JP3316627B2 - ガイドギブの取付構造及び取付方法 - Google Patents
ガイドギブの取付構造及び取付方法Info
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Description
を利用する基礎工事用機械の作業装置を、リーダに設け
られたガイドパイプに沿って案内するために、ガイドパ
イプとの係合部材として作業装置に取付けられるガイド
ギブの取付構造及び取付方法に関する。
れるように、ハンマーやオーガ等の作業装置1にガイド
ギブ取付フレーム2を溶接固着し、該ガイドギブ取付フ
レーム2にボルト3にてガイドギブ4,4を着脱可能に
設けており、作業装置1をリーダ5に装着するときに、
ガイドギブ4の一方をガイドギブ取付フレーム2から外
して、作業装置1をクレーンにて吊り上げてリーダ5前
面に近づけ、ガイドギブ取付フレーム2に取付けておい
たガイドギブ4をガイドパイプ6に係合させた後、取外
したガイドギブ4をボルト3に位置合わせして、ガイド
ギブ取付フレーム2に取付けていた。
では、取外したガイドギブが重いので作業者に大きな負
担がかかり、別のクレーンを用意する場合もある。ま
た、ボルトの締付けは、トルクレンチの柄に延長の棒を
取付けて人力で締付けるので、作業の負担が大きく、し
かも、満足な締付けトルクがでているかどうかわからな
い。さらに、ラック式昇降装置で作業装置を昇降させる
構造では、ラックとピニオンの芯合わせを適切にしない
とガイドギブの取付けが難しい。
脱作業を容易にするガイドギブの取付構造及び取付方法
を提供することを目的としている。
ため、本発明のガイドギブの取付構造は、リーダに設け
た上下方向のラックにピニオンを噛合させて昇降するラ
ック式昇降装置を備えた作業装置を、前記ラックの両側
に上下方向に設けた一対のガイドパイプに係合させてリ
ーダに沿って案内するガイドギブの取付構造において、
前記ガイドギブは、上部ガイドギブ装置と下部ガイドギ
ブ装置とに設けられており、前記上部ガイドギブ装置
は、ガイドパイプに係合させたガイドギブを、前記作業
装置とは別体の上部ガイドギブ取付フレームに固着し
て、ストッパにて下降を規制されてガイドパイプに案内
可能に設けられ、前記下部ガイドギブ装置は、前記作業
装置に溶接固着した下部ガイドギブ取付フレームにガイ
ドギブをボルトにて着脱可能に設け、前記上部ガイドギ
ブ取付フレームのピン孔と、前記ラックに前記ピニオン
を噛合せた作業装置のピン孔とを合せて両ピン孔に挿通
する連結ピンにて、上部ガイドギブ装置と作業装置とを
連結し、前記ストッパを取外した後、前記作業装置を上
昇させて下部ガイドギブ装置のガイドギブをガイドパイ
プに係合せしめることを特徴とし、本発明のガイドギブ
の取付方法は、リーダに設けた上下方向のラックにピニ
オンを噛合させて昇降するラック式昇降装置を備えた作
業装置を、前記ラックの両側に上下方向に設けた一対の
ガイドパイプに係合させてリーダに沿って案内するガイ
ドギブの取付方法において、前記作業装置とは別体の上
部ガイドギブ取付フレームにガイドパイプに係合させた
ガイドギブを固着した上部ガイドギブ装置を、ストッパ
にて下降を規制してガイドパイプに案内可能に設け、ボ
ルトにてガイドギブを着脱可能に設けた下部ガイドギブ
取付フレームを溶接固着した下部ガイドギブ装置を有す
る前記作業装置の前記ピニオンを前記ラックに噛合せ
て、前記上部ガイドギブ取付フレームのピン孔と前記作
業装置のピン孔とを合せて両ピン孔に連結ピンを挿通さ
せることにより、前記上部ガイドギブ装置と前記作業装
置とを連結し、前記ストッパを取外した後、前記作業装
置を上昇させて下部ガイドギブ装置のガイドギブをガイ
ドパイプに係合させることを特徴としている。
で作業装置を昇降する基礎工事用機械に適用した一実施
形態例を図1乃至図3に基づいて詳細に説明する。リー
ダ11は、上下方向に左右一対のガイドパイプ12,1
2を設けるとともに、両ガイドパイプ12,12間に、
左右両側に歯を形成した上下方向のラック13を設けて
いる。また、両ガイドパイプ12,12には、ストッパ
14にて下降を規制された上部ガイドギブ装置15が上
下方向に移動可能に設けられている。
とは別体の上部ガイドギブ取付フレーム17に、ガイド
ギブ18,18をガイドパイプ12,12にそれぞれ係
合させて、上部ガイドギブ取付フレーム17のボルト1
9にナット20にて取付けている。このガイドギブ1
8,18の上部ガイドギブ取付フレーム17への取付け
は、大きなインパクトレンチを使って正規の締付けトル
クで行っている。なお、ガイドギブ18,18の上部ガ
イドギブ取付フレーム17への取付けは溶接固着でもよ
い。また、上部ガイドギブ装置15は、輸送時にリーダ
11に係合した状態で運ばれる。
ピニオン21,21を有するとともに、上部ガイドギブ
装置15との連結ピン22が挿入されるピン孔23,2
3と下部ガイドギブ装置24とを備えている。下部ガイ
ドギブ装置24は、従来と同様に、作業装置16に溶接
固着した下部ガイドギブ取付フレーム25に、ガイドギ
ブ26をボルト27にて着脱可能に設けている。
は、図2に示されるように、作業装置16をクレーンの
ワイヤ28で吊り上げて、リーダ11の上部ガイドギブ
装置15の前面に作業装置16を寄せる。そして、作業
装置16を上部ガイドギブ取付フレーム17でガイドし
ながら、作業装置16をリーダ11側にスライドして、
前記ラック13にピニオン21,21を噛合せ、さらに
作業装置16をスライドさせて上部ガイドギブ取付フレ
ーム17のピン孔17a,17aと作業装置16のピン
孔23,23とを合せ、図3に示されるように、上部ガ
イドギブ装置15と作業装置16とを連結ピン22で連
結し、ストッパ14を取外す。その後、作業装置16を
上昇させて下部ガイドギブ装置24のガイドギブ26を
ガイドパイプ12,12に係合させる。なお、作業装置
16をリーダ11から取外す作業は、上記と逆の手順で
行う。
1に装着できるから、ガイドギブ18,18を上部ガイ
ドギブ取付フレーム17へ取付けるボルト締め作業がな
く、作業者の負担が軽減する。また、ガイドギブ18,
18の上部ガイドギブ取付フレーム17への取付けが正
規の締付けトルクで締まっているかの心配がない。さら
に、ラック式昇降装置で作業装置を昇降する構造である
ため、ラック13とピニオン21,21の芯合わせがや
り易い。
ブの取付構造及び取付方法によれば、ガイドギブをガイ
ドパイプに係合させた状態で、正規の締付けトルクでも
って、作業装置とは別体の上部ガイドギブ取付フレーム
に取付け、該上部ガイドギブ取付フレームに作業装置を
ピンにて連結するので、作業装置をリーダに装着する際
に、ガイドギブをガイドギブ取付フレームへ取付けるボ
ルト締め作業がなく、作業者の負担が軽減する。また、
ガイドギブが正規の締付けトルクで締まっているかの心
配がない。
例を示す断面図である。
る。
る。
ある。
図である。
ギブ装置、16…作業装置、17…上部ガイドギブ取付
フレーム、18…ガイドギブ、19…ボルト、20…ナ
ット
Claims (2)
- 【請求項1】 リーダに設けた上下方向のラックにピニ
オンを噛合させて昇降するラック式昇降装置を備えた作
業装置を、前記ラックの両側に上下方向に設けた一対の
ガイドパイプに係合させてリーダに沿って案内するガイ
ドギブの取付構造において、前記ガイドギブは、上部ガ
イドギブ装置と下部ガイドギブ装置とに設けられてお
り、前記上部ガイドギブ装置は、ガイドパイプに係合さ
せたガイドギブを、前記作業装置とは別体の上部ガイド
ギブ取付フレームに固着して、ストッパにて下降を規制
されてガイドパイプに案内可能に設けられ、前記下部ガ
イドギブ装置は、前記作業装置に溶接固着した下部ガイ
ドギブ取付フレームにガイドギブをボルトにて着脱可能
に設け、前記上部ガイドギブ取付フレームのピン孔と、
前記ラックに前記ピニオンを噛合せた作業装置のピン孔
とを合せて両ピン孔に挿通する連結ピンにて、上部ガイ
ドギブ装置と作業装置とを連結し、前記ストッパを取外
した後、前記作業装置を上昇させて下部ガイドギブ装置
のガイドギブをガイドパイプに係合せしめることを特徴
とするガイドギブの取付構造。 - 【請求項2】 リーダに設けた上下方向のラックにピニ
オンを噛合させて昇降するラック式昇降装置を備えた作
業装置を、前記ラックの両側に上下方向に設けた一対の
ガイドパイプに係合させてリーダに沿って案内するガイ
ドギブの取付方法において、前記作業装置とは別体の上
部ガイドギブ取付フレームにガイドパイプに係合させた
ガイドギブを固着した上部ガイドギブ装置を、ストッパ
にて下降を規制してガイドパイプに案内可能に設け、ボ
ルトにてガイドギブを着脱可能に設けた下部ガイドギブ
取付フレームを溶接固着した下部ガイドギブ装置を有す
る前記作業装置の前記ピニオンを前記ラックに噛合せ
て、前記上部ガイドギブ取付フレームのピン孔と前記作
業装置のピン孔とを合せて両ピン孔に連結ピンを挿通さ
せることにより、前記上部ガイドギブ装置と前記作業装
置とを連結し、前記ストッパを取外した後、前記作業装
置を上昇させて下部ガイドギブ装置のガイドギブをガイ
ドパイプに係合させることを特徴とするガイドギブの取
付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07337599A JP3316627B2 (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | ガイドギブの取付構造及び取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000265465A JP2000265465A (ja) | 2000-09-26 |
JP3316627B2 true JP3316627B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=13516386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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JP (1) | JP3316627B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6651253B2 (ja) * | 2016-03-15 | 2020-02-19 | 日本車輌製造株式会社 | 杭打機のオーガ着脱方法及びオーガ着脱用のサポート治具 |
JP7446951B2 (ja) | 2020-08-26 | 2024-03-11 | 日本車輌製造株式会社 | 杭打機の作業装置取付用治具 |
-
1999
- 1999-03-18 JP JP07337599A patent/JP3316627B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JP2000265465A (ja) | 2000-09-26 |
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