JP3316684B2 - 電子レベル - Google Patents
電子レベルInfo
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- Measurement Of Optical Distance (AREA)
Description
に標尺のパターン像を光電変換器により電気信号に変換
し、得られた電気信号に対してフーリエ変換を施す様に
なっており、このフーリエ変換出力レベルを利用して合
焦制御を行う電子レベルに関するものである。
は、レベル(水準儀)と標尺が使用されていた。即ち、
測量者が、標尺の目盛りをレベルを使用して目視するこ
とにより高低差を測定していた。この古典的なレベルに
よる測量は、測量者による読み誤りが発生していた。こ
の読み誤りを解消するために、標尺の目盛り作業を電子
的に行う電子レベルが開発された。この電子レベルは例
えば、標尺側から所定信号を包含させた光を発光させ、
この光を電子レベル側で受光して識別し、標尺の目盛り
を読み取る様に構成されていた。
とのできる電子レベルを開発した。この電子レベル1
は、図2に示す様に、第1のパターンAと第2のパター
ンBと第3のパターンRが等間隔(p)で繰り返し配置
されている電子レベル用標尺2を使用している。即ち、
3種のパターンを1組として各ブロックが連続して形成
されており、最も左側に配置されたブロックを、0ブロ
ックと定義し、R(0)、A(0)、B(0)と記載す
れば、R(1)、A(1)、B(1)、R(2)、A
(2)、B(2)、・・・・・・・・と繰り返し配置さ
れている。なお、全てのパターンが等間隔pで繰り返さ
れているので、この間隔に対応した信号を基準信号とす
ることができる。
mmで固定幅となっており、第1のパターンAは、60
0mmで1周期となる様に黒部分の幅を変調しており、
第2のパターンBは、570mmで1周期となる様に黒
部分の幅を変調している。
める原理を説明すると、電子レベル用標尺2の第1のパ
ターンAは、600mmで1周期となる様に黒部分の幅
を変調しているので、変調幅を0〜10mmとすれば、
第1のパターンの幅DAは、以下の式で与えられる。
m、70mm・・・・・・である)。
ーンBは、570mmで1周期となる様に黒部分の幅を
変調しているので、第2のパターンの幅DBは、以下の
式で与えられる。
m、80mm・・・・・・である)。
Bとは、周期が僅かに異なっているため、両者の最小公
倍数である距離で同様のパターンが現れる。この例では
600mmと570mmの最小公倍数である11400
mmで同様のパターンが現れる。従って第1のパターン
Aによる信号と、第2のパターンBによる信号との位相
差は、0〜11400mmの範囲で0〜2πまで変化す
ることになる。
による信号の位相をφAとし、水平位置における第2の
パターンBによる信号の位相をφBとすれば、電子レベ
ル用標尺2における水平位置Hは、
との距離を演算する必要がある。
読み取り、フーリエ変換を施せば、図4のパワースペク
トルに示す様に、第1のパターンAの周期成分と、第2
のパターンBの周期成分と、第3のパターンRと第1の
パターンAと第2のパターンBの1組(1ブロック)と
した周期成分(基準信号の3倍の周期となる)と、基準
信号(パターンの等間隔ピッチ(p)に対応するもの)
の周期成分とが得られる。そしてスペクトル群で最も周
期の小さいものは、基準信号(パターンの等間隔ピッチ
(p)に対応するもの)であり、この等間隔ピッチは既
知であるからレンズの結像公式により、電子レベル1と
電子レベル用標尺2との距離を演算することができる。
の場合を説明する。
標尺2の像を、リニアセンサで電気信号に変換し、この
信号をフーリエ変換すれば、等間隔ピッチpに相当する
信号を得ることができる。ここで、高速フーリエ変換で
求められた位相をθとし、水平位置に相当するリニアセ
ンサのアドレス位置(第mビット目)の位相をθmとす
れば、
水平位置H1を測定することができる(精測定)。
ル用標尺2に形成された等間隔ピッチpのパターン開始
位置からの概略位置を求める必要がある。そこでリニア
センサの出力信号を、基準信号(等間隔ピッチpに相当
する信号)の前後半ピッチ分で積分する。更にこの積分
値を3つ毎に間引けば(プロダクト検波)、第1のパタ
ーンAに相当する信号1と、第2のパターンBに相当す
る信号2と、第3のパターンRに相当する信号3とが得
られる。しかしながら第3のパターンRは、幅が変調さ
れていない上、第1のパターンAと第2のパターンBの
最大変調幅が10mmに対して、第3のパターンRは8
mmしかないので、第3のパターンRに相当する信号3
は、積分値が略一定であり、信号1や信号2に比較して
約80%の値となる。
ーンAと、第2のパターンBとは、定められた順番に繰
り返して配置されているので、間引かれた信号が、第3
のパターンR、第1のパターンA、第2のパターンBの
何れであるか、決定することができる。そして、(A−
R)と(B−R)の水平位置における位相を求め、第3
式に代入すれば、電子レベル用標尺2の何れの位置の、
第1のパターンA、第2のパターンB、第3のパターン
Rの組合せであるか決定することができ、電子レベル用
標尺2における水平位置を求めることができる。(粗測
定)
基準信号の位相を求め(精測定)、また、水平位置に相
当する基準信号が、電子レベル用標尺2のパターン開始
位置を基準に何れの位置にあるかを、第1のパターン
A、第2のパターンBの位相差より求め(粗測定)、こ
れら精測定H1と粗測定H2を桁合わせすることにより求
めることができる。
がり、立ち下がりエッジを求めるため出力信号を微分す
る。これらのエッジにより、黒部分のエッジ間の間隔を
求めることができる。更に、黒部分の中心に相当するビ
ットを求める。このビットの間隔が、第1のパターン
A、第2のパターンB、第3のパターンRの等間隔ピッ
チpである基準信号となる。
(第mビット)の前後の基準信号の位置を求めると、基
準信号の幅は、電子レベル用標尺2上で10mmに相当
するため、前後の基準信号をそれぞれNf(第Nf ビッ
ト)、Nb(第Nbビット)とすれば、
終位置をNs とし、個数をnとすれば、各基準信号の間
隔の平均は、
レベル用標尺2との概略距離を求めることができる。
き、一定幅である第3のパターンRを認識し、第3のパ
ターンR、第1のパターンA、第2のパターンBの順に
配置されていることから、第3のパターンR、第1のパ
ターンA、第2のパターンBの対応が決定される。
のアドレス位置(第mビット目)を含む基準信号が、第
3のパターンR、第1のパターンA、第2のパターンB
の何れに属するかを定めると共に、この何番目ブロック
に該当するかを決定する。即ち、R(n)、A(n)、
B(n)であれば、n番目のブロックということにな
る。
とができる。そして2個のnから条件に合致したnaを
選択し、更に周期からnを求め、第2のパターンBの幅
DBを算出する。更に第2式に代入した後、DBを比較
し、一致した時のnが求めるブロック番号となる。この
ブロック番号から、概略水準高H2(粗測定)を、各パ
ターン毎に求めることができる。
ンA、第2のパターンBに相当する信号の黒部分の幅よ
り基準信号を求め、水平位置に相当するアドレス位置の
基準信号を定めることにより精測定を行い、第1のパタ
ーンA、第2のパターンBに相当する信号の位相差によ
り粗測定を行い、これら精測定H1と粗測定H2を桁合わ
せすることにより、水準高を求めることができる。
子レベルは、高低差を自動的に求めることができるが、
標尺のパターン像をピント合わせする必要があり、この
合焦作業は手動で行う必要があった。近年のオートフォ
ーカス技術の進歩により、合焦作業の自動化が進んでい
るが、一般的には三角測量法が採用されている。この三
角測量法によるオートフォーカス制御は、専用の制御ユ
ニットを採用する必要があり、コストアップの原因とな
るという問題点があった。
案出されたもので、測長方向に等ピッチで配列されたパ
ターンを有した標尺を視準し高低差を自動的に求める電
子レベルにおいて、該パターンの像を形成するための合
焦光学系を含む望遠鏡光学系と、この望遠鏡光学系から
の光を受け、前記パターンを信号に変換するための光電
変換器と、この光電変換器上に該パターンを形成させる
ための合焦部と、前記光電変換器の出力をフーリエ変換
するための信号処理部と、この信号処理部の出力レベル
に基づき、前記合焦部の制御を行うための合焦制御部と
から構成されている。
から近方にかけて、或は、近方から遠方にかけて、焦点
位置を移動させて得られた信号処理部の出力レベルに基
づき、合焦制御することもできる。
により得られたフーリエ変換出力レベルに基づき、概略
の合焦位置を求め、その後、細かいステップにより得ら
れたフーリエ変換出力レベルに基づき精密調整を行う様
に構成することもできる。
の出力レベルから直線近似により出力ピークを仮想して
制御する様に構成することもできる。
ピッチで配列されたパターンを有した標尺を視準して高
低差を自動的に求める電子レベルであり、望遠鏡光学系
の合焦光学系がパターンの像を形成し、光電変換器が、
望遠鏡光学系からの光を受けてパターンを信号に変換
し、合焦部が、光電変換器上にパターンを形成させる様
になっている。そして信号処理部が、光電変換器の出力
をフーリエ変換し、合焦制御部が信号処理部の出力レベ
ルに基づき、合焦部の制御を行う様になっている。
けて、或は、近方から遠方にかけて、焦点位置を移動さ
せて得られた信号処理部の出力レベルに基づき、合焦制
御部が合焦制御する様にすることもできる。
により得られたフーリエ変換出力レベルに基づき、概略
の合焦位置を求め、その後、細かいステップにより得ら
れたフーリエ変換出力レベルに基づき精密調整を行う様
にすることもできる。
の出力レベルから直線近似により出力ピークを仮想して
制御する様にすることもできる。
る。
置は、電子レベル1と、電子レベル用標尺2とからなっ
ている。電子レベル1は、図3に示す様に整準装置10
0上に載置されており、図1に示す様に、対物レンズ部
11と、コンペンセータ12と、ビームスプリッタ13
と、接眼レンズ部14と、リニアセンサ15と、演算処
理手段16と、駆動部17とから構成されている。
のパターンの像を形成するためのものである。本実施例
の対物レンズ部11は、対物レンズ111とインターナ
ルレンズ112とから構成されており、インターナルレ
ンズ112を移動させることにより、電子レベル用標尺
2のパターンの像に対するピント合わせを行うことがで
きる。従ってインターナルレンズ112は合焦部が該当
するためのものである。コンペンセータ12は、電子レ
ベル1の光軸が多少傾いても、視準線を自動的に水平に
するための自動補償機構であり、水平光線を上下に変化
させて結像させるものである。ビームスプリッタ13
は、光を接眼レンズ部14方向と、リニアセンサ15方
向に分割させるためのものである。接眼レンズ部14
は、測量者が、電子レベル用標尺2を目視するためのも
のである。リニアセンサ15はパターン検出部に該当す
るもので、対物レンズ部によって形成された電子レベル
用標尺2のパターン像を電気信号に変換するためのもの
である。本実施例では、CCDリニアセンサが使用され
ている。このリニアセンサ15は、ホトダイオードを少
なくとも1次元的に配置したリニアイメージセンサであ
れば、何れのセンサを採用することができる。
ンプルホールド162と、A/D変換器163と、RA
M164と、クロックドライバ165と、マイクロコン
ピュータ166と、表示器167とから構成されてい
る。
を移動させるためのものである。駆動部17は、演算処
理手段16の演算結果に基づき、インターナルレンズ1
12を所定量移動させるためのものである。この本実施
例の駆動部17は、円弧モータが採用されているが、超
音波モータ等の様にインターナルレンズ112を往復移
動させることができるものであれば、何れの駆動手段を
採用することができる。
に、第1のパターンAと第2のパターンBと第3のパタ
ーンRが等間隔(p)で繰り返し配置されている。
た演算処理手段16を詳細に説明する。アンプ161
は、リニアセンサ15からの電気信号を増幅するもので
あり、サンプルホールド162は、増幅された電気信号
をクロックドライバ165からのタイミング信号でサン
プルホールドするものである。A/D変換器163は、
サンプルホールドされた電気信号をA/D変換するため
のものである。そしてRAM164は、A/D変換され
たデジタル信号を記憶するためのものである。またマイ
クロコンピュータ166は、各種演算処理を行うもので
ある。
タ12とビームスプリッタ13と接眼レンズ部14と
は、望遠鏡光学系に該当するものであり、リニアセンサ
15は光電変換器に該当するものである。
す機能を図5に基づいて説明すると、演算処理手段16
は、基準信号形成部1661と、パターン信号形成部1
662と、ブロック検出部1663と、算出部1664
と、合焦制御部1665と、パターン認識部とからな
り、基準信号形成部1661は、リニアセンサ15から
得られた電気信号から、遠距離測定の場合には、高速フ
ーリエ変換により等間隔ピッチpに相当する基準信号を
形成し、近距離測定の場合には、リニアセンサ15の出
力信号を微分し、立ち上がり、立ち下がりエッジから基
準信号を形成する。
定の場合には、基準信号の前後半ピッチ分で積分し、こ
の積分値を3つ毎に間引く(プロダクト検波)ことによ
り、第1のパターン信号と第2のパターン信号を形成
し、近距離測定の場合には、間引き動作により、第1の
パターン信号と第2のパターン信号を形成する。
場合に、第1のパターンAの幅DA及び第2のパターン
Bの幅DBを比較することにより、水平位置に相当する
ブロックが何番目のブロックであるかを決定する。
は、視準線付近の第1のパターン信号と第2のパターン
信号の位相から高低差を算出し、近距離測定の場合に
は、特定されたブロックに基づき高低差を算出する様に
なっている。
から得られた電気信号に対してフーリエ変換を施し、こ
のフーリエ変換出力レベルが最大となる様に、駆動部1
7を制御するためのものである。なおフーリエ変換は、
基準信号形成部1661の高速フーリエ変換を利用する
ことができる。即ち演算処理手段16は、信号処理部の
機能をも有している。
を説明する。電子レベル用標尺2は等間隔ピッチpで配
列されており、更に、個々の線幅が変調されている。こ
のパターンをリニアセンサ15等の1次元センサで読み
取り、この出力信号をフーリエ変換すれば、図4に示す
様なパワースペクトルを得ることができる。
le/nビット
ンの間隔であり、dは電子レベル用標尺2と電子レベル
1との距離、fは電子レベル1の光学系の焦点距離、n
はフーリエ変換を行う1次元センサビット数であり、h
は1次元センサビット間隔である。
るに従って低下する。従って、ピークレベルを監視しな
がら合焦動作を実行し、ピークレベル点を検出すること
により、合焦制御を行うことができる。
ル用標尺2のパターン像によるパワースペクトルのパタ
ーンを検索するために、パターンマッチングを行うため
のものである。
当する機能をも果たしており、前述の方式により、電子
レベル1と電子レベル用標尺2との水平概略距離を計算
することができる。
算出された高低差を表示するもので、液晶表示等の表示
手段を採用してもよく、更に、外部記憶手段等に出力さ
せる構成としてもよい。
を図6に基づいて説明する。
たものであり、ステップ1(以下、S1と省略する。)
で、演算処理手段16の合焦制御部1665が、駆動部
17を駆動させてインターナルレンズ112を無限大よ
り近方に向かって定速移動させる。そしてS2では所定
時間経過したか否か判断し、所定時間経過した場合には
S3に進み、リニアセンサ15よりデータを取り込む様
になっている。次にS4では演算処理手段16がフーリ
エ変換を行い、S5では前回のデータと比較し、フーリ
エ変換の変換出力レベルがピークを越えたか判断する。
即ち、フーリエ変換の変換出力レベルが最大値を越えた
か否か判断するものである。S5で、フーリエ変換の変
換出力レベルが最大値を越えたと判断した場合には、S
6に進んで、合焦制御部1665が、駆動部17を制御
してインターナルレンズ112を停止させる。またS5
で、フーリエ変換の変換出力レベルが最大値を越えない
と判断した場合には、S2に戻る様になっている。
止させた後、S7に進み、合焦制御部1665が、駆動
部17を駆動させてインターナルレンズ112を近方か
ら無限大に向かって、前回の位置から定速移動させる。
次にS8ではリニアセンサ15よりデータを取り込み、
S9では演算処理手段16がフーリエ変換を行う。そし
てS10では、前回のデータと比較し、フーリエ変換の
変換出力レベルがピークを越えたか判断する。S10で
フーリエ変換の変換出力レベルが最大値を越えたと判断
した場合には、合焦したこととなり、S11に進んで合
焦制御部1665が、駆動部17を制御してインターナ
ルレンズ112を停止させる。S10でフーリエ変換の
変換出力レベルがピークを越えないと判断した場合に
は、S7に戻り合焦制御を継続する様になっている。
換出力レベルの最大値を検索することにより、合焦制御
を行うことができる。
代えてエリアセンサ151を使用した変形例を説明す
る。
で、演算処理手段16の合焦制御部1665が、駆動部
17を駆動させてインターナルレンズ112を無限大よ
り近方に向かって定速移動させる。そしてS2では所定
時間経過したか否か判断し、所定時間経過した場合には
S3に進み、エリアセンサ151よりデータを取り込む
様になっている。次にS4では、エリアセンサ151の
列の位置が決まったか否かを判断する。即ち電子レベル
用標尺2のパターンの像のある列位置を検索するもので
ある。そしてS4でエリアセンサ151の列の位置が決
まっていないと判断した場合には、S5に進み1列分取
り出して、演算処理手段16がフーリエ変換を行う。そ
してS6では演算処理手段16のパターン認識部166
6が、クロックに近似したスペクトルパターンがあるか
否かを判断する。即ち図4に示す電子レベル用標尺2の
パターン像によるパワースペクトルのパターンが出現す
るか否かをパターン認識により判断するものである。S
6で、パターン認識部1666がクロックに近似したス
ペクトルパターンを認識した場合には、S7に進み、そ
のエリアセンサ151の列をRAM164に記憶し、S
2に戻る。
ロックに近似したスペクトルパターンを認識しない場合
には、S8に進み、全ての列を見たか否かを判断する。
S8で全ての列を見たと判断した場合には、S2に戻
り、全ての列を見ていないと判断した場合には、S5に
戻る様になっている。
が決まったと判断した場合には、S9に進み、前回のデ
ータと比較し、フーリエ変換の変換出力レベルがピーク
を越えたか判断する。S9でフーリエ変換の変換出力レ
ベルが最大値を越えたと判断した場合には、S10に進
んで、合焦制御部1665が、駆動部17を制御してイ
ンターナルレンズ112を停止させる。またS9で、フ
ーリエ変換の変換出力レベルが最大値を越えないと判断
した場合には、S2に戻る様になっている
停止させた後、S11に進み、合焦制御部1665が、
駆動部17を駆動させてインターナルレンズ112を近
方から無限大に向かって前回の位置から低速移動させ
る。この移動はS1に比較して低速な移動であり精密調
整を行うことができる。次にS12ではエリアセンサ1
51よりデータを取り込み、S13では演算処理手段1
6がフーリエ変換を行う。そしてS14では、前回のデ
ータと比較し、フーリエ変換の変換出力レベルがピーク
を越えたか判断する。S14でフーリエ変換の変換出力
レベルが最大値を越えたと判断した場合には、合焦した
こととなり、S15に進んで合焦制御部1665が、駆
動部17を制御してインターナルレンズ112を停止さ
せる。S14でフーリエ変換の変換出力レベルがピーク
を越えないと判断した場合には、S12に戻り合焦制御
を継続する様になっている。
換出力レベルの最大値を検索することにより、合焦制御
を行うことができる。この変形例は、合焦制御部166
5が粗いステップにより得られたフーリエ変換出力レベ
ルに基づき、概略の合焦位置を求め、その後、細かいス
テップにより得られたフーリエ変換出力レベルに基づき
精密調整を行う様になっており、高速に合焦制御を行う
ことができる。
フーリエ変換出力レベルから直線近似により出力ピーク
を仮想して制御する様になっている。
ンA及び第2パターンBのみを用い、第3パターンRを
用いることなく、検出した2種類のパターンに相当する
信号からそれぞれの波長を求めることにより、第1パタ
ーンAの信号と第2パターンBの信号とを識別して測定
を行なうこともできる。
は、合焦制御を除き、従来技術の数値演算処理が行われ
るので、説明を省略する。
ピッチで配列されたパターンを有した標尺を視準し高低
差を自動的に求める電子レベルにおいて、該パターンの
像を形成するための合焦光学系を含む望遠鏡光学系と、
この望遠鏡光学系からの光を受け、前記パターンを信号
に変換するための光電変換器と、この光電変換器上に該
パターンを形成させるための合焦部と、前記光電変換器
の出力をフーリエ変換するための信号処理部と、この信
号処理部の出力レベルに基づき、前記合焦部の制御を行
うための合焦制御部とから構成されているので、新規な
合焦ユニットを必要とせず、合焦部に駆動部が追加する
のみで自動合焦制御を行うことができ、構成が簡潔とな
ってコスト安となるという卓越した効果がある。
である。
ある。
ある。
る。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】測長方向に等ピッチで配列されたパターン
を有した標尺を視準し高低差を自動的に求める電子レベ
ルにおいて、該パターンの像を形成するための合焦光学
系を含む望遠鏡光学系と、この望遠鏡光学系からの光を
受け、前記パターンを信号に変換するための光電変換器
と、この光電変換器上に該パターンを形成させるための
合焦部と、前記光電変換器の出力をフーリエ変換するた
めの信号処理部と、この信号処理部の出力レベルに基づ
き、前記合焦部の制御を行うための合焦制御部とから構
成されている電子レベル。 - 【請求項2】合焦制御部は、合焦部が遠方から近方にか
けて、或は、近方から遠方にかけて、焦点位置を移動さ
せて得られた信号処理部の出力レベルに基づき、合焦制
御することを特徴とする請求項1記載の電子レベル。 - 【請求項3】合焦制御部は、粗いステップにより得られ
たフーリエ変換出力レベルに基づき、概略の合焦位置を
求め、その後、細かいステップにより得られたフーリエ
変換出力レベルに基づき精密調整を行う様に構成されて
いる請求項1記載の電子レベル。 - 【請求項4】合焦制御部は、信号処理部の出力レベルか
ら直線近似により出力ピークを仮想して制御する様に構
成されている請求項3記載の電子レベル。
Priority Applications (4)
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