JP3316580B2 - ガスバッグモジュールのケーシングおよびこのケーシングを用いたガスバッグモジュール - Google Patents

ガスバッグモジュールのケーシングおよびこのケーシングを用いたガスバッグモジュール

Info

Publication number
JP3316580B2
JP3316580B2 JP29771296A JP29771296A JP3316580B2 JP 3316580 B2 JP3316580 B2 JP 3316580B2 JP 29771296 A JP29771296 A JP 29771296A JP 29771296 A JP29771296 A JP 29771296A JP 3316580 B2 JP3316580 B2 JP 3316580B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
gas bag
section
shaped cross
anchor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29771296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09164898A (ja
Inventor
シュテファン・ボーン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KS Automobil Sicherheitstechnik GmbH
Original Assignee
KS Automobil Sicherheitstechnik GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KS Automobil Sicherheitstechnik GmbH filed Critical KS Automobil Sicherheitstechnik GmbH
Publication of JPH09164898A publication Critical patent/JPH09164898A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3316580B2 publication Critical patent/JP3316580B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/207Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in vehicle seats
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/217Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together
    • B60R21/2171Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together specially adapted for elongated cylindrical or bottle-like inflators with a symmetry axis perpendicular to the main direction of bag deployment, e.g. extruded reaction canisters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車両の乗員保
護システム用ですぐに取付けることができるガスバッグ
モジュールをガス発生器およびガスバッグならびに場合
によっては保護カバー、蓋部材、固定手段などと共に構
成するために、少くともガス発生器およびガスバッグが
収容されるケーシングおよびこのケーシングを用いたガ
スバッグモジュールに関し、さらに詳細には、ほゞU字
形の断面を有する主体部材と2個のほゞ平坦な側端部材
とを備え、上記主体部材は長さ方向にほゞ同一の断面を
有し、上記側端部材は上記主体部材の長さ方向に沿って
配された連絡手段によって上記主体部材に結合されてい
るケーシングおよびこのケーシングを用いたガスバッグ
モジュールに関し、自走車両の助手席などの同乗者の保
護システム用のガスバッグモジュールのケーシングおよ
びこのケーシングを用いたガスバッグモジュールに適用
するのに最適なものである。なお、上記ガス発生器が主
として圧縮空気を発生する場合には、上記ガスバッグモ
ジュールは、通常、エアバッグモジュールと呼ばれる。
【0002】
【従来の技術】エアバッグモジュールは、自走車両メー
カー側から同乗者席にも特別装備として提供されたり、
あるいはまた、標準装備として製造ラインで組み込まれ
る傾向が近来ますます強まっている。その際、顧客に対
してさらなる安全性をできるだけ低価格で提供するため
に、上述のようなエアバッグモジュールを低コストで製
造する努力が払われている。この目的のために、エアバ
ッグモジュールのあらゆる構成要素が精確に分析されて
コスト節減の可能性が検討されている。そして、エアバ
ッグモジュール用のケーシングにおけるコストの節減
は、従来からの時には狭隘でかつ曲折した組み込み受け
入れ環境への適応を探る方針を放棄し、エアバッグモジ
ュールをむしろ逆に車両ボディの該当領域、殊に計器盤
に製造ライン上で組み込むことにより実現可能となるこ
とが判明した。このようにして多車種の適用範囲につい
て統一的なケーシングを創ることにより、大量生産によ
るコスト・メリットが得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に述べたガスバッグモジュールのケーシングにおいて上
述の視点を考慮し、機能的な欠点を有することがなく、
できるだけ簡単かつ低コストで製造可能であると共に、
できるだけ軽量であるケーシングおよびこのケーシング
を用いたガスバッグモジュールを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、総括的には、
自走車両の乗員保護システム用ですぐに取付けることが
できるガスバッグモジュールをガス発生器およびガスバ
ッグならびに場合によっては保護カバー、蓋部材、固定
手段などと共に構成するために、少くともガス発生器お
よびガスバッグが収容されるケーシングであって、上記
ケーシングはほゞU字形の断面を有する主体部材と2個
のほゞ平坦な側端部材とを備え、上記主体部材は長さ方
向にほゞ同一の断面を有し、上記側端部材は上記主体部
材の長さ方向に沿って配された連結手段によって上記主
体部材に結合されているケーシングにおいて、上記連結
手段は連結棒または連結アンカ(すなわち、長手状連結
部材)と好ましくはナットとを含み、上記ガスバッグな
らびに場合によっては上記保護カバーまたは上記蓋部材
が上記連結手段によって固定されている。
【0005】
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】本発明においては、主体部材は比較的単純
なかつ非常に合理的に製造可能な断面形状を有する材料
から得られる。そして、この主体部材の断面形状はもち
ろんガスバッグモジュールのケーシングの要求に適合し
ている。
【0010】また、本発明においては、主体部材が金属
薄板製材料から構成されていれば、上記ケーシングは雨
樋の場合と同様にして製造することができる。すなわ
ち、本発明の一つの実施態様によれば、上記主体部材は
底部がほゞ半円形であるほゞU字形の断面を有する金属
薄板製材料を長さ方向に対してほゞ垂直に切断、分離し
て得られる切断片から成り、上記金属薄板製材料の上縁
部は、外側に折り曲げられると共に、上記金属薄板製材
料のほゞ垂直な側面板部には、上記側面板部から上記ほ
ゞ半円形の底部へと移る箇所の少し上方である第1の位
置と、上記折り曲げ箇所と上記第1の位置との中間であ
る第2の位置とに、ほぼ半円形の断面をそれぞれ有しか
つ外側に向ってそれぞれ開口している上側および下側の
内向き凹部がそれぞれ設けられ、これら上側および下側
の内向き凹部には、上記連結棒または上記連結アンカが
それぞれ受け入れられる。
【0011】また、本発明においては、上記凹部は、こ
の凹部に受け入れられる上記連結棒または上記連結アン
カが上記側面板部の外側面とほゞ共通な平面を形成すよ
うな寸法形状を有することができる。
【0012】また、本発明の別の実施態様によれば、上
記主体部材は金属薄板製の材料を長さ方向に対してほゞ
垂直に切断、分離して得られる切断片から成り、上記側
端部材はこの側端部材が結合される主体部材の断面形状
に適合するほゞ平坦な金属薄板部分を有すると共に、こ
の金属薄板部分の縁部が上記主体部材に嵌合するために
ほゞ直角に屈曲している。
【0013】また、本発明においては、上記側端部材
は、上記ガス発生器を収容するのに必要な開口と、端部
がねじ切りされた上記連結棒または上記連結アンカのた
めの4個の孔とを有することができる。
【0014】また、本発明においては、上記ガスバッグ
および上記保護カバーの一方または両方を上記ケーシン
グに固定するために、上記ガスバッグおよび上記保護カ
バーの一方または両方の端部が上記連結棒または上記連
結アンカの周囲に巻き付けられかつ上記連結棒または上
記連結アンカと上記主体部材との間に挟み込まれて締め
付けられるように構成されていてよい。
【0015】また、本発明の別の実施態様によれば、底
部がほゞ半円形であるほゞU字形の断面を有する上記金
属薄板製材料は上縁部がかなりの幅でもって外側に折り
曲げられて二重縁部を構成し、上記金属薄板製材料のほ
ゞ垂直な側面板部はそのほゞ中間の位置における段差を
介して上半部が拡張され、長さ方向に延びる開口が上記
二重縁部に設けられ、上記連結手段は、基部とこの基部
の上端にその中央部分が連なっている屋根部とからほゞ
T字形の断面を有するように構成されかつ上記主体部材
の全長にわたって延びる2本の内側梁部材と、上記主体
部材の全長にわたって延びかつ上記主体部材の上記二重
縁部の上記開口に対応する開口を備えかつほゞU字形の
断面を有する2本の外側梁部材と、上記側端部材を貫通
している2本の連結棒または連結アンカとを備え、上記
内側梁部材の上記基部は、上記連結棒または上記連結ア
ンカを受け入れるために長さ方向に延びる開口を有しか
つ上記主体部材の上記二重縁部の上記開口に挿通されて
この開口から少し突出し、上記ガスバッグの端部および
上記蓋部材の取り付け部の一方または両方は、上記主体
部材の全長にわたって上記連結棒または上記連結アンカ
を用いて上記内側梁部材と上記主体部材との間または上
記外側梁部材と上記主体部材との間に挟み込まれて締め
付けられるように構成されている。
【0016】
【0017】この場合、上記内側梁部材は折り曲げられ
た金属薄板製の材料から成り、この内側梁部材の上記基
部はその自由端部がほぼ半円形であるほゞU字形の断面
を有するように構成され、上記ほぼU字状の断面を有す
る基部の上記ほぼ半円形の自由端とは反対側である開口
側の端部が上記屋根部に連なるように構成されていてよ
い。
【0018】また、上記外側梁部材もまた折り曲げられ
た金属薄板製の材料から成り、この外側梁部材に打ち抜
きにより上記開口が形成されていてよい。
【0019】また、本発明のさらに別の実施態様によれ
ば、上記主体部材は塊状または粉粒状固体原料を押出成
形した底部がほゞ半円形であるほゞU字形の断面を有す
る材料を長さ方向に対してほぼ垂直に切断、分離して得
られる切断片から成り、上記底部をほゞ半円形の屋根状
に被いかつ開口を備えた中間壁が上記主体部材に設けら
れ、ほゞ垂直な側面板部はそのほゞ中間の位置における
段差を介して上半部が拡張され、上記主体部材の上端部
はほゞU字形の断面を有していて外側が閉塞された室を
形成し、この外側閉塞室の内側壁には長さ方向に延びる
開口が設けられ、この開口が上記ほぼU字状の断面を有
する上端部のほぼ半円形の外側部とは反対側にある開口
部によって構成され、上記連結手段は、基部とこの基部
の上端にその中央部分が連なっている屋根部とからほゞ
T字形の断面を有するように構成された2本の内側梁部
材と、2本の連結棒または連結アンカとを含み、上記内
側梁部材の上記基部は、上記連結棒または上記連結アン
カを収容するために長さ方向に延びる孔を備え、上記内
側梁部材の上記基部は、上記外側閉塞室の内側壁のうち
の上記開口が設けられている区域のみで長さ方向に延び
ている。
【0020】
【0021】本発明の別の実施態様によれば、上記主体
部材のほゞ垂直な側面板部はそのほゞ中間の位置におい
て外側にほゞ直角に張り出したフランジを備え、このフ
ランジの上方に位置する壁領域は、ほゞ閉塞した室を形
成し、この閉塞室の外側壁には長さ方向に延びる開口が
設けられ、上記連結手段は、基部とこの基部の上端にそ
の中央部分が連なっている屋根部とからほゞT字形の断
面を有するように構成された2本の外側梁部材と、2本
の連結棒または連結アンカとを含み、上記外側梁部材の
上記基部は、上記連結棒または上記連結アンカを収容す
るために長さ方向に延びる孔を備え、上記外側梁部材の
上記基部は、上記閉塞室の外側壁のうちの上記開口が設
けられている区域のみで長さ方向に延びている。
【0022】
【0023】また、本発明の上記別の実施態様および上
記さらに別の実施態様においては、上記ガスバッグの端
部および上記蓋部材の取り付け部が、上記連結棒または
上記連結アンカを用いて上記梁部材と上記主体部材の上
部領域との間に一緒に挟み込まれて締め付けられるよう
に構成されていてよい。
【0024】また、本発明においては、上記蓋部材の上
記取り付け部はその先端に外向きまたは内向きの屈曲部
を有し、上記主体部材の上記二重縁部または上記梁部材
はこの屈曲部に係合し得るように構成されていてよい。
【0025】また、本発明においては、上記梁部材は塊
状または粉粒状固体原料を押出成形した材料から構成す
ることができる。
【0026】また、本発明においては、上記連結棒また
は上記連結アンカはそれぞれ自動ねじ切り棒(すなわ
ち、セルフタッピング棒)であってもよい。
【0027】また、本発明においては、上記梁部材のぞ
れぞれは上記側端部材の一方および他方と一体成形され
ていてよい。
【0028】また、本発明においては、上記側端部材は
上記ガスバッグモジュールを計器盤または車両ボディに
固定する手段を備えていてよい。
【0029】さらに、本発明においては、以上に述べた
ケーシングにガス発生器およびガスバッグならびに場合
によっては保護カバー、蓋部材、固定手段などを装着す
ることによりガスバッグモジュールを構成することがで
きる。
【0030】以上、本発明の基本思想に基づいて既述の
課題をすべて解決する種々の実施態様について述べた。
上記ケーシングの主体部材は、いずれの場合も、長尺で
あるために低コストで製造可能な材料の切断片から構成
され、この材料の断面形状は多様な要求に適合すること
ができる。上記主体部材、側端部材およびこの主体部材
の長さ方向に延びている連結棒または連結アンカなどの
連結手段を合計しても、少ない部品点数でもってケーシ
ングを構成することができ、このケーシングは大きな手
間を要せずにガスバッグおよびガス発生器ならびに場合
によっては保護カバーおよび蓋部材の一方または両方
連結手段により組み込んでエアバッグモジュールを構成
することができる。
【0031】本発明における格別な利点は、上記連結手
段が4本または2本の連結棒または連結アンカに削減さ
れたことと、エアバッグ、保護カバーおよび蓋部材の固
定手段を別途用意する必要がなくなったこととである。
また、ガスバッグモジュールを自走車両のボディに固定
する取付用金具を用意する必要がある場合には、この取
付用金具は上記連結手段を用いてこのエアバッグモジュ
ールに同様に固定することも可能である。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図1〜5を参照しながら説明する。図1は本発明の
第1の実施例によるガスバッグモジュールの断面図であ
る。図2は図1に示すガスバッグモジュールの外観図で
ある。図3は本発明の第2の実施例によるガスバッグモ
ジュールのケーシングの断面図である。図4は本発明の
第3の実施例によるガスバッグモジュールのケーシング
の断面図である。図5は本発明の第4の実施例によるガ
スバッグモジュールのケーシングの断面図である。
【0033】本発明の第1の実施例によるガスバッグモ
ジュールを示す図1において、ケーシング1の主体部材
2は、金属薄板製の材料をその長さ方向に対してほゞ垂
直に切断、分離して得られる切断片から成っている。こ
の主体部材2は、底部がほゞ半円形であるほゞU字形の
断面を有しかつほゞ垂直な側面板部10の上縁部9が外
側に折り曲げられている。さらに、これらの側面板部1
0はそれぞれ2個の凹部11、12を備えている。これ
らの凹部11、12は、ほゞ半円形の断面を有し、エア
バッグモジュールが所定の位置に配置されるときにテン
ション手段(すなわち、連結手段)を構成するテンショ
ンロッド(すなわち、連結棒)4を受け入れる。
【0034】図2に示すように、ケーシング1の一方の
側端部材3はガス発生器16を収容するための一方の開
口15を有している。開口15の上方にはガスバッグ6
が折り畳まれて配置され、このガスバッグ6の上には保
護ガバー7が被せられている。ガスバッグ6および保護
カバー7は連結棒4の周囲に巻き付けることができる材
料からなる巻き付け端部17、18を有している。
【0035】図2に示すガスバッグモジュールの外観図
から明らかなように、ケーシング1の左右一対の側端部
材3のほゞ直角に曲げられた縁部13はそれぞれ主体部
材2に嵌合している。ガス発生器16を固定するための
他方の開口14は他方の側端部材3に設けられている。
この場合、連結手段を構成している連結棒4の両端部に
はねじが切られ、これらの両端部にそれぞれナット5が
ねじ込まれている。なお、連結棒4は自動ねじ切り(セ
ルフタッピング)されるものであってもよい。
【0036】以下、図3〜図5に示す第2〜第4の実施
例について説明するが、以下に説明する点を除いて、こ
れら第2〜第4の実施例についても、第1の実施例に関
する上述の記載が同様に該当する。
【0037】図3に示す第2の実施例では、主体部材2
aはやはり底部がほゞ半円形であるほゞU字形の断面を
有する金属薄板製の材料から成り、この主体部材2aの
上縁部はかなりの幅でもって外側に折り曲げられて二重
縁部19を構成している。この主体部材2aのほゞ垂直
な側面板部20はそのほゞ中間の位置における段差を介
して上半部が拡張され、長さ方向に延びる開口(すなわ
ち、スリット)21が二重縁部19に設けられている。
この場合、テンション手段(すなわち、連結手段)は、
主体部材2aの全長にわたって延びかつほゞT字形の断
面を有する2本の内側梁部材22と、同じく主体部材2
aの全長にわたって延びかつこの主体部材2aの開口2
1に対応する開口23を備えかつほゞU字形の断面を有
する2本の外側梁部材24と、左右一対の側端部材3を
それぞれ貫通している2本のテンションアンカ(すなわ
ち、連結アンカ)25とを備えている。内側梁部材22
の基部26は、連結アンカ25を受け入れるために長さ
方向に延びる開口27を有しかつ主体部材2aの二重縁
部19の開口21に挿通されてこの開口21から少し突
出している。ガスバッグの端部28および蓋部材8の取
り付け部29の一方または両方は、主体部材2aの全長
にわたって連結アンカ25を用いて内側梁部材22と主
体部材2aとの間(または外側梁部材24と主体部材2
aとの間)に挟み込まれて締め付けられている。これら
の端部28、取り付け部29、梁部材22、24および
連結アンカ25は、主体部材2aの全長にわたって上記
締め付け領域において充分に大きな応力を発生させるこ
とができる。
【0038】図4に示す第3の実施例では、主体部材2
bは、塊状または粉粒状原料を押出成形した材料から成
り、底部30がほゞ半円形であるほゞU字形の断面を有
している。上記底部30をほゞ半円形の屋根状に被いか
つ開口32を備えた中間壁31が設けられている。ほゞ
垂直な側面板部33はそのほゞ中間の位置における段差
34を介して上半部が拡張されている。ほゞU字形の断
面を有する上縁部35は外側が閉塞された室36を形成
している。この外側閉塞室36の内側壁には長さ方向に
延びる開口37が設けられている。この第3の実施例で
は、テンション手段(すなわち、連結手段)はほゞT字
形の断面を有する2本の内側梁部材38と2本の連結ア
ンカ39とを含み、内側梁部材38の基部40は、連結
アンカ39を収容するために長さ方向に延びる孔41を
備えかつ外側閉塞室36の内側壁のうちの開口37が設
けられている区域のみで長さ方向に延びている。ガスバ
ッグの端部48および蓋部材8の取り付け部49の両方
は、内側梁部材38と主体部材2bの上部領域との間に
共通に挟み込まれて締め付けられている。その際、蓋部
材8の取り付け部49はその先端部50が梁部材38の
先端部に係合している。
【0039】図5に示す第4の実施例でも、主体部材2
cはやはり塊状または粉粒状原料を押出成形した材料か
ら成り、図4に示す第3の実施例と同様に底部30がほ
ゞ半円形であるほゞU字形の断面を有している。ほゞ垂
直な側面板部33はそのほゞ中間の高さ位置において外
側にほゞ直角に張り出したフランジ42を備え、このフ
ランジ42の上方に位置する壁領域は、細長い断面を有
しかつほゞ閉塞した室43を形成し、この閉塞室43の
外側壁には長さ方向に延びる開口44が設けられてい
る。テンション手段(すなわち、連結手段)はほゞT字
形の断面を有する2本の外側梁部材45と2本の連結ア
ンカ46とを含み、外側梁部材45の基部は連結アンカ
46を収容するために長さ方向に延びる孔47を備えか
つ閉塞室43の外側壁のうちの開口44が設けられてい
る区域のみで長さ方向に延びている。ガスバッグの端部
48および蓋部材8の取り付け部49の両方は連結アン
カ46を用いて外側梁部材45と主体部材2cの上部領
域との間に挟み込まれて締め付けられている。この締め
付けられている取り付け部49はその先端に外向きの屈
曲部50を有し、この屈曲部50が梁部材45の先端部
に係合している。また、蓋部材8の取り付け部49は二
つの部分から成っていてもよい。この場合、取り付け部
49は外側部53と内側部52とこれらの両者を連結し
ているつなぎ部51とが一体形成され、組み立てられた
状態では外側部53と内側部52とがガスバッグの端部
48を挟み込んで締め付けている。この場合でも、材料
の弾性を利用して上記締め付け領域全体において充分に
大きな応力を発生させることができる。
【0040】
【発明の効果】本発明は、上述のような構成であるか
ら、機能的欠点を有することがなく、できるだけ簡単か
つ低コストで製造可能であると共に、できるだけ軽量で
あるガスバッグモジュールのケーシングを提供すること
ができる。そして、このようなケーシングを用いたガス
バッグモジュールを自走車両の助手席などの座席に標準
装備として組み込むことにより顧客に対してさらなる安
全性をできるだけ低価格で提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるガスバッグモジュ
ールの断面図である。
【図2】図2に示すガスバッグモジュールの外観図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施例によるガスバッグモジュ
ールのケーシングの断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例によるガスバッグモジュ
ールのケーシングの断面図である。
【図5】本発明の第4の実施例によるガスバッグモジュ
ールのケーシングの断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 主体部材 2a 主体部材 2b 主体部材 2c 主体部材 3 側端部材 4 連結アンカ 5 ナット 6 ガスバッグ 7 保護カバー 8 蓋部材 9 上縁部 10 側面板部 11 凹部 12 凹部 13 縁部 14 開口 15 開口 16 ガス発生器 17 巻き付け端部 18 巻き付け端部 19 二重縁部 20 側面板部 21 開口 22 内側梁部材 23 開口 24 外側梁部材 25 連結アンカ 26 基部 27 開口 28 端部 29 取り付け部 30 底部 31 中間壁 32 開口 33 側面板部 34 段差 35 上縁部 36 外側閉塞室 37 開口 38 内側梁部材 39 連結アンカ 40 基部 41 孔 42 フランジ 43 閉塞室 44 開口 45 外側梁部材 46 連結アンカ 47 孔 49 取り付け部 50 屈曲部
フロントページの続き (72)発明者 シュテファン・ボーン ドイツ連邦共和国63773ゴルトバッハ・ リンゼングラーベン18 (56)参考文献 特開 平7−69165(JP,A) 特開 平7−101305(JP,A) 特開 平6−32193(JP,A) 特開 平7−125597(JP,A) 実開 平5−26676(JP,U) 実開 平5−56677(JP,U) 実開 平5−58515(JP,U) 登録実用新案3013185(JP,U) 登録実用新案3011543(JP,U) 登録実用新案3014035(JP,U)

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自走車両の乗員保護システム用ですぐに取
    付けることができるガスバッグモジュールをガス発生器
    およびガスバッグならびに場合によっては保護カバー、
    蓋部材、固定手段などと共に構成するために、少くとも
    ガス発生器およびガスバッグが収容されるケーシングで
    あって、 上記ケーシング1はほゞU字形の断面を有する主体部材
    2と2個のほゞ平坦な側端部材3とを備え、 上記主体部材2は長さ方向にほゞ同一の断面を有し、 上記側端部材3は上記主体部材2の長さ方向に沿って配
    された連結手段4、5によって上記主体部材2に結合さ
    れているケーシングにおいて、 上記連結手段は連結棒または連結アンカ4を含み、 上記ガスバッグ6ならびに上記保護カバー7が上記連結
    手段によって固定されており、 上記主体部材2は底部がほゞ半円形であるほゞU字形の
    断面を有する金属薄板製の材料を長さ方向に対してほゞ
    垂直に切断、分離して得られる切断片から成り、上記金
    属薄板製材料の上縁部9は、外側に折り曲げられると共
    に、 上記金属薄板製材料のほゞ垂直な側面板部10には、上
    記側面板部10から上記ほゞ半円形の底部へと移る箇所
    の少し上方である第1の位置と、上記折り曲げ箇所と上
    記第1の位置との中間である第2の位置とに、ほぼ半円
    形の断面をそれぞれ有しかつ外側に向ってそれぞれ開口
    している下側および上側の内向き凹部12、11がそれ
    ぞれ設けられ、 これら下側および上側の内向き凹部12、11には、上
    記連結棒または連結アンカがそれぞれ受け入れられる
    ことを特徴とするガスバッグモジュールのケーシング。
  2. 【請求項2】上記凹部12、11は、これらの凹部
    2、11に受け入れられる上記連結棒または連結アンカ
    が上記側面板部10の外側面とほゞ共通な平面を形成
    するような寸法形状を有していることを特徴とする請求
    項1のケーシング。
  3. 【請求項3】自走車両の乗員保護システム用ですぐに取
    付けることができるガスバッグモジュールをガス発生器
    およびガスバッグならびに場合によっては保護カバー、
    蓋部材、固定手段などと共に構成するために、少くとも
    ガス発生器およびガスバッグが収容されるケーシングで
    あって、 上記ケーシング1はほゞU字形の断面を有する主体部材
    2と2個のほゞ平坦な側端部材3とを備え、 上記主体部材2は長さ方向にほゞ同一の断面を有し、 上記側端部材3は上記主体部材2の長さ方向に沿って配
    された連結手段によって上記主体部材2に結合されてい
    るケーシングにおいて、 上記連結手段は連結棒または連結アンカ25を含み、 上記ガスバッグ6ならびに場合によっては上記保護カバ
    ー7または上記蓋部材8が上記連結手段によって固定さ
    れており、 上記主体部材2aは底部がほゞ半円形であるほゞU字形
    の断面を有する金属薄板製の材料を長さ方向に対してほ
    ゞ垂直に切断、分離して得られる切断片から成り、 上記金属薄板製材料は上縁部がかなりの幅でもって外側
    に折り曲げられて二重縁部19を構成し、 上記金属薄板製材料のほゞ垂直な側面板部20はそのほ
    ゞ中間の位置における段差を介して上半部が拡張され、 長さ方向に延びる開口21が上記二重縁部19に設けら
    れ、 上記連結手段は、基部26とこの基部26の上端にその
    中央部分が連なっている屋根部とからほゞT字形の断面
    を有するように構成されかつ上記主体部材2aの全長に
    わたって延びる2本の内側梁部材22と、上記主体部材
    2aの全長にわたって延びかつ上記主体部材2aの上記
    二重縁部19の上記開口21に対応する開口23を備え
    かつほゞU字形の断面を有する2本の外側梁部材24
    と、上記側端部材3を貫通している2本の上記連結棒
    たは連結アンカ25とを備え、 上記内側梁部材22の上記基部26は、上記連結棒また
    連結アンカ25を受け入れるために長さ方向に延びる
    開口27を有しかつ上記主体部材2aの上記二重縁部1
    9の上記開口21に挿通されてこの開口21から少し突
    出し、 上記ガスバッグの端部28および上記蓋部材8の取り付
    け部29の一方または両方は、上記主体部材2aの全長
    にわたって上記連結棒または連結アンカ25を用いて上
    記内側梁部材22と上記主体部材2aとの間または上記
    外側梁部材24と上記主体部材2aとの間に挟み込まれ
    て締め付けられるように構成されていることを特徴とす
    るガスバッグモジュールのケーシング。
  4. 【請求項4】上記内側梁部材22は折り曲げられた金属
    薄板製の材料から成り、 この内側梁部材22の上記基部26はその自由端部がほ
    ぼ半円形であるほゞU字形の断面を有するように構成さ
    れ、 上記ほぼU字形の断面を有する基部26の上記ほぼ半円
    形の自由端部とは反対側である開口側の端部が上記屋根
    部に連なるように構成されていることを特徴とする請求
    項3のケーシング。
  5. 【請求項5】上記外側梁部材24は折り曲げられた金属
    薄板製の材料から成り、 この外側梁部材24に打ち抜きにより上記開口23が形
    成されていることを特徴とする請求項3のケーシング。
  6. 【請求項6】自走車両の乗員保護システム用ですぐに取
    付けることができるガスバッグモジュールをガス発生器
    およびガスバッグならびに場合によっては保護カバー、
    蓋部材、固定手段などと共に構成するために、少くとも
    ガス発生器およびガスバッグが収容されるケーシングで
    あって、 上記ケーシング1はほゞU字形の断面を有する主体部材
    2と2個のほゞ平坦な側端部材3とを備え、 上記主体部材2は長さ方向にほゞ同一の断面を有し、 上記側端部材3は上記主体部材2の長さ方向に沿って配
    された連結手段によって上記主体部材2に結合されてい
    るケーシングにおいて、 上記連結手段は連結棒または連結アンカ39を含み、 上記ガスバッグ6ならびに場合によっては上記保護カバ
    ー7または上記蓋部材8が上記連結手段によって固定さ
    れており、 上記主体部材2bは塊状または粉粒状固体原料を押出成
    形した底部30がほゞ半円形であるほゞU字形の断面を
    有する材料を長さ方向に対してほゞ垂直に切断、分離し
    て得られる切断片から成り、 上記底部30をほゞ半円形の屋根状に被いかつ開口32
    を備えた中間壁31が上記主体部材2bに設けられ、 ほゞ垂直な側面板部33はそのほゞ中間の位置における
    段差を介して上半部が拡張され、 上記主体部材2bの上端部35はほゞU字形の断面を有
    していて外側が閉塞された室36を形成し、 この外側閉塞室36の内側壁には長さ方向に延びる開口
    37が設けられ、 この開口37が上記ほぼU字形の断面を有する上端部の
    ほぼ半円形の外側部とは反対側にある開口部によって構
    成され、 上記連結手段は、基部40とこの基部40の上端にその
    中央部分が連なっている屋根部とからほゞT字形の断面
    を有するように構成された2本の内側梁部材38と、2
    本の上記連結棒または連結アンカ39とを含み、 上記内側梁部材38の上記基部40は、上記連結棒また
    連結アンカ39を収容するために長さ方向に延びる孔
    41を備え、 上記内側梁部材38の上記基部40は、上記外側閉塞室
    36の内側壁のうちの上記開口37が設けられている区
    域のみで長さ方向に延びていることを特徴とするガスバ
    ッグモジュールのケーシング。
  7. 【請求項7】自走車両の乗員保護システム用ですぐに取
    付けることができるガスバッグモジュールをガス発生器
    およびガスバッグならびに場合によっては保護カバー、
    蓋部材、固定手段などと共に構成するために、少くとも
    ガス発生器およびガスバッグが収容されるケーシングで
    あって、 上記ケーシング1はほゞU字形の断面を有する主体部材
    2と2個のほゞ平坦な側端部材3とを備え、 上記主体部材2は長さ方向にほゞ同一の断面を有し、 上記側端部材3は上記主体部材2の長さ方向に沿って配
    された連結手段によって上記主体部材2に結合されてい
    るケーシングにおいて、 上記連結手段は連結棒または連結アンカ46を含み、 上記ガスバッグ6ならびに場合によっては上記保護カバ
    ー7または上記蓋部材8が上記連結手段によって固定さ
    れており、 上記主体部材2cは塊状または粉粒状固体原料を押出成
    形した底部30がほゞ半円形であるほゞU字形の断面を
    有する材料を長さ方向に対してほゞ垂直に切断、分離し
    て得られる切断片から成り、 上記底部30をほゞ半円形の屋根状に被いかつ開口32
    を備えた中間壁31が上記主体部材2cに設けられ、 上記主体部材2cのほゞ垂直な側面板部33はそのほゞ
    中間の位置において外側にほゞ直角に張り出したフラン
    ジ42を備え、 このフランジ42の上方に位置する壁領域は、ほゞ閉塞
    した室43を形成し、 この閉塞室43の外側壁には長さ方向に延びる開口44
    が設けられ、 上記連結手段は、基部とこの基部の上端にその中央部分
    が連なっている屋根部とからほゞT字形の断面を有する
    ように構成された2本の外側梁部材45と、2本の上記
    連結棒または連結アンカ46とを含み、 上記外側梁部材45の上記基部は、上記連結棒または
    結アンカ46を収容するために長さ方向に延びる孔47
    を備え、 上記外側梁部材45の上記基部は、上記閉塞室43の外
    側壁のうちの上記開口44が設けられている区域のみで
    長さ方向に延びていることを特徴とするガスバッグモジ
    ュールのケーシング。
  8. 【請求項8】上記ガスバッグの端部48および上記蓋部
    材8の取り付け部49が、上記連結棒または連結アンカ
    39、46を用いて上記梁部材38、45と上記主体部
    材2b、2cの上部領域との間に一緒に挟み込まれて締
    め付けられるように構成されていることを特徴とする請
    求項6または7のケーシング。
  9. 【請求項9】上記蓋部材8の上記取り付け部29、49
    はその先端に外向きまたは内向きの屈曲部50を有し、 上記主体部材2a、2b、2cの上記二重縁部19また
    は上記梁部材38、45はこの屈曲部50に係合し得る
    ように構成されていることを特徴とする請求項3〜8の
    うちのいずれか1つのケーシング。
  10. 【請求項10】上記梁部材38、45は塊状または粉粒
    状固体原料を押出成形した材料から成ることを特徴とす
    る請求項6〜9のうちのいずれか1つのケーシング。
  11. 【請求項11】上記梁部材38、45のそれぞれは上記
    側端部材3の一方および他方と一体成形されていること
    を特徴とする請求項6〜10のうちのいずれか1つのケ
    ーシング。
  12. 【請求項12】上記側端部材3はこの側端部材3が結合
    される主体部材2の断面形状に適合するほゞ平坦な金属
    薄板部分を有すると共に、 この金属薄板部分の縁部13は上記主体部材2に嵌合す
    るためにほゞ直角に屈曲していることを特徴とする請求
    項1〜11のうちのいずれか1つのケーシング。
  13. 【請求項13】上記側端部材3は、上記ガス発生器16
    を収容するのに必要な開口14、15と、端部がねじ切
    りされた上記連結棒または連結アンカ4、25、39、
    40のための4個の孔とを有することを特徴とする請求
    項12のケーシング。
  14. 【請求項14】上記ガスバッグ6および上記保護カバー
    7の一方または両方を上記ケーシング1に固定するため
    に、上記ガスバッグ6および上記保護カバー7の一方ま
    たは両方の端部17、18が上記連結棒または連結アン
    4、25、39、46の周囲に巻き付けられかつ上記
    連結棒または連結アンカ4、25、39、46と上記主
    体部材2との間に挟み込まれて締め付けられるように構
    成されていることを特徴とする請求項13のケーシン
    グ。
  15. 【請求項15】上記連結棒または連結アンカ4、25、
    39、46はそれぞれ自動ねじ切り棒であることを特徴
    とする請求項1〜14のうちのいずれか1つのケーシン
    グ。
  16. 【請求項16】上記側端部材3は上記ガスバッグモジュ
    ールを計器盤または車両ボディに固定する手段を備えて
    いることを特徴とする請求項1〜15のうちのいずれか
    1つのケーシング。
  17. 【請求項17】上記請求項1〜16のうちのいずれか1
    つのケーシングにガス発生器16およびガスバッグなら
    びに場合によっては保護カバー7、蓋部材8、固定手段
    などを装着することにより構成されているガスバッグモ
    ジュール。
JP29771296A 1995-10-19 1996-10-21 ガスバッグモジュールのケーシングおよびこのケーシングを用いたガスバッグモジュール Expired - Fee Related JP3316580B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19538871A DE19538871A1 (de) 1995-10-19 1995-10-19 Airbag-Gehäuse
DE19538871.2 1995-10-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09164898A JPH09164898A (ja) 1997-06-24
JP3316580B2 true JP3316580B2 (ja) 2002-08-19

Family

ID=7775221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29771296A Expired - Fee Related JP3316580B2 (ja) 1995-10-19 1996-10-21 ガスバッグモジュールのケーシングおよびこのケーシングを用いたガスバッグモジュール

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5735542A (ja)
EP (1) EP0769426B1 (ja)
JP (1) JP3316580B2 (ja)
KR (1) KR970020762A (ja)
BR (1) BR9605163A (ja)
CA (1) CA2188314A1 (ja)
DE (2) DE19538871A1 (ja)
ES (1) ES2175008T3 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19609532A1 (de) * 1996-03-11 1997-09-18 Mst Automotive Gmbh Beifahrer-Airbag Einbau-Modul
CA2256497C (en) 1997-03-26 2003-07-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Interior member having an airbag door section for use in vehicles, and its molding method
DE19718211A1 (de) * 1997-04-30 1998-11-12 Mst Automotive Gmbh Umhüllung für Beifahrer-Airbag-Modul
JPH1148896A (ja) * 1997-08-06 1999-02-23 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 車両用エアバッグ装置
JP4120132B2 (ja) * 1999-08-19 2008-07-16 タカタ株式会社 エアバッグ装置及びそのケース
US6290252B1 (en) * 1999-12-10 2001-09-18 Trw Inc. Air bag module
JP2001322523A (ja) * 2000-05-11 2001-11-20 Takata Corp 助手席用エアバッグ装置及びその設置構造
JP4672370B2 (ja) * 2002-12-05 2011-04-20 ケース ウエスタン リザーブ ユニバーシティ 虚血の細胞ベースの治療
US20050104338A1 (en) * 2003-11-19 2005-05-19 Quin Soderquist Applique film airbag cover
US7874574B2 (en) * 2005-11-01 2011-01-25 Chrysler Group Llc Arrangement for retaining an airbag housing and cover
DE102006034740B4 (de) * 2006-07-24 2010-07-29 Takata-Petri Ag Vorrichtung zur Fixierung eines an einem Halterahmen befestigten Gassacks in einem Gehäuse eines Beifahrerairbagmoduls
JP5032354B2 (ja) 2008-01-31 2012-09-26 本田技研工業株式会社 自動二輪車のエアバッグ装置
DE102008056946A1 (de) * 2008-11-07 2010-05-12 Takata-Petri Ag Airbagmodul mit einem Gassack und einem an einem Modulgehäuse befestigbaren Rohrgasgenerator
US9789836B2 (en) * 2015-09-01 2017-10-17 GM Global Technology Operations LLC Ring bracket for snap-lock engagement verification

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4941678A (en) * 1989-06-29 1990-07-17 Morton Thiokol, Inc. Lightweight reaction can for passenger inflators
DE9110293U1 (ja) * 1991-08-20 1991-09-26 Trw Repa Gmbh, 7077 Alfdorf, De
JP2605539B2 (ja) * 1992-01-21 1997-04-30 豊田合成株式会社 エアバツグ装置
US5344182A (en) * 1992-02-24 1994-09-06 Morton International, Inc. Air bag retention in inflatable restraint systems
US5263739A (en) * 1992-12-28 1993-11-23 General Motors Corporation Air bag module
ES2141798T3 (es) * 1993-04-12 2000-04-01 Autoliv Asp Inc Caja de reaccion de un sistema de retencion inflable con camara de inflador integrada.
DE4340999A1 (de) * 1993-12-02 1995-06-08 Petri Ag Gassack-Aufprall-Schutzeinrichtungen für Kraftfahrzeuge
US5435595A (en) * 1994-01-14 1995-07-25 Morton International, Inc. Passenger side airbag module having lengthened reaction canister
US5441705A (en) * 1994-03-14 1995-08-15 Morton International, Inc. Combined reaction can and inflator with extruded generant
US5435596A (en) * 1994-05-09 1995-07-25 Morton International, Inc. Passenger airbag module deployment door attachment system
US5484165A (en) * 1994-08-12 1996-01-16 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Air bag module
DE4444834A1 (de) * 1994-12-16 1996-06-20 Opel Adam Ag Airbagmodul
US5490689A (en) * 1995-01-05 1996-02-13 Morton International, Inc. Reaction can to cover joining method

Also Published As

Publication number Publication date
EP0769426A2 (de) 1997-04-23
KR970020762A (ko) 1997-05-28
ES2175008T3 (es) 2002-11-16
US5735542A (en) 1998-04-07
BR9605163A (pt) 1998-07-14
EP0769426A3 (de) 1999-12-15
CA2188314A1 (en) 1997-04-20
DE59608993D1 (de) 2002-05-08
DE19538871A1 (de) 1997-04-24
JPH09164898A (ja) 1997-06-24
EP0769426B1 (de) 2002-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3316580B2 (ja) ガスバッグモジュールのケーシングおよびこのケーシングを用いたガスバッグモジュール
JP3021413B2 (ja) 車両用エアバッグ装置
US4296907A (en) Support assembly for an exhaust system of a motor vehicle
US5542691A (en) Exterior seat back mounted side impact airbag module assembly
US6209907B1 (en) Device for fixing a gas bag in its folded position and a side gas bag module
EP0820907A2 (en) Side impact airbag module with extruded cover
US20070181332A1 (en) Wire harness grommet
GB2281259A (en) Vehicle air bag cover construction.
US4750824A (en) Protected rearview mirror assembly
JPH02175433A (ja) 液体タンク
JP3683797B2 (ja) 乗員用ガスバッグモジュール
JPH0143649B2 (ja)
JPS6317771Y2 (ja)
US5979930A (en) Gas bag module
JP2000001150A (ja) 自動車のバンパ装置
JP2005306103A (ja) 車両用ロールバー構造
JP4338063B2 (ja) 防音ユニットの取付構造
KR970065219A (ko) 승객 에어백 설치용 모듈
JP4535930B2 (ja) 格子用止め具
JP2556740Y2 (ja) ワイヤハーネス固定装置
KR200237501Y1 (ko) 지프형 차량의 프로텍트 바 고정용 브라켓트
JP2597710Y2 (ja) 自動車用ルーフサイドウエザストリップ
JPH0346994Y2 (ja)
JP3837911B2 (ja) トリム取付構造
JP2005075251A (ja) 車両の前部車体構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees