
フェース(I/F)20iを介して読み取られ、制御部
20bによる負荷211 〜21nの制御に当たって使用
される。また、上記記憶媒体25の不揮発性メモリ25
a内には、制御部20bが自身で収集したり他のユニッ
トから受信した各種のデータが書き込まれる。そして、
制御部20bは、上記記憶媒体25の不揮発性メモリ2
5aに書き込まれたデータの少なくとも一部分を読み出
して表示部20jに表示させる。
【0019】負荷駆動ユニットB30にもバス車体に装
着されている第2のグループの電装品である負荷311
〜31nがそれぞれ接続されている。負荷駆動ユニット
B30は、多重伝送ライン40を介して接続されたSW
ユニット10からの操作データを通信インタフェース
(I/F)30aを介して受信する制御部30bと、こ
の制御部30bに接続されたE2 PROMからなる不揮
発性メモリ30gとを有し、不揮発性メモリ30g内に
は後述する各種のデータが格納されている。制御部30
bは、受信した操作データに基づく駆動信号を出力イン
タフェース(I/F)30cを介して図示しないスイッ
チング手段からなる駆動部30dに対して出力する。駆
動部30dは駆動信号により作動され、電力線60c及
び60aを介してバッテリ電源が供給されている電源部
30eからの電源を選択的に供給して関連する負荷31
1 〜31nを駆動する。
着されている第2のグループの電装品である負荷311
〜31nがそれぞれ接続されている。負荷駆動ユニット
B30は、多重伝送ライン40を介して接続されたSW
ユニット10からの操作データを通信インタフェース
(I/F)30aを介して受信する制御部30bと、こ
の制御部30bに接続されたE2 PROMからなる不揮
発性メモリ30gとを有し、不揮発性メモリ30g内に
は後述する各種のデータが格納されている。制御部30
bは、受信した操作データに基づく駆動信号を出力イン
タフェース(I/F)30cを介して図示しないスイッ
チング手段からなる駆動部30dに対して出力する。駆
動部30dは駆動信号により作動され、電力線60c及
び60aを介してバッテリ電源が供給されている電源部
30eからの電源を選択的に供給して関連する負荷31
1 〜31nを駆動する。
【0020】負荷駆動ユニットB30には、バス車体に
装着されている第2のグループの検出スイッチ321 〜
32nやセンサ331 〜33nがそれぞれ接続され、こ
れらからの入力信号が入力インタフェース(I/F)3
0fを介して制御部30bに入力される。制御部30b
は、上記SWユニット10から受信したデータに基づい
て負荷311 〜31nを制御するに当たって上記入力信
号を使用したり、或いは、上記入力信号をデータ化して
通信I/F30a及び多重伝送ライン40を介して他の
ユニット、すなわち、SWユニット10及び負荷駆動ユ
ニットA20に対して送出する。
装着されている第2のグループの検出スイッチ321 〜
32nやセンサ331 〜33nがそれぞれ接続され、こ
れらからの入力信号が入力インタフェース(I/F)3
0fを介して制御部30bに入力される。制御部30b
は、上記SWユニット10から受信したデータに基づい
て負荷311 〜31nを制御するに当たって上記入力信
号を使用したり、或いは、上記入力信号をデータ化して
通信I/F30a及び多重伝送ライン40を介して他の
ユニット、すなわち、SWユニット10及び負荷駆動ユ
ニットA20に対して送出する。
【0021】なお、SWユニット10の不揮発性メモリ
10gと、負荷駆動ユニットB30の不揮発性メモリ3
0gには、負荷駆動ユニットA20に着脱自在に装着さ
れて接続されている記憶媒体25に内蔵されている不揮
発性メモリ25aから制御部20bが読み出し多重伝送
ライン40を介して伝送したデータが格納される。
10gと、負荷駆動ユニットB30の不揮発性メモリ3
0gには、負荷駆動ユニットA20に着脱自在に装着さ
れて接続されている記憶媒体25に内蔵されている不揮
発性メモリ25aから制御部20bが読み出し多重伝送
ライン40を介して伝送したデータが格納される。
【0022】上述したシステムは、図3に示すように、
バス運転席横のスイッチボックス100上面のスイッチ
パネルSPに配置された各種操作スイッチからなる操作
部11からの操作信号をSWユニット10に集約して入
力し、これをワイヤハーネス40a,40bを用いてボ
ックス100内に設けられた負荷駆動ユニットA20と
任意の場所に設けられた負荷駆動ユニットB30に伝送
することにより、対応する負荷を制御するものである。
SWユニット10は運転席右のスイッチボックス100
内に取り付けられ、各種操作スイッチの操作による操作
信号を入力し、負荷駆動ユニットA20及び負荷駆動ユ
ニットB30にワイヤハーネス40a,40bにより構
成される多重伝送ラインにてデータを送信する。
バス運転席横のスイッチボックス100上面のスイッチ
パネルSPに配置された各種操作スイッチからなる操作
部11からの操作信号をSWユニット10に集約して入
力し、これをワイヤハーネス40a,40bを用いてボ
ックス100内に設けられた負荷駆動ユニットA20と
任意の場所に設けられた負荷駆動ユニットB30に伝送
することにより、対応する負荷を制御するものである。
SWユニット10は運転席右のスイッチボックス100
内に取り付けられ、各種操作スイッチの操作による操作
信号を入力し、負荷駆動ユニットA20及び負荷駆動ユ
ニットB30にワイヤハーネス40a,40bにより構
成される多重伝送ラインにてデータを送信する。
【0023】負荷駆動ユニットA20はSWユニット1
0と同様に運転席右のスイッチボックス100内に取り
付けられ、SWユニット10から受信した操作データに
より負荷211 〜21n(図2)を制御する。負荷21
1 〜21nは任意の場所に取り付けられ一般のワイヤハ
ーネスWH1 を介して接続されている。負荷駆動ユニッ
トB30は負荷駆動ユニットA20を経由してSWユニ
ット10から受信した操作データにより負荷311 〜3
1n(図2)を制御する。負荷311 〜31nは任意の
場所に取り付けられ一般のワイヤハーネスWH2 を介し
て接続されている。なお、負荷駆動ユニットA20及び
負荷駆動ユニットB30は白熱灯や蛍光灯を調光する機
能を有し、スイッチパネルSPに配されたボリューム付
きの操作スイッチのボリューム操作に応じた調光制御を
行う。
0と同様に運転席右のスイッチボックス100内に取り
付けられ、SWユニット10から受信した操作データに
より負荷211 〜21n(図2)を制御する。負荷21
1 〜21nは任意の場所に取り付けられ一般のワイヤハ
ーネスWH1 を介して接続されている。負荷駆動ユニッ
トB30は負荷駆動ユニットA20を経由してSWユニ
ット10から受信した操作データにより負荷311 〜3
1n(図2)を制御する。負荷311 〜31nは任意の
場所に取り付けられ一般のワイヤハーネスWH2 を介し
て接続されている。なお、負荷駆動ユニットA20及び
負荷駆動ユニットB30は白熱灯や蛍光灯を調光する機
能を有し、スイッチパネルSPに配されたボリューム付
きの操作スイッチのボリューム操作に応じた調光制御を
行う。
【0024】上記スイッチパネルSPには、図4に示す
ように、スイッチSW−1〜SW−24が、例えばメー
タクラスタ周辺には各種スイッチSW−25〜SW−3
9が配されている。スイッチSW−1〜SW−39は、
例えばSW−1〜SW−3、SW−4〜SW−6のよう
に、3つのスイッチがまとめられ、図5に示すようにS
Wユニット10に配されたスイッチコネクタSW1〜S
W13にそれぞれ接続される。このために、図6に示す
ように、一端がコネクタC1 〜C3 を介してスイッチS
W−1〜SW−3にそれぞれ接続された電線の他端を1
つのコネクタCに全て接続することによりサブハーネス
SHが形成され、このサブハーネスSHのコネクタCが
SWユニット10の対応するスイッチコネクタSW1に
接続されるようになっている。なお、SWユニット10
が有するスイッチコネクタSW14は負荷駆動ユニット
A接続用、そしてスイッチコネクタSW15は外部モニ
タ接続用のものである。
ように、スイッチSW−1〜SW−24が、例えばメー
タクラスタ周辺には各種スイッチSW−25〜SW−3
9が配されている。スイッチSW−1〜SW−39は、
例えばSW−1〜SW−3、SW−4〜SW−6のよう
に、3つのスイッチがまとめられ、図5に示すようにS
Wユニット10に配されたスイッチコネクタSW1〜S
W13にそれぞれ接続される。このために、図6に示す
ように、一端がコネクタC1 〜C3 を介してスイッチS
W−1〜SW−3にそれぞれ接続された電線の他端を1
つのコネクタCに全て接続することによりサブハーネス
SHが形成され、このサブハーネスSHのコネクタCが
SWユニット10の対応するスイッチコネクタSW1に
接続されるようになっている。なお、SWユニット10
が有するスイッチコネクタSW14は負荷駆動ユニット
A接続用、そしてスイッチコネクタSW15は外部モニ
タ接続用のものである。
【0025】SWユニット10のスイッチコネクタSW
1〜SW4はスイッチ・ボリュームデータ入力兼用のも
ので、その端子配置はスイッチコネクタSW1について
示す図7(a)のようになっている。すなわち、スイッ
チコネクタSW1は、例えばスイッチSW−1〜SW−
3に接続されたサブハーネスSHが接続される、第2の
信号用である信号2・VR1(信号)、第1の信号用で
ある信号1、第2のインジケータであるインジケータ
2、第1のインジケータであるインジケータ1、VR1
(GND)及びVR1(照明)用端子を3つのスイッチ
分有する。特に、信号2・VR1(信号)用端子は、オ
ン・オフ操作信号又はボリューム信号用に兼用される。
スイッチコネクタSW5〜SW13はスイッチデータ入
力専用のもので、その端子配置はスイッチコネクタSW
5について示す図7(b)のようになっている。すなわ
ち、スイッチコネクタSW5は、例えばスイッチSW−
13〜SW−15に接続されたサブハーネスSHが接続
される信号2、信号1、インジケータ2、インジケータ
1、GND及び照明用端子を3つのスイッチ分有する。
1〜SW4はスイッチ・ボリュームデータ入力兼用のも
ので、その端子配置はスイッチコネクタSW1について
示す図7(a)のようになっている。すなわち、スイッ
チコネクタSW1は、例えばスイッチSW−1〜SW−
3に接続されたサブハーネスSHが接続される、第2の
信号用である信号2・VR1(信号)、第1の信号用で
ある信号1、第2のインジケータであるインジケータ
2、第1のインジケータであるインジケータ1、VR1
(GND)及びVR1(照明)用端子を3つのスイッチ
分有する。特に、信号2・VR1(信号)用端子は、オ
ン・オフ操作信号又はボリューム信号用に兼用される。
スイッチコネクタSW5〜SW13はスイッチデータ入
力専用のもので、その端子配置はスイッチコネクタSW
5について示す図7(b)のようになっている。すなわ
ち、スイッチコネクタSW5は、例えばスイッチSW−
13〜SW−15に接続されたサブハーネスSHが接続
される信号2、信号1、インジケータ2、インジケータ
1、GND及び照明用端子を3つのスイッチ分有する。
【0026】上記スイッチSW−1〜SW−39として
は、図8〜図11に示すようなスイッチ或いはスイッチ
付きボリュームのなかから選択して使用され、その端子
配置は図12に示すようになっている。
は、図8〜図11に示すようなスイッチ或いはスイッチ
付きボリュームのなかから選択して使用され、その端子
配置は図12に示すようになっている。
【0027】図8のスイッチは室内予備灯スイッチ、読
書灯スイッチなどに使用されるホールド形のオン−オフ
スイッチであり、端子間には(b)に示すようなスイッ
チ回路11aが形成されている。すなわち、端子3に固
定接点が、端子1に可動接点がそれぞれ接続されてオン
−オフスイッチが形成されると共に、端子8と端子7と
の間には電流制限抵抗を介して照明(ILL)用LED
が接続され、端子5と端子4との間には電流制限抵抗を
それぞれ介してインジケータ(IND)用LEDが接続
されている。そして、このオン−オフスイッチがSWユ
ニット10のスイッチコネクタSW5に接続された場合
には、端子1、4、7は共にGNDに、端子3は信号1
に、端子8は照明に、そして端子5はインジータ1にそ
れぞれ接続される。
書灯スイッチなどに使用されるホールド形のオン−オフ
スイッチであり、端子間には(b)に示すようなスイッ
チ回路11aが形成されている。すなわち、端子3に固
定接点が、端子1に可動接点がそれぞれ接続されてオン
−オフスイッチが形成されると共に、端子8と端子7と
の間には電流制限抵抗を介して照明(ILL)用LED
が接続され、端子5と端子4との間には電流制限抵抗を
それぞれ介してインジケータ(IND)用LEDが接続
されている。そして、このオン−オフスイッチがSWユ
ニット10のスイッチコネクタSW5に接続された場合
には、端子1、4、7は共にGNDに、端子3は信号1
に、端子8は照明に、そして端子5はインジータ1にそ
れぞれ接続される。
【0028】図9のスイッチはステップ灯スイッチ、換
気扇スイッチなどに使用されるホールド形のオン1−オ
フ−オン2スイッチであり、端子間には(b)に示すよ
うなスイッチ回路11bが形成されている。すなわち、
端子2及び3に第1及び第2の固定接点が、端子1に可
動接点がそれぞれ接続されてオン1−オフ−オン2スイ
ッチが形成されると共に、端子8と端子7との間には電
流制限抵抗を介してILL用LEDが接続され、端子5
及び6と端子4との間には電流制限抵抗をそれぞれ介し
てIND1用及びIND2用LEDがそれぞれ接続され
ている。そして、このオン1−オフ−オン2スイッチが
SWユニット10のスイッチコネクタSW5に接続され
た場合には、端子1,4,7共にGNDに、端子2及び
3は信号1及び2に、端子8は照明に、そして端子5及
び6はインジータ1及び2にそれぞれ接続される。
気扇スイッチなどに使用されるホールド形のオン1−オ
フ−オン2スイッチであり、端子間には(b)に示すよ
うなスイッチ回路11bが形成されている。すなわち、
端子2及び3に第1及び第2の固定接点が、端子1に可
動接点がそれぞれ接続されてオン1−オフ−オン2スイ
ッチが形成されると共に、端子8と端子7との間には電
流制限抵抗を介してILL用LEDが接続され、端子5
及び6と端子4との間には電流制限抵抗をそれぞれ介し
てIND1用及びIND2用LEDがそれぞれ接続され
ている。そして、このオン1−オフ−オン2スイッチが
SWユニット10のスイッチコネクタSW5に接続され
た場合には、端子1,4,7共にGNDに、端子2及び
3は信号1及び2に、端子8は照明に、そして端子5及
び6はインジータ1及び2にそれぞれ接続される。
【0029】図10のスイッチは格納ミラースイッチに
使用されるモーメンタリ形のオン1−オフ−オン2スイ
ッチであり、端子間には(b)に示すようなスイッチ回
路11cが形成されている。すなわち、端子2及び3に
第1及び第2の固定接点が、端子1に可動接点がそれぞ
れ接続されてモーメンタリ形のオン1−オフ−オン2ス
イッチが形成されると共に、端子8と端子7との間には
電流制限抵抗を介してILL用LEDが接続され、端子
5及び6と端子1との間には端子1側に電流制限抵抗を
介してIND1用及びIND2用LEDがそれぞれ接続
されている。そして、このスイッチはSWユニット10
のスイッチコネクタSW5に接続された場合は、上記ホ
ールド型のオン1−オフ−オン2と同様の接続となる。
使用されるモーメンタリ形のオン1−オフ−オン2スイ
ッチであり、端子間には(b)に示すようなスイッチ回
路11cが形成されている。すなわち、端子2及び3に
第1及び第2の固定接点が、端子1に可動接点がそれぞ
れ接続されてモーメンタリ形のオン1−オフ−オン2ス
イッチが形成されると共に、端子8と端子7との間には
電流制限抵抗を介してILL用LEDが接続され、端子
5及び6と端子1との間には端子1側に電流制限抵抗を
介してIND1用及びIND2用LEDがそれぞれ接続
されている。そして、このスイッチはSWユニット10
のスイッチコネクタSW5に接続された場合は、上記ホ
ールド型のオン1−オフ−オン2と同様の接続となる。
【0030】図11のスイッチ付きボリュームは室内灯
スイッチに使用されるオン−オフ付きボリュームであ
り、端子間には(b)に示すようなスイッチ回路11d
が形成されている。すなわち、端子1と端子3との間に
オン−オフスイッチが形成されると共に、端子2と端子
1との間にボリュームが形成され、かつ端子8と端子1
との間に電流制限抵抗を介してILL用LEDが接続さ
れている。そして、このオン−オフ付きボリュームがS
Wユニット10のスイッチコネクタSW1に接続される
場合には、端子1はGNDに、端子2は信号1に、端子
3は信号2に、そして端子8は照明にそれぞれ接続され
る。
スイッチに使用されるオン−オフ付きボリュームであ
り、端子間には(b)に示すようなスイッチ回路11d
が形成されている。すなわち、端子1と端子3との間に
オン−オフスイッチが形成されると共に、端子2と端子
1との間にボリュームが形成され、かつ端子8と端子1
との間に電流制限抵抗を介してILL用LEDが接続さ
れている。そして、このオン−オフ付きボリュームがS
Wユニット10のスイッチコネクタSW1に接続される
場合には、端子1はGNDに、端子2は信号1に、端子
3は信号2に、そして端子8は照明にそれぞれ接続され
る。
【0031】図2について概略説明した各ユニットの詳
細を以下順次説明する。まず、上述したようにスイッチ
コネクタSW1〜SW15が設けられたSWユニット1
0は例えば図13に示すように構成され、予め定められ
た制御プログラムに従って動作するワンチップマイクロ
コンピュータ(μCOM)111を有する。μCOM1
11は中央処理装置(CPU)111a、制御プログラ
ムや固定データなどを格納したROM111b、CPU
での各種の処理の際に使用するデータエリアやワークエ
リアを有するRAM111cなどを内蔵している。
細を以下順次説明する。まず、上述したようにスイッチ
コネクタSW1〜SW15が設けられたSWユニット1
0は例えば図13に示すように構成され、予め定められ
た制御プログラムに従って動作するワンチップマイクロ
コンピュータ(μCOM)111を有する。μCOM1
11は中央処理装置(CPU)111a、制御プログラ
ムや固定データなどを格納したROM111b、CPU
での各種の処理の際に使用するデータエリアやワークエ
リアを有するRAM111cなどを内蔵している。
【0032】スイッチ・ボリュームデータ入力兼用のス
イッチコネクタSW1〜SW4は、インタフェース回路
A1121 〜1124 をそれぞれ介してμCOM111
の出力ポート及び入力ポートに接続されている。各イン
タフェース回路A1121 〜1124 は、各々がVRデ
ータ入力I/F112a、SWデータ入力I/F112
b及びLEDドライブ回路112cからなる3つの回路
ユニットと、SWデータ入力とLEDドライブ出力とを
一時的にそれぞれ格納する2つのレジスタ112d,1
12eとを有する。スイッチデータ入力専用のスイッチ
コネクタSW5〜SW13は、インタフェース回路B1
131 〜1139 をそれぞれ介してμCOM111のA
/D入力ポート、出力ポート及び入力ポートに接続され
ている。各インタフェース回路Bは、各々がSWデータ
入力I/F113a及びLEDドライブ回路113bか
らなる3つの回路ユニットと、SWデータ入力とLED
ドライブ出力とを一時的にそれぞれ格納する2つのレジ
スタ113c,113dとを有する。
イッチコネクタSW1〜SW4は、インタフェース回路
A1121 〜1124 をそれぞれ介してμCOM111
の出力ポート及び入力ポートに接続されている。各イン
タフェース回路A1121 〜1124 は、各々がVRデ
ータ入力I/F112a、SWデータ入力I/F112
b及びLEDドライブ回路112cからなる3つの回路
ユニットと、SWデータ入力とLEDドライブ出力とを
一時的にそれぞれ格納する2つのレジスタ112d,1
12eとを有する。スイッチデータ入力専用のスイッチ
コネクタSW5〜SW13は、インタフェース回路B1
131 〜1139 をそれぞれ介してμCOM111のA
/D入力ポート、出力ポート及び入力ポートに接続され
ている。各インタフェース回路Bは、各々がSWデータ
入力I/F113a及びLEDドライブ回路113bか
らなる3つの回路ユニットと、SWデータ入力とLED
ドライブ出力とを一時的にそれぞれ格納する2つのレジ
スタ113c,113dとを有する。
【0033】負荷駆動ユニットA接続用のスイッチコネ
クタSW14の電源24Vは、ユニット内の各部に5V
電源を供給する5V電源リセット回路116に接続さ
れ、前記回路を介してμCOM111のリセット入力ポ
ートに接続されると共に、通信IC(TX,RX)11
7を介してμCOM111のTX出力ポート及びRX入
力ポートに接続されている。外部モニタ接続用のスイッ
チコネクタSW15は、入出力I/F回路118を介し
てμCOM111の入出力ポートに接続されている。ま
た、SWユニット10はμCOM111の入出力ポート
に入出力I/F回路119を介して接続されたE2 PR
OMからなる不揮発性メモリ120を有する。
クタSW14の電源24Vは、ユニット内の各部に5V
電源を供給する5V電源リセット回路116に接続さ
れ、前記回路を介してμCOM111のリセット入力ポ
ートに接続されると共に、通信IC(TX,RX)11
7を介してμCOM111のTX出力ポート及びRX入
力ポートに接続されている。外部モニタ接続用のスイッ
チコネクタSW15は、入出力I/F回路118を介し
てμCOM111の入出力ポートに接続されている。ま
た、SWユニット10はμCOM111の入出力ポート
に入出力I/F回路119を介して接続されたE2 PR
OMからなる不揮発性メモリ120を有する。
【0034】次に、上述したSWユニット10と負荷駆
動ユニットA接続用のスイッチコネクタSW13を介し
て接続される負荷駆動ユニットA20は、図14に示す
ように、コネクタA1〜A16、IDコネクタID及び
端子台の他に、予め定められた制御プログラムに従って
動作するワンチップマイクロコンピュータ(μCOM)
211を有する。μCOM211は図示しない中央処理
装置(CPU)、制御プログラムや固定データなどを格
納したROM、CPUでの各種の処理の際に使用するデ
ータエリアやワークエリアを有するRAMなどを内蔵し
ている。
動ユニットA接続用のスイッチコネクタSW13を介し
て接続される負荷駆動ユニットA20は、図14に示す
ように、コネクタA1〜A16、IDコネクタID及び
端子台の他に、予め定められた制御プログラムに従って
動作するワンチップマイクロコンピュータ(μCOM)
211を有する。μCOM211は図示しない中央処理
装置(CPU)、制御プログラムや固定データなどを格
納したROM、CPUでの各種の処理の際に使用するデ
ータエリアやワークエリアを有するRAMなどを内蔵し
ている。
【0035】コネクタA1は外部モニタ出力用、コネク
タA2はSWユニット接続用、コネクタA3は負荷駆動
ユニットB接続用、コネクタA4〜A6はIPS(イン
テリジェント・パワー・スイッチ)・フロア側汎用負荷
駆動用用、コネクタA7はIPS・リレーコイル出力
用、コネクタA8は扉関係出力用、コネクタA9〜A1
1はフューズ(FUSE)・電源出力用、コネクタA1
2〜A14は負荷GND接続用、コネクタA15は負荷
駆動ユニットAGND用、コネクタA16は負荷駆動ユ
ニットB電源接続用である。IDコネクタIDは後述す
るIDデータを格納したE2 PROMからなる不揮発性
メモリを内蔵したID記録媒体を着脱自在に装着するた
めのもの、端子台はバッテリリレーを介してバッテリを
接続するためのものである。
タA2はSWユニット接続用、コネクタA3は負荷駆動
ユニットB接続用、コネクタA4〜A6はIPS(イン
テリジェント・パワー・スイッチ)・フロア側汎用負荷
駆動用用、コネクタA7はIPS・リレーコイル出力
用、コネクタA8は扉関係出力用、コネクタA9〜A1
1はフューズ(FUSE)・電源出力用、コネクタA1
2〜A14は負荷GND接続用、コネクタA15は負荷
駆動ユニットAGND用、コネクタA16は負荷駆動ユ
ニットB電源接続用である。IDコネクタIDは後述す
るIDデータを格納したE2 PROMからなる不揮発性
メモリを内蔵したID記録媒体を着脱自在に装着するた
めのもの、端子台はバッテリリレーを介してバッテリを
接続するためのものである。
【0036】負荷駆動ユニットA20はまた、端子台と
負荷駆動ユニットB電源接続用のコネクタA16との間
に接続されたフュージブルリンクLFと、端子台とフュ
ーズ(FUSE)・電源出力用のコネクタA9〜A11
との間にそれぞれ接続されたフューズF1〜F7と、S
Wユニット接続用のコネクタA2、扉関係出力用のコネ
クタA8、フューズ(FUSE)・電源出力用のコネク
タA9〜A11とμCOM211との間にそれぞれ接続
された入力I/F212a〜212gと、外部モニタ出
力用のコネクタA1及びIDコネクタIDとμCOM2
11との間にそれぞれ接続された入出力I/F回路21
3a及び213bとを有する。
負荷駆動ユニットB電源接続用のコネクタA16との間
に接続されたフュージブルリンクLFと、端子台とフュ
ーズ(FUSE)・電源出力用のコネクタA9〜A11
との間にそれぞれ接続されたフューズF1〜F7と、S
Wユニット接続用のコネクタA2、扉関係出力用のコネ
クタA8、フューズ(FUSE)・電源出力用のコネク
タA9〜A11とμCOM211との間にそれぞれ接続
された入力I/F212a〜212gと、外部モニタ出
力用のコネクタA1及びIDコネクタIDとμCOM2
11との間にそれぞれ接続された入出力I/F回路21
3a及び213bとを有する。
【0037】更に、負荷駆動ユニットA20は、IPS
(インテリジェント・パワー・スイッチ)・フロア側汎
用負荷駆動用のコネクタA4〜A6とμCOM211と
の間にそれぞれ接続されたIPS214a〜214m、
並びにIPS・リレーコイル出力用のA7とμCOM2
11との間にそれぞれ接続されたFET215a〜21
5dとを有する。
(インテリジェント・パワー・スイッチ)・フロア側汎
用負荷駆動用のコネクタA4〜A6とμCOM211と
の間にそれぞれ接続されたIPS214a〜214m、
並びにIPS・リレーコイル出力用のA7とμCOM2
11との間にそれぞれ接続されたFET215a〜21
5dとを有する。
【0038】更にまた、負荷駆動ユニットA20は負荷
駆動ユニットB接続用のコネクタA3とμCOM211
との間に接続された通信IC(TX,RX)215と、
4桁数字表示器216と、この数字表示器216とμC
OM211との間に接続された出力I/F回路217
と、5V電源リセット回路218と、スイッチング回路
219とを有する。
駆動ユニットB接続用のコネクタA3とμCOM211
との間に接続された通信IC(TX,RX)215と、
4桁数字表示器216と、この数字表示器216とμC
OM211との間に接続された出力I/F回路217
と、5V電源リセット回路218と、スイッチング回路
219とを有する。
【0039】上述した負荷駆動ユニットAと負荷駆動ユ
ニットB接続用のコネクタA3を介して接続される負荷
駆動ユニットB30は、図15に示すように、コネクタ
B1〜B20の他に、予め定められた制御プログラムに
従って動作するワンチップマイクロコンピュータ(μC
OM)311を有する。μCOM311は図示しない中
央処理装置(CPU)、制御プログラムや固定データな
どを格納したROM、CPUでの各種の処理の際に使用
するデータエリアやワークエリアを有するRAMなどを
内蔵している。
ニットB接続用のコネクタA3を介して接続される負荷
駆動ユニットB30は、図15に示すように、コネクタ
B1〜B20の他に、予め定められた制御プログラムに
従って動作するワンチップマイクロコンピュータ(μC
OM)311を有する。μCOM311は図示しない中
央処理装置(CPU)、制御プログラムや固定データな
どを格納したROM、CPUでの各種の処理の際に使用
するデータエリアやワークエリアを有するRAMなどを
内蔵している。
【0040】コネクタB1は蛍光灯調光信号出力用、コ
ネクタB2、B7はIPS・リレーコイル出力用、コネ
クタB3〜B5、B8、B12はIPS出力用、コネク
タB6は白熱調光出力用、コネクタB9、B14、B1
5は換気扇等出力用、コネクタB10はアクチュエータ
ユニットB電源・GND接続用、コネクタB11はミラ
ー関係接続用、コネクタB13はIPS・非常ベル出力
用、コネクタB16はIPS・時計・ステップ灯出力
用、B17は外部モニタ出力用、コネクタB18及びB
19は負荷駆動ユニットA接続用No. 1及び負荷駆動ユ
ニットA接続用No. 2である。
ネクタB2、B7はIPS・リレーコイル出力用、コネ
クタB3〜B5、B8、B12はIPS出力用、コネク
タB6は白熱調光出力用、コネクタB9、B14、B1
5は換気扇等出力用、コネクタB10はアクチュエータ
ユニットB電源・GND接続用、コネクタB11はミラ
ー関係接続用、コネクタB13はIPS・非常ベル出力
用、コネクタB16はIPS・時計・ステップ灯出力
用、B17は外部モニタ出力用、コネクタB18及びB
19は負荷駆動ユニットA接続用No. 1及び負荷駆動ユ
ニットA接続用No. 2である。
【0041】負荷駆動ユニットB30はまた、蛍光灯調
光信号出力用のコネクタB1とμCOM311との間に
接続された蛍光灯調光回路312a〜312dと、白熱
調光出力用のコネクタB6とμCOM311との間に接
続された白熱灯調光回路313a〜313fと、ミラー
関係接続用のコネクタB11とμCOM211との間に
それぞれ接続された入力I/F314a及び314b
と、外部モニタ出力用のコネクタB17とμCOM31
1との間に接続された入出力I/F回路315とを有す
る。
光信号出力用のコネクタB1とμCOM311との間に
接続された蛍光灯調光回路312a〜312dと、白熱
調光出力用のコネクタB6とμCOM311との間に接
続された白熱灯調光回路313a〜313fと、ミラー
関係接続用のコネクタB11とμCOM211との間に
それぞれ接続された入力I/F314a及び314b
と、外部モニタ出力用のコネクタB17とμCOM31
1との間に接続された入出力I/F回路315とを有す
る。
【0042】更に、負荷駆動ユニットB30は、IPS
・リレーコイル出力用のコネクタB2及びB7、IPS
出力用のコネクタB3〜B5、B8、B12、IPS・
非常ベル出力用のコネクタB13、並びにIPS・時計
・ステップ灯出力用のコネクタB16とμCOM311
との間に接続されたIPS316a〜316k、316
m、316n、316p〜316z、316A〜316
Cと、正逆回路317a〜317dを介して換気扇等出
力用のコネクタB9、B14、B15とμCOM311
との間に接続されたIPS316D〜316F、316
mと、正逆回路317e〜317dを介してミラー関係
接続用のコネクタB11とμCOM311との間に接続
されたIPS316Gと、FET318aを介してIP
S・時計・ステップ灯出力用のコネクタB16とμCO
M311との間に接続されたIPS316Hとを有す
る。
・リレーコイル出力用のコネクタB2及びB7、IPS
出力用のコネクタB3〜B5、B8、B12、IPS・
非常ベル出力用のコネクタB13、並びにIPS・時計
・ステップ灯出力用のコネクタB16とμCOM311
との間に接続されたIPS316a〜316k、316
m、316n、316p〜316z、316A〜316
Cと、正逆回路317a〜317dを介して換気扇等出
力用のコネクタB9、B14、B15とμCOM311
との間に接続されたIPS316D〜316F、316
mと、正逆回路317e〜317dを介してミラー関係
接続用のコネクタB11とμCOM311との間に接続
されたIPS316Gと、FET318aを介してIP
S・時計・ステップ灯出力用のコネクタB16とμCO
M311との間に接続されたIPS316Hとを有す
る。
【0043】更にまた、負荷駆動ユニットB30は換気
扇等出力用のコネクタB9、B14、B15とμCOM
311との間に接続されたFET318b〜318g、
IPS・時計・ステップ灯出力用のコネクタB16とμ
COM311との間に接続されたFET318hと、負
荷駆動ユニットA接続用No. 1のコネクタ18とμCO
M211との間に接続された通信IC(TX,RX)3
19と、負荷駆動ユニットA20に着脱自在に装着され
たID記憶媒体から読み出し送信されたIDデータを格
納するE2 PROMからなる不揮発性メモリ320と、
この不揮発性メモリ320とμCOM311との間に接
続された入出力I/F回路321と、5V電源リセット
回路322とを有する。
扇等出力用のコネクタB9、B14、B15とμCOM
311との間に接続されたFET318b〜318g、
IPS・時計・ステップ灯出力用のコネクタB16とμ
COM311との間に接続されたFET318hと、負
荷駆動ユニットA接続用No. 1のコネクタ18とμCO
M211との間に接続された通信IC(TX,RX)3
19と、負荷駆動ユニットA20に着脱自在に装着され
たID記憶媒体から読み出し送信されたIDデータを格
納するE2 PROMからなる不揮発性メモリ320と、
この不揮発性メモリ320とμCOM311との間に接
続された入出力I/F回路321と、5V電源リセット
回路322とを有する。
【0044】上述の説明では省略したが、負荷駆動ユニ
ットA20のIDコネクタID(図18)には、図16
に示すようなID記憶媒体25が着脱自在に装着され
る。ID記憶媒体25はIDデータを格納したE2 PR
OMからなる不揮発性メモリ25aと、入出力I/F回
路25bとを内蔵する。不揮発性メモリ25aに格納さ
れるIDデータとしては、IPS出力制御データ、リレ
ー出力制御データ、扉関係出力制御データ、正逆回路出
力制御データ、白熱灯調光出力制御データ、蛍光灯出力
制御データ、2階ワイパ出力制御データ、データ作成年
月日、データ作成パソコン識別及びシリアル番号、ユー
ザコードなどがある。
ットA20のIDコネクタID(図18)には、図16
に示すようなID記憶媒体25が着脱自在に装着され
る。ID記憶媒体25はIDデータを格納したE2 PR
OMからなる不揮発性メモリ25aと、入出力I/F回
路25bとを内蔵する。不揮発性メモリ25aに格納さ
れるIDデータとしては、IPS出力制御データ、リレ
ー出力制御データ、扉関係出力制御データ、正逆回路出
力制御データ、白熱灯調光出力制御データ、蛍光灯出力
制御データ、2階ワイパ出力制御データ、データ作成年
月日、データ作成パソコン識別及びシリアル番号、ユー
ザコードなどがある。
【0045】IPS出力制御データの各々は、図17に
示すように、データ構成、対象出力であるA−IPS
(負荷駆動ユニットAのIPS)或いはB−IPS(負
荷駆動ユニットBのIPS)に対応するスイッチ・ボリ
ュームデータのアドレス、前倒点滅、前倒連動、前倒開
閉、後倒点滅、後倒連動、後倒開閉、デフォルト制御か
らなる。
示すように、データ構成、対象出力であるA−IPS
(負荷駆動ユニットAのIPS)或いはB−IPS(負
荷駆動ユニットBのIPS)に対応するスイッチ・ボリ
ュームデータのアドレス、前倒点滅、前倒連動、前倒開
閉、後倒点滅、後倒連動、後倒開閉、デフォルト制御か
らなる。
【0046】データ構成は、スイッチ入力の両接点(前
倒・後倒)データの使用の可否を設定し、「0」のとき
は設定されたスイッチアドレスのデータのみを使用し、
「1」のときは設定されたスイッチアドレス(偶数)と
−1したアドレス(奇数)両方のデータを使用すること
を表す。スイッチの前倒・後倒及びアドレスについては
図18(a)〜(d)に示す通りである。
倒・後倒)データの使用の可否を設定し、「0」のとき
は設定されたスイッチアドレスのデータのみを使用し、
「1」のときは設定されたスイッチアドレス(偶数)と
−1したアドレス(奇数)両方のデータを使用すること
を表す。スイッチの前倒・後倒及びアドレスについては
図18(a)〜(d)に示す通りである。
【0047】対応スイッチ・ボリュームデータのアドレ
スは対応するスイッチ・ボリュームなどのアドレスを設
定するために使用する。前倒(後倒)点滅はスイッチの
前倒(後倒)側接点の「オン」時の点滅制御の有無を設
定し、「0」のときは点滅なし、「1」のときは点滅を
表す。前倒(後倒)連動はスイッチの前倒(後倒)側接
点の「オン」時の扉連動の有無を設定し、「0」のとき
は連動なし、「1」のときは連動ありを表す。前倒(後
倒)開閉は扉連動ありの時の連動条件を設定し、「0」
のときは扉開に連動、「1」のときは扉閉に連動するこ
とを表す。デフォルト制御はデフォルト制御条件を設定
し、「00」は継続、「01」は強制オン、「10」は
強制オフをそれぞれ表す。
スは対応するスイッチ・ボリュームなどのアドレスを設
定するために使用する。前倒(後倒)点滅はスイッチの
前倒(後倒)側接点の「オン」時の点滅制御の有無を設
定し、「0」のときは点滅なし、「1」のときは点滅を
表す。前倒(後倒)連動はスイッチの前倒(後倒)側接
点の「オン」時の扉連動の有無を設定し、「0」のとき
は連動なし、「1」のときは連動ありを表す。前倒(後
倒)開閉は扉連動ありの時の連動条件を設定し、「0」
のときは扉開に連動、「1」のときは扉閉に連動するこ
とを表す。デフォルト制御はデフォルト制御条件を設定
し、「00」は継続、「01」は強制オン、「10」は
強制オフをそれぞれ表す。
【0048】リレーコイル出力制御データの各々は、図
19に示すように、データ構成、対象出力であるA−R
LY(負荷駆動ユニットAのFET)或いはB−RLY
(負荷駆動ユニットBのFET)に対応するスイッチデ
ータのアドレス、スイッチ・ボリュームデータのアドレ
ス、前倒点滅、前倒連動、前倒開閉、後倒点滅、後倒連
動、後倒開閉、デフォルト制御からなり、設定条件はI
PSと同じである。扉関係出力制御データは図20に示
すように構成され、対応スイッチデータはステップ照明
灯を制御するスイッチを設定し、「00」はスイング
扉、「01」は折扉をそれぞれ表し、他の設定条件はI
PSと同じである。正逆回路出力制御データは、図21
に示すように、換気扇の強弱運転やアンテナの出し入れ
などを行うためのモータの正逆転を操作するためのもの
である。
19に示すように、データ構成、対象出力であるA−R
LY(負荷駆動ユニットAのFET)或いはB−RLY
(負荷駆動ユニットBのFET)に対応するスイッチデ
ータのアドレス、スイッチ・ボリュームデータのアドレ
ス、前倒点滅、前倒連動、前倒開閉、後倒点滅、後倒連
動、後倒開閉、デフォルト制御からなり、設定条件はI
PSと同じである。扉関係出力制御データは図20に示
すように構成され、対応スイッチデータはステップ照明
灯を制御するスイッチを設定し、「00」はスイング
扉、「01」は折扉をそれぞれ表し、他の設定条件はI
PSと同じである。正逆回路出力制御データは、図21
に示すように、換気扇の強弱運転やアンテナの出し入れ
などを行うためのモータの正逆転を操作するためのもの
である。
【0049】白熱灯調光出力制御データ及び蛍光灯出力
制御データは、図22及び図23に示すように、対応ス
イッチデータのアドレス、扉開連動などからなり、設定
スイッチは2階ワイパ連動スイッチのアドレスを設定す
る。扉開連動は「00」が開連動なし、「01」は開連
動ありをそれぞれ表す。2階ワイパ出力制御データは、
図24に示すように、2階ワイパ連動スイッチを設定
し、連動スイッチの設定があり扉開の場合、2階ワイパ
が作動しないように設定する。
制御データは、図22及び図23に示すように、対応ス
イッチデータのアドレス、扉開連動などからなり、設定
スイッチは2階ワイパ連動スイッチのアドレスを設定す
る。扉開連動は「00」が開連動なし、「01」は開連
動ありをそれぞれ表す。2階ワイパ出力制御データは、
図24に示すように、2階ワイパ連動スイッチを設定
し、連動スイッチの設定があり扉開の場合、2階ワイパ
が作動しないように設定する。
【0050】データ作成年月日及びデータ作成パソコン
識別及びシリアル番号はID作成の際に使用するための
ものである。ユーザコードはIDデータ作成時の登録番
号を図25に示すように4桁で設定するためのものであ
る。
識別及びシリアル番号はID作成の際に使用するための
ものである。ユーザコードはIDデータ作成時の登録番
号を図25に示すように4桁で設定するためのものであ
る。
【0051】上述した多重通信システムは、負荷駆動ユ
ニットA20をマスタノードとした集中制御型の通信プ
ロトコルとする。データのキャラクタ構成は、図26に
示すように、スタートビット1、データビット8、パリ
ティビット1(偶数)、ストップビット1となってい
る。Tcは1キャラクタ時間である。フレームは、図3
2(a)に示すように、ヘッダとデータ(1〜8バイ
ト)及びBCC(ブロック・チェック・キャラクタ=チ
ェックサム)で構成されて、キャラクタ間には所定のイ
ンターバル時間Tciがとられている。ヘッダは、図27
(b)に示すようにB0〜B3によってフレームNo.
を、図27(c)に示すようにB4及びB5によって送
信ユニット識別コードを、図27(d)に示すようにB
6及びB7によって通信モード識別コードをそれぞれ構
成している。
ニットA20をマスタノードとした集中制御型の通信プ
ロトコルとする。データのキャラクタ構成は、図26に
示すように、スタートビット1、データビット8、パリ
ティビット1(偶数)、ストップビット1となってい
る。Tcは1キャラクタ時間である。フレームは、図3
2(a)に示すように、ヘッダとデータ(1〜8バイ
ト)及びBCC(ブロック・チェック・キャラクタ=チ
ェックサム)で構成されて、キャラクタ間には所定のイ
ンターバル時間Tciがとられている。ヘッダは、図27
(b)に示すようにB0〜B3によってフレームNo.
を、図27(c)に示すようにB4及びB5によって送
信ユニット識別コードを、図27(d)に示すようにB
6及びB7によって通信モード識別コードをそれぞれ構
成している。
【0052】また、フレーム間には図28に示すような
フレームインターバル時間がとられ、Tfi1 はIDデー
タ及び通常の両通信モードにおいて、負荷駆動ユニット
A20→SWユニット10→負荷駆動ユニットB30と
送信ユニットが変わるときのフレームインターバル時間
であり、Tfi2 (<Tfi1 )は通常通信モードにおい
て、SWユニット10からの連続的に4フレーム送信さ
れる送信データのフレームインターバル時間である。
フレームインターバル時間がとられ、Tfi1 はIDデー
タ及び通常の両通信モードにおいて、負荷駆動ユニット
A20→SWユニット10→負荷駆動ユニットB30と
送信ユニットが変わるときのフレームインターバル時間
であり、Tfi2 (<Tfi1 )は通常通信モードにおい
て、SWユニット10からの連続的に4フレーム送信さ
れる送信データのフレームインターバル時間である。
【0053】次に、ユニット間の通信方法、特にIDデ
ータを送信するイニシャル通信モード時の送受信タイミ
ングを図29を参照して説明する。電源立上り後、不揮
発性メモリのE2 PROMデータ読み込み時間である時
間Tepr の期間I において、各ユニットは不揮発性メモ
リ10g、25a及び30gの内容をRAM111c、
211c及び311cにそれぞれ格納する。特に、負荷
駆動ユニットA20においては、ID記録媒体25の不
揮発性メモリ25aから連続して読み込みを行い、同じ
データを3回連続して読み込んだとき、その内容を真の
IDデータとして認識してRAM211cに格納する。
ータを送信するイニシャル通信モード時の送受信タイミ
ングを図29を参照して説明する。電源立上り後、不揮
発性メモリのE2 PROMデータ読み込み時間である時
間Tepr の期間I において、各ユニットは不揮発性メモ
リ10g、25a及び30gの内容をRAM111c、
211c及び311cにそれぞれ格納する。特に、負荷
駆動ユニットA20においては、ID記録媒体25の不
揮発性メモリ25aから連続して読み込みを行い、同じ
データを3回連続して読み込んだとき、その内容を真の
IDデータとして認識してRAM211cに格納する。
【0054】その後の期間III において、負荷駆動ユニ
ットA20は送信したIDデータのチェックサムデータ
を確認用ACKとして送信する。Tak2 は全IDデータ
確認用ACK送信時間である。他のユニットは、負荷駆
動ユニットA20から受信したIDデータのチェックサ
ムデータを確認用ACKとして送信する。負荷駆動ユニ
ットA20は、確認用ACKが全て一致した場合、通常
通信モードに移行し、一致しなかった場合はIDデータ
を1フレーム目から再度送信する。他のユニットは、確
認用ACKが全て一致した場合、受信したIDデータと
RAMに取り込んだ不揮発性メモリの内容を比較し、同
じ場合はそのまま、異なる場合は不揮発性メモリの内容
を書き換えた後、通常通信モードに移行する。TidはI
Dデータ通信モード時間である。確認用ACKが一致し
なかった場合は負荷駆動ユニットA20からのIDデー
タ受信待ち状態となる。
ットA20は送信したIDデータのチェックサムデータ
を確認用ACKとして送信する。Tak2 は全IDデータ
確認用ACK送信時間である。他のユニットは、負荷駆
動ユニットA20から受信したIDデータのチェックサ
ムデータを確認用ACKとして送信する。負荷駆動ユニ
ットA20は、確認用ACKが全て一致した場合、通常
通信モードに移行し、一致しなかった場合はIDデータ
を1フレーム目から再度送信する。他のユニットは、確
認用ACKが全て一致した場合、受信したIDデータと
RAMに取り込んだ不揮発性メモリの内容を比較し、同
じ場合はそのまま、異なる場合は不揮発性メモリの内容
を書き換えた後、通常通信モードに移行する。TidはI
Dデータ通信モード時間である。確認用ACKが一致し
なかった場合は負荷駆動ユニットA20からのIDデー
タ受信待ち状態となる。
【0055】更にその後の期間III において、負荷駆動
ユニットA20は送信したIDデータのチェックサムデ
ータを確認用ACKとして送信する。Tak2 は全IDデ
ータ確認用ACK送信時間である。他のユニットは、負
荷駆動ユニットA20から受信したIDデータのチェッ
クサムデータを確認用ACKとし送信する。負荷駆動ユ
ニットA20は、確認用ACKが全て一致した場合、通
常通信モードに移行し、一致しなかった場合はIDデー
タを1フレーム目から再度送信する。他のユニットは、
確認用ACKが全て一致した場合、受信したIDデータ
とRAMに取り込んだ不揮発性メモリの内容を比較し、
同じ場合はそのまま、異なる場合は不揮発性メモリの内
容を書き換えた後、通常通信モードに移行する。Tidは
IDデータ通信モード時間である。確認用ACKが一致
しなかった場合は負荷駆動ユニットA20からのIDデ
ータ受信待ち状態となる。
ユニットA20は送信したIDデータのチェックサムデ
ータを確認用ACKとして送信する。Tak2 は全IDデ
ータ確認用ACK送信時間である。他のユニットは、負
荷駆動ユニットA20から受信したIDデータのチェッ
クサムデータを確認用ACKとし送信する。負荷駆動ユ
ニットA20は、確認用ACKが全て一致した場合、通
常通信モードに移行し、一致しなかった場合はIDデー
タを1フレーム目から再度送信する。他のユニットは、
確認用ACKが全て一致した場合、受信したIDデータ
とRAMに取り込んだ不揮発性メモリの内容を比較し、
同じ場合はそのまま、異なる場合は不揮発性メモリの内
容を書き換えた後、通常通信モードに移行する。Tidは
IDデータ通信モード時間である。確認用ACKが一致
しなかった場合は負荷駆動ユニットA20からのIDデ
ータ受信待ち状態となる。
【0056】次に通常通信時の送受信タイミングを図3
0を参照して説明する。負荷駆動ユニットA20の通常
データ送信時間である時間Tatx の期間I において、負
荷駆動ユニットA20は、外部信号の入力データとIP
Sのダイアグデータ及びフューズ断線のデータを他のユ
ニットに送信する。ただし、外部信号の入力データは毎
回サイクリックに送信するが、IPSのダイアグデー
タ、フューズ断線データは、全データを7バイトに分割
し1回の送信で1バイト送信する。次のSWユニット1
0の通常データ送信時間である時間Tswtxの期間IIにお
いて、SWユニット10はスイッチ及びボリュームのデ
ータを毎回サイクリックに送信する。全データはSWユ
ニット10の通常データ1フレーム送信時間である時間
Tstxfの間に6バイト×4フレームに分割して送信す
る。その次の負荷駆動ユニットB30の通常データ送信
時間である時間Tbtx の期間III において、負荷駆動ユ
ニットB30は、外部信号の入力データとIPSのダイ
アグデータ及び白熱灯、蛍光灯の調光回路の出力異常デ
ータを送信する。ただし、外部信号の入力では毎回サイ
クリックに送信するが、IPSのダイアグデータ、白熱
灯、蛍光灯調光回路出力異常データは、全てを10バイ
トに分割し1回の送信で1バイト送信する。なお、Ttr
x は通常通信モードの1サイクル時間である。
0を参照して説明する。負荷駆動ユニットA20の通常
データ送信時間である時間Tatx の期間I において、負
荷駆動ユニットA20は、外部信号の入力データとIP
Sのダイアグデータ及びフューズ断線のデータを他のユ
ニットに送信する。ただし、外部信号の入力データは毎
回サイクリックに送信するが、IPSのダイアグデー
タ、フューズ断線データは、全データを7バイトに分割
し1回の送信で1バイト送信する。次のSWユニット1
0の通常データ送信時間である時間Tswtxの期間IIにお
いて、SWユニット10はスイッチ及びボリュームのデ
ータを毎回サイクリックに送信する。全データはSWユ
ニット10の通常データ1フレーム送信時間である時間
Tstxfの間に6バイト×4フレームに分割して送信す
る。その次の負荷駆動ユニットB30の通常データ送信
時間である時間Tbtx の期間III において、負荷駆動ユ
ニットB30は、外部信号の入力データとIPSのダイ
アグデータ及び白熱灯、蛍光灯の調光回路の出力異常デ
ータを送信する。ただし、外部信号の入力では毎回サイ
クリックに送信するが、IPSのダイアグデータ、白熱
灯、蛍光灯調光回路出力異常データは、全てを10バイ
トに分割し1回の送信で1バイト送信する。なお、Ttr
x は通常通信モードの1サイクル時間である。
【0057】ID通信モードにおいて、負荷駆動ユニッ
トA20がSWユニット10及び負荷駆動ユニットB3
0に送信するIDデータは16フレームからなり、図3
1に示すようにE2 PROMの内容をそのアドレス順に
送信する。SWユニット10及び負荷駆動ユニットB3
0がIDデータを正常に受信したとき送信するIDデー
タ受信正常ACKは、図32(a)及び(b)にそれぞ
れ示すようにヘッダとBCCのみからなるので、同じデ
ータを2バイト送信する。
トA20がSWユニット10及び負荷駆動ユニットB3
0に送信するIDデータは16フレームからなり、図3
1に示すようにE2 PROMの内容をそのアドレス順に
送信する。SWユニット10及び負荷駆動ユニットB3
0がIDデータを正常に受信したとき送信するIDデー
タ受信正常ACKは、図32(a)及び(b)にそれぞ
れ示すようにヘッダとBCCのみからなるので、同じデ
ータを2バイト送信する。
【0058】また、負荷駆動ユニットA20が送信した
IDデータを確認するため送信するIDデータ確認用A
CKは、図33(a)に示すようにヘッダとデータとB
CCからなり、データとしては送信したIDデータを全
て確認した結果を送信する。SWユニット10及び負荷
駆動ユニットB30が受信したIDデータを確認するた
め送信するIDデータ確認用ACKは、(b)及び
(c)にそれぞれ示すようにヘッダとデータとBCCか
らなり、データとしては受信したIDデータを全て確認
した結果を送信する。
IDデータを確認するため送信するIDデータ確認用A
CKは、図33(a)に示すようにヘッダとデータとB
CCからなり、データとしては送信したIDデータを全
て確認した結果を送信する。SWユニット10及び負荷
駆動ユニットB30が受信したIDデータを確認するた
め送信するIDデータ確認用ACKは、(b)及び
(c)にそれぞれ示すようにヘッダとデータとBCCか
らなり、データとしては受信したIDデータを全て確認
した結果を送信する。
【0059】通常通信モードにおいて、負荷駆動ユニッ
トA20が送信するデータは7フレームからなり、図3
4(a)に示すようにフレーム1〜5のデータ1はSW
ユニットからの受信状態、負荷駆動ユニットBからの受
信状態、バッテリリレーのオンオフ状態、ライティング
スイッチのオンオフ状態、ワイパ作動の有無、扉開の有
無などを示す情報からなり、データ2はA−IPSのシ
ョート及びオープ状態を示す情報からなる。フレーム6
及び7のデータ1は同図(b)に示すようにフレーム1
〜5と同じであり、フレーム6のデータ2はフューズ
(FUSE)のオープン状態を示す情報からなり、フレ
ーム7のデータ2(図示せず)は予備となっている。
トA20が送信するデータは7フレームからなり、図3
4(a)に示すようにフレーム1〜5のデータ1はSW
ユニットからの受信状態、負荷駆動ユニットBからの受
信状態、バッテリリレーのオンオフ状態、ライティング
スイッチのオンオフ状態、ワイパ作動の有無、扉開の有
無などを示す情報からなり、データ2はA−IPSのシ
ョート及びオープ状態を示す情報からなる。フレーム6
及び7のデータ1は同図(b)に示すようにフレーム1
〜5と同じであり、フレーム6のデータ2はフューズ
(FUSE)のオープン状態を示す情報からなり、フレ
ーム7のデータ2(図示せず)は予備となっている。
【0060】また、SWユニット10が送信するデータ
は4フレームからなり、図39(a)に示すようにフレ
ーム1のデータ1〜6はスイッチSW−1〜SW−24
の各々の2つの信号端子2及び3の状態を示す情報から
なる。フレーム2のデータ1〜6は同図(b)に示すよ
うにスイッチSW−25〜SW−39の各々の2つの信
号端子2及び3の状態や他の専用スイッチの状態を示す
情報の他、負荷駆動ユニットA及びBからの受信状態な
どを示す情報からなる。フレーム3及び4のデータ1〜
6は同図(c)に示すようにVR1〜VR12の値を示
す情報からなる。
は4フレームからなり、図39(a)に示すようにフレ
ーム1のデータ1〜6はスイッチSW−1〜SW−24
の各々の2つの信号端子2及び3の状態を示す情報から
なる。フレーム2のデータ1〜6は同図(b)に示すよ
うにスイッチSW−25〜SW−39の各々の2つの信
号端子2及び3の状態や他の専用スイッチの状態を示す
情報の他、負荷駆動ユニットA及びBからの受信状態な
どを示す情報からなる。フレーム3及び4のデータ1〜
6は同図(c)に示すようにVR1〜VR12の値を示
す情報からなる。
【0061】更に、負荷駆動ユニットB30が送信する
データは10フレームからなり、図36(a)に示すよ
うにフレーム1〜8のデータ1はSWユニットからの受
信状態、負荷駆動ユニットAからの受信状態などを示す
情報からなり、データ2はB−IPSのショート及びオ
ープ状態を示す情報からなる。フレーム9及び10のデ
ータ1は同図(b)及び(c)にそれぞれ示すようにフ
レーム1〜5と同じであり、データ2は白熱灯及び蛍光
灯のショート状態をそれぞれ示す情報などからなる。
データは10フレームからなり、図36(a)に示すよ
うにフレーム1〜8のデータ1はSWユニットからの受
信状態、負荷駆動ユニットAからの受信状態などを示す
情報からなり、データ2はB−IPSのショート及びオ
ープ状態を示す情報からなる。フレーム9及び10のデ
ータ1は同図(b)及び(c)にそれぞれ示すようにフ
レーム1〜5と同じであり、データ2は白熱灯及び蛍光
灯のショート状態をそれぞれ示す情報などからなる。
【0062】以上の構成において、装置の動作が開始す
ると、各ユニットのμCOMのCPUは各ユニットに対
応して設けられた不揮発性メモリに格納されているID
データを読み出してRAMの所定のエリアに格納する。
その後、操作スイッチ111〜11nの任意のものが操
作されると、この操作スイッチがサブハーネスSHを介
して接続されているSWユニット10のμCOM111
は、その操作信号をSWデータ入力I/F112bやレ
ジスタ112dなどを介して入力し、この入力した操作
信号に基づいて図36に示すフレーム1〜4からなる送
信データを生成し、これを通信IC117から多重伝送
ライン40を介して負荷制御部20及び30に送信す
る。この送信データは負荷制御部20及び30の通信I
C215及び319によって受信されてμCOM211
及び311のRAM211c及び311c内の所定エリ
アに格納される。
ると、各ユニットのμCOMのCPUは各ユニットに対
応して設けられた不揮発性メモリに格納されているID
データを読み出してRAMの所定のエリアに格納する。
その後、操作スイッチ111〜11nの任意のものが操
作されると、この操作スイッチがサブハーネスSHを介
して接続されているSWユニット10のμCOM111
は、その操作信号をSWデータ入力I/F112bやレ
ジスタ112dなどを介して入力し、この入力した操作
信号に基づいて図36に示すフレーム1〜4からなる送
信データを生成し、これを通信IC117から多重伝送
ライン40を介して負荷制御部20及び30に送信す
る。この送信データは負荷制御部20及び30の通信I
C215及び319によって受信されてμCOM211
及び311のRAM211c及び311c内の所定エリ
アに格納される。
【0063】SWユニット10からの送信データを受信
した負荷制御部20及び30の動作を次に説明するが、
両負荷制御部ともに同じような動作を行うので、その一
方20についてのみ説明する。負荷制御部20における
μCOM211のCPU211aは、RAM211c内
に格納しているIDデータをアドレス順に検索し、スイ
ッチデータのアドレスのある場合には、IDデータ中の
データ構成のデータを参照し、「1」が設定されている
ときにはそのアドレスと−1したアドレスに対応するS
Wユニット10からの送信データのビットに、操作を示
す「1」が設定されているかどうかを判定する。「1」
が設定されているときには、SWユニット10において
当該操作スイッチの操作があったとして、対応する負荷
に対して制御信号を出力するが、この出力に当たって当
該アドレスの次のアドレスに格納されている出力制御デ
ータを参照する。この参照においては、IDデータ中の
前倒点滅、前倒連動、前倒開閉、後倒点滅、後倒連動、
後倒開閉に「1」が設定されているかどうかを判定す
る。
した負荷制御部20及び30の動作を次に説明するが、
両負荷制御部ともに同じような動作を行うので、その一
方20についてのみ説明する。負荷制御部20における
μCOM211のCPU211aは、RAM211c内
に格納しているIDデータをアドレス順に検索し、スイ
ッチデータのアドレスのある場合には、IDデータ中の
データ構成のデータを参照し、「1」が設定されている
ときにはそのアドレスと−1したアドレスに対応するS
Wユニット10からの送信データのビットに、操作を示
す「1」が設定されているかどうかを判定する。「1」
が設定されているときには、SWユニット10において
当該操作スイッチの操作があったとして、対応する負荷
に対して制御信号を出力するが、この出力に当たって当
該アドレスの次のアドレスに格納されている出力制御デ
ータを参照する。この参照においては、IDデータ中の
前倒点滅、前倒連動、前倒開閉、後倒点滅、後倒連動、
後倒開閉に「1」が設定されているかどうかを判定す
る。
【0064】前倒点滅又は後倒点滅に「1」が設定され
ているときには、操作スイッチの前倒又は後倒操作に応
じて、対応する負荷を定常点灯ではなく、点滅点灯させ
るように制御する。また、連動に「1」が設定さている
ときには次に開閉に「0」、「1」の何れが設定されて
いるかを判定し、「0」が設定されているときには扉の
開に連動し、また「1」が設定されているときには扉の
閉に連動して負荷を作動させる。このために、負荷駆動
ユニットA20からの送信フレーム1〜7の各々のデー
タ1のビットB0の扉開に「1」、「0」の何れが設定
されているかを判定する。そして、この設定が制御条件
に一致するようになったときに、負荷の実際の制御を行
う。
ているときには、操作スイッチの前倒又は後倒操作に応
じて、対応する負荷を定常点灯ではなく、点滅点灯させ
るように制御する。また、連動に「1」が設定さている
ときには次に開閉に「0」、「1」の何れが設定されて
いるかを判定し、「0」が設定されているときには扉の
開に連動し、また「1」が設定されているときには扉の
閉に連動して負荷を作動させる。このために、負荷駆動
ユニットA20からの送信フレーム1〜7の各々のデー
タ1のビットB0の扉開に「1」、「0」の何れが設定
されているかを判定する。そして、この設定が制御条件
に一致するようになったときに、負荷の実際の制御を行
う。
【0065】上述した実施の形態によれば、負荷制御ユ
ニットA20及び負荷制御ユニットB30に付属した記
憶手段としての不揮発性メモリ25a,30gが、図1
7〜図21に示すように、操作スイッチ111 〜11n
の操作に応じて制御される対応する負荷211 〜21
n,311 〜31nの出力制御形態を示す出力制御デー
タを操作スイッチのアドレスに対応して格納し、制御手
段20b,30bであるμCOM211,311が不揮
発性メモリ25a,30gに格納されている出力制御デ
ータを参照し受信した操作信号に基づいて対応する負荷
への電力供給を制御する。従って、車両仕様によって負
荷制御の形態が変更になっても不揮発性メモリ25a,
30gの出力制御データを変更するだけで簡単に対応す
ることができる。
ニットA20及び負荷制御ユニットB30に付属した記
憶手段としての不揮発性メモリ25a,30gが、図1
7〜図21に示すように、操作スイッチ111 〜11n
の操作に応じて制御される対応する負荷211 〜21
n,311 〜31nの出力制御形態を示す出力制御デー
タを操作スイッチのアドレスに対応して格納し、制御手
段20b,30bであるμCOM211,311が不揮
発性メモリ25a,30gに格納されている出力制御デ
ータを参照し受信した操作信号に基づいて対応する負荷
への電力供給を制御する。従って、車両仕様によって負
荷制御の形態が変更になっても不揮発性メモリ25a,
30gの出力制御データを変更するだけで簡単に対応す
ることができる。
【0066】なお、図示の実施の形態では、負荷に対応
するメモリアドレスにこの負荷を操作する操作スイッチ
のアドレスを書き込むことで、操作スイッチと負荷の対
応関係を設定したものにおいて、操作スイッチのアドレ
スに付随したデータとして出力制御データも一緒に設定
するようにしているので、操作スイッチと負荷の対応関
係を自由に設定できる。
するメモリアドレスにこの負荷を操作する操作スイッチ
のアドレスを書き込むことで、操作スイッチと負荷の対
応関係を設定したものにおいて、操作スイッチのアドレ
スに付随したデータとして出力制御データも一緒に設定
するようにしているので、操作スイッチと負荷の対応関
係を自由に設定できる。
【0067】また、不揮発性メモリ25aが、負荷制御
ユニットA20に対して着脱自在に設けられた記憶媒体
25に内蔵されているので、車両仕様によって負荷制御
の形態が決定した時点で、不揮発性メモリに出力制御デ
ータを書き込んで記憶媒体を負荷制御ユニットA20に
装着して接続することで対応することができ、車両仕様
が最終的に決まる前に、装置を車体に組み込んでおくこ
とが可能になり、車両の組立性の向上を図る上で有効で
ある。
ユニットA20に対して着脱自在に設けられた記憶媒体
25に内蔵されているので、車両仕様によって負荷制御
の形態が決定した時点で、不揮発性メモリに出力制御デ
ータを書き込んで記憶媒体を負荷制御ユニットA20に
装着して接続することで対応することができ、車両仕様
が最終的に決まる前に、装置を車体に組み込んでおくこ
とが可能になり、車両の組立性の向上を図る上で有効で
ある。
【0068】更に、不揮発性メモリ25aが、操作スイ
ッチとその操作によって制御される負荷との対応関係を
規定するデータを予め格納しているので、車両仕様によ
る負荷が変更になっても、この規定データを変更するこ
とで対応することができ、この点からも車両の組立性の
向上を図る上で有効である。
ッチとその操作によって制御される負荷との対応関係を
規定するデータを予め格納しているので、車両仕様によ
る負荷が変更になっても、この規定データを変更するこ
とで対応することができ、この点からも車両の組立性の
向上を図る上で有効である。
【0069】更にまた、不揮発性メモリ25a内の出力
制御データとして特定の負荷との連動の有無を規定する
データを有し、μCOM211,311のCPU211
a,311aは、受信した操作信号と、信号入力I/F
212a〜212gなどが入力した例えば扉の開のよう
な特定の負荷の動作状態を示す動作信号とに基づいて対
応する負荷への電力供給を制御するので、車両仕様によ
る負荷相互の連動関係の変更にも対応することができ
る。
制御データとして特定の負荷との連動の有無を規定する
データを有し、μCOM211,311のCPU211
a,311aは、受信した操作信号と、信号入力I/F
212a〜212gなどが入力した例えば扉の開のよう
な特定の負荷の動作状態を示す動作信号とに基づいて対
応する負荷への電力供給を制御するので、車両仕様によ
る負荷相互の連動関係の変更にも対応することができ
る。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、操
作スイッチの操作に応じて制御される対応する負荷の出
力制御形態を示す出力制御データを操作スイッチに対応
して格納し、この格納されている出力制御データを参照
し受信した操作信号に基づいて対応する負荷への電力供
給を制御するようになっているので、面倒な部品管理や
コストアップを招くことなく、車両仕様によって負荷制
御の形態が変更になっても記憶手段の出力制御データを
変更するだけで対応することができる。
作スイッチの操作に応じて制御される対応する負荷の出
力制御形態を示す出力制御データを操作スイッチに対応
して格納し、この格納されている出力制御データを参照
し受信した操作信号に基づいて対応する負荷への電力供
給を制御するようになっているので、面倒な部品管理や
コストアップを招くことなく、車両仕様によって負荷制
御の形態が変更になっても記憶手段の出力制御データを
変更するだけで対応することができる。
【0071】また、出力制御データを負荷制御部に対し
て着脱自在の記憶媒体に内蔵された不揮発性メモリに格
納していて、車両仕様によって負荷制御の形態が決定し
た時点で、不揮発性メモリに出力制御データを書き込ん
で記憶媒体を負荷制御部に装着して接続することで対応
することができるので、組立性の向上を図ることができ
る。
て着脱自在の記憶媒体に内蔵された不揮発性メモリに格
納していて、車両仕様によって負荷制御の形態が決定し
た時点で、不揮発性メモリに出力制御データを書き込ん
で記憶媒体を負荷制御部に装着して接続することで対応
することができるので、組立性の向上を図ることができ
る。
【0072】更に、出力制御データを格納した記憶手段
が、操作スイッチとその操作によって制御される負荷と
の対応関係を規定するデータを予め格納していて、車両
仕様により負荷が変更になっても、この規定データを変
更することで対応することができるので、組立性の向上
を図ることができる。
が、操作スイッチとその操作によって制御される負荷と
の対応関係を規定するデータを予め格納していて、車両
仕様により負荷が変更になっても、この規定データを変
更することで対応することができるので、組立性の向上
を図ることができる。
【0073】更にまた、出力制御データとして特定の負
荷との連動の有無を規定するデータを有し、操作信号
と、信号入力手段が入力した特定の負荷の動作状態を示
す動作信号とに基づいて対応する負荷への電力供給を制
御しているので、車両仕様による負荷相互の連動関係の
変更にも対応することができる。
荷との連動の有無を規定するデータを有し、操作信号
と、信号入力手段が入力した特定の負荷の動作状態を示
す動作信号とに基づいて対応する負荷への電力供給を制
御しているので、車両仕様による負荷相互の連動関係の
変更にも対応することができる。
【図1】本発明による車両用負荷制御装置の基本構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】車両用多重通信システムに適用した本発明によ
る車両用負荷制御装置の一実施の形態を示す図である。
る車両用負荷制御装置の一実施の形態を示す図である。
【図3】図2の車両用多重通信システムの各ユニットの
配置関係を示す図である。
配置関係を示す図である。
【図4】図3のスイッチパネル上の操作スイッチの配列
を示す図である。
を示す図である。
【図5】図3中のSWユニットのコネクタ配列を示す図
である。
である。
【図6】複数の操作スイッチをSWユニットに接続する
ワイヤハーネスを示す図である。
ワイヤハーネスを示す図である。
【図7】図5のSWユニットのコネクタ端子配列を説明
するための図である。
するための図である。
【図8】操作スイッチの一例を示す図である。
【図9】操作スイッチの他の例を示す図である。
【図10】操作スイッチの更に他の例を示す図である。
【図11】操作スイッチの別の例を示す図である。
【図12】図8〜図11の操作スイッチに接続されるワ
イヤハーネスコネクタの端子配列を示す図である。
イヤハーネスコネクタの端子配列を示す図である。
【図13】SWユニットの内部構成を示す図である。
【図14】負荷駆動ユニットAの内部構成を示す図であ
る。
る。
【図15】負荷駆動ユニットBの内部構成を示す図であ
る。
る。
【図16】負荷駆動ユニットAと記録媒体との接続関係
を示す図である。
を示す図である。
【図17】記録媒体内の不揮発性メモリに格納されてい
る制御データの一例を示す図である。
る制御データの一例を示す図である。
【図18】操作スイッチの操作状態とスイッチ端子の関
係を説明するための図である。
係を説明するための図である。
【図19】記録媒体内の不揮発性メモリに格納されてい
る制御データの他の例を示す図である。
る制御データの他の例を示す図である。
【図20】記録媒体内の不揮発性メモリに格納されてい
る制御データの更に他の例を示す図である。
る制御データの更に他の例を示す図である。
【図21】記録媒体内の不揮発性メモリに格納されてい
る制御データの更に他の例を示す図である。
る制御データの更に他の例を示す図である。
【図22】記録媒体内の不揮発性メモリに格納されてい
る制御データの別の例を示す図である。
る制御データの別の例を示す図である。
【図23】記録媒体内の不揮発性メモリに格納されてい
る制御データの更に別の例を示す図である。
る制御データの更に別の例を示す図である。
【図24】記録媒体内の不揮発性メモリに格納されてい
る制御データの他の例を示す図である。
る制御データの他の例を示す図である。
【図25】記録媒体内の不揮発性メモリに格納されてい
るユーザコードの例を示す図である。
るユーザコードの例を示す図である。
【図26】ユニット間通信に使用されるキャラクタ構成
を示す図である。
を示す図である。
【図27】ユニット間通信に使用されるフレーム構成を
示す図である。
示す図である。
【図28】フレーム間インターバルを説明するための図
である。
である。
【図29】ユニット間のIDデータ通信モードでの送受
信タイミングを示す図である。
信タイミングを示す図である。
【図30】ユニット間の通常通信モードでの送受信タイ
ミングを示す図である。
ミングを示す図である。
【図31】IDデータ通信モードでの通信データを示す
図である。
図である。
【図32】SWユニット及び負荷駆動ユニットBが送信
するIDデータ受信正常ACKを示す図である。
するIDデータ受信正常ACKを示す図である。
【図33】SWユニット、負荷駆動ユニットA及び負荷
駆動ユニットBが送信するIDデータ確認用ACKを示
す図である。
駆動ユニットBが送信するIDデータ確認用ACKを示
す図である。
【図34】通常通信モードでの負荷駆動ユニットAの送
信データを示す図である。
信データを示す図である。
【図35】通常通信モードでのSWユニットの送信デー
タを示す図である。
タを示す図である。
【図36】通常通信モードでの負荷駆動ユニットBの送
信データを示す図である。
信データを示す図である。
【図37】従来の装置の一例を示す図である。
10 多重処理部(スイッチユニット) 11 操作部 111 〜11n 操作スイッチ 20 負荷制御部(負荷駆動ユニット) 20b 制御手段(制御部) 20f 信号入力手段(入力インタフェース) 211 〜21n 負荷 25 記憶媒体 25a 記憶手段(不揮発性メモリ) 30 負荷制御部(負荷駆動ユニット) 30b 制御手段(制御部) 30f 信号入力手段(入力インタフェース) 30g 記憶手段(不揮発性メモリ) 311 〜31n 負荷 40 多重伝送ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−79702(JP,A) 特開 平2−1649(JP,A) 特開 平9−11822(JP,A) 実開 平5−55701(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60L 1/00 B60R 16/02 645
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の操作スイッチを有し各操作スイッ
チの操作状態に応じた操作信号を発生する操作部と、該
操作部からの前記複数の操作スイッチの操作信号を、各
操作スイッチに対応して予め定めたビットを操作状態に
応じた状態にして多重化し多重伝送ラインを介して送出
する多重処理部と、前記多重伝送ラインを介して送られ
てくる前記多重化された操作信号を受信し該受信した多
重化された操作信号に基づいて対応する負荷への電力供
給を制御する負荷制御部とを備えた車両用負荷制御装置
において、 前記負荷制御部が、該負荷制御部に接続されている各負
荷に対応して当該負荷への電力供給を制御するための操
作信号を発生する操作スイッチを規定するデータと、前
記操作スイッチの操作状態に応じて制御される対応する
負荷への出力制御形態を指定するデータと、前記負荷の
うちの特定の負荷との連動の有無を規定するデータとを
有する出力制御データを格納した記憶手段と、前記特定
の負荷の動作状態を示す動作信号を入力する信号入力手
段と、前記受信した多重化された操作信号に基づいて前
記記憶手段に記憶されている出力制御データを参照し、
前記連動の有無を規定するデータが「無」となっている
とき、前記受信した多重化された操作信号に基づいて当
該操作信号を発生している操作スイッチに対応する負荷
への電力供給を制御し、前記連動の有無を規定するデー
タが「有」となっているとき、前記受信した多重化され
た操作信号と前記信号入力手段で入力した前記特定の負
荷の動作信号とに基づいて当該操作信号を発生している
操作スイッチに対応する負荷への電力供給を制御する制
御手段とを有する ことを特徴とする車両用負荷制御装置。 - 【請求項2】 前記出力制御データを格納した前記記憶
手段が、前記負荷制御部に対して着脱自在に設けられた
記憶媒体に内蔵された不揮発性メモリからなる ことを特徴とする請求項1記載の車両用負荷制御装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20408095A JP3316781B2 (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 車両用負荷制御装置 |
DE69615765T DE69615765T2 (de) | 1995-07-19 | 1996-07-19 | Kraftfahrzeugverbraucher-Steuerungssystem |
US08/684,182 US5859845A (en) | 1995-07-19 | 1996-07-19 | Vehicle load control system |
EP96111717A EP0754599B1 (en) | 1995-07-19 | 1996-07-19 | Vehicle load control system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20408095A JP3316781B2 (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 車両用負荷制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0937402A JPH0937402A (ja) | 1997-02-07 |
JP3316781B2 true JP3316781B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=16484455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20408095A Expired - Fee Related JP3316781B2 (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 車両用負荷制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3316781B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6669043B2 (ja) * | 2016-11-11 | 2020-03-18 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 配線モジュールおよび配線モジュールにおける接続部材 |
-
1995
- 1995-07-19 JP JP20408095A patent/JP3316781B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0937402A (ja) | 1997-02-07 |
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---|---|---|---|
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